JP7020793B2 - 電動工具 - Google Patents

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Description

本発明は、充電式グラインダ等の電動工具に関する。
充電式グラインダ等の電動工具においては、特許文献1にも開示されているように、ハウジングにグリップ部を形成してその後方に設けたバッテリー装着部にバッテリーパックを装着し、バッテリーパックから駆動電源を得るようになっている。このハウジングは、左右に分割した一対の半割ハウジング同士を左右方向のネジによって組み付ける構造となっている。
特開2015-174214号公報
近年、長時間の連続使用を可能とするために、ハウジングに2つのバッテリー装着部を設けてそれぞれに装着した2つのバッテリーパックを同時に使用してハイパワー化を実現する電動工具も存在している。この場合、バッテリー装着部を有するハウジングを左右分割構造とすると、2つのバッテリー装着部を左右に並べるためには左右の半割ハウジングの間に左右のバッテリー装着部間部分を形成するための中間ハウジングを設ける必要がある。よって、金型構造が複雑となる上、部品点数も多くなってコストアップに繋がる。また、電材部品も含めて組立性が悪くなってしまう。
そこで、本発明は、ハウジングの形状を複雑にすることなく、而も低コストで組立性の向上も維持しつつ、2つのバッテリー装着部を左右に並設することができる電動工具を提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、モータの回転軸が延びる方向を前後方向として、モータの前方に、先端工具を装着可能な出力軸が上下方向に設けられる電動工具であって、
モータを収容して前後方向に延びる筒状のモータハウジングと、モータハウジングの後部へ前後方向に連結され、グリップ部を有するグリップハウジングと、グリップハウジングの後端へ左右に形成され、2つのバッテリーパックを装着可能な2つのバッテリー装着部と、を含み、
グリップハウジングは、上下方向に2分割される上ハウジングと下ハウジングとを組み付けて形成され、
グリップハウジング内に、モータ駆動用のスイッチが収容されると共に、下ハウジングの下面に、スイッチをON/OFF操作するためのスイッチレバーが設けられて、
グリップハウジング内に、モータ制御用のコントローラが収容されると共に、上ハウジングに、コントローラを保持する保持部が設けられており、
上ハウジングと下ハウジングとの組み付けは、下ハウジングから上ハウジングにねじ込まれる複数の全てのネジのみによって行われることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、バッテリーパックが装着された状態で、全体の重心がスイッチレバーの前端から前後30mmの範囲内に位置していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2の構成において、全体の重心は、スイッチレバーの前端と上下方向で同じ位置に設定されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は3の構成において、全体の重心は、スイッチレバーの前端から前側へ15mmの位置に設定されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、モータの回転軸が延びる方向を前後方向として、前記モータの前方に、先端工具を装着可能な出力軸が上下方向に設けられる電動工具であって、
前記モータを収容して前後方向に延びる筒状のモータハウジングと、前記モータハウジングの後部へ前後方向に連結され、グリップ部を有するグリップハウジングと、前記グリップハウジングの後端へ左右に形成され、2つのバッテリーパックを装着可能な2つのバッテリー装着部と、を含み、
前記グリップハウジングは、上下方向に2分割される上ハウジングと下ハウジングとを組み付けて形成されると共に、前記上ハウジングと前記下ハウジングとの組み付けは、前記上ハウジングと前記下ハウジングとの何れか一方のハウジングから他方のハウジングにねじ込まれる複数の全てのネジのみによって行われ、
前記グリップハウジング内に、前記モータ駆動用のスイッチが収容されると共に、前記下ハウジングの下面に、前記スイッチをON/OFF操作するためのスイッチレバーが設けられて、
前記グリップハウジング内に、前記モータ制御用のコントローラが収容されると共に、前記他方のハウジングに、前記コントローラを保持する保持部が設けられており、
前記2つのバッテリー装着部は、前記上ハウジングと前記下ハウジングとに挟持固定される左右2つの端子台を備え、
