JP7013929B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
例えば、文書情報をオブジェクトに対応付けるチャットシステムとして、特許文献1には、視覚情報として表示されて文字情報を交わす際の話題となるオブジェクトを記憶しておくオブジェクト記憶部を有し、オブジェクトをチャット装置に向けて配信するオブジェクトサーバを備え、チャット装置は、オブジェクトサーバからオブジェクトの配信を受けてオブジェクトをチャット装置の表示部に表示した上で文書情報を交わすものであって、オブジェクトサーバは、チャット装置で交わされた文書情報を、配信したオブジェクトに対応づけて記憶するチャットシステムが開示されている。
例えばチャットのようにメッセージを表示する場合に、画像を含む一のメッセージと他のメッセージとを対応付けることがある。ここで、操作者が、一のメッセージに含まれる画像の元となる元画像の内容を確認して、他のメッセージの文字列を入力する場合には、元画像が表示されていないと文字列を入力しづらい。
本発明は、画像を含む一のメッセージと他のメッセージとを対応付ける場合に、画像の元となる元画像が表示されていない状態で他のメッセージの文字列を入力する構成と比較して、操作者が他のメッセージの文字列を入力し易くすることを目的とする。
本発明は、画像を含む一のメッセージと他のメッセージとを対応付ける場合に、画像の元となる元画像が表示されていない状態で他のメッセージの文字列を入力する構成と比較して、操作者が他のメッセージの文字列を入力し易くすることを目的とする。
請求項1に記載の発明は、メッセージを表示する表示手段と、画像を含む一のメッセージと、当該画像から当該画像の元となる元画像を前記表示手段に表示した状態で入力された文字列を含む他のメッセージとを対応付ける対応付け手段とを備える情報処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記他のメッセージにおいて、前記文字列と前記元画像に対応付けられた前記画像とを前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記表示手段に表示される場合の前記一のメッセージと前記他のメッセージとの位置関係により、当該他のメッセージにおける前記画像の表示態様を制御することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記表示手段に表示される場合の前記一のメッセージと前記他のメッセージとの間の距離により、当該他のメッセージにおける前記画像の表示態様を制御することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記一のメッセージと前記他のメッセージとの間に存在する別のメッセージの数により、当該他のメッセージにおける前記画像の表示態様を制御することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記一のメッセージに対応付けられたメッセージの数により、前記他のメッセージにおける前記画像の表示態様を制御することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記画像を含むメッセージに対して操作が行われた回数により、前記他のメッセージにおける当該画像の表示態様を制御することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記画像を含むメッセージに対して当該画像から前記元画像を表示する操作が行われた回数により、前記他のメッセージにおける当該画像の表示態様を制御することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置である。
請求項9に記載の発明は、前記対応付け手段は、複数のメッセージに対して前記画像から前記元画像を表示する操作が行われた場合、当該複数のメッセージでの操作回数により、前記他のメッセージにおける当該画像の表示態様を制御することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置である。
請求項10に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記他のメッセージに含まれる前記文字列により、当該他のメッセージにおける前記画像の表示態様を制御することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項11に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記他のメッセージに含まれる前記文字列により、当該他のメッセージに含まれる前記一のメッセージの文字列と前記画像との表示の比率を変更することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置である。
請求項12に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記文字列が前記画像に対する返信の場合、当該文字列が当該画像に対する返信でない場合と比較して、前記他のメッセージに含まれる当該画像を大きく表示するように制御することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置である。
請求項13に記載の発明は、前記他のメッセージは、前記一のメッセージの前記画像とは異なる画像であって、前記元画像の一部又は全部である他の画像を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項14に記載の発明は、前記他の画像は、前記一のメッセージに含まれる前記画像から表示された前記元画像において、操作者が指定した範囲の画像であることを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置である。
請求項15に記載の発明は、前記他の画像は、前記一のメッセージに含まれる前記画像の前記元画像に対応付けられていることを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置である。
請求項16に記載の発明は、コンピュータに、メッセージを表示部に表示するためのデータを出力する機能と、画像を含む一のメッセージと、当該画像から当該画像の元となる元画像を前記表示部に表示した状態で入力された文字列を含む他のメッセージとを対応付ける機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項2に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記他のメッセージにおいて、前記文字列と前記元画像に対応付けられた前記画像とを前記表示手段に表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記表示手段に表示される場合の前記一のメッセージと前記他のメッセージとの位置関係により、当該他のメッセージにおける前記画像の表示態様を制御することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記表示手段に表示される場合の前記一のメッセージと前記他のメッセージとの間の距離により、当該他のメッセージにおける前記画像の表示態様を制御することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記一のメッセージと前記他のメッセージとの間に存在する別のメッセージの数により、当該他のメッセージにおける前記画像の表示態様を制御することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記一のメッセージに対応付けられたメッセージの数により、前記他のメッセージにおける前記画像の表示態様を制御することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記画像を含むメッセージに対して操作が行われた回数により、前記他のメッセージにおける当該画像の表示態様を制御することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記画像を含むメッセージに対して当該画像から前記元画像を表示する操作が行われた回数により、前記他のメッセージにおける当該画像の表示態様を制御することを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置である。
請求項9に記載の発明は、前記対応付け手段は、複数のメッセージに対して前記画像から前記元画像を表示する操作が行われた場合、当該複数のメッセージでの操作回数により、前記他のメッセージにおける当該画像の表示態様を制御することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置である。
請求項10に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記他のメッセージに含まれる前記文字列により、当該他のメッセージにおける前記画像の表示態様を制御することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置である。
請求項11に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記他のメッセージに含まれる前記文字列により、当該他のメッセージに含まれる前記一のメッセージの文字列と前記画像との表示の比率を変更することを特徴とする請求項10に記載の情報処理装置である。
