JP7034127B2 - 表示制御プログラム、表示制御装置、表示制御方法及び表示制御システム - Google Patents

表示制御プログラム、表示制御装置、表示制御方法及び表示制御システム Download PDF

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本発明は、表示制御プログラム、表示制御装置、表示制御方法及び表示制御システムに関する。
従来、利用が利用する端末装置、若しくは、店舗に設置された店舗端末を用いて、各種の決済を行う決済サービスの技術が知られている。このような技術の一例として、利用者が利用する端末装置に各種の所定のコードを表示させ、表示させた所定のコードを店舗端末が読み出すことで、決済を実現する発明が提案されている。
特許第6513861号公報
しかしながら、上述した従来技術では、ユーザビリティを向上させる余地がある。
例えば、上述した従来技術では、スマートフォン等、移動通信網に接続可能な端末装置に決済用の所定のコードを表示させる。このため、従来技術では、決済時にスマートフォンを鞄やポケットから取り出したりする必要がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、所定のコードを用いた決済におけるユーザビリティを改善することができる表示制御プログラム、表示制御装置、表示制御方法、表示制御システム、表示制御方法及び表示制御プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る表示制御プログラムは、所定の決済サービスに対する認証済みの端末装置との間で相互に認証を行う認証手順と、前記認証手順により前記端末装置との間で相互に認証が行われた場合は、前記決済サービスを利用する際に用いる所定のコードを表示可能とする表示制御手順とをコンピュータに実行させる。
実施形態の一態様によれば、所定のコードを用いた決済におけるユーザビリティを改善することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る表示制御装置が実行する表示制御処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る表示制御装置が表示する表示例を示す図である。 図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図4は、実施形態に係る利用者データベースの一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る端末装置の構成例を示す図である。 図6は、実施形態に係るウェアラブルデバイスの構成例を示す図である。 図7は、実施形態に係る表示制御装置が実行する表示制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図8は、表示制御装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る表示制御プログラム、表示制御装置、表示制御方法、表示制御システム、表示制御方法及び表示制御プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る表示制御プログラム、表示制御装置、表示制御方法、表示制御システム、表示制御方法及び表示制御プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.表示制御装置が示す表示制御処理の一例〕
図1を用いて、実施形態に係る表示制御装置200が実行する表示制御処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る表示制御装置200が実行する表示制御処理の一例を示す図である。表示制御装置200は、所定の決済サービスに対する認証済みの端末装置との間で相互に認証が行われた場合は、決済サービスを利用する際に用いる所定のコードを表示可能とする。
以下では、表示制御装置200の一例が、利用者U1によって利用されるウェアラブルデバイス200である場合を挙げて説明する。図1の例では、ウェアラブルデバイス200は、腕時計型のウェアラブルデバイスである。なお、ウェアラブルデバイス200は、腕時計型のウェアラブルデバイス以外のウェアラブルデバイスでもあってもよく、任意のウェアラブルデバイスが採用可能である。
また、ここでいう決済サービスとは、電子決済サービス等である。例えば、電子決済サービスとは、商品またはサービスの料金及び代金の決済を、硬貨や紙幣などの現金ではなく、現金に対応する価値を有するデータの送受信などの電子的な手段で決済を行う決済サービスである。
例えば、電子決済サービスとは、バーコードによる決済、二次元コードによる決済、QRコード(Quick Response Code)(登録商標)決済、電子マネーを利用した決済又はクレジットカードを利用したカード決済等である。以下では、バーコードによる決済、二次元コードによる決済又はQRコード決済を含む所定のコードによる決済について例を挙げて説明する。
以下、図1を用いて、ウェアラブルデバイス200による表示制御処理の一例を流れに沿って説明する。なお、利用者U1によって利用される端末装置100と、ウェアラブルデバイス200とが、所定のコードを表示する及び読取る機能を有するアプリケーションであって、電子決済サービスに関するアプリケーションである決済アプリAを予めインストールしているものとして説明する。以下では、ウェアラブルデバイス200により決済アプリAを介して所定のコードが表示される例を挙げて説明する。
図1に示すように、利用者U1によって商品が購入された場合に、又は、利用者U1によってサービスが利用された場合に、店舗で決済アプリAを用いて決済処理を行う例を挙げて説明する。例えば、利用者U1は、予め決済アプリAを介して所定の金額を入金しているものとする。
なお、ここでいう店舗とは、商品及びサービスを提供する店舗である。例えば、店舗とは、商品を販売する実際の店舗や、モール等の複合施設に位置する店舗等である。また、例えば、ここでいうサービスとは、利用者によって実際の店舗を介して利用されたサービス等である。
まず、図1に示すように、ウェアラブルデバイス200は、決済アプリAを用いて決済処理を行うために、利用者U1の認証の要求を端末装置100に行う(ステップS1)。続いて、端末装置100は、利用者U1の認証の要求を情報処理装置10に行う(ステップS2)。
続いて、情報処理装置10は、利用者U1に関する認証が成功した場合に、認証トークンを端末装置100に配信する(ステップS3)。ここでいう認証トークンとは、認証に関する情報である認証情報を示す。例えば、認証トークンとは、各種文字列や、利用者に関する情報である利用者情報と発行日時とからハッシュ関数によって生成されたハッシュ値等である。
そして、ウェアラブルデバイス200は、端末装置100と相互認証を行う(ステップS4)。このように、ウェアラブルデバイス200は、決済処理の安全性を担保したうえで、利用者に所定のコードを用いた決済処理を提供できる。
具体的には、ウェアラブルデバイス200は、所定の決済サービスに対する認証済みの端末装置100との間で相互に認証を行う。例えば、ウェアラブルデバイス200は、ペアリングに関する従来技術を用いることで、端末装置100と相互認証を行う。
続いて、端末装置100は、決済アプリAを用いて決済処理を行うための認証トークンをウェアラブルデバイス200に提供する(ステップS5)。例えば、ウェアラブルデバイス200は、端末装置100との間で相互認証が行われた場合に、端末装置100を介して、決済アプリAの決済処理に用いるトークンを取得する。一方、ウェアラブルデバイス200は、決済アプリAの決済処理に利用可能なトークンが取得されていない場合に、端末装置100との認証を行うように要求する画面を表示させる。
そして、ウェアラブルデバイス200は、利用者U1による決済アプリAを介して決済操作を受付ける(ステップS6)。例えば、ウェアラブルデバイス200は、決済アプリAを介して、予め入金していた金額の残高や、過去に決済処理を行ったことにより取得された企業通貨等を表示する。そして、ウェアラブルデバイス200は、利用者U1による決済操作である所定の操作により決済アプリAを介した決済処理を実行する。なお、ここでいう所定の操作とは、如何なる操作であってもよく、例えば、タップ又はダブルタップ等である。
