JP2007134532A - 電子機器筐体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、電子機器の高度な信頼性を維持した状態で、電子機器筐体の静音化と小型軽量化を可能にした新規な電子機器筐体を提供する。
【解決手段】 発熱による信頼性低下の影響を受けにくい電子機器及びその他収納物を収納する第一収納部1と、発熱による信頼性低下の影響を受けやすい電子機器及びその他収納物を収納する第二収納部2とを各々設け、これら二つの収納部間を隔離、断熱してあり、前記第一収納部に気体を循環させる内部ファン3を単数又は複数備えてあるとともに、前記第一収納部の外壁若しくは天板に熱交換部4を設けてあり、前記第一収納部内を前記内部ファンにより熱を内部循環させ、前記熱交換部を介して前記第一収納部内の熱を放出するようにしてあることを特徴とする電子機器筐体。
【選択図】図1
【解決手段】 発熱による信頼性低下の影響を受けにくい電子機器及びその他収納物を収納する第一収納部1と、発熱による信頼性低下の影響を受けやすい電子機器及びその他収納物を収納する第二収納部2とを各々設け、これら二つの収納部間を隔離、断熱してあり、前記第一収納部に気体を循環させる内部ファン3を単数又は複数備えてあるとともに、前記第一収納部の外壁若しくは天板に熱交換部4を設けてあり、前記第一収納部内を前記内部ファンにより熱を内部循環させ、前記熱交換部を介して前記第一収納部内の熱を放出するようにしてあることを特徴とする電子機器筐体。
【選択図】図1
Description
本発明は、電子機器その他収納物を収納し、電子装置の自己発熱による内部温度上昇を抑制して電子機器を安定に動作させる電子機器筐体に関するものである。
従来の電子機器筐体を図2、図3及び図4に示す。図2に示す電子機器筐体は外気導入冷却方式と言われ、電子機器その他収納物を収納する電子機器収納部10に吸気孔11を設けて外気を前記電子機器収納部10に吸気し、排気ファン12により内部空気とともに熱を放出するように構成してある。
図3に示す電子機器筐体は、内部循環冷却方式と言われ、電子機器その他収納物を収納する電子機器収納部20の内部に内部ファン21を設けて熱を内部循環させ、前記電子機器収納部20内の熱を外壁で熱を放出するように構成してある。
図4に示す電子機器筐体は、内部循環・熱交換器冷却方式と言われ、電子機器その収納物を収納する電子機器収納部30の内部に内部ファン31を設けて熱を内部循環させ、前記電子機器収納部30の外壁に熱交換部32を設け、この熱交換部32と外壁で前記電子機器収納部30内の熱を放出するように構成してある(特許文献1参照)。
特開平10−311638号公報
しかし、前記外気導入方式は解放型で排気ファンにより熱を外部に放出するため、電子機器筐体の小型軽量化が可能であるが、外気を導入するため、防水対策や塩害対策が困難であり、内部電子機器が塵埃や腐食等により故障するなど、信頼性が低いという問題と外部に排気ファンがあるため騒音が大きいという問題が有った。
また、前記内部循環方式は密閉型であるため、内部電子機器への外気の影響が無いので信頼性が高いが、全ての電子機器及び収納物を一つの収納部にまとめて収納するため、発熱による信頼性低下の影響を受けやすい電子機器及びその他収納物の温度上昇規格に合わせなければならないのと、外壁のみで熱を放出するため、電子機器筐体そのものが比較的大きくなるという問題があった。
最後に前記内部循環・熱交換器冷却方式は前記内部循環方式に内部の熱を外部に放出する熱交換器を設けた為、小型軽量化する事が出来るが、外部にファンがあるため騒音が大きいという問題とコストが高いという問題が有った。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、電子機器の高度な信頼性を維持した状態で、電子機器筐体の静音化と小型軽量化を可能にした新規な電子機器筐体を提供する。
