JP7012976B2 - 背中支持部材及びサポータースーツ - Google Patents

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    • A61F5/00Orthopaedic methods or devices for non-surgical treatment of bones or joints; Nursing devices; Anti-rape devices
    • A61F5/01Orthopaedic devices, e.g. splints, casts or braces

Description

本発明は、背中支持部材及びサポータースーツに関する。
特許文献1には、利用者の姿勢矯正及び前屈動作の動作支援を目的とするアシストスーツが記載されている。アシストスーツに設けられる背骨部材は、利用者の脊椎(腰椎及び胸椎)に沿って設けられており、利用者の肩甲骨を避けることによって、上半身の捻転動作を阻害せずに前屈動作を支援する。
特許第6273323号公報
前記したように、特許文献1に記載のアシストスーツは、利用者の捻転動作を支援するものではない。これに対し、工場等で作業を行う利用者の疲労軽減、腰痛防止等といった観点から、利用者の捻転動作及び捻転からの戻り動作に対する支援が望まれている。
本発明は、前記した事項に鑑みて創案されたものであり、利用者の捻転動作及び捻転からの戻り動作を好適に支援することが可能な背中支持部材及びサポータースーツを提供することを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明の背中支持部材は、利用者の背中に沿うように設けられて当該背中を後側から支持する背中支持部材であって、前記利用者の腰椎に沿うように設けられる腰椎サポート部と、前記腰椎サポート部の上部から左右に分岐し、肩甲骨に沿うように設けられる左右一対の肩甲骨サポート部と、を備え、前記腰椎サポート部を通る上下軸周りの捻転に対して弾性変形可能であり、左右一対の前記肩甲骨サポート部のうち後方に捻転した方が、対応する前記肩甲骨を復元力によって押すことを特徴とする。
また、本発明のサポータースーツは、前記背中支持部材と、前記背中支持部材が取り付けられる後身頃部と、前記利用者の胴体に巻回されることによって、前記背中支持部材の前記腰椎サポート部を前記利用者の背中に密着させる腹巻部と、前記後身頃部と連結されており、前記利用者の踵に装着される足装着部と、前記後身頃部の上端部及び前記腹巻部を前記利用者の前側で連結する第一の連結部と、前記後身頃部の下端部及び前記膝装着部を前記利用者の後側で連結する第二の連結部と、前記膝装着部及び前記足装着部を前記利用者の後側で連結する第三の連結部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、利用者の捻転動作及び捻転からの戻り動作を好適に支援することができる。
本発明の実施形態に係るサポータースーツの装着状態を模式的に示す正面図である。 本発明の実施形態に係るサポータースーツの装着状態を模式的に示す背面図である。 サポータースーツ本体を模式的に示す正面図である。 サポータースーツ本体を模式的に示す背面図である。 腹巻部を模式的に示す正面図である。 腹巻部を模式的に示す背面図である。 膝装着部を模式的に示す背面図である。 下肢装着部を模式的に示す背面図である。 背中支持部材を模式的に示す斜視図である。 背中支持部材と利用者との関係を模式的に示す背面図である。 背中支持部材と利用者との関係を模式的に示す側面図である。
以下、本発明の実施形態について、同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。上下、前後、左右といった方向を示す用語は、サポータースーツを装着する利用者を基準とする。また、利用者による装着状態において、周囲から見える面を表面(表側)、利用者の体側となる面を裏面(裏側)とする。
図1及び図2に示すように、本発明の実施形態に係るサポータースーツ1は、サポータタースーツ本体10と、腹巻部20と、左右一対の膝装着部30,30と、左右一対の下肢装着部40,40と、背中支持部材50と、を備える。