また、ウェアラブルデバイス200に表示される項目は、上記例に限定されなくともよく、任意の項目が表示されてもよい。また、ウェアラブルデバイス200に表示される項目は、残高のみを表示する、企業通貨のみを表示する、又は残高と企業通貨とを表示しないといったように利用者U1によって適宜選択できるように設定されてもよい。
なお、実施形態は、上記例に限定されなくともよい。例えば、ウェアラブルデバイス200は、端末装置100側における認証がきれた場合に、端末装置100を認証するようにウェアラブルデバイス200に端末装置100に関する認証情報を表示してもよい。
続いて、ウェアラブルデバイス200は、認証トークンを端末装置100に提供する(ステップS7)。そして、端末装置100は、認証トークンを用いて所定のコードの発行の要求を行う(ステップS8)。続いて、情報処理装置10は、所定のコードを端末装置100に発行する(ステップS9)。
そして、端末装置100は、所定のコードをウェアラブルデバイス200に提供する(ステップS10)。具体的には、ウェアラブルデバイス200は、取得したトークンを用いて、所定のコードを取得する。
例えば、ウェアラブルデバイス200は、所定のコードを発行する情報処理装置10と端末装置100を介した通信を行うことにより、所定のコードを取得する。例えば、ウェアラブルデバイス200は、端末装置100の位置情報取得機能を用いて、情報処理装置10と通信を行うことにより、所定のコードを取得する。
また、例えば、ウェアラブルデバイス200は、所定のコードを発行する情報処理装置10と直接通信を行うことにより、所定のコードを取得する。例えば、ウェアラブルデバイス200は、セルラー通信等の通信技術を用いて、情報処理装置10と直接通信を行うことにより、所定のコードを取得する。
なお、実施形態は、上記例に限定されなくともよい。例えば、ウェアラブルデバイス200は、所定のコードを表示させるごとに認証トークンを必要としてもよい。例えば、ウェアラブルデバイス200は、更新操作が行われた場合に、認証トークンを新規に取得し、取得した認証トークンを用いて所定のコードを取得してもよい。ここで、ウェアラブルデバイス200は、認証トークンが有効な期間内である場合、端末装置100側から、所定のコードが適宜提供されてもよい。
また、例えば、情報処理装置10は、ウェアラブルデバイス200と直接通信する場合、端末装置100とウェアラブルデバイス200とごとに認証を行い、端末装置100とウェアラブルデバイス200との両方で認証された場合に、認証トークンを送信してもよい。一方で、情報処理装置10は、端末装置100を介さない場合には、認証トークンを発行できないようにしてもよい。
続いて、ウェアラブルデバイス200は、所定のコードを表示する(ステップS11)。具体的には、ウェアラブルデバイス200は、端末装置100との間で相互に認証が行われた場合は、決済サービスを利用する際に用いる所定のコードを表示可能とする。
より具体的には、ウェアラブルデバイス200は、決済対象となる店舗に設置された店舗端末300に読み込ませることで決済サービスを介した決済を行うための所定のコードを表示可能とする。
例えば、ウェアラブルデバイス200は、各種表示態様に応じて、所定のコードを表示させる。例えば、ウェアラブルデバイス200は、所定のコードとしてバーコードを表示する場合に、バーコードの規定を満たす余白とともにバーコードを画面上に表示させる。
例えば、ウェアラブルデバイス200は、所定のコードが表示された画面に対して利用者U1が所定の操作として、画面を長押しした場合に、新たな所定のコードを表示させる。なお、ここでいう所定の操作とは、長押し以外の操作であってもよく、例えば、タップ又はダブルタップ等であってもよい。
例えば、ウェアラブルデバイス200は、決済アプリAに利用可能な所定のコードであって、取得してから一定期間の間、利用可能な所定のコードを表示させるとともに、所定のコードが利用可能な残り時間を表示させる。例えば、ウェアラブルデバイス200は、端末装置100が決済アプリAにおける認証を停止した場合に、所定のコードの表示を取りやめる。
そして、店舗の店員によって利用される店舗端末300は、所定のコードを読取る(ステップS11)。ここで、図2を用いて、店舗端末300が、ウェアラブルデバイス200によって表示された所定のコードを読取る例を説明する。図2は、実施形態に係る表示制御装置200が表示する表示例を示す図である。図2に示すように、ウェアラブルデバイス200は、所定のコードとして、バーコードBC1を表示する。
具体的には、ウェアラブルデバイス200は、画面上に所定のコードとしてバーコードを表示する場合、肘を曲げた状態で画面を閲覧した場合における画面の上下方向にバーコードの長尺側が配置されるように、バーコードを表示させる。
例えば、図2の例では、ウェアラブルデバイス200は、バーコードBC1を、ウェアラブルデバイス200のバンドに対して平行な向きに表示する。この場合、利用者U1は、ウェアラブルデバイス200に表示されたバーコードBC1を提示する。そして、店舗端末300は、バーコードリーダを用いて、バーコードBC1を読取る。
このように、ウェアラブルデバイス200は、バーコードBC1を店舗端末300が有するバーコードリーダで読取りやすい位置に表示するため、利用者のユーザビリティを高めることができる。
図1に戻り、実施形態に係る表示制御処理の一例を説明する。店舗端末300は、所定のコードに関する情報と決済に関する情報である決済情報とを情報処理装置10に送信する(ステップS13)。例えば、店舗端末300は、所定のコードに対応付けられた端末装置のID(Identifier)と、商品を購入した場合に支払われる金額又はサービスを利用した場合に支払われる金額であって、店員によって入力された金額に関する情報とを情報処理装置10に送信する。
続いて、情報処理装置10は、所定のコードに関する情報と決済情報とに基づいて、決済処理を行う(ステップS14)。そして、情報処理装置10は、決済結果を店舗端末300に通知する(ステップS15)。
続いて、情報処理装置10は、決済結果を端末装置100に送信する(ステップS16)。そして、端末装置100は、決済結果をウェアラブルデバイス200に送信する(ステップS17)。
例えば、ウェアラブルデバイス200は、所定のコードを用いた決済が行われた場合に、端末装置100を介して、情報処理装置10から決済が行われた旨の通知を受信する。例えば、ウェアラブルデバイス200は、所定のコードを用いた決済が行われた場合に、端末装置100の位置情報取得機能を用いて、情報処理装置10から決済が行われた旨の通知を受信する。
また、例えば、ウェアラブルデバイス200は、所定のコードを用いた決済が行われた場合に、情報処理装置10から決済が行われた旨の通知を受信する。例えば、ウェアラブルデバイス200は、所定のコードを用いた決済が行われた場合に、セルラー通信等の通信技術を用いて、情報処理装置10から決済が行われた旨の通知を受信する。
続いて、ウェアラブルデバイス200は、決済結果を利用者U1に対して通知する(ステップS18)。例えば、ウェアラブルデバイス200は、決済結果を利用者U1に対して通知する際に、所定の音を通知することで、決済結果を利用者U1に対して通知する。
なお、実施形態は、上記通知例に限定されない。例えば、ウェアラブルデバイス200は、所定の文字列として、「決済完了しました!」といった文字列を表示することで、決済結果を利用者U1に対して通知してもよい。例えば、ウェアラブルデバイス200は、所定の音とともに、所定の文字列を表示することで、決済結果を利用者U1に対して通知してもよい。また、端末装置100も、ウェアラブルデバイス200と同時に決済結果を利用者U1に対して通知してもよいし、端末装置100だけが決済結果を利用者U1に対して通知してもよい。
また、例えば、認証トークンは、有効期限を有してもよい。この場合、認証トークンは、タイマを有し、時間を計測してもよい。例えば、認証トークンのタイマは、認証トークンを用いて所定のコードが発行されてから、時間を計測し始めてもよい。この場合、ウェアラブルデバイス200は、認証トークンのタイマにより計測された計測時間と有効期限とが一致した場合、所定のコードを表示することはできるが、決済はできなくなってもよい。また、ウェアラブルデバイス200は、上記例に限定されなくともよく、認証トークンのタイマにより計測された計測時間と有効期限とが一致した場合、所定のコードを表示できないようにしてもよい。
