JP2020047000A - 情報処理システム、方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
請求項3に記載の発明は、前記別のサービス画面上のメッセージは、前記グループの各メンバと前記アバターの間で共有可能であり、前記対話制御手段は、前記別のサービス画面上で、前記アバターが前記レビューの実施を支援するように対話制御を行う、請求項2に記載の情報処理システムである。
請求項4に記載の発明は、前記対話制御手段は、前記別のサービス画面上で、ユーザの要求に応じて、前記ユーザが承認者として登録されているレビューの一覧を示すレビューリストを提供するように前記アバターの対話制御を行う、請求項3に記載の情報処理システムである。
請求項5に記載の発明は、前記レビューは、複数の承認フェーズからなる多段階承認フローに従って行われる、請求項2〜4のいずれか1項に記載の情報処理システムである。
請求項7に記載の発明は、前記対話制御手段は、前記レビューの最終承認が得られる前に前記電子文書の改訂版が投稿された場合、前記アバターが、前記サービス画面上で前記レビューの承認状況が変更されたことを通知するように対話制御を行う、請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理システムである。
請求項8に記載の発明は、前記対話制御手段は、前記レビューの依頼者からの要求に応じて、前記アバターが前記レビューの承認状況を通知するように対話制御を行う、請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理システムである。
請求項9に記載の発明は、前記サービス画面上において前記電子文書の承認の意思を示すメッセージの欄を、他のメッセージの欄と比べて強調表示する表示手段をさらに備える、請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報処理システムである。
請求項11に記載の発明は、前記レビューの依頼者と前記アバターの間の対話を通じて指定された前記グループのメンバを、前記レビューの承認者として設定する設定手段をさらに備える、請求項1〜9のいずれか1項に記載の情報処理システムである。
請求項12に記載の発明は、前記印刷指示手段は、前記レビューの最終承認がまだ得られていない場合、前記レビューが実施中であることを示す電子透かしを付した前記電子文書の印刷を指示する、請求項1〜11のいずれか1項に記載の情報処理システムである。
請求項13に記載の発明は、前記印刷指示手段は、前記レビューの最終承認が得られた場合、承認者による電子印を付した前記電子文書の印刷を指示する、請求項1〜12のいずれか1項に記載の情報処理システムである。
請求項2に記載の発明によれば、レビューの過程においてサービス画面上で承認者とボットが逐一対話する場合と比べて、レビューの承認状況がより把握しやすくなる。
請求項3に記載の発明によれば、ボットの支援を受けない場合と比べて、レビューの進行がより円滑になる。
請求項4に記載の発明によれば、ユーザが承認者として登録されている複数のレビューを個別に提示する場合と比べて、承認処理を行うべきレビューの有無がより把握しやすくなる。
請求項5に記載の発明によれば、単一の承認フェーズからなる承認フローと比べて、レビューの判断とは関連性が低いメッセージの表示がさらに抑制される。
請求項7に記載の発明によれば、承認状況の変更を通知しない場合と比べて、レビューの進行がより円滑になる。
請求項8に記載の発明によれば、レビューの承認状況が通知されない場合と比べて、依頼者が承認状況をより把握しやすくなる。
請求項9に記載の発明によれば、サービス画面上のメッセージを常に同じ態様で表示する場合と比べて、レビューの承認状況がより把握しやすくなる。
請求項11に記載の発明によれば、アバター又は依頼者のいずれか一方のみの意向を受けて承認者を決定する場合と比べて、レビューの客観性及び納得性がより高くなる。
請求項12に記載の発明によれば、電子透かしを付さずに印刷する場合と比べて、最終版であるとの誤認を防ぎやすくなる。
請求項13に記載の発明によれば、電子印を付さずに印刷する場合と比べて、レビューの承認が得られた最終版の文書であることを把握しやすくなる。
<全体構成>
