JP7014997B2 - 水栓装置 - Google Patents

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Description

本発明は、押しボタン機構を備えた水栓装置に関する。
図8及び図9に、特許文献1によって開示されたボタンユニットが図示されている。当該ボタンユニット200は、上方が開口した略直方体のケーシング230と、ケーシング230の側面に設置された回動軸232回りに回動可能である押しボタン210、220と、によって外郭が形成されている。更に、押しボタン210、220の回動速度を減速させるロータリーダンパ234が、ケーシング230の側壁内部に設置されている。ロータリーダンパ234の外側には、キャップ235が設けられ、外部から異物が入らないようになっている。
ボタンユニット200は、シャワー操作用の右側部とカラン操作用の左側部とで互いに略同一の構造を有している。右側部を例にとれば、押しボタン220が、上部カバー221と摺動部223とから構成されている。上部カバー221は、水栓装置の意匠性を高めるために、金属でできており、摺動部223を覆っている。摺動部223は、樹脂製で、回動軸232に対して摺動回転する。また、摺動部223の下部には、ギヤ歯242が設けられていて、ロータリーダンパ234と係合している。
摺動部223の背面には、突起部が設けられている。摺動部223の回動に従って、当該突起部が、開閉弁ユニット(不図示)の押圧部を押圧するようになっている。開閉弁ユニットは、当該押圧部が押圧される度に、止水状態と吐水状態との切り替えを行うようになっている。また、吐水状態においては、開閉弁ユニットのバネの作用によって、押しボタン220が傾斜状態に持ち上げられるようになっている(図10→図11)。
特開2014-211043号公報
特許文献1に開示されたボタンユニットでは、金属製の上部カバー221が樹脂製の摺動部223を上方から覆っていて、それらの露出境界部は、一方側端では鉛直方向下方を向き(図10のA部)、他方側端では水平方向を向いている(図10のB部)。従って、当該露出境界部に水が侵入し滞留するという問題は生じ難い。
しかしながら、例えば薄型のタッチ水栓を設計する等のために、ボタンの押圧方向を上下方向から前後方向に変更する場合、金属製の上部カバー221と樹脂製の摺動部223との露出境界部が鉛直方向上方または鉛直方向斜め上方に露出してしまう場合がある。
その場合、金属製の上部カバー221と樹脂製の摺動部223との露出境界部に水が溜まって、腐食が発生してしまう懸念がある。特に、上部カバー221を亜鉛ダイキャスト法で製造した場合には、腐食により白錆と呼ばれる腐食生成物が発生するおそれが高い。
本件発明者は、金属製の部材と樹脂製の摺動部との露出境界部に水が浸入しにくくするために、様々な検討を重ねてきた。その検討の中で、当該露出境界部に水が浸入しにくくするという発想から離れ、当該露出境界部に一旦水が侵入することは許容しつつ当該露出境界部から迅速に水を排出することが効果的であるとの知見を得た。
本発明は、以上のような知見に基づいてなされたものである。本発明の目的は、金属製の部材と樹脂製の摺動部との露出境界部で腐食が発生することが効果的に防止された押しボタン機構を備えた水栓装置を提供することである。
本発明は、吐水口と、給水源からの水を前記吐水口に導く流路と、前記流路の開閉を制御する開閉機構と、前記開閉機構を作動させる押しボタン機構と、を備え、前記押しボタン機構は、回転軸を有する固定部材と、前記回転軸に対して摺動回転する樹脂製のコア部材と、前記コア部材を覆うように前記コア部材に固定された金属製のカバー部材と、を有しており、前記コア部材と前記カバー部材との間には、水の通流を許容する排水用隙間が設けられていることを特徴とする水栓装置である。
本発明によれば、回転軸に対して摺動回転するコア部材が樹脂製であるために摺動性が良い一方で、カバー部材が金属製であるためにデザイン性が良く、更にコア部材とカバー部材との間に水の通流を許容する排水用隙間が設けられていることにより、水が滞留しにくくなりコア部材とカバー部材との露出境界部で腐食が発生することが効果的に防止される。
前記排水用隙間は、鉛直方向上方または鉛直方向斜め上方に向けて開口する上方開口部と、鉛直方向下方または鉛直方向斜め下方に向けて開口する下方開口部と、を有していることが好ましい。
この場合、上方開口部から排水用隙間へと水が円滑に導入され、また、排水用隙間から下方開口部へと水が円滑に排出される。これにより、コア部材とカバー部材との露出境界部で腐食が発生することが、より効果的に防止される。
