JP7002432B2 - コネクタ及びコネクタの製造方法 - Google Patents

コネクタ及びコネクタの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7002432B2
JP7002432B2 JP2018199331A JP2018199331A JP7002432B2 JP 7002432 B2 JP7002432 B2 JP 7002432B2 JP 2018199331 A JP2018199331 A JP 2018199331A JP 2018199331 A JP2018199331 A JP 2018199331A JP 7002432 B2 JP7002432 B2 JP 7002432B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
connector
insulator
support portion
straight line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018199331A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020068093A (ja
Inventor
健史 宮本
宗信 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2018199331A priority Critical patent/JP7002432B2/ja
Priority to US17/287,032 priority patent/US11605913B2/en
Priority to DE112019005289.6T priority patent/DE112019005289T5/de
Priority to CN201980070204.3A priority patent/CN112956083B/zh
Priority to PCT/JP2019/039189 priority patent/WO2020085036A1/ja
Publication of JP2020068093A publication Critical patent/JP2020068093A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7002432B2 publication Critical patent/JP7002432B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/71Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
    • H01R12/72Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures
    • H01R12/73Coupling devices for rigid printing circuits or like structures coupling with the edge of the rigid printed circuits or like structures connecting to other rigid printed circuits or like structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/70Coupling devices
    • H01R12/91Coupling devices allowing relative movement between coupling parts, e.g. floating or self aligning
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R43/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors
    • H01R43/20Apparatus or processes specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining, or repairing of line connectors or current collectors or for joining electric conductors for assembling or disassembling contact members with insulating base, case or sleeve

Description

本発明は、コネクタ及びコネクタの製造方法に関する。
2つの基板を接続するためのコネクタが知られている。一方の基板に取り付けられるコネクタは、他方の基板に取り付けられるコネクタと嵌合する。しかし、2つのコネクタの相対的な位置は、設計時の相対的な位置に対してずれることがある。この場合、2つのコネクタが適切に嵌合しない可能性がある。これに対して、2つのコネクタに位置ずれが生じている場合でも、他のコネクタに対して適切に嵌合できるフローティングコネクタが知られている。特許文献1にはフローティングコネクタの一例が記載されている。
特開2015-35352号公報
ところで、2つのコネクタを用いて基板同士を接続する際、基板同士を平行移動させながら接続するモードがある。そのため、2つのコネクタが嵌合する時又は嵌合状態において、コネクタ及び他のコネクタの嵌合方向に対する直交平面に対してできるだけ平行に移動することが望ましい。しかし、特許文献1のコネクタにおいては、嵌合方向に対する直交平面に対して平行に移動しにくいといった問題がある。
