JP7212751B1 - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】電子決済サービスの利便性を向上させること。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、電子商取引サービスの利用者のうち所定の条件を満足しない前記利用者に対して、利用代金の支払を行うために前記利用者が選択可能な支払方法として特定の支払方法を提供しないように制御する制御部を有する。【選択図】図4

Description

本出願は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
従来、電子マネーを用いて代金を支払う電子決済サービスが知られている。たとえば、電子決済サービスの一種として、利用者が携帯する端末装置を用いて2次元コードなどのコード情報を表示または読み取ることで決済を行う手法が知られている。
また、上述した手法に関連して、たとえば、電子決済サービスの利便性を向上させるための技術も提案されている。
特開2021-108204号公報
しかしながら、従来の技術は、電子決済サービスの利便性を向上させる上で改善の余地がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、電子決済サービスの利便性を向上できる情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、電子商取引サービスの利用者のうち所定の条件を満足しない前記利用者に対して、利用代金の支払を行うために前記利用者が選択可能な支払方法として特定の支払方法を提供しないように制御する制御部を有する。
実施形態の態様の1つによれば、電子決済サービスの利便性を向上できる。
図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報処理に伴う画面表示例(その1)を示す図である。 図3は、実施形態に係る情報処理に伴う画面表示例(その2)を示す図である。 図4は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係る登録情報の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る利用状況の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る与信審査情報登録処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図8は、実施形態に係る電子マネー後払いサービス提供処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下に説明する複数の実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下に説明する複数の実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下に説明する複数の実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[1.はじめに]
近年、後払い式の決済方式であるBNPL(Buy Now, Pay Later)が注目を集めている。広義には、後払い式の決済方式であるといえるクレジットカードに比べ、信用調査が厳しくないとして、欧米の若年層を中心に広く浸透しつつある。後払い式の決済方式の利用者は、利用代金の所定の利子を上乗せして支払う代わりに、利用代金の支払を所定期間猶予される。
また、このような後払い式の決済方式は、たとえば、EC(Electronic Commerce)サイトにおいて、電子マネー決済を含む種々の決済手段を利用可能な後払いサービスとして利用者に提供されている。ECサイトの利用者は、後払いサービスを利用することにより、資金不足であっても、即時に商品を購入したり、サービスを利用したりすることが可能となる。
また、ECサイトで提供される後払いサービスでは、種々の決済方法を利用できる。このため、ECサイトの利用者のうち、カード番号などの漏洩リスクの懸念からクレジットカードなどのキャッシュレス決済手段を持たない現金主義の利用者にとっても、利用に対する心理的なハードルが低い。このように、後払いサービスには、少なからずユーザメリットが存在する。
また、ECサイトに出店する小売店側にとっても、後払いサービスを導入することにより、キャッシュレス決済を利用しない現金主義の消費者に対してアプローチすることができ、顧客ベースを広げることができる。
一方、後払いサービスは、その手軽さの一方で、利用代金の回収率が問題となっている。そこで、以下では、利用代金が回収できない事態の発生を未然に防ぎ、後払いサービスの健全な運用を通じて、電子決済サービスの利便性を向上できる情報処理の一例について説明する。なお、以下では、電子決済サービスを利用して利用代金を後払いする場合の情報処理の一例を説明するが、利用代金を後払いする際に利用する決済手段が電子マネー以外の場合であっても同様に適用できる。
[2.情報処理の概要]
図1を用いて、実施形態にかかる情報処理の一例を説明する。図1は、実施形態に係る情報処理の一例を示す図である。以下では、情報処理装置100が、オンラインマーケットプレイスの利用者U1に対し、電子マネーの残高を用いた利用代金の後払いサービス(以下、「電子マネー後払いサービス」と称する。)を提供する場合の一例を説明する。
また、以下の説明において、端末装置10を利用者U1と表記して説明する場合がある。すなわち、利用者U1を端末装置10と読み替えることができる。また、以下の説明において、情報処理装置100を事業者U2と表記して説明する場合がある。すなわち、事業者U2を情報処理装置100と読み替えることができる。
図1に示す例において、情報処理システムSYSは、複数の端末装置10と、情報処理装置100とを有する。端末装置10と、情報処理装置100とは、有線または無線によりネットワークN(たとえば、図4参照)に接続される。端末装置10と、情報処理装置100は、ネットワークNを介して相互に通信できる。なお、図1に示す例には特に限定される必要はなく、情報処理システムSYSは、図1に示す場合よりも多くの端末装置10や、情報処理装置100を含んでいてもよい。また、情報処理システムSYSは、電子決済サービスを提供するサーバ装置などを含んでいてもよい。
