JP7020754B2 - フレキシブルプリント配線板 - Google Patents

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Description

本発明は、フレキシブルプリント配線板に関する。
近年、電子機器の小型軽量化に伴い、可撓性を有しコンパクトに実装できるフレキシブルプリント配線板が注目されている。
このフレキシブルプリント配線板に他の電子部品を実装したり、フレキシブルプリント配線板を他の装置に取り付けたりするための補強として、フレキシブル配線板を構成するベースフィルムの一部に補強板が設けられることがある。この補強板を取り付ける際には、例えばボンディングフィルム(接着フィルム)を、補強板の形状に沿った所望の形状に金型で打ち抜いた後、ベースフィルムに仮貼りし、このボンディングフィルムに補強板をさらに重ね合わせた後に加熱加圧して接着剤を熱硬化させる、という工程が用いられている(例えば特開2014-19787号公報参照)。
フレキシブルプリント配線板に、電子部品の実装や他の装置に取り付けるための端子穴が設けられる場合には、ボンディングフィルムや補強板にも予め端子穴を設け、ベースフィルムとの重ね合わせ時に位置合わせを行った後に貼り付けを行う。このとき、位置合わせの精度を加味して、ボンディングフィルムや補強板には、ベースフィルムよりもやや大きい端子穴が設けられる。
特開2014-19787号公報
上述の製造方法で製造されたフレキシブルプリント配線板の端子穴は、ボンディングフィルムや補強板の位置合わせ誤差が生じるため、穴加工精度が低い。
穴加工精度を高めるべく、位置合わせ誤差を生じないようにするためには、ボンディングフィルムや補強板を貼り合わせた後に外形の加工と同時に端子穴を設ける方法が考えられる。しかしながら、この方法で開けられた端子穴では、補強板のバリや補強板からの屑が存在するため、このバリや屑により端子穴へ電子部品の実装や他の装置の取付を行う際の半田付け不良が誘発され易い。
本発明は、上述のような事情に基づいてなされたものであり、半田付け不良が誘発され難く、かつ高い穴加工精度を有する端子穴を備えたフレキシブルプリント配線板の提供を目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の一態様に係るフレキシブルプリント配線板は、絶縁性を有するベースフィルムと、上記ベースフィルムの少なくとも一方の面側に積層される導電パターンと、上記ベースフィルムの他方の面側に積層される補強板と、上記導電パターン、ベースフィルム及び補強板をこの順に貫通する端子穴を備え、上記補強板が、複数のポリイミドフィルムが接着剤層を介して接着された多層構造を有し、上記端子穴の内壁面が、上記導電パターン及び上記ベースフィルムの境界と、上記ベースフィルム及び上記補強板の境界とにおいて連続する。
本発明のフレキシブルプリント配線板の端子穴は、半田付け不良が誘発され難く、かつ高い穴加工精度を有する。
図1は、本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント配線板(片面板)の模式的側面図である。 図2は、図1のフレキシブルプリント配線板の模式的平面図である。 図1のフレキシブルプリント配線板の製造方法を示すフロー図である。 図4は、図1とは異なる本発明の一実施形態に係るフレキシブルプリント配線板(両面板)の模式的側面図である。 図5は、実施例No.1のフレキシブルプリント配線板の端子穴の拡大写真である。 図6は、実施例No.2のフレキシブルプリント配線板の端子穴の拡大写真である。 図7は、実施例No.3のフレキシブルプリント配線板の端子穴の拡大写真である。 図8は、実施例No.4のフレキシブルプリント配線板の端子穴の拡大写真である。
[本発明の実施形態の説明]
本発明者らが、補強板を貼り合わせた後に補強板を貫通する端子穴をフレキシブルプリント配線板に設ける方法について鋭意検討した結果、ポリイミドを主成分とする補強板が比較的バリや屑の発生が低いことが分かった。さらに、本発明者らは、補強板として複数のポリイミドフィルムが接着剤層を介して接着された多層構造を採用すると、補強板を貼り合わせた後にフレキシブルプリント配線板に端子穴を設けると、端子穴の内壁面が、上記導電パターン及び上記ベースフィルムの境界と、上記ベースフィルム及び上記補強板の境界とにおいて連続する特有の構成が得られ、バリや屑の発生がほとんど発生しないことを見出した。その理由は明確ではないが、本発明者らは、ポリイミドフィルム間に存在する接着剤層が緩衝材として機能し、バリや屑の発生を抑止すると共に、発生した屑の外部への放出を抑止していると推察している。