1つの態様のコネクタは、他のコネクタと嵌合するコネクタであって、第1方向に沿って延び且つ前記第1方向に対して直交する第2方向に沿って並べられる複数の第1固定溝を備える固定インシュレータと、前記第1方向に沿って延び且つ前記第2方向に沿って並べられる複数の第2固定溝を備え、前記固定インシュレータの内側に配置され且つ前記固定インシュレータに対して移動可能な可動インシュレータと、前記固定インシュレータ及び前記可動インシュレータに支持され且つ前記他のコネクタと接触する第1接触部を有する複数のコンタクトと、を備え、前記コンタクトは、前記固定インシュレータに支持される第1支持部と、前記可動インシュレータに支持される第2支持部と前記第1支持部と連結しており且つ前記第1支持部及び前記第2支持部の間に位置する第1屈曲部と、前記第2支持部と連結しており且つ前記第1屈曲部に対して前記第2支持部側に位置する第2屈曲部と、前記第1屈曲部及び前記第2屈曲部を連結する連結部と、を有しており、前記第1支持部、前記第1屈曲部、前記連結部、前記第2屈曲部及び前記第2支持部は、前記他のコネクタとの嵌合方向に沿って配置されており、前記複数のコンタクトが配列される配列方向において、前記第1屈曲部の前記第1支持部側の端部と前記第1屈曲部の前記連結部側の端部とを通る直線を第1直線とし、前記第2屈曲部の前記連結部側の端部と前記第2屈曲部の前記第2支持部側の端部とを通る直線を第2直線とした場合、前記嵌合方向と平行な基準直線と前記第2直線とがなす第2角度は、前記基準直線と前記第1直線とがなす第1角度よりも小さい。
前記第2屈曲部は、前記第1方向及び前記第2方向の両方に対して直交する第3方向において、前記可動インシュレータから前記固定インシュレータに向けて傾斜していてもよい。
前記第2屈曲部の前記第2支持部側の端部は、前記第2固定溝に配置されてもよい。
前記コンタクトは、板材を屈曲させることによって形成されてもよい。
前記コンタクトは、他のコネクタのコンタクトに接する第1接触部を備え、前記連結部の前記第2方向の幅は、前記第1接触部の前記第2方向の幅よりも小さくてもよい。
前記コンタクトは、前記可動インシュレータに対する一方側に配置される前記第1接触部と、前記可動インシュレータに対する他方側に配置される第2接触部と、を備え、前記第1接触部及び前記第2接触部は、他のコネクタのコンタクトに接してもよい。
1つの態様のコネクタの製造方法は、他のコネクタと嵌合するコネクタであって、第1方向に沿って延び且つ前記第1方向に対して直交する第2方向に沿って並べられる複数の第1固定溝を備える固定インシュレータと、前記第1方向に沿って延び且つ前記第2方向に沿って並べられる複数の第2固定溝を備え、前記固定インシュレータの内側に配置され且つ前記固定インシュレータに対して移動可能な可動インシュレータと、前記固定インシュレータ及び前記可動インシュレータに支持され且つ前記他のコネクタと接触する接触部を有する複数のコンタクトと、を備えるコネクタの製造方法であって、前記コンタクトは、前記固定インシュレータに支持される第1支持部と、前記可動インシュレータに支持される第2支持部と前記第1支持部と連結しており且つ前記第1支持部及び前記第2支持部の間に位置する第1屈曲部と、前記第2支持部と連結しており且つ前記第1屈曲部に対して前記第2支持部側に位置する第2屈曲部と、前記第1屈曲部及び前記第2屈曲部を連結する連結部と、を有しており、前記第1支持部、前記第1屈曲部、前記連結部、前記第2屈曲部及び前記第2支持部は、前記他のコネクタとの嵌合方向に沿って配置されており、前記複数のコンタクトが配列される配列方向において、前記第1屈曲部の前記第1支持部側の端部と前記第1屈曲部の前記連結部側の端部とを通る直線を第1直線とし、前記第2屈曲部の前記連結部側の端部と前記第2屈曲部の前記第2支持部側の端部とを通る直線を第2直線とした場合、前記嵌合方向と平行な基準直線と前記第2直線とがなす第2角度は、前記基準直線と前記第1直線とがなす第1角度よりも小さく、前記連結部を前記第2固定溝に嵌める第1ステップと、前記第1ステップの後、前記第2支持部を前記第2固定溝に挿入する第2ステップと、を含む。
本開示のコネクタによれば、他のコネクタとの嵌合時又は嵌合状態において、嵌合方向に対する直交平面に対して円滑に移動しやすくできる。
図1は、実施形態のコネクタ及び他のコネクタの嵌合後の斜視図である。 図2は、実施形態のコネクタ及び他のコネクタの嵌合前の斜視図である。 図3は、図1のA-A断面図である。 図4は、実施形態のコネクタの分解斜視図である。 図5は、実施形態のコネクタの正面図である。 図6は、図5のB-B断面図である。 図7は、図5のC-C断面図である。 図8は、図5のD-D断面図である。 図9は、実施形態の可動インシュレータの正面図である。 図10は、実施形態のコンタクトの正面図である。 図11は、実施形態のコンタクトの側面図である。 図12は、実施形態のコンタクトの第1屈曲部の拡大図である。 図13は、実施形態のコンタクトの第2屈曲部の拡大図である。 図14は、実施形態のコネクタの製造方法を説明するための模式図である。 図15は、実施形態のコネクタの製造方法を説明するための模式図である。 図16は、実施形態のコネクタの製造方法を説明するための模式図である。
以下、本開示のコネクタの実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態により発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
以下の説明において、XYZ直交座標系が用いられる。X軸は、複数のコンタクト30が並ぶ方向と平行な軸である。Z軸は、コネクタ100及びコネクタ200が嵌合する時の相対的な移動方向(嵌合方向)と平行な軸である。Y軸は、X軸及びZ軸の両方に対して直交する軸である。XY平面は、基板300及び基板400と平行である。Z軸は、基板300及び基板400に対して直交する。X軸に沿う方向はX方向と記載され、Y軸に沿う方向はY方向と記載され、Z軸に沿う方向はZ方向と記載される。Z方向のうちコネクタ100からコネクタ200に向かう方向を+Z方向とし、+Z方向の反対方向を-Z方向とする。
X方向は、複数のコンタクト30が並ぶ方向である。X方向は、複数のコンタクト30が配列される配列方向である。X方向は、基板300及び基板400に対して直交する平面視における固定インシュレータ10の短辺方向であるともいえる。Y方向は、基板300及び基板400に対して直交し且つ複数のコンタクト30が並ぶ方向に対して直交する方向である。Y方向は、基板300及び基板400に対して直交する平面視における固定インシュレータ10の長辺方向であるともいえる。Z方向は、コネクタ100及びコネクタ200が嵌合する時の相対的な移動方向(嵌合方向)である。Z方向は、基板300及び基板400に対して直交する方向であるともいえる。
(実施形態)