図1に示す端末装置10は、情報処理装置100から提供される各種サービスの利用者である各々の利用者U1によって使用される情報処理端末である。図1での図示は省略しているが、各々の利用者U1は、少なくとも1台の端末装置10を各々が利用するものとする。端末装置10の典型例としては、スマートフォンが想定されるが、タブレット型端末やノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)などにより実現されてもよい。
また、端末装置10は、LTE(Long Term Evolution)、4G(4th Generation)、5G(5th Generation:第5世代移動通信システム)などの無線通信網や、Bluetooth(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)などの近距離無線通信を介してネットワークNに接続するための通信ユニットを有する。利用者U1は、通信ユニットを有する端末装置10を操作して情報処理装置100にアクセスし、情報処理装置100から提供される各種サービスを利用する。
また、端末装置10は、情報処理装置100により提供される各種サービスを利用するための情報を、ウェブブラウザやアプリケーションにより表示できる。このとき、端末装置10は、ウェブブラウザやアプリケーションなどによる情報の表示処理を実現するための制御情報を情報処理装置100から受け取った場合には、受け取った制御情報に従って表示処理を実現する。
図1に示す情報処理装置100は、オンライン上のマーケットプレイスを運営する事業者U2により管理される情報処理端末である。情報処理装置100は、ショッピングカードや決済システムなどの各種機能を備え、マーケットプレイスにおける商品売買に関する各種処理を実現する。マーケットプレイスとして、たとえば、ECサイトや、オンラインモール(電子商店街)や、フリマアプリ(flea market application)や、フリマサイトや、オークションアプリや、オークションサイトや、その他のオンライン上での商品売買が可能なサイトやアプリケーションなどが想定される。これらのサイトやモール、アプリケーションは、電子商取引サービスの一例である。
また、情報処理装置100は、典型的にはサーバ装置であるが、メインフレームやワークステーションなどにより実現されてもよい。情報処理装置100がサーバ装置で実現される場合、単独のサーバにより実現されてもよいし、複数のサーバ装置及び複数のストレージ装置が協働して動作するクラウドシステムなどにより実現されてもよい。なお、情報処理装置100は、利用者が使用する端末装置10に制御情報を配信する配信装置として機能してもよい。ここで、制御情報は、例えば、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語やCSS(Cascading Style Sheets)などのスタイルシート言語により記述される。なお、情報処理装置100から配信されるアプリケーションそのものを制御情報とみなしてもよい。
そして、情報処理装置100は、以下に説明する情報処理を実行することにより、利用代金が回収できない事態の発生を未然に防ぎ、後払いサービスの健全な運用を図る。たとえば、情報処理装置100が、電子商取引サービスの利用者のうち所定の条件を満足しない利用者に対して、利用代金の支払を所定期間猶予する電子マネー後払いサービスを提供しないように制御する。すなわち、情報処理装置100は、電子マネー後払いサービスの利用条件を満足しない利用者U1については、たとえば、ECサイトにおける注文手続の際、利用代金の支払方法の選択肢の1つとして、電子マネー後払いサービスを提示しないようにする。
具体的には、利用者U1は、情報処理装置100により提供されるECサイトにおいて注文手続を要求するための注文手続要求を情報処理装置100に送信する(ステップS1)。
情報処理装置100は、利用者U1から注文手続要求を受信すると、注文手続要求の送信元である利用者U1について、電子マネー後払いサービスの利用判定を実行する(ステップS2)。
たとえば、情報処理装置100は、利用者U1に関する利用者情報に基づいて事前に行われる与信審査を通らない利用者U1については、電子マネー後払いサービスの利用条件を満足しないものと判断し、電子マネー後払いサービスを提供しない。具体的には、情報処理装置100は、ECサイトの利用者である利用者U1について、所定のタイミングでECサイトの利用状況などに基づいて、簡易な与信審査処理を実行する。たとえば、情報処理装置100は、利用者U1の決済履歴から所定の支払能力があるかどうかを判断する。そして、情報処理装置100は、利用者U1について所定の支払能力が認められれば、電子マネー後払いサービスの提供が可能であると判断する。
また、たとえば、情報処理装置100は、電子マネー後払いサービスを利用した未払い額が予め規定される利用上限額を超える利用者U1については、電子マネー後払いサービスの利用条件を満足しないものと判断し、電子マネー後払いサービスを提供しない。
また、たとえば、情報処理装置100は、電子マネー後払いサービスの利用において債務不履行の事実がある利用者U1(不正利用者)については、電子マネー後払いサービスの利用条件を満足しないものと判断し、電子マネー後払いサービスを提供しない。
また、情報処理装置100は、注文手続要求を受信した際などの任意のタイミングで、利用者に関する利用者情報に基づいて、利用者の同一性を判定してもよい。たとえば、情報処理装置100は、利用者U1からECサイトへのアクセスを受け付けた際、端末装置10に保存されているブラウザ情報を取得する。ブラウザ情報には、ブラウザ名(User Agent)やプラグインなどの情報が含まれ得る。情報処理装置100は、取得したブラウザ情報から端末装置10で動作するブラウザごとにハッシュ値(固有の値)を取得する。そして、情報処理装置100は、取得したハッシュ値を、ECサイトの利用登録の際に利用者U1ごとに作成した利用者IDなどのユーザアカウントに紐付けて登録しておく。そして、情報処理装置100は、たとえば、利用者U1から注文手続要求を受信した場合、端末装置10から改めてブラウザ情報を取得し、取得したブラウザ情報から取得されるハッシュ値と、利用者U1に紐付けて予め登録しておいたハッシュ値とを照合することにより、ECサイトにログインしている人物が利用者U1と同一人物である蓋然性が高いかどうかを判定できる。これにより、情報処理装置100は、ECサイトにおけるブラウザごとの挙動を通じて、利用者U1を特定できる。
