JP7033969B2 - 無人飛行体 - Google Patents

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Description

本発明は無人飛行体に関する。
粉塵が存在する構造物(例えばボイラ、焼却炉、排ガスダクト等)の内部構造の検査は、例えば構造物内部に足場を組んで、人手によって行われる。しかし、このような構造物では粉塵が内部を舞うことがあり、人が内部に入って検査を行うことは容易でない。そこで、検査装置を搭載した無人飛行体を構造物内部に飛行させることで、構造物の内部構造を検査する技術が知られている。
例えば特許文献1には、カメラ等の検査装置を搭載した無人飛行体によりボイラの内部構造を検査することが記載されている。
特開2016-15628号公報(例えば段落0029、図1参照)
ところで、無人飛行体には、無人飛行体を駆動(飛行)を制御するための電子部品(制御基板等)が備えられる。そして、無人飛行体を安定して駆動制御する観点から、電子部品から発せられた熱を放熱して、電子部品を十分に冷却することが好ましい。そこで、無人飛行体には、外気を無人飛行体内部に取り込むためのファン、通気口等が通常は備えられる。そして、ファンが駆動することで取り込まれた外気に電子部品の熱が放熱され、これにより、電子部品の冷却が行われる。なお、電子部品の熱を帯びた空気(取り込まれた外気)は、無人飛行体の外部に放出される。
一方で、例えばボイラ等の構造物の内部では、上記のように粉塵が舞うことがある。そのため、無人飛行体の内部に粉塵が入り込むことを抑制する観点から、上記のようなファン、通気口等を備えずに、電子部品を配置した内部空間は密閉(気密)されることが好ましい。しかし、電子部品を配置した内部空間を密閉すると、電子部品から発せられた熱が当該内部空間に篭る。この結果、電子部品が過熱され、電子部品の誤動作が生じる可能性がある。このため、無人飛行体の駆動制御が不安定になる可能性がある。
本発明は上記の課題に鑑みて為されたものであり、本発明の少なくとも一実施形態は、粉塵が存在する構造物の内部においても安定して駆動制御可能な無人飛行体を提供することを目的とする。
(1)本発明の少なくとも一実施形態に係る無人飛行体は、粉塵が存在する構造物の内部空間を検査するための無人飛行体であって、プロペラ、及び前記プロペラを回転させるためのモータを含む駆動力付与部と、前記駆動力付与部を支持する飛行体本体部であって、電子部品が配置される密閉空間を内部に有する飛行体本体部と、を備え、前記飛行体本体部のうち、少なくとも前記電子部品と熱的に接触する部分が、熱伝導率が10W/(m・K)以上の高熱伝導率材料により構成されたことを特徴とする。
上記(1)の構成によれば、電子部品から発せられた熱を飛行体本体部に放熱できる。これにより、熱が密閉空間に篭ることを抑制しつつ、電子部品を冷却できる。この結果、無人飛行体の安定的な駆動制御を行うことができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)の構成において、前記無人飛行体は、前記密閉空間に配置される、前記電子部品の温度上昇を抑制するための温度上昇抑制機構を備えることを特徴とする。
上記(2)の構成によれば、例えばファン、冷却材等の温度上昇抑制機構によって電子部品の温度上昇を抑制できる。これにより、上記の放熱と相俟って、温度上昇抑制機構によって、さらに十分に電子部品を冷却できる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(1)又は(2)の構成において、前記飛行体本体部は、前記密閉空間を画成するための密閉空間画成部を含み、前記密閉空間画成部の少なくとも一部には冷媒が封入されることを特徴とする。
上記(3)の構成によれば、冷媒に蓄熱できるため、電子部品の熱をさらに飛行体本体部に蓄熱できる。これにより、電子部品の温度上昇をよりいっそう抑制できる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(1)~(3)の何れか1の構成において、前記飛行体本体部は、前記密閉空間を画成するための密閉空間画成部を含み、前記密閉空間画成部の少なくとも一部は透明部材により構成されることを特徴とする。
上記(4)の構成によれば、外部から密閉空間の内部を視認できる。これにより、密閉空間の内部に配置された電子部品を外部から視認でき、電子部品の様子を外部から確認できる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(4)の構成において、前記透明部材はエアロゲルを含むことを特徴とする。
