JP7005997B2 - 画像形成システム及び画像形成方法 - Google Patents

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Description

本発明は、箔を用紙に圧着させる箔押し行程を含む画像形成処理を行う画像形成システム及び画像形成方法に関する。
印刷や製本などを行う画像形成システムとして、用紙の表面に金や銀などの箔を付着させる処理である、箔押し行程を行うものがある。
箔は、ロール状に巻かれており、箔押し行程では、用紙の搬送に連動してロール状に巻かれた箔(いわゆる箔ロール)を引き出して、用紙の表面に圧着させる。この圧着時には、印刷済み用紙の箔押しを行う箇所に、箔の接着剤として機能する箔押し用トナーを塗布し、用紙全体に箔を当てて、熱を加えて圧着させる作業を行う。その結果、用紙のトナーが塗布された箇所に箔が付着し、箔押しされた状態になる。
ここで、用紙への箔押し行程、箔押しされた用紙への印刷行程、さらに箔押しされた印刷済み用紙を使った製本行程などの全ての行程を、1台の画像形成システムで全て行うようにしたものが開発されている。
1台の画像形成システムで全ての行程を行う場合、最初に利用者は1部などの限られた部数だけ、試しプリントを行うことがある。この試しプリントを行うことで、箔押しが予め設定された状態で正しく行えるか、箔押し位置と製本加工位置とが重なって不良がないか、等を事前に確認することができる。
特許文献1には、印刷から製本までを行う画像形成システムの構成の一例について記載されている。
特開2015-76723号公報
上述したように、印刷から製本まで一括して行うシステムにおいて、1部のみを試しプリントすることで、正しく製本ができるか事前にチェックでき、そのチェック結果に基づいて、印刷位置や箔押し位置などを修正することが可能になる。
このように試しプリントを行うことは重要であるが、試しプリントで得られた生成物に修正が必要な不具合があった場合、その試しプリントされた生成物は、廃棄するしかなく、無駄が生じていた。特に、製本を行う場合、箔押しは表紙のみに行う場合が多々あるが、試しプリントでは表紙の箔押し状態のチェックができればよいため、表紙以外の印刷用紙が無駄になってしまう。
また、試しプリント時に、通常の印刷時と同様に全ての行程を行うようにすると、通常の印刷から製本終了までに要する時間と同じ時間が試しプリントに必要であり、作業効率上からも好ましいとは言えない状況であった。
なお、ここでは画像形成システムで行う画像形成処理の一例として箔押し処理を行う場合の問題について説明したが、通常のプリントとは異なる特殊なプリントを行う際には、同様の問題がある。
本発明は、これらの点に鑑み、試しプリントが極力低コストで効率良く行える画像形成システム及び画像形成方法を提供することを目的とする。
本発明の画像形成システムは、用紙に対して箔押しを行う第1段階の画像形成行程を実行する第1画像形成部と、第1画像形成部の出力用紙に対して第2段階の画像形成行程を実行する第2画像形成部と、第2画像形成部の出力用紙に対して、後処理を実行する後処理部と、第1画像形成部と第2画像形成部と前記後処理部とを制御すると共に、試しプリントモードを設定したとき、第1画像形成部による第1段階の画像形成行程で、箔押し用トナー画像の形成を行い、箔転写を実行しないようにし、第1画像形成部で第1段階の画像形成行程を実行した特定の出力用紙に対して、後処理部が後処理を実行するように制御する制御部と、を備えるようにしたものである。
また本発明の画像形成方法は、用紙に対して箔押しを行う第1段階の画像形成行程を実行する第1画像形成ステップと、第1画像形成ステップで第1段階の画像形成行程が行われた用紙に対して第2段階の画像形成行程を実行する第2画像形成ステップと、第2画像形成ステップで第2段階の画像形成行程が行われた用紙に対して、後処理を実行する後処理ステップと、試しプリントモードを設定したとき、第1画像形成部による第1段階の画像形成行程で、箔押し用トナー画像の形成を行い、箔転写を実行しないようにし、第1画像形成ステップで第1段階の画像形成行程を実行した特定の用紙に対して、後処理ステップで後処理を実行するように制御する制御ステップと、を含む。
本発明によると、試しプリント時に一部の行程が省略され、全ての行程を実行して試しプリントを行う場合に比べて、少ない行程で短時間に試しプリントを行うことができ、かつ後処理についても試しプリント時に必要な処理を行うことで、無駄を極力排除できるようになる。