上記課題を解決するために、本発明に係る電子機器筐体は、発熱による信頼性低下の影響を受けにくい電子機器及びその他収納物を収納する第一収納部と、発熱による信頼性低下の影響を受けやすい電子機器及びその他収納物を収納する第二収納部とを設け、これら二つの収納部間を離隔、断熱してあり、前記第一収納部に気体を循環させる内部ファンを単数又は複数備えてあるとともに、前記第一収納部の外壁若しくは天板に熱交換部を設けてあり、前記第一収納部内を前記内部ファンにより熱を内部循環させ、前記熱交換部を介して前記第一収納部内の熱を放出するようにしてあることを特徴とする。なお、第一収納部内の発熱が少なければ、外壁のみの放熱だけで熱交換部は不要と用意に考えることが出来る。また、第二収納部には熱を効率的に外壁に放熱させるための内部循環ファンを設けても良い。
また、本発明に係る電子機器筐体は、前記熱交換部は前記第一収納部の内外にそれぞれフィンを設けて構成してあることを特徴とする。
本発明によれば、発熱による信頼性の低下に影響を受けない収納物と発熱による信頼性の低下に影響を受ける収納物とをそれぞれ異なった収納部に収納し、発熱による信頼性の低下に影響を受ける収納物を収納する収納部内を前記内部ファンにより熱を内部循環させ、前記熱交換部を介して前記第一収納部内の熱を放出するようにしてあることにより、従来の密閉型の電子機器筐体と同様な信頼性を維持したまま、電子機器筐体の静音化と小型軽量化を可能にする効果がある。
発明を実施するための最良の形態に係る構成説明図を図1に示す。本実施例では電子機器筐体は屋外設置用の通信機器の部品を搭載して、屋外設置用通信機器を構成する。この電子機器筐体は、発熱による信頼性の低下に影響を受けにくい電子機器その他収納物を収納する第一収納部1と、発熱による信頼性の低下に影響を受けやすい電子機器その他収納物を収納する第二収納部2とを備えてある。第一収納部1を第二収納部2の上部に設けてあり、これら二つの収納部1,2間は隔離、断熱してある。また、本実施例においては、第一収納部1には、電源部の発熱部分を収納してあり、第二収納部には電源部の非発熱部分、光成端箱、周辺機器、並びに、蓄電池を収納してある。
第一収納部1に気体を循環させる内部ファン3を備えてあるとともに、第一収納部1の天板に熱交換部4を設けてある。具体的に本実施例においては、第一収納部1の天板の上面及び下面にそれぞれフィン5,6を設けて、熱伝導を良好にしてある。以上の構成より第一収納部1内を内部ファン3により熱を内部循環させ、熱交換部4を介して第一収納部1内の熱を放出するようにしてある。なお、本実施例においては、熱交換部4としてフィン5,6を設けてあるが、熱交換部4は外気に触れることなく、第一収納部1内の熱を外部に放出するような構成であれば、構成はこれに限定されない。
以上のように構成してある電子機器筐体は、以下のように作用する。先ず、第一収納部1内において、内部ファン3が稼動して、熱を内部循環させる。この際、熱は第一収納部1内に設けてあるフィン5に触れる。フィン5に伝わった熱は、第一収納部1外に設けたフィン6に伝わって、外部に放出される。
一方、第二収納部2には、電源部の非発熱部分、発熱による信頼性低下の影響を受けやすい光成端箱、周辺機器、並びに、蓄電池を収納してあるが、これら自身は発熱量が微量であり、これら自身での発熱による内部温度上昇は少ないので、信頼性低下の影響をほとんど与えない。また、第一収納部1と第二収納部2とは断熱してあるため、第一収納部1内から発した熱は第二収納部2に影響をほとんど与えず、第二収納部2内の部材は第一収納部1内から発した熱による信頼性低下の影響を受けない。
以上より、従来の密閉型の電子機器筐体と同様な信頼性を維持することができる。また、本発明では、発熱による信頼性低下の影響を受けにくい電子機器及びその他収納物と、発熱による信頼性低下の影響を受けやすい電子機器及びその他収納物とを別々の収納部に隔離、断熱したことにより、発熱による信頼性低下の影響を受けやすい電子機器及びその他収納物の温度上昇規格に合わせる部分が小さくなるため、従来のものより、電子機器筐体を小型化することができる。
なお、本実施例においては、第一収納部1を第二収納部2の上部に設けてあるが、第一収納部1と第二収納部2との間を隔離して、第一収納部1の熱が第二収納部2内に流入しないように構成してあれば良い。例えば、第一収納部1を第二収納部2の下部に設けてあっても良く、また、第一収納部1を第二収納部2の横に設けてあっても良い。
