JP7031402B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、トレッド部にベルト層及びベルト補強層が埋設された空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、トレッド部のショルダー領域での偏摩耗を抑制すると共に、操縦安定性のリニアリティを改善することを可能にした空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤは、一般に、一対のビード部間に装架されたカーカス層と、トレッド部におけるカーカス層のタイヤ径方向外側に配置された複数層のベルト層と、該ベルト層のタイヤ径方向外側に配置されたベルト補強層とを備えている。ベルト層は、タイヤ周方向に対して傾斜する複数本のベルトコードを含み、層間でベルトコードが互いに交差するように配置されている。一方、ベルト補強層はタイヤ周方向に配向する複数本のバンドコードを含んでいる。
このような空気入りタイヤにおいて、トレッド部のショルダー領域での偏摩耗を抑制するために、ベルト層及びベルト補強層を含むベルト部の剛性を高くする手法が提案されている。しかしながら、このような手法を採用した場合、高荷重域でのコーナリングパワーが増大し、操縦安定性のリニアリティが悪化するという問題がある。つまり、ハンドル操舵の初期に比べて中盤から後半にかけてコーナリングパワーが増大して車両の動きが過敏になるような走行状態は、操縦安定性のリニアリティ(線形感)が良好ではない。そのため、操縦安定性のリニアリティが良好になるようなチューニングが求められている(例えば、特許文献1参照)。
これに対して、低荷重域のコーナリングパワーを高めることで操縦安定性を改善することが提案されている(例えば、特許文献2,3参照)。しかしながら、低荷重域のコーナリングパワーを高めるだけでは、操縦安定性のリニアリティの改善要求に対して十分に応えることができないのが現状である。
特開2016-141268号公報 特開2011-230737号公報 特開2012-17001号公報
本発明の目的は、トレッド部のショルダー領域での偏摩耗を抑制すると共に、操縦安定性のリニアリティを改善することを可能にした空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の空気入りタイヤは、一対のビード部間に装架されたカーカス層と、トレッド部におけるカーカス層のタイヤ径方向外側に配置された複数層のベルト層と、該ベルト層のタイヤ径方向外側に配置されたベルト補強層とを備え、該ベルト補強層がタイヤ周方向に配向するバンドコードを含む空気入りタイヤにおいて、
前記ベルト補強層は単位幅当たりのタイヤ周方向の剛性が前記ベルト層の中央領域よりも前記ベルト層の外側領域で高くなるように設定されており、
前記空気入りタイヤに230kPaの空気圧を充填し、規格にて定められた最大負荷能力のそれぞれ40%,75%,100%の荷重を負荷した条件にて接地した際のタイヤ周方向の最大接地長をそれぞれLA1,LB1,LC1とし、タイヤ幅方向の最大接地幅をそれぞれWA1,WB1,WC1とし、タイヤ中心位置からタイヤ幅方向外側に向かって最大接地幅WA1,WB1,WC1の40%の位置におけるタイヤ周方向の外部接地長をそれぞれLA2,LB2,LC2としたとき、前記最大接地長LA1,LB1,LC1及び前記外部接地長LA2,LB2,LC2が1.02≦(LB2/LB1)/(LA2/LA1)≦1.25、1.00≦(LC2/LC1)/(LB2/LB1)≦1.20の関係を満足することを特徴とするものである。
本発明では、ベルト補強層の単位幅当たりのタイヤ周方向の剛性をベルト層の中央領域よりもベルト層の外側領域で高くすることにより、トレッド部のショルダー領域での偏摩耗を抑制すると共に、トレッド部のセンター領域でのタイヤ周方向の接地長を大きくして高荷重域でのコーナリングパワーの過度な増大を抑制することができる。これにより、操縦安定性のリニアリティを改善することができる。しかも、(LB2/LB1)/(LA2/LA1)及び(LC2/LC1)/(LB2/LB1)の値を規定し、接地形状の荷重依存性をコントロールすることにより、操縦安定性のリニアリティを更に高めることができる。