その他、情報処理装置100は、利用者情報として登録される情報に不備がある場合、電子マネー後払いサービスの利用条件を満足しないものと判断してもよい。
そして、情報処理装置100は、注文内容の詳細情報を含む注文内容確認画面に、ステップS2の利用判定の結果を反映して、端末装置10に送信する(ステップS3)。たとえば、情報処理装置100は、利用者U1が電子マネー後払いサービスの利用条件を満足する場合、利用代金の支払方法として電子マネー後払いサービスを含む注文内容確認画面を利用者U1に提供する。一方、情報処理装置100は、利用者U1が電子マネー後払いサービスの利用条件を満足しない場合、利用代金の支払方法として電子マネー後払いサービスを含まない注文内容確認画面を利用者U1に提供する。
このように、実施形態に係る情報処理装置100は、電子マネー後払いサービスの利用条件を満足しない利用者U1に対し、支払方法の選択肢として、電子マネー後払いサービスを提供しないように制御する。これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、利用代金が回収できない事態の発生を未然に防ぎ、電子マネー後払いサービスの健全な運用を通じて、電子決済サービスの利便性を向上できる。
[3.ユーザインターフェイスについて]
(3-1.画面表示例(その1))
以下、図2を用いて、実施形態に係る情報処理に伴う画面表示例(その1)について説明する。図2は、実施形態に係る情報処理に伴う画面表示例(その1)を示す図である。図2には、利用者U1(たとえば、図1参照)がECサイトにおける注文手続に際して、電子マネー後払いサービスの利用登録を行う場合の画面表示の一例を示している。
たとえば、利用者U1の操作に伴い、端末装置10には、図2に示すカート画面W1-1が表示される(ステップS11)。カート画面W1-1には、ECサイトにおいて利用者U1(図1参照)がショッピングカートに追加した商品に関する情報の詳細が表示される。また、図1に示すカート画面W1-1には、たとえば、注文手続を要求するためのボタンOB1-1が設けられている。なお、図2に示すボタンOB1は、注文手続を要求するための手段の一例であり、ボタンOB1-1により行われる場合には特に限定される必要はなく、利用者U1による所定のタッチ操作により注文手続の要求が行われてもよい。
ステップS11において、利用者U1によりボタンOB1-1が操作されると、端末装置10から情報処理装置100に対して注文手続要求が送信される。そして、図2に示すように、端末装置10には、注文内容確認画面W2-1が表示される(ステップS12)。注文内容確認画面W2-1には、注文内容や、支払方法や、請求情報などの詳細が表示される。また、図2に示す注文内容確認画面W2-1には、電子マネー後払いサービスの利用がお得であることを示す優待情報J2-1が表示されている。また、この注文内容確認画面W2-1に向かって、優待情報J2―1の直下に、電子マネー後払いサービスの利用登録を受け付けるためのボタンOB2-1が設けられている。利用者U1がこのボタンOB2-1を操作することにより、電子マネー後払いサービスの利用登録手続きの処理が実行される。また、この注文内容確認画面W2-1には、注文内容を確定させるためのボタンOB2-2が設けられている。利用者U1がこのボタンOB2-2を操作することにより、端末装置10から情報処理装置100に対して注文情報が送信される。
ステップS12において、利用者U1によりボタンOB2-1が操作されると、端末装置10から情報処理装置100に対して利用登録要求が送信される。そして、端末装置10には、図2に示すように、電子マネー後払いサービスの利用登録の手続きなどを受け付けるための手続画面W3-1が表示される(ステップS13)。手続画面W3-1には、プライバシーポリシーなどに同意することを条件として、電子マネー後払いサービスの新規登録の手続きを進めるためのボタンOB3-1が設けられている。また、たとえば、利用者U1により、手続画面W3-1において携帯電話番号およびパスワードが入力された後、ボタンOB3-1が操作されると、図2に示すように、端末装置10には、SMS(Short Message Service)認証画面W3-2が表示される。たとえば、このSMS認証画面W3-2を通じて、端末装置10と情報処理装置100との間でSMS認証が実行される。なお、SMS認証は、必ずしも行われる必要はない。また、利用者U1がSMS認証に成功すると、端末装置10と情報処理装置100との間で電子マネー後払いサービスの利用登録に関する各種処理が実行される。
ステップS13において、電子マネー後払いサービスの利用登録が完了すると、図2に示すように、端末装置10には、電子マネー決済サービスのトップ画面W4-1が表示される(ステップS14)。トップ画面W4-1には、電子マネー後払いサービスの利用申込を行うためのアイコンOB4-1が設けられている。
ステップS14において、利用者U1によりアイコンOB4-1が操作されると、端末装置10から情報処理装置100に対して申込要求が送信される。そして、図2に示すように、端末装置10には、電子マネー後払いサービスの申し込みを行うための申込画面W5-1,5-2が表示される(ステップS15)。申込画面W5-1には、利用規約などに同意することを条件として申込画面W5-2を表示させるためのボタンOB5-1が設けられている。申込画面W5-2には、注意事項などに同意することを条件として、電子マネー後払いサービスの申込を確定させるためのボタンOB5-2が設けられている。なお、申込画面W5-2に続いて、電子マネー後払いサービスの申込に関する手続を行うための画面があってもよい。
ステップS15において、利用者U1によりボタンOB5-2が操作されると、図2に示すように、端末装置10には、再び、注文内容確認画面W2-2が表示される(ステップS16)。注文内容確認画面W2-2には、ステップS12の注文内容確認画面W2-1と記される情報の一部や、構成の一部が相違する。