請求項12に記載の発明は、前記対応付け手段は、前記文字列が前記画像に対する返信の場合、当該文字列が当該画像に対する返信でない場合と比較して、前記他のメッセージに含まれる当該画像を大きく表示するように制御することを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置である。
請求項13に記載の発明は、前記他のメッセージは、前記一のメッセージの前記画像とは異なる画像であって、前記元画像の一部又は全部である他の画像を含むことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置である。
請求項14に記載の発明は、前記他の画像は、前記一のメッセージに含まれる前記画像から表示された前記元画像において、操作者が指定した範囲の画像であることを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置である。
請求項15に記載の発明は、前記他の画像は、前記一のメッセージに含まれる前記画像の前記元画像に対応付けられていることを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置である。
請求項16に記載の発明は、コンピュータに、メッセージを表示部に表示するためのデータを出力する機能と、画像を含む一のメッセージと、当該画像から当該画像の元となる元画像を前記表示部に表示した状態で入力された文字列を含む他のメッセージとを対応付ける機能とを実現させるためのプログラムである。
請求項1記載の発明によれば、画像を含む一のメッセージと他のメッセージとを対応付ける場合に、画像の元となる元画像が表示されていない状態で他のメッセージの文字列を入力する構成と比較して、操作者が他のメッセージの文字列を入力し易くなる。
請求項2記載の発明によれば、操作者が、他のメッセージにおいて、一のメッセージの内容を確認することができる。
請求項3記載の発明によれば、他のメッセージにおいて一のメッセージの画像を表示する場合に、一のメッセージと他のメッセージとの位置関係を考慮することができる。
請求項4記載の発明によれば、他のメッセージにおいて一のメッセージの画像を表示する場合に、一のメッセージと他のメッセージとの間の距離を考慮することができる。
請求項5記載の発明によれば、他のメッセージにおいて一のメッセージの画像を表示する場合に、一のメッセージと他のメッセージとの間のメッセージの数を考慮することができる。
請求項6記載の発明によれば、他のメッセージにおいて一のメッセージの画像を表示する場合に、一のメッセージに対応付けられたメッセージの数を考慮することができる。
請求項7記載の発明によれば、他のメッセージにおいて一のメッセージの画像を表示する場合に、当該画像を含むメッセージに対して操作が行われた回数を考慮することができる。
請求項8記載の発明によれば、他のメッセージにおいて一のメッセージの画像を表示する場合に、当該画像から元画像が表示された回数を考慮することができる。
請求項9記載の発明によれば、他のメッセージにおいて一のメッセージの画像を表示する場合に、複数のメッセージについて、当該画像から元画像が表示された回数を考慮することができる。
請求項10記載の発明によれば、他のメッセージにおいて一のメッセージの画像を表示する場合に、他のメッセージの文字列の内容を考慮することができる。
請求項11記載の発明によれば、他のメッセージにおいて一のメッセージの内容を表示する場合に、他のメッセージの文字列の内容から不要と判断される部分の表示の比率を低くすることができる。
請求項12記載の発明によれば、他のメッセージに含まれる文字列が画像に対する返信の場合に、当該画像の内容が把握し易くなる。
請求項13記載の発明によれば、他のメッセージにおいて、一のメッセージに含まれる画像の元画像の一部又は全部を含めることができる。
請求項14記載の発明によれば、一のメッセージに含まれる画像から表示された元画像に対して操作者が指定した部分の画像を他のメッセージに含めることができる。
請求項15記載の発明によれば、一のメッセージに含まれる画像と他のメッセージに含まれる画像とのそれぞれに対して元画像を用意することが不要になる。
請求項16記載の発明によれば、画像を含む一のメッセージと他のメッセージとを対応付ける場合に、画像の元となる元画像が表示されていない状態で他のメッセージの文字列を入力する構成と比較して、操作者が他のメッセージの文字列を入力し易くする機能を、コンピュータにより実現できる。
請求項2記載の発明によれば、操作者が、他のメッセージにおいて、一のメッセージの内容を確認することができる。
請求項3記載の発明によれば、他のメッセージにおいて一のメッセージの画像を表示する場合に、一のメッセージと他のメッセージとの位置関係を考慮することができる。
請求項4記載の発明によれば、他のメッセージにおいて一のメッセージの画像を表示する場合に、一のメッセージと他のメッセージとの間の距離を考慮することができる。
請求項5記載の発明によれば、他のメッセージにおいて一のメッセージの画像を表示する場合に、一のメッセージと他のメッセージとの間のメッセージの数を考慮することができる。
請求項6記載の発明によれば、他のメッセージにおいて一のメッセージの画像を表示する場合に、一のメッセージに対応付けられたメッセージの数を考慮することができる。
請求項7記載の発明によれば、他のメッセージにおいて一のメッセージの画像を表示する場合に、当該画像を含むメッセージに対して操作が行われた回数を考慮することができる。
請求項8記載の発明によれば、他のメッセージにおいて一のメッセージの画像を表示する場合に、当該画像から元画像が表示された回数を考慮することができる。
請求項9記載の発明によれば、他のメッセージにおいて一のメッセージの画像を表示する場合に、複数のメッセージについて、当該画像から元画像が表示された回数を考慮することができる。
請求項10記載の発明によれば、他のメッセージにおいて一のメッセージの画像を表示する場合に、他のメッセージの文字列の内容を考慮することができる。
請求項11記載の発明によれば、他のメッセージにおいて一のメッセージの内容を表示する場合に、他のメッセージの文字列の内容から不要と判断される部分の表示の比率を低くすることができる。
請求項12記載の発明によれば、他のメッセージに含まれる文字列が画像に対する返信の場合に、当該画像の内容が把握し易くなる。
請求項13記載の発明によれば、他のメッセージにおいて、一のメッセージに含まれる画像の元画像の一部又は全部を含めることができる。
請求項14記載の発明によれば、一のメッセージに含まれる画像から表示された元画像に対して操作者が指定した部分の画像を他のメッセージに含めることができる。
請求項15記載の発明によれば、一のメッセージに含まれる画像と他のメッセージに含まれる画像とのそれぞれに対して元画像を用意することが不要になる。
請求項16記載の発明によれば、画像を含む一のメッセージと他のメッセージとを対応付ける場合に、画像の元となる元画像が表示されていない状態で他のメッセージの文字列を入力する構成と比較して、操作者が他のメッセージの文字列を入力し易くする機能を、コンピュータにより実現できる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<電子チャットシステムの全体構成>
まず、本実施の形態に係る電子チャットシステム1の全体構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る電子チャットシステム1の全体構成例を示した図である。図示するように、電子チャットシステム1は、サーバ装置100と操作端末200A~200Cとを備える。サーバ装置100及び操作端末200A~200Cは、ネットワーク300に接続される。
まず、本実施の形態に係る電子チャットシステム1の全体構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る電子チャットシステム1の全体構成例を示した図である。図示するように、電子チャットシステム1は、サーバ装置100と操作端末200A~200Cとを備える。サーバ装置100及び操作端末200A~200Cは、ネットワーク300に接続される。
なお、図1には、操作端末200A~200Cを示したが、これらを区別する必要がない場合には、単に操作端末200と称する。また、図1に示す例では、3つの操作端末200を示したが、操作端末200の台数は図示の3つには限定されない。
サーバ装置100は、複数の操作端末200間でメッセージのやり取りを行うための電子チャットのシステムを提供するコンピュータ装置である。サーバ装置100としては、例えば、PC、ワークステーション等が例示される。サーバ装置100は、操作端末200からメッセージを受信すると、受信したメッセージを保存する。そして、サーバ装置100は、受信したメッセージを、電子チャットシステム1に参加している操作端末200(操作端末200A~200C)に送信する。
情報処理装置の一例としての操作端末200は、操作者が操作するものとして設けられたコンピュータ装置であり、例えば、PC(Personal Computer)、携帯情報端末等が例示される。操作端末200は、電子チャットシステム1でやり取りされたメッセージを時系列で並べた画面(以下、チャット画面と称する)を表示する。
