JP7007547B2 - 発光素子の製造方法 - Google Patents

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本発明は、発光素子の製造方法に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2006-332650号公報(特許文献1)がある。当該公報には、ロッド型発光素子及びその製造方法として、「第1極性層の上部に光を放出できる物質がロッドを形成し、このロッドそれぞれを包む第2極性層を形成することにより発光面積を増加させ、素子の内部に拘束されず外部に放出させる光量を増やして素子の光出力を向上させられる。」と記載されている。なお、当該公報に記載された技術では、同じ基板に形成された複数のロッド型発光素子が共通の電極によって同時に駆動される(当該公報の図5、図6、図7b、図12e、図15参照)。
特開2006-332650号公報
ロッド型発光素子、例えば、ロッド型LED素子は、ロッドの側面に発光層を形成できるので、発光層の面積を大幅に増やすことができる。そこで、小さいサイズで高い光出力を実現でき、解像度の高い自発光型LEDディスプレイ等への適用が期待されている。それを実現するためには、同じ基板に形成されたロッド型LEDを個別に駆動するか、組分けした組単位で駆動することが望ましい。但し、前述した先行技術では、それを実現することができない。
本発明は、同じ基板に形成されたロッド型発光素子を個別に駆動する又は組分けした組単位で駆動することのできる発光素子を簡便な方法で製造する方法を提供する。
前記した課題を解決するために、本発明の実施形態にかかる発光素子の製造方法は、第1導電型半導体層と、前記第1導電型半導体層の主面に形成された第1導電型の半導体ロッド、前記半導体ロッドの外周を覆う発光層、及び前記発光層の外周を覆う第2導電型半導体層を含む複数のロッド状積層体とを有する半導体構造体を準備するステップと、レジストマスクを設けずに、スパッタリング法によって、前記ロッド状積層体を覆う電極膜を形成するステップと、ウェットエッチングによって、前記ロッド状積層体の根元部の前記電極膜を除去するステップと、前記ロッド状積層体の前記電極膜に第1パッド電極を形成するステップと、を含む。
本発明の実施形態にかかる製造方法によれば、同じ基板に形成されたロッド型発光素子を個別に駆動することのできる発光素子を簡便な方法で製造することができる。
第1実施形態を概略的に示すフローチャートである。 図1に示したステップS102によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。 図1に示したステップS104によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。 図1に示したステップS106によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。 図1に示したステップS108によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。 図1に示したステップS110によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。 図1に示したステップS112によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。 図7の局部の拡大図である。 図1に示したステップS114によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。 図1に示したステップS116によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。 図1に示したステップS118によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。 図1に示したステップS120によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。 図1に示したステップS122におけるレジスト塗布のサブステップを概略的に示す断面図である。 図1に示したステップS122によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。 図1に示したステップS124によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。 図1に示したステップS126によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。 図1に示したステップS128によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。 第1実施形態の一変形例によって製造された発光素子を概略的に示す断面図である。 第2実施形態を概略的に示すフローチャートである。 図19に示したステップS213及びS114が終了したときに作製された生産物を概略的に示す断面図である。 第2実施形態によって製造された発光素子を概略的に示す断面図である。