上記(5)の構成によれば、エアロゲルは軽量であるため、無人飛行体が過度に重くなることが抑制され、安定して飛行できる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(1)~(5)の何れか1の構成において、前記無人飛行体は、前記電子部品と前記モータとの間における伝熱を抑制するための伝熱抑制機構を備えることを特徴とする。
上記(6)の構成によれば、電子部品とモータとの間での熱の授受を抑制できる。この結果、例えば電子部品から発せられた熱のモータへの伝熱に起因するモータの過熱を抑制できる。また、例えば、プロペラの回転に伴いモータから発せられた熱の電子部品への伝熱に起因する電子部品の過熱を抑制できる。これらにより、電子部品及びモータの過熱を抑制して、無人飛行体の安定した駆動制御を行うことができる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(1)~(6)の何れか1の構成において、前記密閉空間には、前記電子部品を撮影するための撮影装置が配置されることを特徴とする。
上記(7)の構成によれば、電子部品の様子を遠隔の場所から確認できる。これにより、電子部品に異常が発生した場合に、その異常を早期に発見できる。
(8)幾つかの実施形態では、上記(1)~(7)の何れか1の構成において、前記無人飛行体は、前記密閉空間の温度を測定するための内部温度センサを備えることを特徴とする。
上記(8)の構成によれば、密閉空間の温度に応じて、無人飛行体の駆動を制御できる。
(9)幾つかの実施形態では、上記(1)~(8)の何れか1の構成において、前記無人飛行体は、前記構造物の内部空間の温度を測定するための外部温度センサを備えることを特徴とする。
上記(9)の構成によれば、粉塵が存在する構造物の内部空間の温度に応じて、無人飛行体の駆動を制御できる。
本発明の少なくとも一実施形態によれば、粉塵が存在する構造物の内部においても安定して駆動制御可能な無人飛行体を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る無人飛行体の外観斜視図である。 図1のA-A線断面図である。 昇温試験に使用した試験箱であり、(a)は金属及びエアロゲルにより構成した試験箱(実施例)、(b)はアクリル樹脂により構成した試験箱(比較例)である。 昇温試験の結果を示すグラフである。 本発明の二実施形態に係る無人飛行体の断面図である。 本発明の三実施形態に係る無人飛行体の断面図である。 本発明の四実施形態に係る無人飛行体の断面図である。 本発明の五実施形態に係る無人飛行体の模式図であり、(a)は断面図、(b)は(a)のB-B線断面図、(c)はB-B線断面図の変形例、(d)はB-B線断面図の別の変形例である。 本発明の六実施形態に係る無人飛行体の模式図であり、(a)は外観斜視図、(b)は(a)のC-C線断面図、(c)は(a)のC-C線断面図の変形例である。 本発明の七実施形態に係る無人飛行体の断面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の幾つかの実施形態について説明する。ただし、以下に実施形態として記載されている内容又は図面に記載されている内容は、あくまでも例示に過ぎず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、任意に変更して実施することができる。また、各実施形態は、2つ以上を任意に組み合わせて実施することができる。さらに、各実施形態において、共通する部材については同じ符号を付すものとし、説明の簡略化のために重複する説明は省略する。
また、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、本発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る無人飛行体100の外観斜視図である。無人飛行体100は、粉塵が存在する構造物の内部空間を検査するためのものである。ここでいう構造物とは、例えば、ボイラ、焼却炉、排ガスダクト等である。また、ここでいう粉塵とは、例えば、燃焼灰、流動床ボイラで使用される砂、未燃分、塵埃等である。無人飛行体100には、図示はしないが、上記構造物の上記内部空間を検査するための検査装置(例えばカメラ等)が備えられる。このため、無人飛行体100は、上記内部空間を飛行しながら構造物の内部を検査することができる。これにより、作業員等が構造物の内部に入ることなく、構造物の内部を検査できる。