<サポータースーツ本体>
図3及び図4に示すように、サポータースーツ本体10は、後身頃部11と、左右一対の前身頃部12,12と、左右一対の大腿部13,13と、を一体に備える。
≪後身頃部≫
後身頃部11は、サポータースーツ1の装着状態において、利用者の背中及び臀部に沿う部位である。後身頃部11には、背中支持部材収容部11aと、腹巻部挿通部11bと、が設けられている。
背中支持部材収容部11aは、後身頃部11の前面(裏面)に形成されており、ファスナによって開閉可能な袋部である。背中支持部材収容部11aには、背中支持部材50が収容される。
腹巻部挿通部11bは、後身頃部11の後面(表面)の下部に形成された、側面視で環状を呈する部位である。腹巻部挿通部11bには、腹巻部20が挿通される。腹巻部挿通部11bにおける後身頃部11の後面には、面ファスナが設けられている。
≪前身頃部≫
前身頃部12は、後身頃部11の上端部かつ左右両端部から延設されており、利用者の肩にかかって胸側へ延びる部位である。前身頃部12には、ベルト部12a,12b,12cが設けられている。前身頃部12は、ベルト部12a及びベルト部22aとともに、後身頃部11の上端部及び腹巻部20を利用者の前側で連結する第一の連結部を構成する。
ベルト部12aは、前身頃部12の表面から、サポータースーツ1の装着状態で下方に向かうように設けられている。ベルト部12bは、一方の前身頃部12のベルト部12aから、他方の前身頃部12に向かうように設けられている。ベルト部12cは、他方の前身頃部12のベルト部12aから、一方の前身頃部12に向かうように設けられている。ベルト部12aは、後記する腹巻部20のベルト部22aと長さ変更可能に係止される。ベルト12b及びベルト12cは、長さ変更可能に互いに係止される。
後身頃部11及び前身頃部12は、通気性及びクッション性を有し、利用者の背中の動きにフィットする素材によって形成されることが望ましく、例えば、ポリエステル系エラストマーを織り込んだクッション素材によって形成されている。
≪大腿部≫
大腿部13は、後身頃部11の下端部から延設されており、利用者の大腿の後側に沿って膝側へ延びる部位である。大腿部13の下端部は、折り返した状態で面ファスナによって当該大腿部13の高さ方向中間部に固定される。大腿部13は、ベルト挿通部31bとともに、後身頃部11の下端部及び膝装着部30を利用者の後側で連結する第二の連結部を構成する。大腿部13には、ベルト部13aが設けられている。
ベルト部13aは、大腿部13の上端部の表面から、上方に向かうように設けられている。ベルト部13aは、後記する腹巻部20のベルト部21aと長さ変更可能に係止される。
大腿部13は、後身頃部11等の上半身のパーツを支持するアンカーとしての伸縮性及び固定力を有する素材によって形成されることが望ましく、例えば、クロロプレンゴム、パイル生地及びツーウェイトリコット生地を貼り合わせた3層構造の素材によって形成されている。
<腹巻部>
図1及び図2に示すように、腹巻部20は、利用者の胴体(体幹)下部に装着される部材である。図5及び図6に示すように、腹巻部20は、第一の腹巻部21と、第二の腹巻部22と、ベルト部23と、を備える。
≪第一の腹巻部≫
第一の腹巻部21は、利用者の骨盤周りに巻回される帯状の部位である。第一の腹巻部21の両端部は、利用者の前側(臍下付近)で重ねられて面ファスナによって互いに固定される。第一の腹巻部21には、左右一対のベルト部21a,21aが設けられている。ベルト部21aは、第一の腹巻部21の背中側表面から、下方に向かうように設けられている。
≪第二の腹巻部≫
第二の腹巻部22は、第一の腹巻部21の上側で利用者の腰椎周りに巻回される帯状の部位である。第二の腹巻部22の両端部は、利用者の前側(臍付近)で重ねられて面ファスナによって互いに固定される。第二の腹巻部22には、左右一対のベルト部22a,22aが設けられている。ベルト部22aは、第二の腹巻部22の腹側上端部から、上方に向かうように設けられている。
第一の腹巻部21及び第二の腹巻部22は、利用者の背中側において一体化されている。第一の腹巻部21及び第二の腹巻部22の背中側裏面には、面ファスナ部20aが設けられている。
