JP7006202B2 - 変速機のオイル配管構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載される変速機のオイル配管構造に関する。
従来、変速機の早期暖機を図るために、排気ガスの熱を利用してトランスミッションオイルを加熱する熱交換装置が知られている(特許文献1参照)。
この熱交換装置は、排気ガスとエンジン冷却水との間で熱交換を行う第1の熱交換部と、排気ガスとトランスミッションオイルとの間で熱交換を行う第2の熱交換部と、エンジン冷却水とトランスミッションオイルとの間で熱交換を行う第3の熱交換部とが一体に設けられている。
特開2013-24032号公報
このような従来の熱交換装置にあっては、熱交換装置に第2の熱交換部を新規に設ける必要があり、熱交換装置の構成が複雑になる上に、熱交換装置の製造コストが増大する。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、簡易、かつ安価な構成によって変速機を早期に暖機できる変速機のオイル配管構造を提供することを目的とするものである。
本発明は、内燃機関に取付けられた変速機と、オイルと熱交換対象との間で熱交換を行う熱交換器とを連結するオイル配管を有し、前記オイル配管が、前記変速機から前記熱交換器にオイルを排出するオイル排出配管と、前記熱交換器から前記変速機にオイルを戻すオイル戻し配管とを含んで構成される変速機のオイル配管構造であって、前記内燃機関は、前記内燃機関の動力によって駆動される補機を有し、前記オイル排出配管および前記オイル戻し配管の一部は、前記補機の後面と側面とに面するように設置されており、前記オイル排出配管と前記オイル戻し配管とに密着して前記オイル排出配管と前記オイル戻し配管とを支持する支持ブラケットを有し、前記支持ブラケットが、前記補機に設けられた固定部に固定されていることを特徴とする。
このように上記の本発明によれば、簡易、かつ安価な構成によって変速機を早期に暖機できる。
図1は、本発明の一実施例に係る変速機のオイル配管構造を備えた車両の平面図である。 図2は、本発明の一実施例に係る変速機のオイル配管構造を備えた車両の側面図である。 図3は、本発明の一実施例に係る変速機のオイル配管構造を備えた車両の下面図である。 図4は、図1のIV-IV方向矢視断面図である。 図5は、本発明の一実施例に係る変速機のオイル配管構造を備えた車両において、エンジンとその周辺の右側面図である。
本発明の一実施の形態に係る変速機のオイル配管構造は、内燃機関に取付けられた変速機と、オイルと熱交換対象との間で熱交換を行う熱交換器とを連結するオイル配管を有し、オイル配管が、変速機から熱交換器にオイルを排出するオイル排出配管と、熱交換器から変速機にオイルを戻すオイル戻し配管とを含んで構成される変速機のオイル配管構造であって、内燃機関は、内燃機関の動力によって駆動される補機を有し、オイル排出配管およびオイル戻し配管の一部は、補機の後面と側面とに面するように設置されている。
これにより、簡易、かつ安価な構成によって変速機を早期に暖機できる。
以下、本発明の一実施例に係る変速機のオイル配管構造について、図面を用いて説明する。
図1から図5は、本発明の一実施例に係る変速機のオイル配管構造を示す図である。図1から図5において、上下前後左右方向は、車両の前進する方向を前、後退する方向を後とした場合に、車両の幅方向が左右方向、車両の高さ方向が上下方向である。
まず、構成を説明する。
図1において、車両1は、サイドメンバ2、3を備えており、サイドメンバ2とサイドメンバ3とは、車両1の幅方向(以下、単に車幅方向という)に離れて車両1の前後方向に延びている。
車両1にはパワーユニット4が設けられており、パワーユニット4は、車幅方向においてサイドメンバ2とサイドメンバ3との間に設置されている。
パワーユニット4は、内燃機関であるエンジン5と、エンジン5の図示しないクランクシャフトの回転速度を変速して出力する変速機6とを有する。エンジン5は、クランクシャフトの回転中心軸が車両1の前後方向に延びるように縦置きに設置されており、変速機6は、エンジン5に対して後方に設置されている。
図2において、エンジン5の前方にはラジエータ7が設置されている。ラジエータ7は、放熱部7Aと、放熱部7Aの上部に設けられたアッパタンク7Bと、放熱部7Aの下部に設けられたロアタンク7Cとを備えている。