無人飛行体100は、駆動力付与部10と、飛行体本体部12とを備える。これらのうち、駆動力付与部10は、プロペラ10a、及びプロペラ10aを回転させるためのモータ10bを含む。また、飛行体本体部12は、駆動力付与部10を支持するものであって、電子部品21(図2を参照しながら説明する)が配置される密閉空間20(図2を参照しながら説明する)を内部に有するものである。駆動力付与部10によって駆動力を発生させることで、駆動力付与部10と一体に構成された飛行体本体部12が駆動する。
駆動力付与部10は、飛行体本体部12に含まれる支持材11であって、筐体13の上面の対角線方向にそれぞれ延在する支持材11に支持される。支持材11は、後記する筐体13の上方に位置する第1支持材11aと、上面視で筐体13の外側に配置され、駆動力付与部10を支持するための第2支持材11bとを含む。駆動力付与部10は4つ備えられ、支持材11の正面側に2つ及び背面側に2つ備えられる。そして、4つの駆動力付与部10に含まれる4つのプロペラ10aが協調して回転駆動することで、上記構造物の上記内部空間における無人飛行体100の移動、回転及び旋回が行われる。
飛行体本体部12は、上記の支持材11のほか、支持材11の下方に支持材11の一体となった箱型の筐体13を含む。なお、筐体13の内部には、図2を参照しながら後記する密閉空間20が形成される。筐体13の下方には、四隅に、金属製の脚部15が形成される。これにより、無人飛行体100の駆動停止時には、筐体13が地面から離間するようにして無人飛行体100が着陸する。また、詳細は後記するが、金属製の筐体13から放熱を行う際、4つの金属製の脚部15をフィンとして機能させることができ、放熱を促すことができる。
また、筐体13の正面背面及び左右の側面の一部は開口(図示しない)しており、この開口に嵌るようにして、板状の透明部材14が配置される。なお、図1では、他の部材と区別し易いように、透明部材14は便宜的にドット柄で示している。透明部材14は例えばエアロゲルにより構成される。正面背面及び左右の側面の一部に形成された開口に嵌るようにして透明部材14が配置されることで、筐体30の内部に形成された密閉空間20が外部から視認できる。ただし、筐体13の例えば上面又は下面のうちの少なくとも一方に開口(図示しない)を形成し、この開口に嵌るように透明部材14が配置されてもよい。
無人飛行体100は、例えば支持材11の表面に、無人飛行体100が飛行する構造物の内部空間の温度を測定するための外部温度センサ16を備える。外部温度センサ16により、粉塵が存在する構造物の内部空間の温度を把握できる。この結果、粉塵が存在する構造物の内部空間の温度に応じて、無人飛行体100の駆動を制御できる。具体的には例えば、外部温度が高くなったときには、無人飛行体100を帰還させたり、モータ10bの出力を低下させてモータ10bからの発熱量を抑制したり、構造物の内部空間のうちできるだけ温度の低い場所に移動したりして、無人飛行体100を駆動制御できる。
外部温度センサ16により測定された温度は、無人飛行体100から離れた場所にいる使用者に通知される。通知は、測定された温度自身が通知されてもよいし、測定された温度が電子部品21の使用可能温度の上限値又は所定の閾値を超えた場合に発せられる警告として通知されてもよい。
図2は、図1のA-A線断面図である。上記のように、筐体13の内部には密閉空間20が形成され、密閉空間20には、駆動力付与部10を制御するための電子部品21が配置される。電子部品21は、基板23と、基板23に設置される半導体チップ22とを備えて構成される。これらのうち、基板23の上には、電子部品21の異常時に点灯可能なランプ25が設置される。そして、上記のように、透明部材14を介して外部から密閉空間20を視認できため、ランプ25の点灯を、上記の透明部材14を介して外部から視認できる。このため、電子部品21の異常を外部から確認できる。なお、電子部品21に異常が発生した場合には、無人飛行体100が自動で帰還するようにしてもよい。
また、無人飛行体100は、例えば基板23の上に、密閉空間20の温度を測定するための内部温度センサ24を備える。内部温度センサ24を備えることで、密閉空間20の温度に応じて、無人飛行体の駆動を制御できる。具体的には例えば、密閉空間20の温度が高くなったときには、無人飛行体100を帰還させたり、モータ10bの駆動制御に伴う電子部品21からの発熱を抑制するために、無人飛行体100の旋回等の単純駆動をさせたりして、無人飛行体100を駆動制御できる。
