JP7026322B2 - 宅配システム及び宅配ボックスシステム - Google Patents

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本開示は、一般に宅配システム及び宅配ボックスシステムに関し、より詳細には、マンション等の施設に適用される宅配システム及び宅配ボックスシステムに関する。
特許文献1には、マンション等の集合住宅に設置されるセキュリティシステムが記載されている。特許文献1に記載のセキュリティシステムは、居住者を認証する認証装置と、居住者宛の宅配物を保存する宅配物ロッカーと、認証装置によって自動的に開錠又は開放されるエントランス扉と、を備える。認証装置は、帰宅した居住者の認証に成功すると、エントランス扉を解錠又は開放させる。また、認証装置は、宅配物ロッカーに居住者宛の宅配物が保存されているか否かを判断し、宅配物が保存されていれば、宅配物が保存されていることを報知する。
特開2011-44850号公報
ところで、特許文献1に記載のセキュリティシステム(宅配ボックスシステム)では、宅配物ロッカー(宅配ボックス)が電気的に接続されていない場合、宅配物ロッカーに関する情報(配達物の有無等)を反映させることができなかった。
本開示は上記課題に鑑みてなされており、電気的に接続されない宅配ボックスに関する情報を反映させることができる宅配システム及び宅配ボックスシステムを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る宅配システムは、入力部を備える。前記入力部は、複数の住戸を含む集合住宅に設置される宅配ボックスとは別体であって、前記集合住宅に固定されて前記宅配ボックスに収容される配達物の情報を入力可能である。前記入力部は、前記複数の住戸の各々に設置されるインターホン子機、前記集合住宅の共用ロビーに設置されるロビーインターホン、及び前記共用ロビーの出入口を開閉する開閉部材を施錠又は解錠する電気錠装置のうち少なくとも1つの設備機器に設けられる。前記設備機器は、前記住戸内に設けられて前記インターホン子機及び前記ロビーインターホンとの間で通信を行うインターホン親機に前記情報を出力する出力部を更に有する。前記宅配システムでは、前記宅配ボックスが電気的に接続されていない。
本開示の一態様に係る宅配ボックスシステムは、前記宅配システムと、前記宅配ボックスと、を備える。
本開示によれば、電気的に接続されない宅配ボックスに関する情報を宅配システムに反映させることができる、という利点がある。
図1は、本開示の一実施形態に係る宅配システム及び宅配ボックスシステムのブロック図である。 図2は、同上の宅配システムの動作を説明するシーケンス図である。 図3は、本開示の一実施形態の変形例に係る宅配システムのブロック図である。
(1)概要
以下、本実施形態に係る宅配システム10及び宅配ボックスシステム20の概要について、図1を参照して説明する。本実施形態に係る宅配システム10は、施設100に設置される宅配ボックス6が電気的に接続されない場合であっても、宅配ボックス6に関する情報を反映させることができるシステムである。ここでいう「宅配ボックスに関する情報」とは、宅配ボックスに収容される配達物の情報であり、例えば、配達物の有無、配達物の属性等である。また、ここでいう「配達物の属性」とは、例えば、配達物の宛先、送り主、品名、重量、配達業者の名称、サイズ(大きさ)、クール便(又はチルド便)か否かの区別等のことをいう。本実施形態に係る宅配システム10は、配達物の情報を入力可能に構成された入力部14を備えている。本実施形態に係る宅配ボックスシステム20は、宅配システム10と、宅配ボックス6と、を備えている。
施設100は、本実施形態では一例として、マンション等の集合住宅(以下、「集合住宅100」ともいう)である。宅配ボックス6は、集合住宅100の住人が不在であるときに、例えば配達業者が配達してきた荷物(配達物)を保管するためのボックスであり、大別して、電子式(液晶パネル式)とダイヤル式との2種類がある。ダイヤル式の宅配ボックスは、電力を必要としない機械式の宅配ボックスであり、例えば、配達業者が決めた暗証番号にダイヤルを合わせることで扉が開き、ボックス内の荷物を取り出すことができる。電子式の宅配ボックスは、液晶画面を有し、液晶画面の表示内容に従って所定の操作を行うことによりボックスに荷物を入れたり、ボックスから荷物を取り出したりすることができる。本実施形態では一例として、宅配ボックス6は、ダイヤル式(機械式)の宅配ボックスである。また、本実施形態では、集合住宅100を構成する複数の住戸101と一対一に対応する複数の宅配ボックス6が施設(集合住宅)100に設置されている。
宅配システム10は、本実施形態では一例として、集合住宅用のインターホンシステム30に適用される。インターホンシステム30は、図1に示すように、ロビーインターホン1と、複数(図示例では2つ)のインターホン子機2と、複数(図示例では2つ)のインターホン親機3と、制御装置4と、電気錠装置5と、を備えている。