また、この場合、前記排水用隙間は、前記上方開口部から前記下方開口部に向けて下降していることが更に好ましい。
この態様によれば、排水用隙間内で水が円滑に通流するため、コア部材とカバー部材との露出境界部で腐食が発生することが更に効果的に防止される。
また、この場合、前記コア部材は、鉛直方向下方側に面するコア下面部を有しており、前記カバー部材は、前記コア部材の前記コア下面部を覆うカバー下面部を有しており、前記コア下面部と前記カバー下面部との間に、前記排水用隙間の一部が形成されており、前記カバー下面部の前記コア下面部側の面は、前記下方開口部に向けて下降する傾斜面となっていることが好ましい。
この態様によれば、カバー下面部のコア下面部側の面が傾斜面であることにより、当該箇所に水が溜まってしまうことが効果的に防止され、結果的にコア部材とカバー部材との露出境界部で腐食が発生することが更に効果的に防止される。
この場合、更に、前記押しボタン機構が操作者によって押圧操作される度毎に、前記開閉機構が流路を閉鎖する止水状態と、前記開閉機構が流路を開放する吐水状態と、の間での切り替えが行われるようになっており、前記吐水状態では、前記コア部材及び前記カバー部材は、前記止水状態での前記コア部材及び前記カバー部材の位置姿勢とは異なる位置姿勢を取るようになっており、前記カバー下面部の前記コア下面部側の面の傾斜は、前記止水状態におけるよりも、前記吐水状態における方が、大きくなるようになっていることが好ましい。
この態様によれば、水が吐水される吐水状態においてカバー下面部のコア下面部側の面の傾斜が大きくなるため、当該吐水状態において当該箇所に水が溜まってしまうことがより一層効果的に防止され、結果的にコア部材とカバー部材との露出境界部で腐食が発生することがより一層効果的に防止される。
また、本発明は、吐水口と、給水源からの水を前記吐水口に導く流路と、前記流路の開閉を制御する開閉機構と、前記開閉機構を作動させる押しボタン機構と、を備え、前記押しボタン機構は、固定部材と、前記固定部材に対して摺動する樹脂製のコア部材と、前記コア部材を覆うように配置された金属製のカバー部材と、を有しており、前記コア部材と前記カバー部材との間には、外部から侵入した水の通流を許容する排水用隙間が設けられており、前記排水用隙間は、鉛直方向上方または鉛直方向斜め上方に向けて開口する上方開口部と、鉛直方向下方または鉛直方向斜め下方に向けて開口する下方開口部と、を有しており、前記排水用隙間は、前記上方開口部から前記下方開口部に向けて下降しており、前記コア部材は、鉛直方向上方側に面するコア上面部を有しており、前記カバー部材は、前記コア部材の前記コア上面部を覆うカバー上面部を有しており、前記コア上面部と前記カバー上面部との間に、前記排水用隙間の一部が形成されており、前記コア上面部の前記カバー上面部側の面は、前記上方開口部に向けて上昇する傾斜面となっていることを特徴とする水栓装置である
この場合、コア上面部のカバー上面部側の面が傾斜面であることにより、当該箇所に水が溜まってしまうことが効果的に防止され、結果的にコア部材とカバー部材との露出境界部で腐食が発生することが更に効果的に防止される。
また、この場合、更に、前記上方開口部を覆う保護部材が設けられていることが好ましい。
この態様によれば、保護部材によって上方開口部が覆われているため、上方開口部に到達する水量を低減することができ、結果的にコア部材とカバー部材との露出境界部で腐食が発生することが効果的に防止される。
また、前記コア部材は、前方側に面するコア前面部を更に有しており、前記コア下面部と前記コア前面部とは、滑らかな曲面で接続されていることが好ましい。
この態様によれば、当該滑らかな曲面に沿って水が円滑に案内されるため、結果的にコア部材とカバー部材との露出境界部で腐食が発生することが効果的に防止される。
本発明によれば、固定部材に対して摺動するコア部材が樹脂製であるために摺動性が良い一方で、カバー部材が金属製であるためにデザイン性が良く、更にコア部材とカバー部材との間に水の通流を許容する排水用隙間が設けられていることにより、コア部材とカバー部材との露出境界部で腐食が発生することが効果的に防止される。
本発明の一実施形態による水栓装置の斜視図である。 図1の水栓装置の要部の正面図である。 図2のIII-III線矢視図である。 図1の押しボタン機構の拡大斜視図である。 図4の押しボタン機構の分解図である。 図4の押しボタン機構の固定ネジを含む部分での縦断面図である。 図4の押しボタン機構の固定ネジを含まない部分での縦断面図である。 特許文献1によるボタンユニットの斜視図である。 図8のボタンユニットの分解図である。 図8のボタンユニットの縦断面図である。 吐水状態における図8のボタンユニットの縦断面図である。