内部温度センサ24により測定された温度は、無人飛行体100から離れた場所にいる使用者に通知される。通知は、測定された温度自身が通知されてもよいし、測定された温度が電子部品21の使用可能温度の上限値又は所定の閾値を超えた場合に発せられる警告として通知されてもよい。
電子部品21は、密閉空間20において、筐体13の底部13bに配置される。そして、無人飛行体100では、飛行体本体部12のうち、少なくとも電子部品21と熱的に接触する部分が、熱伝導率が10W/(m・K)以上の上記高熱伝導率材料により構成されている(なお、詳細は後記するが、本発明の一実施形態では、飛行体本体部12の全体は高熱伝導率材料により構成される)。このようにすることで、電子部品21から発せられた熱を飛行体本体部12に逃がすことができ、電子部品21を冷却できる。なお、飛行体本体部12に逃げた熱は、高熱伝導率金属で形成された部分が外部に繋がっている場合には外部に放熱し、繋がっていない場合には高熱伝導率材料に蓄熱される。
高熱伝導率材料により構成される部分は、電子部品21が熱的に接触する部分(例えば底部13bのうち、電子部品21がボルト等により固定されている部分)に限られない。例えば、電子部品21が熱的に接触する部分と飛行体本体部12の外部との間で伝熱路が形成されるように、高熱伝導率材料を用いて無人飛行体100を構成できる。これにより、電子部品21の熱を無人飛行体100の外部(外気)に放出し易くでき、電子部品21の冷却が促される。
このような構成は、具体的には例えば、底部13bを含めた筐体13の全体(又は飛行体本体部12の全体)を、高熱伝導率材料により構成することができる。そこで、一例として、上記の無人飛行体100の飛行体本体部12の全体は高熱伝導率材料により構成される。なお、無人飛行体100の外部に放熱する際には、放熱を促すために、無人飛行体100に図示しない放熱フィンを設けてもよい。
高熱伝導率材料の熱伝導率としては、上記のように10W/(m・K)以上であるが、好ましくは50W/(m・K)以上、より好ましくは100W/(m・K)以上、特に好ましくは200W/(m・K)以上である。また、高熱伝導率材料としては、比熱が大きく、強度が高く、軽量なものが好ましく、具体的には例えば、アルミニウム、マグネシウム、チタン等の金属(単体、化合物、合金のいずれでもよい)が挙げられる。なお、高熱伝導率材料は1種を単独で使用してもよく、2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。
上記のように、密閉空間20は筐体13の内部に形成される。筐体13は、上記の透明部材14が嵌め込まれる開口(図示しない)を有する側壁部13aと、上記の電子部品21が設置される底部13bと、取り外し可能な蓋部13cとを備える。これらのうち、無人飛行体100の駆動停止中に蓋部13cを筐体13から取り外すことで、密閉空間20が開口する。これにより、密閉空間20に配置された電子部品21を取り出すことができる。
密閉空間20は、上記の側壁部13aと底部13bと蓋部13cとにより囲まれることで形成される。従って、これらの側壁部13aと底部13bと蓋部13cとは、いずれも密閉空間画成部18の一部であるため、飛行体本体部12は、密閉空間20を画成するための密閉空間画成部18を含む。そして、密閉空間画成部18の少なくとも一部である側壁部13aの一部が、上記の透明部材14により構成される。
密閉空間画成部18の少なくとも一部が透明部材14により構成されることで、外部から密閉空間20の内部を視認できる。これにより、密閉空間20の内部に配置された電子部品21を外部から視認でき、電子部品21の様子を外部から確認できる。特に、上記のように電子部品21には、電子部品21の異常を通知するためのランプ25が設置されていることから、電子部品21の異常を透明部材14を介して外部から確認できる。
透明部材14は、上記のように、例えばエアロゲルにより構成される。エアロゲルは、多孔質の物質であり、ゲル中に含まれる溶媒を乾燥させることで得られるものである。エアロゲルは、軽量であり、断熱性を有する。透明部材14としてエアロゲルが含まれることで、エアロゲルは軽量であるため、無人飛行体100が過度に重くなることが抑制され、安定して飛行できる。
透明部材14として使用可能なエアロゲルとしては、無色のエアロゲルが好ましく、具体的には例えばシリカエアロゲルが好ましい。また、透明部材14を介した熱の授受を抑制する観点から、エアロゲルの熱伝導率は小さいことが好ましい。無色のエアロゲルであって、かつ熱伝導率が小さなエアロゲルとしては、例えば、ティエムファクトリ社製エアロゲル(熱伝導率:0.014W/(m・K))等が挙げられる。