ロビーインターホン1は、本実施形態では、集合住宅100の共用ロビー102に設置される共用端末である。ロビーインターホン1は、制御装置4を介して、各インターホン親機3との間で通信(例えば、通話、及び映像信号の送信等)を行うように構成されている。ロビーインターホン1は、第1伝送路81を介して制御装置4に接続されている。
また、ロビーインターホン1は、第4伝送路84を介して電気錠装置5に接続されている。電気錠装置5は、共用ロビー102の出入口を開閉する開閉部材9を施錠又は解錠するように構成されている。開閉部材9は、本実施形態では一例として、共用ロビー102の出入口(開口部)に設置される自動ドアである。すなわち、電気錠装置5は、第4伝送路84を介してロビーインターホン1から送られてくる制御信号(施錠信号又は解錠信号)に従って、開閉部材9を施錠又は解錠するように構成されている。
本実施形態では一例として、ロビーインターホン1が宅配システム10を構成する。すなわち、本実施形態に係るロビーインターホン1は、宅配システム10としての機能を有している。
複数のインターホン子機2の各々は、本実施形態では、集合住宅100の各住戸101の玄関先に設置される玄関子機である。本実施形態では、複数のインターホン子機2と複数のインターホン親機3とが一対一に対応しており、各インターホン子機2は、第3伝送路83を介して対応するインターホン親機3に接続されている。各インターホン子機2は、対応するインターホン親機3との間で通信(例えば、通話、及び映像信号の送信等)を行うように構成されている。
複数のインターホン親機3の各々は、本実施形態では、集合住宅100の各住戸101内に設置される住戸端末である。各インターホン親機3は、第3伝送路83を介して対応するインターホン子機2と接続されており、対応するインターホン子機2との間で通信(例えば、通話、及び映像信号の受信等)を行うように構成されている。
また、複数のインターホン親機3は、第2伝送路82を介して制御装置4に接続されている。第2伝送路82は、幹線821と、複数(図示例では2本)の分岐線822と、を含む。複数の分岐線822の各々は、分岐器7を介して幹線821から分岐している。複数の分岐線822は複数のインターホン親機3と一対一に対応しており、複数のインターホン親機3の各々は、対応する分岐線822を介して幹線821に接続されている。
制御装置4は、本実施形態では、集合住宅100の管理室等に設置されている。制御装置4は、ロビーインターホン1と複数のインターホン親機3の各々との間の通信を中継するように構成されている。
なお、第1伝送路81、第2伝送路82、第3伝送路83及び第4伝送路84は、いずれもツイストペア線である。つまり、実際には、第1伝送路81、第2伝送路82、第3伝送路83及び第4伝送路84は2本の電線で構成されるが、図面上では1本の線で表している。
ところで、上述の特許文献1に記載のセキュリティシステムでは、宅配物ロッカーが電気的に接続されていない場合、宅配物ロッカーに関する情報を反映させることができなかった。そのため、集合住宅の住人は、配達業者からの不在通知を見たり、宅配物ロッカーを開けることでしか配達物の有無を確認することができなかった。
本実施形態に係る宅配システム10は、電気的に接続されない宅配ボックス6であっても宅配ボックス6に関する情報を反映させることができるように、以下のように構成されている。
本実施形態に係る宅配システム10は、入力部14を備えている。入力部14は、施設100に設置される宅配ボックス6とは別体であって、施設100に固定されて宅配ボックス6に収容される配達物の情報を入力可能である。本実施形態に係る宅配ボックスシステム20は、宅配システム10と、宅配ボックス6と、を備えている。本実施形態では、施設100は、複数の住戸101を含む集合住宅であり、入力部14は、複数の住戸101の各々に対して個別に配達物の情報を入力可能である。
上記構成によれば、宅配ボックス6が電気的に接続されない場合であっても、入力部14によって宅配ボックス6に関する情報(配達物の情報)を宅配システム10に反映させることができる。
(2)詳細
以下、本実施形態に係る宅配システム10及び宅配ボックスシステム20が適用されるインターホンシステム30の詳細について、図1を参照して説明する。
(2.1)ロビーインターホン
まず、ロビーインターホン1(宅配システム10)の構成について説明する。ロビーインターホン1は、図1に示すように、ロビー制御部11と、ロビー通信部12と、ロビー記憶部13と、入力部14と、通知部15と、撮像部16と、を有している。さらに、ロビーインターホン1は、インターホン親機3との間で通話を実現するための通話部(スピーカ及びマイクロホンを含む)等を有している。
ロビー制御部11は、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、ロビー制御部11は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムがロビー制御部11として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
