JP7004127B1 - 脳波検出用電極 - Google Patents
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Abstract
Description
人間の頭部の形状に追随して装着されるゴム状の弾性体のバンド部材と、
前記バンド部材の一面に、前記バンド部材と一体に設けられた、複数の弾性体の突起部と、
前記バンド部材に取り付けられ、前記バンド部材の前記頭部への追従を支援する装着支援部と、
を有し、
前記突起部の少なくとも先端部が、導電部材からなる電極を構成しており、
前記装着支援部は、前記バンド部材の端部近傍領域において、前記バンド部材を前記頭部に押し当てるように作用する圧力付加機構を有する、
脳波検出用電極を提供できる。
本実施の形態では図示するように前後左右上下の方向を規定して説明する。しかし、これは構成要素の相対関係を簡単に説明するために便宜的に規定するものである。従って、本発明を実施する製品の製造時や使用時の方向を限定するものではない。
尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また、図は概略図であり、実際の寸法比率とは一致していない。
図1は人の頭部99に装着された脳波測定装置1(脳波測定用電極)を示す斜視図である。図2は、頭部から取り外した状態の脳波測定装置1を示す斜視図である。図3は、脳波測定装置1の側面図、図4は平面図(上面図)、図5は底面図(下から見た図)である。図6は図4の領域A1を拡大した図である。図7は図5の領域A2を拡大した図である。
脳波測定装置1は、脳波電極が設けられたバンド状のバンド部材10と、バンド部材10を頭部99に適切に位置に追従させて装着させる装着支援部30とを備える。
以下、バンド部材10と装着支援部30の具体的な構成について詳述する。
脳波測定装置1のバンド部材10は、上面視で帯状の矩形形状であって、所定厚さtを有する。バンド部材10の厚さtは、例えば、0.1mm~30mmである。矩形形状の長手方向の長さは、例えば20cm~65cmである。矩形形状の短手方向の長さは、例えば0.5cm~5cmである。
装着支援部30は、フレーム31と、バンド長調整部40と、押圧調整部50とを有する。
押圧調整部50は、バンド部材10を頭部99に押しつける際に作用する押圧力を調整する押圧力調整機構と押圧方向調整機構とを有する。
バンド長調整部40は、ネジ部の先端が小径の円形歯車のピニオン41となっている。ピニオン41は、フレーム31の外側からネジ穴34に螺挿されて、バンド部材10に設けられた溝部21のレールギア22と噛み合う。このピニオン41とレールギア22とで、いわゆるラック・アンド・ピニオン歯車機構を構成する。
図8(a)は図5の領域B1を拡大した図であって長手方向中央の所定幅に含まれる8つの突起部60を示す。図8(b)は図8(a)のB1-B1断面図を示す。
突起部60はそれぞれ三角錐を呈しており、バンド部材10の一面(ここではバンド内面12に設けられた突起形成面13)から突出するようにバンド部材10と一体に形成されている。
図8に示すように、突起部60の少なくとも先端部には導電部材からなる電極部62が、突起部60の表面を覆うように設けられている。ここでは、突起部60の三角錐の頂点から所定高さh2の範囲の表面に電極部62が設けられている。電極部62が形成される所定高さh2は、突起部60の高さh1にもよるが、例えば、1mm~10mmである。
信号線63は、突起部60の先端を覆う電極部62と電気的に接続するとともに、先端からバンド部材10に向かって突起部60の内部に配置される。
信号線63は、突起部60の内部を導通する態様であれば各種の配置構造を採用し得る。
例えば、信号線63の先端は、突起部60の先端あるいは先端部の傾斜面に対して、突出した構造、略同一面上となる構造、埋没した構造のいずれでもよい。電極部62との接続安定性の観点から、突出した構造を用いてもよい。信号線63の先端の突出部分は、一部または全体が電極部62で覆われている。
バンド部材10及び突起部60は、ゴム状の弾性体であり、より具体的にはゴムや熱可塑性エラストマー(単に「エラストマー(TPE)」ともいう)である。ゴムとしては、例えばシリコーンゴムがある。熱可塑性エラストマーとして、例えば、スチレン系TPE(TPS)、オレフィン系TPE(TPO)、塩化ビニル系TPE(TPVC)、ウレタン系TPE(TPU)、エステル系TPE(TPEE)、アミド系TPE(TPAE)などがある。
上記シリコーンゴムは、シリコーンゴム系硬化性組成物の硬化物で構成することができる。シリコーンゴム系硬化性樹脂組成物の硬化工程は、例えば、100~250℃で1~30分間加熱(1次硬化)した後、100~200℃で1~4時間ポストベーク(2次硬化)することによって行われる。