≪ベルト部≫
ベルト部23は、第一の腹巻部21周りに巻回される。ベルト部23は、伸縮性を有する素材によって形成されている。ベルト部23の長手方向中間部は、第一の腹巻部21の背中側表面の上端部に固定されている。ベルト部23の長手方向両端部は、第一の腹巻部21の腹側表面に対して面ファスナによって固定される。
かかる腹巻部20の特に第一の腹巻部21及び第二の腹巻部22は、例えば、ナイロン及びポリウレタンを含む強力パワーネット素材によって形成されている。
<膝装着部>
図1及び図2に示すように、膝装着部30は、利用者の膝に装着される部材である。図7に示すように、膝装着部30は、膝裏部31と、内上片部32と、外上片部33と、内下片部34と、外下片部35と、を一体に備える。
膝裏部31は、利用者の膝裏に当てられる部位である。内上片部32は、膝裏部31における内端部の上部から横方向に延設されている。外上片部33は、膝裏部31における外端部の上部から横方向に延設されている。内下片部34は、膝裏部31における内端部の下部から横方向に延設されている。外下片部35は、膝裏部31における外端部の下部から横方向に延設されている。内上片部32及び外上片部33は、面ファスナによって互いに固定可能であり、内下片部34及び外下片部35は、面ファスナによって互いに固定可能である。
かかる膝装着部30は、後身頃部11等の上半身のパーツを支持するアンカーとしての伸縮性及び固定力を有する素材によって形成されることが望ましく、例えば、クロロプレンゴム、パイル生地及びツーウェイトリコット生地を貼り合わせた3層構造の素材によって形成されている。ただし、膝裏部31の中央部31aは、伸縮性を有しない、通気性の良い素材によって形成されている。
膝裏部31には、ベルト挿通部31b,31cが設けられている。ベルト挿通部31bは、膝裏部31の上端部に設けられている。ベルト挿通部31bには、サポータースーツ本体10の大腿部13が挿通可能である。ベルト挿通部31cは、膝裏部31の下端部に設けられている。ベルト挿通部31cには、下肢装着部40の下腿部41が挿通可能である。
<下肢装着部>
図1及び図2に示すように、下肢装着部40は、利用者の下腿に沿うとともに足に装着される部材である。図8に示すように、下肢装着部40は、下腿部41と、足首装着部42と、踵装着部43と、を一体に備える。
下腿部41は、利用者の下腿の後側に沿う部位である。足首装着部42は、下腿部41の下端部から左右方向に延設されており、利用者の足首に巻回される部位である。踵装着部43は、足首装着部42とともに環状を構成し、利用者の踵に装着される部位である。踵装着部43は、足首装着部42とともに、利用者の踵に装着される足装着部を構成する。下腿部41は、ベルト挿通部31cとともに、膝装着部30及び足装着部を利用者の後側で連結する第三の連結部を構成する。
かかる下肢装着部40は、後身頃部11等の上半身のパーツを支持するアンカーとしての伸縮性及び固定力を有する素材によって形成されることが望ましく、例えば、クロロプレンゴム、パイル生地及びツーウェイトリコット生地を貼り合わせた3層構造の素材によって形成されている。
<背中支持部材>
図2に示すように、背中支持部材50は、利用者の背中に沿うように設けられて、背中を後側から支持する長板形状の部材である。背中支持部材50は、弾性変形可能な成形部材によって形成されている。背中支持部材50は、金属(例えば、鋼板材)、樹脂、ゴム等によって形成可能である。図9から図11に示すように、背中支持部材50は、腰椎サポート部51と、左右一対の肩甲骨サポート部52,52と、骨盤サポート部53と、を一体に備える。
≪腰椎サポート部≫
腰椎サポート部51は、上下方向に延設されており、利用者の腰椎に沿うように設けられる部位である。腰椎サポート部51は、人間の腰椎の生理的弯曲(前弯)に沿う形状を呈する。
≪肩甲骨サポート部≫
