JP7022254B1 - スロットライナおよび回転電機 - Google Patents

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Abstract

【課題】絶縁低下を生じることなく補強されたスロットライナおよび回転電機を提供する。【解決手段】本発明に係るスロットライナ13は、複数の絶縁シート132~134が積層されて構成され、回転軸30の軸方向においてステータコアの長さL2よりも長い長さL1を有する積層絶縁シート131と、積層絶縁シートを補強する一対の補強シート135,136と、を有する。積層絶縁シートは、スロットの内面112dに接触する外側絶縁シート134と、導線に接触する内側絶縁シート132と、を含む。補強シートそれぞれは、軸方向において外側絶縁シートの端面134a,134bを覆うように折り返され、その端面を覆う折返部135e,136eと、スロットの内面と外側絶縁シートとの間に配置される第1端部135f1,136f1と、外側絶縁シートと内側絶縁シートとの間に配置される第2端部135g、136gと、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、スロットライナおよび回転電機に関する。
電動機や発電機などの回転電機は、円筒状のステータコア、導線(コイル)、およびスロットライナを有してなる。ステータコアの内周面には、導線が通される複数の空間(以下「スロット」という。)が等間隔で配置されている。スロットライナは、スロット内に配置され、ステータコアと導線との間を絶縁している。スロットライナの両端部は、導線とスロットの開放端との接触を防止するため、開放端から突出している。導線のうち、開放端から突出した部分は、例えば、導線をリング状の束にしてスロット内に組み込まれている。そして、スロットライナの端部から突出している部分は、他の導線の束とまとめられ成形されている。そのため、スロットライナの両端部は、導線の成形時に曲げ応力などの負荷を受け、破損し得る。
これまでにも、スロットライナの両端部の破損を防ぐ技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示された技術では、スロットライナの両端部にエポキシやアラミドなどの高分子材料製の補強シートが結合されることにより、スロットライナの両端部が補強されている。しかしながら、スロットライナの絶縁性は、スロットライナの構造に依存し、不十分な場合がある。そのため、スロットライナの構造には、改善の余地がある。
特開2015-33323号公報
本発明は、絶縁低下を生じることなく補強されたスロットライナおよび回転電機を提供することを目的とする。
本発明の一実施態様におけるスロットライナは、回転電機が備えるステータコアのスロット内に配置され、前記スロット内に通される導線と、前記ステータコアと、を絶縁するスロットライナであって、複数の絶縁シートが積層されて構成され、前記回転電機が備える回転軸の軸方向において、前記ステータコアの長さよりも長い長さを有する積層絶縁シートと、前記積層絶縁シートを補強する一対の補強シートと、を有してなり、前記積層絶縁シートは、前記スロットの内面に接触する外側絶縁シートと、前記導線に接触する内側絶縁シートと、を含み、一対の前記補強シートそれぞれは、前記軸方向において、前記外側絶縁シートの端面を覆うように折り返され、前記外側絶縁シートの前記端面を覆う折返部と、前記スロットの前記内面と前記外側絶縁シートとの間に配置される第1端部と、前記外側絶縁シートと前記内側絶縁シートとの間に配置される第2端部と、を備える。
本発明の一実施態様における回転電機は、本発明の一実施態様におけるスロットライナを有してなる。
本発明によれば、絶縁低下を生じることなく補強されたスロットライナおよび回転電機を提供できる。
本発明に係る回転電機の実施の形態を示す模式図である。 図1の回転電機が備えるステータ部分のAA線における模式断面図である。 (a)は図1の回転電機が備えるステータコアの図2のB1部における模式拡大断面図であり、(b)は図1の回転電機が備えるステータの図2のB2部における模式拡大断面図である。 本発明に係るスロットライナの実施の形態を示す模式斜視図であり、(a)はスロットライナの一方の端部側を示し、(b)はスロットライナの他方の端部側を示す。 図4のスロットライナの図3のC矢視における模式図である。 (a)は図4のスロットライナが備える絶縁シートの一例を示す模式拡大断面図であり、(b)は別の一例を示す模式拡大断面図である。 (a)および(b)は図4のスロットライナが備える補強シートの模式平面図である。 本発明に係るスロットライナの変形例を示す模式図である。
