JP7006498B2 - ヘッドアップディスプレイ - Google Patents

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Description

本開示はヘッドアップディスプレイに関する。
従来、以下のようなヘッドアップディスプレイが知られている。ヘッドアップディスプレイは、ウインドシールドを介して、ドライバの右目の視点及び左目の視点にそれぞれ画像を提供する。ドライバは、ウインドシールドよりも前方に、表示物の虚像を知覚する。
ドライバの頭部がローリングすることがある。この場合、ウインドシールド上における右目用の画像と左目用の画像との高さが同じであると、ドライバにとって、右目用の画像の高さと、左目用の画像の高さとが異なる。その結果、ドライバは、右目用の画像と、左目用の画像とが、ウインドシールド上に並んで存在する像(以下では二重像とする)を知覚してしまう。
特許文献1には、カメラを使用してユーザの頭部の傾きを検出し、検出した傾きに応じた画像を生成する技術が開示されている。
特開2016-85316号公報
特許文献1記載の技術は、ユーザの頭部の傾きを検出するための検出システムを必要とする。本開示は、ユーザの頭部の傾きを検出するシステムを必ずしも備えていなくても、二重像の発生を抑制できるヘッドアップディスプレイを提供する。
本開示の一局面は、被投影部材(43)を介して画像をユーザの右目の視点(53)及び左目の視点(55)に提供するように構成されたヘッドアップディスプレイ(1)である。本開示の一局面であるヘッドアップディスプレイは、前記被投影部材上における複数の視差画像の位置(63)を設定するように構成された位置設定ユニット(29)と、前記位置設定ユニットが設定した位置に、前記複数の視差画像を同時に表示するように構成された表示ユニット(33)と、を備える。
前記位置設定ユニットは、ユーザの頭部(45)のロール角によらず、前記右目の視点及び前記左目の視点を通る第1基準線(61)と、第2基準線(67)とが平行になるように、前記被投影部材上における前記複数の視差画像の位置を設定する。第2基準線とは、前記複数の視差画像のうち前記右目の視点から視認可能な視差画像の前記被投影部材上における位置(65R)、及び、前記複数の視差画像のうち前記左目の視点から視認可能な視差画像の前記被投影部材上における位置(65L)を通る基準線である。
本開示の一局面であるヘッドアップディスプレイは、ユーザの頭部のローリングにより、第1基準線が傾いた場合でも、第1基準線と第2基準線とが平行になるように、被投影部材上における複数の視差画像の位置を設定する。そのため、ユーザの頭部のローリングが生じた場合でも、二重像が生じることを抑制できる。
ここで「平行」とは、厳密な意味での平行に限るものではなく、上記と同様の効果を奏するのであれば厳密に平行でなくてもよい。
なお、この欄及び特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
ヘッドアップディスプレイ等の構成を表すブロック図である。 制御部の機能的構成を表すブロック図である。 ヘッドアップディスプレイが実行する処理を表すフローチャートである。 頭部のローリングを表す正面図である。 視差画像位置を表す説明図である。 ロール角が0である場合の第1基準線及び第2基準線を表す説明図である。 ロール角の絶対値が0より大きい場合の第1基準線及び第2基準線を表す説明図である。
本開示の例示的な実施形態を、図面を参照しながら説明する。
<第1実施形態>
1.ヘッドアップディスプレイ1等の構成
ヘッドアップディスプレイ1等の構成を図1及び図2に基づき説明する。ヘッドアップディスプレイ1は車両に搭載される車載装置である。ヘッドアップディスプレイ1は、後述するウインドシールド43を介して画像をドライバの右目の視点及び左目の視点に提供する。ドライバは、車両の前方に虚像を知覚する。ドライバはユーザに対応する。
図1に示すように、ヘッドアップディスプレイ1は、制御部3と、表示部5と、マップ記憶ユニット7と、を備える。
