JP7021067B2 - アンカーボルト支持装置及びその組み立て方法 - Google Patents

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本開示は、アンカーボルトを配置するため、アンカーボルトを支持して基礎コンクリートに埋設されるアンカーボルト支持装置に関する。本開示は特に、アンカーボルトの突出高さを所望の高さに調節可能にしたアンカーボルト支持装置に関する。
アンカーボルト支持装置は、建物の基礎コンクリート内にアンカーボルトを配置するための装置である。アンカーボルトは、その上端側のねじ部が基礎コンクリートから突出するように配置される。アンカーボルト支持装置は、基礎コンクリートの打設前に、アンカーボルトを支持した状態で、基礎地盤上に打設された捨てコンクリート等の表面に固定され、その後、基礎コンクリートの打設によって基礎コンクリート内に埋設される(例えば、特許文献1)。
特開2006-161304号公報
特許文献1に記載のアンカーボルト支持装置は、アンカーボルトの下端側と支柱部材の上端側との間に高さ調節が可能な連結支持部を有する。連結支持部の定着板と連動する高さ調節ナットを回動させることにより鉛直方向に対してアンカーボルトを昇降させて高さ調節を行うため、アンカーボルトの取り付け時には、予め定められた定着長さ(アンカーボルトにおける基礎コンクリート上面から高さ調節ナットと共に変位する定着板までの長さ)を確保するように注意しながら高さ位置を調節する必要があった。
このような問題を鑑み、本発明は、アンカーボルトの定着長さが維持された状態で高さ位置を調節することのできるアンカーボルト支持装置を提供することを目的とする。
本発明の少なくともいくつかの実施形態は、基礎地盤上に立設されてアンカーボルト(9)を支持すると共に、前記アンカーボルトを所定の高さに調節するためのアンカーボルト支持装置(1)であって、上下に延在するように前記基礎地盤上に立設されるべき連結支持部(4,18)と、前記連結支持部の上端側に、前記連結支持部に対して上下方向に摺動可能にガイドするガイド機構を介して連結された下端を有する前記アンカーボルトと、前記アンカーボルトと前記連結支持部との相対上下位置を調節するための上下調節機構(10,20)を有し、前記上下調節機構が、軸線が上下方向を向くように、かつ前記連結支持部に対して下向きの力を伝達可能に設けられた調節ナット(11,22)と、前記調節ナットに下方から螺合する調節ボルト(12)とを含むことを特徴とする。好ましくは、上記構成において、前記調節ナットが、前記連結支持部に固着されていることを特徴とする。
この構成によれば、高さの調節は、定着板より下のアンカーボルトの余長のみによって行われるため、アンカーボルトの定着長さが維持された状態で高さ位置を調節することができる。
本発明の少なくともいくつかの実施形態は、上記構成のいずれかにおいて、前記連結支持部(4)が第1アングル材(7)を含み、前記上下調節機構(10)が、前記第1アングル材に設けられた貫通孔(16)に挿通され、かつ締結された両端を有するLボルト(17)を含み、前記Lボルトが前記アンカーボルトを支持し、前記アンカーボルトを前記第1アングル材のV溝面の内側に当接した状態で保持することにより、ガイド機構が構成されたことを特徴とする。
この構成によれば、ガイド機構は、アンカーボルトを第1アングル材に対して上下方向に摺動可能にガイドすることができる。
本発明の少なくともいくつかの実施形態は、上記第1の構成において、複数の前記アンカーボルト及び少なくとも1つの前記連結支持部(18)を備え、前記連結支持部が第1アングル材(19)を含み、前記上下調節機構(20)が、前記アンカーボルトの下端近傍間に水平に架け渡された支持プレート(23)と、前記支持プレートから対応する前記第1アングル材に重合するように下向きに延出する第2アングル材(21)とを有し、前記ガイド機構が前記第1アングル材と前記第2アングル材とを含み、前記調節ナット(22)が前記第1アングル材の上縁に回転不能に当接していることを特徴とする。