ロビー通信部12は、インターホン親機3及び電気錠装置5と通信するための通信インターフェースである。ロビー通信部12は、図1に示すように、第1伝送路81を介して制御装置4(後述する伝送処理部42)に接続されている。ロビー通信部12は、制御装置4を介して、インターホン親機3との間で双方向に通信可能に構成されている。ロビー通信部12は、音声信号、映像信号及び制御信号等を含む通信信号をインターホン親機3に送信する。さらに、ロビー通信部12は、入力部14を介して入力された配達物の情報を含む通信信号をインターホン親機3に送信してもよい。また、ロビー通信部12は、インターホン親機3から送信される通信信号を受信し、受信した通信信号を復調することで音声信号等を取得する。音声信号は、ロビー制御部11を介して通話部へ出力される。
また、ロビー通信部12は、図1に示すように、第4伝送路84を介して電気錠装置5(後述する錠通信部52)に接続されている。ロビー通信部12は、電気錠装置5との間で双方向に通信可能に構成されている。ロビー通信部12は、第4伝送路84を介して電気錠装置5に制御信号(施錠信号又は解錠信号)を送信する。また、ロビー通信部12は、電気錠装置5から送信される通信信号を受信し、受信した通信信号を復調することで電気錠装置5の状態(施錠状態又は解錠状態)等を取得する。
ここに、本実施形態では、ロビー通信部12により出力部120が構成されている。言い換えると、ロビーインターホン(設備機器)1は、住戸101に設けられてインターホン子機2及びロビーインターホン1との間で通信を行うインターホン親機3に配達物の情報を出力する出力部120を更に有している。
ロビー記憶部13は、例えばフラッシュメモリ等の読み書き可能なメモリで構成されている。ロビー記憶部13は、各住戸101のインターホン親機3に割り当てられるアドレスと、各住戸101の住戸番号(部屋番号)とを紐付けて記憶する。また、ロビー記憶部13は、撮像部16で撮像した映像を記憶する。さらに、ロビー記憶部13は、入力部14を介して入力された配達物の情報及び後述するカードキーのID情報を住戸番号に紐付けて記憶する。
入力部14は、集合住宅100への来訪者の操作を受け付けるための入力インターフェースである。本実施形態では、来訪者は、集合住宅100に荷物(配達物)を配達に来た配達業者である。入力部14は、例えばテンキー等の押ボタンスイッチで構成されている。なお、ロビーインターホン1がタッチパネルディスプレイを備えている場合には、タッチパネルディスプレイにより入力部14が構成されていてもよい。配達業者は、配達先である住戸101の住人が不在である場合に、入力部14を介して配達物の情報を入力する。
また、本実施形態では、入力部14は、帰宅した住人が共用ロビー102の出入口に設けられた開閉部材9を解錠する際に使用する鍵に割り当てられたID情報(識別情報)を読み取るための読取部を有している。本実施形態では一例として、鍵はカードキーであり、読取部はカードリーダーである。カードリーダーにより読み取られたカードキーのID情報はロビー制御部11に入力される。ロビー制御部11は、受け取ったID情報を含む通信信号を作成し、この通信信号をロビー通信部12から電気錠装置5に送信させる。
通知部15は、住戸101の住人に、入力部14で入力された配達物の情報を通知するように構成されている。本実施形態では、通知部15は、液晶パネルからなる表示部を有している。通知部15は、住戸101の住人がロビーインターホン1に対して所定の操作を行うと、当該住戸101に対応付けられた宅配ボックス6に配達物が収容されている場合に、配達物の情報を表示部に表示させる。ここで、所定の操作とは、例えば、住人がカードリーダーにカードキーをかざすことである。通知部15は、例えば、「〇〇様から配達物が届いています」等のメッセージを表示部に表示させる。なお、本実施形態では、ロビーインターホン1が通話部を備えているため、通話部のスピーカから配達物の情報を音声にて出力するように構成されていてもよい。
撮像部16は、撮像素子を有し、被写体(訪問者等)を撮像するためのカメラである。本実施形態では、来訪者がロビーインターホン1を操作する際に少なくとも来訪者の顔を撮像できるように、撮像部16の撮像エリア(視野)は、ロビーインターホン1の前方に設定されている。本実施形態では一例として、撮像部16は動画を撮像するカメラである。さらに、本実施形態では一例として、撮像部16はカラー画像を撮像するカメラである。なお、撮像部16は、静止画を撮像するカメラであってもよいし、モノクロ画像を撮像するカメラであってもよい。
撮像素子は、例えば、CCD(Charge Coupled Devices)イメージセンサ、又はCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の二次元イメージセンサである。撮像部16は、被写体からの光をレンズ等の光学系によって撮像素子の撮像面(受光面)上に結像させ、撮像素子にて被写体からの光を電気信号に変換する。そして、撮像部16は、撮像素子の出力信号を映像信号としてロビー制御部11へ出力する。
(2.2)インターホン子機