左右一対の肩甲骨サポート部52,52は、腰椎サポート部51の上部(本実施形態では、上端部)から左右に分岐し、利用者の肩甲骨に宛がうように設けられる部位である。肩甲骨サポート部52は、人間の脊椎の生理的弯曲(後弯)に沿う形状を呈する。肩甲骨サポート部52は、腰椎サポート部51の上端部から、上斜め前方に延設されている。肩甲骨サポート部52は、腰椎サポート部51の上端部から横斜め上方に延設される下部52aと、下部52aの先端部から略上方に延設される上部52bと、を一体に備える。肩甲骨サポート部52の左右の下部52aと腰椎サポート部51の上端部との連結部は、利用者の左右の肩甲骨の下縁を結んだ位置に設けられる。肩甲骨サポート部52の上部52bは、2/3以上が利用者の背中の肩甲骨に対応する部位に当接することが望ましい。
≪骨盤サポート部≫
骨盤サポート部53は、腰椎サポート部51の下端部から下方に延設されており、利用者の骨盤に沿うように設けられる部位である。骨盤サポート部53は、腰椎サポート部51よりも幅広となるように横方向に延在しており、少なくとも骨盤の仙骨及び仙腸関節を後側から覆う。
背中支持部材50は、前後傾及び上下軸周りの捻転に対して弾性変形可能な素材によって形成されており、例えば、ポリエチレンテレフタレート等の樹脂層によって形成されている。背中支持部材50は、利用者の体格、体重等に応じて、前記樹脂層がガラス繊維等によって強化されていてもよく、前記樹脂層が複数積層されていてもよい。
背中支持部材50の寸法及び形状は、利用者の身長及び各部位のサイズ測定(写真撮影等)、体重測定等の結果に基づいて設定可能である。また、背中支持部材50の腰椎サポート部51及び肩甲骨サポート部52の上下方向寸法は、利用者の身長の略1/3であることが望ましい。また、腰椎サポート部51の上下方向寸法と肩甲骨サポート部52の上下方向寸法との比は、4:6であることが望ましい。背中支持部材50は、共用化される場合には、一般的な人間の生理的弯曲よりも若干大きい弯曲を有することが望ましく、個人用である場合には、利用者の生理的弯曲よりも若干大きい弯曲を有することが望ましい。
背中支持部材50は、利用者の背中の前後傾に応じて前後に屈曲可能であるとともに、利用者の背中の捻転に応じて、腰椎サポート部51を通る上下軸周りに捻転可能である。背中支持部材50の左右一対の肩甲骨サポート部52の一方が捻転すると、左右一対の肩甲骨サポート52の他方も同方向に捻転する。
<サポータースーツの装着方法>
続いて、本発明の実施形態に係るサポータースーツ1の装着方法について説明する。まず、利用者は、サポータースーツ本体10、腹巻部20、左右一対の膝装着部30,30及び左右一対の下肢装着部40,40を平置きし、これらを組み付ける。ここで、利用者は、背中支持部材50をサポータースーツ本体10の背中支持部材収容部11aに収容させる。また、利用者は、腹巻部20をサポータースーツ本体10の腹巻部挿通部11bに挿通させる。ここで、利用者は、腹巻部20の面ファスナ部20aを腹巻部挿通部11bに設けられた面ファスナに対して固定することによって、腹巻部20をサポータースーツ本体10に対して位置決めする。また、利用者は、大腿部13の下端部を膝装着部30のベルト挿通部31bに挿通させ、大腿部13の高さ方向中間部に対して面ファスナによって固定する。また、利用者は、下肢装着部40における下腿部41の上端部を膝装着部30のベルト挿通部31cに挿通させ、下腿部41の高さ方向中間部に対して面ファスナによって固定する。
続いて、利用者は、サポータースーツ1の左右一対の前身頃部12,12を両肩に掛け、前身頃部12のベルト部12aと第二の腹巻部22のベルト部22aとを緩く係止させる。
続いて、利用者は、足を踵装着部43に通すことによって踵装着部43を踵に装着させ、足首装着部42を足首に巻回させて当該足首装着部42の両端部を面ファスナによって固定する。
続いて、利用者は、第一の腹巻部21を骨盤周りに巻回させて、当該第一の腹巻部21の両端部を面ファスナによって固定する。第一の腹巻部21は、背中支持部材50の骨盤サポート部53を利用者の臀部に密着させる。
続いて、利用者は、大腿部13及び下腿部41の長さを調整するとともに、大腿部13のベルト部13aと第一の腹巻部21のベルト部21aとを係止させる。ここで、ベルト13a及びベルト21aの係止長は、股関節の屈曲からの戻りをアシストする張力を有するように設定される。続いて、利用者は、膝装着部30の内上片部32及び外上片部33を膝上周りに巻回させてこれらを面ファスナによって互いに固定するとともに、膝装着部30の内下片部34及び外下片部35を膝下周りに巻回させてこれらを面ファスナによって互いに固定する。すなわち、膝装着部30は、利用者の膝頭を上下から挟み込むように装着される。