より具体的には、操作端末200は、操作者の操作により、電子チャットシステム1に参加している操作端末200に対するメッセージを作成し、作成したメッセージをサーバ装置100に送信する。また、操作端末200は、サーバ装置100に送信したメッセージを新しいメッセージとしてチャット画面に追加して表示する。さらに、操作端末200は、サーバ装置100からメッセージを受信した場合には、受信したメッセージを新しいメッセージとしてチャット画面に追加して表示する。
ネットワーク300は、操作端末200とサーバ装置100との間の情報通信に用いられる通信手段であり、例えば、インターネットや公衆回線、LAN(Local Area Network)である。
このように構成される電子チャットシステム1において、操作端末200は、例えば、一のメッセージに対する返信を行う場合に、一のメッセージと一のメッセージに対する返信である他のメッセージとを対応付ける(リンクさせる)処理を行う。さらに、一のメッセージに画像が含まれる場合には、当該画像に対応付けられた画像であって当該画像の元となる元画像を表示した状態で、文字列の入力を受け付ける。そして、入力された文字列を含む他のメッセージと一のメッセージとを対応付ける処理を行う。
なお、元画像とは、オリジナルの画像である。メッセージに含まれる一の画像が他の画像の一部である場合、他の画像(即ち全体の画像)が元画像である。ただし、例えばメッセージに含まれる画像が全体の画像である場合など、メッセージに含まれる画像と元画像とが一致する場合もある。
<操作端末のハードウェア構成>
次に、本実施の形態に係る操作端末200のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施の形態に係る操作端末200のハードウェア構成例を示す図である。
次に、本実施の形態に係る操作端末200のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施の形態に係る操作端末200のハードウェア構成例を示す図である。
図示するように、操作端末200は、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)201と、記憶手段であるメインメモリ202及び磁気ディスク装置203とを備える。CPU201は、OS(Operating System)やアプリケーション等の各種プログラムを実行する。メインメモリ202は、各種プログラムやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域である。また、磁気ディスク装置203は、各種プログラムや、各種プログラムに対する入力データ、各種プログラムからの出力データ等を記憶する記憶領域である。そして、CPU201は、磁気ディスク装置203等に記憶された各種プログラムをメインメモリ202にロードして実行することにより、操作端末200における各機能を実現する。
さらに、操作端末200は、外部との通信を行うための通信インタフェース(通信I/F)204と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構205と、キーボードやマウス、タッチパネル等の入力デバイス206とを備える。本実施の形態では、表示手段、表示部の一例として、表示機構205が用いられる。
なお、サーバ装置100のハードウェア構成についても、一例として、図2に示すハードウェア構成と同様のものを用いることができる。
<操作端末の機能構成>
次に、本実施の形態に係る操作端末200の機能構成について説明する。図3は、本実施の形態に係る操作端末200の機能構成例を示したブロック図である。本実施の形態に係る操作端末200は、操作受付部211と、表示制御部212と、対応付け部213と、メッセージ送受信部214とを備える。
次に、本実施の形態に係る操作端末200の機能構成について説明する。図3は、本実施の形態に係る操作端末200の機能構成例を示したブロック図である。本実施の形態に係る操作端末200は、操作受付部211と、表示制御部212と、対応付け部213と、メッセージ送受信部214とを備える。
操作受付部211は、マウスやタッチパネル等による操作者の操作を受け付ける。
より具体的には、操作受付部211は、例えば、メッセージとして送信する文字列を入力する操作や、文字列や画像(画像データ)を含むメッセージをサーバ装置100へ送信する操作を受け付ける。
より具体的には、操作受付部211は、例えば、メッセージとして送信する文字列を入力する操作や、文字列や画像(画像データ)を含むメッセージをサーバ装置100へ送信する操作を受け付ける。
また、操作受付部211は、例えば、チャット画面の一のメッセージに含まれる画像から当該画像に対応する元画像を表示する操作を受け付ける。ここで、操作受付部211は、元画像を表示する操作が行われて元画像が表示されると、元画像が表示された状態で、一のメッセージに対する返信として文字列を入力する操作や、入力した文字列を含む他のメッセージをサーバ装置100へ送信する操作を受け付ける。
対応付け手段の一例としての表示制御部212は、表示機構205のディスプレイにメッセージや画像、チャット画面等を表示させるためのデータを出力し、ディスプレイの表示を制御する。また、表示制御部212は、チャット画面のメッセージに含まれる画像から当該画像に対応する元画像を表示する操作が行われると、元画像を表示する。
対応付け手段の一例としての対応付け部213は、チャット画面の一のメッセージと他のメッセージとを対応付ける処理を行う。より具体的には、対応付け部213は、例えば、一のメッセージに対する返信が行われる場合に、一のメッセージと一のメッセージに対する返信である他のメッセージとが対応する(リンクする)ことを示す情報(以下、リンク情報と称する)を生成する。言い換えると、リンク情報は、例えば、他のメッセージが一のメッセージに対する返信であることを示す情報である。
また、対応付け部213は、チャット画面の一のメッセージに画像が含まれる場合には、当該画像から元画像が表示された状態で入力された文字列を含む他のメッセージと、一のメッセージとを対応付ける処理を行う。
また、対応付け部213は、チャット画面の一のメッセージに画像が含まれる場合には、当該画像から元画像が表示された状態で入力された文字列を含む他のメッセージと、一のメッセージとを対応付ける処理を行う。
メッセージ送受信部214は、サーバ装置100に対してメッセージを送信したり、サーバ装置100からメッセージを受信したりする。ここで、メッセージ送受信部214は、チャット画面の一のメッセージに対する返信のメッセージ(返信メッセージ)を送信する場合、返信メッセージにリンク情報を付与してサーバ装置100に送信する。また、メッセージ送受信部214は、サーバ装置100から受信したメッセージが一のメッセージに対する返信メッセージである場合には、一のメッセージとともに一のメッセージに付与されたリンク情報を受信する。
そして、操作端末200の各機能部は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。具体的には、操作端末200を図2に示したハードウェア構成にて実現した場合、例えば、磁気ディスク装置203等に格納されているOSのプログラムやアプリケーション・プログラムが、メインメモリ202に読み込まれてCPU201に実行されることにより、操作受付部211、表示制御部212、対応付け部213、メッセージ送受信部214等の各機能部が実現される。
<サーバ装置100の機能構成>
次に、本実施の形態に係るサーバ装置100の機能構成について説明する。図4は、本実施の形態に係るサーバ装置100の機能構成例を示したブロック図である。本実施の形態に係るサーバ装置100は、メッセージ配信部111と、メッセージ保存部112と、リンク情報保存部113とを備える。
次に、本実施の形態に係るサーバ装置100の機能構成について説明する。図4は、本実施の形態に係るサーバ装置100の機能構成例を示したブロック図である。本実施の形態に係るサーバ装置100は、メッセージ配信部111と、メッセージ保存部112と、リンク情報保存部113とを備える。
メッセージ配信部111は、操作端末200からメッセージを受信すると、受信したメッセージをメッセージ保存部112に保存する。また、メッセージ配信部111は、受信したメッセージを、電子チャットシステム1に参加している操作端末200に送信する。ここで、操作端末200から受信したメッセージにリンク情報が付与されている場合、メッセージ配信部111は、リンク情報をリンク情報保存部113に保存し、メッセージをメッセージ保存部112に保存する。また、メッセージ配信部111は、リンク情報が付与されたメッセージを、電子チャットシステム1に参加している操作端末200に送信する。
メッセージ保存部112は、メッセージ配信部111が受信したメッセージを保存する。
リンク情報保存部113は、メッセージ配信部111が受信したリンク情報を保存する。リンク情報保存部113に保存されるリンク情報は、例えば、電子チャットシステム1でやり取りされたメッセージの分類や分析に用いることも可能である。
なお、サーバ装置100においても、操作端末200と同様に、例えば、磁気ディスク装置等に格納されているOSのプログラムやアプリケーション・プログラムが、メインメモリに読み込まれてCPUに実行されることにより、メッセージ配信部111等の機能部が実現される。また、メッセージ保存部112、リンク情報保存部113は、例えば、磁気ディスク装置等の記憶手段により実現される。
<リンク情報を生成する処理の手順>
次に、チャット画面の一のメッセージに画像が含まれる場合に、画像の元画像を表示してリンク情報を生成する処理について説明する。図5は、一のメッセージに画像が含まれる場合に、画像の元画像を表示してリンク情報を生成する処理の手順の一例を示したフローチャートである。