図1は、実施形態のコネクタ及び他のコネクタの斜視図である。図2は、実施形態のコネクタ及び他のコネクタの分解斜視図である。図3は、実施形態のコネクタ及び他のコネクタの断面図である。
図1に示すように、実施形態のコネクタ100は、基板300に取り付けられる。コネクタ100は、他のコネクタ200と接続される。コネクタ200は、基板400に取り付けられる。基板300及び基板400は、コネクタ100及びコネクタ200を介して接続される。基板300及び基板400は、プリント基板であり、複数の電子部品を備える。なお、基板300及び基板400は、フレキシブル基板(Flexible Printed Circuits:FPC)であってもよい。
図2に示すように、コネクタ100は、固定インシュレータ10と、固定具50と、可動インシュレータ20と、複数のコンタクト30と、を備える。固定インシュレータ10は、枠状である。固定インシュレータ10は、固定具50及びコンタクト30を介してはんだ付け等によって基板300に取り付けられる。固定具50は、固定インシュレータ10の内側に配置される。固定具50は、はんだ付け等によって基板300に固定される。可動インシュレータ20は、固定インシュレータ10の内側に配置される。可動インシュレータ20は、コンタクト30を介して固定インシュレータ10に取り付けられる。可動インシュレータ20は、コンタクト30の弾性変形によって、固定インシュレータ10に対して移動できる。コンタクト30は、はんだ付け等によって基板300に固定される。複数のコンタクト30は、一方向に沿って並ぶ。
図3に示すように、コンタクト30は、第1接触部30aと、第2接触部30bと、連結部30cと、を備える。第1接触部30aは、第2接触部30bに対して隙間を空けて配置される。連結部30cは、湾曲しており、第1接触部30aの一端と第2接触部30bの一端とを連結する。第1接触部30a、第2接触部30b及び連結部30cは、略U字を描くように配置される。
図2に示すように、コネクタ200は、インシュレータ80と、固定具85と、複数のコンタクト90と、を備える。インシュレータ80は、枠状である。インシュレータ80は、固定具85及びコンタクト90を介してはんだ付け等によって基板400に取り付けられる。固定具85は、インシュレータ80の端部に配置される。コンタクト90は、はんだ付け等によって基板400に固定される。複数のコンタクト90は、一方向に沿って並ぶ。
図3に示すように、コンタクト90は、第1接触部90aと、第2接触部90bと、連結部90cと、を備える。第1接触部90aは、第2接触部90bに対して隙間を空けて配置される。連結部90cは、湾曲しており、第1接触部90aの一端と第2接触部90bの一端とを連結する。第1接触部90a、第2接触部90b及び連結部90cは、略U字を描くように配置される。
図3に示すように、コンタクト90は、コンタクト30と接触する。コンタクト90の第1接触部90a及び第2接触部90bが、コンタクト30の第1接触部30a及び第2接触部30bを挟む。第1接触部90aは、第1接触部30aに接する。第2接触部90bは、第2接触部30bに接する。すなわち、コンタクト90及びコンタクト30は、2箇所で接する。コンタクト90がコンタクト30と接することによって、基板300と基板400とが電気的に接続される。コンタクト90及びコンタクト30が2箇所で接することによって、接触信頼性が向上する。すなわち、基板300と基板400との間の導通不良が抑制される。また、Z方向において、連結部30cと連結部90cとの間には隙間が設けられる。
コネクタ100及びコネクタ200を嵌合する際、互いに位置ずれをする可能性がある。その際、コネクタ200と嵌合する可動インシュレータ20に対して、コネクタ200から力が加えられる。同時に、可動インシュレータ20に支持されるコンタクト30がインシュレータ80に支持されるコンタクト90によってある程度押される。このため、コンタクト30と基板300との接触部分に間接的に力が加わることで、コンタクト30と基板300との接触部分が破損する可能性がある。本実施形態のコネクタ100においては、コンタクト30を支持する可動インシュレータ20がコンタクト30の弾性部によって固定インシュレータ10に対して移動する。これにより、コンタクト30と基板300との接触部分に発生する力が抑制される。また、コネクタ100及びコネクタ200の嵌合時における位置ずれが吸収されることによって、作業性を向上できる。このようなコネクタ100は、フローティングコネクタと呼ばれる。
図4は、実施形態のコネクタの分解斜視図である。図5は、実施形態のコネクタの正面図である。図6は、図5のB-B断面図である。図7は、図5のC-C断面図である。図8は、図5のD-D断面図である。図9は、実施形態の可動インシュレータの正面図である。図10は、実施形態のコンタクトの正面図である。図11は、実施形態のコンタクトの側面図である。図12は、実施形態のコンタクトの第1屈曲部の拡大図である。図13は、実施形態のコンタクトの第2屈曲部の拡大図である。
図7及び図8に示すように、固定インシュレータ10は、第1側壁11と、第2側壁12と、第3側壁13と、第4側壁14と、複数の第1固定溝15と、を備える。
図7に示すように、第1側壁11は、第2側壁12に対してY方向に隙間を空けて配置される。第3側壁13は、第4側壁14に対してX方向に隙間を空けて配置される。第3側壁13は、第1側壁11の一端と第2側壁12の一端とを連結する。第4側壁14は、第1側壁11の他端と第2側壁12の他端とを連結する。第1側壁11、第2側壁12、第3側壁13及び第4側壁14は、XY平面視で矩形を描くように配置される。
図6及び図8に示すように、第1側壁11の第2側壁12と対向する面と、第2側壁12の第1側壁11と対向する面と、に設けられる。第1固定溝15は、Z方向に沿って延びる。第1固定溝15の長手方向は、Z方向と平行である。複数の第1固定溝15は、X方向に沿って等間隔に並べられる。
図6及び図8に示すように、可動インシュレータ20は、基部21と、第1幅広部23と、2つの保持部24と、2つの第2幅広部27と、複数の第2固定溝25と、複数の保持溝26と、を備える。