次に、インターホン子機2の構成について説明する。インターホン子機2は、図1に示すように、子機制御部21と、子機通信部22と、子機記憶部23と、撮像部24と、を有している。さらに、インターホン子機2は、インターホン親機3との間で通話を実現するための通話部(スピーカ及びマイクロホンを含む)等を有している。
子機制御部21は、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、子機制御部21は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが子機制御部21として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
子機通信部22は、インターホン親機3と通信するための通信インターフェースである。子機通信部22は、図1に示すように、第3伝送路83を介してインターホン親機3に接続されており、インターホン親機3との間で双方向に通信可能に構成されている。子機通信部22は、音声信号、映像信号及び制御信号等を含む通信信号をインターホン親機3に送信する。また、子機通信部22は、インターホン親機3から送信される通信信号を受信し、受信した通信信号を復調することで音声信号等を取得する。音声信号は、子機制御部21を介して通話部へ出力される。
子機記憶部23は、例えばフラッシュメモリ等の読み書き可能なメモリで構成されている。子機記憶部23は、撮像部24で撮像した映像等を記憶する。
撮像部24は、撮像素子を有し、被写体(訪問者等)を撮像するためのカメラである。本実施形態では、来訪者がインターホン子機2を操作する際に少なくとも来訪者の顔を撮像できるように、撮像部24の撮像エリア(視野)は、インターホン子機2の前方に設定されている。本実施形態では一例として、撮像部24は動画を撮像するカメラである。さらに、本実施形態では一例として、撮像部24はカラー画像を撮像するカメラである。なお、撮像部24は、静止画を撮像するカメラであってもよいし、モノクロ画像を撮像するカメラであってもよい。
撮像素子は、例えば、CCDイメージセンサ、又はCMOSイメージセンサ等の二次元イメージセンサである。撮像部24は、被写体からの光をレンズ等の光学系によって撮像素子の撮像面(受光面)上に結像させ、撮像素子にて被写体からの光を電気信号に変換する。そして、撮像部24は、撮像素子の出力信号を映像信号として子機制御部21へ出力する。
(2.3)インターホン親機
次に、インターホン親機3の構成について説明する。インターホン親機3は、図1に示すように、親機制御部31と、親機第1通信部32と、親機第2通信部33と、親機記憶部34と、表示部35と、を有している。さらに、インターホン親機3は、ロビーインターホン1及びインターホン子機2との間で通話を実現するための通話部(スピーカ及びマイクロホンを含む)等を有している。
親機制御部31は、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、親機制御部31は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが親機制御部31として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
親機第1通信部32は、インターホン子機2と通信するための通信インターフェースである。親機第1通信部32は、図1に示すように、第3伝送路83を介してインターホン子機2に接続されており、インターホン子機2との間で双方向に通信可能に構成されている。親機第1通信部32は、音声信号及び制御信号等を含む通信信号をインターホン子機2に送信する。また、親機第1通信部32は、インターホン子機2から送信される通信信号を受信し、受信した通信信号を復調することで音声信号及び映像信号等を取得する。音声信号は、親機制御部31を介して通話部へ出力され、映像信号は、親機制御部31を介して表示部35へ出力される。
親機第2通信部33は、ロビーインターホン1と通信するための通信インターフェースである。親機第2通信部33は、制御装置4を介して、ロビーインターホン1との間で双方向に通信可能に構成されている。親機第2通信部33は、音声信号及び制御信号等を含む通信信号をロビーインターホン1に送信する。また、親機第2通信部33は、ロビーインターホン1から送信される通信信号を受信し、受信した通信信号を復調することで音声信号及び映像信号等を取得する。音声信号は、親機制御部31を介して通話部へ出力され、映像信号は、親機制御部31を介して表示部35へ出力される。
親機記憶部34は、例えばフラッシュメモリ等の読み書き可能なメモリで構成されている。親機記憶部34は、自己を含むインターホン親機3に割り当てられるアドレスを記憶する。また、親機記憶部34は、ロビーインターホン1又はインターホン子機2から送られてくる映像を記憶する。
表示部35は、例えば液晶ディスプレイである。なお、インターホン親機3がタッチパネルディスプレイを備えている場合には、タッチパネルディスプレイにより表示部35が構成されていてもよい。
(2.4)制御装置