以下、図面に基づき発明の実施の形態を通じて本発明を説明する。
図1は本発明発光素子製造方法の第1実施形態を概略的に示すフローチャートである。第1実施形態の製造方法は、半導体構造体を準備するステップS100と、電極膜を形成するステップS112と、ロッド状積層体の根元部の電極膜を除去するステップS114と、レジストマスクを形成するステップS116と、第2パッド電極形成位置の電極膜等を除去するステップS118と、保護膜を形成するステップS120と、レジストを塗布してエッチバックによって電極の上面を露出させるステップS122と、レジストマスクを形成するステップ124と、第1パッド電極を形成するステップS126と、第2パッド電極形成位置の保護膜を除去して第2パッド電極を形成するステップS128と、を含む。
ステップS100においては、第1導電型半導体層と、第1導電型半導体層の主面に形成された第1導電型の半導体ロッド、半導体ロッドの外周を覆う発光層、及び発光層の外周を覆う第2導電型半導体層を含む複数のロッド状積層体とを有する半導体構造体100(図6参照)を準備する。半導体構造体100に含まれる半導体としては、例えば窒化物半導体が挙げられる。本実施形態において、「n型」を「第1導電型」とし、「p型」を「第2導電型」とする。ステップS100は、更にn型半導体層を形成するステップS102、マスクを形成するステップS104、半導体ロッドを形成するステップS106、発光層を形成するステップS108、及び、p型半導体層を形成するステップS110に分けることができる。
図2はステップS102によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。ステップS102においては、基板102の主面の一つである主面102aを成長面として、その主面102aにバッファ層104を形成した後、バッファ層104にn型半導体層106を形成する。基板102としては、例えば、サファイア(Al23)基板、SiC基板、窒化物半導体基板などが利用できる。バッファ層104としては、例えばGaNやAlNなどの窒化物半導体が利用できる。n型半導体層106としては、例えばn型GaN系半導体が利用できる。本実施形態においては、基板102としてサファイア基板、バッファ層104としてGaN層、n型半導体層106としてn型GaN層をそれぞれ用いた例を説明する。バッファ層104およびn型半導体層106を形成するための反応装置としては、例えばMOCVD装置を用いることができる。
ミラー指数が(0001)となるサファイア基板の結晶面を成長面である主面102aとするのが好ましい。ここでいう「(0001)面」は、(0001)面に対してわずかに傾斜した面も含む。具体的には、(0001)面に対し0.5°以上2.0°以下のオフ角をもつ面を成長面とするのがより好ましい。
基板102にバッファ層104を形成する前に、基板102を前処理するのが好ましい。まず、基板102を反応装置内で加熱して、主面102aを加熱処理(サーマルクリーニング)する。加熱温度としては900~1200℃が挙げられ、加熱時間としては約2~15分が挙げられる。この加熱処理により、基板102の主面102aを清浄化することができる。
その後、反応装置にNH3ガスを導入して、基板102の主面102aを窒化する。窒化処理は、例えば、処理温度を900~1100℃にして、1~30分の処理時間で行うことができる。このような窒化処理によって、主面102aに成長する窒化物半導体の表面を(000-1)面とすることができる。
窒化処理後の基板102の主面102aにバッファ層104を成長させる。例えば、基板102の温度を550℃とし、原料ガスを供給してGaNからなるバッファ層104を形成することができる。この場合、ガリウムの原料ガスとしてはトリメチルガリウム(TMG)又はトリエチルガリウム(TEG)が利用でき、窒素の原料ガスとしてはNH3が利用できる。バッファ層104の厚さは例えば約20nm程度とする。バッファ層104として非晶質のGaNを形成し、その後に熱処理を行ってもよい。熱処理温度は1000℃以上、熱処理時間は数分~1時間程度、熱処理時の雰囲気は窒素ガス又は窒素ガスとNH3ガスの混合ガスとするのが好ましい。
更に、バッファ層104に、n型半導体層106としてn型GaN層を形成する。n型GaN層としては、例えばSiが添加されたGaN層を形成することができる。上述の原料ガスにシランガスを追加して、Siが添加されたGaN層を形成することができる。図2は基板102に順次バッファ層104及びn型半導体層106を積層した状態を概略的に示す。