このように、実施形態に係る表示制御装置200は、所定の決済サービスに対する認証済みの端末装置との間で相互に認証を行う。そして、ウェアラブルデバイス200は、端末装置との間で相互に認証が行われた場合は、決済サービスを利用する際に用いる所定のコードを表示可能とする。これにより、実施形態に係る表示制御装置200は、所定のコードを用いた決済におけるユーザビリティを改善することができる。
この点について説明する。図1及び図2の例では、ウェアラブルデバイス200は、端末装置100と相互認証を行う。このように、ウェアラブルデバイス200は、決済処理の安全性を担保したうえで、利用者に所定のコードを用いた決済処理を提供できる。そして、ウェアラブルデバイス200は、端末装置100との間で相互に認証が行われた場合に、決済サービスを利用する際に用いる所定のコードを表示可能とする。
このとき、ウェアラブルデバイス200は、バーコードBC1を、ウェアラブルデバイス200のバンドに対して平行な向きに表示する。これにより、ウェアラブルデバイス200は、バーコードBC1を店舗端末300が有するバーコードリーダで読取りやすい位置に表示するため、利用者のユーザビリティを高めることができる。したがって、ウェアラブルデバイス200は、ユーザビリティを改善することで、所定のコード決済の利用を促進させることができる。
〔2.表示制御システムの構成〕
次に、図3を用いて、実施形態に係る表示制御システムの構成について説明する。図3は、実施形態に係る表示制御システムの構成例を示す図である。表示制御システムは、利用者が利用する端末装置100と、利用者が装着するウェアラブルデバイス200とを有する。また、表示制御システムは、所定の決済サービスに対する認証を端末装置100が行った場合は、端末装置100とウェアラブルデバイス200との間で相互に認証を行わせる。そして、表示制御システムは、端末装置100とウェアラブルデバイス200との間で相互に認証が行われた場合は、決済サービスを利用する際に用いる所定のコードをウェアラブルデバイス200に表示させる。
図3に示すように、表示制御システムは、端末装置100と、店舗端末300と、情報処理装置10と、ウェアラブルデバイス200とを含む。端末装置100、店舗端末300、情報処理装置10及びウェアラブルデバイス200は、ネットワークNを介して有線又は無線により通信可能に接続される。なお、図3に示す表示制御システムには、複数台の端末装置100や、複数台の店舗端末300や、複数台の情報処理装置10や、複数台のウェアラブルデバイス200が含まれてもよい。
実施形態に係る端末装置100は、ブラウザに表示されるウェブページやアプリケーション用のコンテンツ等のコンテンツにアクセスする利用者によって利用される情報処理装置である。例えば、端末装置100は、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PCや、タブレット端末や、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等である。
また、端末装置100は、GPS(Global Positioning System)センサ等の機能を有し、利用者の位置情報(センサ情報)を検知し、取得するものとする。また、端末装置100は、通信を行っている基地局の位置情報や、WiFi(登録商標)(Wireless Fidelity)の電波を用いて利用者の位置情報を推定し、取得してもよい。
なお、端末装置100は、3G(Generation)、4G、LTE(Long Term Evolution)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)等の無線通信網や、NFC(Near Field Communication)、Bluetooth(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)等の近距離無線通信を介してネットワークNに接続し、各種装置と通信する。例えば、端末装置100は、近距離無線通信を介してウェアラブルデバイス200と通信する。
実施形態に係る店舗端末300は、店員によって利用される情報処理装置であり、例えば、所定のコードを読取ることができるコードリーダ(例えば、バーコードリーダ等)を備える情報処理装置である。例えば、店舗端末STは、POS(Point of sale system)端末等である。
なお、店舗端末300は、端末装置100と同様の情報処理装置でもよく、例えば、デスクトップ型PCや、ノート型PCや、タブレット端末や、携帯電話機や、PDA等であってもよい。また、店舗端末300は、所定のコードを読取るためのカメラを備えてもよい。
実施形態に係る情報処理装置10は、決済に関する認証処理と、決済処理とを行う情報処理装置であり、例えば、サーバ装置等により実現される。例えば、情報処理装置10は、各種決済を行う前に、端末装置100の認証を行う。そして、情報処理装置10は、各種決済が決定した場合、店舗端末300と連携して決済処理を実行する。
実施形態に係るウェアラブルデバイス200は、例えば、情報処理装置等により実現される。具体的には、ウェアラブルデバイス200は、所定の決済サービスに対する認証済みの端末装置との間で相互に認証を行う。そして、ウェアラブルデバイス200は、端末装置との間で相互に認証が行われた場合は、決済サービスを利用する際に用いる所定のコードを表示可能とする。
なお、ウェアラブルデバイス200は、3G、4G、LTE、GSM等の無線通信網や、NFC、Bluetooth、無線LAN等の近距離無線通信を介してネットワークNに接続し、各種装置と通信する。例えば、ウェアラブルデバイス200は、近距離無線通信を介して端末装置100と通信する。
〔3.情報処理装置の構成〕
また、図3を用いて、実施形態に係る情報処理装置10の構成について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理装置10の構成例を示す図である。図3に示すように、情報処理装置10は、通信部20と、記憶部30と、制御部40とを有する。
(通信部20について)
通信部20は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部20は、ネットワークNと有線又は無線で接続され、端末装置100と、ウェアラブルデバイス200と、店舗端末300との間で情報の送受信を行う。
(記憶部30について)
記憶部30は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部30は、利用者データベース31を有する。
(利用者データベース31について)
実施形態に係る利用者データベース31は、利用者情報を記憶する。例えば、利用者情報は、利用者の氏名、利用者の属性情報、利用者の興味関心及び趣味趣向に関する情報、利用者の位置情報又はネットワーク上の利用者の行動情報等を含む。
なお、ここでいうネットワーク上の利用者の行動情報とは、例えば、インターネットショッピング又は電子商店街や、オークションサービスや、フリーマーケットサービスにおける商品等の購買履歴等である。また、例えば、ネットワーク上の利用者の行動情報とは、ネットワーク上で提供されるサービス等の利用履歴、コンテンツの閲覧履歴等である各種履歴に関する情報等である。
ここで、図4に、実施形態に係る利用者データベース31の一例を示す。図4に示した例では、利用者データベース31は、「利用者ID」、「利用者情報」、「残高」、「認証用情報」、「発行済みトークン」、「トークン有効期限」、「発行済みコード」、「コード有効期限」といった項目を有する。
「利用者ID」は、利用者を識別する識別子である。「利用者情報」は、「利用者ID」に対応付けられた利用者情報である。「残高」は、「利用者ID」に対応付けられた決済アプリAで利用できる金額の残高である。「認証用情報」は、「利用者ID」に対応付けられた端末装置のIDとパスワードとの組合せに関する情報である。