具体的には、優待情報J2-1の直下に設けられていたボタンOB2-1に代わり、電子マネー後払いサービスを利用可能であることを示すステータス情報J2-2が表示されている。また、注文内容確認画面W2-2には、支払方法として、電子マネー後払いサービスを選択するためのオブジェクトOB2-3や、電子マネー後払いサービスの支払回数を選択するためのオブジェクトOB2-4や、電子マネーの残高を利用するか否かを選択するためのオブジェクトOB2-5などが新たに設けられている。また、注文内容確認画面W2-2には、支払方法として、クレジットカード決済に続いて、電子マネー後払いが表示されている。ステップS16において、オブジェクトOB2-3~OB2-5などの選択後、利用者U1によりボタンOB2-2に対する操作があると、支払方法として電子マネー後払いサービスを選択した注文情報が確定され、端末装置10から情報処理装置100に送信される。
(3-2.画面表示例(その2))
以下、図3を用いて、実施形態に係る情報処理に伴う画面表示例(その2)について説明する。図3は、実施形態に係る情報処理に伴う画面表示例(その2)を示す図である。図3には、電子マネー後払いサービスの利用登録が済んでいる利用者U1がECサイトにおける注文手続を行う場合の画面表示の一例を示している。
たとえば、利用者U1の操作に伴い、端末装置10には、図3に示すカート画面W1-1が表示される(ステップS21)。図3に示すカート画面W1-1は、図2に示すカート画面W1-1と同じ構成を有している。
ステップS21において、利用者U1によりボタンOB1-1が操作されると、図3に示すように、端末装置10には、注文内容確認画面W2-3が表示される(ステップS22)。図3に示す注文内容確認画面W2-3は、図2に示す注文内容確認画面W2-2と同じ構成を有している。
ステップS22において、利用者U1により電子マネー後払いサービスを選択するためのオブジェクトOB2-3において、「利用する」に対応するラジオボタンの操作などが行われると、端末装置10には、電子マネー決済サービスのログイン画面W7-1が表示される(ステップS23)。ログイン画面W7-1には、利用者U1からログイン要求を受け付けるためのボタンOB7-1が設けられている。また、たとえば、利用者U1により、手続画面W3-1において携帯電話番号およびパスワードが入力された後、ボタンOB7-1が操作されると、端末装置10には、SMS認証画面W7-2が表示される。図3に示すSMS認証画面W7-2は、図2に示すSMS認証画面W3-2と同じである。たとえば、このSMS認証画面W7-2を通じて、端末装置10と情報処理装置100との間でSMS認証が実行される。なお、SMS認証は、必ずしも行われる必要はない。また、利用者U1がSMS認証に成功すると、端末装置10と情報処理装置100との間でログインに関する各種処理が実行される。
ステップS23において、利用者U1がログインに成功すると、図3に示すように、端末装置10には、再び、注文内容確認画面W2-4が表示される(ステップS24)。すなわち、図3に示す例では、図2に示すステップS14やステップS15に対応する手順がスキップされる。注文内容確認画面W2-4は、注文内容確認画面W2-3と記される情報の一部や、構成の一部が相違する。具体的には、優待情報J2-1の直下に記されていたステータス情報J2-2に代わって、利用代金の支払方法として電子マネー後払いサービスを選択中であることを示すステータス情報J2-3が表示されている。また、注文内容確認画面W2-4には、オブジェクトOB2-3に加えて、オブジェクトOB2-4や、オブジェクトOB2-5などが利用者U1により選択可能な状態で表示される。ステップS24において、利用者U1によりボタンOB2-2に対する操作があると、支払方法として電子マネー後払いサービスを選択した注文情報が確定され、端末装置10から情報処理装置100に送信される。
[4.支払方法の表示順序について]
また、図1に示す情報処理装置100は、ECサイトの利用に際して利用者U1に提供されるユーザインターフェイス(たとえば、注文内容確認画面W2-2~2-4)において、電子マネー後払いサービスを含む複数の支払方法の表示順序を利用者U1の決済履歴に基づいて制御してもよい。たとえば、情報処理装置100は、利用者U1により最後に利用された支払方法を優先的に表示されるように表示順序を制御してもよい。優先表示の形態としては、注文内容確認画面W2-2~2-4において、支払方法として利用者U1に提示する選択肢の最上部に表示したり、他の支払方法と表示色やフォントなどの表示形態を変更したりする方法が例示される。
また、たとえば、情報処理装置100は、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済手段ではなく、現金により利用代金の後払いを受け付ける後払いサービスを提供することもできる。この場合、情報処理装置100は、たとえば、代引きやいわゆるコンビニ決済など、決済手段として現金を用いた支払方法の利用頻度が所定の閾値を超える利用者U1に対し、この後払いサービスを優先的に表示するように表示順序を制御してもよい。
[5.情報処理装置の構成]
図4を用いて、実施形態に係る情報処理装置100について説明する。図4は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。図4に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、たとえば、NIC(Network Interface Card)などによって実現される。通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続される。情報処理装置100は、ネットワークNを介して、端末装置10との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、たとえば、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、またはハードディスクや、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。たとえば、記憶部120は、登録情報記憶部121と、利用状況記憶部122とを有する。