以下、図面を参照しながら、本発明に係るスロットライナおよび回転電機の実施の形態について説明する。各図において、同一の部材および要素については同一の符号が付され、重複する説明は省略する。
●回転電機●
先ず、本発明に係る回転電機の実施の形態について説明する。
本発明に係る回転電機は、例えば、高温の液体(油など)を搬送するキャンドモータポンプである。
●回転電機の構成
図1は、本発明に係る回転電機の実施の形態を示す模式図である。
同図は、説明の便宜上、回転電機1の内部構造の一部を破線で示す。
回転電機1は、ステータ10、ロータ20、および回転軸30を有してなる。
図2は、ステータ10部分の図1のAA線における模式断面図である。
同図は、ロータ20および回転軸30を二点鎖線で示す。また、同図は、説明の便宜上、ステータ10の一部の図示を省略している。
ステータ10は、ロータ20を回転させる回転磁界を生成する。ステータ10は、ステータコア11、複数の導線12、複数のスロットライナ13、および複数のウェッジ14を備える。
ステータコア11は、導線12を保持する。ステータコア11の形状は、円筒状である。ステータコア11は、複数の歯111、および複数のスロット112を備える。
以下の説明において、「周方向」は、ステータコア11の円周方向(図2の矢印CDで示される方向)を意味する。「軸方向」は、ロータ20(回転軸30)の回転軸線に沿う方向(図1の矢印ADで示される方向)を意味する。
歯111は、スロット112を区画する。周方向において、歯111は、ステータコア11の内周面に等間隔で配置されている。
図3(a)はステータコア11の図2のB1部における模式拡大断面図であり、(b)はステータ10の図2のB2部における模式拡大断面図である。
同図(b)は、スロットライナ13を構成する各部材の位置関係を明確にするため、各部材の大きさ(厚み)を実寸法よりも意図的に強調して図示している。また、同図(b)は、説明の便宜上、導線12の一部の図示を省略している。
歯111の先端部(ステータコア11の径方向において、歯111の内方側の端部)は、周方向両側に向けて突出している。すなわち、軸方向視において、歯111の形状は、略T字状である。
図2および図3に戻る。
スロット112は、周方向において隣り合う2つの歯111,111の間に形成される空間である。周方向において、スロット112は、ステータコア11の内周面に等間隔で配置されている。軸方向において、スロット112は、ステータコア11の全長に亘って形成されている。その結果、ステータコア11の両端面11a,11b(図1,図4および図5参照。以下同じ。)には、スロット112の断面(軸方向に直交する方向における断面)と同じ形状の開放端112a,112b(図4参照。以下同じ。)が形成されている。また、スロット112を形成している2つの歯111,111の先端間には、スリット状の開口112cが形成されている。
導線12は、対応するスロット112に通されて、ステータ10に回転磁界を生じさせるコイルを構成している。導線12は、例えば、U相、V相、およびW相の3相巻線により構成されている。導線12の一部である両端部(以下「コイルエンド」という。)は、スロット112の開放端112a,112bから軸方向に突出して配置されている。一方、導線12の他の一部(コイルエンド以外の部分)は、導線12をリング状の束にして対応するスロット112内に配置されている。導線12のコイルエンドは、例えば、周方向に向けて曲げられ、他の導線の束とまとめられて成形されている。
スロットライナ13は、ステータコア11と導線12との間を絶縁する絶縁材である。スロットライナ13は、対応するスロット112内に配置されている。スロットライナ13の具体的な構成については、後述する。
ウェッジ14は、導線12およびスロットライナ13の対応するスロット112からの脱落を防止する。ウェッジ14は、対応するスロット112内に配置され、スロット112の開口112cを内側から塞いでいる。
ロータ20は、ステータ10に生じる回転磁界により回転する。ロータ20の形状は、円筒状である。ロータ20は、ステータコア11に収容されている。
回転軸30は、ロータ20の回転により回転し、回転動力を回転電機1のインペラ(不図示)に伝達する。回転軸30の形状は、円柱状である。回転軸30は、ロータ20に挿通されて、固定されている。