図3はステップS104によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。ステップS104において、n型半導体層106の主面の一つである上面に、絶縁膜からなるマスク108を形成する。マスク108に利用できる絶縁膜としては、SiO2、SiN等が例示できる。マスク108は、その厚さ方向(図3における上下方向)に貫通した複数の貫通孔108aを備えている。貫通孔108aから、n型半導体層106の上面が露出している。貫通孔108aは、例えばフォトリソグラフィ技術により形成することができる。貫通孔108aは、上面視において、円形、楕円形、多角形などの形状を有することができる。後述するように、マスク108から露出したn型半導体層106の上面に上方向が[000-1]方向であるウルツ鉱構造の窒化物半導体を成長させる場合には、m面を側面とする六角柱状の半導体ロッドが成長する。このため、貫通孔108aは六角柱状の半導体ロッドが成長しやすい形状が好ましく、具体的には上面視において円形または正六角形の形状を有することが好ましい。正六角形の場合は各辺が半導体ロッドのm面と一致するように高精度の位置合わせが必要であり、一方、円形の場合はそのような位置合わせは不要である。したがって、円形の貫通孔がより好ましい。
本明細書において、前記した「上面」の「上」のように、構成要素の方位、位置等を表すときに使う「上」、「下」、「左」、「右」などの表現は、基本的に図面における構成要素間の相対的な方位、位置等を表すものであり、特に断らない限り絶対的な位置を示すことを意図したものではない。例えば、上述したn型半導体層106の「上面」は、バッファ層104と接していないn型半導体層106の主面を表すものであるが、図3においては上方に向いた面なので、便宜上「上面」と記載したものである。
図4はステップS106によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。ステップS106において、マスク108の貫通孔108aから露出したn型半導体層106の上面に、n型の半導体ロッド112を形成する。半導体ロッド112として、例えば、n型半導体層106と同じn型GaN結晶を形成することを例示して説明する。半導体ロッド112は、基板102の温度を例えば900~1100℃とし、原料ガスを供給して成長させることができる。この場合、n型半導体層106と同様に、ガリウムの原料ガスとしてはTMG又はTEGが利用でき、窒素の原料ガスとしてはNH3が利用でき、n型不純物の原料ガスとしてはシランガスが利用できる。マスク108の絶縁膜がGaN系半導体の成長を阻害するので、GaN結晶は貫通孔108aから露出したn型半導体層106の上面から成長して、縦方向に伸びた半導体ロッドを形成することができる。半導体ロッド112の高さは、原料ガスの供給時間により制御することができる。
サファイアの基板102の窒化された表面を成長面とした場合、成長するGaN系結晶の主な成長方向は[000-1]方向となる。そこで、半導体ロッド112の主な成長方向もGaN結晶の[000-1]方向となる。即ち、半導体ロッド112のn型半導体層106から上方に向う方向が、GaN結晶の[000-1]方向になる。GaN系半導体の成長方向を[000-1]方向にすると、GaN系半導体のマイグレーションが抑制されて、横方向の成長が起こりにくい。そのため、半導体ロッド112は、貫通孔108a内で成長し始めた太さをほぼ維持したまま上方向に成長する。結果として、比較的均一な太さの半導体ロッド112が得られる。
GaN系結晶はウルツ鉱型(六方晶系)結晶構造を有する。半導体ロッド112は、[000-1]方向に成長すると、六角柱状に成長する傾向がある。そのため、貫通孔108aの形状が円形であっても、半導体ロッド112は円柱状ではなく、六角柱状になる傾向がある。このとき、半導体ロッド112の側面は、GaN系結晶のm面になる。なお、貫通孔108aの径が大きいと、それに合わせて半導体ロッド112の太さも太くなる。よって、半導体ロッド112の太さは、貫通孔108aの径によって制御することができる。
図5はステップS108によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。ステップS108において、半導体ロッド112の外周を覆うように発光層114を形成する。即ち、半導体ロッド112の頂部だけでなく、その側面にも発光層114を形成する。発光層114は、多重量子井戸(MQW:Multi-Quantum Well)構造を有するものであってよい。例えば、複数のGaN障壁層と複数のInGaN井戸層が交互に積層されることによって構成されることができる。発光層114の形成条件を調節することによって、様々な波長の光が発光できる発光層114を形成することができる。例えば、青色光を発する発光層を形成する場合、基板102の温度を800~900℃程度とし、原料ガスを供給して形成することができる。原料としては、例えば、ガリウム源としてはTMG又はTEGを、窒素源としてはNH3を、インジウム源としてはトリメチルインジウム(TMI)を利用することができる。