(登録情報記憶部121)
登録情報記憶部121は、電子マネー後払いサービスの利用者(たとえば、図1に示す利用者U1)に関する登録情報を記憶する。図5は、実施形態に係る登録情報の一例を示す図である。なお、図5は、実施形態に係る登録情報の一例を示しており、図5に示す以外の情報を含んでいてもよい。
図5に示すように、登録情報記憶部121に記憶される登録情報は、「利用者ID」の項目や、「電話情報」の項目や、「メール情報」の項目や、「ブラウザ情報」の項目や、「与信審査情報」の項目といった複数の項目を有する。登録情報が有するこれらの項目は相互に対応付けられている。
「利用者ID」の項目には、ECサイトの利用者(たとえば、図1に示す利用者U1)ごとに固有に割り振られる識別情報が記憶される。「電話情報」の項目には、電子マネー後払いサービスの利用登録時に利用者により設定された電話番号の情報などが記憶される。「メール情報」の項目には、電子マネー後払いサービスの利用登録時に利用者により設定されたメールアドレスなどの情報などが記憶される。
「ブラウザ情報」の項目には、ECサイトの利用者(たとえば、図1に示す利用者U1)がECサイトにアクセスした際に使用したブラウザに関する情報が記憶される。ブラウザに関する情報としては、たとえば、ブラウザ名(User Agent)やプラグインなどの情報が想定される。
「与信審査情報」の項目には、ECサイトの利用者(たとえば、図1に示す利用者U1)について任意のタイミングで実施され与信審査の結果に関する情報が記憶される。与信審査により、電子マネー後払いサービスの利用条件を満足するか否かを利用判定が実行され、ECサイトの利用状況に基づく簡易な審査である。
たとえば、後述する制御部130は、登録情報に基づいて、ECサイトの利用者(たとえば、図1に示す利用者U1)のログイン認証や、利用者の個人特定の処理などを実行する。
(利用状況記憶部122)
利用状況記憶部122は、ECサイトの各利用者(たとえば、利用者U1)の利用状況に関する情報を記憶する。図6は、実施形態に係る利用状況の一例を示す図である。なお、図6は、実施形態に係る利用状況の一例を示しており、図6に示す以外の情報を含んでいてもよい。
図6に示すように、利用状況記憶部122に記憶される利用状況に関する情報は、「利用者ID」の項目や、「ECサイト利用状況」の項目などの複数の項目を有する。また、「ECサイト利用状況」の項目は、「決済履歴」の項目や、「電子マネー後払いサービス利用残高」の項目や、「電子マネー後払いサービス利用時の債務不履行」などの複数の小項目を有している。利用状況に関する情報が有するこれらの項目は相互に対応付けられている。
「利用者ID」の項目には、ECサイトの利用者(たとえば、利用者U1)ごとに固有に割り振られる識別情報が記憶される。なお、図6に示す利用状況に関する情報が有する「利用者ID」の項目に記憶される識別情報は、図5に示す登録情報が有する「利用者ID」の項目に記憶される識別情報と同一の情報であってよい。
「決済履歴」の項目には、ECサイトの利用者(たとえば、利用者U1)がECサイトで実行した決済に関する履歴を記憶する。たとえば、「決済履歴」の項目に記憶される決済に関する履歴には、利用代金の支払に用いた決済方法などの情報が含まれる。
「電子マネー後払いサービス利用残高」の項目には、電子マネー後払いサービスを利用した未払い額(利用代金の支払が済んでいない額)を示す情報が記憶される。
「電子マネー後払いサービス利用時の債務不履行」の項目には、電子マネー後払いサービスを利用した利用者(たとえば、利用者U1)について、債務不履行の事実があるか否かを示す情報が記憶される。たとえば、図6では、債務不履行の事実がないことを示す情報として「該当なし」が例示され、債務不履行の事実があることを示す情報として「該当あり」が示されている。
たとえば、後述する制御部130は、利用状況に基づいて、ECサイトの利用者(たとえば、図1に示す利用者U1)の電子マネー後払いサービスの利用判定処理を実行する。
(制御部130について)
制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などによって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により実現される。
図4に示す制御部130は、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130は、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する処理単位で複数の分割された内部構成を有していてもよい。図4に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
たとえば、制御部130は、ECサイト(「電子商取引サービス」の一例)の利用者(たとえば、図1に示す利用者U1)のうち所定の条件を満足しない利用者に対して、利用代金の支払を行うために利用者が選択可能な支払手段の1つとして特定の支払手段を提供しないように制御する。具体的には、制御部130は、ECサイトの利用者(たとえば、図1に示す利用者U1)のうち電子マネー後払いサービスの利用条件を満足しない利用者に対して、利用代金の支払を所定期間猶予する電子マネー後払いサービス(「特定の支払手段」の一例)を提供しないように制御できる。すなわち、制御部130は、利用条件を満足しない利用者に対しては、ECサイトにおける注文手続の際、利用代金の支払方法の選択肢の1つとして、電子マネー後払いサービスを提示しないようにする。
また、たとえば、制御部130は、利用者に関する利用者情報に基づいて事前に行われる与信審査を通らない利用者については、電子マネー後払いサービスの利用条件を満足しないものと判断し、電子マネー後払いサービスを提供しないように制御できる。具体的には、制御部130は、利用者からの注文手続要求に応じて、該当利用者の登録情報を参照する。そして、制御部130は、該当利用者の与信審査結果に問題がある場合、電子マネー後払いサービスの利用条件を満足しないものと判断する。
