JP7004223B2 - コムプレート具、マンコンベヤ及び櫛板具 - Google Patents

コムプレート具、マンコンベヤ及び櫛板具 Download PDF

Info

Publication number
JP7004223B2
JP7004223B2 JP2019048867A JP2019048867A JP7004223B2 JP 7004223 B2 JP7004223 B2 JP 7004223B2 JP 2019048867 A JP2019048867 A JP 2019048867A JP 2019048867 A JP2019048867 A JP 2019048867A JP 7004223 B2 JP7004223 B2 JP 7004223B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate tool
comb plate
lateral direction
comb
seam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019048867A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020147438A (ja
Inventor
昌彦 江▲崎▼
宏 永島
康司 上垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitec Co Ltd
Original Assignee
Fujitec Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitec Co Ltd filed Critical Fujitec Co Ltd
Priority to JP2019048867A priority Critical patent/JP7004223B2/ja
Publication of JP2020147438A publication Critical patent/JP2020147438A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7004223B2 publication Critical patent/JP7004223B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

本発明は、コムプレート具、マンコンベヤ及び櫛板具に関する。
従来、例えば、コムプレート具は、第1横方向の内側に向けて突出する櫛歯を有する第1櫛板具及び第2櫛板具を備えている(例えば、特許文献1)。そして、第1櫛板具及び第2櫛板具は、第1横方向と直交する第2横方向に並列されている。これにより、第1櫛板具及び第2櫛板具の間に、第1横方向に沿って延びる継目が形成されるため、紐材が継目に侵入する場合がある。
そこで、櫛歯間の凹部に、第1横方向の内側に突出する突起を備えるコムプレート具が、提案されている(例えば、特許文献2)。しかしながら、斯かる構成においては、例えば、櫛板具の構造が複雑になる等の問題がある。そこで、特許文献2に係るコムプレート具とは異なった、継目に紐材が侵入することを抑制することができるコムプレート具が要望されている。
特開2017-105610号公報 特開2009-280360号公報
そこで、課題は、継目に紐材が侵入することを抑制することができるコムプレート具、マンコンベヤ及び櫛板具を提供することである。
コムプレート具は、マンコンベヤの乗降床の端部に配置されるコムプレート具において、第1横方向の内側に向けて突出する櫛歯を有し、互いの間で継目を形成するように、第1横方向と直交する第2横方向に並列される第1櫛板具及び第2櫛板具を備え、前記コムプレート具は、前記櫛歯間に、凹部を備え、前記凹部は、第2横方向の中央に、上下方向視で第1横方向の最も外側に位置する底部を備え、前記継目は、上下方向視で、前記底部よりも第1横方向の内側から延びる。
また、コムプレート具においては、前記凹部は、前記底部の第2横方向の外側端に連接される底側部を備え、前記底側部は、第2横方向の外側に行くにつれて第1横方向の内側へ向かうように、形成され、前記継目は、前記底側部又は前記底側部よりも第1横方向の内側から延びる、という構成でもよい。
また、マンコンベヤは、前記のコムプレート具を備える。
また、櫛板具は、前記のコムプレート具の前記第1櫛板具及び前記第2櫛板具の少なくとも一方に用いられる。
図1は、一実施形態に係るマンコンベヤの概要図である。 図2は、同実施形態に係るマンコンベヤの乗降部の平面図である。 図3は、同実施形態に係るコムプレート具の全体平面図である。 図4は、図3のIV-IV線拡大断面図である。 図5は、同実施形態に係るコムプレート具の要部平面図である。 図6は、同実施形態に係るコムプレート具の要部拡大平面図である。 図7は、同実施形態に係るコムプレート具の第1横方向の外側向き視の要部図である。 図8は、他の実施形態に係るコムプレート具の要部拡大平面図である。 図9は、さらに他の実施形態に係るコムプレート具の要部拡大平面図である。 図10は、さらに他の実施形態に係るコムプレート具の要部拡大平面図である。 図11は、さらに他の実施形態に係るコムプレート具の要部拡大平面図である。
以下、マンコンベヤ、コムプレート具及び櫛板具における一実施形態について、図1~図7を参照しながら説明する。なお、各図(図8~図11も同様)において、図面の寸法比と実際の寸法比とは、必ずしも一致しておらず、また、各図面の間での寸法比も、必ずしも一致していない。