図6はステップS110によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。ステップS110において、発光層114の外周を覆うようにp型半導体層116を形成する。p型半導体層116は、p型GaN系半導体であってよい。p型半導体層116は、p型GaN層又はp型AlGaN層のp型不純物濃度を変えながら複数回積層して形成してもよい。
p型半導体層116は、例えば、基板102の温度を800~900℃とし、原料を供給して形成することができる。ガリウム源となる原料としてはTMG又はTEGが利用でき、窒素源となる原料としてはNH3が利用できる。なお、p型不純物としてMgを添加する場合には、原料としては、例えばCp2Mg(ビスシクロペンタジエニルマグネシウム)が利用できる。
図6に示したように、p型半導体層116を形成することによって、半導体ロッド112、発光層114及びp型半導体層116を含むロッド状積層体110が出来上がる。ロッド状積層体110は、本実施形態の発光素子の発光部となる。なお、p型半導体層116を形成することによって、ロッド状積層体110を複数含む半導体構造体100を準備するステップS100が終了する。
半導体ロッド112の側面に発光層114及びp型半導体層116を成長させるとき、隣接する半導体ロッド112の間隔は、発光層114及びp型半導体層116の成長速度に影響を与えることがある。ここでいう「半導体ロッド112の間隔」とは、マスク108(図3参照)の上面視において、半導体ロッド112が形成される貫通孔108aの中心の間隔をいう。なお、「ロッド状積層体110の間隔」も同じことを指す。複数の半導体ロッド112を実質的に一定の間隔で配置すれば、それらの側面に形成される発光層114及びp型半導体層116の成長速度を実質的に一定とすることができる。例えば、ステップS104によって形成されたマスク108(図3参照)の上面視において、貫通孔108aを正三角格子状に配列することによって、ステップS106において形成される半導体ロッド112の間隔を実質的に一定にすることができる。さらには、上面視において貫通孔108aの中心同士を結ぶ方向が、半導体ロッド112を構成するGaN系結晶のm軸方向となる方向、すなわちサファイア基板102のa軸方向であることが好ましい。これによって、正三角格子状に配列された六角柱状の半導体ロッド112は、隣接する同士の側面が実質的に平行に向かい合うことができる。この場合、各半導体ロッド112の各側面に形成される発光層114及びp型半導体層116の成長速度を実質的に一定とすることができ、各半導体ロッド112に形成される発光層114及びp型半導体層116の膜厚を均一に近づけることができる。
なお、隣接する半導体ロッド112の間隔は、発光層114におけるInGaN井戸層のInの取り込み量にも影響を及ぼす。InGaN井戸層を形成するとき、In原料ガスの流量を同じにした場合、半導体ロッド112の間隔が広ければ広いほど、InGaN井戸層に取り込まれるInの量が多くなる。InGaN井戸層におけるInの比率が高ければ高いほど、InGaN井戸層が放つ光の波長は長波長側にシフトする。したがって、半導体ロッド112の間隔を調整することによって、異なる波長の光を発光するロッド状積層体110を形成することができ、同じ基板102においてRGB三色のロッド状積層体110を形成することもできる。
例えば、ロッド状積層体110のn型半導体層106の主面と平行な方向における断面の平均径を50nm~10μmにして、隣接するロッド状積層体110の間隔を75nm~200μmの範囲で調整することよって、望む波長の光を放つロッド状積層体110を形成することができる。ここでいう「径」とは、ロッド状積層体110の断面における最大の幅の寸法をいう。なお、「平均径」とは、隣接する10本のロッドの径の平均値をいう。また、近接するロッド状積層体110間は、その外周面に後述する電極膜120が形成できる程度に離間させる。具体的には、近接するロッド状積層体110の外周間の最短距離は、25nm~190μmの範囲で調整することができる。また、ロッド状積層体110の高さは、1~100μmとすることができる。
図7はステップS112によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。ステップS112において、ロッド状積層体110を覆う電極膜120を形成する。電極膜120としては、酸化インジウム錫(ITO)、酸化インジウム亜鉛(IZO)、ZnO、InGaZnO4などの導電性酸化物膜、又はAg膜が例示できる。なお、電極膜120は、単層膜であることが好ましい。単層膜であれば、多層膜の場合に比べて、電極膜120を形成するプロセス及び後続のウェットエッチングのプロセスが簡潔になれるので、生産のスループットを上げて、コストを下げることができる。