すなわち、本発明の一態様に係るフレキシブルプリント配線板は、絶縁性を有するベースフィルムと、上記ベースフィルムの少なくとも一方の面側に積層される導電パターンと、上記ベースフィルムの他方の面側に積層される補強板と、上記導電パターン、ベースフィルム及び補強板をこの順に貫通する端子穴を備え、上記補強板が、複数のポリイミドフィルムが接着剤層を介して接着された多層構造を有し、上記端子穴の内壁面が、上記導電パターン及び上記ベースフィルムの境界と、上記ベースフィルム及び上記補強板の境界とにおいて連続する。
当該フレキシブルプリント配線板は、複数のポリイミドフィルムが接着剤層を介して接着された多層構造を有する補強板を用いる。当該フレキシブルプリント配線板は、このポリイミドフィルムの多層構造を有する補強板を用いることで、バリや屑の発生を効果的に抑止することができる。従って、当該フレキシブルプリント配線板は、半田付け不良が誘発され難い。また、当該フレキシブルプリント配線板は、端子穴の内壁面が、導電パターン及びベースフィルムの境界と、ベースフィルム及び補強板の境界とにおいて連続するので、当該フレキシブルプリント配線板の端子穴は、穴加工精度が高い。
上記端子穴の断面形状が、貫通方向に同一であるとよい。このように端子穴の断面形状を貫通方向に同一とすることで、バリや屑の発生をさらに抑止できる。
上記導電パターン及び上記補強板が、上記ベースフィルムの両面側に積層されるとよい。このように上記導電パターン及び上記補強板を上記ベースフィルムの両面側に積層した、いわゆる両面板に対しても同様の効果を奏する。
上記ポリイミドフィルムの平均厚さとしては、50μm以上100μm以下が好ましい。このようにポリイミドフィルムの平均厚さを上記範囲内とすることで、バリや屑の発生をさらに抑止できる。
上記接着剤層の平均厚さとしては、10μm以上35μm以下が好ましい。このように接着剤層の平均厚さを上記範囲内とすることで、補強板の強度を維持しつつ、ポリイミドフィルムのバリやポリイミドフィルムからの屑の発生をさらに抑止できる。
上記補強板の平均厚さとしては、150μm以上300μm以下が好ましい。このように補強板の平均厚さを上記範囲内とすることで、補強板の強度を維持しつつ、穴加工精度を高めることができる。
ここで、「端子穴の内壁面が境界において連続する」とは、境界の段差が10μm以下、好ましくは5μm以下であることを意味する。なお、境界に接着剤層等が介在する場合があるが、この場合は接着剤層を含めた領域の高低差が上記上限以下であることを意味するものとする。また、「端子穴の断面形状が貫通方向に同一である」とは、貫通方向の異なる2箇所の断面について、平面視で重なる部分の面積がそれぞれの断面の面積に対し95%以上、好ましくは98%以上を占めることを意味する。
[本発明の実施形態の詳細]
以下、本発明に係るフレキシブルプリント配線板の各実施形態について図面を参照しつつ詳説する。
[第一実施形態]
図1及び図2に示すフレキシブルプリント配線板1は、絶縁性を有するベースフィルム2と、ベースフィルム2の一方の面側に積層される導電パターン3と、ベースフィルム2又は導電パターン3の一方の面に積層されるカバーレイ4と、ベースフィルム2の他方の面側に積層される補強板5と、導電パターン3、ベースフィルム2及び補強板5をこの順に貫通する端子穴6とを備える。当該フレキシブルプリント配線板1は、いわゆる片面板である。
<ベースフィルム>
ベースフィルム2は、導電パターン3を支持する部材であって、フレキシブルプリント配線板1の強度を担保する構造材である。また、ベースフィルム2は、絶縁性及び可撓性を有する。