前記ネジの1つは、前記2つの端子台の間で且つ前記コントローラの後方に配置されて、前記上ハウジングと前記下ハウジングとを固定することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5の構成において、前記グリップハウジングは、前記モータハウジングの後部に連結される前側の連結部と、前記連結部の後方で前記連結部よりも小さい左右幅で形成され、前記スイッチが収容される前記グリップ部と、前記グリップ部の後方に配置されて後方へ行くに従って左右方向に拡開し、前記コントローラを収容して前記2つの端子台を挟持固定する拡開部と、を有し、前記拡開部の上面には、前記コントローラを冷却するための吸気口が配置されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、モータの回転軸が延びる方向を前後方向として、前記モータの前方に、先端工具を装着可能な出力軸が上下方向に設けられる電動工具であって、
前記モータを収容して前後方向に延びる筒状のモータハウジングと、前記モータハウジングの後部へ前後方向に連結され、グリップ部を有するグリップハウジングと、前記グリップハウジングの後端に形成され、2つのバッテリーパックを装着可能な2つのバッテリー装着部と、を含み、
前記グリップハウジングは、上下方向に2分割される上ハウジングと下ハウジングとを組み付けて形成されると共に、前記上ハウジングと前記下ハウジングとの組み付けは、前記上ハウジングと前記下ハウジングとの何れか一方のハウジングから他方のハウジングにねじ込まれる複数の全てのネジのみによって行われ、
前記グリップハウジング内に、前記モータ駆動用のスイッチが収容されると共に、前記下ハウジングの下面に、前記スイッチをON/OFF操作するためのスイッチレバーが設けられて、
前記グリップハウジング内に、前記モータ制御用のコントローラが収容されると共に、前記他方のハウジングに、前記コントローラを保持する保持部が設けられており、
前記グリップハウジング内において、前記スイッチが前記グリップ部内に配置され、前記コントローラが前記スイッチの後方に配置されると共に、前記スイッチと前記コントローラとの間に、コンデンサが配置されており、
前記上ハウジングの上面で前記コントローラの後方に、前記コントローラを冷却するための吸気口が配置されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、グリップハウジングを、上下に2分割される上下ハウジングを組み付けて形成したことで、グリップハウジングの金型形状を複雑にすることなく、而も低コストで組立性の向上も維持しつつ、2つのバッテリー装着部を左右に並設することができる。
また、上下ハウジングの組み付けは、ハウジングからハウジングにねじ込まれるネジによって行われるので、上下ハウジングを容易に組み付けることができる。
さらに、下ハウジングに、スイッチをON/OFF操作するためのスイッチレバーが設けられているので、組み付けの際に上側となるハウジングへスイッチレバーを容易に組み付けできる。
そして、上ハウジングに、コントローラを保持する保持部が設けられているので、組み付けの際に下側となるハウジングへコントローラを容易に組み付けできる。
充電式グラインダの斜視図である。 充電式グラインダの側面図である。 充電式グラインダの平面図である。 充電式グラインダの中央縦断面図である。 図4のA-A線断面図である。 防振ゴムの説明図で、(A)は前方からの斜視、(B)は後方からの斜視をそれぞれ示す。 防振ゴムの説明図で、(A)は正面、(B)は背面、(C)は底面、(D)は底面、(E)は側面、(F)は中央縦断面をそれぞれ示す。 上ハウジングを取り外した状態の斜視図である。 バッテリー装着部を後方から見た説明図である。 表示部の部分のバッテリー装着部の断面図である。 重心の位置の根拠を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、電動工具の一例である充電式グラインダの斜視図、図2は側面図、図3は平面図、図4は中央縦断面図である。
充電式グラインダ(以下単に「グラインダ」という。)1のハウジングは、モータハウジング2と、その前側に連結されるヘッド部としてのギヤハウジング3と、モータハウジング2の後側に連結されるグリップハウジング4とからなる。モータハウジング2内には、ブラシレスモータ5が収容され、ギヤハウジング3からは、ブラシレスモータ5の駆動によって回転するスピンドル6が下向きに突出している。グリップハウジング4の後端には、後方へ行くに従って左右方向へ拡開する拡開部7が形成されて、ここに左右2つのバッテリーパック(ここでは定格電圧18Vのもの)8,8が着脱可能となっている。また、グリップハウジング4の中間部には、グリップ部9が形成されてその下側にはスイッチレバー10が設けられている。