次に、添付図面を参照して、本発明の一実施形態による水栓装置について説明する。
図1乃至図3は、本発明の一実施形態による水栓装置1の概略図である。図1は、水栓装置1の斜視図であり、図2は、水栓装置1の要部の正面図であり、図3は、図2のIII-III線矢視図である。
図1に示すように、水栓装置1は、全体として薄型のカウンター形状に構成されており、カバー2の上面は平坦に形成されていて、様々な物を置くことができる。そして、水栓装置1の前面側に、カラン吐水/止水/シャワー吐水の切替操作ハンドル30、温度調節用の温調ハンドル32、流量調節用の流調ハンドル33、が設けられている。更に水栓装置1の前面側に、カラン用の押しボタン機構10a(吐水/止水を切り替える)と、シャワー用の押しボタン機構10b(吐水/止水を切り替える)と、が設けられている。すなわち、本実施形態の水栓装置1は、薄型のタッチ水栓装置を含んでいて、押しボタン機構10a、10bの押圧方向は前後方向である。
また、図2及び図3に示すように、水栓装置1は、カラン用吐水口41と、シャワー用吐水口42と、給水源からの水を各吐水口41、42に導く流路40a、40bと、流路40a、40bの開閉を制御する開閉機構9a、9bと、を備えている。押しボタン機構10a、10bは、開閉機構9a、9bをそれぞれ作動させるように構成乃至配置されている。シャワー用吐水口42は、シャワーホース43を介してシャワーヘッド44に接続されている(図1参照)。
続いて、図4は、押しボタン機構10a、10bの拡大斜視図であり、図5は、押しボタン機構10a、10bの分解図であり、図6は、押しボタン機構10aの固定ネジ19aを含む部分での縦断面図であり、図7は、押しボタン機構10aの固定ネジ19aを含まない部分での縦断面図である。
図4乃至図7に示すように、押しボタン機構10a、10bは、共通の固定部材14と、固定部材14の回動軸13に対して摺動回転する樹脂製のコア部材12a、12bと、コア部材12a、12bをそれぞれ覆うように配置された金属製のカバー部材11a、11bと、を有している。金属製のカバー部材11a、11は、水栓装置1の意匠性を高めている。
カラン用の押しボタン機構10aとシャワー用の押しボタン機構10bとは、互いに略同一の構造を有している。図6に示すように、コア部材12aとカバー部材11aとは固定ネジ19aで固定されており、同様に、コア部材12bとカバー部材11bとは固定ネジ19bで固定されている。
特に図7に示すように、コア部材12a、12bとカバー部材11a、11bとの間には、水の通流を許容する排水用隙間20が設けられている。本実施形態の排水用隙間20は、水の表面張力を発生させない程度の空間であって、鉛直方向向斜め上方(鉛直方向上方でもよい)に向けて開口する上方開口部21と、鉛直方向下方(鉛直方向斜め下方でもよい)に向けて開口する下方開口部22と、を有している。そして、本実施形態の排水用隙間20は、上方開口部21から下方開口部22に向けて下降している。
より詳細には、図7に示すように、コア部材12a、12bは、鉛直方向下方側に面するコア下面部12dを有しており、カバー部材11a、11bは、コア部材12a、12bのコア下面部12dを覆うカバー下面部11dを有しており、コア下面部12dとカバー下面部11dとの間に、排水用隙間20の一部が形成されている。そして、カバー下面部12dのコア下面部12d側の面は、下方開口部22に向けて下降する傾斜面となっている。
また、図7に示すように、コア部材12a、12bは、鉛直方向上方側に面するコア上面部12uを有しており、カバー部材11a、11bは、コア部材12a、12bのコア上面部12uを覆うカバー上面部11uを有しており、コア上面部12uとカバー上面部11uとの間に、排水用隙間20の一部が形成されている。そして、コア上面部12uのカバー上面部11u側の面は、上方開口部21に向けて上昇する傾斜面となっている。
更に、図7に示すように、コア部材12a、12bは、前方側に面するコア前面部12fを有しており、コア下面部12dとコア前面部12fとは滑らかな曲面(側面視で円弧状)で接続されている(固定ネジ19a、19bによる固定部位を除く(図6参照))。