本発明の一実施の形態例による画像形成システムの全体構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態例による画像形成システムの装置例を示す構成図である。 本発明の一実施の形態例による箔押し1次画像形成の試しプリントモード中の処理例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態例による選択可及び選択不可(禁則)の処理例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態例による後処理機能の選択画面の例を示す説明図である。 本発明の一実施の形態例による製本を行った例を示す説明図である。
以下、本発明の一実施の形態例(以下、「本例」と称する)を、添付図面を参照して説明する。
[1.画像形成システムの構成]
図1は、本例の画像形成システムの全体構成例を示す。画像形成システムは、画像形成装置100と、画像形成装置100の後段にて用紙に箔押しを行う箔押し装置300と、用紙に対する各種処理機能を有する製本装置400と、を有している。なお、箔押し装置300にて箔押しされた用紙は、画像形成装置100に戻して、再度印刷などを行うことができる。そして、箔押し後に画像形成装置100にて印刷が行われた用紙は、箔押し装置300を通過して製本装置400に送り、製本行程を行って印刷済みの製品として完成させることができる。
箔押し装置300から画像形成装置100に用紙を戻す処理は、自動的な搬送で行うようにしてもよいが、作業者が排出部に排出された用紙を手動で画像形成装置100に接続された給紙装置200に戻すようにしてもよい。
なお、この画像形成システムにおける各装置の接続状態は一例であって、この接続状態に限定されるものではない。
画像形成装置100は、制御部101、通信部102、操作表示部103、搬送部106、原稿読込部120、画像データ記憶部130、画像処理部140、画像形成部150、及び定着部160を備える。また、画像形成装置100には、給紙装置200が接続されている。
制御部101は、画像形成装置100内の各部を制御すると共に箔押し装置300,400を含むシステム全体を制御する。
通信部102は、制御部101からの指示に基づいて、システムに接続されている他の装置(箔押し装置300及び製本装置400)と通信を行う。
操作表示部103は、画像形成装置100の状態表示を行うと共に、利用者による操作入力に応じた操作入力信号を制御部101に通知する。この操作表示部103は、動作状況などを表示する表示部103a(図2)や、利用者が操作するキーなどを備える。
記憶部104は、制御プログラム及び各種設定データを記憶する。また、記憶部104の記憶容量の一部は、制御プログラムのワークエリアとして使用される。
搬送部106は、給紙装置200の給紙部201から供給される用紙を、所定速度で搬送する。
原稿読込部120は、原稿をスキャンして画像データを生成する。
画像データ記憶部130は、画像形成する際のイメージデータや各種データを記憶する。
画像処理部140は、画像形成に必要な各種画像処理を実行する。
画像形成部150は、画像形成命令と画像処理後のイメージデータとに基づいて画像形成(作像,転写,定着などの一連の動作を意味しており、総称して画像形成と呼ぶ)を実行する。なお、この画像形成部150が行う機能の1つとして定着部160が用意され、定着部160により用紙に転写された画像(トナー画像)が用紙に定着される。
画像形成装置100で画像形成された用紙は、後段の箔押し装置300又は製本装置400に向けて搬出される。
箔押し装置300は、箔押しにより用紙に画像形成を行う装置であり、制御部301、通信部302、記憶部303、搬送部304、操作表示部305、及び箔押し部310を備える。
制御部301は、箔押し装置300内の各部を制御する。
通信部302は、画像形成装置100と通信を行う。
記憶部303は、制御プログラム及び各種設定データを記憶する。また、記憶部303の一部の記憶容量は、制御プログラムのワークエリアとして使用される。
搬送部304は、用紙を所定速度で搬送する。
操作表示部305は、箔押し装置300の状態表示を行うと共に、利用者による操作入力に応じた操作入力信号を制御部301に通知する。なお、箔押し装置300の操作表示部305は省略して、画像形成装置100側の操作表示部103が箔押し処理の操作入力を行うようにしてもよい。
箔押し装置300で箔押し処理が行われた用紙は、後処理装置である製本装置400に搬送される。なお、画像形成装置100から箔押し装置300に搬送された用紙が箔押しされない場合には、そのまま製本装置400に搬送される。
印刷済みの用紙に対して後処理を行う装置である製本装置400は、制御部401、通信部402、操作表示部403、記憶部404、搬送経路選択部405、排出経路選択部406、搬送部410、折り部440、整合部450、中綴じ部460、糊付け部470、断裁部480、メイントレイ排出部491、及び冊子排出部492を備える。