図1に示すように、本実施形態に係るマンコンベヤ10は、躯体(例えば、梁)に設置される構造体11と、人を第1横方向D1へ搬送する搬送部12と、搬送部12を第2横方向D2で挟むように配置される一対の欄干部13,13(図1においては、一つのみを図示している)とを備えている。また、マンコンベヤ10は、搬送部12及び欄干部13を駆動させる駆動部14を備えている。
図1において、第1横方向D1は、水平方向と平行な方向であって、前後方向D1といい、第2横方向D2は、水平方向と平行な方向で且つ第1横方向D1と直交する方向であって、幅方向D2といい、第3方向D3は、鉛直方向と平行な方向であって、上下方向D3という。なお、第1横方向D1において、内側は、マンコンベヤ10の第1横方向D1の中心に近い側となり、外側は、マンコンベヤ10の第1横方向D1の中心から遠い側となる。
また、本実施形態に係るマンコンベヤ10は、人を搬送するために、踏面が階段状になるエスカレータであるが、斯かる構成に限られない。例えば、マンコンベヤ10は、人を搬送するために、踏面が平面状となる移動歩道(動く歩道)であってもよい。
搬送部12は、駆動部14に駆動されることによって無端回転する環状の走行部(例えば、チェーン)12aと、走行部12aに対して回転可能に接続され、人が乗る踏面を有する複数のステップ12bとを備えている。走行部12aは、第2横方向D2に離れて一対設けられている(図1においては、一つのみ図示している)。そして、複数のステップ12bは、一対の走行部12a,12aの間に配置され、それぞれの走行部12aに対して回転可能に接続されている。
欄干部13は、駆動部14に駆動されることによって無端回転する環状の手摺ベルト13aと、手摺ベルト13aを支持するベルト支持部13bとを備えている。また、欄干部13は、ベルト支持部13bの下部を覆うカバー部13cを備えている。
駆動部14は、ステップ12bが反転するように、走行部12aが巻き掛けられる一対の回転部(例えば、スプロケット)14a,14aと、回転部14aを回転させる駆動源(例えば、モータ)14bとを備えている。なお、回転部14aは、構造体11に回転可能に接続されている。
構造体11は、各構成12~14を支持している。また、構造体11は、第1横方向D1のそれぞれの端部に、機械室11a,11aを備えている。具体的には、構造体11は、マンコンベヤ10の各乗降部10aの下方に、機械室11a,11aを備えている。また、マンコンベヤ10は、各乗降部10aの床を構成する乗降床15を備えている。乗降床15は、各機械室11a,11aを上方から覆うように、構造体11の上に設置されている。
乗降床15は、乗降部10aの床を構成するために、図2に示すように、構造体11の上に設置される複数の床プレート具15aを備えている。なお、床プレート具15aの個数は、特に限定されないが、本実施形態においては、三つとしている。また、乗降床15は、第1横方向D1の内側端部に配置されるコムプレート具1を備えている。
床プレート具15aは、欄干部13が設置されている状態において、構造体11に対して着脱可能である一方で、コムプレート具1は、欄干部13が設置されている状態において、構造体11に対して着脱不能である(なお、後述する「櫛板具」は、着脱可能である)。したがって、マンコンベヤ10を保守及び点検する際に、床プレート具15aは、構造体11から取り外され、コムプレート具1は、構造体11から取り外されない。
また、床プレート具15aは、例えば、ボルト及びナットのような固定材によって、構造体11に固定されていない。即ち、各床プレート具15aは、単に、構造体11の上に載せられているだけであって、自重によって、構造体11の上に設置されている。なお、床プレート具15aは、固定材によって、構造体11に不動に固定されていてもよい。
図3及び図4に示すように、コムプレート具1は、平板状に形成されるプレート体2と、プレート体2の第1横方向D1の内側端部に着脱可能な複数の櫛板具3と、櫛板具3をプレート体2に固定する固定具4とを備えている。なお、コムプレート具1は、ボルト及びナットのような固定材によって、構造体11(図2参照)に不動に固定されている。
プレート体2は、平板状に形成される本体部21と、本体部21の第1横方向D1の内側端部に連接され、複数の櫛板具3を下方から支持する支持部22とを備えている。なお、支持部22の厚みは、本体部21の厚みよりも、薄くなっている。
櫛板具3は、プレート体2の支持部22に固定される板状のベース部31と、ベース部31から第1横方向D1の内側に向けて突出する複数の櫛歯32とを備えている。複数の櫛歯32は、ステップ12b(図2参照)の踏面の凹凸と、非接触状態で噛み合うように、第2横方向D2に並列されている。なお、櫛板具3の個数は、複数であれば、特に限定されないが、本実施形態においては、コムプレート具1は、櫛板具3を七つ備えている。また、櫛歯32の個数は、特に限定されない。
固定具4は、特に限定されないが、本実施形態においては、雄ネジ材(例えば、ボルト)としている。そして、櫛板具3のベース部31は、固定具4に挿入される孔部33を備えており、プレート体2の支持部22は、固定具4のネジ部41と螺合するネジ部(雌ネジ)23を備えている。これにより、固定具4の頭部42がベース部31を止めることによって、櫛板具3は、プレート体2に固定されている。
なお、プレート体2及び櫛板具3の材質は、特に限定されないが、プレート体2の強度は、櫛板具3の強度よりも、大きくなっていることが好ましい。これにより、例えば、プレート体2は、金属で形成されていてもよく、また、例えば、櫛板具3は、硬質樹脂で形成されていてもよい。