図1は、本発明の一実施形態における情報処理システム10の全体構成図である。この情報処理システム10は、グループに属する複数のメンバとの間でメッセージをやり取りするメッセージ交換サービス(例えば、ビジネスチャット)と、人工知能ロボット(ここでは、チャットボット)を活用した会議支援サービスを複合的に提供可能に構成される。
ユーザ端末16,18及びボットサーバ14はそれぞれ、メッセージ交換サービスを利用するためのAPI(Application Programming Interface)を介して、ユーザ同士の対話、又はユーザとボットの間での対話を行う対話処理を実行する。これらの対話は、ユーザの手動応答及びボットの自動応答を通じて行われる。
図3は、図1に示すボットサーバ14の電気的なブロック図である。図4は、図3に示すサーバ側制御部42の機能ブロック図である。このボットサーバ14は、サーバ側通信部40と、サーバ側制御部42と、サーバ側記憶部44と、を含んで構成される。
図6は、図1に示すユーザ端末16,18の電気的なブロック図である。このユーザ端末16,18は、入力部70(入力手段)と、出力部72(表示手段)と、端末側通信部74と、端末側制御部76と、端末側記憶部78と、を含んで構成される。
この実施形態における情報処理システム10は、以上のように構成される。続いて、情報処理システム10の動作(より詳しくは、ボットを活用した文書作成支援動作)について、図7〜図13を参照しながら説明する。
図7は、レビューの実施時におけるワークフローモデルを模式的に示す図である。
(1)レビュー開始
1人のユーザA(依頼者)は、ファイル名が「文書−D1.doc」である電子文書Docを作成した後、4名のユーザB,C,D,E(承認者)にレビューを依頼する。このレビューは、複数(本図の例では2つ)の承認フェーズからなる多段階承認に従って行われる。
(2)1次承認
3人のユーザB,C,Dは、電子文書Docの妥当性を検証し、この電子文書Docに対して承認するか否かを判定する。この3人全員がすべて承認したことを条件(AND条件)に1次承認が終了する。
(3)2次承認
1人のユーザEは、1次承認が得られた電子文書Docの妥当性を検証し、電子文書Docに対して最終承認するか否かを判定する。この1人のユーザEが承認したことを条件に2次承認が終了する。
(4)レビュー終了
最終承認が得られた場合にレビューが終了し、電子文書Docは印刷可能な状態で保管される。なお、レビュー期限に達した時点で最終承認が得られなかった場合にもレビューは終了する。
図9は、レビューの実施時におけるチャットルームの相互関係を示す模式図である。本図の例では、ユーザ毎に準備された4つの個人ルーム90と、レビュー単位で準備された2つの共用ルーム92と、から構成される。ここで、レビュー単位とは、1つのレビューにて取り扱う成果物の構成単位(1つ又は複数の電子文書Doc)を意味する。
図10は、依頼者であるユーザAの個人ルーム90に対応するサービス画面30aの一例を示す図である。図10(a)のサービス画面30a上には、ユーザAが、ボットとの対話を通じて、ユーザB,C,Dにレビューを依頼するシーンを表している。なお、ユーザAを示すユーザアイコン34aに対面する位置に、印刷機器20の外形を模したボットアイコン36が配置されている。
(Msg01)ユーザAは、ボットに向けて、電子文書Docを投稿したことを通知するメッセージを発する。
(Msg02)ボットは、ユーザAに向けて、電子文書Docの取扱いについて問い合わせるメッセージを発する。
(Msg04)ボットは、ユーザBに向けて、レビューリストを提供するメッセージを発する。
(Msg05)ユーザBは、ボットに向けて、レビューリスト内の2つのうち、1番目のレビュー(Review−1)の実施を要求するメッセージを発する。
(Msg06)ボットは、ユーザBに向けて、レビュー結果の入力を要求するメッセージを発する。
図12は、共用ルーム92に対応するサービス画面30sの一例を示す図である。このサービス画面30sは、いわゆるワンストップサービスにより、電子文書Docのレビュー及び印刷を行うシーンを表している。
(Msg12)ボットは、グループのメンバ全員(ユーザA,B,C,D)に向けて、電子文書Docのレビュー開始を通知するメッセージを発する。
(Msg13)ボットは、ユーザAに向けて、電子文書Docを承認したことを通知するメッセージを、承認者の1人であるユーザBに代わって発する。