制御部3は、CPU9と、例えば、RAM又はROM等の半導体メモリ(以下、メモリ11とする)と、を有するマイクロコンピュータを備える。制御部3の各機能は、CPU9が非遷移的実体的記録媒体に格納されたプログラムを実行することにより実現される。この例では、メモリ11が、プログラムを格納した非遷移的実体的記録媒体に該当する。また、このプログラムが実行されることで、プログラムに対応する方法が実行される。なお、制御部3は、1つのマイクロコンピュータを備えてもよいし、複数のマイクロコンピュータを備えてもよい。
制御部3は、図2に示すように、前景画像取得ユニット13と、距離決定ユニット15と、頭部画像取得ユニット17と、頭部速度算出ユニット19と、ロール角算出ユニット21と、頭部速度判断ユニット23と、ロール角判断ユニット25と、マップ選択ユニット27と、位置設定ユニット29と、画像生成ユニット31と、表示ユニット33と、視点位置取得ユニット35と、を備える。
制御部3に含まれる各部の機能を実現する手法はソフトウェアに限るものではなく、その一部又は全部の機能は、一つあるいは複数のハードウェアを用いて実現されてもよい。例えば、上記機能がハードウェアである電子回路によって実現される場合、その電子回路は、デジタル回路、又はアナログ回路、あるいはこれらの組合せによって実現されてもよい。
表示部5は、画像を表す光をウインドシールド43へ射出する。表示部5は、公知の光源、光学ユニット等を備える。
マップ記憶ユニット7は、マップを複数記憶している。複数のマップは、それぞれ、ウインドシールド43上における複数の視差画像の位置(以下では視差画像位置とする)を規定する。複数のマップは、それぞれ、特定のドライバの体格に対応している。マップについては後述する。
車両は、ヘッドアップディスプレイ1に加えて、車外カメラ37、車内カメラ39、入力装置41、及びウインドシールド43を備える。車外カメラ37は、車両の前景を表す画像(以下では前景画像とする)を生成する。車内カメラ39は、ドライバの頭部を、車両の前方側から撮影した画像(以下では頭部画像とする)を生成する。入力装置41はドライバの入力を受け付ける。ドライバの入力には、特定のマップを指示する入力が含まれる。ウインドシールド43はドライバの前方に設けられている。ウインドシールド43は被投影部材に対応する。
2.ヘッドアップディスプレイ1が実行する処理
ヘッドアップディスプレイ1が実行する処理を図3~図7に基づき説明する。図3のステップ1では、前景画像取得ユニット13が、車外カメラ37を用いて前景画像を取得する。
ステップ2では、距離決定ユニット15が、前記ステップ1で取得した前景画像に基づき、視差画像の表示距離を決定する。視差画像の表示距離とは、視差画像を表示することによってドライバが知覚する虚像から、ドライバまでの仮想的な距離である。
距離決定ユニット15は、例えば、前景画像の中に、虚像を重畳させる物標を認識する。距離決定ユニット15は、認識した物標からドライバまでの距離を、視差画像の表示距離とする。
ステップ3では、頭部画像取得ユニット17が、車内カメラ39を用いて頭部画像を繰り返し取得する。
ステップ4では、頭部速度算出ユニット19が、前記ステップ3で繰り返し取得した頭部画像に基づき、頭部速度を算出する。頭部速度とは、図4に示すように、ドライバの頭部45がローリングにより移動するときの速度である。ローリングとは、頭部45が、頸椎47を通る前後軸を中心として回転することである。
なお、ドライバの右目の視点を53とし、ドライバの左目の視点を55とする。右目の視点53と、左目の視点55との中点を57とする。車両の前方から見て、中点57と、頸椎47とを通る直線を頭部の軸方向59とする。頭部の軸方向59と、鉛直軸51とが成す角度をロール角φとする。右目の視点53及び左目の視点55を通る直線を第1基準線61とする。車両の前方から見て、中点57から頸椎47までの距離をロール半径rとする。ロール半径rは、軸方向59における人体の頸椎47から内眼角までの距離に対応する。内眼角とは、眼瞼が連続する部分のうち、鼻側の部分を意味する。眼瞼は眼球の前面を覆う。眼瞼は、上眼瞼と下眼瞼との二部に分かれる。上眼瞼と下眼瞼との隙間は瞼裂である。車両の前方から見て、右目の視点53から左目の視点55までの距離を両眼距離Xとする。