また、たとえば、制御部130は、電子マネー後払いサービスを利用した未払い額が予め規定される利用上限額を超える利用者については、電子マネー後払いサービスの利用条件を満足しないものと判断し、電子マネー後払いサービスを提供しないように制御できる。具体的には、制御部130は、利用者からの注文手続要求に応じて、該当利用者の利用状況に関する情報を参照する。そして、制御部130は、該当利用者の利用上限額が利用上限額を超えている場合、電子マネー後払いサービスの利用条件を満足しないものと判断する。
また、たとえば、制御部130は、電子マネー後払いサービスの利用において債務不履行の事実がある利用者に対しては、電子マネー後払いサービスの利用条件を満足しないものと判断し、電子マネー後払いサービスを提供しないように制御できる。具体的には、制御部130は、利用者からの注文手続要求に応じて、該当利用者の利用状況に関する情報を参照する。そして、制御部130は、該当利用者に債務不履行の事実がある場合、電子マネー後払いサービスの利用条件を満足しないものと判断する。
また、たとえば、制御部130は、利用者に関する利用者情報に基づいて、利用者の同一性を判定する。たとえば、制御部130は、利用者に紐付けて予め登録する電話情報、メール情報、及びブラウザ情報に基づいて、ECサイトにログインしている利用者の同一性を判定できる。これにより、制御部130は、たとえば、悪意ある利用者が他の利用者のアカウントを利用してECサイトにログインしている可能性がある場合、利用代金の支払方法の選択肢の1つとして、電子マネー後払いサービスを提示しないようにして、被害を未然に防止できる。
また、制御部130は、ECサイトの利用に際して利用者(たとえば、図1に示す利用者U1)に提供されるユーザインターフェイスにおいて、電子マネー後払いサービスを含む複数の支払方法の表示順序を利用者の決済履歴に基づいて制御できる。たとえば、制御部130は、最後に利用された支払方法を優先的に表示されるように複数の支払方法の表示順序を制御できる。
また、たとえば、ECサイトの利用者(たとえば、図1に示す利用者U1)に対して、クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済手段の代わりに、現金により利用代金の後払いが可能な後払いサービスを提供する場合、制御部130は、決済手段として現金を用いた支払方法(たとえば、代引きやコンビニ払い)の利用頻度が所定の閾値を超える利用者に対して、この後払いサービスを優先的に表示するように複数の支払方法の表示順序を制御できる。
[6.処理手順]
(6-1.与信審査情報登録処理)
以下、実施形態に係る情報処理装置100が事項する情報処理の手順について説明する。まず、図7を用いて、実施形態に係る与信審査情報登録処理の手順の一例を説明する。図7は、実施形態に係る与信審査情報登録処理の手順の一例を示すフローチャートである。図7に示す処理手順は、情報処理装置100の制御部130により実行される。図7に示す処理手順は、情報処理装置100の稼働中、繰り返し実行される。
図7に示すように、制御部130は、利用状況記憶部122に記憶されている利用状況に関する情報を参照して、与信審査対象ユーザを抽出する(ステップS101)。たとえば、制御部130は、ECサイトの利用者(たとえば、図1に示す利用者U1)の中から、決済履歴のサンプルデータが所定量蓄積している利用者を与信審査対象ユーザとして抽出する。すなわち、制御部130は、決済履歴に基づいて支払能力を判断することが可能な利用者を与信審査対象ユーザとして選別する。
続いて、制御部130は、ステップS101で抽出した与信審査対象ユーザの各々について、与信審査処理を実行する(ステップS102)。そして、制御部130は、ステップS102で実行した与信審査処理の結果を示す与信審査情報を、利用者Uに紐付けて登録情報記憶部121に登録して(ステップS103)、図7に示す処理手順を終了する。
(6-2.電子マネー後払いサービス提供処理)
次に、図8を用いて、実施形態に係る電子マネー後払いサービス提供処理の手順の一例を説明する。図8は、実施形態に係る電子マネー後払いサービス提供処理の手順の一例を示すフローチャートである。図8に示す処理手順は、信審査情報登録処理の手順の一例を示すフローチャートである。図8に示す処理手順は、情報処理装置100の制御部130により実行される。図8に示す処理手順は、情報処理装置100の稼働中、繰り返し実行される。
図8に示すように、制御部130は、通信部110を通じて、ECサイトの利用者(たとえば、図1に示す利用者U1)から注文手続要求を取得する(ステップS201)。
そして、制御部130は、注文手続要求の送信元である利用者について、電子マネー後払いサービスの利用条件を満たすか否かを判定する(ステップS202)。たとえば、制御部130は、該当利用者の与信審査結果や、該当利用者の電子マネー後払いサービス利用残高や、該当利用者の電子マネー後払いサービスにおける債務不履行などに基づく判定を行う。
制御部130は、注文手続要求の送信元である利用者が電子マネー後払いサービスの利用条件を満たすと判定した場合(ステップS202:Yes)、電子マネー後払いサービスの利用登録済みであるか否かを判定する(ステップS203)。
制御部130は、電子マネー後払いサービスの利用登録済みであると判定した場合(ステップS203;Yes)、利用代金の支払方法として、電子マネー後払いサービスを含む注文内容確認画面(たとえば、図3参照)を注文手続要求の送信元である利用者に提供して(ステップS204)、図8に示す処理手順を終了する。
一方、制御部130は、電子マネー後払いサービスの利用登録済みではないと判定した場合(ステップS203;No)、電子マネー後払いサービスの利用登録受付手段(たとえば、図2に示すボタンOB2-1)を含む注文内容確認画面(たとえば、図2参照)を注文手続要求の送信元である利用者に提供して(ステップS205)、図8に示す処理手順を終了する。
また、上述のステップS202において、制御部130は、注文手続要求の送信元である利用者が電子マネー後払いサービスの利用条件を満たないと判定した場合(ステップS202:No)、利用代金の支払方法として、電子マネー後払いサービスを含まない注文内容確認画面を注文手続要求の送信元である利用者に提供して(ステップS206)、図8に示す処理手順を終了する。