本発明において、最大接地長LB1及び外部接地長LB2が0.65≦LB2/LB1≦0.95の関係を満足することが好ましい。一般常用荷重とみなされる75%の荷重条件において、LB2/LB1を上記範囲に設定することにより、操縦安定性のリニアリティを更に改善することができる。
また、最大接地長LA1,LB1,LC1及び外部接地長LA2,LB2,LC2は(LC2/LC1)/(LB2/LB1)≦(LB2/LB1)/(LA2/LA1)の関係を満足することが好ましい。これにより、リヤ装着タイヤとフロント装着タイヤにおける接地形状が最適化されるので、操縦安定性のリニアリティを更に改善することができる。
本発明では、ベルト補強層は単位幅当たりのタイヤ周方向の剛性がベルト層の中央領域よりもベルト層の外側領域で高くなるように設定されるが、その具体的な手段として、以下に記載される構造の少なくとも1つを採用することが好ましい。即ち、ベルト補強層において、単位幅当たりのバンドコードの打ち込み本数がベルト層の中央領域よりもベルト層の外側領域で多くなるようにバンドコードが配置されていることが好ましい。また、ベルト補強層において、ベルト層の中央領域に配置されるバンドコードよりも剛性が高いバンドコードがベルト層の外側領域に配置されていることが好ましい。更に、ベルト補強層において、バンドコードのタイヤ周方向に対する傾斜角度が0°~30°の範囲にあり、該バンドコードのタイヤ周方向に対する傾斜角度がタイヤ幅方向の外側から内側に向かって漸増していることが好ましい。これらの構造を採用することにより、ベルト補強層の単位幅当たりのタイヤ周方向の剛性を調整することができる。
本発明において、ベルト層がタイヤ周方向に対して傾斜する複数本のベルトコードを含み、層間でベルトコードが互いに交差するように配置される場合、ベルトコードのタイヤ中心位置でのタイヤ周方向に対する傾斜角度αが21°≦α≦30°の関係を満足することが好ましい。ベルトコードのタイヤ中心位置での傾斜角度αを極度に低角度化しないことにより、ベルト層の剛性の増大を抑えてコーナリングパワーの荷重依存性をコントロールし、操縦安定性のリニアリティを更に改善することができる。
また、ベルトコードのタイヤ中心位置でのタイヤ周方向に対する傾斜角度αとベルトコードのベルト端末位置でのタイヤ周方向に対する傾斜角度βとは18°≦β<α≦30°の関係を満足することが好ましい。ベルトコードのベルト端末位置での傾斜角度βを小さく設定することにより、トレッド部のショルダー領域での偏摩耗を抑制することができ、しかも、トレッド部のセンター領域におけるベルト層の剛性の増大を抑えてコーナリングパワーの荷重依存性をコントロールし、操縦安定性のリニアリティを更に改善することができる。
本発明の空気入りタイヤは偏平比0.65以下の乗用車用タイヤであることが好ましい。本発明によれば、操縦安定性のリニアリティが厳しく要求される乗用車用タイヤにおいて、耐偏摩耗性と操縦安定性とを両立することが可能になる。
本発明において、ベルト補強層の単位幅当たりのタイヤ周方向の剛性G(N/50mm)は、G=N×F/S×cos4θにより算出される。この式において、S及びFはそれぞれJIS-L1017に準拠して測定されるバンドコードの中間伸度S(%)及びその中間伸度を求める際に負荷する荷重F[N]を指し、ベルト補強層の幅50mm当たりのバンドコードの打ち込み本数N(本/50mm)、バンドコードのタイヤ周方向に対する傾斜角度θ(°)を適正化することにより、ベルト補強層8の単位幅当たりのタイヤ周方向の剛性G(N/50mm)がタイヤ幅方向の位置に応じて調整される。
本発明において、トレッド部の接地形状は、タイヤを正規リムにリム組みして所定の空気圧を充填した状態で平面上に垂直に置いて所定の荷重を負荷した条件にて測定される。「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えば、JATMAであれば標準リム、TRAであれば“Design Rim”、或いはETRTOであれば“Measuring Rim”とする。空気圧は230kPaとする。また、所定の荷重は、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている最大負荷能力の40%,75%又は100%の荷重とする。