この構成によれば、1枚の支持プレートで複数のアンカーボルトを支持し、1つの上下調節機構で複数のアンカーボルトの高さを同時に調節することができる。
本発明の少なくともいくつかの実施形態は、上記構成において、前記調節ナットは、水平方向に延在する2つの凸部(29)を有し、前記凸部は、前記第2アングル材に上端が開口するように設けられた溝(31)に挿入されたことによって回転不能に係止されることを特徴とする。
この構成によれば、調節ナットが脱落することを防止することができる。
本発明の少なくともいくつかの実施形態は、上記第1の構成において、前記連結支持部(43)が第1アングル材(34)を含み、前記上下調節機構(35)が、前記アンカーボルトの下端に螺合された支持ナット(38)と、前記支持ナットの下端に、その上端が固着され、前記第1アングル材に重合するように下向きに延出する第2アングル材(36)とを含み、前記ガイド機構が、前記第1アングル材と、前記第2アングル材とを含み、前記調節ナット(38)が、前記第1アングル材の上縁に固定されていることを特徴とする。
この構成によれば、アンカーボルトと一体になった第2アングル材を第1アングル材に摺動させることにより、アンカーボルトをガイドすることができる。
本発明の少なくともいくつかの実施形態は、上記第1の構成におけるアンカーボルト支持装置を組み立てる方法であって、前記連結支持部と、前記アンカーボルトと、前記上下調節機構とを取り付けることにより、前記アンカーボルト支持装置を工場において組み立てるステップと、組み立てられた前記アンカーボルト支持装置を前記工場から建築作業現場に運搬するステップと、前記建築作業現場において、捨てコンクリートが打設された前記基礎地盤上に、アンカー部材を介して前記アンカーボルト支持装置を立設した後、前記調節ナットに対して前記調節ボルトを螺進または螺退させることにより前記アンカーボルトの高さを調節するステップとを含むことを特徴とする。
この構成によれば、建築作業現場での作業を減らすことができる。
本発明によれば、アンカーボルトの定着長さが維持された状態で高さ位置を調節することのできるアンカーボルト支持装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るアンカーボルト支持装置の正面図 本発明の第1実施形態に係る連結支持部とアンカーボルトとの連結構造の拡大斜視図 本発明の第2実施形態に係る連結支持部とアンカーボルトとの連結構造の拡大側面図 本発明の第2実施形態に係る支持プレートの上面図 本発明の第2実施形態に係る第1アングル材上に配置された調節ナットの上面図 本発明の第3実施形態に係る連結支持部とアンカーボルトとの連結構造の拡大側面図
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るアンカーボルト支持装置1の正面図である。捨てコンクリート2を打設した基礎地盤上には、アンカー部材3を介して連結支持部4が立設され、連結支持部4は、ベース部5と、ベース部5に連結されて鉛直方向に延びるポストアングル材6と、ポストアングル材6に接続されてさらに鉛直方向に延びる第1アングル材7とを含む。ベース部5は、水平方向に延在する4本のアングル材8を組み合わせた矩形の枠形状を有する。ポストアングル材6は、枠形状の4隅からそれぞれ鉛直方向に延びる。ポストアングル材6は、第1アングル材7より安価かつ重量の軽い材料から製造された部材であってもよく、鋼棒に代えてもよい。これにより、材料費の削減、及び移送や施工の際の取り扱いを容易にすることができる。連結支持部4の上端には、ガイド機構を介してアンカーボルト9の下端側が連結され、連結支持部4とアンカーボルト9との相対上下位置は上下調節機構10によって調節される。上下調節機構10は、連結支持部4に対して下向きの力を伝達可能に設けられた調節ナット11と、調節ナット11に下方から螺合する調節ボルト12とを含む。アンカーボルト9の下端近傍には、アンカーボルト9を挿通させる貫通孔を有する円盤状の定着板13が取り付けられ、定着板13は上下2つのナット14によって固定される。アンカーボルト9の上端側にはテンプレート15が装着される。