続いて、利用者は、第二の腹巻部22を腰椎周りに巻回させて、当該第二の腹巻部22の両端部を面ファスナによって固定する。第二の腹巻部22は、背中支持部材50の腰椎サポート部51を利用者の背中に密着させる。
続いて、利用者は、腹巻部20のベルト部23を伸張させた状態で、当該ベルト部23の両端部を第一の腹巻部21の腹側表面に対して面ファスナによって固定する。ベルト部23の両端部は、ベルト部23の中間部よりも低い位置で第一の腹巻部21に固定されることが望ましい。
続いて、利用者は、前身頃部12のベルト部12aと第二の腹巻部22のベルト部22aとを長さ調整して係止させる。続いて、利用者は、ベルト部12b,12cを長さ調整して係止させる。
<サポータースーツの使用例>
サポータースーツ1は、背中支持部材50によって、利用者の脊椎及び腰椎の生理的弯曲を支援し、背筋が伸びた姿勢をとらせることができる。また、サポータースーツ1は、ベルト部23によって、利用者の骨盤の前傾を支援し、背筋が伸びた姿勢をとらせることができる。また、サポータースーツ1は、腹巻部20によって、背中支持部材50の腰椎サポート部51及び骨盤サポート部53を利用者の背中に密着させることができる。
また、サポータースーツ1は、後身頃部11が踵装着部43と連結されていることによって、利用者による体幹の捻転動作時においても、背中支持部材50の腰椎サポート部51及び骨盤サポート部53を好適に支持することができる。特に、サポータースーツ1は、踵装着部43が利用者の踵によって踏まれていることによって、腹巻部20、背中支持部材50等が上方にずれること(ずり上がり)を好適に防止することができる。また、サポータースーツ1は、踵装着部43が利用者の踵によって踏まれていることによって、利用者による体幹の捻転動作時においても、体幹から離れていて捻転しない踵を支点として腹巻部20、背中支持部材50等を支持し、捻転動作に伴う膝固定部30の回転方向のズレを防止することができる。
また、サポータースーツ1は、膝装着部30によって、利用者が膝を曲げた状態においても、背中支持部材50のずり上がりを防止し、踵装着部43と協働して腰椎サポート部51及び骨盤サポート部53の支持機能を実現することができる。
利用者が上体を前傾させた場合には、背中支持部材50は、利用者の背中の前屈に応じて弾性変形する。背中支持部材50は、その復元力によって、利用者の背中が必要以上に曲がることを防止することができる。また、ベルト13a及びベルト21aは、その張力によって、股関節の屈曲からの戻りをアシストすることができる。背中支持部材50の復元力並びにベルト13a及びベルト21aの張力は、利用者の前屈姿勢の維持にも貢献する。
また、利用者が上体を捻転させた場合(例えば、右肩を後方に回す場合)には、利用者は、背中支持部材50における右側の肩甲骨サポート部52を、右肩甲骨によって復元力を感じながら押すことによって、正しい姿勢で捻転を行うことができる。さらに、利用者は、左肩甲骨が左側の肩甲骨サポート部52によって押されることによって、捻転をスムーズに行うことができる。一方、利用者が上体の捻転を戻す場合(例えば、右肩を元に戻す場合)には、利用者は、背中支持部材50における左側の肩甲骨サポート部52を、左肩甲骨によって押すことによって、正しい姿勢で捻転の戻り動作を行うことができる。さらに、利用者は、右肩甲骨が右側の肩甲骨サポート部52の復元力によって押されることによって、捻転の戻り動作をスムーズに行い、姿勢をラクに戻すことができる。すなわち、背中支持部材50及びサポータースーツ1は、利用者の捻転動作及び捻転からの戻り動作を好適に支援することができる。
また、利用者が物品を持って移動させる場合等、利用者が上体を捻転させつつ前傾させる場合(例えば、右肩を後方に回す場合)には、サポータースーツ1は、前方に出た左側の肩甲骨サポート部52が対角に配置された右側の下肢装着部40側に引っ張られることによって、利用者の左肩を好適に支持することができる。
