JP2021009002A - 加熱調理器 - Google Patents

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貴代志 岩本
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Abstract

【課題】センサの温度上昇に起因した劣化や破損を抑制することが可能な加熱調理器を提供する。【解決手段】ケーシング(5)には、加熱庫(3)の壁面に沿って設けられた通風路(25)と、通風路(25)に外気を取り込んで送風する冷却ファン(29)とが設けられている。通風路(25)には、加熱庫(3)の壁面に設けられた窓孔(43)を通じて加熱庫(3)内の情報を検出する温度センサ(73)を含むセンサユニット(67)と、センサユニット(67)の不使用時に窓孔(43)を閉塞するシャッタ(87)とが、互いに熱的に接続された状態で設けられている。そして、センサユニット(67)およびシャッタ(87)が冷却ファン(29)の駆動で通風路(25)に流通する冷却風により共に空冷される。【選択図】図3

Description

本開示は、加熱庫内の情報を検出するセンサを備えた加熱調理器に関する。
従来から、加熱庫内に収容された食品などの被加熱物の位置や状態、加熱庫内の温度といった情報を検出するセンサを備えた加熱調理器が知られている。この加熱調理器では、加熱庫内の情報を検出するときに、センサの検出面が加熱庫の壁面に設けられた窓孔を通じて加熱庫内に向けられるため、センサが加熱庫内からの対流熱により高温に曝されることで損傷したり劣化したりするおそれがあり、熱対策を講じる必要がある。
また、センサを加熱庫内に覗かせる窓孔がオープンであると、加熱庫内の蒸気や食品かすなどが窓孔を通じてセンサ側に漏れ出てセンサの検出面を汚染し、センサの検出性能を低下させる要因となる。そこで、予てより加熱調理器において、センサを加熱庫内の熱から保護する熱対策を講じつつ、センサの検出面が汚染されるのを抑制するための技術が提案されている。そのような技術は、例えば特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示の加熱調理器は、加熱庫の壁面に沿って設けられた通風路(冷却ダクト)と、通風路内に外気を取り込んで送風する冷却ファンとを備えている。この加熱調理器の通風路は、センサの検出面を加熱庫の側面に設けられた窓孔を通じて加熱庫内に向けた状態で、冷却ファンからの冷却風がセンサの検出面の前面側を通って加熱庫内に流れ込むように構成されている。それにより、センサを空冷しつつ、加熱庫内の蒸気や食品かすが窓孔を通じてセンサ側に流出するのを抑制している。
特許文献1に開示の加熱調理器ではさらに、センサが、半円筒状のベースと、ベースに回転可能に嵌合された第1可動筒部と、センサを保持して第1可動筒部に取り付けられた取付部材と、センサを覆うように第1可動筒部に取り付けられた第2可動筒部と、第1可動筒部、センサ、取付部材、第2可動筒部を覆うようにベースに取り付けられた半円筒状のカバーと組み合わせられて、センサユニットとされている。センサ、第1可動筒部、取付部材および第2可動筒部は、モータの駆動で回転する可動部品を構成している。
上記センサユニットは、可動部品をモータの駆動により180度回転させることにより、センサをその検出面が窓孔に向く姿勢および位置から窓孔とは反対側に向く姿勢および位置に変位させると共に、ベースとカバーとの組み合わせにより形成された内部空間と窓孔との間を第1可動筒部により遮断するようになっている。そのことで、センサユニットの内部空間に配置されたセンサの検出面が、センサを使用していないときに加熱庫内の蒸気や食品かすで汚染されるのを防止している。
特開2017−194217号公報
特許文献1に開示の加熱調理器において、センサを使用しないときには、センサ自体は検出面を窓孔側とは異なる側に向けた位置に退避されるが、第1可動筒部が、窓孔側に向けられて加熱庫内からの対流熱により高温に曝される。この第1可動筒部は、センサと一体に組み合わせられてセンサユニットを構成しており、センサユニットを構成する他の部材と共にセンサと熱的に接続されている。そのため、高温に曝された第1可動筒部の温度が熱伝導によりセンサへと伝えられて、その熱伝導による温度上昇に起因してセンサが劣化したり破損したりするおそれがある。
本開示の技術は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、センサの温度上昇に起因した劣化や破損を抑制することが可能な加熱調理器を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本開示の技術では、センサの使用状態に応じて窓孔を開閉するシャッタをセンサが含まれる検出部品と熱的に接続して設け、そのシャッタを検出部品と共に空冷するようにした。
具体的には、本開示の技術は、被加熱物を収容する加熱庫が形成されたケーシングと、ケーシングの加熱庫に被加熱物を出し入れするための開口を開閉するドアとを備える加熱調理器を対象とする。本開示の技術に係る加熱調理器において、ケーシングおよびドアの少なくとも一方には、加熱庫の壁面に沿って延びる通風路と、通風路に外気を取り込んで送風する冷却ファンとが設けられている。
通風路には、加熱庫の壁面に設けられた窓孔を通じて加熱庫内の情報を検出するセンサを含む検出部品と、センサの不使用時に窓孔を閉塞するシャッタとが設けられている。シャッタは、検出部品と熱的に接続されている。ここでいう「熱的に接続」とは、熱伝導による熱移動が可能なように接続されていることを意味し、物理的に直接接続されている場合の他、両者が熱伝導を妨げない物(部材)を介して接続されている場合をも含む。
そして、本開示の技術に係る加熱調理器では、検出部品およびシャッタが冷却ファンの駆動で通風路に流通する冷却風により共に空冷されるようになっている。
この構成によると、センサの使用状態に応じて窓孔を開閉するシャッタを設けるようにしたから、センサの不使用時には、センサを加熱庫内の熱から保護すると共に、センサの検出面が汚染されるのを抑制することができる。さらに、そのシャッタを熱的に接続された検出部品と共に空冷するようにしたので、センサを使用していないときに、シャッタが加熱庫内からの対流熱により高温に曝されても、検出部品の放熱と併せてシャッタの放熱を促進し、シャッタから検出部品に熱伝導で伝えられる熱を少なくすることができる。これにより、センサの温度上昇に起因した劣化や破損を抑制することができる。
上記加熱調理器において、通風路には、通風路に流通する冷却風を検出部品およびシャッタに向けて導く導風板が設けられていることが好ましい。
この構成によると、通風路に流通する冷却風が導風板により検出部品およびシャッタに向けて導かれるようにしたから、検出部品およびシャッタに対し冷却風を積極的に当てることができる。それにより、検出部品およびシャッタの空冷を効率的に行うことができる。このことは、センサの温度上昇に起因した劣化や破損を抑制するのに好適である。