エンジン5とアッパタンク7Bとは、アッパホース8によって連結されており、エンジン5を冷却した後の高温の冷却水は、アッパホース8からアッパタンク7Bに導入される。アッパタンク7Bに導入された冷却水は、アッパタンク7Bから放熱部7Aを通過することにより、走行風や図示しない送風ファンによって冷却された後、ロアタンク7Cに導入される。
エンジン5とロアタンク7Cとは、ロアホース9によって連結されている。放熱部7Aからロアタンク7Cに導入された低温の冷却水は、ロアホース9からエンジン5に導入され、エンジン5が低温の冷却水によって冷却される。
ラジエータ7とアッパホース8およびロアホース9が、エンジン5のラジエータ配管を構成する。また、エンジン5にはラジエータ配管を迂回して冷却水を流す図示しないバイパス配管が設けられている。
エンジン5には図示しないサーモスタットが設けられている。サーモスタットは、冷却水の温度に応じてエンジン5とラジエータ配管とを連通する第1の位置と、エンジン5とバイパス配管とを連通する第2の位置とに切換えられる。
サーモスタットは、冷却水の低温時に第2の位置に位置し、エンジン5から排出される冷却水を、ラジエータ配管を通さずにバイパス配管を介してエンジン5に戻すことにより、冷却水を温めてエンジン5の早期暖機を図る。
サーモスタットは、冷却水の高温時に第1の位置に位置してエンジン5とラジエータ配管とを連通させ、エンジン5とラジエータ7との間で冷却水を流動させることにより、エンジン5を冷却する。
図1において、エンジン5には車両1の空調装置の冷媒を圧縮するエアコンコンプレッサ10が設けられている。エアコンコンプレッサ10は、コンプレッサケース部11と、プーリケース部12とを備えている。プーリケース部12に設けられたプーリ12Aは、図示しないベルトを介してエンジン5のクランクシャフトに設けられた図示しないクランクプーリに連結されている。
これにより、クランクシャフトの動力がベルトを介してプーリ12Aに伝達され、エアコンコンプレッサ10が駆動される。本実施例のエアコンコンプレッサ10は、本発明の補機を構成する。
コンプレッサケース部11の内部にはプーリ12Aと一体で回転する図示しない回転軸が設けられており、コンプレッサケース部11は、プーリ12Aと回転軸とが一体で回転することにより、冷媒ガスの吸入、圧縮および吐出を行う。
プーリケース部12には図示しない冷媒導入孔を有するボス部12Bが設けられており、ボス部12Bには低圧配管13の一端部が連結されている。低圧配管13の他端部は、図示しないエバポレータに連結されており、エバポレータから排出された低圧の冷媒は、低圧配管13からエアコンコンプレッサ10に導入される。
コンプレッサケース部11には図示しない冷媒排出孔を有するボス部11Bが設けられており、ボス部11Bには高圧配管14の一端部が連結されている。高圧配管14の他端部は、図示しないコンデンサに連結されており、コンプレッサケース部11によって圧縮された高温高圧の冷媒は、高圧配管14からコンデンサに導入される。言い換えると、本実施例のボス部12Bは、低圧側連結部であり、本実施例のボス部11Bは、高圧側連結部である。
図3に仮想線で示すように、ロアタンク7Cにはオイルクーラ15が内蔵されており、オイルクーラ15の外周部には冷却水が流通する。本実施例の冷却水は、本発明の熱交換対象を構成し、オイルクーラ15は、本発明の熱交換器を構成する。
図1から図3において、車両1にはオイル配管30が設けられており、オイル配管30は、オイル排出配管16およびオイル戻し配管17を備えている。オイル排出配管16は、変速機6とオイルクーラ15とを接続しており、オイル排出配管16には変速機6からオイルが排出される。オイル排出配管16に排出されるオイルは、オイルクーラ15に導かれる。
オイル戻し配管17は、変速機6とオイルクーラ15とを接続している。オイル戻し配管17にはオイルクーラ15によって熱交換されたオイルが排出され、オイルクーラ15から排出されたオイルを変速機6に戻す。
図1、図3において、オイル排出配管16の一部にはクランク部16Aが形成されており、クランク部16Aは、エアコンコンプレッサ10の後面10aと側面10bとに面するようにクランク状に設置されている。
オイル戻し配管17の一部にはクランク部17Aが形成されており、クランク部17Aは、エアコンコンプレッサ10の後面10aと側面10bとに面するようにクランク状に設置されている。