本実施形態においては、電極膜120としてITO膜を形成する場合を例示して説明する。ITO膜が透光性を有するので、発光層114が放つ光を取り出しやすいメリットがある。電極膜120は、レジストマスクを設けずに、スパッタリング法によって形成する。その結果、図7に示したように、形成された電極膜120は、ロッド状積層体110の外周を覆うだけでなく、マスク108の上面も覆うことになる。便宜上、ロッド状積層体110を覆う部分を「電極膜ロッド部120a」とし、マスク108を覆う部分を「電極膜マスク部120b」とする。
図8は図7の局部の拡大図であり、一つのロッド状積層体110の周辺を拡大して表示したものである。スパッタリング法で電極膜を形成すると、ロッド状積層体110の根元部110a(二点鎖線の丸で囲んだ領域)において、電極膜120のウイークエリアが形成される。ここでいう「ウイークエリア」は、界面、隙間又は薄肉部などが形成されたことによって、後続のウェットエッチングのプロセスにおいて、エッチング液が浸入しやすく、他の部分よりも早く除去されて、ロッド状積層体110が露出しやすい部分を指す。例えば、図8に示したように、電極膜ロッド部120aと電極膜マスク部120bとの間に、界面120cが形成される。成膜条件を変えることによって、電極膜ロッド部120aと電極膜マスク部120bとの間に隙間が形成されることも、ロッド状積層体110の根元部110aに電極膜120の薄肉部が形成されることもある。
これらのウイークエリアにおける電極膜120は、次のステップのウェットエッチング過程において、他の部位の電極膜120より早く除去される。このようなウイークエリアは、スパッタリング法を用いた電極膜120の形成では電極膜120が角部には堆積されにくいために生じると考えられる。ウイークエリアは根元部110aを取り囲む位置に形成される。ウイークエリアは例えば結晶粒界であり、他の正常に堆積された部分よりもエッチングレートが速い。
ステップS112において行うスパッタリングは、n型半導体層106の主面(上面)の法線方向(基板102の主面102aの法線と同じ方向)に対して傾斜する角度から行うことが望ましい。ここで「基板102の主面の法線方向に対して傾斜する角度からスパッタリングを行う」とは、ターゲットの粒子が基板102の主面の法線方向からではなく、当該法線方向からずれた斜めの方向から基板102に向かって飛来するようにスパッタリングを行うことをいう。n型半導体層106の主面(上面)の法線方向からスパッタリングを行うと、電極膜120がロッド状積層体110の上端部に堆積しやすく、ロッド状積層体110の上端部の膜厚が側面の膜厚より厚くなる傾向がある。傾斜する角度からスパッタリングを行うと、ロッド状積層体110の側面にも電極膜120が堆積しやすくなり、ロッド状積層体110の上端部と側面に形成される電極膜120の膜厚差を減らすことができる。これにより、ロッド状積層体110の側面に比較的厚膜の電極膜120を形成することができるので、次のステップのウェットエッチングの完了後の該側面の電極膜120の残り膜厚を厚くしやすい。
図9は図1に示したステップS114によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。ステップS114において、異なるロッド状積層体110の電極膜120を互いに分離させるために、ウェットエッチングによって、ロッド状積層体110の根元部110aの電極膜120を除去する。上述したように、スパッタリング法で電極膜を形成すると、ロッド状積層体110の根元部110aにウイークエリアが形成されるので、ウェットエッチング過程において、根元部110aの電極膜が他の部位より早く除去される。
ロッド状積層体110の根元部の電極膜が除去され、ロッド状積層体110を覆う他の部分の電極膜ロッド部120aがまだ残っている状態でウェットエッチングを中止すれば、図9に示したように、異なるロッド状積層体110を覆う電極膜120を互いに分離させることができる。これによって、ロッド状積層体110を個別に駆動して発光させることができる。
ステップS112において、スパッタリング法によって、ロッド状積層体110の根元部110aにウイークエリアのある電極膜120を形成したので、レジストマスクを使わなくても、ウェットエッチングで根元部110aにある電極膜120を局部的に除去することができる。ウイークエリアを利用して、簡便なウェットエッチングで異なるロッド状積層体110を覆う電極膜120を互いに分離させることができるので、ステップS112において、レジストマスクを設けて、各ロッド状積層体110に分離した電極膜120を形成する必要がない。