本発明の実施形態からなる空気入りタイヤを示す子午線断面図である。 図1の空気入りタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。 図1の空気入りタイヤを構成するベルト補強層を示す展開図である。 図1の空気入りタイヤの接地形状(40%荷重)を示す平面図である。 図1の空気入りタイヤの接地形状(75%荷重)を示す平面図である。 図1の空気入りタイヤの接地形状(100%荷重)を示す平面図である。 コーナリングパワー(CP)と荷重との関係を示すグラフである。 ベルト補強層の変形例を示す断面図である。 ベルト補強層の他の変形例を示す断面図である。 ベルト補強層の更に他の変形例を示す断面図である。 ベルト補強層の更に他の変形例を示す断面図である。 本発明の空気入りタイヤを構成するベルト層を示す展開図である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。図1~図3は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤを示すものである。図1~図3において、CLはタイヤ中心位置であり、Tcはタイヤ周方向であり、Twはタイヤ幅方向である。
図1に示すように、本実施形態の空気入りタイヤは、タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部1と、該トレッド部1の両側に配置された一対のサイドウォール部2,2と、これらサイドウォール部2のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部3,3とを備えている。
一対のビード部3,3間にはカーカス層4が装架されている。このカーカス層4は、タイヤ径方向に延びる複数本のカーカスコードを含み、各ビード部3に配置されたビードコア5の廻りにタイヤ内側から外側へ折り返されている。ビードコア5の外周上には断面三角形状のゴム組成物からなるビードフィラー6が配置されている。
一方、トレッド部1におけるカーカス層4の外周側には複数層のベルト層7が埋設されている。これらベルト層7はタイヤ周方向に対して傾斜する複数本のベルトコードを含み、かつ層間でベルトコードが互いに交差するように配置されている。ベルト層7を構成するベルトコードとしては、スチールコードが好ましく使用される。ベルト層7の外周側には、タイヤ周方向に配向する複数本のバンドコードを含む少なくとも1層のベルト補強層8が配置されている。ベルト補強層8は少なくとも1本のバンドコードを引き揃えてゴム被覆してなるストリップ材をタイヤ周方向に連続的に巻回したジョイントレス構造とすることが望ましい。ベルト補強層8を構成するバンドコードとしては、ナイロンやアラミド等の有機繊維コードが好ましく使用される。
図2に示すように、トレッド部1には、タイヤ周方向に延びる複数本の主溝10が形成されている。主溝10は、少なくとも1本のセンター主溝11と、該センター主溝11の外側に位置する一対のショルダー主溝12,12を含んでいる。これら主溝10によりトレッド部1には複数の陸部20が区画されている。陸部20は、一対のショルダー主溝12,12の相互間に位置するセンター陸部21と、各ショルダー主溝12の外側に位置するショルダー陸部22とを含んでいる。各センター陸部21には、一端がショルダー主溝12に開口し、他端がセンター陸部21内で終端する複数本の閉止溝13が形成されている。また、各ショルダー陸部22には、タイヤ幅方向に延在してショルダー主溝12に対して非連通となる複数本のラグ溝14と、タイヤ幅方向に延在してショルダー主溝12に対して連通する複数本のサイプ15とがタイヤ周方向に沿って交互に形成されている。
上記空気入りタイヤにおいて、ベルト層7をタイヤ幅方向において中央領域Xcとその両外側の外側領域Xsとに区分したとき、図3に示すように、ベルト補強層8は単位幅当たりのタイヤ周方向の剛性Gがベルト層7の中央領域Xcよりもベルト層7の外側領域Xsで高くなるように設定されている。つまり、外側領域Xsにおける単位幅当たりのタイヤ周方向の剛性Gsが中央領域Xcにおける単位幅当たりのタイヤ周方向の剛性Gcよりも高くなっている。ベルト層7の中央領域Xcはベルト層7の最大幅の1/2以上に相当する領域であり、ベルト層7の外側領域Xsの各々はベルト層7の最大幅の1/8以上に相当する領域である。