オイル戻し配管17のクランク部17Aは、オイル排出配管16のクランク部16Aよりもエアコンコンプレッサ10寄りに設置されている。
図3において、オイル排出配管16およびオイル戻し配管17は、オイル排出配管16およびオイル戻し配管17に密着する支持ブラケット18によって支持されている。
図1において、コンプレッサケース部11にはボス部11Aが設けられており、支持ブラケット18は、ボルト19(図5参照)によってボス部11Aに固定されている。本実施例のボス部11Aは、本発明の固定部を構成する。
図5に示すように、ボス部11Aは、コンプレッサケース部11に設置されている。したがって、ボス部11Aは、エアコンコンプレッサ10のうち、圧縮された高温高圧の冷媒が流れるコンプレッサケース部11の外壁に形成される。
図1において、エンジン5は、左マウント部材21によってサイドメンバ2に弾性的に支持されている。左マウント部材21は、サイドメンバ2に固定され、ゴム等の弾性体を備えたマウント部22と、エンジン5とマウント部22とを連結するマウントブラケット23とを備えている。
エンジン5は、右マウント部材24によってサイドメンバ3に弾性的に支持されている。右マウント部材24は、サイドメンバ3に固定され、ゴム等の弾性体を備えたマウント部25と、エンジン5とマウント部25とを連結するマウントブラケット26とを備えている。本実施例のサイドメンバ2、3は、本発明の車体部材を構成し、右マウント部材24は、本発明のマウント部材を構成する。
図4において、オイル排出配管16およびオイル戻し配管17は、マウントブラケット26に取付けられている。
図2、図3において、オイル排出配管16およびオイル戻し配管17は、オイル排出配管16およびオイル戻し配管17に密着する取付ブラケット20によって固定されている。図2において、取付ブラケット20は、マウントブラケット26の後面に固定されており、オイル排出配管16およびオイル戻し配管17は、取付ブラケット20を介してマウントブラケット26の後面に固定されている。
次に、作用を説明する。
冷却水の温度が低い状態からのエンジン5の暖機時には、サーモスタットは第2の位置に位置し、冷却水がバイパス配管を介してエンジン5を循環することにより、エンジン5の暖機が促される。このとき、エンジン5からラジエータ7には冷却水が流れないので、ロアタンク7Cには冷却水の流れが発生せずに低温の冷却水が滞留する。
また、冷却水の温度が高いエンジン5の暖機後には、サーモスタットは第1の位置に位置し、エンジン5からラジエータ7に冷却水が流れ、冷却水がラジエータ7によって冷却される。ロアタンク7Cには放熱部7Aを通過した冷却水が流れる。
一方、冷却水の温度が低い状態からの変速機6の暖機時には、変速機6の内部に貯留されるオイルの温度が低く、オイルの粘度が高い。これにより、変速機6に収容される変速ギヤや油圧ポンプの抵抗が大きくなり、変速機6の抵抗が大きくなる。これにより、エンジン5の燃費が悪化するので、オイルを早期に加熱する必要がある。
本実施例のオイル配管構造によれば、エンジン5に取付けられた変速機6と、オイルと冷却水との間で熱交換を行うオイルクーラ15とを連結するオイル配管30を有する。オイル配管30は、変速機6からオイルクーラ15にオイルを排出するオイル排出配管16と、オイルクーラ15から変速機6にオイルを戻すオイル戻し配管17とを含んで構成されている。
変速機6内のオイルは、変速機6からオイル排出配管16を通じてオイルクーラ15に排出され、オイルクーラ15を流れた後、オイル戻し配管17に排出される。
エンジン5には、エンジン5の動力によって駆動されるエアコンコンプレッサ10が設けられている。オイル排出配管16は、エアコンコンプレッサ10の後面10aと側面10bとに面するように設置されたクランク部16Aを有し、オイル戻し配管17は、エアコンコンプレッサ10の後面10aと側面10bとに面するように設置されたクランク部17Aを有する。
これにより、オイル排出配管16を流れるオイルは、クランク部16Aを流れる際にエアコンコンプレッサ10から発生する熱によって加熱される。また、オイル戻し配管17を流れるオイルは、クランク部17Aを流れる際にエアコンコンプレッサ10から発生する熱によって加熱される。