また、コア部材12a、12bの背面には、突起部9pが設けられている。コア部材12a、12bの回動に従って、当該突起部9pが、開閉機構9a、9bの押圧部を押圧するようになっている。開閉機構9a、9bは、対応する押圧部が押圧される度に、止水状態と吐水状態との切り替えを行うようになっている。また、吐水状態においては、開閉機構9a、9bのバネの作用によって、押しボタン機構10a、10bが前方側に持ち上げられるようになっている(図7の破線状態)。すなわち、吐水状態では、コア部材12a、12b及びカバー部材11a、11bは、止水状態での当該コア部材12a、12b及び当該カバー部材11a、11bの位置姿勢とは異なる位置姿勢を取るようになっている。そして、図7に示すように、カバー下面部11dのコア下面部12d側の面の傾斜が、止水状態におけるよりも、吐水状態における方が、大きくなるようになっている。
また、本実施形態では、図1に示すように、カバー2の前面側上端縁2fが、上方開口部21を覆うように前方に張り出している。すなわち、カバー2の前面側上端縁2fが、上方開口部21を覆う保護部材として機能するようになっている。
その他、図8乃至図11を用いて説明した従来技術と略同様に、図5乃至図7に示すように、押しボタン機構10a、10bの回動速度を減速させるロータリーダンパ16a、16bが、固定部材14の側壁内部に設置されている。ロータリーダンパ16a、16bの外側には、キャップ15a、15bが設けられ、外部から異物が入らないようになっている。また、コア部材12a、12bの下部には、ギヤ歯18a、18bが設けられていて、ロータリーダンパ16a、16bと係合している。
以上のような本実施形態によれば、固定部材14の回動軸13に対して摺動するコア部材12a、12bが樹脂製であるために摺動性が良い一方で、カバー部材11a、11bが金属製であるためにデザイン性が良い。そして、コア部材12a、12bとカバー部材11a、11bとの間に水の通流を許容する排水用隙間20が設けられていることにより、コア部材12a、12bとカバー部材11a、11bとの露出境界部で錆が発生することが効果的に防止される。
また、本実施形態によれば、鉛直方向斜め上方に向けて開口する上方開口部21から排水用隙間20へと水が円滑に導入され、また、排水用隙間20から鉛直方向下方に向けて開口する下方開口部22へと水が円滑に排出される。これにより、コア部材12a、12bとカバー部材11a、11bとの露出境界部で錆が発生することが、より効果的に防止される。
また、本実施形態によれば、排水用隙間20が上方開口部21から下方開口部22に向けて連続的に下降しているため、排水用隙間20内で水が円滑に通流し、コア部材12a、12bとカバー部材11a、11bとの露出境界部で錆が発生することが更に効果的に防止される。
また、本実施形態によれば、カバー下面部11dのコア下面部12d側の面が下方開口部22に向けて下降する傾斜面となっていることにより、当該箇所に水が溜まってしまうことが効果的に防止され、結果的にコア部材12a、12bとカバー部材11a、11bとの露出境界部で錆が発生することが更に効果的に防止される。
更に、本実施形態によれば、水が吐水される吐水状態においてカバー下面部12dのコア下面部12d側の面の傾斜が大きくなるため、当該吐水状態において当該箇所に水が溜まってしまうことがより一層効果的に防止され、結果的にコア部材12a、12bとカバー部材11a、11bとの露出境界部で錆が発生することがより一層効果的に防止される。
また、本実施形態によれば、コア上面部12uのカバー上面部11u側の面が上方開口部21に向けて上昇する傾斜面となっていることにより、当該箇所に水が溜まってしまうことが効果的に防止され、結果的にコア部材12a、12bとカバー部材11a、11bとの露出境界部で錆が発生することが更に効果的に防止される。
また、本実施形態によれば、上方開口部21がカバー2の前面側上端縁2fで覆われているため、上方開口部21に到達する水量を低減することができ、結果的にコア部材12a、12bとカバー部材11a、11bとの露出境界部で錆が発生することが効果的に防止される。
また、本実施形態によれば、コア下面部12dとコア前面部12fとが滑らかな曲面で接続されており、当該滑らかな曲面に沿って水が円滑に案内されるため、結果的にコア部材12a、12bとカバー部材11a、11bとの露出境界部で錆が発生することが効果的に防止される。
1 水栓装置
2 カバー
2f カバー前面側上端縁
9a 開閉機構(カラン用)
9b 開閉機構(シャワー用)
9p 突起部
10a 押しボタン機構(カラン用)
10b 押しボタン機構(シャワー用)
11a カバー部材(カラン用)