ベルト補強層8の単位幅当たりのタイヤ周方向の剛性Gをベルト層7の中央領域Xcよりもベルト層7の外側領域Xsで高くする具体的な手法は特に限定されるものではないが、例えば、ベルト補強層8の積層数をベルト層7の中央領域Xcよりもベルト層7の外側領域Xsで多くしたり、ベルト補強層8を構成するバンドコードBの配置間隔をベルト層7の中央領域Xcよりもベルト層7の外側領域Xsで狭くしたりすることが可能である。
図4~図6はそれぞれ図1の空気入りタイヤの接地形状(40%荷重、75%荷重、100%荷重)を示すものである。上記空気入りタイヤにおいて、該空気入りタイヤに230kPaの空気圧を充填し、規格にて定められた最大負荷能力のそれぞれ40%,75%,100%の荷重を負荷した条件にて接地した際のタイヤ周方向の最大接地長をそれぞれLA1,LB1,LC1(mm)とし、タイヤ幅方向の最大接地幅をそれぞれWA1,WB1,WC1(mm)とし、タイヤ中心位置からタイヤ幅方向外側に向かって最大接地幅WA1,WB1,WC1の40%の位置におけるタイヤ周方向の外部接地長をそれぞれLA2,LB2,LC2(mm)とする。
つまり、図4に示すように、上記空気入りタイヤに230kPaの空気圧を充填し、規格にて定められた最大負荷能力の40%の荷重を負荷した条件にて接地した際のタイヤ周方向の最大接地長をLA1とし、タイヤ幅方向の最大接地幅をWA1とし、タイヤ中心位置CLからタイヤ幅方向外側に向かって最大接地幅WA1の40%の位置におけるタイヤ周方向の外部接地長をLA2とする。外部接地長LA2はタイヤ中心位置CLの両側における測定値の平均値である。
また、図5に示すように、上記空気入りタイヤに230kPaの空気圧を充填し、規格にて定められた最大負荷能力の75%の荷重を負荷した条件にて接地した際のタイヤ周方向の最大接地長をLB1とし、タイヤ幅方向の最大接地幅をWB1とし、タイヤ中心位置CLからタイヤ幅方向外側に向かって最大接地幅WB1の40%の位置におけるタイヤ周方向の外部接地長をLB2とする。外部接地長LB2はタイヤ中心位置CLの両側における測定値の平均値である。
更に、図6に示すように、上記空気入りタイヤに230kPaの空気圧を充填し、規格にて定められた最大負荷能力の100%の荷重を負荷した条件にて接地した際のタイヤ周方向の最大接地長をLC1とし、タイヤ幅方向の最大接地幅をWC1とし、タイヤ中心位置CLからタイヤ幅方向外側に向かって最大接地幅WC1の40%の位置におけるタイヤ周方向の外部接地長をLC2とする。外部接地長LC2はタイヤ中心位置CLの両側における測定値の平均値である。
ここで、最大接地長LA1,LB1,LC1及び外部接地長LA2,LB2,LC2は以下の関係を満足する。
1.02≦(LB2/LB1)/(LA2/LA1)≦1.25
1.00≦(LC2/LC1)/(LB2/LB1)≦1.20
上述した空気入りタイヤでは、ベルト補強層8の単位幅当たりのタイヤ周方向の剛性Gをベルト層7の中央領域Xcよりもベルト層7の外側領域Xsで高くすることにより、トレッド部1のショルダー領域の接地長過多を抑えて接地形状を適正化し、トレッド部1のショルダー領域での偏摩耗を抑制することができる。その一方で、トレッド部1のセンター領域でのタイヤ周方向の接地長を大きくして高荷重域でのコーナリングパワーの過度な増大を抑制することができる。これにより、操縦安定性のリニアリティを改善することができる。
特に、ベルト層7の中央領域Xcにおけるベルト補強層8の単位幅当たりのタイヤ周方向の剛性Gcとベルト層7の外側領域Xsにおけるベルト補強層8の単位幅当たりのタイヤ周方向の剛性Gsとは、1.2≦Gs/Gc≦4.5の関係、更には2.0≦Gs/Gc≦4.5の関係を満足することが望ましい。ベルト補強層8がベルト層7の外側領域Bsのみに配置される場合は、この限りではないが同様の効果が発揮される。
図7はコーナリングパワー(CP)と荷重との関係を示すグラフである。図7において、タイヤCは基準構造を有する空気入りタイヤであり、タイヤAはベルト補強層8の剛性をベルト層7の全域にわたって高くした空気入りタイヤであり、タイヤBはベルト補強層8の剛性Gをベルト層7の外側領域Xsで局所的に高くした空気入りタイヤである。タイヤA,Cの対比から明らかなように、ベルト補強層8の剛性をベルト層7の全域にわたって高くすると高荷重域でのコーナリングパワーが増大する。これに対して、ベルト補強層8の剛性Gをベルト層7の外側領域Xsで局所的に高くした場合(タイヤB)、高荷重域でのコーナリングパワーの過度な増大が抑制される。