このため、エアコンコンプレッサ10の熱によってオイルを早期に加熱することができ、簡易、かつ安価な構成によって変速機6を早期に暖機することができる。この結果、変速機6の抵抗が増大すること等を防止でき、エンジン5の燃費が悪化することを防止できる。
エンジン5と変速機6の暖機が終了した運転状態において、冷却水がラジエータ7を流れることにより、ラジエータ7によって冷却水が冷却される。
これにより、オイルが高温になり、クランク部16A、17Aの温度がさらに上昇した場合に、ロアタンク7Cを流れる低温の冷却水によってオイルを冷却することができる。このため、オイルを最適な温度に維持できる。
また、本実施例のオイル配管構造によれば、オイル戻し配管17は、オイル排出配管16よりもエアコンコンプレッサ10寄りに設置されている。これにより、オイルクーラ15からオイル戻し配管17に排出されたオイルがクランク部17Aを流れる過程でエアコンコンプレッサ10によって加熱される。
このため、これから変速機6に戻るオイルが流れるオイル戻し配管17を優先して加温することができ、変速機6の暖機をより効果的に促進できる。
また、本実施例のオイル配管構造によれば、オイル排出配管16とオイル戻し配管17とに密着してオイル排出配管16とオイル戻し配管17とを支持する支持ブラケット18を有する。これに加えて、支持ブラケット18が、コンプレッサケース部11に設けられたボス部11Aに固定されている。
これにより、エアコンコンプレッサ10の熱を支持ブラケット18によってオイル排出配管16およびオイル戻し配管17に効率よく伝達できる。このため、オイル排出配管16およびオイル戻し配管17を流れるオイルをより効果的に加熱できる。この結果、変速機6の暖機をより効果的に促進できる。
また、本実施例のオイル配管構造によれば、エアコンコンプレッサ10は、コンプレッサケース部11とプーリケース部12とを備えており、コンプレッサケース部11には、高圧配管14が連結される冷媒導入孔を有するボス部11Aが設けられ、プーリケース部12には、低圧配管13が連結される冷媒排出孔を有するボス部12Bが設けられている。これに加えて、ボス部11Aは、コンプレッサケース部11に設置されている。
このため、支持ブラケット18が固定されるボス部11Aを、高温高圧の冷媒が流れるコンプレッサケース部11の外壁に形成することができ、支持ブラケット18を高温のコンプレッサケース部11によってさらに高温に加熱できる。
したがって、エアコンコンプレッサ10の熱を支持ブラケット18によってオイル排出配管16およびオイル戻し配管17により効率よく伝達できる。この結果、オイルの加熱をより効果的に促進でき、変速機6の暖機をより効果的に促進できる。
また、本実施例のオイル配管構造によれば、エンジン5が右マウント部材24によってサイドメンバ3に弾性的に支持されている。これに加えて、オイル排出配管16およびオイル戻し配管17が右マウント部材24のマウントブラケット26に取付けられている。
これにより、エンジン5の熱をマウントブラケット26によってオイル排出配管16およびオイル戻し配管17に伝達でき、オイルをさらに加熱できる。この結果、オイルの加熱をより効果的に促進でき、変速機6の暖機をより効果的に促進できる。
また、本実施例のオイル配管構造によれば、オイル排出配管16とオイル戻し配管17とに密着してオイル排出配管16とオイル戻し配管17とを支持する取付ブラケット20を有し、取付ブラケット20がマウントブラケット26に固定されている。
これにより、エンジン5からマウントブラケット26に伝達された熱を取付ブラケット20によってオイル排出配管16およびオイル戻し配管17に効率よく伝達でき、オイルをより効果的に加熱できる。この結果、オイルの加熱をより効果的に促進でき、変速機6の暖機をより効果的に促進できる。
なお、本実施例のオイル配管構造によれば、オイルクーラ15をロアタンク7Cの内部に設置し、オイルと冷却水との間で熱交換を行っているが、これに限定されるものではない。
例えば、熱交換器として、変速機6の内部にヒータによって加熱された冷却水との間で熱交換を行うオイルウォーマを設けてもよい。また、本実施例のオイル配管構造によれば、オイルと冷却水との間で熱交換を行っているが、これに限定されるものではなく、一例として熱交換対象として排気ガスを用い、排気ガスとオイルとの間で熱交換を行うようにしてもよい。