図2は、本発明の第1実施形態に係る連結支持部4とアンカーボルト9との連結構造の拡大斜視図である。連結構造は、第1アングル材7を含む連結支持部4と、第1アングル材7の上端側にガイド機構を介して連結された下端を有するアンカーボルト9と、アンカーボルト9と連結支持部4との相対上下位置を調節するための上下調節機構10とを含む。
第1アングル材7は、各面に少なくとも1つの貫通孔16がそれぞれ設けられたV溝面を有する部材である。アンカーボルト9は、第1アングル材7のV溝面の内側に当接した状態で保持され、これによりガイド機構が構成される。ガイド機構は、アンカーボルト9を第1アングル材7に対して上下方向に摺動可能にガイドする。アンカーボルト9の下端は、頭部が下方に位置する調節ボルト12の軸部の上端に当接する。第1アングル材7に設けられた貫通孔16に両端が挿通するように配置されたLボルト17は、アンカーボルト9の高さ調節前は、第1アングル材7のV溝面と協働してアンカーボルト9の下端側をゆるく挟むように配置される。調節ボルト12は、第1アングル材7のV溝面に固着された板付きの調節ナット11に螺合し、調節ボルト12を螺進または螺退させることによってアンカーボルト9の高さを調節することが可能である。高さの調節後、Lボルト17の両端を締結することにより、アンカーボルト9は第1アングル材7に固定される。高さの調節はアンカーボルト9の余長のみによって行われるため、アンカーボルト9の定着長さが維持された状態で高さ位置を調節することができる。
本発明の第1実施形態に係るアンカーボルト支持装置1は、以下の手順によって組み立てることができる。まず、工場において、連結支持部4と、アンカーボルト9と、上下調節機構10とを取り付けることによりアンカーボルト支持装置1を組み立てる。次に、組み立てられたアンカーボルト支持装置1を工場から建築作業現場に運搬する。建築作業現場において、捨てコンクリート2が打設された基礎地盤上に、運搬されたアンカーボルト支持装置1をアンカー部材3を介して立設し、調節ナット11に対して調節ボルト12を螺進または螺退させることによりアンカーボルト9の高さを調節する。その後、Lボルト17をきつく締めることでアンカーボルト9を第1アングル材7に固定する。
図3は、本発明の第2実施形態に係る連結支持部18とアンカーボルト9との連結構造の拡大側面図である。説明に当たって、第1実施形態と共通する構成については同一の符号を付しその説明を省略する。連結支持部18は第1アングル材19を含み、上下調節機構20は、第2アングル材21と、調節ナット22と、調節ボルト12と、支持プレート23とを含む。
第1アングル材19は、基礎地盤上のベース部5(図1参照)の4隅から延びる、上下に延在する長孔24が設けられた部材である。第2アングル材21は、V溝面の上端より、水平方向外側に延在する2つの矩形部分25を有する。第2アングル材21の上端が第1アングル材19の上端よりも高くなるように、第1アングル材19の外面及び第2アングル材21のV溝面は重合され、第2アングル材21の長孔24に挿通したボルト26によって固定されることにより、第2アングル材21は第1アングル材19に対して高さ調節可能に接続される。第1アングル材19の上端には調節ナット22が配置され、調節ナット22には頭部が下方に位置した状態で調節ボルト12が螺合する。第2アングル材21の矩形部分25の上面及び調節ボルト12の軸部の上端は、水平に延在した支持プレート23の下面に当接し、第2アングル材21及び支持プレート23はボルト27によって固定される。アンカーボルト9の下端側には、アンカーボルト9を挿通させる2つの貫通孔を有する1枚の定着板32が支持プレート23の上面に当接するように取り付けられ、定着板32及び支持プレート23は上下2つのナット33によってそれぞれ固定される。