本発明の実施形態に係る背中支持部材50は、利用者の背中に沿うように設けられて当該背中を後側から支持する背中支持部材50であって、前記利用者の腰椎に沿うように設けられる腰椎サポート部51と、前記腰椎サポート部51の上部から左右に分岐し、肩甲骨に沿うように設けられる左右一対の肩甲骨サポート部52,52と、を備え、前記腰椎サポート部51を通る上下軸周りの捻転に対して弾性変形可能であることを特徴とする。
したがって、背中支持部材50は、肩甲骨サポート部52が利用者の肩甲骨に沿うように設けられているので、利用者の捻転動作及び捻転からの戻り動作を好適に支援することができる。
また、背中支持部材50は、前記腰椎サポート部51の下端部から下方に延設されており、前記利用者の骨盤に沿うように横方向に延在して設けられる骨盤サポート部53を備えることを特徴とする。
したがって、背中支持部材50は、骨盤サポート部53を備えるので、骨盤を含む利用者の捻転動作及び捻転からの戻り動作を好適に支援することができる。
また、背中支持部材50は、弾性変形可能な成形部材によって形成されていることを特徴とする。
したがって、背中支持部材50は、金属、樹脂、ゴム等によって所望の形状をとることができる。また、背中支持部材50は、特に樹脂によって形成されている場合には、金属によって形成されている場合と比較して、薄型化及び軽量化を実現するとともに、温度による利用者への不快感を抑制することができる。
また、本発明の実施形態に係るサポータースーツ1は、前記背中支持部材50と、前記背中支持部材50が取り付けられる後身頃部11と、前記利用者の胴体に巻回されることによって、前記背中支持部材50の前記腰椎サポート部51を前記利用者の背中に密着させる腹巻部20と、前記利用者の膝に装着される膝装着部30と、前記後身頃部11と連結されており、前記利用者の踵に装着される足装着部と、を備えることを特徴とする。
したがって、サポータースーツ1は、利用者の踵によって踏まれる足装着部を支点として背中支持部材50を支持することによって背中支持部材50のずり上がりを防止し、利用者の捻転動作及び捻転からの戻り動作を好適に支援することができる。
また、サポータースーツ1は、前記後身頃部11及び前記足装着部と連結されており、前記利用者の膝に装着される膝装着部を備えることを特徴とする。
したがって、サポータースーツ1は、利用者が膝を曲げた状態においても背中支持部材50のずり上がりを防止し、利用者の捻転動作及び捻転からの戻り動作を好適に支援することができる。
また、サポータースーツ1は、前記後身頃部11の上端部及び前記腹巻部20を前記利用者の前側で連結する第一の連結部と、前記後身頃部11の下端部及び前記膝装着部30を前記利用者の後側で連結する第二の連結部と、前記膝装着部30及び前記足装着部を前記利用者の後側で連結する第三の連結部と、を備えることを特徴とする。
したがって、サポータースーツ1は、第一の連結部によって後身頃部11及び腹巻部20を利用者の上体に好適に密着させるとともに、第二の連結部及び第三の連結部によって利用者の膝の屈伸による影響を受けにくい位置で後身頃部11、膝装着部30及び足装着部を好適に連結することができる。
また、サポータースーツ1は、前記第一の連結部、前記第二の連結部及び前記第三の連結部の少なくとも一つが、長さを変更可能であることを特徴とする。
したがって、サポータースーツ1は、異なる体格の利用者に対してフィットし、動作を好適に支援することができる。
また、サポータースーツ1は、前記腹巻部20が、前記利用者の骨盤周りに装着される第一の腹巻部21と、前記利用者の腰椎周りに装着される第二の腹巻部22と、を備えることを特徴とする。
したがって、サポータースーツ1は、利用者の骨盤及び腰椎周りの安定化を実現することができる。
また、サポータースーツ1は、前記腹巻部20が、前記第一の腹巻部21の外側に設けられており、前記第一の腹巻部21を引き締めるベルト部23を備えることを特徴とする。