また、上記加熱調理器において、検出部品は、センサとして、第1センサおよび第2センサを備えていてもよい。そして、加熱庫の壁面には、窓孔として、第1センサの検出面が向けられる第1窓孔と、第2センサの検出面が向けられる第2窓孔とが設けられていてもよい。第1窓孔は、第1センサの使用時には開放され、且つ第1センサの不使用時にはシャッタにより閉塞されてもよい。そして、第2窓孔には、透光性を有する窓材が設けられていてもよい。この場合、第2センサは、窓材と間隔をあけて配置され、第2センサと窓材との間には、冷却ファンの駆動により冷却風が流通することが好ましい。
第2センサの検出面が向けられる第2窓孔に窓材が設けられている場合、比較的小さな窓孔で加熱庫内の情報を検出するセンシング範囲を広く確保するためには、第2センサと窓材とを近づけて両者の間の距離をなるべく短くすることが望ましい。しかし、第2センサと窓材との間に冷却風が流通しないと、加熱庫内から窓材を介して伝達された熱が第2センサと窓材との間にこもり、加熱庫内からの熱伝達により第2センサが高温になり兼ねない。
これに対し、上記の構成によると、第2センサと窓材との間に冷却風を流通させるようにしたから、第2センサと窓材との距離を短くして、比較的小さな窓孔で加熱庫内の情報を検出するセンシング範囲を確保しつつ、第2センサと窓材との間に熱がこもらないようにして、加熱庫内からの熱伝達により第2センサが高温になるのを防止することができる。
また、上記加熱調理器は、検出部品を回転させる駆動部品をさらに備えていてもよい。駆動部品は、検出部品の回転動作により、センサの検出面を、窓孔に向く使用位置と窓孔とは異なる側に向く不使用位置との間で変位させるようになっていてもよい。この場合、シャッタは、検出部品と一体的に回転可能に設けられ、センサの検出面が使用位置にあるときには窓孔を開放する一方、センサの検出面が不使用位置にあるときには窓孔を閉塞することが好ましい。
この構成によると、センサの検出面を、駆動部品によるセンサの回転動作により、不使用位置では窓孔とは異なる側に向けるようにしたので、センサを使用しないときには、センサの検出面を加熱庫内からの熱の影響が及び易い窓孔側の箇所から退避させて、センサを加熱庫内の熱から保護することができる。
さらに、シャッタを検出部品と一体的に回転可能に設けるようにしたから、検出部品の回転動作により、センサの検出面が使用位置にあるときには窓孔を開放し、センサの検出面が不使用位置にあるときにはシャッタで窓孔を閉塞することができる。それによって、センサの検出面の使用位置および不使用位置の切り替えと、シャッタによる窓孔の開閉とを共通のモータで行うことができる。このことは、加熱調理器の部品点数の削減とコンパクト化に寄与する。
さらに、上記加熱調理器において、通風路のうち検出部品が設けられた部位の加熱庫側の壁面は、検出部品の回転軌跡と同心円の円弧状に形成された部分を有することが好ましい。
検出部品が駆動部品により回転させられる構成を採る場合、通風路のうち検出部品が設けられた部位の加熱庫側の壁面が平面であると、センサが加熱庫内の情報を検出するセンシング範囲を検出部品の回転動作により変えられるセンサの検出面の向きに依らず確保するためには、窓孔を大きく設ける必要がある。窓孔を大きく設けることは、加熱庫内の熱がセンサに悪影響を及ぼすリスクを増大する。
これに対し、上記の構成によると、通風路のうち検出部品が設けられた部位の加熱庫側の壁面を検出部品の回転軌跡と同心円の円弧状に形成するようにしたから、窓孔が比較的小さくても、センサが加熱庫内の情報を検出するセンシング範囲を、検出部品の回転動作により変えられるセンサの検出面の向きに依らず確保することができる。それにより、加熱庫内の熱がセンサに悪影響を及ぼすリスクを低減することができる。
また、上記加熱調理器において、シャッタは、検出部品に断熱部材を介して連結されていることが好ましい。
この構成によると、シャッタと検出部品との連結部分に断熱部材を設けるようにしたから、センサを使用していないときに、高温に曝されたシャッタの熱が検出部品に熱伝導で伝わるのを抑制することができる。このことは、センサの温度上昇に起因した劣化や破損を抑制するのに好適であるし、検出部品の熱による損傷を低減し、検出部品の耐久性を高めるのに有利である。
また、上記加熱調理器において、通風路に外気を取り込む吸気口は、ドアの開閉方向に対して直交する方向に開口していることが好ましい。
吸気口がドアの開閉方向と対応する方向に開口している場合、ドアを開けたときに加熱庫内から外に出る熱気が吸気口から通風路に取り込まれるおそれがある。通風路に取り込まれた熱気は、検出部品およびシャッタに供給されることになるため、センサの温度上昇を招き兼ねない。
これに対し、上記の構成によると、吸気口をドアの開閉方向に対して直交する方向に開口させるようにしたから、ドアを開けたときに加熱庫内から外に出る熱気が吸気口から通風路内に取り込まれ難くすることができる。そのことで、冷却ファンの駆動により検出部品およびシャッタを空冷する機能を保障することができる。
本開示の技術に係る加熱調理器によれば、加熱庫内の情報を検出するセンサの温度上昇に起因した劣化や破損を抑制することができる。
図1は、第1実施形態に係る加熱調理器の斜視図である。 図2は、第1実施形態に係る加熱調理器のドアを開けた状態での正面図である。 図3は、図1のIII−III線における加熱調理器の要部を示す断面図である。 図4は、第1実施形態に係る加熱調理器の要部を加熱庫内から見た斜視図である。 図5は、第1実施形態に係る加熱調理器の要部を加熱庫外から見た斜視図である。 図6は、図3のVI−VI線における加熱調理器の要部を示す断面図である。 図7は、第1実施形態に係る加熱調理器のセンサユニットの使用時における図6に相当する箇所の断面図である。 図8は、第1実施形態に係る加熱調理器のセンサユニットの不使用時における図6に相当する箇所の断面図である。 図9は、第2実施形態に係る加熱調理器の斜視図である。 図10は、第2実施形態に係る加熱調理器のドアを背面から見た斜視図である。 図11は、図10のXI−XI線に相当する箇所おける加熱調理器の要部を示す断面図である。 図12は、図11のXII−XII線における加熱調理器の要部を示す断面図である。 図13は、図11のXIII−XIII線における加熱調理器のセンサユニットの使用時における要部の断面図である。 図14は、第2実施形態に係る加熱調理器のセンサユニットの不使用時における図13に相当する箇所の断面図である。
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、説明の便宜上、加熱調理器について、上下方向における上側を「上」、下側を「下」と称し、ドア側を「前」、ドアとは反対側を「後」と称し、ドアが設けられる正面側から見て左右方向における左側を「左」、右側を「右」と称する。
《第1実施形態》