制御部401は、製本装置400内の各部を制御する。
通信部402は、画像形成装置100と通信を行う。
操作表示部403は、製本装置400の状態表示を行うと共に、利用者による操作入力に応じた操作入力信号を制御部401に通知する。なお、製本装置400の操作表示部403は省略して、画像形成装置100側の操作表示部103が製本処理の操作入力を行うようにしてもよい。
記憶部404は、制御プログラム及び各種設定データを記憶する。また、記憶部404の一部の記憶容量は、制御プログラムのワークエリアとして使用される。
搬送経路選択部405は、用紙を搬送する搬送経路を選択する。
排出経路選択部406は、用紙処理された用紙束を排出させる排出経路を選択する。
搬送部410は、用紙を所定速度で搬送する。
折り部440 は、用紙を中折り又は3つ折りに折る処理を行う。
整合部450は、折られた複数枚の用紙を整合する処理を行う。
中綴じ部460は、折られて整合された用紙束を中綴じ製本のために綴じる処理を行う。
糊付け部470は、整合された用紙束を糊付け製本のために糊付けする。
断裁部480は、中綴じされた用紙束の小口部分を断裁する。
メイントレイ排出部491は、用紙や製本された冊子を1枚又は1冊ずつ排出する。
冊子排出部492は、製本された冊子を排出する。
図2は、本例の画像形成システムの装置構成例を示す図である。
図2の例では、右側から順に、給紙装置200、画像形成装置100、箔押し装置300、製本装置400が配置され、給紙装置200から供給された用紙に対して、画像形成装置100で画像形成処理が行われる。画像形成装置100内では、用紙は搬送部106により搬送され、画像形成部150でトナーが塗布され、定着部160で塗布されたトナーの定着により画像が形成される。
箔押し装置300は、箔膜シート給送部311と箔転写部312と箔膜シート巻き取り部313とを備え、箔膜シート給送部311から送られた箔が、箔転写部312で用紙に転写される。このとき、前段の画像形成装置100で箔押し用トナーが塗布された箇所にのみ転写され、用紙上のその他の箇所には箔が付着されない。
箔押し装置300で箔押しが行われた用紙は、画像形成装置100に戻されて、さらに箔押し済み用紙に対して印刷が行われ、製本装置400に搬送される。製本装置400では、1冊ずつ製本する後処理が行われ、メイントレイ排出部491又は冊子排出部492から排出される。
すなわち、本例の画像形成システムは、第1画像形成部に相当する画像形成装置100及び箔押し装置300で、第1段階の画像形成行程としての、箔押し処理が行われ、その後、第2画像形成部に相当する画像形成装置100で、第2段階の画像形成行程としての、印刷が行われる。さらに、その印刷が行われた用紙に対して、後処理部に相当する製本装置400で製本が行われる。
本例の画像形成システムでは、用紙に画像形成を行って製本を行うモードとして、通常動作モードの他に、試しプリントモードを備える。この通常動作モードや試しプリントモードは、例えば操作表示部103で利用者により設定される。通常動作モードでは、複数枚の印刷用紙を使って製本が行われるが、試しプリントモードでは、表紙などの限られた特定の1枚の用紙のみの画像形成が行われ、設定に基づいて通常動作時の製本と同様の後処理が行われる。
[2.画像形成処理動作の例]
図3は、試しプリントモード時の動作例を示すフローチャートである。
試しプリントモードは、画像形成装置100の操作表示部103で、利用者による操作で設定される。また、試しプリントモード時の動作は、制御部101により制御される。
まず制御部101は、試しプリントモードが設定されたとき、特定後処理機能の禁則管理を解除する(ステップS11)。この禁則管理の具体例については、図4で後述するが、簡単に説明すると、禁則管理とは、本来の通常モード時は1枚の印刷用紙に対して実行しないように管理する機能である。但し、試しプリントモード時には、1枚の印刷用紙であっても実行可能とする。そして、禁則管理を解除した機能は、制御部101により、操作表示部103が表示する画面中で、変更操作ができるようにする。
そして、制御部101は、利用者による後処理機能の選択状態に変更があるか否か判断を判断する(ステップS12)。ここで、後処理機能の選択状態に変更がある場合(ステップS12のYES)、利用者は、操作表示部103における後処理の設定画面中に、選択可能な後処理機能を選択(設定又は解除)する(ステップS13)。その後、さらに利用者は、操作表示部103での後処理設定画面で、箔押しなしの選択(設定又は解除)を行う(ステップS14)。なお、ここで箔押しなしを設定した場合であっても、箔の接着剤として機能する箔押し用トナーの塗布は、箔押し実行時と同様に行われる。また、ステップS13における設定画面で、箔押し後に行われる印刷の実行の有無を選択するようにしてもよい。