(Msg14)ボットは、ユーザAに向けて、電子文書Docを承認したことを通知するメッセージを、承認者の1人であるユーザCに代わって発する。
(Msg15)ボットは、ユーザAに向けて、電子文書Docを承認したことを通知するメッセージを、承認者の1人であるユーザDに代わって発する。
(Msg17)ボットは、依頼者であるユーザAに向けて、電子文書Docの印刷の要否を問い合わせるメッセージを発する。
(Msg18)ユーザAは、ボットに向けて、電子文書Docの印刷を要求するメッセージを発する。
(Msg19)ボットは、ユーザAに向けて、電子文書Docの印刷が終了したことを通知するメッセージを発する。
図13は、ユーザ端末16,18及びボットサーバ14の動作を示すシーケンス図である。ここで、ユーザ端末16及びボットサーバ14は、基本的にはチャットサーバ12を経由してデータのやり取りを行う。同様に、ユーザ端末18及びボットサーバ14は、基本的には、チャットサーバ12を経由してデータのやり取りを行う。
グループのメンバであるユーザA,B,C,Dはそれぞれ、ユーザ端末16,18を用いて、サービス画面30を表示するための操作を行う。ユーザ端末16,18の表示用データ作成部84は、メッセージ交換用アプリケーションの実行中に、端末側記憶部78から読み出した共有データ56を用いて表示用データを作成し、当該表示用データをUI部80に向けて出力する。これにより、ユーザ端末16,18のUI部80には、所望のサービス画面30(図2)が表示される。
ユーザAは、ユーザ端末16を用いて、電子文書Docを投稿するための操作を行う。ユーザ端末16の交換処理部82は、UI部80を介してユーザAによる投稿操作を受け付けた場合、投稿対象であるメッセージ及び電子ファイル(つまり、電子文書Doc)を含むデータを送信する送信制御を行う。ボットサーバ14の交換処理部46は、端末側通信部74、チャットサーバ12及びサーバ側通信部40を介して、電子文書Docを含む共有データ56を取得する。これにより、サービス画面30上には、ユーザAが、ボットに、レビュー対象である電子文書Docを投稿したことを通知するメッセージ(Msg01)が追加される。
ボットサーバ14の対話制御部48は、電子文書Docが投稿されたことを確認し、この電子文書Docに対するレビューの実施要否をユーザAに問い合わせるメッセージを生成する。そして、交換処理部46は、対話制御部48から当該メッセージが供給された場合、投稿対象であるメッセージを含むデータを送信する送信制御を行う。ユーザ端末18の交換処理部82は、ボットからの投稿メッセージを含む共有データ56を取得する。これにより、ユーザ端末16のサービス画面30上には、ボットが、ユーザAに、レビューの実施要否を問い合わせるメッセージ(Msg03)が追加される。
レビューの依頼者であるユーザAは、ユーザ端末16を用いて、レビューの開始を依頼するための操作を行う。ユーザ端末16の交換処理部82は、UI部80を介してユーザAによる依頼操作(例えば、図10(a)における[レビュー]ボタンのタップ操作)を受け付けた場合、この依頼の意思を示す操作データを送信する送信制御を行う。ボットサーバ14の交換処理部46は、この操作データを含む共有データ56を取得する。
レビュー設定部50は、対話制御部48を経由してレビュー依頼を受け付けた場合、新たなレビューIDを発行するとともに、この電子文書Docのレビューに適用するレビューWFを設定する。その後、レビュー設定部50は、現時点のレビュー情報62にレコードを追加する更新処理を行う。
対話制御部48は、レビュー情報62が更新されたことを確認し、この電子文書Docのレビュー開始を通知するメッセージを生成する。そして、交換処理部46は、対話制御部48から当該メッセージが供給された場合、投稿対象であるメッセージを含むデータを送信する送信制御を行う。そうすると、ユーザ端末16のサービス画面30上には、ボットが、当事者全員(つまり、依頼者及び承認者)に、レビューの開始を通知するメッセージ(Msg03)が追加される。
レビューの承認者であるユーザB,C,Dは、電子文書Docのレビューをそれぞれ実施する。ユーザB,C,Dは、ユーザ端末18を用いて、ボットのレビュー支援を受けながら承認の可否を判断する。このレビュー支援は、例えば、[1]承認者として登録されているレビューの一覧表(レビューリスト)の提供、[2]レビューリストに列挙されている承認状況の提供、[3]電子文書Docの提供(電子ファイル又は印刷物)、[4]自身の判断結果をボットに通知させる代行サービスの提供、などが挙げられる。