このベースフィルム2の主成分としては、例えばポリイミド、液晶ポリエステルに代表される液晶ポリマー、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリフェニレンエーテル、フッ素樹脂等の軟質材、紙フェノール、紙エポキシ、ガラスコンポジット、ガラスエポキシ、ガラス基材等の硬質材、軟質材と硬質材とを複合したリジッドフレキシブル材などを用いることができる。これらの中でも耐熱性に優れるポリイミドが好ましい。なお、ベースフィルム2は、多孔化されたものでもよく、また、充填材、添加剤等を含んでもよい。ここで、「主成分」とは、最も含有量が多い成分をいい、例えば含有量が50質量%以上の成分をいう。
ベースフィルム2の平均厚さは、特に限定されないが、ベースフィルム2の平均厚さの下限としては、5μmが好ましく、12μmがより好ましい。また、ベースフィルム2の平均厚さの上限としては、200μmが好ましく、100μmがより好ましい。ベースフィルム2の平均厚さが上記下限未満であると、ベースフィルム2の強度が不十分となるおそれがある。一方、ベースフィルム2の平均厚さが上記上限を超えると、フレキシブルプリント配線板1の可撓性が不十分となるおそれがある。
<導電パターン>
導電パターン3は、電気配線構造、グラウンド、シールドなどの構造を構成するものである。導電パターン3は、図2に示すように電子部品の実装や他の装置の取り付けのための端子接続部3aと、電気配線等を構成する配線部3bとを有する。
導電パターン3を形成する材料としては、導電性を有する材料であれば特に限定されないが、例えば銅、アルミニウム、ニッケル等の金属が挙げられ、一般的には比較的安価で導電率が大きい銅が用いられる。また、導電パターン3は、表面にめっき処理が施されてもよい。
導電パターン3の平均厚さの下限としては、5μmが好ましく、7μmがより好ましい。一方、導電パターン3の平均厚さの上限としては、100μmが好ましく、80μmがより好ましい。導電パターン3の平均厚さが上記下限未満であると、導電パターン3の導電性が不十分となるおそれがある。逆に、導電パターン3の平均厚さが上記上限を超えると、フレキシブルプリント配線板1が不必要に厚くなるおそれがある。なお、導電パターン3の端子接続部3a及び配線部3bで異なる平均厚さとすることもできるが、製造の容易性から端子接続部3aと配線部3bとは、同じ平均厚さとすることが好ましい。
導電パターン3に含まれる端子接続部3aは、図1ではベースフィルム2の一端縁側に配設されている。フレキシブルプリント配線板1を他の装置に取り付けるために端子接続部3aを用いる場合は、フレキシブルプリント配線板1と他の装置との相対配置の容易性から、端子接続部3aは、ベースフィルム2の一端縁側に配設することが好ましい。一方、端子接続部3aは電子部品の実装に用いることもできる。この場合、端子接続部3aは、フレキシブルプリント配線板1上で電子部品が実装される位置に配設される。
なお、端子接続部3aの平面視での大きさは、端子接続部3aに実装される電子部品の接続端子や端子接続部3aに取り付ける他の装置の接続端子の大きさ等に応じて適宜決定される。
導電パターン3に含まれる配線部3bの平均幅は、当該フレキシブルプリント配線板1の用途に応じて適宜決定されるが、例えば0.1mm以上2mm以下とできる。
<カバーレイ>
カバーレイ4は、導電パターン3を外力や水分等から保護するものである。カバーレイ4は、カバーフィルム41及び接着剤層42を有する。カバーレイ4は、この接着剤層42を介して導電パターン3のベースフィルム2と反対側の面にカバーフィルム41が積層されたものである。また、カバーレイ4は、後述する端子穴6を被覆しないように開口を設けて接着される。
カバーフィルム41の材質としては、特に制限されるものではないが、例えばベースフィルム2を構成する樹脂と同様のものを用いることができる。
カバーフィルム41の平均厚さの下限としては、5μmが好ましく、7.5μmがより好ましい。一方、カバーフィルム41の平均厚さの上限としては、100μmが好ましく、50μmがより好ましい。カバーフィルム41の平均厚さが上記下限未満であると、絶縁性が不十分となるおそれがある。逆に、カバーフィルム41の平均厚さが上記上限を超えると、フレキシブルプリント配線板1の可撓性が損なわれるおそれがある。
カバーレイ4の接着剤層42は、カバーフィルム41を導電パターン3及びベースフィルム2に固定するものである。接着剤層42の材質としては、カバーフィルム41を導電パターン3及びベースフィルム2に固定できる限り特に限定されるものではないが、例えば後述する補強板5の接着剤層52と同様の接着剤を用いることができる。