図1は、この第1実施形態に係る加熱調理器1を正面側から見た斜視図である。図2は、この第1実施形態に係る加熱調理器1のドア9を開けた状態での正面図である。図3は、図1のIII−III線における加熱調理器1の要部を示す断面図である。図4は、この第1実施形態に係る加熱調理器1の要部を加熱庫3内から見た斜視図である。図5は、この第1実施形態に係る加熱調理器1の要部を加熱庫3外から見た斜視図である。図6は、図3のVI−VI線における加熱調理器1の要部を示す断面図である。なお、図1では、便宜上、アウタケーシング21を一点鎖線で示し、ケーシング5の内部を概略的に透過させて図示している。
加熱調理器1は、いわゆるコンベクションオーブンである。加熱調理器1は、図1および図2に示すように、被加熱物を収容する加熱庫3が形成されたケーシング5と、ケーシング5の加熱庫3に被加熱物を出し入れするための開口7を開閉するドア9と、加熱庫3内に収容された被加熱物を加熱する加熱部11と、加熱調理に関する情報を表示する表示部13と、加熱調理に関する操作が入力される操作部15と、加熱庫3内の情報を検出する検出部17と、加熱調理器1の動作を総合的に制御する制御部19とを備えている。
ケーシング5は、前面に開口7を有する直方体形状の箱体である。ケーシング5の内部空間は、加熱庫3を構成している。加熱庫3には、被加熱物として、例えば肉や魚、野菜、それらの調理過程の食材が配置される。ケーシング5は、外装を形成するアウタケーシング21と、加熱庫3の壁面を形成するインナケーシング23とを備えている。加熱部11および制御部19は、これらアウタケーシング21とインナケーシング23との間に設けられている。
アウタケーシング21とインナケーシング23の間にはさらに、加熱庫3の壁面に沿って延びる通風路25が設けられている。通風路25の一部は、図3に示すように、ケーシング5の左上側に前後方向に延びるように設けられたダクト27によって構成されている。ダクト27内には、通風路25に外気を取り込んで送風する冷却ファン29が設けられている。冷却ファン29は、例えばプロペラファンによって構成されている。この冷却ファン29は、加熱調理器1の運転時に駆動され、通風路25内において、図1および図3に二点鎖線で示す方向に流れる冷却風を生成する。
通風路25に外気を取り込む吸気口31は、加熱庫3の開口7上側で左側の部位に設けられている。通風路25は、吸気口31からダクト27によりケーシング5の後側にまで延びていて、ケーシング5の後壁内部を通して前側に続いている。通風路25内の空気を排気する排気口(不図示)は、ケーシング5の前側下端部に設けられている。通風路25は、ケーシング5の左側だけでなく、左右方向における中央部分や右側にも設けられていてもよい。
加熱調理器1には、食材を載置する棚33が付属している。インナケーシング23が形成する加熱庫3の左壁面と右壁面には、棚33を支持するための棚受け35が左右一対で複数段(図に示す例では6段)設けられている。棚受け35は、加熱庫3内に突出し、且つ前後方向に延びている突起物である。棚33は、複数段の棚受け35のいずれに載置されるかによって、加熱庫3内において調理に応じた高さに設置可能となっている。
さらに、インナケーシング23が形成する加熱庫3の後壁面には、加熱調理中の食材の状態などを確認し易くするために、加熱庫3内を照明する庫内灯37が設置されている。庫内灯37は、例えば白熱球や蛍光灯、LED(Light Emitting Diode)電球によって構成されている。
また、インナケーシング23が形成する加熱庫3の左上に位置する壁面の角部には、ダクト27と組み合わせられて通風路25を形成しているセンサ収容部39が設けられている。センサ収容部39は、図4および図5に示すように、加熱庫3内側に張り出している。検出部17は、このセンサ収容部39に設けられている。センサ収容部39は、通風路25のうち検出部17に含まれるセンサユニット67が設けられた部位の加熱庫3内側の壁面を構成しており、センサユニット67の回転軌跡と同心円の円弧状に形成されている。
センサ収容部39には、各々インナケーシング23を貫通する第1窓孔41、第2窓孔43および第3窓孔45が、加熱庫3内の奥側から開口7側に向かってこの順で、前後方向に間隔をあけて設けられている。これら第1窓孔41、第2窓孔43および第3窓孔45はいずれも、センサ収容部39の湾曲に沿う方向に長い略長方形状に形成されている。第1窓孔41と第2窓孔43とは相対的に短い距離で隣り合っている。第2窓孔43と第3窓孔45とは相対的に長い距離で隣り合っている。
第1窓孔41は、センサユニット67に含まれるカメラ71の撮影面72(第2センサの検出面)を加熱庫3内に覗かせるための窓孔である。第3窓孔45は、センサユニット67に含まれる光照射器75の光線出射面76を加熱庫3内に臨ませるための窓孔である。第1窓孔41および第3窓孔45にはそれぞれ、透光性を有する窓材47が設けられている。窓材47は、加熱部11によって加熱された加熱庫3の高温に耐え得る、光透過率に優れた耐熱ガラスによって構成されている。これら第1窓孔41および第3窓孔45は、窓材47で常時閉塞した状態とされる。
第2窓孔43は、センサユニット67に含まれる温度センサ73の検出面74を加熱庫3内に覗かせるための窓孔である。温度センサ73には、所定波長の電磁波を用いて加熱庫3内に配置された食材の表面温度を検出する赤外線センサなどのセンサが用いられるため、耐熱ガラスからなる窓材が第2窓孔43に設けられていると、温度センサ73で用いられる所定波長の電磁波が窓材を通すことで減衰されて食材の表面温度を精度良く検出できない。このことから、第2窓孔43には、窓材が設けられていない。
図1および図2に示すドア9は、ケーシング5の下端部における左右両側の部分に対し、左右方向に延びる回転軸を中心として上下方向に回転可能に取り付けられている。そのことで、ドア9は、上端部を手前側に引き出すように下側へ回転させることで加熱庫3の開口7を開け、上端部を奥側に押し込むように上側へ回転させることで加熱庫3の開口7を閉じるようになっている。
ドア9の上端部には、そうした加熱庫3の開口7に対する開閉動作を行い易くするために、左右方向に延びるバーのような形状の把手49が設けられている。また、ドア9の中央部分には、加熱調理中の食材の状態などを確認できるようにするために、透光性を有する窓部51が設けられている。窓部51は、熱反射材をコーティングしたガラスや耐熱ガラスなどの透光性を有する窓材で構成されている。
加熱部11は、加熱庫3内の空気を加熱するように構成されている。加熱部11は、図2に示すように、第1ヒータ53と、第2ヒータ55と、第3ヒータ57とを備えている。これら第1ヒータ53、第2ヒータ55および第3ヒータ57の出力は、別個に独立して調整可能とされている。
第1ヒータ53は、加熱庫3の下側でケーシング5の底壁の内部に設けられている。第2ヒータ55は、加熱庫3の上側でケーシング5の天井壁に設けられている。これら第1ヒータ53および第2ヒータ55はそれぞれ、通電により発熱する電熱線で構成されていてもよいし、赤外線を放射する赤外線ヒータで構成されていてもよいし、電熱線と赤外線ヒータの組合せにより構成されていてもよい。