なお、絶縁性シリコーンゴム系硬化性組成物および導電性シリコーンゴム系硬化性組成物は、互いに異なるビニル基含有オルガノポリシロキサンをさらに含んでもよい。
本実施形態のシリコーンゴム系硬化性組成物は、架橋剤を含んでもよい。架橋剤は、オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B)を含むことができる。
オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B)は、直鎖構造を有する直鎖状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B1)と分岐構造を有する分岐状オルガノハイドロジェンポリシロキサン(B2)とに分類され、これらのうちのいずれか一方または双方を含むことができる。
なお、絶縁性シリコーンゴム系硬化性組成物および導電性シリコーンゴム系硬化性組成物は、互いに異なる架橋剤をさらに含んでもよい。
(Ha(R7)3-aSiO1/2)m(SiO4/2)n
(式(c)において、R7は一価の有機基、aは1~3の範囲の整数、mはHa(R7)3-aSiO1/2単位の数、nはSiO4/2単位の数である)
本実施形態に係るシリコーンゴム系硬化性組成物は、非導電性フィラーを含む。非導電性フィラーは、必要に応じ、シリカ粒子(C)を含んでもよい。これにより、エラストマーの硬さや機械的強度の向上を図ることができる。
なお、絶縁性シリコーンゴム系硬化性組成物および導電性シリコーンゴム系硬化性組成物は、互いに異なるシランカップリング剤をさらに含んでもよい。
本実施形態のシリコーンゴム系硬化性組成物は、シランカップリング剤(D)を含むことができる。
シランカップリング剤(D)は、加水分解性基を有することができる。加水分解基が水により加水分解されて水酸基になり、この水酸基がシリカ粒子(C)表面の水酸基と脱水縮合反応することで、シリカ粒子(C)の表面改質を行うことができる。
なお、絶縁性シリコーンゴム系硬化性組成物および導電性シリコーンゴム系硬化性組成物は、互いに異なるシランカップリング剤をさらに含んでもよい。
上記式(4)中、nは1~3の整数を表わす。Yは、疎水性基、親水性基またはビニル基を有するもののうちのいずれかの官能基を表わし、nが1の時は疎水性基であり、nが2または3の時はその少なくとも1つが疎水性基である。Xは、加水分解性基を表わす。
上記官能基として疎水性基を有するものとして、例えば、メチルトリメトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、n-プロピルトリメトキシシラン、n-プロピルトリエトキシシラン、ヘキシルトリメトキシシラン、ヘキシルトリエトキシシラン、デシルトリメトキシシランのようなアルコキシシラン;メチルトリクロロシラン、ジメチルジクロロシラン、トリメチルクロロシラン、フェニルトリクロロシランのようなクロロシラン;ヘキサメチルジシラザンが挙げられる。この中でも、ヘキサメチルジシラザン、トリメチルクロロシラン、トリメチルメトキシシラン、及びトリメチルエトキシシランからなる群から選択される一種以上を含むトリメチルシリル基を有するシランカップリング剤が好ましい。
シランカップリング剤(D)の含有量を上記下限値以上とすることにより、エラストマーを含む柱状部と導電性樹脂層との密着性を高めることができる。また、シリコーンゴムの機械的強度の向上に資することができる。また、シランカップリング剤(D)の含有量を上記上限値以下とすることにより、シリコーンゴムが適度な機械特性を持つことができる。
本実施形態に係るシリコーンゴム系硬化性組成物は、触媒を含んでもよい。触媒は、白金または白金化合物(E)を含むことができる。白金または白金化合物(E)は、硬化の際の触媒として作用する触媒成分である。白金または白金化合物(E)の添加量は触媒量である。
なお、絶縁性シリコーンゴム系硬化性組成物および導電性シリコーンゴム系硬化性組成物は、互いに異なる触媒をさらに含んでもよい。
白金または白金化合物(E)の含有量を上記下限値以上とすることにより、シリコーンゴム系硬化性組成物が適切な速度で硬化することが可能となる。また、白金または白金化合物(E)の含有量を上記上限値以下とすることにより、製造コストの削減に資することができる。
また、本実施形態に係るシリコーンゴム系硬化性組成物には、上記成分(A)~(E)以外に、水(F)が含まれていてもよい。