カバーレイ4の接着剤層42の平均厚さは、特に限定されるものではないが、接着剤層42の平均厚さの下限としては、例えば5μmが好ましく、10μmがより好ましい。一方、接着剤層42の平均厚さの上限としては、例えば100μmが好ましく、80μmがより好ましい。接着剤層42の平均厚さが上記下限未満であると、回路間を十分に埋められず空隙が生じるおそれや、接着性が不十分となるおそれがある。逆に、接着剤層42の平均厚さが上記上限を超えると、フレキシブルプリント配線板1の可撓性が損なわれるおそれがある。
<補強板>
補強板5は、フレキシブルプリント配線板1に他の電子部品を実装したり、フレキシブルプリント配線板1を他の装置に取り付けたりすることにより生じる荷重等によってフレキシブルプリント配線板1が破損することを防ぐための補強である。
補強板5は、ベースフィルム2の他方の面側、つまり端子接続部3aが配設される面とは反対側の面に、端子接続部3aと対向するように配設される。この補強板5は、1つの端子接続部3aに対して1つずつ設けることも可能であるが、図2に示すように複数の端子接続部3aが近接する場合、これらの近接する複数の端子接続部3aに対して1つ設けることが好ましい。このように複数の端子接続部3aに対して1つの補強板5を設けることで、1つの補強板5の平面視での大きさが大きくなるので、接続端子部3a毎に設ける場合に比べてフレキシブルプリント配線板1の端子接続部3a付近の強度を向上できる。
補強板5は、複数(図1では3層)のポリイミドフィルム51が接着剤層52を介して接着された多層構造を有する。
ポリイミドフィルム51は、ポリイミドを主成分とする薄膜である。
ポリイミドフィルム51の平均厚さの下限としては、25μmが好ましく、50μmがより好ましい。一方、ポリイミドフィルム51の平均厚さの上限としては、100μmが好ましく、90μmがより好ましい。ポリイミドフィルム51の平均厚さが上記下限未満であると、補強板5の強度が不足するおそれがある。逆に、ポリイミドフィルム51の平均厚さが上記上限を超えると、ポリイミドフィルム51のバリやポリイミドフィルム51からの屑の発生抑止効果が不足するおそれがある。なお、複数のポリイミドフィルム51の平均厚さは互いに異なってもよいが、同じ厚さであってもよい。
接着剤層52は、隣り合う2枚のポリイミドフィルム51を接着する。接着剤層52に使用する接着剤としては、柔軟性や耐熱性に優れたものが好ましく、例えばエポキシ、ポリアミド、ポリイミド、ブチラール、アクリル等を主成分とする接着剤が挙げられる。また、耐熱性の点において、接着剤の主成分は、熱硬化性樹脂が好ましい。
接着剤層52の平均厚さの下限としては、10μmが好ましく、15μmがより好ましい。一方、接着剤層52の平均厚さの上限としては、35μmが好ましく、30μmがより好ましい。接着剤層52の平均厚さが上記下限未満であると、ポリイミドフィルム51のバリやポリイミドフィルム51からの屑の発生抑止効果が不足するおそれがある。逆に、接着剤層52の平均厚さが上記上限を超えると、補強板5全体の厚さに対して相対的にポリイミドフィルム51の占める割合が減少するため、補強板5の強度が低下するおそれがある。なお、接着剤層52が複数存在する場合、その平均厚さは互いに異なってもよいが、同じ厚さであってもよい。
補強板5の平均厚さ(積層構造全体の平均厚さ)は、端子接続部3aの長さや剛性等に応じて適宜決定されるが、補強板5の平均厚さの下限としては、150μmが好ましく、170μmがより好ましい。補強板5の平均厚さが上記下限未満であると、補強板5の強度が不足するおそれがある。
ポリイミドフィルム51の積層数は、補強板5の平均厚さに応じて適宜決定されるが、2層以上4層以下が好ましい。ポリイミドフィルム51の積層数が上記下限未満であると、ポリイミドフィルム51のバリやポリイミドフィルム51からの屑の発生抑止効果が不足するおそれがある。逆に、ポリイミドフィルム51の積層数が上記上限を超えると、ポリイミドフィルム51のバリやポリイミドフィルム51からの屑の発生抑止効果に対して製造コストの上昇が相対的に大きくなるため、費用対効果が低下するおそれがある。なお、接着剤層52の積層数は、ポリイミドフィルム51の積層数よりも1少ない。
なお、補強板5は、接着剤層53を介してベースフィルム2に積層される。この接着剤層53に使用する接着剤及び接着剤層53は、補強板5を構成する接着剤層52と同様とできる。