モータハウジング2は、筒状に形成されてブラシレスモータ5を同軸で前向きに保持している。ブラシレスモータ5は、図5にも示すように、ステータ11とその内側のロータ12とからなるインナロータ型で、ステータ11は、複数の積層鋼板から形成される筒状のステータコア13と、ステータコア13の軸方向前後の端面にそれぞれ設けられる前インシュレータ14及び後インシュレータ15と、前後インシュレータ14,15を介してステータコア13に巻回される6つのコイル16,16・・と、を有する。後インシュレータ15には、センサ回路基板17及び短絡部材18が取り付けられている。
センサ回路基板17は、ロータ12に設けた永久磁石21,21・・の位置を検出して回転検出信号を出力する3つの回転検出素子(図示略)を搭載するドーナツ状となっている。短絡部材18は、センサ回路基板17の後方から重ねてネジで固定されることで、後インシュレータ15に設けられてコイル16,16間のワイヤにヒュージングされる各ヒュージング端子と電気的に接続されてワイヤの結線を行う。
一方、ロータ12は、軸心に位置する回転軸19と、回転軸19の周囲に配置され、複数の鋼板を積層してなる略円筒状のロータコア20と、ロータコア20の内部に固定される4つの板状の永久磁石21,21・・とを有する。
回転軸19は、前側が、モータハウジング2とギヤハウジング3との間に介在される仕切板22に保持された軸受23に軸支されて先端をギヤハウジング3内に突出させている。仕切板22の後方で回転軸19には遠心ファン24が取り付けられ、遠心ファン24が収容されるモータハウジング2の前端は、前方へ行くに従って拡開するテーパ部25となっており、テーパ部25内には、遠心ファン24から放射方向に生じる空気流を前方へ案内するバッフルプレート26が設けられている。
このバッフルプレート26は、前方からネジ27,27・・(図5)によってモータハウジング2に固定されるが、このとき、ステータ11のステータコア13は、ネジ止めされるバッフルプレート26とモータハウジング2の後部に形成した受け段部28(図4)とで挟持されて同時に固定されるようになっている。仕切板22には、図示しない透孔が設けられて、遠心ファン24からの空気流をギヤハウジング3内へ送出可能となっている。回転軸19の後端は、モータハウジング2の後端内で支持された保持部29内の軸受30に軸支されている。
ギヤハウジング3は、正面視での四隅において前方から貫通させた4本のネジ31,31・・を、仕切板22を介してモータハウジング2のテーパ部25にねじ込むことで固定される。ギヤハウジング3内へ突出する回転軸19の前端には、ベベルギヤ32が固着されて、スピンドル6の上端に固着したベベルギヤ33と噛合している。スピンドル6は、ギヤハウジング3と、ギヤハウジング3の下部に組み付けられたベアリングボックス34とに保持される上下の軸受35,36に軸支されて下方へ突出し、その下端に円盤状砥石等の先端工具37が装着可能となっている。ベアリングボックス34の外周には、ベルト状のクランプ38によって先端工具37の後半部を覆うホイールカバー39が装着されている。40,40・・は、ギヤハウジング3の前面に形成された排気口、41は、押し込み操作によってベベルギヤ33と係合してスピンドル6の回転をロック可能なシャフトロックで、ギヤハウジング3の左右の側面には、サイドハンドル42をねじ込み装着するネジ孔43,43が形成されている。
一方、グリップハウジング4は、上ハウジング50と下ハウジング51との上下2つの半割ハウジングに分割されている。このグリップハウジング4は、モータハウジング2の後端に形成されて後端外周にストッパ45,45・・(図4,8)を周方向へ断続的に突設した内側リング部44を、上下ハウジング50,51の前端にそれぞれ設けた半円状の外側挟持部52,53で上下から挟持した状態で、上下方向のネジ54,54・・によって互いに固定されることで組み付けられる。ここでの上下ハウジング50,51の合わせ面は、モータハウジング2内の回転軸19の軸線よりも上側となっている。上ハウジング50におけるグリップ部9の領域は、エラストマ55で被覆されている。
但し、内側リング部44には、リング状の防振ゴム56が外装されて、グリップハウジング4の組み付け状態でモータハウジング2との間に介在されるようになっている。