対話制御部48は、共有データ56の中から操作データを抽出した場合、レビュー情報62の「承認状況」を更新する(例えば、ユーザB:未了→承認済み)。
対話制御部48は、レビュー情報62の「承認状況」を逐次読み出し、レビューの最終承認が得られたか否かを判断する。あるいは、対話制御部48は、レビュー情報62の「レビュー期限」を逐次読み出し、レビュー期限を経過したレビューがある場合、そのレビューを終了する。
対話制御部48は、最終承認が得られた電子文書Docの内容を確定し、レビューIDに対応付けた状態でサーバ側記憶部44に格納させる。
対話制御部48は、電子文書Docのレビューが終了したことを通知するメッセージを生成する。交換処理部46は、対話制御部48から当該メッセージが供給された場合、投稿対象であるメッセージを含むデータを送信する送信制御を行う。これにより、サービス画面30上には、ボットが、レビューの当事者全員に、電子文書Docのレビュー終了を通知するメッセージ(Msg16)が追加される。
対話制御部48は、電子文書Docを印刷するメッセージを生成する。交換処理部46は、対話制御部48から当該メッセージが供給された場合、投稿対象であるメッセージを含むデータを送信する送信制御を行う。これにより、サービス画面30上には、ボットが、レビューの依頼者であるユーザAに、電子文書Docの印刷の要否を問い合わせるメッセージ(Msg17)が追加される。
ユーザAは、ユーザ端末16を用いて、電子文書Docの印刷を要求するための操作を行う。ユーザ端末16の交換処理部82は、UI部80を介してユーザAによる要求操作を受け付けた場合、投稿対象であるメッセージを含むデータを送信する送信制御を行う。ボットサーバ14の交換処理部46は、ユーザAからの投稿メッセージを含む共有データ56を取得する。そうすると、サービス画面30上には、ユーザAが、ボットに、電子文書Docの印刷を要求するメッセージ(Msg18)が追加される。
印刷指示部52は、レビューIDに対応付けられた電子文書Docを取得した後、図5(c)のプリンタ情報64を読み出して参照することで、ユーザAに対応付けられた印刷機器20を選定する。また、印刷指示部52は、プリンタ情報64又は電子文書Docの内容に基づいて、電子文書Docの印刷に適した印刷設定情報を決定する。
印刷指示部52は、電子文書Doc及び印刷設定情報を含むデータを、選定された印刷機器20に向けて出力することで、印刷設定情報を用いた電子文書Docの印刷を指示する。印刷機器20は、所望の印刷設定に従って電子文書Docのプリント処理を行った後、当該印刷が終了した旨をボットサーバ14に通知する。
ボットサーバ14の対話制御部48は、印刷指示部52を経由して印刷機器20からの通知を受け付け、印刷が終了したことを通知するメッセージを生成する。そして、交換処理部46は、対話制御部48から当該メッセージが供給された場合、投稿対象であるメッセージを含むデータを送信する送信制御を行う。これにより、ユーザ端末16のサービス画面30s上には、ボットが、ユーザAに、電子文書Docの印刷が終了したことを通知するメッセージ(Msg19)が追加される。
以上のように、この情報処理システム10は、[1]メッセージ交換サービスのサービス画面30上でメッセージを共有するグループのメンバとの対話を通じて、グループ内で投稿された電子文書Docのレビューを進行させるように、ボット(印刷機器20のアバター)の対話制御を行う対話制御部48(対話制御手段)と、[2]グループのメンバとボットの間の対話を通じてレビューの承認が得られた電子文書Docの印刷を印刷機器20に対して指示する印刷指示部52(印刷指示手段)を備える。
続いて、図3,図4に示す[1]レビュー設定部50及び[2]印刷指示部52の具体的動作について、図14〜図16を参照しながら詳細に説明する。
レビュー設定部50の具体的動作について、図14のフローチャート及び図10(b)を参照しながら説明する。
印刷指示部52の具体的動作について、図15及び図16を参照しながら説明する。
(Msg03)ユーザBは、ボットに向けて、自身のレビューリストを要求するメッセージを発する。
(Msg04)ボットは、ユーザBに向けて、レビューリストを提供するメッセージを発する。