●スロットライナの構成
次に、スロットライナ13の構成について説明する。
図4は、本発明に係るスロットライナ(スロットライナ13)の実施の形態を示す模式斜視図であり、(a)はスロットライナ13の一方の端部13a側を示し、(b)はスロットライナ13の他方の端部13b側を示す。
図5は、スロットライナ13の図3のC矢視における模式図である。
図4および図5は、スロットライナ13を構成する各部材の位置関係を明確にするため、各部材の大きさ(厚み)を実寸法よりも意図的に強調して図示している。また、図4および図5は、説明の便宜上、ステータコア11および導線12の一部を二点鎖線で示す。
スロットライナ13は、積層絶縁シート131および一対の補強シート135,136を備える。
積層絶縁シート131は、複数(本実施の形態では3つ)の絶縁シート132,133,134を備える。絶縁シート132は本発明における内側絶縁シートの一例であり、絶縁シート133は本発明における中間絶縁シートの一例であり、絶縁シート134は本発明における外側絶縁シートの一例である。すなわち、積層絶縁シート131は、本発明における内側絶縁シート、中間絶縁シート、および外側絶縁シートを含む。絶縁シート132~134それぞれの形状は、短辺と長辺とを有する矩形シート状である。また、各図面において、絶縁シート132~134の厚みが強調されているため、絶縁シート132~134それぞれの形状(大きさ)が異なるように図示されているが、本実施の形態において、絶縁シート132~134それぞれの形状は、同一である。
図6(a)は絶縁シート132~134の一例を示す模式拡大断面図であり、(b)は絶縁シート132~134の別の一例を示す模式拡大断面図である。
絶縁シート132,134それぞれは、集成マイカ基材シートMS1とガラスクロスシートGSとにより構成されている集成マイカ絶縁シートである。集成マイカ基材シートMS1は、フレーク状のマイカが樹脂により繋ぎ固められたシートである。すなわち、集成マイカ基材シートMS1は、集成マイカを含む。ガラスクロスシートGSは、ガラス繊維により織られたシートである。絶縁シート132,134は、図6(a)に示されるとおり、集成マイカ基材シートMS1の一方の面にガラスクロスシートGSが貼り合されることにより構成されている。
絶縁シート133は、剥がしマイカ基材シートMS2とガラスクロスシートGSとにより構成されている剥がしマイカ絶縁シートである。剥がしマイカ基材シートMS2は、剥がしマイカを基材とするシートである。すなわち、剥がしマイカ基材シートMS2は、剥がしマイカを含む。図6(a)に示されるとおり、絶縁シート133は、剥がしマイカ基材シートMS2の一方の面にガラスクロスシートGSが貼り合されることにより構成されている。
ここで、集成マイカ絶縁シートは、剥がしマイカ絶縁シートよりも高い柔軟性を有している。一方、剥がしマイカ絶縁シートは、集成マイカ絶縁シートよりも高い絶縁性を有し、集成マイカ絶縁シートよりも高価である。
なお、本発明における各絶縁シートは、図6(b)に示されるとおり、集成マイカ基材シートまたは剥がしマイカ基材シートの両面にガラスクロスシートが貼り合されて構成されていてもよい。
図4および図5に戻る。
積層絶縁シート131は、3つの絶縁シート132~134が積層されて構成されている。具体的には、軸方向視において、絶縁シート132~134は、内側(導線12側)から外側(スロット112の内面112d側)に向けて、絶縁シート132、絶縁シート133、絶縁シート134の順に積層されている。すなわち、絶縁シート132は絶縁シート133の一方の面に重ねられ、絶縁シート134は絶縁シート133の他方の面に重ねられている。つまり、剥がしマイカ絶縁シートは、2つの集成マイカ絶縁シートに挟み込まれている。その結果、積層絶縁シート131が曲げられる際に、絶縁シート132,134が絶縁シート133を支えることにより、応力の集中が防止され、絶縁シート133(剥がしマイカ)の折れが防止される。
図7(a)は補強シート135の模式平面図であり、(b)は補強シート136の模式平面図である。以下の説明において、説明の便宜上、図7の紙面左右方向(図7の矢印LDで示される方向)は「長辺方向」と定義される。
補強シート135,136は、積層絶縁シート131の両端部131a,131b(図4および図5参照。)を補強する。補強シート135,136は、例えば、ポリイミドなどの高分子材料製の絶縁シートである。補強シート135,136の形状は、矩形シート状である。