この防振ゴム56は、図6,7に示すように、下端中央が軸方向に分断された正面視倒C字状で、前側には、モータハウジング2の内側リング部44より前側部位の外径に合わせた大径部57が形成され、大径部57の後方には、ストッパ45を含む内側リング部44の後端の外形状に合わせた小径部58が形成されている。小径部58における大径部57との連結際(根元)には、ストッパ45,45・・の前側に位置して内側へ突出する係止凸部59,59・・が形成されると共に、上下の係止凸部59,59の間で左右の内面には、ストッパ45の前方で内側リング部44の左右の側面に形成された前後に長い透孔46,46に合わせて前後方向に延びる突起60,60が形成されている。また、小径部58の左右の外面には、上下方向の係止突条61,61が突設され、上側の外面には、周方向に3つの小さい円形凸部62,62・・が、下側の表面で分断部分の両側には、それぞれ1つずつの大きい円形凸部63,63が形成されている。64は、大径部57の前面で略全周に亘って突設されたC字突条である。
上ハウジング50の外側挟持部52は、防振ゴム56の大径部57の外径と略同じ外径で形成されてグリップ部9から連続状に繋がり、前端内周には、防振ゴム56の上側の係止凸部59,59に外側から係止する外側係止部65,65・・が形成され、左右内面には、係止突条61の上半分が嵌合する凹溝(図示略)が形成されている。
下ハウジング51の外側挟持部53も、防振ゴム56の大径部57の外径と略同じ外径で形成されてグリップ部9から連続状に繋がり、前端内周には、防振ゴム56の下側の係止凸部59,59に外側から係止する左右一対の外側係止部(図示略)が形成され、左右内面には、図8に示すように、係止突条61の下半分が嵌合する凹溝66が形成されている。
ここでの上下ハウジング50,51のネジ止めは、外側挟持部52,53の後方で左右2箇所、拡開部7の手前で左右2箇所、拡開部7で左右及び中央の3箇所で行われる。ここでは下ハウジング51の各ネジ止め箇所に、ネジ54を差し込んでネジ頭を下ハウジング51の外面からの没入状態で受ける受け座67,67・・が形成され、上ハウジング50の各ネジ止め箇所に、各受け座67に上方から嵌合してネジ54がねじ込まれるネジボス68,68・・がそれぞれ形成されて、下ハウジング51側からネジ止めされる構造となっている。
そして、グリップハウジング4内には、スイッチ70が、グリップ部9の略中央でプランジャ71を下向きに突出させた状態で収容されている。スイッチレバー10は、下ハウジング51の下面で前後方向に凹設された取付凹部72内で後端を軸支されて、取付凹部72内に押し込まれる上側のON位置と、取付凹部72の開口側となる下側のOFF位置との間で上下に揺動可能となっている。73は、スイッチレバー10をOFF位置へ付勢するコイルバネ、74は、スイッチレバー10の中間部に設けられたロックオフレバーで、常態では取付凹部72の底部に設けた規制突起75に対向する縦向き姿勢に回転付勢され、ロックオフレバー74を規制突起75から外れる横向き姿勢に回転操作すると、スイッチレバー10の押し込みが可能となる。このロックオフレバー74の回転操作はグリップ部9を把持した片手の指で簡単に操作できる。
拡開部7内には、コントローラ80が設けられている。このコントローラ80は、ブラシレスモータ5の各コイル16に対応する6つのFETやマイコン等を搭載した回路基板81を、アルミ製で皿状のケース82に収容してなる。このコントローラ80は、上ハウジング50の内面から下向きに立設されてコントローラ80の後側及び左右を囲む保持壁83により、グリップ部9の軸線と直交する縦向き姿勢で保持される。コントローラ80の前面でケース82の外側には、コンデンサ84が設けられ、ケース82の背面には、図8に示すように、格子状の溝85が形成されている。上ハウジング50において、保持壁83の内側と連通する領域には、左右方向に延びる吸気口86が形成されて、吸気口86には、枠の内側に網を張設した吸気口カバー87が設けられている。
バッテリーパック8は、複数のセルを収容した外ケース90の上部に、端子を備えた結合部91を有し、結合部91の両側には、一対のレール部92,92が突設されている。
拡開部7は、図9に示すように、バッテリーパック8の結合部91を上方から受け入れる2つのバッテリー装着部93,93を有し、各バッテリー装着部93の両側には、結合部91のレール部92,92に嵌合する一対のガイドレール94,94が突設されている。また、各バッテリー装着部93においてガイドレール94,94の間には、結合部91の端子に対応する端子板96,96・・を備えた端子台95が上向きに設けられている。この端子台95も、上下ハウジング50,51によって上下に分割された拡開部7の上側部分と下側部分とで挟持固定される。
よって、各バッテリーパック8は、結合部91を前にした縦向き姿勢でバッテリー装着部93の上方からレール部92,92をガイドレール94,94に係合させて上方からスライドさせると、結合部91がバッテリー装着部93に嵌合すると共に、結合部91の端子と端子台95の端子板96とが電気的接続される。この状態で、バッテリーパック8から突出付勢される係止爪97がバッテリー装着部93に設けた係止凹部98に係止してバッテリーパック8を抜け止めする。