(Msg05)ユーザBは、ボットに向けて、レビューリスト内の2つのうち、1番目のレビュー(Review−1)の実施を要求するメッセージを発する。
(Msg06)ボットは、ユーザBに向けて、レビュー結果の入力を要求するメッセージを発する。
(Msg21)ユーザAは、ボットに向けて、電子印122の設定を開始することを通知するメッセージを発する。
(Msg22)ボットは、ユーザAに向けて、電子印122の設定に関する入力を要求するメッセージを発する。
ところで、上記した動作の例では、承認者であるユーザB,C,Dは、各々の個人ルーム90を利用しながら電子文書Docのレビューを行っている。これに対して、ユーザB,C,Dは、個人ルーム90を利用する代わりに、共用ルーム92内にて直接的にメッセージを投稿しながらレビューを実施してもよい。この場合、レビューの判断とは関連性が低いメッセージがサービス画面30s上に表示されやすくなり、それだけレビューの承認状況を把握しにくくなる。そこで、情報処理システム10は、以下に説明する動作を行うことで上記した問題点が解決され得る。
図17は、共用ルーム92に対応するサービス画面30sの別の例を示す図である。図17のサービス画面30s上には、グループのメンバ間でレビューを実施するシーンを表している。なお、ユーザAを示すユーザアイコン34aに対面する位置に、ユーザアイコン34b,34c,34d及びボットアイコン36が配置されている。
(Msg32)ボットは、グループのメンバ全員(ユーザA,B,C,D)に向けて、電子文書Docのレビュー開始を通知するメッセージを発する。
(Msg33)承認者であるユーザBは、ユーザAに向けて、電子文書Docを承認したことを通知するメッセージを発する。
(Msg34)承認者であるユーザCは、ユーザAに向けて、電子文書Docを承認したことを通知するメッセージを発する。
(Msg36)ユーザAは、グループ内の他のメンバ(ユーザB,C,D)に向けて、電子文書Docの改訂を通知するメッセージを発する。このメッセージは、例えば、ユーザAが、図10(a)に示すサービス画面30a上の[改訂レビュー]ボタンをタッチする操作がトリガとなって発せられる。
(Msg37)ボットは、グループのメンバ全員(ユーザA,B,C,D)に向けて、改訂された電子文書Docのレビューを開始し、改訂される前のレビューの承認状況がリセットされたことを通知するメッセージを発する。
図18は、共用ルーム92に対応するサービス画面30sの別の例を示す図である。
(Msg41)依頼者であるユーザAは、グループ内の他のメンバ(ユーザB,C,D)に向けて、電子文書Docのレビューの依頼を予告するメッセージを発する。
(Msg42)ボットは、グループのメンバ全員(ユーザA,B,C,D)に向けて、電子文書Docのレビュー開始を通知するメッセージを発する。
(Msg43)ユーザBは、ユーザAに向けて、電子文書Docの内容について問い合わせるメッセージを発する。
(Msg44)ユーザAは、ユーザBに向けて、ユーザBからの問い合わせに対して回答するメッセージを発する。
(Msg45)ユーザBは、ユーザAに向けて、ユーザAからの回答に対して反論するメッセージを発する。
(Msg46)ユーザAは、ボットに向けて、レビューの承認状況を尋ねるメッセージを発する。
(Msg47)ボットは、ユーザAに向けて、承認者毎のレビューの承認状況を通知するメッセージを発する。これにより、メッセージの交換量の増加に伴って、レビューの判断結果を示すメッセージを探しにくい状態であっても、レビューの承認状況を容易に把握することができる。
Claims (15)
- メッセージ交換サービスのサービス画面上でメッセージを共有するグループのメンバとの対話を通じて、前記グループ内で投稿された電子文書のレビューを進行させるように、印刷機器のアバターの対話制御を行う対話制御手段と、
前記グループのメンバと前記アバターの間の対話を通じて前記レビューの承認が得られた前記電子文書の印刷を前記印刷機器に対して指示する印刷指示手段と、
を備える情報処理システム。 - 前記対話制御手段は、
前記レビューの承認者が、前記サービス画面とは異なる別のサービス画面上で、前記アバターとの対話を通じて前記レビューの判断結果を表明した場合、
前記アバターが、前記サービス画面上で前記レビューの判断結果を通知するように対話制御を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。 - 前記別のサービス画面上のメッセージは、前記グループの各メンバと前記アバターの間で共有可能であり、