第3ヒータ57は、加熱庫3の後側でケーシング5の後壁における上側と下側とにそれぞれ設けられている。第3ヒータ57は、空気を加熱する発熱部59と、加熱された空気を加熱庫3内に送り込む循環ファン61とを有している。循環ファン61は、加熱庫3の後壁面に設けられた送風口63の後側に、回転軸を前後方向に沿わせた姿勢に配置されている。発熱部59は、通電により発熱する電熱線で構成されており、循環ファン61の周囲に円環状に設けられている。第3ヒータ57は、循環ファン61を回転させることにより、加熱庫3内の空気を循環させるようになっている。
表示部13と操作部15とは、コントロールパネル65として加熱庫3の開口7上側に設けられている。コントロールパネル65は、タッチパネル付きの表示装置によって構成されている。表示装置は、例えば液晶表示装置や有機EL(Electro Luminescence)表示装置であって、公知の表示装置により構成される。タッチパネルは、例えば静電容量方式のタッチパネルであって、公知のタッチパネルにより構成される。
コントロールパネル65は、加熱調理に関する情報として、加熱調理の設定情報を表示する。加熱調理の設定情報としては、例えば、加熱部11の出力度合や、加熱調理に要する時間、マニュアル調理運転やオート調理運転といった加熱調理の運転モード、庫内清浄の実行を示す情報などが表示される。また、コントロールパネル65では、ユーザのタッチ操作により、上記加熱調理の設定情報の入力や、加熱調理および庫内清浄の開始および停止が行われる。コントロールパネル65で操作された情報は、制御部19に送信される。
検出部17は、図5に示すように、ダクト27により構成された通風路25でセンサ収容部39に設けられている。検出部17は、加熱庫3内の情報を検出する複数のセンサ71,73をユニット化したセンサユニット67と、センサユニット67を回転させるモータ69とを備えている。センサユニット67は、検出部品の一例である。モータ69は、駆動部品の一例である。
センサユニット67は、図3に示すように、上記センサとしてのカメラ71および温度センサ73と、光照射器75と、これらカメラ71、温度センサ73および光照射器75を収容して保持する樹脂製のケース77とを備えている。カメラ71は、第2センサの一例である。温度センサ73は、第1センサの一例である。センサユニット67は、長手方向を前後方向に向けた姿勢に配置されたブロック状の部品であって、インナケーシング23にベース部材79を介して取り付けられている。
ベース部材79は、非円形の筒状半割体のような形状とされている。ベース部材79は、ダクト27の内方に開口を臨ませる姿勢で、留め具81によりインナケーシング23に固定されている。ベース部材79の前後両側の部分には、それぞれ板厚方向が前後方向に向けられて互いに対向する一対の支持板83が設けられている。センサユニット67は、これら一対の支持板83に対し、前後方向に延びる回転軸Aを中心として回転可能に支持されている。
図3に示すように、カメラ71、温度センサ73および光照射器75は、加熱庫3の奥側から開口7側に向かってセンサユニット67の回転軸Aに沿ってこの順で設けられている。カメラ71と温度センサ73とは、第1窓孔41と第2窓孔43との間の距離と対応する間隔をあけて配置されており、相対的に近接している。温度センサ73と光照射器75とは、第2窓孔43と第3窓孔45との間の距離と対応する間隔をあけて配置されており、相対的に離間している。
カメラ71は、第1窓孔41を通じて加熱庫3内に配置された食材の情報を検出する、可視光を撮影可能な小型のカメラである。カメラ71は、CCD(Charge-Coupled Device)カメラやCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)カメラなどの公知のカメラによって構成されている。カメラ71の焦点距離や画角などは、加熱庫3に配置された棚33上の食材の前後方向の全体が撮影できるように設定される。カメラ71により撮影された画像情報は、制御部19に送信される。
カメラ71は、食材の種類を自動的に推定するため、単体で加熱庫3内の食材を撮影し、その画像情報を制御部19に出力する他、光照射器75と協働して、加熱庫3内に配置された食材の立体的情報を取得するのに利用される。食材の立体的情報は、食材の三次元座標により示される三次元形状の情報である。カメラ71と光照射器75とは、食材の三次元形状を測定する三次元計測装置を構成している。
光照射器75は、半導体レーザを含んで構成され、第3窓孔45を通じて所定波長の可視光線を加熱庫3内に配置された食材に照射するようになっている。光照射器75は、照射する光線の波長を変更可能に構成されている。このような構成を実現するため、光照射器には、異なる色の光線を照射する複数の半導体レーザが組み込まれていてもよいし、波長を変更する機構が組み込まれていてもよい。
光照射器75は、半導体レーザが照射する可視光線を所定のパターンに変更して出力する。具体的は、光照射器75は、加熱庫3内の食材に向けて放射状に広がる平面状の可視光線を照射する。カメラ71は、光照射器75により照射された可視光線を撮影する。三次元計測装置は、カメラ71により撮影された当該可視光線に基づき、三角測量の原理を用いて食材の三次元形状を計測する。
温度センサ73は、第2窓孔43を通じて加熱庫3内に配置された食材の熱分布を計測し、その食材の表面温度を非接触で検出する。この温度センサ73としては、例えば、検出対象領域から放出された赤外線を検出する赤外線センサが用いられる。温度センサ73によって検出された温度情報は、制御部19に送信される。カメラ71の撮影面72と、温度センサ73の検出面74と、光照射器75の光線出射面76との位置は、前後方向において揃えられている。
この温度センサ73の検出面74を加熱庫3内に覗かせる第2窓孔43は、上述したように窓材が設けられず開放されている。しかし、第2窓孔43がカメラ71および温度センサ73を使用しないときもオープンであると、加熱庫3内の蒸気や食品かすが第2窓孔43を通じてセンサユニット67側に漏れ出て、温度センサ73の検出面74、さらにはカメラ71の撮影面72までも汚染するリスクが高くなる。そのため、センサユニット67には、カメラ71および温度センサ73を使用しないときに第2窓孔43を閉塞するシャッタ87が取り付けられている。
シャッタ87は、センサ収容部39の形状に倣うように湾曲した円弧形状を有する板状部材である。シャッタ87は、例えば琺瑯などの耐熱性に優れた部材によって構成されている。シャッタ87は、センサユニット67と一体的に回転可能に設けられ、センサユニット67の一側面を覆っている。センサユニット67のケース77上面には、板状片からなるブラケット89が設けられている。シャッタ87は、そのブラケット89に断熱部材91を介して留め具93により連結されている。シャッタ87とセンサユニット67との連結部分に設けられた断熱部材91は、シャッタ87からセンサユニット67に熱が伝えられるのを抑制する役割を担う。この断熱部材91には、例えばマイカ板が用いられる。
