JP5649673B2 - マンコンベアの踏段 - Google Patents

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本発明の実施形態は、マンコンベアの踏段に関する。
特許文献1に示されているように、マンコンベアの踏段の中には、角部に角部材(クリート帯)が取付けられたものがある。角部材は、マンコンベアの利用者に蹴られたり、多くの利用者に乗られたりするため、破損し易い。破損した場合、角部材を交換する必要が生じる。
特開昭54−67986
しかし、特許文献1の角部材(クリート帯)は、ビスとナットで踏板に固定されている。そのため、角部材を踏板から取外すためには、踏段をマンコンベアから外した後、作業者が片手を踏段の裏側に入れてナットを固定し、もう片手を踏段の表側に回してビスを回さなければならない。また、角部材を踏板に取付ける時にも、同様に踏段の表裏両方から作業をしなければならない。このような作業は手間がかかる。
そこで本実施形態が解決しようとする課題は、踏面側のみから容易に角部材の取付け取外しを行うことができるマンコンベアの踏段を提供することである。
実施形態のマンコンベアの踏段は、アルミを材料として一体成型された踏段本体と、前記踏段本体の角部に前記踏段本体幅方向に延長されて形成された凹部と、前記凹部に取付けられた角部材と、前記踏段本体における前記角部材の取付面の裏面側に、一体成型における型を抜く方向に突出して形成されたリブと、前記リブに対して固定された受け具と、前記角部材及び前記取付面を貫通して前記受け具と一体化されることにより、前記角部材を前記踏段本体に固定させる固定具とを備える。
本実施形態のエスカレータの断面図。 本実施形態のエスカレータの踏段の斜視図。 分解された角部材と踏段本体の断面図。 本実施形態の踏段の角部材付近の断面図。 変更例の踏段の角部材付近の断面図。 別の変更例の踏段の角部材付近の断面図。 別の変更例の踏段の角部材付近の断面図。
実施形態のエスカレータについて図面に基づき説明する。
なお、以下において、踏段(踏面)角部側とは、エスカレータの進行方向が昇りである時の進行方向逆側を指す。また踏段(踏面)基部側とは、エスカレータの進行方向が昇りである時の進行方向側を指す。
(1)エスカレータの構造
図1は本実施形態に係るエスカレータの断面図である。トラス23が建物の上階側と下階側に架設されている。前記トラス23の上階側と下階側の内部にはそれぞれスプロケット24a、24bが配置されている。前記スプロケット24a、24bに無端状のチェーン22が巻き掛けられている。前記スプロケット24a、24bの何れか一方は、モータや減速器を有する駆動装置25に連結され、前記駆動装置25の駆動により回転する。この回転により前記チェーン22及びもう一方のスプロケットが駆動する。前記チェーン22には踏段1が等間隔に隙間無く連結されている。前記チェーン22が駆動することにより、これに連結された前記踏段1が図示しないガードレールに沿って上階側と下階側の間を循環移動する。
(2)エスカレータの踏段の構造
本実施形態に係るエスカレータの踏段1を図2に示す。踏段1は、利用者を運搬している状態において踏面2aとなる踏板2と、前記状態において蹴上部となるライザー3と、踏段1の移動の際に前記ガードレールに沿って回転する車輪5a、5bと、側板4を備える。踏段1の本体を構成する踏板2、ライザー3、側板4は、アルミを材料として一体成型されている。踏段1の踏段角部には、踏段1の幅方向に延びる角部材30が設けられている。踏板2の踏面基部側の縁及び幅方向の縁には、デマケーションクリート6が設けられている。デマケーションクリート6及び角部材30の色は、黄色やオレンジ色等、目立つ色となっている。図2では省略するが、図3に示すように、踏面2aには前後方向に延びる突条7が、角部材30の踏段角部側の鉛直な面とライザー3の面には上下方向に延びる突条8が、それぞれ多数形成されている。
(3)角部材とその周辺の構造