次に、制御装置4の構成について説明する。制御装置4は、図1に示すように、制御部41と、伝送処理部42と、記憶部43と、を有している。
制御部41は、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、制御部41は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが制御部41として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
伝送処理部42は、第1伝送路81を介してロビーインターホン1(ロビー通信部12)に接続されている。また、伝送処理部42は、第2伝送路82を介して各インターホン親機3(親機第2通信部33)に接続されている。伝送処理部42は、ロビーインターホン1から送信される通信信号を受信し、この通信信号に含まれるアドレスが対応付けられたインターホン親機3に向けて当該通信信号を送信する。また、伝送処理部42は、インターホン親機3から送信される通信信号を受信し、この通信信号をロビーインターホン1に向けて送信する。つまり、伝送処理部42は、来訪者に呼び出された住戸101のインターホン親機3とロビーインターホン1とを接続し、両者間での通信(通話)を中継する。
記憶部43は、例えばフラッシュメモリ等の読み書き可能なメモリで構成されている。記憶部43は、各住戸101のインターホン親機3に割り当てられるアドレスと、各住戸101の住戸番号(部屋番号)とを紐付けて記憶する。
(2.5)電気錠装置
次に、電気錠装置5の構成について説明する。電気錠装置5は、図1に示すように、錠制御部51と、錠通信部52と、認証部53と、錠記憶部54と、駆動部55と、を有している。
錠制御部51は、プロセッサ及びメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、錠制御部51は、プロセッサ及びメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが錠制御部51として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
錠通信部52は、ロビーインターホン1と通信するための通信インターフェースである。錠通信部52は、ロビーインターホン1(ロビー通信部12)との間で双方向に通信可能に構成されている。錠通信部52は、ロビーインターホン1から送信される通信信号(例えば、解錠信号等)を受信し、この通信信号を錠制御部51に出力する。
認証部53は、ロビーインターホン1の入力部14のカードリーダーにかざしたカードキーの認証を行うように構成されている。言い換えると、認証部53は、カードキーが正規のカードキーであるか否かを判定する。ここでいう「正規のカードキー」とは、開閉部材9を開閉することを許可されたカードキーのことをいい、カードキーに割り当てられたID情報が錠記憶部54に登録されているカードキーのことをいう。具体的には、認証部53は、錠通信部52を介してロビーインターホン1より受信したID情報と、錠記憶部54から読み出したID情報とを比較し、両者が一致する場合に正規のカードキーであると判定する。そして、錠制御部51は、認証部53の認証結果から、カードキーが正規のカードキーであれば、電気錠装置5に開閉部材9を解錠させ、正規のカードキーでなければ、電気錠装置5に開閉部材9を解錠させない。
錠記憶部54は、例えばフラッシュメモリ等の読み書き可能なメモリで構成されている。錠記憶部54は、カードキーに割り当てられたID情報等を記憶する。
駆動部55は、電動モータと、電動モータの駆動力を開閉部材9に伝達する伝達機構と、開閉部材9をロックするロック機構と、を備えている。駆動部55は、開閉部材9を開放する場合、錠制御部51からの駆動信号に従って、ロック機構によるロック状態を解除した後、電動モータを駆動する。電動モータの駆動力が伝達機構を介して開閉部材9に伝達されることによって、開閉部材9が開放される。また、駆動部55は、開閉部材9を閉鎖する場合、錠制御部51からの駆動信号に従って、電動モータを駆動して開閉部材9を閉鎖した後、ロック機構により開閉部材9をロックする。
(3)動作
次に、宅配システム10の動作について図2を参照して説明する。
配達先の住戸101の住人が不在である場合、配達業者は、入力部14を介して配達物の情報を入力する(ステップS1)。このとき、配達業者は、配達物の情報だけでなく、配達先の住戸101の住戸番号を入力する。入力部14は、入力された配達物の情報と住戸番号とをロビー制御部11に出力する(ステップS2)。ロビー制御部11は、入力部14から受け取った配達物の情報と住戸番号とを紐付けてロビー記憶部13に記憶させる(ステップS3,S4)。また、このとき、ロビー制御部11は、配達物の情報を含む通信信号を作成し、住戸番号に対応付けられたインターホン親機3に対してロビー通信部12(出力部120)から通信信号を送信させてもよい。これにより、インターホン親機3の表示部35に配達物の情報を表示させることができる。
