JP7012211B2 - エアゾール製品 - Google Patents

エアゾール製品 Download PDF

Info

Publication number
JP7012211B2
JP7012211B2 JP2017193191A JP2017193191A JP7012211B2 JP 7012211 B2 JP7012211 B2 JP 7012211B2 JP 2017193191 A JP2017193191 A JP 2017193191A JP 2017193191 A JP2017193191 A JP 2017193191A JP 7012211 B2 JP7012211 B2 JP 7012211B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
emulsion
aerosol product
phase
aerosol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017193191A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019064971A (ja
Inventor
康友 中島
誠 坪内
真也 三木
よし野 飯塚
杏 伊藤
俊郎 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Aerosol Industry Co Ltd
Shinshu University NUC
Original Assignee
Toyo Aerosol Industry Co Ltd
Shinshu University NUC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Aerosol Industry Co Ltd, Shinshu University NUC filed Critical Toyo Aerosol Industry Co Ltd
Priority to JP2017193191A priority Critical patent/JP7012211B2/ja
Publication of JP2019064971A publication Critical patent/JP2019064971A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7012211B2 publication Critical patent/JP7012211B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Description

本発明は、乳化剤を用いずに作製したエマルションが充填されたエアゾール製品に関する。
エマルションは、食品、化粧品や医薬品などに広く用いられており、エマルションの分散化安定のためには乳化剤として界面活性剤を用いることが広く知られている。一方、近年、ナチュラル志向の高まりから、人体への負担を軽減するため、乳化剤(界面活性剤)フリーの製品に対する要求が高まっている。
例えば特許文献1では、分散質が油、分散媒が水である水中油滴型(O/W)エマルションにおいて、エマルションを分散安定化させる水溶性添加剤として界面不活性物質を添加させる技術が提案されている。
特開2016-165716号公報
以上のように、乳化剤(界面活性剤)フリーのエマルションに関する技術が提案されているが、これをエアゾール製品に応用した例は知られていない。
本発明は、乳化剤(界面活性剤)を用いずに作製したエマルションが充填されたエアゾール製品を提供することを目的とする。
本発明は、油分を含有する油相及び水相を含むエマルション、並びに噴射剤が充填されたエアゾール製品であって、
該エマルションが乳化剤を含有しないことを特徴とするエアゾール製品に関する。
本発明によれば、乳化剤(界面活性剤)を用いずに作製したエマルションが充填されたエアゾール製品を提供することができる。
エマルションの液滴の粒径分布を示す図 エマルションの経時変化を示す写真
本発明において、数値範囲を示す「○○以上●●以下」及び「○○~●●」などの記載は、特に断りのない限り、端点である下限及び上限を含む範囲である。
乳化剤あるいは界面活性剤とは、油相と水相の界面に作用し界面張力を低下させる作用を有するものをいう。
本発明は、油分を含有する油相及び水相を含むエマルション、並びに噴射剤が充填されたエアゾール製品であって、
該エマルションが乳化剤を含有しないことを特徴とする。
上記のようなエマルションを用いることで、水相のみを充填したエアゾール製品と比較
して、液滴径が小さくなり、噴霧角が広くなることがわかった。そのため、噴霧された霧が柔らかく刺激を緩和することができ、さらに噴霧の際の不快な音も抑制することができる。
液滴径が小さくなり、噴霧角が広くなる理由としては、以下のように考えている。霧は水が細分化され空気中に噴霧されたものである。エマルションのように水中に油滴が介在していると、破断面が多くなり、噴霧の際に霧粒(液滴)が小さくなる。
また、上記のようなエマルションをエアゾール製品に適用することで、使用する際に製品を振とうすることで、容易にエマルションを再分散できることもわかった。
以下、本発明に用いることのできる材料などについて説明する。
〈油相〉
油相は、油分を含む。本発明の効果を損なわない限り、油相には顔料、香料及び有効成分などの添加剤を用いてもよい。
エマルションは、油相が水相に分散した水中油型(O/W)エマルションであることが好ましい。エマルション中の油分の含有量は、好ましくは0.1~1.0質量%であり、より好ましくは0.3~0.5質量%である。上記範囲であると、液滴の分散性安定性が良好になる。