そして、ステップS14で箔押しなしの選択が行われた後と、ステップS12で後処理機能の選択状態に変更がないと判断した場合(ステップS12のNO)に、制御部101は、試しプリントの開始指示があるか否かを判断する(ステップS15)。ここで、試しプリントの開始指示がないと判断した場合(ステップS15のNO)には、制御部101は、ステップS12の判断に戻る。
ステップS15で、試しプリントの開始指示があると判断した場合(ステップS15のYES)には、制御部101は、設定された内容で、1枚(表紙)のみの試しプリントを実行する(ステップS16)。ここで、設定された内容とは、ステップS13,14で利用者により選択される内容である。すなわち、ステップS14における選択に基づいて、箔押しあり又は箔押しなしで印刷が行われると共に、ステップS13における選択に基づいた内容で、製本装置400の製本処理(後処理)が行われる。また、試しプリント時には、設定に基づいて、箔押しによる画像形成の後に行われる画像形成(文字などの印刷)を省略するようにしてもよい。
その後、制御部101は、試しプリントモードの終了操作があるか否かを判断する(ステップS17)。ここで、試しプリントモードの終了操作がある場合には(ステップS17のYES)、制御部101は、ステップS11で設定した禁則管理を通常動作用に復帰させ(ステップS18)、試しプリントモードを終了する。また、ステップS17で、試しプリントモードの終了操作がない場合(ステップS17のNO)には、制御部101は、ステップS12の判断に戻る。
図4は、ステップS11で解除される後処理機能の禁則管理例を示す図である。
図4に示すそれぞれの後処理機能は、通常モード時に1枚のみを印刷する場合には、実行しないように制御部101により制御される。すなわち、図2に示すように、製本装置400で実行される後処理機能として、パンチ機能、平綴じ機能、中綴じ機能、Z折又は三つ折機能、及びくるみ製本機能がある。これらの各機能は、通常モード時には1枚のみを印刷する際には、実行しないように制御される。
一方、試しプリントモード時には、図4に示す各機能の内で、パンチ機能、平綴じ機能、中綴じ機能、及び、Z折又は三つ折機能について、禁止する禁則処理を解除して、1枚のみの印刷であっても実行できるようにする。但し、くるみ製本は、中身の印刷物の背を糊で表紙に接着する製本処理であり、表紙のみでは実行不可能なので、試しプリントモード時であっても禁則のままとする。
また、図3のフローチャートのステップS14で箔押しの有無を選択できるようにしたことで、表紙のみの試しプリント時に、無駄な箔押しを省略することができる。
図5は、このステップS14で箔押しの有無を、操作表示部103の操作で選択する際の表示画面の例を示す。図5の例では、表示部130aに、後処理選択機能の画面を表示させたとき、箔押しの有無を選択する選択窓130bを表示し、その選択窓130bに、文字で「箔押ししますか?」と表示させる。そして、利用者は、「Yes」のボタン103y又は「No」のボタン103nをタッチすることで、いずれかの状態が選択される。
また、試しプリント時に箔押しを行うことで、通常時と同様の仕上がりとなり、利用者は印刷済みの用紙から、適正に箔押しが行われるか否かを確認できるようになる。一方、試しプリント時に箔押しを実行しないようにする場合には、箔そのものは用紙に転写されないが、箔押し用トナーについては用紙に塗布されているため、そのトナーの配置状態から箔押しされた状態を推定でき、箔押しを行った場合と同様に、適正に箔押しが行われるか否かを確認することができる。
図6は、試しプリントモードで表紙の用紙のみを印刷して、後処理を施した例を示す。
例えば用紙P1の場合、その用紙P1を折った位置に綴じ箇所STが生じ、箔押しされた画像が、この綴じ箇所STと重なるため、箔押しが綺麗にできるか否かを、確認することができる。但し、1枚の用紙P1だけであるため、綴じ箇所STで他の用紙を綴じる動作は行っていない。
ここで、綴じ箇所STと箔押し位置とが重なる等で、箔押しが綺麗にできない場合には、原稿の箔押し位置を綴じ箇所STから若干ずらした位置に修正する等の対処で、仕上がり状態を修正することができる。
また、用紙P2の場合にも、綴じ箇所STと、箔押しされた画像との重なり状態を確認できるようになる。