次に、チャット画面の一のメッセージに画像が含まれる場合に、画像の元画像を表示してリンク情報を生成する処理について説明する。図5は、一のメッセージに画像が含まれる場合に、画像の元画像を表示してリンク情報を生成する処理の手順の一例を示したフローチャートである。
まず、操作受付部211は、チャット画面の一のメッセージに含まれる画像を選択する操作を受け付ける(ステップ101)。この操作は、一のメッセージに含まれる画像から当該画像の元画像を表示する操作であり、例えば、一のメッセージに含まれる画像をクリックする操作である。次に、表示制御部212は、元画像を表示する(ステップ102)。
次に、表示制御部212は、操作受付部211にて一のメッセージに対して返信することを受け付けたか否かを判定する(ステップ103)。例えば、表示制御部212は、元画像を表示した画面上で、返信ボタンを表示する。そして、表示制御部212は、操作受付部211にて返信ボタンを選択する操作を受け付けたか否かを判定する。
ステップ103で否定の判断(NO)がされた場合、引き続きステップ103の判定処理が行われる。付言すると、ステップ103で否定の判断(NO)がされた場合、言い換えると、一のメッセージに対して返信することを受け付けるまでの間、表示制御部212は、操作者の操作に応じて、元画像を拡大して表示したり、縮小して表示したりする。また、元画像が複数ページのドキュメントである場合には、表示制御部212は、操作者の操作に応じて、元画像のページをめくって次のページを表示したり、前のページに戻って表示したりする。
一方、ステップ103で肯定の判断(YES)がされた場合、表示制御部212は、元画像が表示された画面上で、元画像の一部又は全部を指定可能な状態にする。ここで、操作者によって元画像の一部又は全部を指定する操作が行われることにより、一のメッセージに対する返信である他のメッセージに含める画像が指定される。また、表示制御部212は、元画像が表示された状態で、一のメッセージに対する返信用の文字列の入力を受け付ける領域(以下、返信用文字列領域と称する)を表示する(ステップ104)。
次に、対応付け部213は、操作受付部211にて一のメッセージに対する返信である他のメッセージを送信することを受け付けたか否かを判定する(ステップ105)。ここで、他のメッセージは、返信用文字列領域に入力された文字列と、操作者によって指定された画像(元画像の一部又は全部)とを含むメッセージである。なお、操作者は、他のメッセージに含まれる画像として、元画像とは関係ない別の画像を指定してもよい。
ステップ105で否定の判断(NO)がされた場合、引き続きステップ105の判定処理が行われる。付言すると、ステップ105で否定の判断(NO)がされた場合、言い換えると、他のメッセージを送信することを受け付けるまでの間、操作受付部211は、操作者の操作に応じて、元画像の一部又は全部の指定を受け付けたり、返信用文字列領域への文字列の入力を受け付けたりする。
一方、ステップ105で肯定の判断(YES)がされた場合、対応付け部213は、他のメッセージに含まれる画像として、一のメッセージの元画像の違う部分か、一のメッセージの元画像とは違う画像が指定されたか否かを判定する(ステップ106)。ただし、他のメッセージに、一のメッセージの元画像の同じ部分を含むように指定してもよい。
ステップ106で肯定の判断(YES)がされた場合、対応付け部213は、一のメッセージと、指定された画像を含む他のメッセージとを対応付けて、リンク情報を生成する(ステップ107)。次に、メッセージ送受信部214は、リンク情報を付与した他のメッセージをサーバ装置100に送信する(ステップ108)。そして、本処理フローは終了する。
一方、ステップ106で否定の判断(NO)がされた場合、対応付け部213は、一のメッセージと、画像を含まない他のメッセージとを対応付けて、リンク情報を生成する(ステップ109)。そして、ステップ108に移行する。
ここで、ステップ108において、メッセージ送受信部214は、他のメッセージの画像として指定された画像のデータだけでなく、画像の元画像のデータも合わせてサーバ装置100に送信する。付言すると、元画像のデータもサーバ装置100に送信することにより、サーバ装置100から各操作端末200へ元画像のデータも送信される。そして、各操作端末200にて元画像を表示することが可能になる。
ただし、他のメッセージに含まれる画像の元画像が、一のメッセージに含まれる画像の元画像と同じ場合には、すでに元画像のデータは一のメッセージにより各操作端末200に送信されている。そのため、他のメッセージの送信において、元画像のデータを送信せずに、他のメッセージの画像の情報(例えば、他のメッセージにおいて、元画像のどの部分を表示するかを示す情報)を送信してもよい。この場合、操作端末200では、例えば、リンク情報により他のメッセージから一のメッセージを特定し、一のメッセージに含まれる画像の元画像に対応付けて、他のメッセージに含まれる画像が表示される。
ただし、他のメッセージに含まれる画像の元画像が、一のメッセージに含まれる画像の元画像と同じ場合には、すでに元画像のデータは一のメッセージにより各操作端末200に送信されている。そのため、他のメッセージの送信において、元画像のデータを送信せずに、他のメッセージの画像の情報(例えば、他のメッセージにおいて、元画像のどの部分を表示するかを示す情報)を送信してもよい。この場合、操作端末200では、例えば、リンク情報により他のメッセージから一のメッセージを特定し、一のメッセージに含まれる画像の元画像に対応付けて、他のメッセージに含まれる画像が表示される。
<リンク情報を生成する処理の例>
次に、チャット画面の一のメッセージに画像が含まれる場合に、画像の元画像を表示してリンク情報を生成する処理について、具体例を挙げて説明する。図6―1~図6-3は、一のメッセージに画像が含まれる場合に、画像の元画像を表示してリンク情報を生成する処理の具体例を示す図である。
次に、チャット画面の一のメッセージに画像が含まれる場合に、画像の元画像を表示してリンク情報を生成する処理について、具体例を挙げて説明する。図6―1~図6-3は、一のメッセージに画像が含まれる場合に、画像の元画像を表示してリンク情報を生成する処理の具体例を示す図である。
まず、例えば、操作者Aが、操作端末200Aを操作して、画像を含むメッセージを送信する場合について説明する。ここで、操作者Aは、メッセージを送信するにあたり、図6-1(a)に示す画像11を表示する操作を行う。次に、図6-1(b)に示すように、操作者Aは、表示された画像11に対して、画像11の一部である画像12を指定する。付言すると、画像12は、画像12の元画像である画像11の一部である。また、操作者Aは、文字列の入力を受け付ける領域13に文字列を入力する。図6-1(b)に示す例では、文字列として「この部分です」という文字列が入力されている。
次に、操作者Aが送信ボタン14を選択すると、メッセージ16(後述する図6-1(c)参照)がサーバ装置100に送信される。メッセージ16は、操作者Aに入力された文字列「この部分です」と、操作者Aに指定された画像12とを含むメッセージである。なお、メッセージ16がチャット画面に表示される場合には画像12が表示されるが、サーバ装置100へ送信されるメッセージ16には、画像12のデータだけでなく、元画像である画像11のデータも含まれる。そして、サーバ装置100は、受信したメッセージ16を、電子チャットシステム1に参加している操作端末200(操作端末200B、操作端末200C)に送信する。
次に、図6-1(c)に示すチャット画面15は、サーバ装置100からメッセージ16を受信した操作端末200Bにて表示されるチャット画面の一例である。なお、メッセージ16を送信した操作端末200Aでも、同様のチャット画面が表示される。
チャット画面15には複数のメッセージが表示されるが、それぞれのメッセージは時系列で表示される。例えば、最新のメッセージが画面の一番下に表示され、次に新しいメッセージから順番に画面の下から上に向けて表示される。図6-1(c)に示す例では、操作端末200Aにおいて、メッセージ16を送信した後にメッセージ17が送信されており、メッセージ17、メッセージ16の順番で下から表示される。
次に、例えば、操作者Bが、メッセージ16に対して返信を行う場合について説明する。ここで、操作者Bが、チャット画面15において、メッセージ16に含まれる画像12を選択すると、図6-2(d)に示すように、画像12の元画像である画像11を示す画面18が表示される。画面18には、メッセージ16の送信者(操作者A)や送信時刻、メッセージ16の文字列「この部分です」の情報も含まれる。また、元のメッセージであるメッセージ16が画像12を含むことが把握できるように、画像11における画像12の位置を示す枠の画像19が表示される。
ここで、例えば、操作者Bが拡大ボタン20を選択すると、画像11が拡大して表示される。また、操作者Bが縮小ボタン21を選択すると、画像11が縮小して表示される。さらに、画像11が複数ページのドキュメントである場合には、操作者Bが次ページボタン22を選択すると、次のページが表示される。また、操作者Bが前ページボタン23を選択すると、前のページに戻って表示される。