図6に示すように、基部21は、固定インシュレータ10の内側に配置される。第1幅広部23は、固定インシュレータ10の+Z方向側に配置される。第1幅広部23の一部は、固定インシュレータ10から露出する。第1幅広部23のY方向の幅は、基部21のY方向の幅よりも大きい。保持部24は、第1幅広部23から+Z方向に突出している。2つの保持部24は、Y方向に隙間を空けて並べられる。図8に示すように、第2幅広部27は、基部21のX方向の両端部に配置される。第2幅広部27のY方向の幅は、基部21のY方向の幅よりも大きい。第2幅広部27と第1側壁11との間のY方向の距離、第2幅広部27と第2側壁12との間のY方向の距離のうち小さい方の距離を距離D2とする。
図9に示すように、第2固定溝25は、第1幅広部23に設けられる。第2固定溝25は、Z方向に沿って延びる。第2固定溝25の長手方向は、Z方向と平行である。複数の第2固定溝25は、X方向に沿って等間隔に並べられる。複数の保持溝26は、保持部24に設けられる。保持溝26は、Z方向に沿って延びる。保持溝26の長手方向は、Z方向と平行である。複数の保持溝26は、X方向に沿って等間隔に並べられる。保持溝26は、第2固定溝25と繋がっている。
図10及び図11に示すように、コンタクト30は、実装部31と、第1支持部32と、第2支持部38と、第3支持部39と、第1屈曲部34と、第2屈曲部36と、連結部35と、を備える。コンタクト30は、例えば金属板をプレス機によって打ち抜くことによって形成される板材に曲げ加工を施すことによって形成される。板材は、金属板を打ち抜く時の抜き方向と同じ方向から加えられる力によって屈曲させられる。板材は、金属板を打ち抜く時の抜き方向に対して直交する表面が湾曲するように屈曲させられる。すなわち、コンタクト30は、ベローズタイプである。第1支持部32、第1屈曲部34、連結部35、第2屈曲部36、及び第2支持部38は、嵌合方向(Z方向)に沿って配置される。
図11に示すように、実装部31は、XY平面と平行な板状である。実装部31の厚さ方向(板厚方向)は、Z方向と平行である。厚さ方向は、板状部材において最も面積の大きい面に対する直交方向を意味し、以下の説明においても同様の意味で用いられる。実装部31は、基板300(図1参照)に固定される。
図11に示すように、第1支持部32は、実装部31に対して+Z方向側に配置される。第1支持部32は、XZ平面と平行な板状である。第1支持部32の厚さ方向は、Y方向と平行である。第1支持部32は、第1固定溝15(図8参照)に支持される。第1支持部32のX方向の幅は、第1固定溝15のX方向の幅よりも大きい。第1支持部32は、第1固定溝15に圧入される。コンタクト30は、第1支持部32によって位置決めされる。
図11に示すように、第2支持部38は、第1接触部30aに対して-Z方向側に配置される。第2支持部38は、XZ平面と平行な板状である。第2支持部38の厚さ方向は、Y方向と平行である。第2支持部38は、第2固定溝25(図9参照)に支持される。第2支持部38のX方向の幅は、第2固定溝25のX方向の幅よりも大きい。第2支持部38は、第2固定溝25に圧入される。コンタクト30は、第2支持部38によって位置決めされる。
図11に示すように、第3支持部39は、第2接触部30bに対して-Z方向側に配置される。第3支持部39は、XZ平面と平行な板状である。第3支持部39の厚さ方向は、Y方向と平行である。第3支持部39は、保持溝26(図9参照)に支持される。第3支持部39のX方向の幅は、保持溝26のX方向の幅よりも大きい。第3支持部39は、保持溝26に圧入される。コンタクト30は、第3支持部39によって位置決めされる。
図11に示すように、第1屈曲部34は、第1支持部32と連結している。第1屈曲部34は、第1支持部32と第2支持部38との間に配置される。第1屈曲部34は、Y方向に屈曲した板状である。第1屈曲部34は、+Z方向に向かって可動インシュレータ20に近付くように屈曲している。図6に示すように、第1屈曲部34の第1支持部32側(-Z方向側)の端部から可動インシュレータ20までのY方向の距離は、第1屈曲部34の第2支持部38側(+Z方向側)の端部から可動インシュレータ20までのY方向の距離よりも大きい。
図12に示すように、第1屈曲部34は、第1曲面部341と、平面部342と、第2曲面部343と、を備える。+Z方向に向かって第1曲面部341、平面部342、第2曲面部343の順に配置される。第1曲面部341の可動インシュレータ20に面する表面は、可動インシュレータ20に対して凹である曲面状である。平面部342の可動インシュレータ20に面する表面は、XY平面に対して傾斜した平面状である。第2曲面部343の可動インシュレータ20に面する表面は、可動インシュレータ20に対して凸である曲面状である。
第1屈曲部34は、弾性変形できる。第1屈曲部34が弾性変形することによって、可動インシュレータ20が、固定インシュレータ10に対して移動できる。これにより、コネクタ100が他のコネクタ200と嵌合する時又は嵌合状態の時に、実装部31及び基板300に生じる応力が軽減される。
図11に示すように、第2屈曲部36は、第2支持部38と連結している。第2屈曲部36は、第1支持部32と第2支持部38との間に配置される。第2屈曲部36は、第1屈曲部34に対して第2支持部38側に配置される。第2屈曲部36は、屈曲した板状である。第2屈曲部36は、+Z方向に向かって可動インシュレータ20に近付くように屈曲している。図6に示すように、第2屈曲部36の第1支持部32側(-Z方向側)の端部から可動インシュレータ20までのY方向の距離は、第2屈曲部36の第2支持部38側(+Z方向側)の端部から可動インシュレータ20までのY方向の距離よりも大きい。本実施形態において、第2屈曲部36の第2支持部38側(+Z方向側)の端部は、可動インシュレータ20に近接する又は接する。第2屈曲部36のY方向の幅は、第2固定溝25のY方向の幅(深さ)よりも小さい。
図13に示すように、第2屈曲部36は、第1曲面部361と、平面部362と、第2曲面部363と、を備える。+Z方向に向かって第1曲面部361、平面部362、第2曲面部363の順に配置される。第1曲面部361の可動インシュレータ20に面する表面は、可動インシュレータ20に対して凹である曲面状である。平面部362の可動インシュレータ20に面する表面は、XY平面に対して傾斜した平面状である。第2曲面部363の可動インシュレータ20に面する表面は、可動インシュレータ20に対して凸である曲面状である。
第2屈曲部36は、弾性変形できる。第2屈曲部36が弾性変形することによって、可動インシュレータ20が、固定インシュレータ10に対して移動できる。これにより、コネクタ100が他のコネクタ200と嵌合する時の、実装部31及び基板300に生じる応力が軽減される。