図7は、この第1実施形態に係る加熱調理器1のセンサユニット67の使用時における図6に相当する箇所の断面図である。図8は、この第1実施形態に係る加熱調理器1のセンサユニット67の不使用時における図6に相当する箇所の断面図である。
モータ69は、センサユニット67の長手方向における一端側、例えばセンサユニット67の前端部に取り付けられている。モータ69は、センサユニット67を所定の角度範囲で回転させることにより、カメラ71の撮影面72、温度センサ73の検出面74および光照射器75の光線出射面76を、図7に示すセンサユニット67の使用位置と、図8に示すセンサユニット67の不使用位置との間で変位させる。
センサユニット67の使用位置は、カメラ71の撮影面72が第1窓孔41に向き、温度センサ73の検出面74が第2窓孔43に向き、光照射器75の光線出射面76が第3窓孔45に向く位置である。センサユニット67の不使用位置は、カメラ71の撮影面72が第1窓孔41とは異なる側に向き、温度センサ73の検出面74が第2窓孔43とは異なる側に向き、光照射器75の光線出射面76が第3窓孔45とは異なる側に向く位置である。センサユニット67が不使用位置にあるときには、第2窓孔43がシャッタ87により閉塞される。
制御部19は、加熱調理器1の各部(加熱部11、表示部13、操作部15および検出部17)と電気的に接続され、加熱調理器1の各部と通信可能とされている。制御部19は、周知のマイクロコンピュータをベースとするコントローラである。制御部19は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)と、CPU上で実行される各種のプログラムおよびデータを記憶するメモリとを有している。制御部19は、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより、コントロールパネル65での設定情報および検出部17で検出された加熱庫3内の情報に基づく加熱調理や、庫内清浄を行う。
制御部19は、センサユニット67の不使用時、例えば、カメラ71や温度センサ73、三次元計測装置による加熱庫3内の情報を検出する必要がないマニュアル調理運転の実行時や、加熱庫3内の情報を検出する必要があるオート調理運転の実行時においても加熱庫3内の情報を検出する期間の合間には、必要に応じてモータ69を駆動させ、図8に示すように、カメラ71の撮影面72、温度センサ73の検出面74、光照射器75の光線出射面76を不使用位置とする。それにより、カメラ71、温度センサ73、光照射器75を加熱庫3内の熱から保護すると共に、第2窓孔43をシャッタ87で閉塞してカメラ71の撮影面72、温度センサ73の検出面74、光照射器75の光線出射面76の汚染を抑制するようになっている。
また、加熱調理器1は、庫内清浄の機能として、パイロクリーニングと呼ばれる清浄機能を搭載している。パイロクリーニングでは、加熱庫3内を420℃以上の高温の加熱状態にして油汚れなどの汚れを熱分解により灰化する。そのため、パイロクリーニングを実行しているときは特に、センサユニット67が加熱庫3内の熱に悪影響を受け易く、カメラ71、温度センサ73および光照射器75が劣化したり破損したりするおそれがある。
このことから、制御部19は、パイロクリーニングの実行時にも、必要に応じてモータ69を駆動させ、カメラ71の撮影面72、温度センサ73の検出面74、光照射器75の光線出射面76を不使用位置とすることにより、カメラ71、温度センサ73、光照射器75を加熱庫3内の熱から保護すると共に、第2窓孔43をシャッタ87で閉塞してカメラ71の撮影面72、温度センサ73の検出面74、光照射器75の光線出射面76の汚染を防止するようになっている。
また、制御部19は、加熱調理器1の運転(加熱調理や庫内清浄)が開始されると、冷却ファン29を駆動させる。センサユニット67およびシャッタ87は、冷却ファン29の駆動で通風路25に流通する冷却風により共に冷却される。このとき、通風路25を流通する冷却風は、カメラ71の撮影面72と第1窓孔41に設けられた窓材47との間、温度センサ73の検出面74の第2窓孔43との間、光照射器75の光線出射面76と第3窓孔45に設けられた窓材47との間にも流通することにより、カメラ71、温度センサ73、光照射器75および各窓材47が空冷される。このように、加熱調理器1では、センサユニット67を加熱庫3内の熱から保護する熱対策として、センサユニット67およびその周囲の構成を併せて空冷する態様を採っている。
この第1実施形態の加熱調理器1によると、センサユニット67の使用状態に応じて第2窓孔43を開閉するシャッタ87を設けるようにしたので、センサユニット67の不使用時には、カメラ71、温度センサ73および光照射器75を加熱庫3内の熱から保護すると共に、カメラ71の撮影面72、温度センサ73の検出面74、光照射器75の光線出射面76が汚染されるのを抑制することができる。さらに、そのシャッタ87を熱的に接続されたセンサユニット67と共に空冷するようにしたので、センサユニット67を使用していないときに、シャッタ87が加熱庫3内からの対流熱により高温に曝されても、センサユニット67の放熱と併せてシャッタ87の放熱を促進し、シャッタ87からセンサユニット67に熱伝導で伝えられる熱を少なくすることができる。これにより、カメラ71、温度センサ73および光照射器75の温度上昇に起因した劣化や破損を抑制することができる。
また、この第1実施形態の加熱調理器1によると、カメラ71を加熱庫3内に覗かせるための第1窓孔41に設けられた窓材47とカメラ71との間に冷却風を流通させるようにしたので、カメラ71と窓材47との距離を短くして、比較的小さな第1窓孔41で加熱庫3内の情報を検出するセンシング範囲を確保しつつ、カメラ71と窓材47との間に熱がこもらないようにして、加熱庫3内からの熱伝達によりカメラ71が高温になるのを防止することができる。
また、この第1実施形態の加熱調理器1によると、光照射器75を加熱庫3内に覗かせるための第3窓孔45に設けられた窓材47と光照射器75との間にも冷却風を流通させるようにしたので、光照射器75と窓材47との距離を短くして、比較的小さな第3窓孔45で加熱庫3内に可視光線を照射するセンシング範囲を確保しつつ、光照射器75と窓材47との間に熱がこもらないようにして、加熱庫3内からの熱伝達により光照射器75が高温になるのを防止することができる。
また、この第1実施形態の加熱調理器1によると、センサユニット67を使用しないときには、カメラ71の撮影面72、温度センサ73の検出面74および光照射器75の光線出射面76を、それぞれ対応する第1窓孔41、第2窓孔43および第3窓孔45とは異なる側に向けるようにしたので、カメラ71の撮影面72、温度センサ73の検出面74および光照射器75の光線出射面76を加熱庫3内からの熱の影響が及び易い第1〜第3窓孔41,43,45側の箇所から退避させて、カメラ71、温度センサ73および光照射器75を加熱庫3内の熱から保護することができる。