踏段1の角部には、踏板2とライザー3が形成する角部を切り欠いて凹部10が形成されている。凹部10は踏段1の幅方向に延びている。凹部10は、図3に示すように、踏板2に略並行で水平な下面11と、ライザー3に略並行で鉛直な奥面12と、踏板2及びライザー3に対し斜めの斜面13とを有する。これらの各面は、角部材30の取付面となる。下面11と斜面13とが交わる部分の、踏段1の裏側の部分には、リブ14が形成されている。リブ14は、踏段1の本体が一体成型される際に成型される。従って、リブ14は、一体成型時の型を抜く方向である踏段1裏側に斜めに突出している。また、リブ14は、踏段1の幅方向に延長されている。
斜面13にはボルト穴15が貫通して形成されている。ボルト穴15は、踏段1の幅方向に一定間隔置きに複数形成されている。図3、4に示すように、ボルト穴15の踏段1裏側にはナット16が固定されている。ナット16は、中心に雌ネジを切ってある略六角柱の、一般的なナットの形状をした六角部17と、クリップ部18と、六角部17とクリップ部18をつなぐ連結部19を備える。クリップ部18及び連結部19は、弾性のある材料からなる1枚の板状の部材を折り曲げて形成されている。クリップ部18は、力を加えない状態では閉じているが、弾性のある材料からなるため、力を加えて開くことができる。そして、その開いた所へ物を挟むことができる。六角部17の雌ネジ部がボルト穴15に一致するように固定された状態において、連結部19は斜面13に沿う。そして、クリップ部18はリブ14を挟み込む。これにより、ナット16の位置を固定することができる。
凹部10の内部には角部材30が設けられる。角部材30は、凹部10の下面11に当接する下面32、凹部10の奥面12に当接する奥面33、凹部10の斜面13に当接する斜面34を有し、凹部10に隙間無く嵌る形状をしている。角部材30の踏面2aから斜面34の対向面にかけて、斜面34に対して直角方向に、ボルト穴31が形成されている。ボルト穴31は、踏段1の幅方向に一定間隔置きに複数形成されている。ボルト穴31の位置は、角部材30を凹部10に嵌入した時に、斜面13のボルト穴15の位置と一致する。
角部材30を踏段1に取り付ける場合は、角部材30を凹部10に嵌入し、ボルト35をボルト穴31に挿入し、ボルト穴15を貫通させ、ナット16に対して廻して、締め付ける。これを全てのボルト穴31、15に関して行う。角部材30を踏段1から外す場合は、全てのボルト35を外す。
(4)効果
上記の実施形態の踏段1では、ナット16がリブ14に対して固定されているため、スパナ等でナットを固定しなくても、ボルト35を締めたり緩めたりすることができる。そのため、踏面2a側のみからボルト35を締めたり緩めたりすることができるので、容易に角部材30を踏段1に取り付けたり外したりすることができる。そして、その作業の際、踏段をエスカレータから外す必要がない。
また、ナット16のリブ14に対する固定が、クリップ部18でリブ14を挟むことによってできる。そのため、ナット16を斜面13に溶接したり、他の部材を用いて固定したりする場合と比較して、容易に踏段1を組み立てることができる。
また、凹部10及び角部材30が上記の実施形態のように斜面13、34を有し、ボルト35が斜面13、34に直角に挿入されているため、角部材30の取り付けが、前後及び上下のいずれの方向からの力に対しても強い。
(5)変更例
上記の実施形態では、リブは、踏段1の幅方向に延長されて形成されているが、ボルト穴15が形成されている部分の近傍にのみ形成されていても良い。
上記の実施形態では、リブは、踏段1の裏側の、下面11と斜面13とが交わる部分に形成されているが、図5に示すように、奥面12と斜面13とが交わる部分に形成されていても良い。
上記の実施形態では、凹部10は、下面11と、奥面12と、斜面13とを有し、角部材30はこれに隙間無く嵌る形状をしているが、凹部及び角部材の形状はこれに限られない。例えば、図6、7に示すように、凹部が下面40と奥面41のみからなり、角部材42がこれに隙間無く嵌る形状であっても良い。この場合、ボルト穴43が踏面2a側から鉛直方向に形成され、ナット44が凹部の下面40の裏側に固定される。又は、ボルト穴45がライザー3側から水平方向に形成され、ナット46が凹部の奥面41の裏側に固定される。
上記の実施形態では、ナット16のクリップ部18が予め形成されているが、クリップ部を予め形成しておくのではなく、六角部17に板状部材だけを設けておいても良い。そして、六角部17をボルト穴15の位置に固定し、板状部材をリブ14に当てリブ14を包むようにかしめても良い。このようにしても、ナットをリブ14に対して固定できる。また、板状部材等のナットの一部をリブ14にネジ止めしたり、ナットの一部とリブ14を接着剤で固定したりしても良い。