そして、上ハウジング50において、保持壁83の後方でネジボス68の前側には、図4に示すように、3つのLED101,101・・を左右方向に並設したLED基板100が、LED101の搭載側を後にした縦向き姿勢で保持されている。また、LED基板100の後方には、図10にも示すように、前方へ折曲した下端を各LED101に対応させて上方へ延びるレンズ102,102・・が保持されて、上端を吸気口カバー87の後方で拡開部7の上面に露出させている。よって、拡開部7の上面で左右のバッテリーパック8の間には、レンズ102,102・・の上端が左右方向に並び、左右の2つの表示ランプ103A,103Bと、両ランプの間に位置する表示ランプ103Cとがそれぞれ表れる。104は、拡開部7内でLED基板100を保持するホルダである。
ここでは中央の表示ランプ103Cが、コントローラ80で制御される電子ギヤによる自動変速状態を報知するためのもので、自動変速時には青色に点灯する。その両側の表示ランプ103A,103Bは、バッテリーパック8の過電流や温度上昇、残容量0等の検知によってコントローラ80が該当するバッテリーパック8からの給電を停止(自動停止)させたことを報知するためのもので、ここでは過電流や温度上昇が発生した場合は両側の表示ランプ103A,103Bを赤色で点滅させ、バッテリーパック8の残容量0が生じた場合は当該側の表示ランプ103A,103Bの何れかを赤色に点灯させる。
こうして自動変速用の表示ランプ103Cを挟んでその両側に自動停止報知用の表示ランプ103A,103Bを配置したことで、左右の表示ランプ103A,103Bを区別して視認しやすくなっている。また、LED101とレンズ102とを用いて表示ランプ103A~Cを形成しているので、LED基板100から離れた位置でも表示ランプ103A~103Cを形成でき、配置の自由度が高くなっている。
一方、このグラインダ1は、先端工具37の径が180mm以上となる大型のもので、2つのバッテリーパック8が装着された状態での全体の重心Gは、図2に示すように、グリップハウジング4側で、スイッチレバー10の前端よりも前側へ所定距離(例えば15mm)離れた位置に設定されている。
このグラインダ1は、利き手でグリップ部9を、反対側の手でサイドハンドル42を把持して操作されるが、重心がモータハウジング2側にあると、長時間の作業を行うと腕が疲れ、上向き作業等の際にはふらつきやすく、先端工具37を作業位置に合わせにくくなる。
しかし、ここでの重心Gは、グリップ部9を握り込む利き手に近い位置に設定されているため、上向き作業や不安定な姿勢での作業を行った場合でも、安定した取り回し性を確保でき、腕への負担が少なくなって良好な操作性を得ることができる。
これは、図11に示すように、A~Jの位置に重心を15mm間隔でそれぞれ設定し、各重心A~Jでそれぞれ作業した際の取り回し性(腕への負担が少なく扱いやすいと感じるか否か)を検証し、その結果、重心G及びHの位置が最も取り回し性が良好であると確認したことによる。
従って、全体の重心は、図11の重心H(スイッチレバー10の前端と上下方向で同じ位置)としてもよいが、この後方でグリップ部9が握り込まれることを考えると、全体の重心は、スイッチレバー10の前端から前後30mmの範囲内(図11に示す領域S)で設定するのが望ましい。この設定とすれば、重心が後側のグリップハウジング4内に位置するため、作業中にグラインダ1がふらつくことなく、腕も疲れにくくなるという効果が期待できる。
なお、ここではグラインダ1の持ち運びの際の把持のしやすさを考慮して、モータハウジング2の下面側で左右両側には、指掛け部となる凹み部2aが前後方向に形成されている。
以上の如く構成されたグラインダ1においては、モータハウジング2にグリップハウジング4を組み付ける場合は、まず、モータハウジング2の内側リング部44に、防振ゴム56を、大径部57を前側にして、係止凸部59,59・・をストッパ45,45・・の前側に係止させて突起60,60を内側リング部44の透孔46,46に差し込んだ状態で外装させる。
そして、モータハウジング2を上下逆にして、スイッチ70及びコントローラ80、LED基板100、端子台95等を組み込んで配線も行った上ハウジング50を、防振ゴム56の外側から、外側挟持部52の外側係止部65を防振ゴム56の係止凸部59に下方から係止させて凹溝を係止突条61,61に嵌合させる。
一方、下ハウジング51では、先に上下逆にしてスイッチレバー10を組み込んでおき、この下ハウジング51を上ハウジング50の上側から、外側挟持部53の左右の外側係止部を防振ゴム56の係止凸部59,59にそれぞれ係合させて凹溝66,66を係止突条61,61に嵌合させる。この状態で、下ハウジング51の各受け座67にネジ54をそれぞれ上方から差し込んで上ハウジング50のネジボス68にねじ込むと、上下ハウジング50,51が結合されたグリップハウジング4がモータハウジング2に連結される。