次に、操作者Bが返信ボタン24を選択すると、図6-2(e)に示すように、返信用文字列領域25が新たに表示される。また、画面18上では、画像11の一部又は全部を指定可能な状態になる。図示の例では、操作者Bは、画像11の一部である画像26を指定している。この画像26は、元のメッセージであるメッセージ16に含まれる画像12とは違う画像である。また、操作者Bは、返信用文字列領域25に文字列を入力すると、入力された文字列が表示される。図6-2(e)に示す例では、文字列として「むしろ、こちらを変更した方が良いかもしれません」という文字列が入力されている。
次に、操作者Bが送信ボタン27を選択すると、操作端末200Bの対応付け部213は、リンク情報を生成する。ここで、対応付け部213は、メッセージ16とメッセージ16に対する返信メッセージであるメッセージ28(後述する図6-3(f)参照)とを対応付けてリンク情報を生成する。メッセージ28は、操作者Bに入力された文字列「むしろ、こちらを変更した方が良いかもしれません」と、操作者Bに指定された画像26とを含むメッセージである。また、リンク情報は、メッセージ28がメッセージ16に対する返信であることを示す情報である。
次に、リンク情報が付与されたメッセージ28がサーバ装置100に送信される。ここで、メッセージ送受信部214は、メッセージ28に含まれる画像26のデータだけでなく、元画像である画像11のデータも送信する。ただし、すでにメッセージ16により各操作端末200に画像11のデータが送信されているため、メッセージ28において画像11のデータを送信しなくてもよい。
サーバ装置100は、リンク情報が付与されたメッセージ28を受信すると、受信したメッセージ28を、電子チャットシステム1に参加している操作端末200(操作端末200A、操作端末200C)に送信する。
サーバ装置100は、リンク情報が付与されたメッセージ28を受信すると、受信したメッセージ28を、電子チャットシステム1に参加している操作端末200(操作端末200A、操作端末200C)に送信する。
次に、図6-3(f)に示すチャット画面29は、サーバ装置100からメッセージ28を受信した操作端末200Aにて表示されるチャット画面の一例である。なお、メッセージ28を送信した操作端末200Bでも、同様のチャット画面が表示される。
チャット画面29には、メッセージ17の次の新しいメッセージとして、メッセージ28が表示される。ここで、メッセージ16とメッセージ28とは、操作端末200Bの対応付け部213が生成したリンク情報によって対応付けられている。そのため、例えば、操作者Aがメッセージ28を選択すると、メッセージ16が、メッセージ28に対応付けられていることを示す態様で表示される。より具体的には、例えば、図6-3(f)に示すように、メッセージ16の一部がチャット画面29に表示されていない場合には、チャット画面29がスクロールしてメッセージ16の全体が表示される。また、例えば、メッセージ16がチャット画面29の表示領域から外れて表示されていない場合には、チャット画面29がスクロールしてメッセージ16が表示される。
また、図6-3(f)に示す例では、メッセージ28が元のメッセージ16に含まれる画像12とは違う画像26を含むこととしたが、操作者Bが画像12とは違う画像を指定しない場合も考えられる。この場合、例えば、図6-3(g)に示すメッセージ30のように、操作者Bが返信用文字列領域に入力した文字列を含み、画像を含まないメッセージが表示される。メッセージ30には「了解しました」という文字列が含まれる。また、操作端末200Bの対応付け部213は、リンク情報を生成する。即ち、図6-3(g)に示す例では、対応付け部213は、メッセージ16とメッセージ30とを対応付けてリンク情報を生成する。このリンク情報は、メッセージ30がメッセージ16に対する返信であることを示す情報である。
このようにして、操作端末200は、一のメッセージに画像が含まれる場合、当該画像から元画像を表示し、元画像が表示された状態で文字列の入力を受け付ける。そして、対応付け部213は、一のメッセージと、元画像が表示された状態で入力された文字列を含む他のメッセージとを対応付けるリンク情報を生成する。
また、一のメッセージに対する返信である他のメッセージについて、さらに、他のメッセージに対する返信が行われる場合もある。この場合、対応付け部213は、他のメッセージとその返信メッセージとを対応付けるリンク情報を生成する。そして、メッセージ送受信部214は、リンク情報が付与されたメッセージをサーバ装置100に送信する。ここで、メッセージ送受信部は、リンク情報として、他のメッセージとその返信メッセージとを対応付けるリンク情報に加えて、一のメッセージと他のメッセージとを対応付けるリンク情報を送信してもよい。
<一のメッセージに対応付けられるメッセージの他の表示例>
次に、一のメッセージに対応付けられるメッセージの他の表示例について説明する。一のメッセージに対応付けられるメッセージとは、前述したように、一のメッセージに対する返信メッセージであり、一のメッセージに含まれる画像から元画像を表示した状態で入力された文字列を含むメッセージである。なお、メッセージを送信する送信側の操作端末200とメッセージを受信する受信側の操作端末200とでは、同様のチャット画面が表示されるものとする。
次に、一のメッセージに対応付けられるメッセージの他の表示例について説明する。一のメッセージに対応付けられるメッセージとは、前述したように、一のメッセージに対する返信メッセージであり、一のメッセージに含まれる画像から元画像を表示した状態で入力された文字列を含むメッセージである。なお、メッセージを送信する送信側の操作端末200とメッセージを受信する受信側の操作端末200とでは、同様のチャット画面が表示されるものとする。
(他の表示例1)
上述した例では、元のメッセージに対して返信する場合、返信メッセージには、返信するにあたり操作者が入力した文字列や操作者が指定した画像が含まれる。一方、他の表示例1では、返信するにあたり操作者が入力した文字列や操作者が指定した画像に加えて、元のメッセージの内容も含まれる。
上述した例では、元のメッセージに対して返信する場合、返信メッセージには、返信するにあたり操作者が入力した文字列や操作者が指定した画像が含まれる。一方、他の表示例1では、返信するにあたり操作者が入力した文字列や操作者が指定した画像に加えて、元のメッセージの内容も含まれる。
図7(a)、(b)は、返信メッセージの他の表示例1を示す図である。
例えば、操作者Aが操作端末200Aを操作して元のメッセージ41を送信する。元のメッセージ41には、文字列42と画像43とが含まれる。ここで、操作者Bが操作端末200Bを操作して、文字列44と画像43の元画像の一部である画像45とを含む返信メッセージ46を送信する。この場合に、本表示例では、図7(a)に示すように、返信メッセージ46に、元のメッセージ41の文字列42及び画像43が含まれる。
例えば、操作者Aが操作端末200Aを操作して元のメッセージ41を送信する。元のメッセージ41には、文字列42と画像43とが含まれる。ここで、操作者Bが操作端末200Bを操作して、文字列44と画像43の元画像の一部である画像45とを含む返信メッセージ46を送信する。この場合に、本表示例では、図7(a)に示すように、返信メッセージ46に、元のメッセージ41の文字列42及び画像43が含まれる。
付言すると、返信メッセージ46に、元のメッセージ41の文字列42及び画像43を含めることにより、チャット画面上で元のメッセージ41を確認しなくても、返信メッセージ46を確認することによって元のメッセージ41の内容が把握されるようになる。
また、操作者Aが画像43とは違う画像を指定しなかった場合には、図7(b)に示すように、返信メッセージ46の文字列47と、元のメッセージ41の文字列42及び画像43とが表示される。
なお、返信メッセージ46に元のメッセージ41の内容を含める場合には、操作端末200からサーバ装置100に返信メッセージ46を送信する際に、元のメッセージ41の内容(文字列、画像)も送信される。そして、操作端末200は、サーバ装置100から返信メッセージ46を受信すると、元のメッセージ41の内容を含む返信メッセージ46を表示する。ただし、元のメッセージ41はすでに各操作端末200に送信されている。そのため、返信メッセージ46を受信した操作端末200の表示の際に、リンク情報を基に元のメッセージ41を特定して、返信メッセージ46に元のメッセージ41の内容を含めて表示してもよい。
また、画像43と画像45の元画像は共通するため、操作端末200からサーバ装置100に返信メッセージ46を送信する際に、画像43と画像45のそれぞれについて元画像のデータを送信してもよいし、画像43と画像45に共通するデータとして元画像のデータを送信してもよい。また、前述したように、元画像のデータはメッセージ41により送信されている。そのため、返信メッセージ46において元画像のデータを送信しなくてもよい。この場合、返信メッセージ46を受信した操作端末200の表示制御部212は、返信メッセージ46に付与されたリンク情報により、元のメッセージ41及び元画像を特定する。
(他の表示例2)
次に、他の表示例2について説明する。他の表示例2では、他の表示例1と同様に、返信メッセージに元のメッセージの内容が含まれる。ただし、他の表示例2では、表示制御部212が、チャット画面での元のメッセージと返信メッセージとの位置関係により、返信メッセージ内の元のメッセージの画像の表示態様を制御する。
次に、他の表示例2について説明する。他の表示例2では、他の表示例1と同様に、返信メッセージに元のメッセージの内容が含まれる。ただし、他の表示例2では、表示制御部212が、チャット画面での元のメッセージと返信メッセージとの位置関係により、返信メッセージ内の元のメッセージの画像の表示態様を制御する。
図8(a)、(b)は、返信メッセージの他の表示例2を示す図である。