補強シート135は、4つの端辺135a,135b,135c,135d、折返部135e、第1半部135f、および第2半部135gを備える。
端辺135a,135bは長辺方向に直交する辺であり、端辺135c,135dは長辺方向に平行な辺である。長辺方向において、折返部135eは、補強シート135の中央に位置している帯状(または線状)の部分である。第1半部135fは、補強シート135の折返部135eよりも端辺135a側の部分である。第2半部135gは、補強シート135の折返部135eよりも端辺135b側の部分である。
補強シート136は、4つの端辺136a,136b,136c,136d、折返部136e、第1半部136f、および第2半部136gを備える。
端辺136a,136bは長辺方向に直交する辺であり、端辺136c,136dは長辺方向に平行な辺である。長辺方向において、折返部136eは、補強シート136の中央に位置している帯状(または線状)の部分である。第1半部136fは、補強シート136の折返部136eよりも端辺136a側の部分である。第2半部136gは、補強シート136の折返部136eよりも端辺136b側の部分である。
図3~図5に戻る。
軸方向において、補強シート135は、絶縁シート133,134の一端部を挟み込んだ状態で、積層絶縁シート131の端部131aに取り付けられている。具体的には、補強シート135は、第1半部135fが第2半部135gに重なるように、折返部135eを起点として谷折り(または山折りに)に折り返されている。このとき、軸方向において、折返部135eは、絶縁シート133,134の一端部側の端面133a,134aを覆っている。第1半部135fは、絶縁シート134の外側(スロット112の内面112d側)に配置されている。第2半部135gは、絶縁シート132と絶縁シート133との間に配置されている。第2半部135gは、本発明における第2端部の一例である。
軸方向において、補強シート136は、絶縁シート133,134の他端部を挟み込んだ状態で、積層絶縁シート131の端部131bに取り付けられている。具体的には、補強シート136は、第1半部136fが第2半部136gに重なるように、折返部136eを起点として谷折り(または山折りに)に折り返されている。このとき、軸方向において、折返部136eは、絶縁シート133,134の他端部側の端面133b,134bを覆っている。第1半部136fは、絶縁シート134の外側(スロット112の内面112d側)に配置されている。第2半部136gは、絶縁シート132と絶縁シート133との間に配置されている。第2半部136gは、本発明における第2端部の一例である。
スロットライナ13は、対応するスロット112内において、導線12とステータコア11(スロット112の内面112d)との間に配置されている。軸方向視において、スロットライナ13は、絶縁シート132が内側となるように、スロット112の内面112dに沿うU字状に折り曲げられている。絶縁シート132は導線12に接触し、絶縁シート134はスロット112の内面112dに接触している。
軸方向において、積層絶縁シート131の長さ(すなわち、スロットライナ13の長さ)L1は、ステータコア11の長さL2よりも長い。そのため、軸方向において、積層絶縁シート131の両端部131a,131bは、スロット112の開放端112a,112bから突出している。
ここで、軸方向において、スロット112の開放端112aは、補強シート135の第1半部135fの中央よりも折返部135e寄りに位置している。同様に、スロット112の開放端112bは、補強シート136の第1半部136fの中央よりも折返部136e寄りに位置している。その結果、軸方向において、補強シート135,136(端辺135a,136a)間の長さL3は、ステータコア11の長さL2よりも短い。また、軸方向において、補強シート135の第1半部135fのうち、開放端112aよりも端辺135a側の部分(本実施の形態では、第1半部135fの約半部:以下「第1端部」という。)135f1は、スロット112の内面112dと絶縁シート134との間に配置されている。同様に、軸方向において、補強シート136の第1半部136fのうち、開放端112bよりも端辺136a側の部分(本実施の形態では、第1半部136fの約半部:以下「第1端部」という。)136f1は、スロット112の内面112dと絶縁シート134との間に配置されている。