また、この第1実施形態の加熱調理器1によると、シャッタ87をセンサユニット67と一体的に回転可能に設けるようにしたので、カメラ71の撮影面72、温度センサ73の検出面74および光照射器75の光線出射面76の使用位置および不使用位置の切り替えと、シャッタ87による第2窓孔43の開閉とを共通のモータ69で行うことができる。このことは、加熱調理器1の部品点数の削減とコンパクト化に寄与する。
また、この第1実施形態の加熱調理器1によると、通風路25のうちセンサユニット67が設けられた部位の加熱庫3側の壁面をセンサユニット67の回転軌跡と同心円の円弧状に形成するようにしたので、第1〜第3窓孔41,43,45が比較的小さくても、カメラ71、温度センサ73および三次元計測装置85が加熱庫3内の情報を検出するセンシング範囲を、センサユニット67の回転動作により変えられるカメラ71の撮影面72、温度センサ73の検出面74および光照射器75の光線出射面76の向きに依らず確保することができる。それにより、加熱庫3内の熱がカメラ71、温度センサ73および光照射器75に悪影響を及ぼすリスクを低減することができる。
また、この第1実施形態の加熱調理器1によると、センサユニット67とシャッタ87との連結部分に断熱部材91を設けるようにしたので、センサユニット67を使用していないときに、高温に曝されたシャッタ87の熱がセンサユニット67に熱伝導で伝わるのを抑制することができる。このことは、カメラ71、温度センサ73および光照射器75の温度上昇に起因した劣化や破損を抑制するのに好適であるし、センサユニット67の熱による損傷を低減し、センサユニット67の耐久性を高めるのに有利である。
《第2実施形態》
この第2実施形態に係る加熱調理器1は、センサユニット67が設けられた箇所が上記第1実施形態と異なる。なお、この第2実施形態では、センサユニット67およびそれに関連する箇所が上記第1実施形態と異なる他は加熱調理器1について上記第1実施形態と同様に構成されているので、構成の異なるセンサユニット67およびそれに関連する箇所についてのみ説明し、同一の構成箇所は図1〜図8に基づく上記第1実施形態の説明に譲ることにして、その詳細な説明を省略する。
図9は、この第2実施形態に係る加熱調理器1の斜視図である。図10は、この第2実施形態に係る加熱調理器1のドア9を背面から見た斜視図である。図11は、図10のXI−XI線に相当する箇所おける加熱調理器1の要部を示す断面図である。図12は、図11のXII−XII線における加熱調理器1の要部を示す断面図である。図13は、図11のXIII−XIII線における加熱調理器1のセンサユニット67の使用時における要部の断面図である。図14は、第2実施形態に係る加熱調理器1のセンサユニット67の不使用時における図13に相当する箇所の断面図である。なお、図11では、便宜上、導風板111を一点鎖線で示している。また、図12では、便宜上、センサユニット67を支持するブラケット112を一点鎖線で示し、メインダクト部材99を二点鎖線で示している。
上記第1実施形態の加熱調理器1では、加熱庫3の壁面に沿って延びる通風路25がケーシング5に設けられ、その通風路25にセンサユニット67を含む検出部17が設けられているとしたが、この第2実施形態の加熱調理器1では、図9〜図11に示すように、ドア9の上部に、加熱庫3の壁面に沿って左右方向に延びる通風路25が設けられ、その通風路25にセンサユニット67を含む検出部17が設けられている。
ドア9は、前面を構成するアウタパネル95と、後面を構成するインナパネル97と、アウタパネル95とインナパネル97との間に配置されたメインダクト部材99および排出側ダクト部材101とを備えている。通風路25は、アウタパネル95とインナパネル97との間に設けられている。通風路25の一部は、メインダクト部材99および排出側ダクト部材101によって構成されている。
メインダクト部材99は、通風路25のうちドア9を閉じた状態で加熱庫3の開口7内に入り込む部分を構成している。メインダクト部材99の左端部前側には流入口103が設けられ、メインダクト部材99の右端部前側には流出口105が設けられている。排出側ダクト部材101は、メインダクト部材99の流出口105を覆うように取り付けられ、通風路25の下流側の部分を構成している。通風路25のうちメインダクト部材99よりも上流側の部分は、アウタパネル95とインナパネル97との間の空洞部分で構成されている。
把手49の左右両側に設けられた各脚部の下側には、中空の通路構成部107が設けられている。通風路25に外気を取り込む吸気口31は、把手49の左側に位置する通路構成部107の左側面に設けられている。通風路25内の空気を排出する排気口109は、把手49の右側に位置する通路構成部107の右側面に設けられている。これら吸気口31および排気口109は、円形状に形成された複数の開口からなり、ドア9の開閉方向に対して直交する方向に開口している。
通風路25は、吸気口31から左側の通路構成部107およびドア9における当該通路構成部107の付け根部分の空洞と、その空洞に流入口103が繋がるメインダクト部材99の内部と、メインダクト部材99の流出口105に接続された排出側ダクト部材101の内部と、排出側ダクト部材101のメインダクト部材99とは反対側の端部が開放された右側の通路構成部107およびドア9における当該通路構成部107の付け根部分の空洞とで構成されている。
インナパネル97の上側部分には、メインダクト部材99と組み合わせられて通風路25を形成しているセンサ収容部39が設けられている。センサ収容部39は、ドア9を閉じた状態で加熱庫3内側に張り出すように背面側に迫り出している。検出部17は、このセンサ収容部39に設けられている。センサ収容部39は、通風路25のうち検出部17に含まれるセンサユニット67が設けられた部位の加熱庫3内側の壁面を構成し、センサユニット67の回転軌跡と同心円の円弧状に形成されている。
センサ収容部39には、インナパネル97を貫通する第1窓孔41、第2窓孔43および第3窓孔45が左側から右側に向かってこの順で、左右方向に間隔をあけて設けられている。これら第1窓孔41、第2窓孔43および第3窓孔45は、上記第1実施形態と同じような態様で設けられている。第1窓孔41および第3窓孔45には、透光性を有する耐熱ガラスからなる窓材47が設けられている一方、第2窓孔43には、窓材が設けられていない。
センサ収容部39の内部には、センサユニット67を含む検出部17と、通風路25に外気を取り込んで送風する冷却ファン29と、通風路25の流路断面積を狭めるための仕切板110と、通風路25に流通する冷却風を検出部17に含まれるセンサユニット67およびシャッタ87に向けて導く導風板111とが設けられている。
冷却ファン29は、メインダクト部材99の左側で通風路25の上流側に配置されている。この冷却ファン29は、加熱調理器1の運転時に駆動され、通風路25内において、図11および図12に二点鎖線で示す方向に流れる冷却風を生成する。検出部17は、メインダクト部材99により構成された通風路25でセンサ収容部39に設けられている。検出部17は、上記第1実施形態と同様な構成のセンサユニット67およびモータ69を備えている。