ロッド状積層体110の平均径が小さく、且つロッド状積層体110同士の間隔が狭いとき、レジストマスクの精度に対する要求が極めて高くなる。そのようなレジストマスクを形成するフォトリソグラフィの過程において、精度要求の高いフォトマスクの位置合わせなどの面倒な工程が必要である。本実施形態にかかる製造方法は、電極膜を形成するステップS112においても、ウェットエッチングで電極膜を分離させるステップS114においても、レジストマスクが不要なので、製造プロセスが簡便になり、製造スループットを高めることができ、また、製造コストを下げることができる。
図10は図1に示したステップS116によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。ステップS116において、レジストマスク130を形成する。レジストマスク130は、ステップS128で第2パッド電極を形成する予定の位置を露出させて、他の部分を覆う。
図11は図1に示したステップS118によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。ステップS118において、エッチングによって、ステップS128で第2パッド電極を形成する予定の位置にある電極膜マスク部120b及び絶縁膜マスク108を除去する。
図12は図1に示したステップS120によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。ステップS120において、レジストマスク130を除去した後、保護膜140を形成する。保護膜140は、透明な絶縁体によって構成することができる。例えば、SiO2、SiN、Al23などが例示できる。このように、電極膜120から露出させたロッド状積層体110の根元部を被覆する絶縁性の保護膜140を形成することが好ましい。言い換えると、上述のステップS114において離間させた電極膜ロッド部120aと電極膜マスク部120bとの間を埋める絶縁性の保護膜140を設けることが好ましい。これにより、電極膜ロッド部120aと電極膜マスク部120bとがゴミの付着などによって再び電気的に繋がる可能性を低減することができる。
図13は図1に示したステップS122におけるレジスト塗布のサブステップを概略的に示す断面図である。図14は図1に示したステップS122によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。ステップS122において、図13に示したように、まず保護膜140の最も高い面も埋まるように全面にレジストマスク130を塗布する。その後、エッチバックによって、電極膜ロッド部120aの上部にあるレジストマスク130及び保護膜140を除去して、電極膜ロッド部120aの上面を露出させる(図14)。電極膜ロッド部120aの上面を露出させる方法として、まずエッチバックによってレジストマスク130だけ電極膜ロッド部120aの上面の高さまで除去して、その後エッチングによって電極膜ロッド部120aの上部にある保護膜140を除去してよい。
図15は図1に示したステップS124によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。ステップS124において、電極膜ロッド部120aの上面にパッド電極を形成するためのレジストマスク130を形成する。
図16は図1に示したステップS126によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。ステップS126において、ロッド状積層体110の電極膜ロッド部120aの上面に第1パッド電極150を形成する。具体的には、まず蒸着法又はスパッタリング法などの方法よって、第1パッド電極150になりうる電極材料層を形成する。その後、リフトオフによって、レジストマスク130及びレジストマスク130の上に形成された電極材料層を除去すれば、図16に示した第1パッド電極150が形成できる。第1パッド電極150の材料としては、例えば、Ag、Al、Ni、Rh、Au、Cu、Ti、Pt、Pd、Mo、Cr、Wなどの単体金属又はこれらの金属を主成分とする合金を好適に用いることができる。例えば、Ti及びAuを順次積層して電極材料層を形成することができる。
図17は図1に示したステップS128によって作製された生産物を概略的に示す断面図である。ステップS128において、全てのロッド状積層体110の半導体ロッド112を電気的に接続するn型半導体層106に第2パッド電極160を形成する。具体的には、まず、第2パッド電極160を形成する予定の位置を露出させて、他の部分を覆うレジストマスクを形成する。エッチングによって、第2パッド電極160を形成する予定の位置にある保護膜140を除去して、n型半導体層106の上面を露出させる。露出したn型半導体層106の上面に第2パッド電極160を形成する。