「発行済みトークン」は、「利用者ID」に対応付けられたトークンに関する情報である。「トークン有効期限」は、「利用者ID」に対応付けられたトークンの有効期限に関する情報である。「発行済みコード」は、「利用者ID」に対応付けられた所定のコードに関する情報である。「コード有効期限」は、「利用者ID」に対応付けられた所定のコードの有効期限に関する情報である。
例えば、図4では、利用者IDによって識別された「UID#1」は、利用者情報が「利用者情報#1」であり、残高が「4000円」であり、認証用情報が「認証用情報#1」である。また、例えば、図4では、「UID#1」は、発行済みトークンが「トークン#1」であり、トークン有効期限が「2018/5/12/10:15/00」であり、発行済みコードが「コード#1」であり、コード有効期限が「2018/5/12/10:20/00」である。なお、図4に示した例では、認証用情報等を「認証用情報#1」等の抽象的な符号で表現したが、認証用情報等は、具体的なファイル形式等であってもよい。
(制御部40について)
制御部40は、コントローラ(Controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、情報処理装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部40は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図3に示すように、制御部40は、認証制御部41と、決済制御部42とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部40の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部40が有する各処理部の接続関係は、図3に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(認証制御部41について)
認証制御部41は、各種認証処理における制御を行う。具体的には、認証制御部41は、端末装置100に関する認証処理を制御する。例えば、認証制御部41は、利用者データベース121に記憶される認証用情報である端末装置100のIDや、パスワードを参照して、端末装置100の認証を行う。
(決済制御部42について)
決済制御部42は、各種決済処理における制御を行う。具体的には、決済制御部42は、各種商品の購買、又は、各種サービスの利用に対する決済を制御する。例えば、決済制御部42は、端末装置100から認証トークンを用いて所定のコードの発行要求を受付けた場合に、決済に利用可能な所定のコードを発行する。この場合、決済制御部42は、発行した所定のコード及び所定のコードの有効期限を発行済みコードに関する情報として利用者データベース121に格納する。そして、決済制御部42は、所定のコードが利用された決済処理を行う。
〔4.端末装置の構成〕
次に、図5を用いて、実施形態に係る端末装置100の構成について説明する。図5は、実施形態に係る端末装置100の構成例を示す図である。図5に示すように、端末装置100は、第1通信部110と、第2通信部120と、記憶部130と、制御部140とを有する。
(第1通信部110について)
第1通信部110は、情報処理装置10の通信部20と同一の構成であるため、説明を省略する。
(第2通信部120について)
第2通信部120は、例えば、NFC、Bluetooth、無線LAN等の近距離無線通信NCを介して、ウェアラブルデバイス200との間で情報の送受信を行う。
(記憶部130について)
記憶部130は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部130は、トークン情報131と、コード情報132とを有する。
トークン情報131に記憶されるトークン情報及びコード情報132に記憶されるコード情報は、有効期限に関する情報を含む。なお、トークン情報及びコード情報は、情報処理装置10の利用者データベース31に記憶される発行済みトークン情報及び発行済みコード情報と同一であるため、説明を省略する。
(制御部140について)
制御部140は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、端末装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部140は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図5に示すように、制御部140は、サーバ認証部141と、端末認証部142と、コード取得部143と、通知管理部144とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部140の内部構成は、図5に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部140が有する各処理部の接続関係は、図5に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(サーバ認証部141について)
サーバ認証部141は、各種認証処理を行う。例えば、サーバ認証部141は、情報処理装置10に対して、端末装置100に関する認証を要求する。そして、サーバ認証部141は、情報処理装置10による認証成功時に、認証トークンを受付ける。
(端末認証部142について)
端末認証部142は、各種認証処理を行う。例えば、端末認証部142は、ウェアラブルデバイス200との相互認証を行う。そして、端末認証部142は、ウェアラブルデバイス200との間で相互に認証が行われた場合に、サーバ認証部141によって受付けられた認証トークンをウェアラブルデバイス200に提供する。
(コード取得部143について)
コード取得部143は、各種情報を取得する。例えば、コード取得部143は、認証トークンをウェアラブルデバイス200から取得する。そして、コード取得部143は、認証トークンを用いて、情報処理装置10によって発行された所定のコードを取得する。
(通知管理部144について)
通知管理部144は、各種通知を管理する。例えば、通知管理部144は、コード取得部143によって取得された所定のコードをウェアラブルデバイス200に提供する。例えば、通知管理部144は、決済結果に関する通知をウェアラブルデバイス200に送信する。
〔5.ウェアラブルデバイスの構成〕
次に、図6を用いて、実施形態に係るウェアラブルデバイス200の構成について説明する。図6は、実施形態に係るウェアラブルデバイス200の構成例を示す図である。図6に示すように、ウェアラブルデバイス200は、通信部210と、記憶部220と、制御部230とを有する。
(通信部210について)
通信部210は、端末装置100の第2通信部120と同一の構成であるため、説明を省略する。
(記憶部220について)
記憶部220は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部220は、トークン情報221と、コード情報222とを有する。なお、記憶部220は、端末装置100の記憶部130と同一の構成であるため、説明を省略する。
(制御部230について)
制御部230は、コントローラであり、例えば、CPUやMPU等によって、ウェアラブルデバイス200内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(表示制御プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部230は、コントローラであり、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。
図6に示すように、制御部230は、認証部231と、取得部232と、表示制御部233と、受信部234とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部230の内部構成は、図6に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部230が有する各処理部の接続関係は、図6に示した接続関係に限られず、他の接続関係であってもよい。
(認証部231について)