図3に戻り、ステップ5では、ロール角算出ユニット21が、前記ステップ3で取得した頭部画像に基づき、ロール角φを算出する。具体的には、ロール角算出ユニット21は、頭部画像に基づき、ロール半径rを算出する。次に、ロール角算出ユニット21は、以下の式(1)に基づき、ロール角φを算出する。式(1)においてHはアイボックスの高さである。Hはヘッドアップディスプレイ1の仕様により決まる。
式(1) φ=sin-1((r-H/2)/r)
ステップ6では、前記ステップ4で算出した頭部速度が、予め設定された閾値以上であるか否かを頭部速度判断ユニット23が判断する。頭部速度が閾値以上であると判断した場合、本処理はステップ7に進む。頭部速度が閾値未満であると判断した場合、本処理はステップ12に進む。
ステップ7では、前記ステップ5で算出したロール角φの絶対値が予め設定された閾値以下であるか否かをロール角判断ユニット25が判断する。ロール角φの絶対値が閾値以下であると判断した場合、本処理はステップ8に進む。ロール角φの絶対値が閾値を超えると判断した場合、本処理は終了する。
ステップ8では、マップ選択ユニット27が、マップ記憶ユニット7に記憶されている複数のマップの中から1つのマップを選択する。例えば、ドライバが入力装置41を用いて1つのマップを指定した場合、マップ選択ユニット27は、指定されたマップを選択する。ドライバがマップを指定していない場合、マップ選択ユニット27は、例えば、前回指定されたマップを選択する。
ステップ9では、位置設定ユニット29が、前記ステップ8で選択したマップに基づき、複数の視差画像位置を設定する。図5に示すように、視差画像位置63は、ヘッドアップディスプレイ1が射出した、視差画像を表す光がウインドシールド43に入射する位置である。すなわち、視差画像位置63は、ウインドシールド43上における視差画像の位置である。
図6、図7に示すように、複数の視差画像位置は、複数の右目画像位置63Rと、複数の左目画像位置63Lとを含む。複数の右目画像位置63Rは、それぞれ、ウインドシールド43上における右目用の視差画像の位置である。複数の左目画像位置63Lは、それぞれ、ウインドシールド43上における左目用の視差画像の位置である。
複数の右目画像位置63Rは、ウインドシールド43上で、上に凸の円弧状に配列されている。複数の左目画像位置63Lも、ウインドシールド43上で、上に凸の円弧状に配列されている。
なお、右目の視点53からは、複数の右目画像位置63Rのうち、1つの右目画像位置63R(以下では特定位置65Rとする)に表示される視差画像のみが視認可能である。右目の視点53の位置に応じて、特定位置65Rは変化する。
また、左目の視点55からは、複数の左目画像位置63Lのうち、1つの左目画像位置63L(以下では特定位置65Lとする)に表示される視差画像のみが視認可能である。左目の視点55の位置に応じて、特定位置65Lは変化する。図6、図7に示すように、特定位置65Rと特定位置65Lとを通る直線を第2基準線67とする。
マップに基づき設定された複数の視差画像位置は、ロール半径r及び両眼距離Xが特定の値である場合に以下の条件を充足するように、ウインドシールド43上に配置されている。その条件とは、ロール角φによらず、第2基準線67は、第1基準線61と平行であるという条件である。
例えば、図6に示すように、ロール角φが0であり、頭部45が傾いていない場合、第1基準線61及び第2基準線67はそれぞれ水平であり、両者は互いに平行である。また、図7に示すように、頭部45のローリングにより、第1基準線61が傾いた場合でも、第1基準線61及び第2基準線67は互いに平行である。