前述のとおり、コイルエンドは、成形時に周方向に曲げられている。そのため、コイルエンドの成形時において、スロットライナ13の端部13a,13bは、周方向へ向かう負荷(曲げ応力)を導線12から受ける。この負荷は、特に、スロット112の開放端112a,112bにおいて大きくなる。補強シート135,136は、この応力を分散させる。その結果、機械的に脆いマイカ絶縁シートである積層絶縁シート131の破損は、防止される。
また、前述のとおり、補強シート135,136の第2半部135g,136gは、絶縁シート132と絶縁シート133との間に配置されている。すなわち、補強シート135,136は、絶縁シート132の内側(導線12側)に配置されていない。そのため、スロットライナ13において、導線12は、補強シート135,136と接触していない。その結果、仮に、回転電機1が補強シート135,136の耐熱温度の上限値(例えば、400℃)以上の高温環境下で使用され、補強シート135,136が劣化しても、劣化した補強シート135,136を介したステータコア11と導線12との間の絶縁低下は、生じない。
また、仮に、補強シート135,136が絶縁シート132の内側に配置されていると、導線12がスロットライナ13内に通されるとき、導線12が補強シート135,136に干渉する。その結果、補強シート135,136が障害物となり、補強シート135,136の破損や、導線12の挿通作業効率の低下などの技術的課題を生じさせ得る。しかしながら、前述のとおり、スロットライナ13において、補強シート135,136は、絶縁シート132の内側に配置されていない。そのため、導線12の挿通時において、前述の技術的課題は生じない。
さらに、積層絶縁シート131のうち、絶縁シート133,134の長さL3を有する部分および絶縁シート132は、補強シート135,136に覆われていない。そのため、導線12に電流が流れることにより生じる熱は、補強シート135,136を介することなく、ステータコア11に伝達される。すなわち、軸方向において、ステータコア11の中央部では、高い放熱性が得られる。また、仮に、高温環境下において補強シート135,136が劣化しても、積層絶縁シート131とステータコア11との接触面積は変わらず、高い放熱性も維持される。
●まとめ
以上説明した実施の形態によれば、スロットライナ13は、複数の絶縁シート132~134が積層されて構成される積層絶縁シート131、および積層絶縁シート131を補強する一対の補強シート135,136を備える。積層絶縁シート131は、スロット112の内面112dに接触する絶縁シート134、および導線12に接触する絶縁シート132を含む。軸方向において、積層絶縁シート131の長さL1は、ステータコア11の長さL2よりも長い。補強シート135,136は、絶縁シート133,134の端面133a,133b,134a,134bを覆うように折り返されている。補強シート135,136は、第1端部135f1,136f1、および第2半部135g,136gを備える。第1端部135f1,136f1は、スロット112の内面112dと絶縁シート134との間に配置されている。第2半部135g,136gは、絶縁シート132と絶縁シート133との間に配置されている。換言すれば、本実施形態のように積層絶縁シート131が絶縁シート133を備えていたとしても、第2半部135g,136gは、絶縁シート132と絶縁シート134との間に配置されていることになる。
この構成によれば、スロットライナ13において、導線12は、補強シート135,136と接触していない。その結果、仮に、高温環境下において補強シート135,136が劣化しても、劣化した補強シート135,136を介したステータコア11と導線12との間の絶縁低下は、生じない。すなわち、絶縁低下が生じることなく補強されたスロットライナ13が得られる。また、導線12の挿通時において、補強シート135,136の破損や、導線12の挿通作業の効率低下などの技術的課題も、生じない。
また、以上説明した実施の形態によれば、積層絶縁シート131は、絶縁シート132と絶縁シート134との間に配置されている絶縁シート133を含む。第2半部135g,136gは、絶縁シート132と絶縁シート133との間に配置されている。折返部135eは絶縁シート133,134の端面133a,134aを覆い、折返部136eは絶縁シート133,134の端面133b,134bを覆っている。この構成によれば、コイルエンドの成形時に、絶縁シート132を介して絶縁シート133の端部に負荷(曲げ応力)が加えられても、その応力は、補強シート135,136により分散される。そのため、絶縁シート132~134の中で機械的に脆い絶縁シート133の両端部の破損は、生じない。また、この構成によれば、絶縁シート133の端部が補強シート135,136に覆われるため、絶縁シート133の端部は、十分に補強される。すなわち、絶縁低下が生じることなく補強されたスロットライナ13が得られる。さらに、この構成によれば、前述の絶縁低下および技術的課題も、生じない。