ここで、高温雰囲気における密閉空間の温度変化を評価するため、エアロゲルを備えた金属製の筐体(実施例)とアクリル樹脂製の筐体(比較例)とを用いて、昇温試験を行った。
図3は、昇温試験に使用した試験箱であり、(a)は金属及びエアロゲルにより構成した試験箱(実施例)、(b)はアクリル樹脂により構成した試験箱(比較例)である。図3においても、他の部材と区別し易いように、エアロゲル31Aを便宜的にドット柄で示している。図3(a)に示す試験箱30A、及び、図3(b)に示す試験箱30Bは、いずれも上記の筐体13を模したものである。また、それぞれの内部空間33A,33Bは、いずれも上記の密閉空間20を模したものである。なお、昇温試験に使用した試験箱30Aの内容積は0.5L、試験箱30Bの内容積は0.5Lである。
図3(a)に示す試験箱30Aは、上方が開口したアルミニウム(上記高熱伝導率材料の一例)製の箱本体部32Aを備える。そして、箱本体部32A上方の開口した部分に板状のエアロゲル31Aが嵌るようにして、エアロゲル31Aが配置される。これにより、試験箱30Aの内部に形成された内部空間33Aを密閉できるとともに、内部空間33Aを外部から視認できる。なお、ここで使用したエアロゲル31Aは、上記のティエムファクトリ社製エアロゲル(熱伝導率:0.014W/(m・K))である。
また、図3(b)に示す試験箱30Bは、アクリル樹脂製で上方が開口した箱本体部32Bと、箱本体部32Bと一体であり、かつ、上記開口を閉塞可能に構成された蓋部34Bとを備える。そして、蓋部34Bを閉じることで、試験箱30Bの内部に形成された内部空間33Bが密閉される。試験箱30Bの全体は無色透明なアクリル樹脂で形成されるため、試験箱30Bの内部空間33Bを外部から視認できる。なお、アクリル樹脂の熱伝導率は0.2W/(m・K)である。
上記の試験箱30A,30Bのそれぞれの内部空間33A,33Bに、上記の電子部品21として、発熱量を増加させるために円周率を1000億桁まで計算中の半導体基板を備える電子部品(図示しない)を収容した。収容した電子部品の最高使用温度(耐熱温度)は70℃程度である。電子部品は、試験箱30A,30Bの内部底面に十分に接触するように試験箱30A,30Bに収容した。なお、電子部品は、同じ姿勢で試験箱30A,30Bのそれぞれに収容した。また、それぞれの内部空間33A,33Bには、内部空間33A,33Bの温度を測定するための温度センサ(図示しない)を入れた。温度の測定は、10秒おきに行った。
そして、それぞれの内部空間33A,33Bを密閉し、60℃に設定した恒温装置に入れた。使用した恒温装置は、AutoStrong社製AUTO-KX220である。なお、無人飛行体100の筐体13を模するために、試験箱30A,30Bを恒温装置の内部上面から吊るし、試験箱30A,30Bの外部底面が恒温装置と接触しないようにした。昇温試験の結果を図4に示す。
図4は、昇温試験の結果を示すグラフである。図4において、実線は図3(a)に示した試験箱30Aを使用した実施例、破線は図3(b)に示した試験箱30Bを使用した比較例である。
実施例及び比較例のいずれにおいても、時間の経過とともに内部空間33A,33Bの温度が上昇した。しかし、実施例の温度上昇は比較例の温度上昇よりも緩やかであった。具体的には例えば、実施例では、900秒(15分)経過後であっても、内部空間33Aの温度が60℃に達していないにも関わらず、比較例では、500秒(8分20秒)で内部空間33Bの温度が60℃に達した。また、比較例では、650秒(10分50秒)で内部空間33Bの温度が65℃に達し、800秒(13分20分)で内部空間33Bの温度が70℃に達した。
これらの結果から、実施例では、電子部品から発せられた熱が、アルミニウム製の箱本体部32Aを通じて放熱された結果、密閉された内部空間33Aの温度上昇が緩やかになったと考えられる。一方で、全体がアクリル樹脂により構成されているため試験箱30Bからの放熱が難しい比較例では、電子部品から発せられた熱は密閉された内部空間33Bに篭ると考えられる。この結果、内部空間33Bの温度上昇が速くなったと考えられる。
粉塵が存在する構造物の内部構造の検査は、構造物の大きさによっても異なるが、通常は、900秒(15分)程度あれば、概ね全体の検査を十分に行うことができる。そして、実施例では、900秒経過後であっても、内部空間33Aの温度が、電子部品の最高使用温度である70℃程度以下であり、無人飛行体の駆動制御を安定して行うことができると考えられる。特に、実施例の試験箱30Aは上記のようにエアロゲル31Aを備えており、放熱に関与する金属の部分が、試験箱30Aの全体を上記の高熱伝導率材料で構成した場合と比べ減少している。それにもかかわらず、図4に示すように温度上昇を緩やかにできるため、仮にエアロゲル31Aを備えず高熱伝導率材料のみで構成すれば、無人飛行体の駆動制御をより安定して行うことができると考えられる。