図11に示すように、連結部35は、第1屈曲部34と第2屈曲部36とを接続する。連結部35は、XZ平面と平行な板状である。連結部35の厚さ方向は、Y方向と平行である。連結部35の可動インシュレータ20に面する表面は、XZ平面と平行な平面状である。図10に示すように、連結部35のX方向の幅W2は、第1接触部30aのX方向の幅W1よりも小さい。図6に示すように、連結部35と可動インシュレータ20との間のY方向の距離を距離D1とする。距離D1は、距離D2よりも大きい。このため、可動インシュレータ20が固定インシュレータ10に対して移動する時、基部21が連結部35に接する前に第2幅広部27が固定インシュレータ10に接する。第2幅広部27及び固定インシュレータ10によって、可動インシュレータ20の移動範囲が規制される。
図12に示すように、Z方向と平行な直線を基準直線L0とする。Y方向から見た場合の、第1屈曲部34の第1支持部32側の端部E1と第1屈曲部34の連結部35側の端部E2とを通る直線を第1直線L1とする。図13に示すように、Y方向から見た場合の、第2屈曲部36の連結部35側の端部E3と第2屈曲部36の第2支持部38側の端部E4とを通る直線を第2直線L2とする。この場合、基準直線L0と第2直線L2とがなす第2角度θ2は、基準直線L0と第1直線L1とがなす第1角度θ1よりも小さい。第1角度θ1及び第2角度θ2は、鋭角である。
図14から図16は、実施形態のコネクタの製造方法を説明するための模式図である。コネクタ100の製造方法において、まずコンタクト30の連結部35が、第2固定溝25に嵌められる(第1ステップ)。図14に示すように、連結部35が第2固定溝25に対向した状態で、コンタクト30が可動インシュレータ20に近付く方向に移動させられる。これにより、図15に示す状態となる。第1ステップが完了した時、連結部35と第2固定溝25の底面との間には隙間が空いている。
第1ステップの後、第2支持部38が第2固定溝25に挿入される(第2ステップ)。図15に示すように、連結部35が第2固定溝25に入った状態で、コンタクト30が-Z方向に移動させられる。これにより、図16に示す状態となる。
なお、第2固定溝25と第2屈曲部36との間の距離は、小さい方が望ましい。第2屈曲部36の一部が第2固定溝25に配置される、又は第2屈曲部36が第2固定溝25にZ方向で隣接することが望ましい。
第1屈曲部34は、必ずしも第1曲面部341、平面部342及び第2曲面部343を備えていなくてもよい。例えば、第1屈曲部34は、平面部342を備えずに、第1曲面部341及び第2曲面部343のみで構成されてもよい。第2屈曲部36は、必ずしも第1曲面部361、平面部362及び第2曲面部363を備えていなくてもよい。例えば、第2屈曲部36は、平面部362を備えずに、第1曲面部361及び第2曲面部363のみで構成されてもよい。
図12において、端部E1は、第1屈曲部34の固定インシュレータ10に面する表面の端部として示されているが、他の端部であってもよい。端部E2は、第1屈曲部34の固定インシュレータ10に面する表面の端部として示されているが、他の端部であってもよい。例えば、端部E1が第1屈曲部34の可動インシュレータ20に面する表面の端部であり、且つ端部E2が第1屈曲部34の可動インシュレータ20に面する表面の端部であってもよい。例えば、端部E1が第1屈曲部34の板厚の中心線の端部であり、且つ端部E2が第1屈曲部34の板厚の中心線の端部であってもよい。
図13において、端部E3は、第2屈曲部36の固定インシュレータ10に面する表面の端部として示されているが、他の端部であってもよい。端部E4は、第2屈曲部36の固定インシュレータ10に面する表面の端部として示されているが、他の端部であってもよい。例えば、端部E3が第2屈曲部36の可動インシュレータ20に面する表面の端部であり、且つ端部E4が第2屈曲部36の可動インシュレータ20に面する表面の端部であってもよい。例えば、端部E3が第2屈曲部36の板厚の中心線の端部であり、且つ端部E4が第2屈曲部36の板厚の中心線の端部であってもよい。
なお、コンタクト30は、フォークタイプであってもよい。フォークタイプのコンタクトは、金属板をプレス機によって打ち抜くことによって形成されるコンタクトである。すなわち、コンタクト30は、金属板を打ち抜く工程のみで形成されてもよい。
以上で説明したように、コネクタ100は、他のコネクタ200と嵌合するコネクタである。コネクタ100は、固定インシュレータ10と、可動インシュレータ20と、複数のコンタクト30と、を備える。固定インシュレータ10は、第1方向(Z方向)に沿って延び且つ第1方向に対して直交する第2方向(X方向)に沿って並べられる複数の第1固定溝15を備える。可動インシュレータ20は、第1方向(Z方向)に沿って延び且つ第2方向(X方向)に沿って並べられる複数の第2固定溝25を備え、固定インシュレータ10の内側に配置され且つ固定インシュレータ10に対して移動可能である。複数のコンタクト30は、固定インシュレータ10及び可動インシュレータ20に支持され且つ他のコネクタ200と接触する第1接触部30aを有する。コンタクト30は、固定インシュレータ10に支持される第1支持部32と、可動インシュレータ20に支持される第2支持部38と、第1支持部32と連結しており且つ第1支持部32及び第2支持部38の間に位置する第1屈曲部34と、第2支持部38と連結しており且つ第1屈曲部34に対して第2支持部38側に位置する第2屈曲部36と、第1屈曲部34及び第2屈曲部36を連結する連結部35と、を有している。第1支持部32、第1屈曲部34、連結部35、第2屈曲部36及び第2支持部38は、他のコネクタ200との嵌合方向(Z方向)に沿って配置されている。複数のコンタクト30が配列される配列方向(X方向)において、第1屈曲部34の第1支持部32側の端部E1と第1屈曲部34の連結部35側の端部E2とを通る直線を第1直線L1とする。第2屈曲部36の連結部35側の端部E3と第2屈曲部36の第2支持部38側の端部E4とを通る直線を第2直線L2とする。この場合、嵌合方向(Z方向)と平行な基準直線L0と第2直線L2とがなす第2角度θ2は、基準直線L0と第1直線L1とがなす第1角度θ1よりも小さい。