また、上述した空気入りタイヤでは、(LB2/LB1)/(LA2/LA1)及び(LC2/LC1)/(LB2/LB1)の値を規定し、接地形状の荷重依存性をコントロールすることにより、操縦安定性のリニアリティを更に高めることができる。つまり、LA2/LA1は40%荷重時の矩形率を意味し、LB2/LB1は75%荷重時の矩形率を意味し、LC2/LC1は100%荷重時の矩形率を意味するものであるが、低荷重域の接地形状をコントロールするための指標として(LB2/LB1)/(LA2/LA1)の値を規定し、高荷重域の接地形状をコントロールするための指標として(LC2/LC1)/(LB2/LB1)の値を規定することにより、操縦安定性のリニアリティのフィーリングをより高めることができる。
ここで、(LB2/LB1)/(LA2/LA1)又は(LC2/LC1)/(LB2/LB1)が上記範囲から外れると操縦安定性のリニアリティの改善効果が低下する。特に、1.03≦(LB2/LB1)/(LA2/LA1)≦1.15、1.02≦(LC2/LC1)/(LB2/LB1)≦1.10の関係を満足することが望ましい。
上記空気入りタイヤにおいて、最大接地長LB1及び外部接地長LB2は0.65≦LB2/LB1≦0.95の関係を満足すると良い。一般常用荷重とみなされる75%の荷重条件において、LB2/LB1を上記範囲に設定することにより、操縦安定性のリニアリティを更に改善することができる。LB2/LB1が0.65よりも小さいとトレッド部のセンター領域に偏摩耗を生じ易くなり、逆に0.95よりも大きいと操縦安定性のリニアリティの改善効果が低下する。特に、0.65≦LB2/LB1≦0.80の関係を満足することが望ましい。
また、最大接地長LA1,LB1,LC1及び外部接地長LA2,LB2,LC2は(LC2/LC1)/(LB2/LB1)≦(LB2/LB1)/(LA2/LA1)の関係を満足すると良い。これにより、リヤ装着タイヤとフロント装着タイヤにおける接地形状が最適化されるので、操縦安定性のリニアリティを更に改善することができる。つまり、エンジンを前方に搭載した一般的な車両において、負荷荷重が相対的に小さいリヤ装着タイヤの荷重変動を考慮して(LB2/LB1)/(LA2/LA1)を所定の範囲に設定する一方で、負荷荷重が相対的に大きいフロント装着タイヤの荷重変動を考慮して(LC2/LC1)/(LB2/LB1)を所定の範囲に設定することにより、操縦安定性のリニアリティを最適化することができる。
図8はベルト補強層の変形例を示すものである。図8に示すように、ベルト補強層8において、単位幅当たりのバンドコードBの打ち込み本数がベルト層7の中央領域Xcよりもベルト層7の外側領域Xsで多くなるようにバンドコードBが配置されている。より具体的には、ベルト補強層8は複数本のバンドコードBを引き揃えてゴム被覆してなるストリップ材をタイヤ周方向に連続的に巻回したジョイントレス構造を有しており、中央領域Xcではストリップ材が重ならないように巻回され、外側領域Xsではストリップ材が互いに重なるように巻回されている。例えば、ストリップ材の幅が10mmであるとき、外側領域Xsではストリップ材の重なり幅が5mm以下に設定されている。これにより、トレッド部1のショルダー領域での偏摩耗を抑制すると共に、トレッド部1のセンター領域でのタイヤ周方向の接地長を大きくして高荷重域でのコーナリングパワーの過度な増大を抑制することができる。
図9はベルト補強層の他の変形例を示すものである。図9において、ベルト補強層8は複数本のバンドコードBを引き揃えてゴム被覆してなるストリップ材をタイヤ周方向に連続的に巻回したジョイントレス構造を有しており、中央領域Xcではストリップ材が周回毎に間隔を空けて疎に巻回され、外側領域Xsではストリップ材が周回毎に隣接するように密に巻回されている。例えば、ストリップ材の幅が10mmであるとき、中央領域Xcではストリップ材の間隔が2mm~5mmに設定されている。その結果、ベルト補強層8の単位幅当たりのバンドコードBの打ち込み本数Nが中央領域Xcよりも外側領域Xsで多くなるように設定されている。これにより、トレッド部1のショルダー領域での偏摩耗を抑制すると共に、トレッド部1のセンター領域でのタイヤ周方向の接地長を大きくして高荷重域でのコーナリングパワーの過度な増大を抑制することができる。