一方で、比較例では、500秒で内部空間33Bの温度が外気温度に達し、上記のように650秒で65℃、800秒で70℃に達した。そのため、比較例では、内部構造の検査に好適と考えられる900秒経過前に、内部空間33Bの温度が電子部品の最高使用温度を超えてしまうと考えられる。また、650秒で電子部品の最高使用温度に近い65℃に達していることから、無人飛行体に様々な駆動を行わせれば、電子部品からの発熱量が多くなる結果、650秒で電子部品の最高使用温度に達する可能性がある。そのため、比較例では、検査完了前に内部空間33Bの温度が電子部品の最高使用温度に達する結果、無人飛行体の帰還を余儀なくされ、構造物の内部構造を十分に検査できない可能性がある。
なお、上記の例では、比較例の試験箱30Bはアクリル樹脂で作製した。しかし、熱伝導率がアクリル樹脂よりも低い材料(例えばポリプロピレン等)により試験箱30Bを作製すれば、さらに短時間で、内部空間33Bの温度が半導体基板の最高使用温度に達すると考えられる。
この図3及び図4を参照しながら説明した実施例によっても裏付けられるように、本発明の一実施形態に係る無人飛行体100によれば、電子部品21から発せられた熱を飛行体本体部12に放熱できる。これにより、熱が密閉空間20に篭ることを抑制しつつ、電子部品21を冷却できる。
図5は、本発明の二実施形態に係る無人飛行体100Bの断面図である。無人飛行体100Bは、上記の無人飛行体100とは異なり、透明部材14及びランプ25を備えていない。また、図5に示す無人飛行体100Bは、上記の無人飛行体100とは異なり、密閉空間20に配置される電子部品21の温度上昇を抑制するための温度上昇抑制機構40を備える。
温度上昇抑制機構40は、ファン40aと、ファン40aを回転駆動させるモータ40bとを備える。ファン40aは、電子部品21に向けられており、ファン40aが駆動することで生じた風が電子部品21に吹き付けられるようになっている。これにより、電子部品21の飛行体本体部12への放熱が促される。この結果、温度上昇抑制機構40によって電子部品21の温度上昇を抑制できる。これにより、上記の放熱と相俟って、温度上昇抑制機構40によって、さらに十分に電子部品21を冷却できる。
なお、例えば、ファン40aは、電子部品21以外の任意の部分に向けられるようにしてもよい。向けられた部分にはファン40aの回転駆動により生じた風が吹き付けられるため、その部分が局所的に熱を帯びることを抑制できる。そのため、ファン40aにより、例えば上記の側壁部13aと底部13bとの接続部分(即ち密閉空間20における角の部分)に風を流すことで、比較的熱が伝わりにくい部分である当該接続部分に熱が留まることを抑制できる。これにより、飛行体本体部12から外部への放熱を促すことができ、これに伴って、電子部品21から飛行体本体部12への放熱を促すことができる。
図6は、本発明の三実施形態に係る無人飛行体100Cの断面図である。無人飛行体100Cは、上記の無人飛行体100とは異なり、透明部材14及びランプ25を備えていない。また、図6に示す無人飛行体100Cを構成する飛行体本体部12は、上記の無人飛行体100を構成する飛行体本体部12とは異なり、密閉空間20を画成するための密閉空間画成部18の少なくとも一部に冷媒50が封入されている。即ち、冷媒50は、密閉空間20を囲うように配置される。具体的には、密閉空間画成部18を構成する側壁部13aと底部13bと蓋部13cとのそれぞれには、冷媒50を溜めるための空間と冷媒注入用の小さな穴(図示しない)とが設けられている。そして、この穴から冷媒50を注入し、ゴム等のキャップ(図示しない)で穴を塞ぐことで、当該空間内に冷媒50が封入されている。冷媒50は、飛行体本体部12を構成する高熱伝導率材料よりも熱容量が大きな材料が好ましく、例えば水である。
密閉空間画成部18の少なくとも一部に冷媒50が配置されることで、冷媒50に蓄熱できるため、電子部品21の熱をさらに飛行体本体部12に蓄熱できる。これにより、電子部品21の温度上昇をよりいっそう抑制できる。