[7.変形例]
上記実施形態にかかる情報処理装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報処理装置100の他の実施形態について説明する。
(7-1.注文内容に応じたサービスの提供)
上記の実施形態において、情報処理装置100は、ECサイトの利用者(たとえば、図1に示す利用者U1)がカートに追加した商品やサービスの内容に応じて、電子マネー後払いサービスなどの後払いサービスを提供するかどうかを決定してもよい。たとえば、商品やサービスごとに後払いサービスを利用可能か否かを事前に設定してもよい。情報処理装置100は、利用者が注文した商品またはサービスの提供を行っている店舗が電子マネー後払いサービスなどの後払いサービスに対応しているかどうかに基づいて、電子マネー後払いサービスなどの後払いサービスを提供するかどうかを決定してもよい。
(7-2.カートが複数店店舗に跨る場合のサービスの提供)
上記の実施形態において、商品を追加するカートが複数の店舗に跨って構成される場合、情報処理装置100は、商品に対応する店舗ごとに、利用代金の支払方法として電子マネー後払いサービスなどの後払いサービスを提供するかどうかを個別に決定してもよい。たとえば、情報処理装置100は、2店舗に跨る商品がカートに追加されている場合、これらの商品の注文手続において、一方の店舗の商品については支払方法の選択肢の1つとして電子マネー後払いサービスなどの後払いサービスを提供し、もう一方の店舗の商品については支払方法の選択肢の1つとして電子マネー後払いサービスなどの後払いサービスを提供しないことなどが可能である。後払いサービスを提供するかどうかの判断は、商品などを提供する店舗が後払いサービスの対応店舗であるか否か、または商品などが後払いサービスに対応しているか否かなどに基づいて個別に実行できる。
[8.ハードウェア構成]
実施形態にかかる情報処理装置100は、例えば図9に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図9は、実施形態に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、および、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、通信網50を介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、通信網50を介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態にかかる情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部120内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを、記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、通信網50を介してこれらのプログラムを取得してもよい。
[9.その他]
上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[10.効果]
実施形態に係る情報処理装置100は、ECサイトの利用者のうち所定の条件を満足しない利用者に対して、利用代金の支払を所定期間猶予する電子マネー後払いサービスを提供しないように制御する制御部130を有する。
このようなことから、実施形態に係る情報処理装置100は、利用代金が回収できない事態の発生を未然に防ぎ、電子マネー後払いサービスの健全な運用を通じて、電子決済サービスの利便性を向上できる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、制御部130は、利用者に関する利用者情報に基づいて事前に行われる与信審査を通らない利用者に対して、電子マネー後払いサービスを提供しない。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、制御部130は、電子マネー後払いサービスを利用した未払い額が予め規定される利用上限額を超える利用者に対して、電子マネー後払いサービスを提供しない。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、制御部130は、電子マネー後払いサービスの利用において債務不履行の事実がある利用者に対して、電子マネー後払いサービスを提供しない。
これらにより、実施形態に係る情報処理装置100は、利用代金を支払わない可能性がある利用者を予め選別できる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、制御部130は、利用者に関する利用者情報に基づいて、利用者の同一性を判定する。これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、悪意ある利用者の特定し、被害を未然に防止できる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、制御部130は、ECサイトの利用に際して利用者に提供されるユーザインターフェイスにおいて、電子マネー後払いサービスを含む複数の支払方法の表示順序を利用者の決済履歴に基づいて制御する。たとえば、制御部130は、最後に利用された支払方法を優先的に表示されるように前記表示順序を制御する。これにより、実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザビリティを向上できる。
また、実施形態に係る情報処理装置100において、制御部130は、現金を用いた決済手段の利用頻度が所定の閾値を超える利用者に対して、利用代金の支払に電子マネー以外の決済手段を利用可能な後払いサービスを優先的に表示するように表示順序を制御する。これにより、現金主義の利用者について、後払いサービスの利用を促進できる。
以上、本願の実施形態をいくつかの図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、特定部は、特定手段や特定回路に読み替えることができる。
10 端末装置