図8(a)に示す例では、元のメッセージ41と返信メッセージ46との間に、別のメッセージ48が1つ存在する。一方、図8(b)に示す例では、元のメッセージ41と返信メッセージ46との間に、複数の別のメッセージ49が存在する。元のメッセージ41と返信メッセージ46との間のメッセージの数が少ないほど、元のメッセージ41と返信メッセージ46とが近い位置に表示される可能性が高くなり、返信メッセージ46の表示位置から元のメッセージ41を確認し易くなる。
図8(a)に示す例では、元のメッセージ41と返信メッセージ46との間に、別のメッセージ48が1つ存在する。一方、図8(b)に示す例では、元のメッセージ41と返信メッセージ46との間に、複数の別のメッセージ49が存在する。元のメッセージ41と返信メッセージ46との間のメッセージの数が少ないほど、元のメッセージ41と返信メッセージ46とが近い位置に表示される可能性が高くなり、返信メッセージ46の表示位置から元のメッセージ41を確認し易くなる。
そこで、本表示例では、図示のように、元のメッセージ41と返信メッセージ46との間のメッセージの数が少ないほど、返信メッセージ46内の元のメッセージ41の画像43が小さくなる(又は表示しない)ように制御される。付言すると、表示制御部212は、元のメッセージ41と返信メッセージ46との間のメッセージの数が予め定められた数より少ない場合には、予め定められた数以上の場合と比較して、返信メッセージ46内の画像43を小さくする(又は表示しない)ように制御する。なお、画像43が小さく表示されることによって、チャット画面に、より多くのメッセージが表示されるようになる。
このように、操作端末200は、元のメッセージ41と返信メッセージ46との間のメッセージの数により、返信メッセージ46内の元のメッセージ41の画像43の表示態様を制御してもよい。
また、元のメッセージ41と返信メッセージ46との間のメッセージの数ではなく、元のメッセージ41と返信メッセージ46との間のチャット画面上の距離により、返信メッセージ46内の元のメッセージ41の画像43の表示態様を制御してもよい。この場合、例えば、元のメッセージ41と返信メッセージ46との間の距離が短いほど、返信メッセージ46内の画像43が小さくなる(又は表示しない)ように制御される。
さらに、元のメッセージ41と返信メッセージ46とがチャット画面内に収まるか否かによって、返信メッセージ46内の元のメッセージ41の画像43の表示態様を制御してもよい。例えば、チャット画面内に元のメッセージ41と返信メッセージ46との両方が同時に表示される場合には、元のメッセージ41と返信メッセージ46との何れか一方がチャット画面の表示領域から外れて表示されていない場合と比較して、返信メッセージ46内の画像43が小さくなる(又は表示しない)ように制御される。
なお、本実施の形態に係るチャット画面は、図8(a)、(b)に示すようにメッセージが縦に並べて表示される構成に限られない。例えば、メッセージが横に並べて表示される場合であっても、元のメッセージと返信メッセージとの位置関係により、返信メッセージ内の元のメッセージの画像の表示態様が制御される。
(他の表示例3)
次に、他の表示例3について説明する。他の表示例3では、他の表示例1と同様に、返信メッセージに元のメッセージの内容が含まれる。ただし、他の表示例3では、表示制御部212が、元のメッセージに対応付けられた返信メッセージの数により、返信メッセージ内の元のメッセージの画像の表示態様を制御する。
次に、他の表示例3について説明する。他の表示例3では、他の表示例1と同様に、返信メッセージに元のメッセージの内容が含まれる。ただし、他の表示例3では、表示制御部212が、元のメッセージに対応付けられた返信メッセージの数により、返信メッセージ内の元のメッセージの画像の表示態様を制御する。
図9(a)、(b)は、返信メッセージの他の表示例3を示す図である。
図9(a)に示すように、例えば、操作者Aが元のメッセージ41を送信する。そして、操作者B、操作者Cがそれぞれ、元のメッセージ41に対する返信メッセージ46A、返信メッセージ46Bを送信する。この場合、元のメッセージ41に対して複数回(2回)の返信が行われたため、チャット画面に元のメッセージ41の画像43が複数表示されることになる。そこで、本表示例では、例えば、元のメッセージ41に対応付けられた返信メッセージの数が予め定められた数を超えた場合には、予め定められた数を超える前と比較して、返信メッセージ内の元のメッセージ41の画像43が小さくなる(又は表示しない)ように制御される。
図9(a)に示すように、例えば、操作者Aが元のメッセージ41を送信する。そして、操作者B、操作者Cがそれぞれ、元のメッセージ41に対する返信メッセージ46A、返信メッセージ46Bを送信する。この場合、元のメッセージ41に対して複数回(2回)の返信が行われたため、チャット画面に元のメッセージ41の画像43が複数表示されることになる。そこで、本表示例では、例えば、元のメッセージ41に対応付けられた返信メッセージの数が予め定められた数を超えた場合には、予め定められた数を超える前と比較して、返信メッセージ内の元のメッセージ41の画像43が小さくなる(又は表示しない)ように制御される。
図示の例では、予め定められた数が「1」である。付言すると、操作者Bが返信メッセージ46Aを送信した場合には、元のメッセージ41に対応付けられた返信メッセージは1つである。この場合、予め定められた数「1」を超えていない。しかし、操作者Cが返信メッセージ46Bを送信した場合には、元のメッセージ41に対応付けられた返信メッセージが2つになる。この場合、予め定められた数「1」を超える。そのため、操作者Cが送信した返信メッセージ46B内の画像43が、操作者Bが送信した返信メッセージ46A内の画像43よりも小さくなるように制御される。
また、操作者Bが送信した返信メッセージ46A内の画像43や、操作者Aが送信した元のメッセージ41内の画像43についても、元のメッセージ41に対応付けられた返信メッセージの数が予め定められた数「1」を超えることで、予め定められた数「1」を超える前よりも小さくなる(又は表示しない)ように制御してもよい。
さらに、図9(a)に示す例は、元のメッセージ41に対して返信された場合であるが、図9(b)に示す返信メッセージ46Cのように、返信メッセージ46Aに対して返信される場合も考えられる。この場合、返信メッセージ46Cにも、元のメッセージ41の画像43が含まれる。そこで、返信メッセージ46Cも、元のメッセージ41に対応付けられた返信メッセージとして扱ってもよい。
(他の表示例4)
次に、他の表示例4について説明する。他の表示例4では、他の表示例1と同様に、返信メッセージに元のメッセージの内容が含まれる。ただし、他の表示例4では、表示制御部212が、チャット画面において元画像を表示する操作が行われた回数(元画像の表示回数)により、返信メッセージ内の元のメッセージの画像の表示態様を制御する。
次に、他の表示例4について説明する。他の表示例4では、他の表示例1と同様に、返信メッセージに元のメッセージの内容が含まれる。ただし、他の表示例4では、表示制御部212が、チャット画面において元画像を表示する操作が行われた回数(元画像の表示回数)により、返信メッセージ内の元のメッセージの画像の表示態様を制御する。
図10(a)、(b)は、返信メッセージの他の表示例4を示す図である。
例えば、操作者Aが元のメッセージ41を送信し、操作者Bは元のメッセージ41に対する返信メッセージ48を送信する。ここで、操作端末200A~200Cのそれぞれのチャット画面には、図10(a)に示すように、元のメッセージ41と返信メッセージ48とが表示される。
例えば、操作者Aが元のメッセージ41を送信し、操作者Bは元のメッセージ41に対する返信メッセージ48を送信する。ここで、操作端末200A~200Cのそれぞれのチャット画面には、図10(a)に示すように、元のメッセージ41と返信メッセージ48とが表示される。
ここで、例えば、操作者Aがチャット画面上で、元のメッセージ41内の画像43を選択したり、返信メッセージ48内の画像43を選択したりして、画像43の元画像を何回か表示させたものとする。この場合、操作者Aは、元画像や画像43を何回も確認しており、元画像や画像43の内容を把握したものと推定される。そこで、元画像の表示回数が予め定められた回数を超えた場合には、図10(b)に示すように、元のメッセージ41内の画像43、返信メッセージ48内の画像43が小さくなる(又は表示しない)ように制御される。
図示の例では、例えば予め定められた回数が「5」であり、元画像の表示回数が5回を超えたことにより、元画像の表示回数が4回以下の場合と比較して、元のメッセージ41内の画像43、返信メッセージ48内の画像43が小さくなるように制御される。
ここで、チャット画面の全ての画像43について表示態様を変更する構成に限られず、例えば、元のメッセージ41内の画像43の表示態様を変更する一方で、返信メッセージ48内の画像43の表示態様を変更しないこととしてもよい。
また、図示の例では、返信メッセージ48の画像として、画像43しか含まれていないが、返信メッセージ48には、画像43とは別の画像であって、画像43の元画像の一部又は全部の画像が含まれる場合もある。そこで、元画像の表示回数として、画像43とは別の画像を選択した場合の表示回数を含めてもよい。
また、図示の例では、返信メッセージ48の画像として、画像43しか含まれていないが、返信メッセージ48には、画像43とは別の画像であって、画像43の元画像の一部又は全部の画像が含まれる場合もある。そこで、元画像の表示回数として、画像43とは別の画像を選択した場合の表示回数を含めてもよい。