コネクタ100が他のコネクタ200と嵌合する時又は嵌合状態において、可動インシュレータ20に基板300と平行な方向の力が作用することがある。コネクタ100によれば、このような力が作用した場合に、可動インシュレータ20が第2屈曲部36の連結部35側の端部E3を支点として基板300と平行な方向に平行移動しやすくなる。したがって、コネクタ100は、他のコネクタ200との嵌合時又は嵌合状態において、可動インシュレータ20の移動時の挙動を安定させることができる。
コネクタ100において、第2屈曲部36は、第1方向(Z方向)及び第2方向(X方向)の両方に対して直交する第3方向(Y方向)において、可動インシュレータ20から固定インシュレータ10に向けて傾斜している。より具体的には、第1方向(Z方向)及び第2方向(X方向)の両方に対して直交する第3方向(Y方向)における可動インシュレータ20から第2屈曲部36の第1支持部32側の端部E3までの距離は、第3方向における可動インシュレータ20から第2屈曲部36の第2支持部38側の端部E4までの距離よりも大きい。これにより、コネクタ100は、固定インシュレータ10に対する可動インシュレータ20の移動時に、可動インシュレータ20と連結部35とが接触することを抑制できる。固定インシュレータ10に対して可動インシュレータ20が移動する時における、連結部35の可動インシュレータ20に押されることによる曲がりが生じにくくなる。
コネクタ100において、第2屈曲部36の第2支持部38側の端部E4は、第2固定溝25に配置される。これにより、可動インシュレータ20が移動した際に、第2屈曲部36の第2支持部38側の端部E4に移動時の力が加わりやすくなる。したがって、第2屈曲部36によって、可動インシュレータ20が基板300と平行な方向により平行移動しやすくなる。
コネクタ100において、コンタクト30は、板材を屈曲させることによって形成される。これにより、コンタクト30は、第3方向(Y方向)に移動しやすくなる。
コネクタ100において、コンタクト30は、他のコネクタ200のコンタクト90に接する第1接触部30aを備える。連結部35の第2方向(X方向)の幅W2は、第1接触部30aの第2方向の幅W1よりも小さい。これにより、コンタクト30を可動インシュレータ20に取り付ける時に、連結部35を第2固定溝25に挿入しやすくなる。このため、連結部35が第2固定溝25に案内された状態で、コンタクト30を可動インシュレータ20に嵌めることが可能である。したがって、コネクタ100は、可動インシュレータ20及びコンタクト30の組み立てを容易にできる。
コネクタ100において、コンタクト30は、可動インシュレータ20に対する一方側に配置される第1接触部30aと、可動インシュレータ20に対する他方側に配置される第2接触部30bと、を備える。第1接触部30a及び第2接触部30bは、他のコネクタ200のコンタクト90に接する。これにより、コネクタ100のコンタクト30が他のコネクタ200のコンタクト90と2箇所で接する。したがって、コネクタ100は、基板300と基板400との間の導通不良を抑制できる。
コネクタ100の製造方法は、連結部35を第2固定溝25に嵌める第1ステップと、第1ステップの後、第2支持部38を第2固定溝25に挿入する第2ステップと、を含む。
コンタクトの製造工程において、プレス機により金属板を抜き取った際に、コンタクト同士の間隔にバラツキが生じることがある。特に、コンタクトの搬送用のキャリアとは反対側の端部において、隣接するコンタクト同士の間隔にバラツキが生じやすい。この場合、コンタクトが可動インシュレータ20に嵌められる際に、本来のコンタクトが挿入される固定溝に対する正しい位置からずれる可能性がある。これに対して本実施形態のコネクタ100の製造方法によれば、第1ステップによって連結部35が第2固定溝25に案内されるので、コンタクト30同士の間隔が等間隔になりやすくなる。これにより、第2ステップの際に第1接触部30a及び第2接触部30bのX方向の位置ずれが抑制される。このため、第1接触部30a及び第2接触部30bが、保持溝26の正しい位置に支持される。したがって、コネクタ100の製造方法は、可動インシュレータ20及びコンタクト30の組み立てを容易にできる。
10 固定インシュレータ
11 第1側壁
12 第2側壁
13 第3側壁
14 第4側壁
20 可動インシュレータ
21 基部
23 第1幅広部
24 保持部
25 第2固定溝
26 保持溝
27 第2幅広部
30 コンタクト
30a 第1接触部
30b 第2接触部
30c 連結部
31 実装部
32 第1支持部
34 第1屈曲部
341 第1曲面部
342 平面部
343 第2曲面部
35 連結部
36 第2屈曲部
361 第1曲面部
362 平面部
363 第2曲面部
38 第2支持部
39 第3支持部
50 固定具
80 インシュレータ
85 固定具
90 コンタクト
90a 第1接触部
90b 第2接触部
90c 連結部
100 コネクタ
200 コネクタ
300 基板
400 基板
L0 基準直線
L1 第1直線
L2 第2直線

Claims (7)

  1. 他のコネクタと嵌合するコネクタであって、
    第1方向に沿って延び且つ前記第1方向に対して直交する第2方向に沿って並べられる複数の第1固定溝を備える固定インシュレータと、
    前記第1方向に沿って延び且つ前記第2方向に沿って並べられる複数の第2固定溝を備え、前記固定インシュレータの内側に配置され且つ前記固定インシュレータに対して移動可能な可動インシュレータと、
    前記固定インシュレータ及び前記可動インシュレータに支持され且つ前記他のコネクタと接触する第1接触部を有する複数のコンタクトと、
    を備え、
    前記コンタクトは、
    前記固定インシュレータに支持される第1支持部と、
    前記可動インシュレータに支持される第2支持部と
    前記第1支持部と連結しており且つ前記第1支持部及び前記第2支持部の間に位置する第1屈曲部と、
    前記第2支持部と連結しており且つ前記第1屈曲部に対して前記第2支持部側に位置する第2屈曲部と、
    前記第1屈曲部及び前記第2屈曲部を連結する連結部と、
    を有しており、
    前記第1支持部、前記第1屈曲部、前記連結部、前記第2屈曲部及び前記第2支持部は、前記他のコネクタとの嵌合方向に沿って配置されており、