さらに、以上説明した実施の形態によれば、絶縁シート132,134は、集成マイカ基材シートMS1とガラスクロスシートGSとが積層されて構成されている。絶縁シート133は、剥がしマイカ基材シートMS2とガラスクロスシートGSとが積層されて構成されている。この構成によれば、積層絶縁シート131が曲げられる際に、絶縁シート132,134が絶縁シート133を支えることにより、応力の集中が防止され、絶縁シート133の折れが防止される。また、スロットライナ13がスロット112内に配置されるときの作業性が向上する。すなわち、絶縁低下が生じることなく補強されたスロットライナ13が得られる。
さらにまた、以上説明した実施の形態によれば、補強シート135,136は、ポリイミドなどの高分子材料製のシートである。この構成によれば、補強シート135,136は、高い耐熱性を有する。そのため、高温環境下において、補強シート135,136の劣化は生じ難い。すなわち、絶縁低下が生じることなく補強されたスロットライナ13が得られる。
さらにまた、以上説明した実施の形態によれば、回転電機1は、スロットライナ13を備える。この構成によれば、回転電機1において、前述の絶縁低下および技術的課題は生じない。すなわち、絶縁低下が生じることなく補強された回転電機1が得られる。
●その他の実施形態●
なお、本発明に係る回転電機は、高温の液体を搬送するキャンドモータポンプに限定されない。すなわち、例えば、本発明に係る回転電機は、液体を搬送するモータポンプ、電気自動車などの駆動用モータ、または、発電機であってもよい。
また、本発明における積層絶縁シートの構成は、本実施の形態に限定されない。すなわち、例えば、本発明における積層絶縁シートは、内側絶縁シート、中間絶縁シートまたは外側絶縁シートのいずれかを備えなくてもよい。すなわち、例えば、本発明における積層絶縁シートは、中間絶縁シートと外側絶縁シートとの2層の絶縁シートで構成されてもよい。また、例えば、本発明における積層絶縁シートは、複数の中間絶縁シートを含む4層以上の絶縁シートで構成されてもよい。
さらに、本発明における中間絶縁シートは、複数の絶縁シート(例えば、剥がしマイカ絶縁シート)が積層されて構成されていてもよい。
さらにまた、本発明における絶縁シートの大きさ(形状)は、同じでなくてもよい。すなわち、例えば、軸方向視において、本発明における各絶縁シートの大きさは、各絶縁シートのウェッジ側の端部が揃うように調整されていてもよい。この構成によれば、内側絶縁シートのウェッジ側の端部がウェッジ側に突出せず、ウェッジが配置される空間が確保される。
さらにまた、本発明における絶縁シートを構成する材料は、剥がしマイカ絶縁シート、集成マイカ絶縁シート、およびガラスクロスシートに限定されない。
さらにまた、本発明に係るスロットライナは、第1半部を補助する第2の補強シートを備えてもよい。この場合、例えば、第2の補強シートは、第1半部とほぼ同じ大きさに形成され、第1半部と外側絶縁シートとの間に配置されていてもよい。また、例えば、長辺方向の長さが第2半部よりも長く設計された第1半部が折り返されることにより、第2の補強シートが構成されていてもよい。この構成によれば、コイルエンド成形時の応力の分散効果が向上する。
さらにまた、本発明における補強シートの第1端部の大きさは、第1端部がスロットの内面と外側絶縁シートとの間に配置されていればよく、本実施の形態に限定されない。
さらにまた、本発明における補強シートの材質は、耐熱性および絶縁性を備える材料であればよく、ポリイミドに限定されない。すなわち、例えば、本発明における補強シートの材質は、アスベストを含有しない絶縁材でもよい。
さらにまた、本発明における補強シートの第2半部は、外側絶縁シートと中間絶縁シートとの間に配置されていてもよい。
図8は、本発明に係るスロットライナの変形例を示す模式図である。
同図は、変形例におけるスロットライナ13Aを備える回転電機1Aの一部を、図5と同じ視点で示す。図8は、スロットライナ13Aを構成する各部材の位置関係を明確にするため、各部材の厚みを実寸法よりも意図的に強調して図示している。