油分としては、特に制限されず、飽和炭化水素、不飽和炭化水素、高級脂肪酸、低級脂肪酸、アルコール、エステル、エーテル、シリコーンオイル、及び炭化フッ素並びにこれらの二種以上の混合物など、水に不溶な(水と相分離する)ものを広く用いることができる。
具体的には以下のものが挙げられる。
例えば、椿油、アルガン油、大豆油、オリーブ油、ひまし油、ココナッツ油、杏油、パーム油、ゴマ油、ホホバ油、綿実油、なたね油、アマニ油、ローズヒップ油などの植物油。
また、スクワラン、オレイン酸、ディート、紫外線吸収剤、精油など。
好ましくは、椿油、アルガン油、大豆油、オリーブ油、ひまし油、ココナッツ油、杏油、ローズヒップ油、スクワラン、ディート、オレイン酸、精油からなる群から選択される少なくとも一つである。
より好ましくは、椿油、アルガン油、大豆油、オリーブ油、ひまし油、ココナッツ油、杏油などの植物油、スクワランなどである。
これらの油分は、水への溶解性が低く、強固な界面が形成可能であるため、長期にわたって分散安定性が良好になり、好ましい。
〈水相〉
水相は、水を含む。本発明の効果を損なわない程度に、香料及び有効成分や酸化防止剤などの添加剤を用いてもよい。
水相には、水に加え、アルコールなど水に混和する(相分離しない)ものを用いることもできる。
例えば、低級アルコール(例えばエタノール等の炭素数1~3の脂肪族一価アルコール);多価アルコール(例えばグリセリン、プロピレングリコール(PG)、ジプロピレングリコール(DPG)、1,3-ブタンジオールなどのブタンジオール、ポリエチレングリコール(PEG));pH調整剤(例えばクエン酸、乳酸、トリエタノールアミン、KOH、NaOH);防錆剤(例えばアンモニア水、安息香酸アンモニウム、亜硝酸ナトリウム);防腐剤(例えばパラベン類、フェノキシエタノール);尿素;カルシウム、鉄、ナトリウムなどのミネラル等が挙げられる。
〈噴射剤〉
エアゾール製品は、噴射剤を含有する。噴射剤は特段限定されず、液化ガスを使用してもよく、圧縮ガスを使用してもよい。好ましくは圧縮ガスであり、亜酸化窒素ガス、窒素
ガス、炭酸ガス又はこれらの混合ガスなどが挙げられる。
〈エアゾール製品〉
エアゾール製品に用いるエアゾール容器は、耐圧容器としては公知の種々の容器を利用することができる。また、耐圧容器の種類に応じて、バルブ装置を装着するための構造を適宜選定することができる。
エアゾール製品は、エマルションをエアゾール容器、すなわちエアゾール用バルブ(噴射バルブ)を備えた耐圧容器内に充填することによって製造される。例えば、エマルションを調製し、得られたエマルションと噴射剤とをエアゾール容器に充填することによってエアゾール製品が製造される。耐圧容器内にさらに内容器を設け、噴射剤とエマルションとを内容器により隔離した、いわゆる二重容器を採用してもよい。
エマルションと噴射剤の混合比率は、液化ガスについては質量比(エマルション/噴射剤)で70/30~35/65程度が好ましい。圧縮ガスの場合は質量比(エマルション/噴射剤)で99.9/0.1~98/2程度が好ましい。
エアゾール製品の吐出形態は特に制限されないが、本発明の効果の観点からスプレー状、ミスト状であることが好ましい。
〈エマルション〉
エマルションの製造方法は特に制限されず、公知の方法を用いることができる。水相と油相とを混合し、例えば、ホモジナイザーや超音波分散機などで分散する方法が挙げられる。
水相に油相を滴下した後、バス型超音波分散機を用いて分散することが好ましい。超音波分散の条件は、10~60kHz(より好ましくは20~40kHz)で、1~10分(より好ましくは4~6分)程度超音波を照射することが好ましい。温度条件は、4~60℃(より好ましくは20~40℃)程度が好ましい。
上記のような方法を採用することで、油滴の粒子径分布が狭く、単峰化するため、長期にわたってエマルションの分散安定性が良好になると考えている。
得られたエマルション中の分散液滴の液滴径は、体積平均粒子径で、好ましくは0.5~5.0μmであり、より好ましくは1.0~3.0μmである。
液滴の粒径分布は、HORIBA社製レーザー回折/散乱粒子径分布測定装置で測定することができる。
以下、実施例を参照して本発明を具体的に説明する。ただし、本発明は以下の実施例の態様に制限されない。
<エマルション1の製造>
超純水99.6質量%に日光ケミカルズ「杏仁油」(日本サーファクタント工業株式会社製)0.4質量%を混合し、300Wのバス型超音波分散機を用いて、温度25℃、周波数28kHz、処理時間5分の条件で超音波分散を行い、エマルション1を得た。得られたエマルション1の液滴径は体積平均粒子径で、2.5μmであった。液滴の粒径分布の測定結果を図1に示す。
得られたエマルション1を40日間静置した。図2に示すように、40日後も安定した分散状態を保っていた。
<実施例1:エアゾール製品1の製造>
エマルション1と充填剤(窒素ガス)とを、エマルション1:充填剤=99:1の質量比率で噴射バルブ装置を備えた耐圧容器に充填し、0.7~0.8MPaに圧力調整(平衡充填)して、エアゾール製品1を得た。噴射の形態は、スプレー状とした。
<比較例1:比較用エアゾール製品1の製造>
エマルション1を超純水にした以外は、実施例1と同様にして比較用エアゾール製品を得た。
実施例1及び比較例1のエアゾール製品を比較した。
噴射された液滴径をレーザー回折式粒度分布測定装置(スプレーテック:Malvern社)で測定したところ、実施例1:平均64.88μm、比較例1:平均69.42μmであり、エアゾール製品1では非常に微細な液滴を噴射できた。
噴霧角度は、実施例1:75度、比較例1:37度であり、エアゾール製品1は、噴霧角が広くソフトな肌あたりになった。
また、エアゾール製品1は、噴霧の際のスプレー音が明らかに低減していた。