帰宅した住戸101の住人は、入力部14のカードリーダーにカードキーをかざして、開閉部材9の解錠操作を行う(ステップS5)。入力部14は、カードキーのID情報を含む操作信号(解錠信号)をロビー制御部11に出力する(ステップS6)。ロビー制御部11は、操作信号に含まれるID情報が住戸101の住戸番号に対応付けられたID情報であれば、配達物の情報を通知部15に通知させる(ステップS7,S8)。具体的には、通知部15は、「〇〇様から配達物が届いています」等のメッセージを表示部に表示させたり、スピーカから音声にて出力させたりする。
本実施形態に係る宅配システム10によれば、宅配ボックス6が宅配システム10に電気的に接続されていない場合であっても、宅配ボックス6に関する情報(配達物の情報等)を入力部14により宅配システム10に反映させることができる。そして、住戸101の住人は、宅配ボックス6に関する情報を通知部15により知ることができる。したがって、住戸101の住人は、配達業者からの不在通知を見たり、配達物の有無を確認するために宅配ボックス6を確認しなくてもよいという利点がある。
(4)変形例
上述の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上述の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(4.1)第1変形例
宅配システム10を構成するロビーインターホン1は、図3に示すように、無線通信部17を更に備えていてもよい。以下、第1変形例に係るロビーインターホン1について、図3を参照して説明する。
第1変形例に係るロビーインターホン1は、図3に示すように、ロビー制御部11と、ロビー通信部12と、ロビー記憶部13と、入力部14と、通知部15と、撮像部16と、無線通信部17と、を備えている。なお、無線通信部17以外の構成については上述の実施形態と同様であり、ここでは詳細な説明を省略する。
無線通信部17は、図3に示すように、携帯端末200と無線通信を行うための通信インターフェースである。第1変形例では一例として、携帯端末200は、住戸101の住人が所有するスマートフォンである。無線通信部17は、例えば、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)等の近距離無線通信によって、携帯端末200との間で双方向に通信可能に構成されている。無線通信部17は、入力部14を介して入力された配達物の情報を含む無線信号を携帯端末200に送信する。言い換えると、ロビーインターホン(設備機器)1は、住戸101の住人が所有する携帯端末200に配達物の情報を含む無線信号を送信する無線通信部17を更に有している。このように、住戸101の住人が所有する携帯端末200に配達物の情報を送信することによって、配達物の情報を携帯端末200から通知することができる。
なお、無線通信部17から携帯端末200に配達物の情報を送信するタイミングは、上述の実施形態のように、住戸101の住人が帰宅するタイミングであってもよいし、配達業者が配達物の情報を入力したタイミングであってもよい。後者の場合、例えば、無線通信部17がインターネット等のネットワークに接続することによって、住戸101の住人がロビーインターホン1の近くにいない状況でも、配達物の情報をネットワークを介して携帯端末200に送信することができる。
また、第1変形例では、上述の実施形態で使用したカードキーの代わりに、携帯端末200を鍵として使用する。言い換えると、携帯端末200は、電気錠装置5に開閉部材9を施錠又は解錠させる機能を有している。
携帯端末200を鍵として使用する場合、携帯端末200の無線通信部からロビーインターホン1の無線通信部17に向けて、ID情報を含む無線信号が送信される。ロビー制御部11は、無線通信部17を介して受信したID情報を含む通信信号を作成し、この通信信号をロビー通信部12から電気錠装置5に送信させる。
電気錠装置5において、錠制御部51は、錠通信部52を介して受信したID情報を認証部53に出力する。認証部53は、錠制御部51から受け取ったID情報と、錠記憶部54から読み出したID情報とを比較し、両者が一致すれば正規の鍵であると判定し、一致しなければ未登録の鍵であると判定する。そして、錠制御部51は、携帯端末200が正規の鍵である場合にのみ開閉部材9を解錠する。
第1変形例によれば、住戸101の住人が所有する携帯端末200に配達物の情報を送信することができる。また、第1変形例のように、携帯端末200を鍵として使用する場合には、携帯端末200によって開閉部材9を施錠又は解錠させることができる。
(4.2)その他の変形例
以下、上述の実施形態及び第1変形例の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
本開示における宅配システム10の実行主体は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを有する。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における宅配システム10の実行主体としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されていてもよいが、電気通信回線を通じて提供されてもよい。また、プログラムは、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1乃至複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。