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 登録情報記憶部
122 利用状況記憶部
130 制御部

Claims (11)

  1. 電子商取引サービスの利用者のうち所定の条件を満足しない前記利用者に対して、利用代金の支払を行うために前記利用者が選択可能な支払方法として、利用代金の支払を所定期間猶予する後払いサービスを提供しないように制御する制御部
    を備え、
    前記制御部は、
    前記電子商取引サービスの利用に際して前記所定の条件を満足しない前記利用者に提供されるユーザインターフェイスにおいて前記利用者が選択可能な支払方法として、前記後払いサービスを当初より表示させないように制御し、
    前記ユーザインターフェイスとして前記利用者に提供される注文内容確認画面において前記後払いサービスの申込を確定するボタンに対する操作を前記利用者から受け付けた場合、前記申込を確定するボタンの操作を前記利用者から受け付ける前に前記注文内容確認画面に表示されていたボタンであって、前記後払いサービスの利用登録を前記利用者から受け付けるためのボタンの表示を前記後払いサービスの利用が可能な状態であることを示すステータス情報の表示に変更する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記所定の条件を満足する前記利用者に提供される前記ユーザインターフェイスに設けられている前記後払いサービスの利用登録を前記利用者から受け付けるためのボタンの近傍に前記後払いサービスの利用に関する優待情報を表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、
    前記利用者に関する利用者情報に基づいて事前に行われる与信審査を通らない前記利用者に対して、前記後払いサービスを提供しない
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、
    前記後払いサービスを利用した未払い額が予め規定される利用上限額を超える前記利用者に対して、前記後払いサービスを提供しない
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御部は、
    前記後払いサービスの利用において債務不履行の事実がある前記利用者に対して、前記後払いサービスを提供しない
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、
    前記利用者に関する利用者情報に基づいて、前記利用者の同一性を判定する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御部は、
    前記電子商取引サービスの利用に際して前記利用者に提供されるユーザインターフェイスにおいて、前記後払いサービスを含む複数の支払方法の表示順序を前記利用者の決済履歴に基づいて制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御部は、
    最後に利用された前記支払方法を優先的に表示されるように前記表示順序を制御する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  9. 前記制御部は、
    決済手段として現金を用いた支払方法の利用頻度が所定の閾値を超える前記利用者に対して、利用代金の支払に電子マネー以外の決済手段を利用可能な前記後払いサービスを優先的に表示するように前記表示順序を制御する
    ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  10. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    電子商取引サービスの利用者のうち所定の条件を満足しない前記利用者に対して、利用代金の支払を行うために前記利用者が選択可能な支払方法として、利用代金の支払を所定期間猶予する後払いサービスを提供しないように制御する制御工程
    を含み、
    前記制御工程は、
    前記電子商取引サービスの利用に際して前記所定の条件を満足しない前記利用者に提供されるユーザインターフェイスにおいて前記利用者が選択可能な支払方法として、前記後払いサービスを当初より表示させないように制御し、
    前記ユーザインターフェイスとして前記利用者に提供される注文内容確認画面において前記後払いサービスの申込を確定するボタンに対する操作を前記利用者から受け付けた場合、前記申込を確定するボタンの操作を前記利用者から受け付ける前に前記注文内容確認画面に表示されていたボタンであって、前記後払いサービスの利用登録を前記利用者から受け付けるためのボタンの表示を前記後払いサービスの利用が可能な状態であることを示すステータス情報の表示に変更する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  11. コンピュータに、
    電子商取引サービスの利用者のうち所定の条件を満足しない前記利用者に対して、利用代金の支払を行うために前記利用者が選択可能な支払方法として、利用代金の支払を所定期間猶予する後払いサービスを提供しないように制御する制御手順
    を実行させ、
    前記制御手順は、
    前記電子商取引サービスの利用に際して前記所定の条件を満足しない前記利用者に提供されるユーザインターフェイスにおいて前記利用者が選択可能な支払方法として、前記後払いサービスを当初より表示させないように制御し、
    前記ユーザインターフェイスとして前記利用者に提供される注文内容確認画面において前記後払いサービスの申込を確定するボタンに対する操作を前記利用者から受け付けた場合、前記申込を確定するボタンの操作を前記利用者から受け付ける前に前記注文内容確認画面に表示されていたボタンであって、前記後払いサービスの利用登録を前記利用者から受け付けるためのボタンの表示を前記後払いサービスの利用が可能な状態であることを示すステータス情報の表示に変更する
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
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