したがって、サポータースーツ1は、利用者の骨盤周りのさらなる安定化を実現することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変形可能である。例えば、背中支持部材50は、骨盤サポート部53が省略される構成であってもよい。また、背中支持部材50は、腰椎サポート部51の上端部から上方に延設されており、利用者の脊椎(の少なくとも一部)に沿うように設けられる脊椎サポート部を備える構成であってもよい。
1 サポータースーツ
11 後身頃部
12 前身頃部(第一の連結部)
12a ベルト部(第一の連結部)
13 大腿部(第二の連結部)
20 腹巻部
21 第一の腹巻部
22 第二の腹巻部
22a ベルト部(第一の連結部)
23 ベルト部
30 膝装着部
41 下腿部(第三の連結部)
42 足首装着部(足装着部)
43 踵装着部(足装着部)
50 背中支持部材
51 腰椎サポート部
52 肩甲骨サポート部
53 骨盤サポート部

Claims (9)

  1. 利用者の背中に沿うように設けられて当該背中を後側から支持する背中支持部材であって、
    前記利用者の腰椎に沿うように設けられる腰椎サポート部と、
    前記腰椎サポート部の上部から左右に分岐し、肩甲骨に沿うように設けられる左右一対の肩甲骨サポート部と、
    を備え、
    前記腰椎サポート部を通る上下軸周りの捻転に対して弾性変形可能であり、
    前記左右一対の肩甲骨サポート部は、前記腰椎サポート部の上端部から横斜め上方に延設される下部と、前記下部の先端部から略上方に延設される上部と、を一体に備え、
    前記肩甲骨サポート部の左右の前記下部と前記腰椎サポート部の上端部との連結部は、利用者の左右の肩甲骨の下縁を結んだ位置に設けられ、
    前記背中支持部材は、前記左右一対の肩甲骨サポート部の一方が前記利用者の一方の肩に押されて後方に捻転すると、前記左右一対の肩甲骨サポート部の他方が前記利用者の他方の肩を前方へ押すように捻転する
    ことを特徴とする背中支持部材。
  2. 前記腰椎サポート部の下端部から下方に延設されており、前記利用者の骨盤に沿うように横方向に延在して設けられる骨盤サポート部を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の背中支持部材。
  3. 弾性変形可能な成形部材によって形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の背中支持部材。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の背中支持部材と、
    前記背中支持部材が取り付けられる後身頃部と、
    前記利用者の胴体に巻回されることによって、前記背中支持部材の前記腰椎サポート部を前記利用者の背中に密着させる腹巻部と、
    前記後身頃部と連結されており、前記利用者の踵に装着される足装着部と、
    を備えることを特徴とするサポータースーツ。
  5. 前記後身頃部及び前記足装着部と連結されており、前記利用者の膝に装着される膝装着部を備える
    ことを特徴とする請求項4に記載のサポータースーツ。
  6. 前記後身頃部の上端部及び前記腹巻部を前記利用者の前側で連結する第一の連結部と、
    前記後身頃部の下端部及び前記膝装着部を前記利用者の後側で連結する第二の連結部と、
    前記膝装着部及び前記足装着部を前記利用者の後側で連結する第三の連結部と、
    を備えることを特徴とする請求項5に記載のサポータースーツ。
  7. 前記第一の連結部、前記第二の連結部及び前記第三の連結部の少なくとも一つは、長さを変更可能である
    ことを特徴とする請求項6に記載のサポータースーツ。
  8. 前記腹巻部は、
    前記利用者の骨盤周りに装着される第一の腹巻部と、
    前記利用者の腰椎周りに装着される第二の腹巻部と、
    を備えることを特徴とする請求項4から請求項7のいずれか一項に記載のサポータースーツ。
  9. 前記腹巻部は、
    前記第一の腹巻部の外側に設けられており、前記第一の腹巻部を引き締めるベルト部を備える
    ことを特徴とする請求項8に記載のサポータースーツ。
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