また、ロビー制御部11、子機制御部21、親機制御部31、制御部41及び錠制御部51の各々の機能は、1つの装置に設けられていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。さらに、ロビー制御部11、子機制御部21、親機制御部31、制御部41及び錠制御部51の各々の少なくとも一部の機能は、例えば、クラウド(クラウドコンピューティング)によって実現されていてもよい。
上述の実施形態及び第1変形例では、ロビーインターホン1が入力部14を備えている場合を例として説明したが、ロビーインターホン1、インターホン子機2及び電気錠装置5のうち少なくとも1つが入力部を備えていればよい。すなわち、インターホン子機2及び電気錠装置5のいずれか一方が入力部を備えていてもよいし、ロビーインターホン1、インターホン子機2及び電気錠装置5のうちの2つ以上が入力部を備えていてもよい。言い換えると、入力部14は、インターホン子機2、ロビーインターホン1及び電気錠装置5のうち少なくとも1つの設備機器に設けられていればよい。
さらに、入力部は、施設100に固定されていればよく、ロビーインターホン1、インターホン子機2及び電気錠装置5と別体であってもよい。この場合、入力部を介して入力された配達物の情報については、有線又は無線にてロビーインターホン1、インターホン子機2又は電気錠装置5に伝送するように構成されていればよい。
上述の実施形態及び第1変形例では、ロビーインターホン1が出力部120(ロビー通信部12)を有している場合を例として説明したが、インターホン子機2及び電気錠装置5のいずれか一方が出力部を有していてもよい。
上述の実施形態及び第1変形例では、ロビーインターホン1が通知部15を有している場合を例として説明したが、インターホン子機2及び電気錠装置5のいずれか一方が通知部を有していてもよい。さらに、ロビーインターホン1、インターホン子機2及び電気錠装置5のうちの2つ以上が通知部を有していてもよい。
上述の実施形態及び第1変形例では、ロビーインターホン1により宅配システム10が構成されている場合を例として説明したが、インターホン子機2及び電気錠装置5のいずれか一方により宅配システムが構成されていてもよい。さらに、ロビーインターホン1、インターホン子機2及び電気錠装置5の組み合わせにより宅配システムが構成されていてもよい。
上述の第1変形例では、携帯端末200がスマートフォンである場合を例として説明したが、携帯端末200は、スマートフォンに限らず、例えば汎用のPDA(Personal Digital Assistant)等であってもよい。
上述の実施形態では、宅配ボックス6が機械式(ダイヤル式)の宅配ボックスである場合を例として説明したが、宅配ボックス6は、機械式の宅配ボックスに限らず、電子式の宅配ボックスであってもよい。この場合、宅配ボックス6は、宅配システム10に電気的に接続されていてもよいし、接続されていなくてもよい。
上述の実施形態では、インターホン親機3において、ロビーインターホン1と通信する通信部(親機第2通信部33)と、インターホン子機2と通信する通信部(親機第1通信部32)とが別々に設けられているが、1つの通信部であってもよい。また、ロビーインターホン1において、インターホン親機3と通信する通信部と、電気錠装置5と通信する通信部とが別々に設けられていてもよい。
上述の実施形態では、施設100が集合住宅である場合を例として説明したが、施設100は集合住宅に限らず、例えば、戸建て住宅であってもよいし、オフィスビル、工場、病院等の非住宅であってもよい。
(まとめ)
以上述べた実施形態から明らかなように、第1の態様に係る宅配システム(10)は、入力部(14)を備える。入力部(14)は、施設(100)に設置される宅配ボックス(6)とは別体であって、施設(100)に固定されて宅配ボックス(6)に収容される配達物の情報を入力可能である。
第1の態様によれば、宅配ボックス(6)に収容される配達物の情報を入力部(14)から入力することによって、宅配ボックス(6)に関する情報を宅配システム(10)に反映させることができる。
第2の態様に係る宅配システム(10)では、第1の態様において、施設(100)は、複数の住戸(101)を含む集合住宅である。入力部(14)は、インターホン子機(2)、ロビーインターホン(1)及び電気錠装置(5)のうち少なくとも1つの設備機器に設けられる。インターホン子機(2)は、複数の住戸(101)の各々に設置される。ロビーインターホン(1)は、集合住宅の共用ロビー(102)に設置される。電気錠装置(5)は、共用ロビー(102)の出入口を開閉する開閉部材(9)を施錠又は解錠する。