図7は、本発明の四実施形態に係る無人飛行体100Dの断面図である。無人飛行体100Dは、上記の無人飛行体100とは異なり、透明部材14及びランプ25を備えていない。また、図7に示す無人飛行体100Dは、上記の無人飛行体100とは異なるものの上記の無人飛行体100C(図5参照)と同じく、密閉空間20に配置される電子部品21の温度上昇を抑制するための温度上昇抑制機構60を備える。ただし、図7に示す無人飛行体100Dでは、温度上昇抑制機構60は、外部から密閉空間20内部に抜き差し可能なカートリッジにより構成される。
温度上昇抑制機構60は、密閉空間20において電子部品21と接触する本体部60aと、外部に露出しており、把持することで本体部60aを飛行体本体部12と脱着可能な把持部60bとを備える。なお、温度上昇抑制機構60が飛行体本体部12に取り付けられた状態では、密閉空間20は密閉になっている。
本体部60aには、図示しない冷媒が封入される。冷媒は、飛行体本体部12を構成する高熱伝導率材料よりも熱容量が大きな材料が好ましく、例えば水である。従って、密閉空間20において本体部60aが電子部品21に接触することで、電子部品21の熱は飛行体本体部12を通じた放熱のほか、本体部60aへの放熱も行われる。これにより、電子部品21をさらに十分に冷却できる。
これらのように、冷媒を封入したカートリッジにより構成される温度上昇抑制機構60によって、電子部品21の温度上昇を抑制できる。これにより、上記の放熱と相俟って、温度上昇抑制機構60によって、さらに十分に電子部品21を冷却できる。
図8は、本発明の五実施形態に係る無人飛行体100Eの模式図であり、(a)は断面図、(b)は(a)のB-B線断面図、(c)はB-B線断面図の変形例、(d)はB-B線断面図の別の変形例である。無人飛行体100Eは、上記の無人飛行体100とは異なり、透明部材14及びランプ25を備えていない。また、図8に示す無人飛行体100Eは、図8(a)に示すように、電子部品とモータ10bとの間における伝熱を抑制するための伝熱抑制機構70を備える。伝熱抑制機構70は、上面視で筐体13の外側に配置され、駆動力付与部10を支持するための第2支持材11bに備えられる。
伝熱抑制機構70では、第2支持材11bの太さは、図8(b)に示すように、図8(b)において破線で示す上記無人飛行体100の第2支持材11bよりも細くなっている。即ち、図8(a)に示す無人飛行体100Eにおいて、断面積が他の部分よりも細くなった第2支持材11bの部分が伝熱抑制機構70に相当する。
無人飛行体100Eでは、飛行体本体部12の全体が高熱伝導率材料(例えばアルミニウム等)で形成されている。そのため、無人飛行体100Eの駆動制御に伴っては熱する電子部品21と、プロペラ10aの回転駆動に伴って発熱するモータ10bとの間には、高熱伝導率材料に起因する伝熱路が形成されているといえる。そこで、無人飛行体100Eでは、当該伝熱路に断面積が小さくなる部分を設けることで、これらの間での熱の授受が抑制されている。
これらのように、このような伝熱抑制機構70を備えることで、電子部品21とモータ10bとの間での熱の授受を抑制できる。この結果、例えば電子部品21から発せられた熱のモータ10bへの伝熱に起因するモータ10bの過熱を抑制できる。また、例えば、プロペラ10aの回転に伴いモータ10bから発せられた熱の電子部品21への伝熱に起因する電子部品21の過熱を抑制できる。これらにより、電子部品21及びモータ10bの過熱を抑制して、無人飛行体100の安定した駆動制御を行うことができる。
なお、伝熱抑制機構70は、断面積が他の部分よりも小さくなった部分を含んでいれば、他の形状でもよい。例えば、図8(c)に示すように、外形は他の部分と同じであるが、中空であることにより断面積が他の部分が小さくなった形状であってもよい。なお、図8(c)に示す形状では、中空部分に空気が含まれている。そのため、図8(c)に示す形状は、後記する図9(b)及び(c)と同じ作用を奏するものとなる。また、例えば、図8(d)に示すように、外表面の一部に凹みを設けたような形状であってもよい。
図9は、本発明の六実施形態に係る無人飛行体100Fの模式図であり、(a)は外観斜視図、(b)は(a)のC-C線断面図、(c)は(a)のC-C線断面図の変形例である。無人飛行体100Fは、上記の無人飛行体100とは異なり、透明部材14及びランプ25を備えていない。また、図9に示す無人飛行体100Fは、上記の無人飛行体100とは異なるものの上記の無人飛行体100E(図8参照)と同じく、電子部品とモータ10bとの間における伝熱を抑制するための伝熱抑制機構80を備える。ただし、図9に示す無人飛行体100Fでは、伝熱抑制機構80は、第2支持材11bに断熱材11dを含むことで構成される。