さらに、画像43から元画像を表示した回数は、画像43が含まれる全てのメッセージを対象にしてもよいし、対象とするメッセージを限定してもよい。例えば、元のメッセージ41の画像43から元画像を表示した回数はカウントせずに、返信メッセージ48内の元の画像43から元画像を表示した回数をカウントして、予め定められた回数を超えたか否かを判断してもよい。また、例えば、チャット画面を表示している自端末(操作端末200)が送信したメッセージの画像43から元画像を表示した回数はカウントせずに、他の操作端末200から送信されたメッセージの画像43から元画像を表示した回数をカウントして、予め定められた回数を超えたか否かを判断してもよい。
また、元画像の表示回数は、操作者がメッセージ41や画像43を確認した回数(度合)を推定するための指標として用いられる情報である。よって、本表示例では、操作者がメッセージ41や画像43を確認した回数を推定可能(又は、特定可能)な指標を用いればよく、元画像の表示回数を用いる構成に限られない。この指標は、例えば、画像43を含むメッセージに対して操作が行われた回数であり、画像43を含むメッセージの一部又は全部をクリック(選択)した回数として捉えることもできる。
(他の表示例5)
次に、他の表示例5について説明する。他の表示例5では、表示制御部212が、返信メッセージに含まれる文字列により、返信メッセージ内の元のメッセージの表示態様を制御する。
次に、他の表示例5について説明する。他の表示例5では、表示制御部212が、返信メッセージに含まれる文字列により、返信メッセージ内の元のメッセージの表示態様を制御する。
図11(a)、(b)は、返信メッセージの他の表示例5を示す図である。
図11(a)に示す例では、操作者Aが元のメッセージ41を送信し、操作者Bが元のメッセージ41に対する返信メッセージ49を送信する。また、図11(b)に示す例では、操作者Aが元のメッセージ41を送信し、操作者Bが元のメッセージ41に対する返信メッセージ50を送信する。
図11(a)に示す例では、操作者Aが元のメッセージ41を送信し、操作者Bが元のメッセージ41に対する返信メッセージ49を送信する。また、図11(b)に示す例では、操作者Aが元のメッセージ41を送信し、操作者Bが元のメッセージ41に対する返信メッセージ50を送信する。
ここで、図11(a)に示す返信メッセージ49において、元のメッセージ41に対する返信の文字列は、「了解しました。」という文字列51である。この文字列51は、その内容から、元のメッセージ41の画像43に対する返信ではなく、元のメッセージ41の文章(文字列42)に対する返信と考えられる。この場合、返信メッセージ49には、元のメッセージ41の内容として、文字列42(文字列「この部分の変更をお願いします」)は含まれるが、画像43は含まれない。
一方、図11(b)に示す返信メッセージ50において、元のメッセージ41に対する返信の文字列は、「こちらは色を変えればよろしいでしょうか?」という文字列52である。この文字列52は、その内容から、元のメッセージ41の文章(文字列42)に対する返信ではなく、元のメッセージ41の画像43に対する返信と考えられる。この場合、返信メッセージ49には、元のメッセージ41の内容として、画像43は含まれるが、文字列42(文字列「この部分の変更をお願いします」)は含まれない。
付言すると、操作端末200には、元のメッセージの画像に対する返信か、元のメッセージの文章に対する返信かを判断するための文字列が予め定められている。例えば、「了解」、「承知」、「わかりました」等は、同意を表す文字列であり、元のメッセージの文章に対する返信の文字列として予め定められている。一方、例えば、疑問文を示す文字列や、「これ」・「こちら」などの指示語を含む文字列等は、元のメッセージの画像に対する返信の文字列として予め定められている。
そして、表示制御部212は、返信メッセージの文字列と、予め定められた文字列とを比較して、返信メッセージの文字列が、元のメッセージの画像に対する返信か、元のメッセージの文章に対する返信かを判定する。そして、表示制御部212は、返信メッセージの文字列が文章に対する返信と判定した場合には、返信メッセージ内に元のメッセージの画像を表示しない。一方、表示制御部212は、返信メッセージの文字列が画像に対する返信と判定した場合には、返信メッセージ内に元のメッセージの画像を表示する。
また、返信メッセージの文字列には、元のメッセージの文章に対する返信の文字列と、元のメッセージの画像に対する返信の文字列との両方が含まれる場合も考えられる。そこで、両方が含まれる場合には、例えば、元のメッセージの文章及び画像に対する返信と判断される。また、例えば、画像を表示することを優先し、元のメッセージの画像に対する返信と判断することとしてもよい。さらに、例えば、指示語などの特定の文字列の数に閾値を設定して、返信メッセージの文字列に、閾値を超える特定の文字列が含まれていれば、元のメッセージの画像(又は文章)に対する返信と判断することとしてもよい。
また、表示制御部212は、返信メッセージの文字列の文字数により、返信メッセージ内の元のメッセージの画像の表示態様を制御してもよい。例えば、返信メッセージの文字列の文字数が予め定められた閾値よりも少ない場合には、簡単な返信であるとして、元のメッセージの文章に対する返信と判断してもよい。
さらに、図11(a)に示す例では、返信メッセージ49に元のメッセージ41の画像43を含めないこととしたが、画像43を小さく表示してもよい。
言い換えると、本表示例の表示制御部212は、返信メッセージの文字列が元のメッセージの文章に対する返信の場合(即ち、画像に対する返信でない場合)、元のメッセージの画像に対する返信の場合と比較して、返信メッセージ内での元のメッセージの画像を小さくするように制御する。即ち、表示制御部212は、返信メッセージの文字列が画像に対する返信の場合、元のメッセージの文章に対する返信の場合(即ち、画像に対する返信でない場合)と比較して、返信メッセージ内での元のメッセージの画像を大きくするように制御する。
また、図11(b)に示す例では、返信メッセージ50に元のメッセージ41の文字列42を含めないこととしたが、元のメッセージ41の画像43と一緒に文字列42を表示してもよい。
言い換えると、本表示例の表示制御部212は、返信メッセージの文字列が元のメッセージの文章に対する返信の場合(即ち、画像に対する返信でない場合)、元のメッセージの画像に対する返信の場合と比較して、返信メッセージ内での元のメッセージの画像を小さくするように制御する。即ち、表示制御部212は、返信メッセージの文字列が画像に対する返信の場合、元のメッセージの文章に対する返信の場合(即ち、画像に対する返信でない場合)と比較して、返信メッセージ内での元のメッセージの画像を大きくするように制御する。
また、図11(b)に示す例では、返信メッセージ50に元のメッセージ41の文字列42を含めないこととしたが、元のメッセージ41の画像43と一緒に文字列42を表示してもよい。
このように、表示制御部212は、返信メッセージに含まれる文字列により、返信メッセージ内の元のメッセージの表示態様を制御してもよい。言い換えると、表示制御部212は、返信メッセージに含まれる文字列により、返信メッセージにおいて、元のメッセージの文字列と元のメッセージの画像との表示の比率を変更してもよい。
また、上述した他の表示例2~5では、返信メッセージを受信した受信側の操作端末200が、返信メッセージ内の元のメッセージの画像の表示態様を制御したが、例えば、返信メッセージを送信する送信側の操作端末200が、返信メッセージ内の元のメッセージの画像を編集して送信したり、編集して表示するように受信側の操作端末200に指示したりしてもよい。
例えば、他の表示例2において、元のメッセージ41と返信メッセージ46との間のメッセージの数が予め定められた数より少ない場合、メッセージ送受信部214は、返信メッセージ46をサーバ装置100に送信するにあたり、返信メッセージ46内の元のメッセージ41の画像43を縮小して送信したり、画像43を縮小して表示するように受信側の操作端末200に指示したりしてもよい。
例えば、他の表示例2において、元のメッセージ41と返信メッセージ46との間のメッセージの数が予め定められた数より少ない場合、メッセージ送受信部214は、返信メッセージ46をサーバ装置100に送信するにあたり、返信メッセージ46内の元のメッセージ41の画像43を縮小して送信したり、画像43を縮小して表示するように受信側の操作端末200に指示したりしてもよい。
以上説明したように、本実施の形態において、操作端末200の表示制御部212は、一のメッセージに含まれる画像から元画像を表示する。そして、操作端末200の対応付け部213は、一のメッセージと、元画像を表示した状態で入力された文字列を含む他のメッセージとを対応付ける処理を行う。例えば、操作者は、一のメッセージに含まれる画像の元画像の内容を確認して、他のメッセージの文字列を入力する場合には、元画像が表示されていないと文字列を入力しづらい。そこで、操作端末200は、画像を含む一のメッセージと他のメッセージとを対応付ける場合に、画像の元画像が表示された状態で他のメッセージの文字列の入力を受け付ける。
なお、上述した例では、サーバ装置100は、操作端末200から受信したメッセージを各操作端末100に送信することとしたが、サーバ装置100がメッセージに対する処理を行って各操作端末100に送信することとしてもよい。