Claims (5)

  1. 油分を含有する油相及び水相を含むエマルション、並びに噴射剤が充填されたエアゾール製品であって、
    該エマルション中の前記油分の含有量が、0.1~1.0質量%であり、
    該エマルションが乳化剤を含有しないことを特徴とするエアゾール製品。
  2. 油分を含有する油相及び水相を含むエマルション、並びに噴射剤が充填されたエアゾール製品であって、
    該エマルション中の分散液滴の液滴径が、体積平均粒子径で、0.5~5.0μmであり、
    該エマルションが乳化剤を含有しないことを特徴とするエアゾール製品。
  3. 前記エマルション中の前記油分の含有量が、0.1~1.0質量%である請求項に記載のエアゾール製品。
  4. 前記エマルションは、前記油相が前記水相に分散した水中油型(O/W)エマルションである請求項1~3のいずれか一項に記載のエアゾール製品。
  5. 前記油分が、椿油、アルガン油、大豆油、オリーブ油、ひまし油、ココナッツ油、杏油、ローズヒップ油、スクワラン、ディート、オレイン酸、精油からなる群から選択される少なくとも一つである請求項1~のいずれか一項に記載のエアゾール製品。
JP2017193191A 2017-10-03 2017-10-03 エアゾール製品 Active JP7012211B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017193191A JP7012211B2 (ja) 2017-10-03 2017-10-03 エアゾール製品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017193191A JP7012211B2 (ja) 2017-10-03 2017-10-03 エアゾール製品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019064971A JP2019064971A (ja) 2019-04-25
JP7012211B2 true JP7012211B2 (ja) 2022-01-28

Family

ID=66339037

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017193191A Active JP7012211B2 (ja) 2017-10-03 2017-10-03 エアゾール製品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7012211B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022126615A (ja) * 2021-02-18 2022-08-30 東洋エアゾール工業株式会社 エアゾール組成物及びエアゾール製品