11b カバー部材(シャワー用)
11d カバー下面部
11u カバー上面部
12a コア部材(カラン用)
12b コア部材(シャワー用)
12d コア下面部
12u コア上面部
12f コア前面部
13 回動軸
14 固定部材
15a、15b キャップ
16a、16b ロータリーダンパ
18a、18b ギヤ歯
19a、19b 固定ネジ
20 排水用隙間
21 上方開口部
22 下方開口部
31 カラン吐水/止水/シャワー吐水の切替操作ハンドル
32 温調ハンドル
33 流調ハンドル33
40a、40b 流路
41 カラン用吐水口
42 シャワー用吐水口
43 シャワーホース
44 シャワーヘッド

Claims (8)

  1. 吐水口と、
    給水源からの水を前記吐水口に導く流路と、
    前記流路の開閉を制御する開閉機構と、
    前記開閉機構を作動させる押しボタン機構と、
    を備え、
    前記押しボタン機構は、回転軸を有する固定部材と、前記回転軸に対して摺動回転する樹脂製のコア部材と、前記コア部材を覆うように前記コア部材に固定された金属製のカバー部材と、を有しており、
    前記コア部材と前記カバー部材との間には、外部から侵入した水の通流を許容する排水用隙間が設けられている
    ことを特徴とする水栓装置。
  2. 前記排水用隙間は、
    鉛直方向上方または鉛直方向斜め上方に向けて開口する上方開口部と、
    鉛直方向下方または鉛直方向斜め下方に向けて開口する下方開口部と、
    を有していることを特徴とする請求項1に記載の水栓装置。
  3. 前記排水用隙間は、前記上方開口部から前記下方開口部に向けて下降している
    ことを特徴とする請求項2に記載の水栓装置。
  4. 前記コア部材は、鉛直方向下方側に面するコア下面部を有しており、
    前記カバー部材は、前記コア部材の前記コア下面部を覆うカバー下面部を有しており、
    前記コア下面部と前記カバー下面部との間に、前記排水用隙間の一部が形成されており、
    前記カバー下面部の前記コア下面部側の面は、前記下方開口部に向けて下降する傾斜面となっている
    ことを特徴とする請求項3に記載の水栓装置。
  5. 前記押しボタン機構が操作者によって押圧操作される度に、前記開閉機構が流路を閉鎖する止水状態と、前記開閉機構が流路を開放する吐水状態と、の間での切り替えが行われるようになっており、
    前記吐水状態では、前記コア部材及び前記カバー部材は、前記止水状態での前記コア部材及び前記カバー部材の位置姿勢とは異なる位置姿勢を取るようになっており、
    前記カバー下面部の前記コア下面部側の面の傾斜は、前記止水状態におけるよりも、前記吐水状態における方が、大きくなるようになっている
    ことを特徴とする請求項4に記載の水栓装置。
  6. 吐水口と、
    給水源からの水を前記吐水口に導く流路と、
    前記流路の開閉を制御する開閉機構と、
    前記開閉機構を作動させる押しボタン機構と、
    を備え、
    前記押しボタン機構は、固定部材と、前記固定部材に対して摺動する樹脂製のコア部材と、前記コア部材を覆うように配置された金属製のカバー部材と、を有しており、
    前記コア部材と前記カバー部材との間には、外部から侵入した水の通流を許容する排水用隙間が設けられており、
    前記排水用隙間は、
    鉛直方向上方または鉛直方向斜め上方に向けて開口する上方開口部と、
    鉛直方向下方または鉛直方向斜め下方に向けて開口する下方開口部と、
    を有しており、
    前記排水用隙間は、前記上方開口部から前記下方開口部に向けて下降しており、
    前記コア部材は、鉛直方向上方側に面するコア上面部を有しており、
    前記カバー部材は、前記コア部材の前記コア上面部を覆うカバー上面部を有しており、
    前記コア上面部と前記カバー上面部との間に、前記排水用隙間の一部が形成されており、
    前記コア上面部の前記カバー上面部側の面は、前記上方開口部に向けて上昇する傾斜面となっている
    ことを特徴とする水栓装置
  7. 前記上方開口部を覆う保護部材
    を更に備えたことを特徴とする請求項6に記載の水栓装置。
  8. 前記コア部材は、前方側に面するコア前面部を更に有しており、
    前記コア下面部と前記コア前面部とは、滑らかな曲面で接続されている
    ことを特徴とする請求項に記載の水栓装置。
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