例えば、他の表示例1で、返信メッセージに元のメッセージの内容を含める場合に、操作端末200からは元のメッセージの内容を含めずに返信メッセージとリンク情報とを送信し、サーバ装置100が、リンク情報を基に元のメッセージを特定し、特定した元のメッセージの内容を追加してもよい。また、例えば、他の表示例2で、元のメッセージと返信メッセージとの間のメッセージの数が予め定められた数より少ない場合、サーバ装置100は、返信メッセージ内の元のメッセージの画像を縮小したり、縮小して表示するように各操作端末200に指示したりしてもよい。
例えば、他の表示例1で、返信メッセージに元のメッセージの内容を含める場合に、操作端末200からは元のメッセージの内容を含めずに返信メッセージとリンク情報とを送信し、サーバ装置100が、リンク情報を基に元のメッセージを特定し、特定した元のメッセージの内容を追加してもよい。また、例えば、他の表示例2で、元のメッセージと返信メッセージとの間のメッセージの数が予め定められた数より少ない場合、サーバ装置100は、返信メッセージ内の元のメッセージの画像を縮小したり、縮小して表示するように各操作端末200に指示したりしてもよい。
また、上述した例では、チャット画面において、メッセージを時系列で並べることとしたが、メッセージを表示する表示態様は、メッセージを時系列で並べる構成に限られない。例えば、メッセージに付与された重要度に応じてメッセージを並べたり、送信した操作者毎にメッセージを並べたりしてもよい。
さらに、上述した例では、対応付け部213が、一のメッセージと一のメッセージに対する返信である他のメッセージとを対応付けてリンク情報を生成することとしたが、本実施の形態において、一のメッセージに対応付ける他のメッセージは、一のメッセージに対する返信に限られない。
例えば、一のメッセージに対して返信するのではなく、一のメッセージを転送する場合も考えられる。また、例えば、操作者Aが操作端末200Aから画像を含む一のメッセージを送信した後、一のメッセージを利用して他のメッセージを作成・送信する場合も考えられる。さらに、他のメッセージを実際に送信せずに、保存しておくことも考えられる。本実施の形態では、このような場合にも、一のメッセージと、一のメッセージに含まれる画像から元画像を表示した状態で入力された文字列を含む他のメッセージとを対応付ける処理が行われる。
例えば、一のメッセージに対して返信するのではなく、一のメッセージを転送する場合も考えられる。また、例えば、操作者Aが操作端末200Aから画像を含む一のメッセージを送信した後、一のメッセージを利用して他のメッセージを作成・送信する場合も考えられる。さらに、他のメッセージを実際に送信せずに、保存しておくことも考えられる。本実施の形態では、このような場合にも、一のメッセージと、一のメッセージに含まれる画像から元画像を表示した状態で入力された文字列を含む他のメッセージとを対応付ける処理が行われる。
言い換えると、一のメッセージに対応付ける他のメッセージは、一のメッセージに含まれる画像から元画像を表示した状態で入力された文字列を含むメッセージであればよく、どのような用途で用いるものでもよい。また、対応付け部213は、一のメッセージに含まれる画像から元画像が表示されることを利用して(一のメッセージに含まれる画像から元画像が表示されることを媒介として)、一のメッセージと他のメッセージとを対応付けるものとして捉えることができる。
また、上述した例では、サーバ装置100は、電子チャットシステム1に参加している操作端末200にメッセージを送信したが、指定された操作端末200に対してメッセージを送信してもよい。また、電子チャットシステム1は、例えば、1対1(一の操作端末200と他の操作端末200)でメッセージをやり取りするようなシステムでもよい。さらに、本実施の形態における電子チャットシステム1は、リアルタイムでメッセージがやり取りされるようなシステムに限られるものではない。一のメッセージに含まれる画像から元画像を表示した状態で他のメッセージの入力を受け付けるシステムであれば、本実施の形態を適用することは可能である。
また、本発明の実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、CD-ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
なお、上記では種々の実施形態および変形例を説明したが、これらの実施形態や変形例どうしを組み合わせて構成してももちろんよい。
また、本開示は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
また、本開示は上記の実施形態に何ら限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。
1…電子チャットシステム、100…サーバ装置、111…メッセージ配信部、112…メッセージ保存部、113…リンク情報保存部、200…操作端末、211…操作受付部、212…表示制御部、213…対応付け部、214…メッセージ送受信部
Claims (16)
- メッセージを表示する表示手段と、
画像を含む一のメッセージと、当該画像から当該画像の元となる元画像を前記表示手段に表示した状態で入力された文字列を含む他のメッセージとを対応付ける対応付け手段と
を備える情報処理装置。 - 前記対応付け手段は、前記他のメッセージにおいて、前記文字列と前記元画像に対応付けられた前記画像とを前記表示手段に表示すること
を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記対応付け手段は、前記表示手段に表示される場合の前記一のメッセージと前記他のメッセージとの位置関係により、当該他のメッセージにおける前記画像の表示態様を制御すること
を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記対応付け手段は、前記表示手段に表示される場合の前記一のメッセージと前記他のメッセージとの間の距離により、当該他のメッセージにおける前記画像の表示態様を制御すること
を特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記対応付け手段は、前記一のメッセージと前記他のメッセージとの間に存在する別のメッセージの数により、当該他のメッセージにおける前記画像の表示態様を制御すること
を特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。 - 前記対応付け手段は、前記一のメッセージに対応付けられたメッセージの数により、前記他のメッセージにおける前記画像の表示態様を制御すること
を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記対応付け手段は、前記画像を含むメッセージに対して操作が行われた回数により、前記他のメッセージにおける当該画像の表示態様を制御すること
を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記対応付け手段は、前記画像を含むメッセージに対して当該画像から前記元画像を表示する操作が行われた回数により、前記他のメッセージにおける当該画像の表示態様を制御すること
を特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記対応付け手段は、複数のメッセージに対して前記画像から前記元画像を表示する操作が行われた場合、当該複数のメッセージでの操作回数により、前記他のメッセージにおける当該画像の表示態様を制御すること
を特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記対応付け手段は、前記他のメッセージに含まれる前記文字列により、当該他のメッセージにおける前記画像の表示態様を制御すること
を特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。 - 前記対応付け手段は、前記他のメッセージに含まれる前記文字列により、当該他のメッセージに含まれる前記一のメッセージの文字列と前記画像との表示の比率を変更すること
を特徴とする請求項10に記載の情報処理装置。 - 前記対応付け手段は、前記文字列が前記画像に対する返信の場合、当該文字列が当該画像に対する返信でない場合と比較して、前記他のメッセージに含まれる当該画像を大きく表示するように制御すること
を特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。 - 前記他のメッセージは、前記一のメッセージの前記画像とは異なる画像であって、前記元画像の一部又は全部である他の画像を含むこと
を特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記他の画像は、前記一のメッセージに含まれる前記画像から表示された前記元画像において、操作者が指定した範囲の画像であること
を特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。 - 前記他の画像は、前記一のメッセージに含まれる前記画像の前記元画像に対応付けられていること
を特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。 - コンピュータに、
メッセージを表示部に表示するためのデータを出力する機能と、
画像を含む一のメッセージと、当該画像から当該画像の元となる元画像を前記表示部に表示した状態で入力された文字列を含む他のメッセージとを対応付ける機能と
を実現させるためのプログラム。
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