ここで、隣り合う二つの櫛板具3,3の間で形成される継目5の構造について、図5~図7を参照しながら説明する。以下、二つの櫛板具3,3は、区別される際に、それぞれ第1櫛板具3a及び第2櫛板具3bと呼ばれる。
図5~図7に示すように、第1櫛板具3aと第2櫛板具3bとが、第2横方向D2で並列されることによって、コムプレート具1は、第1櫛板具3aと第2櫛板具3bとの間で、継目5を形成している。なお、継目5とは、第1櫛板具3aと第2櫛板具3bとが接して形成される継目だけでなく、第1櫛板具3aと第2櫛板具3bとの間に隙間を有して形成される継目も含む。
櫛板具3a,3bは、櫛歯32,32間に配置される凹部34を備えている。図6及び図7に示すように、凹部34は、第2横方向D2の中央に、上下方向D3視で第1横方向D1の最も外側に位置する底部34aと、底部34aよりも第2横方向D2の外側に配置される底側部34bとを備えている。
底部34aは、上下方向D3視で、直線状であって、第2横方向D2に沿って延びている。また、底側部34bは、上下方向D3視で、第2横方向D2の外側に行くにつれて第1横方向D1の内側へ向かうように、形成されている。なお、本実施形態においては、底側部34bは、上下方向D3視で、曲線状であるが、直線状であってもよい。そして、底側部34bの第2横方向D2の外側端(第1横方向D1の内側端)は、櫛歯32の第2横方向D2の内側端(第1横方向D1の外側端)と連接されている。
ところで、紐材X1が凹部34の内部に侵入した場合には、紐材X1は、底側部34bから底部34aへ案内される。そして、紐材X1は、底部34aに到達した後に、第1横方向D1の外側に向けて引っ張られることになる。これにより、紐材X1は、底部34aに強く押し当てられる。
それに対して、継目5は、上下方向D3視で、底部34aよりも第1横方向D1の内側から延びている。具体的には、継目5は、底側部34bから延びている。より具体的には、継目5は、底側部34bの第2横方向D2の外側端(底側部34bと櫛歯32との境界)から延びている。これにより、紐材X1が強く押し当てられる位置は、継目5から離れている。したがって、継目5に紐材X1が侵入することを抑制することができる。
その結果、継目5の第1横方向D1の内側端部51が、上下方向D3視で、第1横方向D1に沿って延びていても、継目5に紐材X1が侵入することを抑制することができる。本実施形態においては、継目5は、全長に亘って、第1横方向D1に沿って延びている。これにより、第1櫛板具3a及び第2櫛板具3bの加工、特に、継目5を形成する端面の加工を容易にすることができる。
なお、上方側の乗降床15のコムプレート具1について、説明したが、下方側の乗降床15のコムプレート具1においても、継目5は、上下方向D3視で、底部34aよりも第1横方向D1の内側から延びている、という構成でもよい。即ち、一対の乗降床15のコムプレート具1のうち、少なくとも一方において、継目5は、上下方向D3視で、底部34aよりも第1横方向D1の内側から延びている、という構成であればよい。
また、所定の隣り合う二つの櫛板具3a,3bについて、説明したが、全ての隣り合う二つの櫛板具3a,3b間で形成される継目5は、上下方向D3視で、底部34aよりも第1横方向D1の内側から延びている、という構成でもよい。即ち、複数の、隣り合う二つの櫛板具3a,3bのうち、少なくとも一つの、隣り合う二つの櫛板具3a,3b間で形成される継目5は、上下方向D3視で、底部34aよりも第1横方向D1の内側から延びている、という構成であればよい。
以上より、本実施形態に係るマンコンベヤ10は、前記のコムプレート具1を備える。
そして、本実施形態に係るコムプレート具1は、マンコンベヤ10の乗降床15の端部に配置されるコムプレート具1において、第1横方向D1の内側に向けて突出する櫛歯32を有し、互いの間で継目5を形成するように、第1横方向D1と直交する第2横方向D2に並列される第1櫛板具3a及び第2櫛板具3bを備え、前記コムプレート具1は、前記櫛歯32,32間に、凹部34を備え、前記凹部34は、第2横方向D2の中央に、上下方向D3視で第1横方向D1の最も外側に位置する底部34aを備え、前記継目5は、上下方向D3視で、前記底部34aよりも第1横方向D1の内側から延びる。
そして、本実施形態に係る櫛板具3は、前記のコムプレート具1の前記第1櫛板具3a及び前記第2櫛板具3bの少なくとも一方に用いられる。
斯かる構成によれば、紐材X1が凹部34に侵入した場合には、紐材X1は、底部34aに到達した後に、引っ張られることに対して、継目5は、底部34aよりも第1横方向D1の内側から延びている。これにより、紐材X1が押し当てられる位置が、継目5から離れているため、継目5に紐材X1が侵入することを抑制することができる。
また、本実施形態に係るコムプレート具1においては、前記凹部34は、前記底部34aの第2横方向D2の外側端に連接される底側部34bを備え、前記底側部34bは、第2横方向D2の外側に行くにつれて第1横方向D1の内側へ向かうように、形成され、前記継目5は、前記底側部34b又は前記底側部34bよりも第1横方向D1の内側から延びる、という構成である。
斯かる構成によれば、紐材X1が凹部34に侵入した場合には、紐材X1は、底側部34bから底部34aへ案内される。これにより、紐材X1が底部34aに確実に到達した後に引っ張られることに対して、継目5は、底側部34b又は底側部34bよりも第1横方向D1の内側から延びている。これにより、紐材X1が押し当てられる位置が、継目5から確実に離れることができるため、継目5に紐材X1が侵入することを効果的に抑制することができる。