この連結状態で、グリップハウジング4は、外側挟持部52,53の外側係止部65,65が防振ゴム56を介して内側リング部44のストッパ45に係止して抜け止め及び回り止めされ、また、上下の凹溝66が係止突条61,61に係止することでも回り止めがなされる。また、グリップハウジング4の前端とモータハウジング2との間には、防振ゴム56の大径部57が介在されるため、両ハウジング2,4の連結部分がシールされ、内部への水等の浸入を防止することができる。特に、大径部57前面のC字突条64がモータハウジング2の後面に圧接するため、高いシール性が得られる。さらに、連結状態ではグリップハウジング4の内面が防振ゴム56の小径部58を、上下の円形凸部62,63を押し潰した状態で内側リング部44に押圧するため、ここでも高いシール性が得られる。加えて、スイッチ70及びコントローラ80を1つの(一体の)上ハウジング50により保持しているため、グリップ部9に左右方向から加わる力に対抗でき、左右に分割した半割ハウジングで保持する場合に比べて、グリップハウジング4内でスイッチ70やコントローラ80が傾いたりがたついたりするおそれが少なくなる。
このグラインダ1を使用する際は、前述のようにロックオフレバー74を回転操作して押し込み規制を解除した状態でスイッチレバー10を押し込み操作すると、スイッチ70がON動作し、バッテリーパック8からの電源を得たコントローラ80の回路基板81が三相電流をブラシレスモータ5に供給してブラシレスモータ5を駆動させる。すなわち、回路基板81のマイコンが、センサ回路基板17の回転検出素子から出力されるロータ12の永久磁石21の位置を示す回転検出信号を得てロータ12の回転状態を取得し、取得した回転状態に応じて各FETのON/OFFを制御し、ステータ11の各コイル16に対し順番に電流を流すことでロータ12を回転させる。よって、回転軸19が回転してベベルギヤ32,33を介してスピンドル6を回転させるため、先端工具37による研磨作業等が可能となる。
このとき、モータハウジング2とグリップハウジング4との間には防振ゴム56が介在されているので、モータハウジング2の前方側で発生した振動が防振ゴム56で緩衝され、グリップハウジング4への伝達が抑えられる。よって、グリップ部9を把持する手に振動が伝わりにくくなる。また、スイッチ70やコントローラ80への振動伝達も抑えられるため、これらの電材部品の耐久性も向上する。
また、回転軸19の回転に伴って遠心ファン24が回転すると、後方の吸気口86から外気が吸い込まれてコントローラ80のケース82の背面を通って下降し、コントローラ80の下側左右から前方に回り込んでグリップハウジング4内に流れる。そして、スイッチ70を通過してモータハウジング2内に至り、ブラシレスモータ5のステータ11とロータ12との間を通ってギヤハウジング3内に送られ、排気口40から外部へ排出される。この空気の流れにより、コントローラ80が冷却されると共に、ブラシレスモータ5も冷却される。
ここでは表示ランプ103A~103Cは吸気口86の後方(空気流の裏側)に位置しているので、表示ランプ103A~103Cが汚れにくくなっている。
そして、どちらか一方のバッテリーパック8の残容量が0になって給電停止状態となると、コントローラ80は、LED基板100で該当する側のLED101を点灯させてレンズ102を介して表示ランプ103A又は表示ランプ103Bを点灯させる。よって、作業者は、当該点灯側のバッテリーパック8の残容量が0であることがわかり、当該バッテリーパック8を取り外して充電したり、新たなバッテリーパックに交換したりすることができる。過電流や温度上昇が発生すると、コントローラ80は左右両側のLED101,101を点滅させて左右のレンズ102,102を介して表示ランプ103A,103Bを点滅させる。
このように、上記形態のグラインダ1によれば、ブラシレスモータ5と、ブラシレスモータ5を駆動させるためのバッテリーパック8を装着可能なバッテリー装着部93と、バッテリーパック8の残容量が低下した際にバッテリーパック8からブラシレスモータ5への給電を停止するコントローラ80と、バッテリーパック8からブラシレスモータ5への給電が停止されたことを表示する表示部(表示ランプ103A,103B)とを含んでなることで、充電や交換のタイミングを確実に報知することができる。また、給電停止の表示のみであるため、省スペースで構成でき、表示部(表示ランプ103A,103B)を対応するバッテリーパック8,8の近くに配置することができる。