さらに、本実施形態のシリコーンゴム系硬化性組成物は、上記(A)~(F)成分以外に、他の成分をさらに含むことができる。この他の成分としては、例えば、珪藻土、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化バリウム、酸化マグネシウム、酸化セリウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸亜鉛、ガラスウール、マイカ等のシリカ粒子(C)以外の無機充填材、反応阻害剤、分散剤、顔料、染料、帯電防止剤、酸化防止剤、難燃剤、熱伝導性向上剤等の添加剤が挙げられる。
導電性シリコーンゴムは、シリコーンオイルを含まない構成であってもよい。これにより、電極部62の表面にシリコーンオイルがブリードアウトすることで導通性が低下することを抑制できる。
本実施形態の脳波測定装置1の製造方法の一例は次の工程を含むことができる。
まず、金型を用いて、上記シリコーンゴム系硬化性組成物を加熱加圧成形し、バンド部材10および突起部60からなる成形体を得る。続いて、得られた成形体の各柱状部の内部に、縫い針を用いて、信号線63を通した。その後得られた成形体の突起部60の先端部分の表面(所定高さh2)に、ペースト状の導電性溶液をディップ塗布し、加熱乾燥後、ポストキュアを行う。これにより、突起部60の表面に電極部62を形成できる。
以上により、電極部62を有するバンド部材10を製造することができる。
つづいて、バンド部材10の両端に装着支援部30を取り付ける。
具体的には、湾曲しているフレーム31の内側空間に、バンド外面11が曲面外側になるようにバンド部材10を湾曲させて配置し、両端のバンド長調整部40をそれぞれバンド部材10のそれぞれ両端部分でバンド長調整部20に取り付ける。このとき、ピニオン41の先端部分がレールギア22に噛み合う。これによって、脳波測定装置1を製造することができる。
実施形態の特徴および効果をまとめると次の通りである。
(1)本実施形態の脳波測定装置1は、
人間の頭部99の形状に追随して装着されるゴム状の弾性体のバンド部材10と、
バンド部材10の一面(ここではバンド内面12に形成された突起形成面13)に、バンド部材10と一体に設けられた、複数の弾性体の突起部60と、
バンド部材10に取り付けられ、バンド部材10の頭部99への追従を支援する装着支援部30と、を有し、
突起部60の少なくとも先端部が、導電部材からなる電極部62を構成している。
装着支援部30は、上述の構成(フレーム31、バンド長調整部40、押圧調整部50等を備える構成)の他に、例えば、バンド部材10の長手方向の端部を紐等で頭部99(より具体的には顎や耳等)に掛ける構成であってもよい。
バンド部材10がゴム状の弾性体であることから、人の頭部99の形状に追従する。その結果、人の頭部99の形状によらず、脳波測定装置1の装着が可能となる。また、バンド部材10の両端部の位置が、装着支援部30によって頭部99から離れないように設定される。すなわち、バンド部材10の両端部の位置が、頭部99の形状や頭髪の状態によらず固定でき、頭部99等から浮き上がってしまって検出精度が低下することがない。また、複数の突起部60のバンド部材10の全体に配置することで、装着時の圧力を分散させることができる。さらに、装着した際に、頭部99の形状に追従する柔軟性を有することから、特定の突起部60(電極部62)に圧力が集中することがなく、人に不快を感じさせることを回避できる。換言すると、不快に感じることで測定結果に影響を及ぼすことを回避できる。また、バンド部材10が弾性体であり可撓性を有するため、突起部60の電極部62が、頭部99に適切な向きで、かつ適切な圧力で当接する。この観点でも、脳波検出を安定化できる。
(2)装着支援部30は、バンド部材10の端部近傍領域において、バンド部材10を頭部99に押し当てるように作用する圧力付加機構(押圧調整部50)を有する。
装着支援部30が、バンド部材10を頭部99側に押し当てるように作用する圧力付加機構を有することで、バンド部材10全体(すなわち突起部60全体)が頭部99に良好に押し当てられ、より安定した脳波検出が実現できる。
(3)装着支援部30は、頭部99に沿うように湾曲したフレーム31と、
フレーム31の先端部分に設けられ、バンド部材10と固定される固定部(バンド長調整部20、40)を有する。
フレーム31が頭部99の後頭部に沿うように湾曲して、その両端部分でバンド部材10に固定されることで、脳波測定装置1を安定して装着でき、また、バンド部材10における脳波検出を邪魔することがない。
(4)固定部は、バンド部材10の頭部99へ追従する状態を調整する調整機構(すなわちバンド長調整部20、40)を有する。
追従状態を調整する機構として、例えば(a)バンド長調整部20、40のようにバンド部材10の固定長を調整する機構、(b)バンド部材10を複数箇所で頭部99に押し当てる機構がある。
(5)調整機構は、フレーム31に固定されている部分のバンド部材10の長さを調整するバンド部材長調整機構(バンド長調整部20、40)を有する。