認証部231は、各種認証処理を行う。具体的には、認証部231は、所定の決済サービスに対する認証済みの端末装置100との間で相互に認証を行う。例えば、認証部231は、ペアリングに関する従来技術を用いることで、端末装置100と相互認証を行う。
(取得部232について)
取得部232(第1取得手順及び第2取得手順の一例に相当)は、各種情報を取得する。具体的には、取得部232(第1取得手順の一例に相当)は、端末装置100との間で相互に認証が行われた場合は、端末装置100を介して、所定の決済サービスに用いるトークンを取得する。
例えば、取得部232は、端末装置100との間で相互認証が行われた場合に、端末装置100を介して、決済アプリAの決済処理に用いるトークンを取得する。一方、取得部232は、決済アプリAの決済処理に利用可能なトークンが取得されていない場合に、端末装置100との認証を行うように要求する画面を表示させる。
また、具体的には、取得部232(第2取得手順の一例に相当)は、取得したトークンを用いて、所定のコードを取得する。例えば、ウェアラブルデバイス200は、所定のコードを発行する情報処理装置10と端末装置100を介した通信を行うことにより、所定のコードを取得する。例えば、ウェアラブルデバイス200は、端末装置100の位置情報取得機能を用いて、情報処理装置10と通信を行うことにより、所定のコードを取得する。
また、例えば、ウェアラブルデバイス200は、所定のコードを発行する情報処理装置10と直接通信を行うことにより、所定のコードを取得する。例えば、ウェアラブルデバイス200は、セルラー通信等の通信技術を用いて、情報処理装置10と直接通信を行うことにより、所定のコードを取得する。
(表示制御部233について)
表示制御部233は、各種表示処理における制御を行う。具体的には、表示制御部233は、端末装置100との間で相互に認証が行われた場合は、決済サービスを利用する際に用いる所定のコードを表示可能とする。
より具体的には、表示制御部233は、決済対象となる店舗に設置された店舗端末300に読み込ませることで決済サービスを介した決済を行うための所定のコードを表示可能とする。
例えば、表示制御部233は、各種表示態様に応じて、所定のコードを表示させる。例えば、表示制御部233は、所定のコードとしてバーコードを表示する場合に、バーコードの規定を満たす余白とともにバーコードを画面上に表示させる。
例えば、表示制御部233は、所定のコードが表示された画面に対して利用者が所定の操作として、画面を長押しした場合に、新たな所定のコードを表示させる。例えば、表示制御部233は、決済アプリAに利用可能な所定のコードであって、取得してから一定期間の間、利用可能な所定のコードを表示させるとともに、所定のコードが利用可能な残り時間を表示させる。例えば、表示制御部233は、端末装置100が決済アプリAにおける認証を停止した場合に、所定のコードの表示を取りやめる。
また、具体的には、表示制御部233は、画面上に所定のコードとしてバーコードを表示する場合、肘を曲げた状態で画面を閲覧した場合における画面の上下方向にバーコードの長尺側が配置されるように、バーコードを表示させる。
例えば、図2の例では、表示制御部233は、バーコードBC1を、ウェアラブルデバイス200のバンドに対して平行な向きに表示する。この場合、利用者U1は、表示制御部233によって表示されたバーコードBC1を提示する。そして、店舗端末300は、バーコードリーダを用いて、バーコードBC1を読取る。
(受信部234について)
受信部234(第1受信手順及び第2受信手順の一例に相当)は、各種情報を受信する。具体的には、受信部234(第1受信手順の一例に相当)は、所定のコードを用いた決済が行われた場合に、端末装置100を介して、情報処理装置10から決済が行われた旨の通知を受信する。例えば、受信部234は、所定のコードを用いた決済が行われた場合に、端末装置100の位置情報取得機能を用いて、情報処理装置10から決済が行われた旨の通知を受信する。
また、例えば、受信部234(第2受信手順の一例に相当)は、所定のコードを用いた決済が行われた場合に、情報処理装置10から決済が行われた旨の通知を受信する。例えば、受信部234は、所定のコードを用いた決済が行われた場合に、セルラー通信等の通信技術を用いて、情報処理装置10から決済が行われた旨の通知を受信する。
〔6.処理手順〕
次に、図7を用いて、実施形態に係る表示制御装置200が実行する表示制御処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る表示制御装置200が実行する表示制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図7に示すように、認証部231は、所定の処理のタイミングを判定する(ステップS101)。そして、認証部231は、所定の処理のタイミングを判定しない場合(ステップS101;No)、所定の処理のタイミングを判定するまで待機する。
一方、認証部231は、所定の処理のタイミングを判定した場合(ステップS101;Yes)、端末装置100と相互認証済みか否かを判定する(ステップS102)。そして、認証部231は、端末装置100と相互認証済みであると判定した場合(ステップS102;Yes)、ステップS104の前まで進む。
一方、認証部231は、端末装置100と相互認証済みではないと判定した場合(ステップS102;No)、情報処理装置10に認証済みの端末装置100と相互認証を行う(ステップS103)。
そして、取得部232は、トークンを取得済みか否かを判定する(ステップS104)。そして、取得部232は、トークンを取得済みであると判定した場合(ステップS104;Yes)、ステップS106の前まで進む。
一方、取得部232は、トークンを取得済みではないと判定した場合(ステップS104;No)、端末装置100を介してトークンを取得する(ステップS105)。そして、取得部232は、決済要求を受付ける(ステップS106)。
そして、取得部232は、決済要求を受付けない場合(ステップS106;No)、ステップS101の前まで戻る。一方、取得部232は、決済要求を受付けた場合(ステップS106;Yes)、端末装置100を介してトークンを情報処理装置10に送信する(ステップS107)。
そして、取得部232は、所定のコードを情報処理装置10から取得する(ステップS108)。そして、表示制御部233は、所定のコードを表示する(ステップS109)。そして、受信部234は、端末装置100から決済成功通知を受信する(ステップS110)。
そして、表示制御部233は、受信部234が端末装置100から決済成功通知を受信しない場合(ステップS110;No)、ステップS110の前まで戻る。一方、表示制御部233は、受信部234が端末装置100から決済成功通知を受信した場合(ステップS110;Yes)、通知を出力する(ステップS111)。
〔7.変形例〕
上述したウェアラブルデバイス200は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、ウェアラブルデバイス200の他の実施形態について説明する。
〔7-1.スタンドアローン型〕
上記実施形態では、端末装置100を介したウェアラブルデバイス200による決済処理を説明したが、上記例に限定されない。例えば、ウェアラブルデバイス200は、情報処理装置10による端末装置100を介した認証に成功した場合に、スタンドアローン型で情報処理装置10と直接通信を行うことにより、決済処理を行ってもよい。
〔7-2.入金処理〕
上記実施形態では、利用者U1が予め決済アプリAを介して所定の金額を入金しているものとして説明したが、上記例に限定されない。例えば、ウェアラブルデバイス200は、利用者U1による決済アプリAを介した所定の金額の入金を受付けてもよい。この場合、ウェアラブルデバイス200は、キーボート等を画面に表示して、利用者から入力を受付けてもよい。
なお、ウェアラブルデバイス200は、上記入力例に限定されなくともよく、如何なる入力操作であってもよい。例えば、ウェアラブルデバイス200は、「1000円」、「2000円」といった所定の金額単位を示す選択ボタン等を画面に表示して、利用者から入力を受付けてもよい。
〔7-3.認証処理〕