図10はベルト補強層の更に他の変形例を示すものである。図10においては、ベルト補強層8を構成するバンドコードBは全域にわたって等間隔で配置されているが、そのバンドコードBとして材質が互いに異なる2種類のバンドコードBc,Bsが使用されている。即ち、ベルト層7の中央領域XcにはバンドコードBcが配置され、ベルト層7の外側領域XsにはバンドコードBsが配置され、バンドコードBcの引張り剛性よりもバンドコードBsの引張り剛性の方が高くなっている。例えば、ベルト層7の外側領域XsのバンドコードBsとしてはナイロンとアラミドとのハイブリッドコードが使用され、ベルト層7の中央領域XcのバンドコードBcとしてはナイロンコードが使用される。これにより、トレッド部1のショルダー領域での偏摩耗を抑制すると共に、トレッド部1のセンター領域でのタイヤ周方向の接地長を大きくして高荷重域でのコーナリングパワーの過度な増大を抑制することができる。バンドコードBとして、テープ状の合成樹脂シートを採用することも可能である。薄い合成樹脂シートはタイヤの軽量化に寄与する。
図11はベルト補強層の更に他の変形例を示すものである。図11に示すように、ベルト補強層8において、バンドコードBのタイヤ周方向に対する傾斜角度θが0°~30°の範囲にあり、該バンドコードBのタイヤ周方向に対する傾斜角度θがタイヤ幅方向の外側から内側に向かって漸増している。これにより、トレッド部1のショルダー領域での偏摩耗を抑制すると共に、トレッド部1のセンター領域でのタイヤ周方向の接地長を大きくして高荷重域でのコーナリングパワーの過度な増大を抑制することができる。ここで、バンドコードBのタイヤ周方向に対する傾斜角度θが30°よりも大きくなると高速耐久性に悪影響を及ぼすことになる。
上述した空気入りタイヤにおいて、トレッド部1に、タイヤ周方向に対して傾斜する複数本のベルトコードCを含み、層間でベルトコードCが互いに交差する複数層のベルト層7が埋設される場合、図12に示すように、ベルトコードCのタイヤ中心位置CLでのタイヤ周方向に対する傾斜角度αは21°≦α≦30°の関係を満足すると良い。ベルトコードCのタイヤ中心位置CLでの傾斜角度αを極度に低角度化しないことにより、ベルト層7に起因するトレッド部1の剛性の増大を抑えてコーナリングパワーの荷重依存性をコントロールし、操縦安定性のリニアリティを更に改善することができる。ここで、傾斜角度αが21°よりも小さいとベルト層7の剛性の増大により操縦安定性のリニアリティをコントロールすることが難しくなり、逆に30°よりも大きいとコーナリング特性や操縦安定性等のタイヤ特性が低下するため実用的ではない。
また、ベルトコードCのタイヤ中心位置CLでのタイヤ周方向に対する傾斜角度αとベルトコードCのベルト端末位置BEでのタイヤ周方向に対する傾斜角度βとは18°≦β<α≦30°の関係を満足すると良い。ベルトコードCのベルト端末位置BEでの傾斜角度βを低角度化することにより、トレッド部のショルダー領域での偏摩耗を抑制することができ、しかも、ベルトコードCのタイヤ中心位置CLでの傾斜角度αを極度に低角度化しないことにより、トレッド部1のセンター領域におけるベルト層7の剛性の増大を抑えてコーナリングパワーの荷重依存性をコントロールし、操縦安定性のリニアリティを更に改善することができる。特に、傾斜角度αと傾斜角度βとの差は3°以上であると良い。なお、ベルトコードCのベルト端末位置BEでのタイヤ周方向に対する傾斜角度βをベルトコードCのタイヤ中心位置CLでのタイヤ周方向に対する傾斜角度αよりも小さくした構造が好ましいが、ベルト層7の全幅にわたってベルトコードCをタイヤ周方向に対して一定の角度で傾斜させ、傾斜角度α,βを同一値に設定しても良く、或いは、α<βとしても良い。