センサユニット67は、カメラ71および温度センサ73と、光照射器75と、これらカメラ71、温度センサ73および光照射器75を収容して保持する樹脂製のケース77とを備えている。このセンサユニット67は、ブラケット112を介してインナパネル97に取り付けられ、左右方向に延びる回転軸Aを中心として回転可能に支持されている。このセンサユニット67には、カメラ71および温度センサ73を使用しないときに第2窓孔43を閉塞するシャッタ87が取り付けられている。
シャッタ87は、センサ収容部39の形状に倣うように湾曲した円弧形状を有する板状部材である。シャッタ87は、センサユニット67の側面にマイカ板などからなる断熱部材91を介して留め具81により連結されて、センサユニット67と一体的に回転可能に設けられている。シャッタ87の円弧形状の部分は、センサユニット67の回転方向における一方側(前方)へ突き出ている。メインダクト部材99には、センサユニット67が使用位置にあるときに、シャッタ87の先端側を受け容れる受容部113が設けられている。
モータ69は、センサユニット67の長手方向における一端側、例えばセンサユニット67の左端部に取り付けられている。モータ69は、センサユニット67を所定の角度範囲で回転させることにより、カメラ71の撮影面72、温度センサ73の検出面74および光照射器75の光線出射面76を、図13に示すセンサユニット67の使用位置と、図14に示すセンサユニット67の不使用位置との間で変位させる。
センサユニット67の使用位置は、カメラ71の撮影面72が第1窓孔41に向き、温度センサ73の検出面74が第2窓孔43に向き、光照射器75の光線出射面76が第3窓孔45に向く位置である。センサユニット67の不使用位置は、カメラ71の撮影面72が第1窓孔41とは異なる側に向き、温度センサ73の検出面74が第2窓孔43とは異なる側に向き、光照射器75の光線出射面76が第3窓孔45とは異なる側に向く位置である。センサユニット67が不使用位置にあるときには、第2窓孔43がシャッタ87により閉塞される。
仕切板110は、冷却ファン29とセンサユニット67との間でセンサ収容部39の内面に沿って第1窓孔41が設けられた箇所の上流側に配置されている。この仕切板110は、冷却ファン29によって送風された空気が流通する空間を限定するように通風路25を仕切っている。導風板111は、仕切板110と対向する位置に通風路25の上流側から下流側に向かって仕切板110に接近する傾斜姿勢で設けられている。これら仕切板110と導風板111との間の上流側の開放端は、冷却ファン29に向いている一方、仕切板110と導風板111との間の下流側の開放端は、センサユニット67およびシャッタ87側に向いている。仕切板110および導風板111はそれぞれ、例えばマイカ板などの断熱体によって構成されている。
冷却ファン29の駆動で生成された冷却風は、仕切板110と導風板111との間で流速を増しながらセンサユニット67およびシャッタ87に向けて送られる。センサユニット67およびシャッタ87は、そうして送られる冷却風によって共に冷却される。このとき、通風路25を流通する冷却風は、カメラ71の撮影面72と第1窓孔41に設けられた窓材47との間、温度センサ73の検出面74の第2窓孔43との間、光照射器75の光線出射面76と第3窓孔45に設けられた窓材47との間にも流通する。それにより、カメラ71、温度センサ73、光照射器75および各窓材47が空冷される。
この第2実施形態の加熱調理器1によっても、センサユニット67の使用状態に応じて第2窓孔43を開閉するシャッタ87を設け、そのシャッタ87を熱的に接続されたセンサユニット67と共に空冷するようにしたので、上記第1実施形態と同様に、シャッタ87からセンサユニット67に熱伝導で伝えられる熱を少なくして、カメラ71、温度センサ73および光照射器75の温度上昇に起因した劣化や破損を抑制することができる。その他についても、上記第1実施形態と同様な効果を得ることができる。
また、ドア9を開けたときには、加熱庫3内の空気が比較的大きく流動するため、窓材が設けられていない第2窓孔43を通して、油滴や水滴などがセンサユニット67内に侵入するおそれがある。さらに、食材を取り出すときには、ドア9においてセンサユニット67を収容したセンサ収容部99が食材よりも低い位置に位置することになるため、食材からの液滴や食材自体がドア9上、特にセンサ収容部99およびその周辺に落下すると、第2窓孔43を通してセンサユニット67内に侵入するおそれがある。これらに対して、この第2実施形態の加熱調理器1によると、シャッタ87により第2窓孔43を閉塞することで、そうした油滴や水滴、食材からの液滴、食材自体のセンサユニット67内への侵入を防止することができる。これによって、センサユニット67の信頼性を担保することができる。
また、この第2実施形態の加熱調理器1によると、通風路25に流通する冷却風が導風板111によりセンサユニット67およびシャッタ87に向けて導かれるようにしたので、センサユニット67およびシャッタ87に対し冷却風を積極的に当てることができる。それにより、センサユニット67およびシャッタ87の空冷を効率的に行うことができる。このことは、カメラ71、温度センサ73および光照射器75の温度上昇に起因した劣化や破損を抑制するのに好適である。
また、この第2実施形態の加熱調理器1によると、センサユニット67をドア9に設け、カメラ71の撮影面72、温度センサ73の検出面74および光照射器75の光線出射面76をそれぞれ、ドア9のインナパネル97に設けられた第1窓孔41、第2窓孔43および第3窓孔45を通じて加熱庫3内に向けるようにしたので、第1窓孔41および第3窓孔45に設けられた窓材47に汚れが付いても、その窓材47の汚れを拭き取るなどのメンテナンスを行い易い。
また、この第2実施形態の加熱調理器1によると、吸気口31をドア9の開閉方向に対して直交する方向に開口させるようにしたので、ドア9を開けたときに加熱庫3内から外に出る熱気が吸気口31から通風路25内に取り込まれ難くすることができる。そのことで、冷却ファン29の駆動によりセンサユニット67およびシャッタ87を空冷する機能を保障することができる。
以上のように、本開示の技術の例示として、好ましい実施形態について説明した。しかし、本開示の技術は、これに限定されず、適宜、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用可能である。また、上記実施形態で説明した各構成要素を組み合わせて新たな実施の形態とすることも可能である。また、添付図面および詳細な説明に記載された構成要素の中には、課題解決のためには必須でない構成要素も含まれ得る。そのため、それらの必須でない構成要素が添付図面や詳細な説明に記載されていることを以て、直ちにそれらの必須でない構成要素が必須であるとの認定をするべきではない。
例えば、上記第1実施形態および上記第2実施形態について、以下のような構成としてもよい。