なお、複数の視差画像位置を規定するマップは、例えば、以下のように作成することができる。まず、ロール半径r及び両眼距離Xを決定する。次に、ロール半径r及び両眼距離Xに基づき、ロール角φが変化したときの右目の視点53及び左目の視点55の位置の軌跡を算出する。次に、ロール角φが変化したときの第1基準線61の傾きの推移を算出する。次に、任意のロール角φにおいて、第1基準線61及び第2基準線67が互いに平行になるように、複数の視差画像位置を決定する。
マップ記憶ユニット7に記憶されている複数のマップは、複数の視差画像位置の決定に用いるロール半径r及び両眼距離Xの値が、互いに少しずつ異なる。
ステップ10では、前記ステップ9で設定した複数の視差画像位置に表示する複数の視差画像を画像生成ユニット31が生成する。
ステップ11では、表示ユニット33が、表示部5を用いて、前記ステップ9で設定した複数の視差画像位置に、前記ステップ10で生成した複数の視差画像を同時に表示する。
前記ステップ6で否定判断した場合、本処理はステップ12に進む。ステップ12では、視点位置取得ユニット35が、前記ステップ3で取得した頭部画像を用いて、右目の視点53及び左目の視点55の位置を取得する。
ステップ13では、位置設定ユニット29が、単一の右目画像位置63Rと、単一の左目画像位置63Lとを設定する。このとき、設定した右目画像位置63R及び左目画像位置63Lを通る第2基準線67と、前記ステップ12で取得した右目の視点53及び左目の視点55を通る第1基準線61とは平行になる。
ステップ14では、前記ステップ13で設定した右目画像位置63R及び左目画像位置63Lに表示する複数の視差画像を画像生成ユニット31が生成する。
ステップ15では、表示ユニット33が、表示部5を用いて、前記ステップ13で設定した右目画像位置63R及び左目画像位置63Lに、前記ステップ14で生成した複数の視差画像を同時に表示する。
3.ヘッドアップディスプレイ1が奏する効果
(1A)ヘッドアップディスプレイ1は、ロール角φによらず、第1基準線61と、第2基準線67とが平行になるように、複数の視差画像位置を設定する。そのため、頭部45のローリングにより、第1基準線61が傾いた場合でも、第1基準線61と第2基準線67とが平行になる。その結果、頭部45のローリングが生じた場合でも、二重像が生じることを抑制できる。
(1B)マップに基づいて設定される複数の視差画像位置は、頭部45のローリングが生じた場合の視差画像位置を含む。複数の視差画像位置は、ロール半径r及び両眼距離Xに基づき算出された値である。そのため、頭部45のローリングが生じた場合でも、二重像が生じることを一層抑制できる。
(1C)ヘッドアップディスプレイ1は、マップを複数記憶している。ヘッドアップディスプレイ1は、複数のマップの中から1のマップを選択することができる。ヘッドアップディスプレイ1は、選択したマップに基づき、複数の視差画像位置を設定する。そのため、ドライバの体格に応じたマップを選択することができる。その結果、頭部45のローリングが生じた場合でも、二重像が生じることを一層抑制できる。
(1D)ヘッドアップディスプレイ1はロール角φを算出する。ヘッドアップディスプレイ1は、算出したロール角φが予め設定された閾値以上である場合、複数の視差画像を射出しない。そのため、ロール角φが過度に大きい場合に、不適切な表示をしてしまうことを抑制できる。
(1E)ヘッドアップディスプレイ1は、以下の式(1)に基づき、ロール角φを算出する。そのため、ロール角φを容易且つ正確に算出できる。
式(1) φ=sin-1((r-H/2)/r)
(1F)ヘッドアップディスプレイ1は、頭部速度が閾値未満である場合は、頭部画像を用いて、右目の視点53及び左目の視点55の位置を取得する。そして、ヘッドアップディスプレイ1は、取得した右目の視点53及び左目の視点55の位置に応じて、右目画像位置63Rと、左目画像位置63Lとを設定する。そのことにより、例えば、ドライバの体格とマップとが適合していない場合でも、二重像が生じることを抑制できる。
<他の実施形態>
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)ヘッドアップディスプレイ1は、ウインドシールド43以外の被投影部材を備えていてもよい。ウインドシールド43以外の被投影部材として、例えば、コンバイナ等が挙げられる。