図4は、本発明の第2実施形態に係る支持プレート23の上面図である。支持プレート23には、アンカーボルト9を挿通するための2つの貫通孔28が設けられる。1枚の支持プレート23は、2本のアンカーボルト9の下端近傍間に水平に架け渡されて2本のアンカーボルト9を支持する。
図5は、本発明の第2実施形態に係る第1アングル材19上に配置された調節ナット22の上面図である。調節ナット22は板付きナットであり、互いに直交する水平方向に延在する2つの凸部29を有する。調節ナット22は、凸部29が、第2アングル材21のそれぞれの板状部30に上端が開口するように設けられた溝31に挿入されるように、第1アングル材19上に配置される。凸部29が溝31に係止されるため、調節ナット22は第2アングル材21に回転不能に係止され、第1アングル材19の上縁に当接して支持される。調節ボルト12は、頭部が下方に位置した状態で調節ナット22に螺合する(図3参照)。
このように構成されるため、本発明の第2実施形態に係るアンカーボルト支持装置1は、1枚の支持プレート23で2本のアンカーボルト9を支持し、1つの上下調節機構20で2本のアンカーボルト9の高さを同時に調節することができる。
さらに、図示を省略するが、発明の第2実施形態の変形例として、第2アングル材21の上端を、アンカーボルト9の下端近傍間に水平に架け渡されてアンカーボルト9をそれぞれ挿通させる1枚の定着板32を固定する、上下2つのナット33の下端に当接するように配置することができる。アンカーボルト9の下端は、頭部が下方に位置する調節ボルト12の軸部の上端に当接するように配置され、第2アングル材21に設けられた貫通孔に両端が挿通するように配置されたLボルト17は、第2アングル材21のV溝面と協働してアンカーボルト9の下端側を挟むように配置される。調節ボルト12は、第1アングル材19の上端に回転不能に配置された調節ナットに螺合し、調節ボルト12を螺進または螺退させることによってアンカーボルト9の高さを調節することが可能である。支持プレート23は無くてもよい。この変形例では、3本のアンカーボルト9を支持し、高さを同時に調節することができる。
図6は、本発明の第3実施形態に係る連結支持部43とアンカーボルト9との連結構造の拡大側面図である。説明に当たって、第1実施形態と共通する構成については同一の符号を付しその説明を省略する。連結支持部43は第1アングル材34を含み、上下調節機構35は、第2アングル材36と、調節ナット37と、調節ボルト12と、支持ナット38とを含む。
第1アングル材34は、基礎地盤上のベース部5(図1参照)の4隅から延びる部材であり、第2アングル材36は、上下に延在する長孔39が設けられた部材である。第2アングル材36の上端が第1アングル材34の上端よりも高くなるように、第1アングル材34の外面及び第2アングル材36のV溝面は重合され、第2アングル材36の長孔39に挿通したボルト40によって固定されることにより、第2アングル材36は第1アングル材34に対して高さ調節可能に接続される。第1アングル材34の上端には調節ナット37が回転不能に配置され、調節ナット37には頭部が下方に位置した状態で調節ボルト12が螺合する。第2アングル材36の上端は、支持ナット38の下面に当接した状態で固着される。支持ナット38に下端が螺合したアンカーボルト9の下端近傍には、アンカーボルト9を挿通させる2つの貫通孔を有する1枚の定着板41が取り付けられ、定着板41は上下2つのナット42によって固定される。
本発明の第3実施形態に係るアンカーボルト支持装置1は、最初に第1アングル材34と第2アングル材とを接続するボルト40を緩く留め、調節ボルト12を調節ナット37に対して螺合させることによりアンカーボルト9の高さ位置を決定することができる。その後、ボルト40を緊結して、アンカーボルト9の高さ調節を行うことができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、第1実施形態における第1アングル材及びポストアングル材を1つのアングル材としてもよく、第2実施形態において1つの連結支持部及び1つの支持プレートで3本以上のアンカーボルトを支持してもよい。また、第3実施形態において、第2アングル材に設けられている長孔が第1アングル材に設けられてもよい。