センサユニット67は、カメラ71、温度センサ73および光照射器75を備えるとしたが、これに限らない。センサユニット67は、カメラ71と温度センサ73のみを備える構成であってもよいし、カメラ71と光照射器75のみを備える構成であってもよい。さらに、センサユニット67は、カメラ71および温度センサ73以外のセンサを備えていてもよい。また、複数のセンサを有するセンサユニット67に代えて、カメラ71のみまたは温度センサ73のみ、或いはその他のセンサを備える検出部品が設けられていてもよい。
加熱調理器1は、蒸気発生装置を備え、加熱庫3内に蒸気を出すスチーム機能を搭載していてもよい。また、加熱調理器1は、清浄機能としてパイロクリーニングの機能を搭載しているとしたが、他の清浄機能を搭載していてもよいし、清浄機能が搭載されていなくてもよい。
検出部17は、センサユニット67をスライド移動させる移動機構を備え、カメラ71の撮影面72、温度センサ73の検出面74および光照射器75の光線出射面76を、センサユニット67のスライド移動により、それぞれ対応する第1窓孔41、第2窓孔43および第3窓孔45に向く使用位置と、それぞれ対応する第1窓孔41、第2窓孔43および第3窓孔45とは異なる側に向く不使用位置との間で変位させるようになっていてもよい。
加熱調理器1の表示部13および操作部15は、タッチパネル付き表示装置からなるコントロールパネル65で一体に実現されているとしたが、これに限らない。表示部13と操作部15とは別々に設けられていてもよい。また、操作部15は、ボタン式スイッチやダイヤルを含んでいてもよい。
第3ヒータ57は、加熱庫3の後側でケーシング5の後壁における上側と下側とにそれぞれ設けられているとしたが、これに限らない。第3ヒータ57は、ケーシング5の後壁における上側および下側のいずれか一方または中央部位に1つだけ設けられていてもよい。
センサユニット67とシャッタ87との連結部分に設けられる断熱部材91としてマイカ板を例示したが、これに限らない。マイカ板は断熱部材91の一例に過ぎず、加熱庫3内からの熱に耐え得る耐熱性を有するものであれば、任意の断熱部材を採用することが可能である。
以上説明したように、本開示の技術は、加熱庫内の情報を検出するセンサを備えた加熱調理器について有用である。
A 回転軸
1 加熱調理器
3 加熱庫
5 ケーシング
7 開口
9 ドア
11 加熱部
13 表示部
15 操作部
17 検出部
19 制御部
21 アウタケーシング
23 インナケーシング
25 通風路
27 ダクト部材
29 冷却ファン
31 吸気口
33 棚
35 棚受け
37 庫内灯
39 センサ収容部
41 第1窓孔
43 第2窓孔
45 第3窓孔
47 窓材
49 把手
51 窓部
53 第1ヒータ
55 第2ヒータ
57 第3ヒータ
59 発熱部
61 循環ファン
63 送風口
65 コントロールパネル
67 センサユニット(検出部品)
69 モータ(駆動部品)
71 カメラ(第2センサ)
73 温度センサ(第1センサ)
75 光照射器
77 ケース
79 ベース部材
81 留め具
83 支持板
87 シャッタ
89 ブラケット
91 断熱部材
93 留め具
95 アウタパネル
97 インナパネル
99 メインダクト部材
101 排出側ダクト部材
103 流入口
105 流出口
107 通路構成部
109 排気口
110 仕切板
111 導風板
112 ブラケット
113 受容部

Claims (7)

  1. 被加熱物を収容する加熱庫が形成されたケーシングと、
    前記ケーシングの前記加熱庫に被加熱物を出し入れするための開口を開閉するドアと、を備え、
    前記ケーシングおよび前記ドアの少なくとも一方には、前記加熱庫の壁面に沿って延びる通風路と、該通風路に外気を取り込んで送風する冷却ファンとが設けられ、
    前記通風路には、前記加熱庫の壁面に設けられた窓孔を通じて前記加熱庫内の情報を検出するセンサを含む検出部品と、前記センサの不使用時に前記窓孔を閉塞するシャッタとが設けられ、
    前記シャッタが前記検出部品と熱的に接続されている加熱調理器であって、
    前記検出部品および前記シャッタが前記冷却ファンの駆動で前記通風路に流通する冷却風により共に空冷される
    ことを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載された加熱調理器において、
    前記通風路には、前記通風路に流通する冷却風を前記検出部品および前記シャッタに向けて導く導風板が設けられている
    ことを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項1または2に記載された加熱調理器において、
    前記検出部品は、前記センサとして、第1センサおよび第2センサを備え、
    前記加熱庫の壁面には、前記窓孔として、前記第1センサの検出面が向けられる第1窓孔と、前記第2センサの検出面が向けられる第2窓孔とが設けられ、
    前記第1窓孔は、前記第1センサの使用時には開放され、且つ前記第1センサの不使用時には前記シャッタにより閉塞され、
    前記第2窓孔には、透光性を有する窓材が設けられ、
    前記第2センサは、前記窓材と間隔をあけて配置され、
    前記第2センサと前記窓材との間には、前記冷却ファンの駆動により冷却風が流通する
    ことを特徴とする加熱調理器。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載された加熱調理器において、
    前記検出部品を回転させる駆動部品をさらに備え、
    前記駆動部品は、前記検出部品の回転動作により、前記センサの検出面を、前記窓孔に向く使用位置と前記窓孔とは異なる側に向く不使用位置との間で変位させ、
    前記シャッタは、前記検出部品と一体的に回転可能に設けられ、前記センサの検出面が前記使用位置にあるときには前記窓孔を開放する一方、前記センサの検出面が前記不使用位置にあるときには前記窓孔を閉塞する
    ことを特徴とする加熱調理器。
  5. 請求項4に記載された加熱調理器において、
    前記通風路のうち前記検出部品が設けられた部位の前記加熱庫内側の壁面は、前記検出部品の回転軌跡と同心円の円弧状に形成された部分を有する
    ことを特徴とする加熱調理器。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載された加熱調理器において、
    前記シャッタは、前記検出部品に断熱部材を介して連結されている
    ことを特徴とする加熱調理器。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載された加熱調理器において、
    前記通風路に外気を取り込む吸気口は、前記ドアの開閉方向に対して直交する方向に開口している
    ことを特徴とする加熱調理器。
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