バンド部材長調整機構(バンド長調整部20、40)として、(a)レールギア/円筒ギアの組み合わせ、(b)結束バンド(リピートタイプ)、バックル、スライド機構、クリップ、伸縮機構などがある。
(6)バンド部材長調整機構20、40は、バンド部材10に設けられたレールギア22(ラック)と、フレーム31に回動自在に設けられたピニオン41(円筒ギア)とを有する。突起部60の頭部99の押圧状態に影響を与えずに細かの調整が可能な機構として、実施形態で示したレールギア22とピニオン41の組み合わせが好適である。
(7)装着支援部30は、頭部99へ押圧する押圧調整部50(押圧部)を有する。
例えば、頭部99(より具体的には、こめかみ近傍)に固定する機構を有する。
(8)押圧調整部50(押圧部)は、頭部99への押圧力を調整する押圧力調整機構(ネジ部51、当接部52)を有する。
(9)押圧調整部50は、頭部99への押圧方向を調整する押圧方向調整機構を有する。
以下、参考形態の例を付記する。
[1]
人間の頭部の形状に追随して装着されるゴム状の弾性体のバンド部材と、
前記バンド部材の一面に、前記バンド部材と一体に設けられた、複数の弾性体の突起部と、
前記バンド部材に取り付けられ、前記バンド部材の前記頭部への追従を支援する装着支援部と、
を有し、
前記突起部の少なくとも先端部が、導電部材からなる電極を構成している、
脳波検出用電極。
[2]
前記装着支援部は、前記バンド部材の端部近傍領域において、前記バンド部材を前記頭部に押し当てるように作用する圧力付加機構を有する、[1]に記載の脳波検出用電極。
[3]
前記圧力付加機構は、前記頭部に沿うように湾曲したフレームと、
前記フレームの先端部分に設けられ、前記バンド部材と固定される固定部を有する、[2]に記載の脳波検出用電極。
[4]
前記固定部は、前記バンド部材の前記頭部へ追従する状態を調整する調整機構を有する、[3]に記載の脳波検出用電極。
[5]
前記調整機構は、前記フレームに固定されている部分の前記バンド部材の長さを調整するバンド部材長調整機構を有する、[4]に記載の脳波検出用電極。
[6]
前記バンド部材長調整機構は、前記バンド部材に設けられたレールギアと、前記フレームに回動自在に設けられた円筒ギアとを有する、[5]に記載の脳波検出用電極。
[7]
前記装着支援部は、頭部へ押圧する押圧部を有する、[1]から[6]までのいずれかに記載の脳波検出用電極。
[8]
前記押圧部は、頭部への押圧力を調整する押圧力調整機構を有する、[7]に記載の脳波検出用電極。
[9]
前記押圧部は、頭部への押圧方向を調整する押圧方向調整機構を有する、[8]に記載の脳波検出用電極。
10 バンド外面
12 バンド内面
13 突起形成面
14 信号線
20、40 バンド長調整部
21 溝部
22 レールギア
30 装着支援部
31 フレーム
32 フレーム外面
33 フレーム内面
34、36 ネジ穴
41 ピニオン
50 押圧調整部
51 ネジ部
52 当接部
60 突起部
62 電極部
63 信号線
99 頭部
Claims (8)
- 人間の頭部の形状に追随して装着されるゴム状の弾性体のバンド部材と、
前記バンド部材の一面に、前記バンド部材と一体に設けられた、複数の弾性体の突起部と、
前記バンド部材に取り付けられ、前記バンド部材の前記頭部への追従を支援する装着支援部と、
を有し、
前記突起部の少なくとも先端部が、導電部材からなる電極を構成しており、
前記装着支援部は、前記バンド部材の端部近傍領域において、前記バンド部材を前記頭部に押し当てるように作用する圧力付加機構を有する、
脳波検出用電極。 - 前記圧力付加機構は、前記頭部に沿うように湾曲したフレームと、
前記フレームの先端部分に設けられ、前記バンド部材と固定される固定部を有する、請求項1に記載の脳波検出用電極。 - 前記固定部は、前記バンド部材の前記頭部へ追従する状態を調整する調整機構を有する、請求項2に記載の脳波検出用電極。
- 前記調整機構は、前記フレームに固定されている部分の前記バンド部材の長さを調整するバンド部材長調整機構を有する、請求項3に記載の脳波検出用電極。
- 前記バンド部材長調整機構は、前記バンド部材に設けられたレールギアと、前記フレームに回動自在に設けられた円筒ギアとを有する、請求項4に記載の脳波検出用電極。
- 前記装着支援部は、頭部へ押圧する押圧部を有する、請求項1から5までのいずれか1項に記載の脳波検出用電極。
- 前記押圧部は、頭部への押圧力を調整する押圧力調整機構を有する、請求項6に記載の脳波検出用電極。
- 前記押圧部は、頭部への押圧方向を調整する押圧方向調整機構を有する、請求項7に記載の脳波検出用電極。
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