なお、マンコンベヤ10、コムプレート具1及び櫛板具3は、上記した実施形態の構成に限定されるものではなく、また、上記した作用効果に限定されるものではない。また、マンコンベヤ10、コムプレート具1及び櫛板具3は、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、下記する各種の変更例に係る構成や方法等を任意に一つ又は複数選択して、上記した実施形態に係る構成や方法等に採用してもよいことは勿論である。
(1)上記実施形態に係るコムプレート具1においては、継目5は、底側部34bの第2横方向D2の外側端(第1横方向D1の内側端)から延びている、という構成である。しかしながら、コムプレート具1は、斯かる構成に限られない。例えば、図8に示すように、継目5は、底側部34bの中間部から延びている、という構成でもよい。また、例えば、図9に示すように、継目5は、底側部34bよりも第1横方向D1の内側、即ち、櫛歯32から延びている、という構成でもよい。
(2)また、上記実施形態に係るコムプレート具1においては、継目5の第1横方向D1の内側端部51(具体的には、継目5の全長)は、上下方向D3視で、第1横方向D1に沿って延びている、という構成である。しかしながら、コムプレート具1は、斯かる構成に限られない。例えば、図9及び図10に示すように、継目5の第1横方向D1の内側端部51は、上下方向D3視で、第1横方向D1と交差するように延びる、という構成でもよい。
斯かる構成によれば、継目5に紐材X1が侵入しようとする場合に、紐材X1が第1横方向D1に向けて引っ張られることに対して、継目5の第1横方向D1の内側端部51は、上下方向D3視で、第1横方向D1と交差するように延びている。これにより、紐材X1が引っ張られる方向が、継目5の第1横方向D1の内側端部51が延びる方向と、異なるため、継目5に紐材X1が侵入することを抑制することができる。
(2-1)図9に係るコムプレート具1においては、継目5の第1横方向D1の内側端部51は、上下方向D3視で、第2横方向D2に沿って延びる、という構成である。斯かる構成によれば、継目5の第1横方向D1の内側端部51が、上下方向D3視で、第2横方向D2に沿って延びているため、紐材X1が引っ張られる方向は、継目5の第1横方向D1の内側端部51が延びる方向と、直交する。これにより、継目5に紐材X1が侵入することを効果的に抑制することができる。
(2-2)図10に係るコムプレート具1においては、継目5の第1横方向D1の内側端部51は、上下方向D3視で、第2横方向D2に対して傾斜して延びる、という構成である。具体的には、継目5の第1横方向D1の内側端部51は、上下方向D3視で、第2横方向D2に対して、第1横方向D1の外側に傾斜して延びている。
斯かる構成においては、継目5の内側端部51が第2横方向D2に対して傾斜する角度θ1は、例えば、45°以下であることが好ましく、30°以下であることがより好ましく、15°以下であることがさらに好ましい。なお、継目5の内側端部51は、上下方向D3視で、第2横方向D2に対して、第1横方向D1の内側に傾斜して延びている、という構成でもよい。
(3)また、上記実施形態に係るコムプレート具1においては、凹部34は、底部34aと、底部34aの第2横方向D2の外側端に連接される底側部34bとを備えている、という構成である。しかしながら、コムプレート具1は、斯かる構成に限られない。例えば、図10に示すように、凹部34は、底側部34bを備えておらず、底部34aの第2横方向D2の外側端は、櫛歯32に連接されている、という構成でもよい。
(4)また、上記実施形態に係るコムプレート具1においては、凹部34の底部34aは、上下方向D3視で、直線状に形成されている、という構成である。しかしながら、コムプレート具1は、斯かる構成に限られない。例えば、図11に示すように、凹部34の底部34aは、底側部34b,34bが接合する位置のみであって、上下方向D3視で、点である、という構成でもよい。
(5)なお、上記実施形態及び図8~図11に係るコムプレート具1においては、継目5の第1横方向D1の内側端部51は、上下方向D3視で、直線状に延びている、という構成であるが、斯かる構成に限られない。例えば、継目5の第1横方向D1の内側端部51は、上下方向D3視で、曲線状に延びている、という構成でもよく、また、ジグザグ状又は波状に延びている、という構成でもよい。
(6)また、上記実施形態に係るコムプレート具1においては、第1櫛板具3a及び第2櫛板具3bは、それぞれプレート体2に対して着脱可能である、という構成である。しかしながら、コムプレート具1は、斯かる構成に限られない。例えば、第1櫛板具3a及び第2櫛板具3bのうち、一方は、プレート体2に対して着脱可能であって、他方は、プレート体2に対して着脱不能である、という構成でもよい。
1…コムプレート具、2…プレート体、3…櫛板具、3a…第1櫛板具、3b…第2櫛板具、4…固定具、5…継目、10…マンコンベヤ、10a…乗降部、11…構造体、11a…機械室、12…搬送部、12a…走行部、12b…ステップ、13…欄干部、13a…手摺ベルト、13b…ベルト支持部、13c…カバー部、14…駆動部、14a…回転部、14b…駆動源、15…乗降床、15a…床プレート具、21…本体部、22…支持部、23…ネジ部、31…ベース部、32…櫛歯、33…孔部、34…凹部、34a…底部、34b…底側部、41…ネジ部、42…頭部、51…内側端部、D1…第1横方向、D2…第2横方向、D3…上下方向、X1…紐材