    前記複数のコンタクトが配列される配列方向において、前記第1屈曲部の前記第1支持部側の端部と前記第1屈曲部の前記連結部側の端部とを通る直線を第1直線とし、前記第2屈曲部の前記連結部側の端部と前記第2屈曲部の前記第2支持部側の端部とを通る直線を第2直線とした場合、前記嵌合方向と平行な基準直線と前記第2直線とがなす第2角度は、前記基準直線と前記第1直線とがなす第1角度よりも小さい
    コネクタ。
  2. 前記第2屈曲部は、前記第1方向及び前記第2方向の両方に対して直交する第3方向において、前記可動インシュレータから前記固定インシュレータに向けて傾斜している
    請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記第2屈曲部の前記第2支持部側の端部は、前記第2固定溝に配置される
    請求項1又は2に記載のコネクタ。
  4. 前記コンタクトは、板材を屈曲させることによって形成される
    請求項1から3のいずれか1項に記載のコネクタ。
  5. 前記コンタクトは、他のコネクタのコンタクトに接する第1接触部を備え、
    前記連結部の前記第2方向の幅は、前記第1接触部の前記第2方向の幅よりも小さい
    請求項1から4のいずれか1項に記載のコネクタ。
  6. 前記コンタクトは、前記可動インシュレータに対する一方側に配置される前記第1接触部と、前記可動インシュレータに対する他方側に配置される第2接触部と、を備え、
    前記第1接触部及び前記第2接触部は、他のコネクタのコンタクトに接する
    請求項1から5のいずれか1項に記載のコネクタ。
  7. 他のコネクタと嵌合するコネクタであって、
    第1方向に沿って延び且つ前記第1方向に対して直交する第2方向に沿って並べられる複数の第1固定溝を備える固定インシュレータと、
    前記第1方向に沿って延び且つ前記第2方向に沿って並べられる複数の第2固定溝を備え、前記固定インシュレータの内側に配置され且つ前記固定インシュレータに対して移動可能な可動インシュレータと、
    前記固定インシュレータ及び前記可動インシュレータに支持され且つ前記他のコネクタと接触する接触部を有する複数のコンタクトと、
    を備えるコネクタの製造方法であって、
    前記コンタクトは、
    前記固定インシュレータに支持される第1支持部と、
    前記可動インシュレータに支持される第2支持部と
    前記第1支持部と連結しており且つ前記第1支持部及び前記第2支持部の間に位置する第1屈曲部と、
    前記第2支持部と連結しており且つ前記第1屈曲部に対して前記第2支持部側に位置する第2屈曲部と、
    前記第1屈曲部及び前記第2屈曲部を連結する連結部と、
    を有しており、
    前記第1支持部、前記第1屈曲部、前記連結部、前記第2屈曲部及び前記第2支持部は、前記他のコネクタとの嵌合方向に沿って配置されており、
    前記複数のコンタクトが配列される配列方向において、前記第1屈曲部の前記第1支持部側の端部と前記第1屈曲部の前記連結部側の端部とを通る直線を第1直線とし、前記第2屈曲部の前記連結部側の端部と前記第2屈曲部の前記第2支持部側の端部とを通る直線を第2直線とした場合、前記嵌合方向と平行な基準直線と前記第2直線とがなす第2角度は、前記基準直線と前記第1直線とがなす第1角度よりも小さく、
    前記連結部を前記第2固定溝に嵌める第1ステップと、
    前記第1ステップの後、前記第2支持部を前記第2固定溝に挿入する第2ステップと、
    を含むコネクタの製造方法。
JP2018199331A 2018-10-23 2018-10-23 コネクタ及びコネクタの製造方法 Active JP7002432B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018199331A JP7002432B2 (ja) 2018-10-23 2018-10-23 コネクタ及びコネクタの製造方法
US17/287,032 US11605913B2 (en) 2018-10-23 2019-10-03 Connector and manufacturing method of connector
DE112019005289.6T DE112019005289T5 (de) 2018-10-23 2019-10-03 Verbinder und herstellungsverfahren eines verbinders
CN201980070204.3A CN112956083B (zh) 2018-10-23 2019-10-03 连接器以及连接器的制造方法
PCT/JP2019/039189 WO2020085036A1 (ja) 2018-10-23 2019-10-03 コネクタ及びコネクタの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018199331A JP7002432B2 (ja) 2018-10-23 2018-10-23 コネクタ及びコネクタの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020068093A JP2020068093A (ja) 2020-04-30
JP7002432B2 true JP7002432B2 (ja) 2022-01-20

Family

ID=70331089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018199331A Active JP7002432B2 (ja) 2018-10-23 2018-10-23 コネクタ及びコネクタの製造方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11605913B2 (ja)
JP (1) JP7002432B2 (ja)
CN (1) CN112956083B (ja)
DE (1) DE112019005289T5 (ja)
WO (1) WO2020085036A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7002432B2 (ja) * 2018-10-23 2022-01-20 京セラ株式会社 コネクタ及びコネクタの製造方法
JP6687790B1 (ja) * 2019-07-26 2020-04-28 京セラ株式会社 コネクタ及び電子機器