<端子穴>
端子穴6は、導電パターン3の端子接続部3aを貫通するように設けられ、フレキシブルプリント配線板1に対して電子部品の実装や他の装置の取付を行う際に、電気的な接続をとるために用いられる。具体的には、端子穴6は、端子接続部3a、ベースフィルム2、ベースフィルム2と補強板5とを接着する接着剤層53、及び補強板5をこの順に貫通する。
端子穴6の大きさ及び形状は、端子接続部3aに実装される電子部品の接続端子や端子接続部3aに取り付ける他の装置の接続端子の大きさに応じて適宜決定される。具体的には、端子穴6の大きさは、他の装置等の端子接続を差し込み固定できる大きさとされる。また、端子穴6の形状は、特に限定されないが、例えば平面視で円形状とできる。
端子穴6の内壁面は、導電パターン3及びベースフィルム2の境界と、ベースフィルム2及び補強板5の境界とにおいて連続する。また、端子穴6の断面形状は、貫通方向に同一であることが好ましい。このように端子穴6の断面形状を貫通方向に同一とすることで、バリや屑の発生をさらに抑止できる。
また、端子穴6は平面視で周囲が端子接続部3aにより囲まれるように設けるとよい。このように端子穴6を平面視で周囲が端子接続部3aにより囲まれるように設けることで、他の装置等の端子と端子穴6を通して十分な機械強度で半田付けすることができる。このため、電気的接続の信頼性を高められる。
端子接続部3aのうち端子穴6の周囲を囲む部分の平均幅(図2のD)は、電気的接続の信頼性の観点から、極力大きくとることが好ましい。一方、上記平均幅が大き過ぎると端子接続部3aが不要に大きくなり、ひいては当該フレキシブルプリント配線板1が不要に大きくなるおそれがある。具体的には、上記平均幅は、例えば50μm以上500μm以下とできる。
この端子穴6及びその周囲の端子接続部3aは、カバーレイ4により被覆されていない。このため、端子穴6の周囲の端子接続部3aには防錆処理や金めっき処理が行われていることが好ましい。
<フレキシブルプリント配線板の製造方法>
当該フレキシブルプリント配線板1は、図3に示すように導電パターン形成工程S1と、カバーレイ積層工程S2と、補強板接着工程S3と、端子穴形成工程S4とを備える製造方法により製造することができる。以下、当該フレキシブルプリント配線板1の製造方法の各工程について説明する。
(導電パターン形成工程)
導電パターン形成工程S1では、ベースフィルム2の一方の面側に、導電パターン3を形成する。具体的には、以下の手順による。
まず、ベースフィルム2の一方の面に導体層を形成する。
導体層は、例えば接着剤を用いて箔状の導体をベースフィルム2に接着することにより、あるいは公知の成膜手法により形成できる。導体としては、例えば、銅、銀、金、ニッケル等が挙げられる。接着剤としては、ベースフィルム2に導体を接着できるものであれば特に制限はなく、公知の種々のものを使用することができる。成膜手法としては、例えば蒸着、めっき等が挙げられる。導体層は、ポリイミド接着剤を用いて銅箔をベースフィルム2に接着して形成することが好ましい。
次に、この導体層をパターニングして導電パターン3を形成する。
導体層のパターニングは、公知の方法、例えばフォトエッチングにより行うことができる。フォトエッチングは、導体層の一方の面に所定のパターンを有するレジスト膜を形成した後に、レジスト膜から露出する導体層をエッチング液で処理し、レジスト膜を除去することにより行われる。
(カバーレイ積層工程)
カバーレイ積層工程S2では、ベースフィルム2又は導電パターン3の一方の面にカバーレイ4を積層する。
この工程では、導電パターン3の端子接続部3aを除いて、導電パターン3を覆うようにカバーレイ4を積層する。具体的には、導電パターン3を形成したベースフィルム2の表面に接着剤層42を積層し、接着剤層42の上にカバーフィルム41を積層する。または、予めカバーフィルム41に接着剤層42を積層しておき、このカバーフィルム41の接着剤層42が積層されている側の面を導電パターン3に対面させて接着してもよい。
接着剤を使用したカバーフィルム41の接着は、通常、熱圧着により行うことができる。熱圧着する際の温度及び圧力は、使用する接着剤の種類や組成等に応じて適宜決定すればよい。
(補強板接着工程)