Claims (5)

  1. マンコンベヤの乗降床の端部に配置されるコムプレート具において、
    第1横方向の内側に向けて突出する櫛歯を有し、互いの間で継目を形成するように、第1横方向と直交する第2横方向に並列される第1櫛板具及び第2櫛板具を備え、
    前記コムプレート具は、前記櫛歯間に、凹部を備え、
    前記凹部は、第2横方向の中央に、上下方向視で第1横方向の最も外側に位置する底部を備え、
    前記継目は、上下方向視で、前記底部よりも第1横方向の内側から延びる、コムプレート具。
  2. 前記凹部は、前記底部の第2横方向の外側端に連接される底側部を備え、
    前記底側部は、第2横方向の外側に行くにつれて第1横方向の内側へ向かうように、形成され、
    前記継目は、前記底側部よりも第1横方向の内側から延びる、請求項1に記載のコムプレート具。
  3. 前記凹部は、前記底部の第2横方向の外側端に連接される底側部を備え、
    前記底側部は、第2横方向の外側に行くにつれて第1横方向の内側へ向かうように、形成され、
    前記継目は、前記底側部から延びる、請求項1に記載のコムプレート具。
  4. 請求項1~3の何れか1項に記載のコムプレート具を備える、マンコンベヤ。
  5. 請求項1~3の何れか1項に記載のコムプレート具の前記第1櫛板具及び前記第2櫛板具の少なくとも一方に用いられる、櫛板具。
JP2019048867A 2019-03-15 2019-03-15 コムプレート具、マンコンベヤ及び櫛板具 Active JP7004223B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019048867A JP7004223B2 (ja) 2019-03-15 2019-03-15 コムプレート具、マンコンベヤ及び櫛板具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019048867A JP7004223B2 (ja) 2019-03-15 2019-03-15 コムプレート具、マンコンベヤ及び櫛板具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020147438A JP2020147438A (ja) 2020-09-17
JP7004223B2 true JP7004223B2 (ja) 2022-01-21