特にここでは、2つのバッテリーパック8,8を装着可能な2つのバッテリー装着部93,93を有し、コントローラ80が2つのバッテリーパック8,8からブラシレスモータ5への給電が停止されたことを個々に表示する表示ランプ103A及び表示ランプ103Bを含んでなることで、2つのバッテリーパック8,8を装着した場合でも、どちらからの給電が停止したかを確実に視認することができる。
また、2つのバッテリー装着部93,93は左右に並べて配置されており、表示ランプ103A,103Bは、2つのバッテリー装着部93,93に装着された2つのバッテリーパック8,8の間で左右に並べて設けられているので、バッテリーパック8,8と表示ランプ103A,103Bとの対応関係が容易に認識できる。
さらに、表示ランプ103A,103Bは、バッテリー装着部93,93を有する拡開部7の上面に設けられているので、表示ランプ103A,103Bが視認しやすくなっている。
なお、表示部に係る発明において、自動変速用の表示ランプは必須でなく、電子ギヤ機能がないものであれば、自動停止報知用の表示ランプのみを左右に設けてもよい。
また、レンズを用いる場合に限らず、スペース的に可能であればLED基板を拡開部の上面裏側に配置してLEDを直接上面から視認できるようにしてもよい。
さらに、表示部の位置は上記形態の位置に限らず、吸気口がなければより前方に配置してもよいし、バッテリーパックの間にスペースがあればより後方に配置してもよい。
そして、上記形態のグラインダ1によれば、ブラシレスモータ5を収容するモータハウジング2と、モータハウジング2へ前後方向に連結され、グリップ部9を有するグリップハウジング4と、グリップハウジング4に形成され、バッテリーパック8,8を装着可能なバッテリー装着部93,93と、を含み、グリップハウジング4を、2分割される上下ハウジング50,51を組み付けて形成したことで、グリップハウジング4の形状を複雑にすることなく、而も低コストで組立性の向上も維持しつつ、2つのバッテリー装着部93,93を左右に並設することができる。
特にここでは、上下ハウジング50,51の組み付けは、下ハウジング51から上ハウジング50にねじ込まれるネジ54によって行われるので、上下ハウジング50,51を容易に組み付けることができる。
また、グリップハウジング4内に、スイッチ70が収容されると共に、下ハウジング51に、スイッチ70をON/OFF操作するためのスイッチレバー10が設けられているので、組み付けの際に上側となる下ハウジング51へスイッチレバー10を容易に組み付けできる。
さらに、グリップハウジング4内に、コントローラ80が収容されると共に、上ハウジング50に、コントローラ80を保持する保持壁83が設けられているので、組み付けの際に下側となる上ハウジング50へコントローラ80を容易に組み付けできる。
なお、上下2分割のハウジングに係る発明において、上記形態では分割位置をモータの回転軸の軸線よりも上側にしているが、当該軸線と同じ平面上に分割位置を設定してもよい。
また、吸気口及び吸気口カバーの位置は上下逆でもよいし、側面でもよい。吸気口カバーをなくして開口面積の小さい複数の吸気口を形成してもよい。
その他、各発明に共通して、モータは整流子モータ等であってもよいし、グラインダに限らず、サンダやマルノコ等の他の電動工具であっても適用可能である。
1・・充電式グラインダ、2・・モータハウジング、3・・ギヤハウジング、4・・グリップハウジング、5・・ブラシレスモータ、6・・スピンドル、7・・拡開部、8・・バッテリーパック、9・・グリップ部、10・・スイッチレバー、11・・ステータ、12・・ロータ、19・・回転軸、24・・遠心ファン、37・・先端工具、40・・排気口、44・・内側リング部、50・・上ハウジング、51・・下ハウジング、56・・防振ゴム、70・・スイッチ、80・・コントローラ、81・・回路基板、82・・ケース、83・・保持壁(保持部)、93・・バッテリー装着部、100・・LED基板、101・・LED、102・・レンズ、103A・・表示ランプ(第1の表示部)、103B・・表示ランプ(第2の表示部)。

Claims (7)

  1. モータの回転軸が延びる方向を前後方向として、前記モータの前方に、先端工具を装着可能な出力軸が上下方向に設けられる電動工具であって、
    前記モータを収容して前後方向に延びる筒状のモータハウジングと、
    前記モータハウジングの後部へ前後方向に連結され、グリップ部を有するグリップハウジングと、
    前記グリップハウジングの後端へ左右に形成され、2つのバッテリーパックを装着可能な2つのバッテリー装着部と、を含み、
    前記グリップハウジングは、上下方向に2分割される上ハウジングと下ハウジングとを組み付けて形成され、
    前記グリップハウジング内に、前記モータ駆動用のスイッチが収容されると共に、前記下ハウジングの下面に、前記スイッチをON/OFF操作するためのスイッチレバーが設けられて、