補強板接着工程S3では、カバーレイ積層工程S2後にベースフィルム2の他方の面側に、補強板5を接着する。
補強板5は、例えば接着剤を用いてベースフィルム2に接着することができる。上記接着剤としては、補強板5の接着剤層52と同様の接着剤を用いることができる。また、補強板5の接着は、通常、熱圧着により行うことができる。熱圧着する際の温度及び圧力は、使用する接着剤の種類や組成等に応じて適宜決定すればよい。
なお、補強板5を接着剤で接着した際に補強板5とベースフィルム2との間に形成される接着剤層53の平均厚さは、補強板5の接着剤層52と同様とできる。
このようにして補強板5及びベースフィルム2を含む積層体が形成される。
(端子穴形成工程)
端子穴形成工程S4では、補強板接着工程S3後に補強板5及びベースフィルム2を含む積層体を貫通する端子穴6を形成する。具体的には、端子接続部3a、ベースフィルム2、ベースフィルム2と補強板5とを接着する接着剤層53、及び補強板5をこの順に貫通する端子穴6を形成する。
端子穴6を形成する方法は、特に限定されないが、例えば端子穴6に対応する金型を用いた公知のプレス加工を挙げることができる。
<利点>
当該フレキシブルプリント配線板1は、複数のポリイミドフィルム51が接着剤層52を介して接着された多層構造を有する補強板5を用いる。当該フレキシブルプリント配線板1は、このポリイミドフィルム51の多層構造を有する補強板5を用いることで、バリや屑の発生を効果的に抑止することができる。従って、当該フレキシブルプリント配線板1は、半田付け不良が誘発され難い。また、当該フレキシブルプリント配線板1は、端子穴6の内壁面が、導電パターン3及びベースフィルム2の境界と、ベースフィルム2及び補強板5の境界とにおいて連続するので、当該フレキシブルプリント配線板1の端子穴6は、穴加工精度が高い。
[第二実施形態]
図4に示すフレキシブルプリント配線板7は、絶縁性を有するベースフィルム2と、このベースフィルム2の両面に積層される導電パターン3と、ベースフィルム2又は導電パターン3に積層されるカバーレイ4と、ベースフィルム2の両面側に積層される補強板5とを備える。また、フレキシブルプリント配線板7は、導電パターン3、ベースフィルム2及び補強板5をこの順に貫通する端子穴6とを備える。当該フレキシブルプリント配線板1は、いわゆる両面板である。
<ベースフィルム>
ベースフィルム2は、図1に示すベースフィルム2と同様であるので、詳細説明を省略する。
<導電パターン>
導電パターン3は、図4に示すようにベースフィルム2の両面に端子接続部3a及び配線部3bを有する。
導電パターン3の端子接続部3aが配設される領域とベースフィルム2を挟んで対向する領域には、導電パターン3は配設されていない。このように導電パターン3が配設されているので、ベースフィルム2の一方の面に配設された端子接続部3aに設けられる端子穴6が、他方の面側の導電パターン3を貫通することがない。
導電パターン3は、ベースフィルム2の両面に積層される点以外は、図1に示す導電パターン3と同様であるので、他の説明は省略する。
<カバーレイ>
カバーレイ4は、図4に示すようにベースフィルム2の両面に積層される。また、カバーレイ4は、導電パターン3のベースフィルム2と反対側の面にも積層されるが、後述する端子穴6を有する端子接続部3aの少なくとも端子穴6部分は被覆しないように配設される。上述のように端子接続部3aが配設される領域とベースフィルム2を挟んで対向する領域(対向領域)には、導電パターン3は配設されていないので、カバーレイ4は、この対向領域には配設されている。
カバーレイ4は、上述の積層されている領域以外は図1に示すカバーレイ4と同様であるので、他の説明は省略する。
<補強板>
補強板5は、ベースフィルム2の端子接続部3aが配設される面とは反対側の面に、端子接続部3aと対向するように配設される。上述のように端子接続部3aが配設される領域とベースフィルム2を挟んで対向する領域には、導電パターン3は配設されず、カバーレイ4によりベースフィルム2が被覆されている。このため、補強板5は、この端子接続部3aが配設される領域と対向する領域のカバーレイ4のベースフィルム2とは反対側の面に接着剤層53を介して積層される。従って、導電パターン3の端子接続部3aが設けられているベースフィルム2の面を一方の面側とすると、補強板5はベースフィルム2の他方の面側に配設されている。このため、2つの端子接続部3aが互いにベースフィルム2の異なる面に設けられている場合、これらに対応する補強板5もベースフィルム2の異なる面に設けられる(図4参照)。