以上説明したように本例の画像形成システムによると、表紙などの限られた用紙のみについて箔押しや印刷などの画像形成処理を行うと共に、その限られた用紙だけを使って後処理を行うため、無駄な生成物を生じさせることなく、画像形成状態や後処理状態の確認ができるようになる。すなわち、従来は試しプリントであっても、一冊分の全ての用紙の画像形成を行う必要があったが、本例の場合には表紙以外の印刷が必要なく、それだけ無駄を少なくすることができる。また、表紙などの限られた用紙の印刷だけを行うため、試しプリント時の印刷時間を大幅に少なくすることができ、効率が向上する。
さらに、本例の場合には、表紙のような1枚の印刷時には、綴じ処理や折り処理などの本来は実行できない禁則を解除するようにしたことで、表紙のみの印刷であっても、後処理状態を適正に確認できるようになる。
さらにまた、試しプリントモード時に箔押しを行わないようにしたことで、試しプリント時に箔膜ロールを消費することが無く、それだけ低コストで試しプリントが実行できるようになる。
[3.変形例]
なお、ここまで説明した一実施の形態例では、試しプリント時に箔押しを行う例について説明したが、ここで説明した処理は、1枚の用紙に対して様々な複数の画像形成処理を行う場合に適用することが可能である。
例えば、第1段階として箔押しなどの1次画像形成処理を行い、第2段階として通常の印刷に相当する2次画像形成処理を行い、さらに製本などの各種後処理を行うようにする。この場合、試しプリントモード時に、少なくとも第1段階の1次画像形成処理と、後処理のみを行って、第2段階での2次画像形成処理を省略する場合であっても、本例で説明した一実施の形態例での処理を適用することができる。
なお、上述した実施の形態例では特に説明をしなかったが、試しプリントモード時に、箔押しに相当する1次画像形成処理を用紙に対して行い、その後の印刷に相当する2次画像形成処理を省略して、試しプリントモード時の画像形成処理をより少ない行程としてもよい。
100…画像形成装置、101…制御部、102…通信部、103…操作表示部、103a…表示部、106…搬送部、120…原稿読込部、130…画像データ記憶部、140…画像処理部、150…画像形成部、160…定着部、200…給紙装置、201…給紙部、300…箔押し装置、301…制御部、302…通信部、303…記憶部、304…搬送部、305…操作表示部、310…箔押し部、311…箔膜シート給送部、312…箔転写部、313…薄膜シート巻き取り部、400…製本装置、401…制御部、402…通信部、403…操作表示部、404…記憶部、405…搬送経路選択部、406…排出経路選択部、410…搬送部、440…折り部、450…整合部、460…中綴じ部、470…糊付け部、480…断裁部、491…メイントレイ排出部、492…冊子排出部

Claims (4)

  1. 用紙に対して箔押しを行う第1段階の画像形成行程を実行する第1画像形成部と、
    前記第1画像形成部の出力用紙に対して第2段階の画像形成行程を実行する第2画像形成部と、
    前記第2画像形成部の出力用紙に対して、後処理を実行する後処理部と、
    前記第1画像形成部と前記第2画像形成部と前記後処理部とを制御すると共に、試しプリントモードを設定したとき、前記第1画像形成部による第1段階の画像形成行程で、箔押し用トナー画像の形成を行い、箔転写を実行しないようにし、前記第1画像形成部で第1段階の画像形成行程を実行した特定の出力用紙に対して、前記後処理部が後処理を実行するように制御する制御部と、を備える
    画像形成システム。
  2. 前記試しプリントモードを設定したときに、前記後処理部が実行可能な機能は、箔押しされた用紙に対して処理可能な機能である
    請求項に記載の画像形成システム。
  3. 前記試しプリントモードを設定したときに、前記後処理部が実行可能な機能は、通常プリントモード時に、1枚の用紙に対して禁止される後処理を含むようにする機能である
    請求項1に記載の画像形成システム。
  4. 用紙に対して箔押しを行う第1段階の画像形成行程を実行する第1画像形成ステップと、
    前記第1画像形成ステップで第1段階の画像形成行程が行われた用紙に対して第2段階の画像形成行程を実行する第2画像形成ステップと、
    前記第2画像形成ステップで第2段階の画像形成行程が行われた用紙に対して、後処理を実行する後処理ステップと、
    試しプリントモードを設定したとき、前記第1画像形成ステップによる第1段階の画像形成行程で、箔押し用トナー画像の形成を行い、箔転写を実行しないようにし、前記第1画像形成ステップで第1段階の画像形成行程を実行した特定の用紙に対して、前記後処理ステップで後処理を実行するように制御する制御ステップと、を含む
    画像形成方法。
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