上記の実施形態では、ボルト32とナット16で角部材30を取り付けているが、これら以外の固定具及び受け具を用いても良い。角部材と、踏段本体にある角部材の取付面とを貫通した固定具が、取付面の裏側に固定された受け具と一体化されることにより、角部材が踏段本体に取り付けられれば良い。ただし、ボルト32とナット16を用いることが、容易に作業できるため、望ましい。
上記の実施形態の踏段1は、エスカレータ以外のマンコンベアに用いることも可能である。
以上の実施形態は例示であり、発明の範囲はこれに限定されない。以上の実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置換、変更を行うことができる。以上の実施形態やその変形は、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…踏段、2…踏板、2a…踏面、3…ライザー、4…フレーム、5a…車輪、5b…車輪、6…デマケーションクリート、7…凸条、8…凸条、10…凹部、11…下面、12…奥面、13…斜面、14…リブ、15…ボルト穴、16…ナット、17…六角部、18…クリップ部、19…連結部、22…チェーン、23…トラス、24a…スプロケット、24b…スプロケット、25…駆動装置、30…角部材、31…ボルト穴、32…下面、33…奥面、34…斜面、35…ボルト、40…下面、41…奥面、42…角部材、43…ボルト穴、44…ナット、45…ボルト穴、46…ナット、

Claims (10)

  1. アルミを材料として一体成型された踏段本体と、
    前記踏段本体の角部に前記踏段本体幅方向に延長されて形成された凹部と、
    前記凹部に取付けられた角部材と、
    前記踏段本体における前記角部材の取付面の裏面側に、一体成型における型を抜く方向に突出して形成されたリブと、
    前記リブに対して固定された受け具と、
    前記角部材及び前記取付面を貫通して前記受け具と一体化されることにより、前記角部材を前記踏段本体に固定させる固定具と
    を備えるマンコンベアの踏段。
  2. 前記リブが前記踏段本体幅方向に延長されて形成されている請求項1に記載のマンコンベアの踏段。
  3. 前記リブが前記受け具の取り付け部分の近傍にのみ形成されている請求項1に記載のマンコンベアの踏段。
  4. 前記受け具がクリップを備え、該クリップが前記リブを挟むことにより、前記受け具が前記リブに固定される、請求項1〜3のいずれか1項に記載のマンコンベアの踏段。
  5. 前記固定具がボルトで、前記受け具がナットである請求項1〜4のいずれか1項に記載のマンコンベアの踏段。
  6. 前記取付面が、水平な下面と、鉛直な奥面と、前記下面と前記奥面との間の斜面とを有し、前記リブが、前記斜面と前記下面とが交わる部分の裏面側に形成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のマンコンベアの踏段。
  7. 前記取付面が、水平な下面と、鉛直な奥面と、前記下面と前記奥面との間の斜面とを有し、前記リブが、前記斜面と前記奥面とが交わる部分の裏面側に形成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のマンコンベアの踏段。
  8. 前記固定具がボルトで、前記受け具がナットであり、
    前記取付面が、水平な下面と、鉛直な奥面と、前記下面と前記奥面との間の斜面とを有し、前記ボルトが前記角部材を前記斜面に対して直角に貫通する、請求項6又は7に記載のマンコンベアの踏段。
  9. 前記取付面が、水平な下面と、鉛直な奥面とを有し、前記リブが、前記下面と前記奥面とが交わる部分の裏面側に形成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載のマンコンベアの踏段。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のマンコンベアの踏段を備えるマンコンベア。
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