補強板5は、導電パターン3の端子接続部3aがベースフィルム2の両面に配設されている場合に、それぞれ対応する端子接続部3aの配設されているベースフィルム2の面とは異なる面に配設される点以外は、図1に示す補強板5と同様であるので、他の説明は省略する。
<端子穴>
端子穴6は、導電パターン3の端子接続部3aを貫通するように設けられる。具体的には、端子穴6は、導電パターン3の端子接続部3a、ベースフィルム2、カバーレイ4、カバーレイ4と補強板5とを接着する接着剤層53、及び補強板5をこの順に貫通する。
端子穴6は、貫通する部材が異なる点以外は、図1に示す端子穴6と同様であるので、他の説明は省略する。
<フレキシブルプリント配線板の製造方法>
当該フレキシブルプリント配線板7は、第一実施形態と同様に導電パターン形成工程S1と、カバーレイ積層工程S2と、補強板接着工程S3と、端子穴形成工程S4とを備える製造方法により製造することができる。以下、当該フレキシブルプリント配線板7の製造方法の各工程について説明する。
(導電パターン形成工程)
導電パターン形成工程S1では、ベースフィルム2の両面に導電パターン3を形成する。具体的手順は、第一実施形態の導電パターン形成工程S1と同様にして行えるので、説明を省略する。
(カバーレイ積層工程)
カバーレイ積層工程S2では、カバーレイ4をベースフィルム2の両面に積層する。具体的手順は、第一実施形態のカバーレイ積層工程S2と同様にして行えるので、説明を省略する。
(補強板接着工程)
補強板接着工程S3では、カバーレイ積層工程S2後に端子接続部3aが配設される領域とベースフィルム2を挟んで対向する領域に補強板5を接着する。具体的手順は、第一実施形態の補強板接着工程S3と同様にして行えるので、説明を省略する。
(端子穴形成工程)
端子穴形成工程S4では、補強板接着工程S3後に補強板5及びベースフィルム2を含む積層体を貫通する端子穴6を形成する。具体的には、端子接続部3a、ベースフィルム2、カバーレイ4、カバーレイ4と補強板5とを接着する接着剤層53、及び補強板5をこの順に貫通する端子穴6を形成する。
端子穴6を形成する方法は、第一実施形態の端子穴形成工程S4と同様であるので、説明を省略する。
<利点>
ベースフィルム2の両面に導電パターン3が形成された当該フレキシブルプリント配線板7、いわゆる両面板においてもベースフィルム2の片面に導電パターン3が形成されたフレキシブルプリント配線板1(片面板)と同様の効果を奏することができる。
[その他の実施形態]
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
上記実施形態では、カバーレイを備えるフレキシブルプリント配線板について説明したが、カバーレイは必須の構成要素ではなく、省略可能である。あるいは、他の構成の絶縁層、例えばソルダーレジストでベースフィルム又は導電パターンを被覆してもよい。
上記第二実施形態では、ベースフィルムの両面に端子接続部を有する場合について説明したが、端子接続部はベースフィルムの一方の面側のみにあってもよい。
上記実施形態では、補強板が複数のポリイミドフィルムが接着剤層を介して接着された多層構造を有する場合のみを説明したが、補強板の一部が他の構成であってもよい。例えば、端子接続部が端子穴を有さない場合、この端子接続部に対応する補強板は多層構造を有さなくともよい。
以下、実施例によって本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
[No.1]
補強板として、3層のポリイミドフィルムが2層の接着剤層を介して接着された多層構造を有する補強板を準備した。3層のポリイミドフィルムの平均厚さは、ベースフィルム2に接着する側から50μm、75μm、50μmである。また、接着剤層の接着剤には、ポリアミドを主成分とする接着剤を用い、接着剤層の平均厚さは25μmとした。