TWI753658B (zh) * 2020-11-16 2022-01-21 禾昌興業股份有限公司 具有電源電極結構之浮動連接器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014222576A (ja) 2013-05-13 2014-11-27 ヒロセ電機株式会社 コネクタ
JP2015228341A (ja) 2014-06-02 2015-12-17 富士通コンポーネント株式会社 コネクタ
JP2017120696A (ja) 2015-12-28 2017-07-06 京セラコネクタプロダクツ株式会社 フローティングコネクタ装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002151190A (ja) * 2000-11-14 2002-05-24 Yazaki Corp 基板用コネクタ
JP4889569B2 (ja) * 2007-05-30 2012-03-07 タイコエレクトロニクスジャパン合同会社 遊動型コネクタ
JP5185731B2 (ja) * 2008-08-27 2013-04-17 第一電子工業株式会社 フローティングコネクタ用固定具及び該固定具を用いるフローティングコネクタ
JP2010097759A (ja) * 2008-10-15 2010-04-30 Hirose Electric Co Ltd 回路基板用電気コネクタそしてこれと相手コネクタとを有するコネクタ組立体
JP2012099276A (ja) * 2010-10-29 2012-05-24 Jst Mfg Co Ltd コンタクト及びコネクタ
US8485831B2 (en) * 2011-01-06 2013-07-16 International Business Machines Corporation Tall mezzanine connector
CN203557820U (zh) 2013-02-20 2014-04-23 皇冠包装技术公司 容器罐装饰机设备
JP5946804B2 (ja) 2013-08-09 2016-07-06 ヒロセ電機株式会社 コネクタ
JP6400818B1 (ja) * 2017-11-17 2018-10-03 イリソ電子工業株式会社 可動コネクタ
JP6598912B2 (ja) * 2018-03-26 2019-10-30 京セラ株式会社 コネクタ及び電子機器
JP7002432B2 (ja) * 2018-10-23 2022-01-20 京セラ株式会社 コネクタ及びコネクタの製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014222576A (ja) 2013-05-13 2014-11-27 ヒロセ電機株式会社 コネクタ
JP2015228341A (ja) 2014-06-02 2015-12-17 富士通コンポーネント株式会社 コネクタ
JP2017120696A (ja) 2015-12-28 2017-07-06 京セラコネクタプロダクツ株式会社 フローティングコネクタ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020068093A (ja) 2020-04-30
US20210384663A1 (en) 2021-12-09
CN112956083A (zh) 2021-06-11
WO2020085036A1 (ja) 2020-04-30
CN112956083B (zh) 2022-12-27
DE112019005289T5 (de) 2021-07-15
US11605913B2 (en) 2023-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5660756B2 (ja) 基板対基板コネクタ
TWI745923B (zh) 連接器以及連接器組件
KR101232437B1 (ko) 보드간 컨넥터
US10454202B2 (en) Plug connector with a movable housing including a fitting portion inserted and fitted to a fitting portion of a mating connector
JP7002432B2 (ja) コネクタ及びコネクタの製造方法
JP4951651B2 (ja) コネクタセットおよびこれに用いられるジョインタ
JP6656317B2 (ja) コネクタ
JP2007149477A (ja) フローティングタイプコネクタ
WO2010003100A1 (en) Board-to-board connector
WO2008044324A1 (en) Connector
JP2012129109A (ja) コネクタ及びそれに用いるコンタクト
JP5748378B2 (ja) コネクタ及びそれに用いるコンタクト
JP6766151B2 (ja) コネクタ
US7841879B2 (en) Floating-type connector
WO2018163247A1 (ja) プレスフィット構造を有する制御ユニット
KR100515993B1 (ko) 전기 커넥터용 접촉자 및 그 접촉자를 구비한 전기커넥터
US20220239026A1 (en) Connector and electronic device
JP4639294B2 (ja) 基板間コネクタ
JP2005123048A (ja) 接続端子及び該接続端子を用いるジョイントコネクタ
JP5196608B2 (ja) コネクタセットおよびこれに用いられるジョインタ
WO2023243471A1 (ja) コネクタ及び電子機器
JP7326928B2 (ja) 端子及びコネクタ
WO2023017766A1 (ja) コネクタ及び電子機器
JP2019114500A (ja) コネクタ
WO2011145003A2 (en) Board assembly structure

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7002432

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150