上記実施形態では、ウェアラブルデバイス200は、端末装置100との間で相互に認証が行われた場合は、決済サービスを利用する際に用いる所定のコードを表示可能とする表示制御処理の一例を説明したが、上記表示制御処理に限定されない。例えば、ウェアラブルデバイス200は、決済アプリAを利用するためのアイコンを画面上に表示させ、利用者によってアイコンが選択された場合に、端末装置100との間で相互に認証を行ってもよい。
このように、実施形態に係るウェアラブルデバイス200は、アイコンが選択された場合は、端末装置100との間で相互に認証を行うため、簡便に認証操作を行うことができる。これにより、ウェアラブルデバイス200は、会計時に、スムーズに所定のコードを用いた決済を利用者に利用させることができる。
〔7-4.表示制御処理〕
上記実施形態では、ウェアラブルデバイス200は、端末装置100との間で相互に認証が行われた場合は、決済サービスを利用する際に用いる所定のコードを表示可能とする表示制御処理の一例を説明したが、上記表示制御処理に限定されない。例えば、ウェアラブルデバイス200は、現在の位置を示す位置情報を取得し、位置情報が示す位置と、決済サービスを利用可能な店舗との距離が所定の閾値を下回る場合に、所定の表示サイズよりも大きい表示サイズのアイコンを画面上に表示させてもよい。
このように、実施形態に係るウェアラブルデバイス200は、現在の位置を示す位置情報を取得し、位置情報が示す位置と、決済サービスを利用可能な店舗との距離が所定の閾値を下回る場合は、所定の表示サイズよりも大きい表示サイズのアイコンを画面上に表示させるため、所定のコードを用いた決済を利用する機会の損失を防ぐことができる。
〔8.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る端末装置100、ウェアラブルデバイス200、店舗端末300及び情報処理装置10は、例えば図8に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。以下、ウェアラブルデバイス200を例に挙げて説明する。図8は、ウェアラブルデバイス200の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM(Read Only Memory)1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100がネットワークNを介して生成したデータを他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して生成したデータを出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係るウェアラブルデバイス200として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部230の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部220内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置からネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
〔9.その他〕
また、上記実施形態及び変形例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態及び変形例は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、表示制御部は、表示制御手段や表示制御回路に読み替えることができる。
〔10.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る表示制御プログラム(例えば、表示制御装置200に相当)は、認証手順(例えば、認証部231に相当)と、表示制御手順(例えば、表示制御部233に相当)とを有する。認証手順は、所定の決済サービスに対する認証済みの端末装置との間で相互に認証を行う。表示制御手順は、認証手順により端末装置100との間で相互に認証が行われた場合は、決済サービスを利用する際に用いる所定のコードを表示可能とする。
これにより、実施形態に係る表示制御プログラムは、所定の決済サービスに対する認証済みの端末装置との間で相互に認証が行われた場合は、決済サービスを利用する際に用いる所定のコードを表示可能とするため、所定のコードを用いた決済におけるユーザビリティを改善することができる。
また、実施形態に係る表示制御プログラムにおいて、端末装置100との間で相互に認証が行われた場合は、端末装置100を介して、所定の決済サービスに用いるトークンを取得する第1取得手順(例えば、取得部232に相当)と、第1取得手順が取得したトークンを用いて、所定のコードを取得する第2取得手順(例えば、取得部232に相当)とを実行させ、表示制御手順は、第2取得手順により取得された所定のコードを表示させる。
これにより、実施形態に係る表示制御プログラムは、端末装置100との間で相互に認証が行われた場合は、端末装置100を介して、所定の決済サービスに用いるトークンを用いて、所定のコードを取得し、かかる所定のコードを表示させるため、所定のコードを用いた決済におけるユーザビリティを改善することができる。
また、実施形態に係る表示制御プログラムにおいて、第2取得手順は、所定のコードを発行する外部サーバと端末装置100を介した通信を行うことにより、所定のコードを取得する。
これにより、実施形態に係る表示制御プログラムは、所定のコードを発行する外部サーバと端末装置100を介した通信を行うことにより、所定のコードを取得するため、所定のコードを用いた決済におけるユーザビリティを改善することができる。
また、実施形態に係る表示制御プログラムにおいて、所定のコードを用いた決済が行われた場合は、端末装置100を介して、外部サーバ(例えば、情報処理装置10に相当)から決済が行われた旨の通知を受信する第1受信部(例えば、受信部234に相当)を実行させ、表示制御手順は、通知を表示させる。
これにより、実施形態に係る表示制御プログラムは、所定のコードを用いた決済が行われた場合は、端末装置100を介して、外部サーバから決済が行われた旨の通知を受信し、かかる通知を表示させるため、所定のコードを用いた決済におけるユーザビリティを改善することができる。
また、実施形態に係る表示制御プログラムにおいて、第2取得手順は、所定のコードを発行する外部サーバと直接通信を行うことにより、所定のコードを取得する。
これにより、実施形態に係る表示制御プログラムは、所定のコードを発行する外部サーバと直接通信を行うことにより、所定のコードを取得するため、所定のコードを用いた決済におけるユーザビリティを改善することができる。
また、実施形態に係る表示制御プログラムにおいて、所定のコードを用いた決済が行われた場合は、外部サーバから決済が行われた旨の通知を受信する第2受信手順(例えば、受信部234に相当)を実行させ、表示制御手順は、通知を表示させる。
これにより、実施形態に係る表示制御プログラムは、所定のコードを用いた決済が行われた場合は、外部サーバから決済が行われた旨の通知を受信し、かかる通知を表示させるため、所定のコードを用いた決済におけるユーザビリティを改善することができる。
また、実施形態に係る表示制御プログラムにおいて、表示制御手順は、決済サービスに利用可能なトークンが取得されていない場合は、端末装置100との認証を行うように要求する画面を表示させる。
これにより、実施形態に係る表示制御プログラムは、決済サービスに利用可能なトークンが取得されていない場合は、端末装置100との認証を行うように要求する画面を表示させるため、所定のコードを用いた決済におけるユーザビリティを改善することができる。
また、実施形態に係る表示制御プログラムにおいて、表示制御手順は、腕時計型のウェアラブルデバイスが有する画面上に所定のコードとしてバーコードを表示する場合、肘を曲げた状態で画面を閲覧した場合における画面の上下方向にバーコードの長尺側が配置されるように、バーコードを表示させる。
これにより、実施形態に係る表示制御プログラムは、腕時計型のウェアラブルデバイスが有する画面上に所定のコードとしてバーコードを表示する場合、肘を曲げた状態で画面を閲覧した場合における画面の上下方向にバーコードの長尺側が配置されるように、バーコードを表示させるため、所定のコードを用いた決済におけるユーザビリティを改善することができる。