図12に示すように、ベルト層7はベルトコードCの傾斜角度がα±1°の範囲となるセンター側の高角度領域AcとベルトコードCの傾斜角度がβ±1°の範囲となるショルダー側の低角度領域Asとを有し、高角度領域Acの幅Lcがベルト層7の全幅Lの1/2以上であり、各低角度領域Asの幅Lsがベルト層7の全幅Lの1/8以上であると良い。このようにベルト層7のセンター側の高角度領域Acとショルダー側の低角度領域Asとを上記の如く設定することにより、トレッド部1の剛性配分を適正化することができる。ここで、高角度領域Acの幅Lcがベルト層7の全幅Lの1/2よりも小さいとベルト層7としての機能が低下し、また、低角度領域Asの幅Lsがベルト層7の全幅Lの1/8よりも小さいとトレッド部1の外側領域Xsでのタイヤ周方向の剛性を十分に高めることができなくなる。なお、高角度領域Acの幅Lc及び低角度領域Asの幅Lsは各ベルト層7の全幅Lに基づいて設定されるものである。
上述した空気入りタイヤは偏平比0.65以下の乗用車用タイヤとして好適である。操縦安定性のリニアリティが厳しく要求される乗用車用タイヤにおいて、耐偏摩耗性と操縦安定性とを両立することが可能になる。
タイヤサイズ205/55R16 91Vで、一対のビード部間に装架されたカーカス層と、トレッド部におけるカーカス層のタイヤ径方向外側に配置された2層のベルト層と、ベルト層のタイヤ径方向外側に配置されたベルト補強層とを備えた空気入りタイヤにおいて、ベルトコードのタイヤ中心位置でのタイヤ周方向に対する傾斜角度α、ベルトコードのベルト端末位置でのタイヤ周方向に対する傾斜角度β、ベルト補強層の構造、ベルト補強層の中央領域でのコード打ち込み本数、ベルト補強層の外側領域でのコード打ち込み本数、ベルト補強層の中央領域でのコード材質、ベルト補強層の外側領域でのコード材質、ベルト補強層のタイヤ中心位置でのコード傾斜角度、ベルト補強層の外端位置でのコード傾斜角度、(LB2/LB1)/(LA2/LA1)、(LC2/LC1)/(LB2/LB1)、LB2/LB1(矩形率)を表1のように設定した比較例1~2及び実施例1~8のタイヤを製作した。いずれのタイヤにおいても、タイヤ径方向内側のベルト層の幅を170mmとし、タイヤ径方向外側のベルト層の幅を160mmとし、ベルト補強層の幅を170mmとした。
実施例1及び比較例1~2においては、バンドコードが等間隔で引き揃えられた均一な構造を有するベルト補強層を用い、コード打ち込み本数が設定された値となるようにベルト補強層の積層枚数を領域ごとに調整した。実施例2~8においては、図8~図11に示す構造を有するベルト補強層を用い、そのベルト補強層をコード打ち込み本数が設定された値となるように配置した。
これら試験タイヤについて、下記試験方法により、耐偏摩耗性(ショルダー領域)、操縦安定性のリニアリティ、高速耐久性を評価し、その結果を表1に併せて示した。
耐偏摩耗性(ショルダー領域):
各試験タイヤをリムサイズ16×6.5Jのホイールに組み付けて摩擦エネルギー測定試験機に装着し、空気圧230kPa、負荷荷重4.5kNの条件下にて、トレッド部のショルダー領域での平均摩擦エネルギーを測定した。測定値は、各領域で10mm間隔となるタイヤ幅方向2箇所×タイヤ周方向2箇所の計4点における摩擦エネルギーを測定し、これらを平均したものである。評価結果は、測定値の逆数を用い、ショルダー領域での耐偏摩耗性は比較例1を100とする指数にて示した。指数値が大きいほど耐偏摩耗性が優れていることを意味する。
操縦安定性のリニアリティ:
各試験タイヤをリムサイズ16×6.5Jのホイールに組み付けて排気量2リットルの前輪駆動車に装着し、当該車両の指定空気圧を充填し、舗装路からなるテストコースにてパネラーによる走行試験を実施し、操縦安定性のリニアリティについて官能評価を行った。評価結果は、比較例2を100とする指数にて示した。指数値が大きいほど操縦安定性のリニアリティが良好であることを意味する。
高速耐久性:
各試験タイヤをリムサイズ16×6.5Jのホイールに組み付けてドラム試験機に装着し、ECE R30に記載の条件にて走行試験を実施した後、更に10分毎に速度を10km/hずつ増加させ、タイヤが破壊した際の速度を求めた。評価結果は、比較例1を100とする指数にて示した。指数値が大きいほど高速耐久性が優れていることを意味する。
Figure 0007031402000001
この表1から判るように、実施例1~8のタイヤは、比較例1との対比において、ショルダー領域での耐偏摩耗性が優れていた。また、実施例1~8のタイヤは、比較例2との対比において、操縦安定性のリニアリティが優れていた。