また、本実施例のオイル配管構造は、エアコンコンプレッサ10の熱を利用してオイル排出配管16とオイル戻し配管17とを流れるオイルを加熱しているが、ジェネレータやオルタネータ等の補機の熱を利用してオイル排出配管16とオイル戻し配管17とを流れるオイルを加熱してもよい。したがって、補機として熱を発生するものを利用することが好ましい。
本発明の実施例を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
2,3...サイドメンバ(車体部材)、5...エンジン(内燃機関)、6...変速機、10...エアコンコンプレッサ(補機)、10a...後面(補機の後面)、10b...側面(補機の側面)、11...コンプレッサケース部、11A...ボス部(固定部)、12...プーリケース部、13...低圧配管、14...高圧配管、15...オイルクーラ(熱交換器)、16...オイル排出配管、17...オイル戻し配管、18...支持ブラケット、20...取付ブラケット、24...右マウント部材(マウント部材)、30...オイル配管

Claims (6)

  1. 内燃機関に取付けられた変速機と、オイルと熱交換対象との間で熱交換を行う熱交換器とを連結するオイル配管を有し、
    前記オイル配管が、前記変速機から前記熱交換器にオイルを排出するオイル排出配管と、前記熱交換器から前記変速機にオイルを戻すオイル戻し配管とを含んで構成される変速機のオイル配管構造であって、
    前記内燃機関は、前記内燃機関の動力によって駆動される補機を有し、
    前記オイル排出配管および前記オイル戻し配管の一部は、前記補機の後面と側面とに面するように設置されており、
    前記オイル排出配管と前記オイル戻し配管とに密着して前記オイル排出配管と前記オイル戻し配管とを支持する支持ブラケットを有し、
    前記支持ブラケットが、前記補機に設けられた固定部に固定されていることを特徴とする変速機のオイル配管構造。
  2. 前記オイル戻し配管は、前記オイル排出配管よりも前記補機寄りに設置されていることを特徴とする請求項1に記載の変速機のオイル配管構造。
  3. 前記補機は、エアコンコンプレッサから構成されており、
    前記エアコンコンプレッサは、コンプレッサケース部とプーリケース部とを有し、
    前記固定部は、前記コンプレッサケース部に設置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の変速機のオイル配管構造。
  4. 内燃機関に取付けられた変速機と、オイルと熱交換対象との間で熱交換を行う熱交換器とを連結するオイル配管を有し、
    前記オイル配管が、前記変速機から前記熱交換器にオイルを排出するオイル排出配管と、前記熱交換器から前記変速機にオイルを戻すオイル戻し配管とを含んで構成される変速機のオイル配管構造であって、
    前記内燃機関は、前記内燃機関の動力によって駆動される補機を有し、
    前記オイル排出配管および前記オイル戻し配管の一部は、前記補機の後面と側面とに面するように設置されており、
    前記内燃機関は、マウント部材を介して車体部材に連結されており、
    前記オイル排出配管および前記オイル戻し配管は、前記マウント部材に取付けられていることを特徴とする変速機のオイル配管構造。
  5. 前記オイル排出配管と前記オイル戻し配管とに密着して前記オイル排出配管と前記オイル戻し配管とを支持する取付ブラケットを有し、
    前記取付ブラケットが、前記マウント部材に固定されていることを特徴とする請求項4に記載の変速機のオイル配管構造。
  6. 内燃機関に取付けられた変速機と、オイルと熱交換対象との間で熱交換を行う熱交換器とを連結するオイル配管を有し、
    前記オイル配管が、前記変速機から前記熱交換器にオイルを排出するオイル排出配管と、前記熱交換器から前記変速機にオイルを戻すオイル戻し配管とを含んで構成される変速機のオイル配管構造であって、
    前記内燃機関は、前記内燃機関の動力によって駆動される補機を有し、
    前記オイル排出配管および前記オイル戻し配管の一部は、前記補機の後面と側面とに面するように設置されており、
    前記補機は、エアコンコンプレッサから構成されていることを特徴とする変速機のオイル配管構造。
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