また、実施形態に係る表示制御プログラムにおいて、表示制御手順は、所定のコードとしてバーコードを表示する場合、バーコードの規定を満たす余白とともにバーコードを画面上に表示させる。
これにより、実施形態に係る表示制御プログラムは、所定のコードとしてバーコードを表示する場合、バーコードの規定を満たす余白とともにバーコードを画面上に表示させるため、所定のコードを用いた決済におけるユーザビリティを改善することができる。
また、実施形態に係る表示制御プログラムにおいて、表示制御手順は、所定のコードが表示された画面に対して利用者が所定の操作を行った場合は、新たな所定のコードを表示させる。
これにより、実施形態に係る表示制御プログラムは、所定のコードが表示された画面に対して利用者が所定の操作を行った場合は、新たな所定のコードを表示させるため、所定のコードを用いた決済におけるユーザビリティを改善することができる。
また、実施形態に係る表示制御プログラムにおいて、表示制御手順は、決済サービスに利用可能な所定のコードであって、取得してから一定期間の間、利用可能な所定のコードを表示させるとともに、所定のコードが利用可能な残り時間を表示させる。
これにより、実施形態に係る表示制御プログラムは、決済サービスに利用可能な所定のコードであって、取得してから一定期間の間、利用可能な所定のコードを表示させるとともに、所定のコードが利用可能な残り時間を表示させるため、所定のコードを用いた決済におけるユーザビリティを改善することができる。
また、実施形態に係る表示制御プログラムにおいて、表示制御手順は、決済対象となる店舗に設置された店舗端末に読み込ませることで決済サービスを介した決済を行うための所定のコードを表示可能とする。
これにより、実施形態に係る表示制御プログラムは、決済対象となる店舗に設置された店舗端末に読み込ませることで決済サービスを介した決済を行うための所定のコードを表示可能とするため、所定のコードを用いた決済におけるユーザビリティを改善することができる。
また、実施形態に係る表示制御プログラムにおいて、表示制御手順は、端末装置100が決済サービスとの認証を停止した場合は、所定のコードの表示を取りやめる。
これにより、実施形態に係る表示制御プログラムは、端末装置100が決済サービスとの認証を停止した場合は、所定のコードの表示を取りやめるため、所定のコードを用いた決済におけるユーザビリティを改善することができる。
また、実施形態に係る表示制御プログラムにおいて、表示制御手順は、決済サービスを利用するためのアイコンを画面上に表示させ、認証手順は、アイコンが選択された場合は、端末装置100との間で相互に認証を行う。
これにより、実施形態に係る表示制御プログラムは、決済サービスを利用するためのアイコンを画面上に表示させ、アイコンが選択された場合は、端末装置100との間で相互に認証を行うため、所定のコードを用いた決済におけるユーザビリティを改善することができる。
また、実施形態に係る表示制御プログラムにおいて、現在の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手順(例えば、取得部232に相当)を実行させ、表示制御手順は、位置情報が示す位置と、決済サービスを利用可能な店舗との距離が所定の閾値を下回る場合は、所定の表示サイズよりも大きい表示サイズのアイコンを画面上に表示させる。
これにより、実施形態に係る表示制御プログラムは、位置情報が示す現在の位置と、決済サービスを利用可能な店舗との距離が所定の閾値を下回る場合は、所定の表示サイズよりも大きい表示サイズのアイコンを画面上に表示させるため、所定のコードを用いた決済におけるユーザビリティを改善することができる。
また、実施形態に係る表示制御システムは、端末装置100と、ウェアラブルデバイス200と、認証手段(例えば、認証部231に相当)と、表示制御手段(例えば、表示制御部233に相当)とを有する。
表示制御システムは、利用者が利用する端末装置100と、利用者が装着するウェアラブルデバイス200とを有する。また、認証手段は、所定の決済サービスに対する認証を端末装置100が行った場合は、端末装置100とウェアラブルデバイス200との間で相互に認証を行わせる。表示手段は、認証手段により端末装置100とウェアラブルデバイス200との間で相互に認証が行われた場合は、決済サービスを利用する際に用いる所定のコードをウェアラブルデバイス200に表示させる。
これにより、実施形態に係る表示制御システムは、所定の決済サービスに対する認証を端末装置100が行い、端末装置100とウェアラブルデバイス200との間で相互に認証が行われた場合は、決済サービスを利用する際に用いる所定のコードをウェアラブルデバイス200に表示させるため、所定のコードを用いた決済におけるユーザビリティを改善することができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
N ネットワーク
10 情報処理装置
20 通信部
30 記憶部
31 利用者データベース
40 制御部
41 認証制御部
42 決済制御部
100 端末装置
110 第1通信部
120 第2通信部
130 記憶部
131 トークン情報
132 コード情報
140 制御部
141 サーバ認証部
142 端末認証部
143 コード取得部
144 通知管理部
200 ウェアラブルデバイス
210 通信部
220 記憶部
221 トークン情報
222 コード情報
230 制御部
231 認証部
232 取得部
233 表示制御部
234 受信部
300 店舗端末

Claims (17)

  1. 所定の決済サービスに対して外部サーバによって認証済みの端末装置との間で認証を行う認証手順と、
    前記認証手順により前記端末装置との間で認証が行われた場合は、前記所定の決済サービスに用いるトークンを前記端末装置から取得する第1取得手順であって、前記トークンは前記端末装置が前記外部サーバから取得したものである第1取得手順と、
    前記第1取得手順が取得したトークンに対応付けられた所定のコードを取得する第2取得手順であって、前記端末装置が前記トークンを用いて前記所定のコードの発行を、前記所定のコードを発行する前記外部サーバに要求することで、前記外部サーバから取得された前記所定のコードを、前記端末装置から取得する第2取得手順と、
    前記第2取得手順により取得された所定のコードであって、前記決済サービスを利用する際に用いる所定のコードを表示する表示制御手順と、
    をウェアラブルデバイスに実行させるための表示制御プログラム。
  2. 前記所定のコードを用いた決済が行われた場合は、前記端末装置を介して、前記外部サーバから決済が行われた旨の通知を受信する第1受信手順
    を前記ウェアラブルデバイスに実行させ、
    前記表示制御手順は、さらに、前記通知を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示制御プログラム。
  3. 所定の決済サービスに対して外部サーバによって認証済みの端末装置との間で認証を行う認証手順と、
    前記認証手順により前記端末装置との間で認証が行われた場合は、前記所定の決済サービスに用いるトークンを前記端末装置から取得する第1取得手順であって、前記トークンは前記端末装置が前記外部サーバから取得したものである第1取得手順と、
    前記第1取得手順が取得したトークンに対応付けられた所定のコードを取得する第2取得手順であって、前記端末装置が前記トークンを用いて前記所定のコードの発行を、前記所定のコードを発行する前記外部サーバに要求することで、前記外部サーバから前記所定のコードを取得する第2取得手順と、
    前記第2取得手順により取得された所定のコードであって、前記決済サービスを利用する際に用いる所定のコードを表示する表示制御手順と、
    をウェアラブルデバイスに実行させるための表示制御プログラム。
  4. 前記所定のコードを用いた決済が行われた場合は、前記外部サーバから決済が行われた旨の通知を受信する第2受信手順
    を前記ウェアラブルデバイスに実行させ、
    前記表示制御手順は、さらに、前記通知を表示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の表示制御プログラム。