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 カーカス層
5 ビードコア
6 ビードフィラー
7 ベルト層
8 ベルト補強層
10 主溝
11 センター主溝
12 ショルダー主溝

Claims (9)

  1. 一対のビード部間に装架されたカーカス層と、トレッド部におけるカーカス層のタイヤ径方向外側に配置された複数層のベルト層と、該ベルト層のタイヤ径方向外側に配置されたベルト補強層とを備え、該ベルト補強層がタイヤ周方向に配向するバンドコードを含む空気入りタイヤにおいて、
    前記ベルト補強層は単位幅当たりのタイヤ周方向の剛性が前記ベルト層の中央領域よりも前記ベルト層の外側領域で高くなるように設定されており、
    前記空気入りタイヤに230kPaの空気圧を充填し、規格にて定められた最大負荷能力のそれぞれ40%,75%,100%の荷重を負荷した条件にて接地した際のタイヤ周方向の最大接地長をそれぞれLA1,LB1,LC1とし、タイヤ幅方向の最大接地幅をそれぞれWA1,WB1,WC1とし、タイヤ中心位置からタイヤ幅方向外側に向かって最大接地幅WA1,WB1,WC1の40%の位置におけるタイヤ周方向の外部接地長をそれぞれLA2,LB2,LC2としたとき、前記最大接地長LA1,LB1,LC1及び前記外部接地長LA2,LB2,LC2が1.02≦(LB2/LB1)/(LA2/LA1)≦1.25、1.00≦(LC2/LC1)/(LB2/LB1)≦1.20の関係を満足することを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記最大接地長LB1及び前記外部接地長LB2が0.65≦LB2/LB1≦0.95の関係を満足することを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記最大接地長LA1,LB1,LC1及び前記外部接地長LA2,LB2,LC2が(LC2/LC1)/(LB2/LB1)≦(LB2/LB1)/(LA2/LA1)の関係を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記ベルト補強層において、単位幅当たりのバンドコードの打ち込み本数が前記ベルト層の中央領域よりも前記ベルト層の外側領域で多くなるようにバンドコードが配置されていることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記ベルト補強層において、前記ベルト層の中央領域に配置されるバンドコードよりも剛性が高いバンドコードが前記ベルト層の外側領域に配置されていることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記ベルト補強層において、バンドコードのタイヤ周方向に対する傾斜角度が0°~30°の範囲にあり、該バンドコードのタイヤ周方向に対する傾斜角度がタイヤ幅方向の外側から内側に向かって漸増していることを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記ベルト層がタイヤ周方向に対して傾斜する複数本のベルトコードを含み、層間でベルトコードが互いに交差するように配置され、前記ベルトコードのタイヤ中心位置でのタイヤ周方向に対する傾斜角度αが21°≦α≦30°の関係を満足することを特徴とする請求項1~6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記ベルトコードのタイヤ中心位置でのタイヤ周方向に対する傾斜角度αと前記ベルトコードのベルト端末位置でのタイヤ周方向に対する傾斜角度βとが18°≦β<α≦30°の関係を満足することを特徴とする請求項7に記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記空気入りタイヤが偏平比0.65以下の乗用車用タイヤであることを特徴とする請求項1~8のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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