    前記グリップハウジング内に、前記モータ制御用のコントローラが収容されると共に、前記上ハウジングに、前記コントローラを保持する保持部が設けられており、
    前記上ハウジングと前記下ハウジングとの組み付けは、前記下ハウジングから前記上ハウジングにねじ込まれる複数の全てのネジのみによって行われることを特徴とする電動工具。
  2. 前記バッテリーパックが装着された状態で、全体の重心が前記スイッチレバーの前端から前後30mmの範囲内に位置していることを特徴とする請求項1に記載の電動工具。
  3. 前記全体の重心は、前記スイッチレバーの前端と上下方向で同じ位置に設定されていることを特徴とする請求項2に記載の電動工具。
  4. 前記全体の重心は、前記スイッチレバーの前端から前側へ15mmの位置に設定されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の電動工具。
  5. モータの回転軸が延びる方向を前後方向として、前記モータの前方に、先端工具を装着可能な出力軸が上下方向に設けられる電動工具であって、
    前記モータを収容して前後方向に延びる筒状のモータハウジングと、
    前記モータハウジングの後部へ前後方向に連結され、グリップ部を有するグリップハウジングと、
    前記グリップハウジングの後端へ左右に形成され、2つのバッテリーパックを装着可能な2つのバッテリー装着部と、を含み、
    前記グリップハウジングは、上下方向に2分割される上ハウジングと下ハウジングとを組み付けて形成されると共に、前記上ハウジングと前記下ハウジングとの組み付けは、前記上ハウジングと前記下ハウジングとの何れか一方のハウジングから他方のハウジングにねじ込まれる複数の全てのネジのみによって行われ、
    前記グリップハウジング内に、前記モータ駆動用のスイッチが収容されると共に、前記下ハウジングの下面に、前記スイッチをON/OFF操作するためのスイッチレバーが設けられて、
    前記グリップハウジング内に、前記モータ制御用のコントローラが収容されると共に、前記他方のハウジングに、前記コントローラを保持する保持部が設けられており、
    前記2つのバッテリー装着部は、前記上ハウジングと前記下ハウジングとに挟持固定される左右2つの端子台を備え、
    前記ネジの1つは、前記2つの端子台の間で且つ前記コントローラの後方に配置されて、前記上ハウジングと前記下ハウジングとを固定することを特徴とする電動工具。
  6. 前記グリップハウジングは、前記モータハウジングの後部に連結される前側の連結部と、前記連結部の後方で前記連結部よりも小さい左右幅で形成され、前記スイッチが収容される前記グリップ部と、前記グリップ部の後方に配置されて後方へ行くに従って左右方向に拡開し、前記コントローラを収容して前記2つの端子台を挟持固定する拡開部と、を有し、
    前記拡開部の上面には、前記コントローラを冷却するための吸気口が配置されていることを特徴とする請求項5に記載の電動工具。
  7. モータの回転軸が延びる方向を前後方向として、前記モータの前方に、先端工具を装着可能な出力軸が上下方向に設けられる電動工具であって、
    前記モータを収容して前後方向に延びる筒状のモータハウジングと、
    前記モータハウジングの後部へ前後方向に連結され、グリップ部を有するグリップハウジングと、
    前記グリップハウジングの後端に形成され、2つのバッテリーパックを装着可能な2つのバッテリー装着部と、を含み、
    前記グリップハウジングは、上下方向に2分割される上ハウジングと下ハウジングとを組み付けて形成されると共に、前記上ハウジングと前記下ハウジングとの組み付けは、前記上ハウジングと前記下ハウジングとの何れか一方のハウジングから他方のハウジングにねじ込まれる複数の全てのネジのみによって行われ、
    前記グリップハウジング内に、前記モータ駆動用のスイッチが収容されると共に、前記下ハウジングの下面に、前記スイッチをON/OFF操作するためのスイッチレバーが設けられて、
    前記グリップハウジング内に、前記モータ制御用のコントローラが収容されると共に、前記他方のハウジングに、前記コントローラを保持する保持部が設けられており、
    前記グリップハウジング内において、前記スイッチが前記グリップ部内に配置され、前記コントローラが前記スイッチの後方に配置されると共に、前記スイッチと前記コントローラとの間に、コンデンサが配置されており、
    前記上ハウジングの上面で前記コントローラの後方に、前記コントローラを冷却するための吸気口が配置されていることを特徴とする電動工具。
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