Family

ID=72431674

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019048867A Active JP7004223B2 (ja) 2019-03-15 2019-03-15 コムプレート具、マンコンベヤ及び櫛板具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7004223B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006051176A1 (fr) 2004-11-05 2006-05-18 Savime Butee mobile de securite pour convoyeur
JP2009280360A (ja) 2008-05-23 2009-12-03 Hitachi Ltd 乗客コンベア
JP2012188205A (ja) 2011-03-09 2012-10-04 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 乗客コンベアのくし歯破損検出装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11171457A (ja) * 1997-12-15 1999-06-29 Hitachi Ltd マンコンベアの乗降口安全装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006051176A1 (fr) 2004-11-05 2006-05-18 Savime Butee mobile de securite pour convoyeur
JP2009280360A (ja) 2008-05-23 2009-12-03 Hitachi Ltd 乗客コンベア
JP2012188205A (ja) 2011-03-09 2012-10-04 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 乗客コンベアのくし歯破損検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020147438A (ja) 2020-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5950809B2 (ja) 乗客コンベア
JP7004223B2 (ja) コムプレート具、マンコンベヤ及び櫛板具
JP6924416B2 (ja) コムプレート具、マンコンベヤ及び櫛板具
JP5648060B2 (ja) 移動可能な側面パネル部材を備えた乗客コンベア
JP6919669B2 (ja) コムプレート具、マンコンベヤ及び櫛板具
JP6924415B2 (ja) コムプレート具、マンコンベヤ及び櫛板具
JP4876849B2 (ja) 乗客コンベアのスカートガード安全装置
JP7001972B2 (ja) コムプレート具及びマンコンベヤ
JP5649673B2 (ja) マンコンベアの踏段
JP6329877B2 (ja) 乗客コンベア
JP7086037B2 (ja) 乗客コンベア
JP7004606B2 (ja) 乗客コンベアのステップ及び乗客コンベア
JP6981436B2 (ja) マンコンベヤの製造方法
US20180222725A1 (en) People conveyor, conveying band and conveying element of a people conveyor
JP6971566B2 (ja) 生体工学的なステップエレメント
JP6778419B2 (ja) マンコンベヤ用ステップ及びマンコンベヤ
JP7014198B2 (ja) 床プレート具及びマンコンベヤ
JP7344478B1 (ja) マンコンベヤ欄干装置及びマンコンベヤ
JP5627043B2 (ja) 乗客コンベアの踏段及び乗客コンベア
JP7332003B1 (ja) マンコンベヤ及びマンコンベヤ用ステップ
JP5676707B1 (ja) 乗客コンベアの油飛散抑制機構
JP2012144359A (ja) 踏段装置
JP2018203494A (ja) 乗客コンベア
JP5028006B2 (ja) 乗客コンベア
JP2022106377A (ja) マンコンベヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210519

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210611

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211202

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7004223

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150