  5. 前記表示制御手順は、さらに、前記決済サービスに利用可能なトークンが取得されていない場合は、前記端末装置との認証を行うように要求する画面を表示する
    ことを特徴とする請求項1~4のうちいずれか1つに記載の表示制御プログラム。
  6. 前記表示制御手順は、前記所定のコードとしてバーコードを表示する場合、バーコードの規定を満たす余白とともに当該バーコードを前記ウェアラブルデバイスの画面上に表示する
    ことを特徴とする請求項1~5のうちいずれか1つに記載の表示制御プログラム。
  7. 前記表示制御手順は、さらに、前記所定のコードが表示された画面に対して利用者が所定の操作を行った場合は、新たな所定のコードを表示する
    ことを特徴とする請求項1~6のうちいずれか1つに記載の表示制御プログラム。
  8. 前記表示制御手順は、さらに、前記決済サービスに利用可能な所定のコードであって、取得してから一定期間の間、利用可能な所定のコードを表示するとともに、当該所定のコードが利用可能な残り時間を表示する
    ことを特徴とする請求項1~7のうちいずれか1つに記載の表示制御プログラム。
  9. 前記表示制御手順は、さらに、決済対象となる店舗に設置された店舗端末に読み込ませることで前記決済サービスを介した決済を行うための所定のコードを表示する
    ことを特徴とする請求項1~8のうちいずれか1つに記載の表示制御プログラム。
  10. 前記表示制御手順は、さらに、前記外部サーバによって所定の期間、認証が有効となるような認証がされた前記端末装置の前記決済サービスに対する認証が無効となった場合は、前記所定のコードの表示を取りやめる
    ことを特徴とする請求項1~9のうちいずれか1つに記載の表示制御プログラム。
  11. 前記表示制御手順は、さらに、前記決済サービスを利用するためのアイコンを前記ウェアラブルデバイスの画面上に表示し、
    前記認証手順は、さらに、前記アイコンが選択された場合は、前記端末装置との間で認証を行う
    ことを特徴とする請求項1~10のうちいずれか1つに記載の表示制御プログラム。
  12. 現在の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得手順
    を前記ウェアラブルデバイスに実行させ、
    前記表示制御手順は、さらに、前記位置情報が示す位置と、前記決済サービスを利用可能な店舗との距離が所定の閾値を下回る場合は、所定の表示サイズよりも大きい表示サイズのアイコンを前記ウェアラブルデバイスの画面上に表示する
    ことを特徴とする請求項11に記載の表示制御プログラム。
  13. ウェアラブルデバイスである表示制御装置であって、
    所定の決済サービスに対して外部サーバによって認証済みの端末装置との間で認証を行う認証部と、
    前記認証部により前記端末装置との間で認証が行われた場合は、前記所定の決済サービスに用いるトークンを前記端末装置から取得する第1取得部であって、前記トークンは前記端末装置が前記外部サーバから取得したものである第1取得部と、
    前記第1取得部が取得したトークンに対応付らけれた所定のコードを取得する第2取得部であって、前記端末装置が前記トークンを用いて前記所定のコードの発行を、前記所定のコードを発行する前記外部サーバに要求することで、前記外部サーバから取得された前記所定のコードを、前記端末装置から取得する第2取得部と、
    前記第2取得部により取得された所定のコードであって、前記決済サービスを利用する際に用いる所定のコードを表示する表示制御部と、
    を有することを特徴とする表示制御装置。
  14. ウェアラブルデバイスである表示制御装置が実行する表示制御方法であって、
    所定の決済サービスに対して外部サーバによって認証済みの端末装置との間で認証を行う認証工程と、
    前記認証工程により前記端末装置との間で相互に認証が行われた場合は、前記所定の決済サービスに用いるトークンを前記端末装置から取得する第1取得工程であって、前記トークンは前記端末装置が前記外部サーバから取得したものである第1取得工程と、
    前記第1取得工程が取得したトークンに対応付けられた所定のコードを取得する第2取得工程であって、前記端末装置が前記トークンを用いて前記所定のコードの発行を、前記所定のコードを発行する前記外部サーバに要求することで、前記外部サーバから取得された前記所定のコードを、前記端末装置から取得する第2取得工程と、
    前記第2取得工程により取得された所定のコードであって、前記決済サービスを利用する際に用いる所定のコードを表示する表示制御工程と、
    を含むことを特徴とする表示制御方法。
  15. 利用者が利用する端末装置と、当該利用者が装着するウェアラブルデバイスと
    を有する表示制御システムであって、
    前記ウェアラブルデバイスは、
    所定の決済サービスに対して外部サーバによって認証済みの前記端末装置が認証を行った場合は、当該端末装置との間で認証を行う認証手段と、
    前記認証手段により前記端末装置との間で認証が行われた場合は、前記所定の決済サービスに用いるトークンを前記端末装置から取得する第1取得手段であって、前記トークンは前記端末装置が前記外部サーバから取得したものである第1取得手段と、
    前記第1取得手段が取得したトークンに対応付けられた所定のコードを取得する第2取得手段であって、前記端末装置が前記トークンを用いて前記所定のコードの発行を、前記所定のコードを発行する前記外部サーバに要求することで、前記外部サーバから取得された前記所定のコードを、前記端末装置から取得する第2取得手段と、
    前記第2取得手段により取得された所定のコードであって、前記決済サービスを利用する際に用いる所定のコードを表示する表示手段と、
    を有することを特徴とする表示制御システム。
  16. 利用者が利用する端末装置と、当該利用者が装着するウェアラブルデバイスと
    を有する表示制御システムにおいて前記ウェアラブルデバイスが実行する表示制御方法であって、
    所定の決済サービスに対して外部サーバによって認証済みの前記端末装置が認証を行った場合は、当該端末装置との間で認証を行う認証工程と、
    前記認証工程により前記端末装置との間で認証が行われた場合は、前記所定の決済サービスに用いるトークンを前記端末装置から取得する第1取得工程であって、前記トークンは前記端末装置が前記外部サーバから取得したものである第1取得工程と、
    前記第1取得工程が取得したトークンに対応付けられた所定のコードを取得する第2取得工程であって、前記端末装置が前記トークンを用いて前記所定のコードの発行を、前記所定のコードを発行する前記外部サーバに要求することで、前記外部サーバから取得された前記所定のコードを、前記端末装置から取得する第2取得工程と、
    前記第2取得工程により取得された所定のコードであって、前記決済サービスを利用する際に用いる所定のコードを表示する表示工程と、
    を含むことを特徴とする表示制御方法。
  17. 利用者が装着するウェアラブルデバイスが有する表示制御プログラムであって、
    所定の決済サービスに対して外部サーバによって認証済みの前記利用者が利用する端末装置が認証を行った場合は、当該端末装置との間で認証を行う認証手順と、
    前記認証手順により前記端末装置との間で認証が行われた場合は、前記所定の決済サービスに用いるトークンを前記端末装置から取得する第1取得手順であって、前記トークンは前記端末装置が前記外部サーバから取得したものである第1取得手順と、
    前記第1取得手順が取得したトークンに対応付けられた所定のコードを取得する第2取得手順であって、前記端末装置が前記トークンを用いて前記所定のコードの発行を、前記所定のコードを発行する前記外部サーバに要求することで、前記外部サーバから取得された前記所定のコードを、前記端末装置から取得する第2取得手順と、
    前記第2取得手順により取得された所定のコードであって、前記決済サービスを利用する際に用いる所定のコードを表示する表示手順と、
    を前記ウェアラブルデバイスに実行させるための表示制御プログラム。
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