(2)ヘッドアップディスプレイ1は、ドライバ以外のユーザに画像を表示するものであってもよい。ドライバ以外のユーザとして、例えば、ドライバ以外の車両の乗員等が挙げられる。
(3)ヘッドアップディスプレイ1は、頭部速度の大小によらず、常に前記ステップ7~11の処理を実行してもよい。
(4)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
(5)上述したヘッドアップディスプレイの他、当該ヘッドアップディスプレイを構成要素とするシステム、当該ヘッドアップディスプレイの制御部としてコンピュータを機能させるためのプログラム、このプログラムを記録した半導体メモリ等の非遷移的実態的記録媒体、画像表示方法等、種々の形態で本開示を実現することもできる。
1…ヘッドアップディスプレイ、3…制御部、5…表示部、29…位置設定ユニット、31…画像生成ユニット、33…表示ユニット、43…ウインドシールド、53…右目の視点、55…左目の視点、57…中点、61…第1基準線、63…視差画像位置、65R、65L…特定位置、67…第2基準線

Claims (4)

  1. 被投影部材(43)を介して画像をユーザの右目の視点(53)及び左目の視点(55)に提供するように構成されたヘッドアップディスプレイ(1)であって、
    前記被投影部材上における複数の右目用の視差画像及び複数の左目用の視差画像の位置(63)を設定するように構成された位置設定ユニット(29)と、
    前記位置設定ユニットが設定した位置に、前記複数の右目用の視差画像及び前記複数の左目用の視差画像を同時に表示するように構成された表示ユニット(33)と、
    を備え、
    前記位置設定ユニットは、ユーザの頭部(45)のロール角によらず、前記右目の視点及び前記左目の視点を通る第1基準線(61)と、前記複数の右目用の視差画像のうち前記右目の視点から視認可能な右目用の視差画像の前記被投影部材上における位置(65R)、及び、前記複数の左目用の視差画像のうち前記左目の視点から視認可能な左目用の視差画像の前記被投影部材上における位置(65L)を通る第2基準線(67)とが平行になるように、前記被投影部材上における前記複数の右目用の視差画像及び前記複数の左目用の視差画像の位置を設定するように構成されたヘッドアップディスプレイ。
  2. 請求項1に記載のヘッドアップディスプレイであって、
    ドライバの頭部のローリングが生じたときの前記右目の視点及び前記左目の視点の位置は、人体の頸椎(47)から内眼角までの距離(r)と、前記右目の視点から前記左目の視点までの距離とに基づき算出された値であるヘッドアップディスプレイ。
  3. 請求項1又は2に記載のヘッドアップディスプレイであって、
    前記被投影部材上における前記複数の右目用の視差画像及び前記複数の左目用の視差画像の位置を規定するマップを複数記憶したマップ記憶ユニット(7)と、
    ユーザの指示に応じて複数の前記マップの中から1のマップを選択するように構成されたマップ選択ユニット(27)と、
    をさらに備え、
    前記位置設定ユニットは、前記マップ選択ユニットが選択した前記マップに基づき、前記被投影部材上における前記複数の右目用の視差画像及び前記複数の左目用の視差画像の位置を設定するように構成されたヘッドアップディスプレイ。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載のヘッドアップディスプレイであって、
    ドライバの頭部のローリングにおけるロール角を算出するように構成されたロール角算出ユニット(21)と、
    前記ロール角算出ユニットが算出した前記ロール角が予め設定された閾値以上である場合、前記表示ユニットは、前記複数の右目用の視差画像及び前記複数の左目用の視差画像を表示しないように構成されたヘッドアップディスプレイ。
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