上記補強板を用い、図3に示すフレキシブルプリント配線板の製造方法に従って、図1のようにベースフィルムの一方の面に導電パターンを有するNo.1のフレキシブルプリント配線板を製造した。なお、ベースフィルムには、主成分がポリイミド、平均厚さが25μmのものを用いた。導電パターンには、平均厚さ18μmの銅の表面に平均厚さ15μmの銅めっきを施したものを用いた。カバーレイには、カバーフィルムの平均厚さが25μm、カバーフィルムの接着剤層の平均厚さが30μmのものを用いた。また、補強板とベースフィルムとを接着する接着剤層の平均厚さは25μmとした。
[No.2]
補強板として、単層のガラスエポキシを用いた以外は、No.1と同様にしてNo.2のフレキシブルプリント配線板を製造した。
[No.3]
図3に示すフレキシブルプリント配線板の製造方法に従って、図4のようにベースフィルムの両方の面に導電パターンを有するフレキシブルプリント配線板を製造した以外は、No.1と同様にしてNo.3のフレキシブルプリント配線板を製造した。
[No.4]
補強板として、単層のガラスエポキシを用いた以外は、No.3と同様にしてNo.4のフレキシブルプリント配線板を製造した。
<評価>
No.1からNo.4のフレキシブルプリント配線板について、形成された端子穴を顕微鏡で拡大して観察した。No.1からNo.4の端子穴の写真をそれぞれ図5から図8に示す。
これらの図から、複数のポリイミドフィルムが接着剤層を介して接着された多層構造を有する補強板を用いたNo.1及びNo.3の端子穴では補強板のバリの発生が少なく、端子穴の内壁面が、導電パターン及びベースフィルムの境界と、ベースフィルム及び補強板の境界とにおいて連続していることが分かる。一方、単層のガラスエポキシを用いたNo.2及びNo.4の端子穴では補強板のバリの発生が認められ、端子穴の内壁面が連続していない。
以上から、複数のポリイミドフィルムが接着剤層を介して接着された多層構造を有する補強板を用いることで、補強板を貼り合わせた後に端子穴を設けても、補強板のバリや補強板からの屑がほとんど発生しないことが分かる。そして、このように補強板のバリや補強板からの屑がほとんど発生せず、端子穴の内壁面が、導電パターン及びベースフィルムの境界と、ベースフィルム及び補強板の境界とにおいて連続しているフレキシブルプリント配線板とすることで、半田付け不良を抑止することができる。
以上のように、本発明のフレキシブルプリント配線板の端子穴は、半田付け不良が誘発され難く、かつ高い穴加工精度を有する。
1、7 フレキシブルプリント配線板
2 ベースフィルム
3 導電パターン
3a 端子接続部
3b 配線部
4 カバーレイ
41 カバーフィルム
42 接着剤層
5 補強板
51 ポリイミドフィルム
52、53 接着剤層
6 端子穴
S1 導電パターン形成工程
S2 カバーレイ積層工程
S3 補強板接着工程
S4 端子穴形成工程

Claims (6)

  1. 絶縁性を有するベースフィルムと、
    上記ベースフィルムの少なくとも一方の面側に積層される導電パターンと、
    上記ベースフィルムの他方の面側に積層される補強板と、
    上記導電パターン、ベースフィルム及び補強板をこの順に貫通する端子穴を
    を備え、
    上記補強板が、複数のポリイミドフィルムが接着剤層を介して接着された多層構造を有し、
    上記端子穴の内壁面が、上記導電パターン及び上記ベースフィルムの境界と、上記ベースフィルム及び上記補強板の境界とにおいて連続するフレキシブルプリント配線板。
  2. 上記端子穴の断面形状が、貫通方向に同一である請求項1に記載のフレキシブルプリント配線板。
  3. 上記導電パターン及び上記補強板が、上記ベースフィルムの両面側に積層される請求項1又は請求項2に記載のフレキシブルプリント配線板。
  4. 上記ポリイミドフィルムの平均厚さが25μm以上100μm以下である請求項1、請求項2又は請求項3に記載のフレキシブルプリント配線板。
  5. 上記接着剤層の平均厚さが10μm以上35μm以下である請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のフレキシブルプリント配線板。
  6. 上記補強板の平均厚さが150μm以上300μm以下である請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のフレキシブルプリント配線板。
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