前記対話制御手段は、前記別のサービス画面上で、前記アバターが前記レビューの実施を支援するように対話制御を行う
ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。 - 前記対話制御手段は、前記別のサービス画面上で、ユーザの要求に応じて、前記ユーザが承認者として登録されているレビューの一覧を示すレビューリストを提供するように前記アバターの対話制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
- 前記レビューは、複数の承認フェーズからなる多段階承認フローに従って行われることを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記対話制御手段は、前記レビューによる最終承認が得られた場合、前記アバターが、前記レビューの依頼者に対して前記電子文書の印刷の要否を問い合わせるように対話制御を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記対話制御手段は、前記レビューの最終承認が得られる前に前記電子文書の改訂版が投稿された場合、前記アバターが、前記サービス画面上で前記レビューの承認状況が変更されたことを通知するように対話制御を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記対話制御手段は、前記レビューの依頼者からの要求に応じて、前記アバターが前記レビューの承認状況を通知するように対話制御を行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記サービス画面上において前記電子文書の承認の意思を示すメッセージの欄を、他のメッセージの欄と比べて強調表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記グループ内で共有されたメッセージの投稿回数が相対的に多いメンバを、前記レビューの承認者として設定する設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記レビューの依頼者と前記アバターの間の対話を通じて指定された前記グループのメンバを、前記レビューの承認者として設定する設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記印刷指示手段は、前記レビューの最終承認がまだ得られていない場合、前記レビューが実施中であることを示す電子透かしを付した前記電子文書の印刷を指示することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- 前記印刷指示手段は、前記レビューの最終承認が得られた場合、承認者による電子印を付した前記電子文書の印刷を指示することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の情報処理システム。
- メッセージ交換サービスのサービス画面上でメッセージを共有するグループのメンバとの対話を通じて、前記グループ内で投稿された電子文書のレビューを進行させるように、印刷機器のアバターの対話制御を行う対話制御ステップと、
前記グループのメンバと前記アバターの間の対話を通じてレビューの承認が得られた前記電子文書の印刷を前記印刷機器に対して指示する印刷指示ステップと、
を1つ又は複数のコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。 - メッセージ交換サービスのサービス画面上でメッセージを共有するグループのメンバとの対話を通じて、前記グループ内で投稿された電子文書のレビューを進行させるように、印刷機器のアバターの対話制御を行う対話制御ステップと、
前記グループのメンバと前記アバターの間の対話を通じてレビューの承認が得られた前記電子文書の印刷を前記印刷機器に対して指示する印刷指示ステップと、
を1つ又は複数のコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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