第2パッド電極160の形成は、第1パッド電極150の形成とほぼ同様な方法で、例えば、蒸着法又はスパッタリング法などの方法よって、Ti及びAuを順次積層して形成することができる。第2パッド電極160の材料として、他にも第1パッド電極150の説明で例示した材料を用いることができる。その後、レジストマスクを除去すれば、図17に示したような発光素子が出来上がる。このように、n型半導体層106側には共通の第2パッド電極160を設けることにより、各ロッド状積層体110に1つずつ第2パッド電極を形成する場合と比較して、配線の数を少なくすることができる。
本実施形態の発光素子において、各ロッド状積層体110に1個ずつ独立した第1パッド電極150を設けているので、各第1パッド電極150に個別に配線すれば、それぞれのロッド状積層体110を個別に駆動することができる。
図18は第1実施形態の一変形例によって製造された発光素子を概略的に示す断面図である。この変形例と第1実施形態との違いは、第2パッド電極160の設置位置が異なることである。この変形例においては、基板102とバッファ層104を除去して、第2パッド電極160をn型半導体層106の下面に設けている。即ち、本発明の製造方法は、発光素子の実装の需要に合わせて、第2パッド電極160をn型半導体層106の上面にでも下面にでも設けることができる。n型半導体層106の下面側から主に光を取り出す場合は、図18に示すように基板102を除去することで、下方への光の取り出し効率を向上させることができる。
上述したように、第1実施形態の製造方法によって製造された発光素子において、一つの基板に形成された複数のロッド状積層体110について、1個ずつ個別に駆動することができる。一方、一つの基板に形成されたロッド状積層体110を組分けして、組ごとに駆動する需要もある。次に説明する第2実施形態は、そのような需要に応える実施形態である。
図19は本発明発光素子製造方法の第2実施形態を概略的に示すフローチャートである。第2実施形態は、第1実施形態の変形である。第1実施形態に比して、第2実施形態の違いは、ステップS112とステップS114の間に、ステップS213を設けることである。
図20は図19に示したステップS213及びS114が終了したときに作製された生産物を概略的に示す断面図である。電極膜を除去するステップ114の前のステップS213において、ロッド状積層体110を組分けして、複数のロッド状積層体110を含む組においてはロッド状積層体110の電極膜120が互いに分離しないように、レジストマスク130を形成する。
例えば、図20に示した例においては、3本のロッド状積層体110が二つの組に分けられている。左側の2本のロッド状積層体110が一つの組を構成しており、右側の1本のロッド状積層体110が単独で一つの組を構成している。次のステップ114のウェットエッチングの過程で、2本のロッド状積層体110を含む左側の組の内部においてロッド状積層体110の電極膜120が互いに分離しないように、ステップS213において、レジストマスク130を形成する。そうすると、ステップ114において、図20に示したように、レジストマスク130の保護によって、左側の組の2本のロッド状積層体110の間では、電極膜120がエッチングされず分離しない。但し、ウェットエッチングによって、右側の組のロッド状積層体110の根元部の電極膜120が除去されて、二つの組の電極膜120が分離する。
図21は第2実施形態よって製造された発光素子を概略的に示す断面図である。図21に示したように、同じ組に属する左側の2本のロッド状積層体110の電極膜120が連結しているので、その中何れかのロッド状積層体110の電極膜ロッド部120aの上面に第1パッド電極150を形成すればよい。即ち、第1パッド電極を形成するステップS126において、複数のロッド状積層体110を含む組については、その一部のロッド状積層体110の電極膜120にだけ第1パッド電極150を形成すればよい。図21に示した左側の組においては、左側のロッド状積層体110の電極膜120にだけ第1パッド電極150を形成している。この第1パッド電極150に配線すれば、左側の組に属する2本のロッド状積層体110を同時に駆動することができる。なお、同じ組に属する一部のロッド状積層体110の電極膜120にだけ第1パッド電極150を形成することによって、第1パッド電極150の遮光面積を減らすことができ、図21の上方側から光を取り出す場合には、光取出し面積を増やすことができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が含まれる。例えば、上述の実施形態において、「n型」を「第1導電型」とし、「p型」を「第2導電型」としたが、逆に「p型」を「第1導電型」とし、「n型」を「第2導電型」としてもよい。また、上述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成・ステップを備えるものに限定されるものではない。例えば、上述した実施形態では、ステップS102において、基板102の主面102aにバッファ層104を形成した後、バッファ層104にn型半導体層106を形成したが、n型半導体層106を直接基板102の主面102aに形成してもよい。もし基板102がn型半導体(例えばn型GaN系半導体)から構成したものであれば、n型半導体層106を形成するステップS102を省いて、直接基板102の主面102aにマスク108を形成して、n型の半導体ロッド112を形成してもよい。