本発明によれば、発熱による信頼性の低下に影響を受けない収納物と発熱による信頼性の低下に影響を受ける収納物とをそれぞれ異なった収納部に収納し、発熱による信頼性の低下に影響を受ける収納物を収納する収納部内を前記内部ファンにより熱を内部循環させ、前記熱交換部を介して前記第一収納部内の熱を放出するようにしてあることにより、従来の密閉型の電子機器筐体と同様な信頼性を維持したまま、電子機器筐体の静音化と小型軽量化を可能とし、産業上利用可能である。
1 第一収納部
2 第二収納部
3,21,31 内部ファン
4,32 熱交換部
10,20,30 電子機器収納部
11 吸気孔
12 排気ファン
2 第二収納部
3,21,31 内部ファン
4,32 熱交換部
10,20,30 電子機器収納部
11 吸気孔
12 排気ファン
Claims (2)
- 発熱による信頼性低下の影響を受けにくい電子機器及びその他収納物を収納する第一収納部と、発熱による信頼性低下の影響を受けやすい電子機器及びその他収納物を収納する第二収納部とを設け、これら二つの収納部間を離隔、断熱してあり、前記第一収納部に気体を循環させる内部ファンを単数又は複数備えてあるとともに、前記第一収納部の外壁若しくは天板に熱交換部を設けてあり、前記第一収納部内を前記内部ファンにより熱を内部循環させ、前記熱交換部を介して前記第一収納部内の熱を放出するようにしてあることを特徴とする電子機器筐体。
- 前記熱交換部は前記第一収納部の内外にそれぞれフィンを設けて構成してあることを特徴とする請求項1記載の電子機器筐体
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005326865A JP2007134532A (ja) | 2005-11-11 | 2005-11-11 | 電子機器筐体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005326865A JP2007134532A (ja) | 2005-11-11 | 2005-11-11 | 電子機器筐体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007134532A true JP2007134532A (ja) | 2007-05-31 |
Family
ID=38155939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005326865A Pending JP2007134532A (ja) | 2005-11-11 | 2005-11-11 | 電子機器筐体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007134532A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101403522B (zh) * | 2008-10-29 | 2010-06-16 | 深圳市生瑞科技有限公司 | 一种高效换热通讯机柜及通讯机柜的高效换热方法 |
JP2013102696A (ja) * | 2010-09-10 | 2013-05-23 | Mitsubishi Electric Corp | 電力変換装置 |
CN109743871A (zh) * | 2019-02-13 | 2019-05-10 | 合肥奥博特自动化设备有限公司 | 一种色选机风道循环式散热机构 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0432300A (ja) * | 1990-05-29 | 1992-02-04 | Fuji Electric Co Ltd | 電子機器の冷却装置 |
JPH11121956A (ja) * | 1997-10-13 | 1999-04-30 | Nec Corp | 密閉型通信機器 |
JP2005093793A (ja) * | 2003-09-18 | 2005-04-07 | Denso Corp | 冷却装置 |
-
2005
- 2005-11-11 JP JP2005326865A patent/JP2007134532A/ja active Pending
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