スロットライナ13Aは、積層絶縁シート131(132~134)、および一対の補強シート135A,136Aを備える。補強シート135A,136Aの折返部135Ae,136Aeは、絶縁シート134の端面134a,134bを覆っている。補強シート135A,136Aの第2半部135Ag,136Agは、絶縁シート133(中間絶縁シート)と絶縁シート134(外側絶縁シート)との間に配置されている。すなわち、本変形例では、積層絶縁シート131のうち、絶縁シート134の両端部のみが補強シート135A,136Aに挟み込まれている点が、先に説明した実施の形態と異なる。この構成によれば、先に説明した実施の形態と同様に、仮に、高温環境下において補強シート135A,136Aが劣化しても、劣化した補強シート135A,136Aを介したステータコア11と導線12との間の絶縁低下は、生じない。また、導線12の挿通時において、補強シート135A,136Aの破損や、導線12の挿通作業効率の低下などの技術的課題は、生じない。
●本発明の実施態様●
次に、以上説明した各実施形態から把握される本発明の実施態様について、各実施形態において記載された用語と符号とを援用しつつ、以下に記載する。
本発明の第1の実施態様は、回転電機(例えば、回転電機1,1A)が備えるステータコア(例えば、ステータコア11)のスロット(例えば、スロット112)内に配置され、前記スロット内に通される導線(例えば、導線12)と、前記ステータコアと、を絶縁するスロットライナ(例えば、スロットライナ13)であって、複数の絶縁シート(例えば、絶縁シート132~134)が積層されて構成され、前記回転電機が備える回転軸(例えば、回転軸30)の軸方向において、前記ステータコアの長さ(例えば、長さL2)よりも長い長さ(例えば、長さL1)を有する積層絶縁シート(例えば、積層絶縁シート131)と、前記積層絶縁シートを補強する一対の補強シート(例えば、補強シート135,136)と、を有してなり、前記積層絶縁シートは、前記スロットの内面(例えば、内面112d)に接触する外側絶縁シート(例えば、絶縁シート134)と、前記導線に接触する内側絶縁シート(例えば、絶縁シート132)と、を含み、一対の前記補強シートそれぞれは、前記軸方向において、前記外側絶縁シートの端面(例えば、端面134a,134b)を覆うように折り返され、前記外側絶縁シートの前記端面を覆う折返部(例えば、折返部135e,136e,135Ae,136Ae)と、前記スロットの前記内面と前記外側絶縁シートとの間に配置される第1端部(例えば、第1端部135f1,136f1)と、前記外側絶縁シートと前記内側絶縁シートとの間に配置される第2端部(例えば、第2半部135g,136g,135Ag,136Ag)と、を備える、スロットライナである。
この構成によれば、補強シート135,136を介したステータコア11と導線12との間の絶縁低下は、生じない。すなわち、絶縁低下が生じることなく補強されたスロットライナ13が得られる。また、導線12の挿通時において、補強シート135,136の破損や、導線12の挿通作業の効率低下などの技術的課題も、生じない。
本発明の第2の実施態様は、第1の実施態様において、前記積層絶縁シートは、前記外側絶縁シートと前記内側絶縁シートとの間に配置される中間絶縁シート(例えば、絶縁シート133)、を含み、前記軸方向において、前記折返部(例えば、折返部135e,136e)は、前記中間絶縁シートの端面(例えば、端面133a,133b)を覆い、前記第2端部は、前記内側絶縁シートと前記中間絶縁シートとの間に配置される、スロットライナである。
この構成によれば、絶縁シート132~134の中で機械的に脆い絶縁シート133の両端部の破損は、生じない。また、前述の絶縁低下および技術的課題も、生じない。
本発明の第3の実施態様は、第1の実施態様において、前記積層絶縁シートは、前記外側絶縁シートと前記内側絶縁シートとの間に配置される中間絶縁シート(例えば、絶縁シート133)、を含み、前記第2端部(例えば、第2半部135Ag,136Ag)は、前記外側絶縁シートと前記中間絶縁シートとの間に配置される、スロットライナ(例えば、スロットライナ13A)である。
この構成によれば、前述の絶縁低下および技術的課題は、生じない。