第2の態様によれば、インターホン子機(2)、ロビーインターホン(1)及び電気錠装置(5)のうちの少なくとも1つにおいて、宅配ボックス(6)に収容される配達物の情報を入力することができる。
第3の態様に係る宅配システム(10)では、第2の態様において、設備機器(ロビーインターホン(1))は、インターホン親機(3)に情報を出力する出力部(120)を更に有する。インターホン親機(3)は、住戸(101)内に設けられて、インターホン子機(2)及びロビーインターホン(1)との間で通信を行う。
第3の態様によれば、入力部(14)を介して入力された配達物の情報を、出力部(120)を介してインターホン親機(3)に出力することができる。
第4の態様に係る宅配システム(10)では、第2又は3の態様において、設備機器(ロビーインターホン(1))は、住戸(101)の住人に情報を通知する通知部(15)を更に有する。
第4の態様によれば、配達物の情報を住戸(101)の住人に通知することができる。
第5の態様に係る宅配システム(10)では、第2~4のいずれかの態様において、設備機器(ロビーインターホン(1))は、住戸(101)の住人が所有する携帯端末(200)に情報を含む無線信号を送信する無線通信部(17)を更に有する。
第5の態様によれば、住戸(101)の住人が所有する携帯端末(200)に配達物の情報を送信することができる。
第6の態様に係る宅配システム(10)では、第5の態様において、携帯端末(200)は、電気錠装置(5)に開閉部材(9)を施錠又は解錠させる機能を有する。
第6の態様によれば、携帯端末(200)によって開閉部材(9)を施錠又は解錠させることができる。
第7の態様に係る宅配システム(10)では、第1~6のいずれかの態様において、施設(100)は、複数の住戸(101)を含む集合住宅である。複数の住戸(101)と一対一に対応する複数の宅配ボックス(6)が施設(100)に設置されている。入力部(14)は、複数の住戸(101)の各々に対して個別に情報を入力可能である。
第7の態様によれば、住戸(101)ごとに配達物の情報を入力することができる。
第8の態様に係る宅配システム(10)では、第1~7のいずれかの態様において、情報には、配達物の属性が含まれる。
第8の態様によれば、配達物の属性についても宅配システム(10)に反映させることができる。
第9の態様に係る宅配ボックスシステム(20)は、第1~8のいずれかの態様の宅配システム(10)と、宅配ボックス(6)と、を備える。
第9の態様によれば、宅配ボックス(6)に収容される配達物の情報を入力部(14)から入力することによって、宅配ボックス(6)に関する情報を宅配システム(10)に反映させることができる。
第2~第8の態様に係る構成については、宅配システム(10)の必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
1 ロビーインターホン(設備機器)
14 入力部
15 通知部
17 無線通信部
120 出力部
2 インターホン子機(設備機器)
3 インターホン親機
5 電気錠装置(設備機器)
6 宅配ボックス
9 開閉部材
10 宅配システム
20 宅配ボックスシステム
100 施設
101 住戸
102 共用ロビー
200 携帯端末

Claims (7)

  1. 複数の住戸を含む集合住宅に設置される宅配ボックスとは別体であって、前記集合住宅に固定されて前記宅配ボックスに収容される配達物の情報を入力可能な入力部を備え、
    前記入力部は、前記複数の住戸の各々に設置されるインターホン子機、前記集合住宅の共用ロビーに設置されるロビーインターホン、及び前記共用ロビーの出入口を開閉する開閉部材を施錠又は解錠する電気錠装置のうち少なくとも1つの設備機器に設けられ、
    前記設備機器は、前記住戸内に設けられて前記インターホン子機及び前記ロビーインターホンとの間で通信を行うインターホン親機に前記情報を出力する出力部を更に有し、
    前記宅配ボックスが電気的に接続されていない
    宅配システム。
  2. 前記設備機器は、前記住戸の住人に前記情報を通知する通知部を更に有する
    請求項1に記載の宅配システム。
  3. 前記設備機器は、前記住戸の住人が所有する携帯端末に前記情報を含む無線信号を送信する無線通信部を更に有する
    請求項1又は2に記載の宅配システム。
  4. 前記携帯端末は、前記電気錠装置に前記開閉部材を施錠又は解錠させる機能を有する
    請求項3に記載の宅配システム。
  5. 前記複数の住戸と一対一に対応する複数の前記宅配ボックスが前記集合住宅に設置されており、
    前記入力部は、前記複数の住戸の各々に対して個別に前記情報を入力可能である
    請求項1~4のいずれか1項に記載の宅配システム。
  6. 前記情報には、前記配達物の属性が含まれる
    請求項1~5のいずれか1項に記載の宅配システム。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載の宅配システムと、前記宅配ボックスと、を備える
    宅配ボックスシステム。
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