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000319643A (ja) 1999-05-06 2000-11-21 Toyo Aerosol Ind Co Ltd エアゾール組成物およびエアゾール製品
JP2006265137A (ja) 2005-03-23 2006-10-05 Daizo:Kk 乳化型エアゾール組成物
JP2008546506A (ja) 2005-06-28 2008-12-25 エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド 空気中の臭気を除去する組成物およびその物理的仕様
JP2012036102A (ja) 2010-08-04 2012-02-23 Toyo Aerosol Ind Co Ltd 水中油型エマルション組成物およびエアゾール組成物
JP2015007115A (ja) 2007-06-19 2015-01-15 ノイブルク スキン ケア ゲーエムベーハー ウント コー カーゲーNeubourg Skin Care Gmbh & Co.Kg 泡沫状クリームにおけるdms(真皮膜構造)
JP2016102096A (ja) 2014-11-28 2016-06-02 株式会社ダイゾー 噴霧用エアゾール組成物および該噴霧用エアゾール組成物を含む噴霧用エアゾール製品
JP2017001976A (ja) 2015-06-08 2017-01-05 株式会社ダイゾー エアゾール製品
JP2017137248A (ja) 2016-02-02 2017-08-10 株式会社ミルボン 発泡性エアゾール製品および毛髪処理方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140094187A (ko) * 2013-01-21 2014-07-30 코웨이 주식회사 계면활성제를 포함하지 않는 자가발포성 화장료 조성물

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000319643A (ja) 1999-05-06 2000-11-21 Toyo Aerosol Ind Co Ltd エアゾール組成物およびエアゾール製品
JP2006265137A (ja) 2005-03-23 2006-10-05 Daizo:Kk 乳化型エアゾール組成物
JP2008546506A (ja) 2005-06-28 2008-12-25 エス.シー. ジョンソン アンド サン、インコーポレイテッド 空気中の臭気を除去する組成物およびその物理的仕様
JP2015007115A (ja) 2007-06-19 2015-01-15 ノイブルク スキン ケア ゲーエムベーハー ウント コー カーゲーNeubourg Skin Care Gmbh & Co.Kg 泡沫状クリームにおけるdms(真皮膜構造)
JP2012036102A (ja) 2010-08-04 2012-02-23 Toyo Aerosol Ind Co Ltd 水中油型エマルション組成物およびエアゾール組成物
JP2016102096A (ja) 2014-11-28 2016-06-02 株式会社ダイゾー 噴霧用エアゾール組成物および該噴霧用エアゾール組成物を含む噴霧用エアゾール製品
JP2017001976A (ja) 2015-06-08 2017-01-05 株式会社ダイゾー エアゾール製品
JP2017137248A (ja) 2016-02-02 2017-08-10 株式会社ミルボン 発泡性エアゾール製品および毛髪処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019064971A (ja) 2019-04-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2683869C (en) Surfactant-free foam formulations
JP6282849B2 (ja) 乳化型エアゾール組成物
JP2006510651A (ja) 安定な泡状クリーム
EP2614815A1 (en) Foamable aerosol composition
JP6114070B2 (ja) 発泡性エアゾール組成物
JP7012211B2 (ja) エアゾール製品
JP2009269914A (ja) 泡沫状皮膚塗布剤
JP4971713B2 (ja) エアゾール組成物および該エアゾール組成物を含むエアゾール製品
JP2009286769A (ja) 泡沫形成アゾール組成物
JP2011084490A (ja) 泡沫状皮膚塗布剤
JP2017088569A (ja) 化粧料
KR101906857B1 (ko) 폼상 화장료
JP3616154B2 (ja) エアゾール組成物
JP6771976B2 (ja) 発泡性エアゾール組成物
WO2023157333A1 (ja) エアゾール組成物及びエアゾール製品
CN110151598B (zh) 一种通过高压微射流制作的水状防晒喷雾
CN110520098B (zh) 温感组合物以及含有该温感组合物的气溶胶制剂
JP5996936B2 (ja) 発泡性エアゾール製品
JP6991818B2 (ja) 発泡性エアゾール組成物
KR102277123B1 (ko) 크래킹 에어로졸 조성물
JP2023013707A (ja) 噴霧用組成物、噴霧製品及びエアゾール製品
JP6776121B2 (ja) エアゾール製剤
JP6552347B2 (ja) 後発泡性エアゾールスプレー化粧料
JP6794130B2 (ja) 2液式発泡エアゾール組成物
JPH10182381A (ja) 髭剃り用化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210928

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7012211

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150