本発明の第4の実施態様は、第2または第3の実施態様において、前記外側絶縁シートおよび前記内側絶縁シートそれぞれは、集成マイカを含む基材シート(例えば、集成マイカ基材シートMS1)と、ガラス繊維で織られたガラスクロスシート(例えば、ガラスクロスシートGS)と、が積層されて構成され、前記中間絶縁シートは、剥がしマイカを含む基材シート(例えば、剥がしマイカ基材シートMS2)と、ガラス繊維で織られたガラスクロスシートと、が積層されて構成される、スロットライナである。
この構成によれば、積層絶縁シート131が曲げられる際に、絶縁シート133の折れが防止される。また、スロットライナ13がスロット112内に配置されるときの作業性が向上する。
本発明の第5の実施態様は、第1乃至第4のいずれか1の実施態様において、前記補強シートは、ポリイミド製のシートである、スロットライナである。
この構成によれば、高温環境下において、補強シート135,136の劣化は、生じ難い。
本発明の第6の実施態様は、第1乃至第5のいずれか1の実施態様のスロットライナ、を有してなる、回転電機(例えば、回転電機1,1A)である。
この構成によれば、前述の絶縁低下および技術的課題が生じない回転電機を得ることができる。
1 回転電機
11 ステータコア
112 スロット
112d 内面
12 導線
13 スロットライナ
131 積層絶縁シート
132 絶縁シート(内側絶縁シート)
133 絶縁シート(中間絶縁シート)
133a 端面
133b 端面
134 絶縁シート(外側絶縁シート)
134a 端面
134b 端面
135 補強シート
135e 折返部
135f1 第1端部
135g 第2半部(第2端部)
136 補強シート
136e 折返部
136f1 第1端部
136g 第2半部(第2端部)
1A 回転電機
13A スロットライナ
135A 補強シート
135Ae 折返部
135Ag 第2半部(第2端部)
136A 補強シート
136Ae 折返部
136Ag 第2半部(第2端部)

Claims (6)

  1. 回転電機が備えるステータコアのスロット内に配置され、前記スロット内に通される導線と、前記ステータコアと、を絶縁するスロットライナであって、
    複数の絶縁シートが積層されて構成され、前記回転電機が備える回転軸の軸方向において、前記ステータコアの長さよりも長い長さを有する積層絶縁シートと、
    前記積層絶縁シートを補強する一対の補強シートと、
    を有してなり、
    前記積層絶縁シートは、
    前記スロットの内面に接触する外側絶縁シートと、
    前記導線に接触する内側絶縁シートと、
    を含み、
    一対の前記補強シートそれぞれは、
    前記軸方向において、前記外側絶縁シートの端面を覆うように折り返され、
    前記外側絶縁シートの前記端面を覆う折返部と、
    前記スロットの前記内面と前記外側絶縁シートとの間に配置される第1端部と、
    前記外側絶縁シートと前記内側絶縁シートとの間に配置される第2端部と、
    を備える、
    スロットライナ。
  2. 前記積層絶縁シートは、
    前記外側絶縁シートと前記内側絶縁シートとの間に配置される中間絶縁シート、
    を含み、
    前記軸方向において、前記折返部は、前記中間絶縁シートの端面を覆い、
    前記第2端部は、前記内側絶縁シートと前記中間絶縁シートとの間に配置される、
    請求項1に記載のスロットライナ。
  3. 前記積層絶縁シートは、
    前記外側絶縁シートと前記内側絶縁シートとの間に配置される中間絶縁シート、
    を含み、
    前記第2端部は、前記外側絶縁シートと前記中間絶縁シートとの間に配置される、
    請求項1に記載のスロットライナ。
  4. 前記外側絶縁シートおよび前記内側絶縁シートそれぞれは、集成マイカを含む基材シートと、ガラス繊維で織られたガラスクロスシートと、が積層されて構成され、
    前記中間絶縁シートは、剥がしマイカを含む基材シートと、ガラス繊維で織られたガラスクロスシートと、が積層されて構成される、
    請求項2または3に記載のスロットライナ。
  5. 前記補強シートは、ポリイミド製のシートである、
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載のスロットライナ。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のスロットライナ、
    を有してなる、
    回転電機。
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