1:アンカーボルト支持装置
4:連結支持部
6:ポストアングル材
7:第1アングル材
9:アンカーボルト
10:上下調節機構
11:調節ナット
12:調節ボルト
13:定着板
17:Lボルト
18:連結支持部
19:第1アングル材
20:上下調節機構
21:第2アングル材
22:調節ナット
23:支持プレート
25:矩形部分
28:貫通孔
29:凸部
31:溝
32:定着板
34:第1アングル材
35:上下調節機構
36:第2アングル材
37:調節ナット
38:支持ナット
43:連結支持部

Claims (6)

  1. 基礎地盤上に立設されてアンカーボルトを支持すると共に、前記アンカーボルトを所定の高さに調節するためのアンカーボルト支持装置であって、
    上下に延在するように前記基礎地盤上に立設されるべき連結支持部と、
    前記連結支持部の上端側に、前記連結支持部に対して上下方向に摺動可能にガイドするガイド機構を介して連結された下端を有する前記アンカーボルトと、
    前記アンカーボルトと前記連結支持部との相対上下位置を調節するための上下調節機構とを有し、
    前記上下調節機構が、軸線が上下方向を向くように、かつ前記連結支持部に対して下向きの力を伝達可能に設けられた調節ナットと、前記調節ナットに下方から螺合し、かつ下方に頭部が位置する調節ボルトとを含み、
    前記連結支持部が第1アングル材を含み、
    前記上下調節機構が、前記アンカーボルトの下端近傍間に水平に架け渡された支持プレートと、前記支持プレートから対応する前記第1アングル材に重合するように下向きに延出する第2アングル材とを有し、
    前記ガイド機構が前記第1アングル材と前記第2アングル材とを含み、
    前記調節ナットは、前記第1アングル材の上縁に回転不能に当接し、かつ水平方向に延在する2つの凸部を有し、
    前記凸部は、前記第2アングル材に上端が開口するように設けられた溝に挿入されたことによって回転不能に係止されることを特徴とするアンカーボルト支持装置。
  2. 記上下調節機構が、前記第1アングル材に設けられた貫通孔に挿通され、かつ締結された両端を有するLボルトを含み、
    前記Lボルトが前記アンカーボルトを支持し、
    前記アンカーボルトを前記第1アングル材のV溝面の内側に当接した状態で保持することにより、ガイド機構が構成されたことを特徴とする請求項1に記載のアンカーボルト支持装置。
  3. 前記調節ナットが、前記連結支持部の前記第1アングル材の前記V溝面の内側に固着されていることを特徴とする請求項2に記載のアンカーボルト支持装置。
  4. 複数の前記アンカーボルト及び少なくとも1つの前記連結支持部を備えることを特徴とする請求項1に記載のアンカーボルト支持装置。
  5. 記上下調節機構が、前記アンカーボルトの下端に螺合された支持ナットと、前記支持ナットの下端に、その上端が固着され、前記第1アングル材に重合するように下向きに延出する前記第2アングル材とを含み、
    記調節ナットが、前記第1アングル材の前記上縁に固定されていることを特徴とする請求項1に記載のアンカーボルト支持装置。
  6. 請求項1に記載のアンカーボルト支持装置を組み立てる方法であって、
    前記連結支持部と、前記アンカーボルトと、前記上下調節機構とを取り付けることにより、前記アンカーボルト支持装置を工場において組み立てるステップと、
    組み立てられた前記アンカーボルト支持装置を前記工場から建築作業現場に運搬するステップと、
    前記建築作業現場において、捨てコンクリートが打設された前記基礎地盤上に、アンカー部材を介して前記アンカーボルト支持装置を立設した後、前記調節ナットに対して前記調節ボルトを螺進または螺退させることにより前記アンカーボルトの高さを調節するステップとを含むことを特徴とするアンカーボルト支持装置を組み立てる方法。
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