図9(a)のC-C線図を示す図9(b)に示すように、第2支持材11bには、上記の高熱伝導率材料に代えて、例えばエアロゲル、空気等の断熱材11dが封入される。断熱材11dは、第2支持材11bの内部に形成された断面矩形状の空間に封入される。これにより、第2支持材11bの断面積が小さくなる。
このような伝熱抑制機構80を備えることで、上記の伝熱抑制機構70と同様に、電子部品21とモータ10bとの間での熱の授受を抑制できる。この結果、例えば電子部品21から発せられた熱のモータ10bへの伝熱に起因するモータ10bの過熱を抑制できる。また、例えば、プロペラ10aの回転に伴いモータ10bから発せられた熱の電子部品21への伝熱に起因する電子部品21の過熱を抑制できる。これらにより、電子部品21及びモータ10bの過熱を抑制して、無人飛行体100の安定した駆動制御を行うことができる。
なお、断熱材11dは、例えば、図9(c)に示すように、第2支持材11bの内部に形成された断面円状の空間に封入されてもよい。
図10は、本発明の七実施形態に係る無人飛行体100Gの断面図である。無人飛行体100Gは、上記の無人飛行体100とは異なり、透明部材14及びランプ25を備えていない。また、図10に示す無人飛行体100Gの密閉空間20には、電子部品21を撮影するための撮影装置90が配置される。撮影装置90は例えばカメラにより構成される。
このような撮影装置90を備えることで、電子部品21の様子を遠隔の場所から確認できる。これにより、電子部品21に異常が発生した場合に、その異常を早期に発見できる。
10 駆動力付与部
10a プロペラ
10b,40b モータ
11 支持材
11a 第1支持材
11b 第2支持材
11d 断熱材
12 飛行体本体部
13,30 筐体
13a 側壁部
13b 底部
13c,34B 蓋部
14 透明部材
15 脚部
16 外部温度センサ
18 密閉空間画成部
20 密閉空間
21 電子部品
22 半導体チップ
23 基板
24 内部温度センサ
25 ランプ
30A,30B 試験箱
31A エアロゲル
32A,32B 箱本体部
33A,33B 内部空間
40,60 温度上昇抑制機構
40a ファン
50 冷媒
60a 本体部
60b 把持部
70,80 伝熱抑制機構
90 撮影装置
100,100B,100C,100D,100E,100F,100G 無人飛行体

Claims (8)

  1. 粉塵が存在する構造物の内部空間を検査するための無人飛行体であって、
    プロペラ、及び前記プロペラを回転させるためのモータを含む駆動力付与部と、
    上面において前記駆動力付与部を支持する支持材、および前記支持材の下面に支持される筐体であって電子部品が配置される密閉空間を内部に有する筐体を含む飛行体本体部と、を備え、
    前記飛行体本体部のうち、少なくとも前記電子部品と熱的に接触する部分が、熱伝導率が10W/(m・K)以上の高熱伝導率材料により構成され、
    前記無人飛行体は、前記電子部品と前記モータとの間における伝熱を抑制するための伝熱抑制機構を備え、
    前記伝熱抑制機構は、前記電子部品と前記モータとの間に位置する前記支持材の内部に封入された断熱材を含む
    ことを特徴とする、無人飛行体。
  2. 前記無人飛行体は、前記密閉空間に配置される、前記電子部品の温度上昇を抑制するための温度上昇抑制機構を備える
    ことを特徴とする、請求項に記載の無人飛行体。
  3. 前記飛行体本体部は、前記密閉空間を画成するための密閉空間画成部を含み、
    前記密閉空間画成部の少なくとも一部には冷媒が封入される
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の無人飛行体。
  4. 前記飛行体本体部は、前記密閉空間を画成するための密閉空間画成部を含み、
    前記密閉空間画成部の少なくとも一部は透明部材により構成される
    ことを特徴とする、請求項1~の何れか1項に記載の無人飛行体。
  5. 前記透明部材はエアロゲルを含む
    ことを特徴とする、請求項に記載の無人飛行体。
  6. 前記密閉空間には、前記電子部品を撮影するための撮影装置が配置される
    ことを特徴とする、請求項1~の何れか1項に記載の無人飛行体。
  7. 前記無人飛行体は、前記密閉空間の温度を測定するための内部温度センサを備える
    ことを特徴とする、請求項1~の何れか1項に記載の無人飛行体。
  8. 前記無人飛行体は、前記構造物の内部空間の温度を測定するための外部温度センサを備える
    ことを特徴とする、請求項1~の何れか1項に記載の無人飛行体。
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