なお、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・置換をすることも可能である。
100 半導体構造体
102 基板
102a 主面
104 バッファ層
106 n型半導体層
108 マスク
108a 貫通孔
110 ロッド状積層体
110a 根元部
112 半導体ロッド
114 発光層
116 p型半導体層
120 電極膜
120a 電極膜ロッド部
120b 電極膜マスク部
120c 界面
130 レジストマスク
140 保護膜
150 第1パッド電極
160 第2パッド電極

Claims (7)

  1. 発光素子の製造方法であって、
    第1導電型半導体層と、前記第1導電型半導体層の主面に形成された第1導電型の半導体ロッド、前記半導体ロッドの外周を覆う発光層、及び前記発光層の外周を覆う第2導電型半導体層を含む複数のロッド状積層体とを有する半導体構造体を準備するステップと、
    パッタリング法によって、前記第1導電型半導体層の前記主面のうち前記ロッド状積層体から露出した露出部と、前記ロッド状積層体の前記第1導電型半導体層と接続された部分である根元部と、前記ロッド状積層体の前記根元部を除く部分である本体部と、を連続的に覆う電極膜を形成するステップと、
    ウェットエッチングによって、前記電極膜の前記第1導電型半導体層の前記露出部に形成された第1部分と前記電極膜の前記ロッド状積層体の前記本体部に形成された第2部分とが分離するように、前記電極膜の前記ロッド状積層体の前記根元部に形成された第3部分を除去するステップと、
    記電極膜の前記第2部分に第1パッド電極を形成するステップと
    全ての前記ロッド状積層体の前記半導体ロッドを電気的に接続する前記第1導電型半導体層に、第2パッド電極を形成するステップ
    を含むことを特徴とする発光素子の製造方法。
  2. 請求項1に記載の発光素子の製造方法であって、
    前記電極膜は、単層である
    ことを特徴とする発光素子の製造方法。
  3. 請求項2に記載の発光素子の製造方法であって、
    前記半導体構造体は、窒化物半導体からなり、
    前記電極膜は、導電性酸化物膜又はAg膜である
    ことを特徴とする発光素子の製造方法。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の発光素子の製造方法であって、
    前記電極膜を形成するステップにおいて、前記第1導電型半導体層の主面の法線方向に対して傾斜する角度からスパッタリングを行う
    ことを特徴とする発光素子の製造方法。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載の発光素子の製造方法であって、
    前記半導体構造体は、1以上の前記ロッド状積層体を含む第1領域と、前記第1領域と異なる領域であって、2以上のロッド状積層体を含む第2領域と、を有し、
    前記第3部分を除去するステップの前に、前記第2領域を覆うが前記第1領域を覆わないレジストマスクを形成するステップを設けており、
    前記第3部分を除去するステップにおいて、前記ウェットエッチングによって、前記第1領域における前記電極膜の前記第1部分と前記第2部分とが分離するように、前記第3部分を除去し、
    前記第1パッド電極を形成するステップにおいて、前記第1領域の1以上の前記第2部分に第1の第1パッド電極を形成し、且つ、前記第2領域の2以上の前記第2部分のうちの一部にだけ第2の第1パッド電極を形成する
    ことを特徴とする発光素子の製造方法。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の発光素子の製造方法であって、
    前記ロッド状積層体の前記第1導電型半導体層の主面と平行な方向における断面の平均径は50nm~10μmであり、隣接する前記ロッド状積層体の間隔は75nm~200μmである
    ことを特徴とする発光素子の製造方法。
  7. 請求項1から6の何れか一項に記載の発光素子の製造方法であって、
    前記第3部分を除去するステップの後に、前記電極膜から露出された前記ロッド状積層体の根元部を被覆する絶縁性の保護膜を形成するステップを有する
    ことを特徴とする発光素子の製造方法。
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