JP7001330B2 - 生分解性コポリマー及びその製造方法並びに生分解性向上法 - Google Patents
生分解性コポリマー及びその製造方法並びに生分解性向上法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7001330B2 JP7001330B2 JP2015142354A JP2015142354A JP7001330B2 JP 7001330 B2 JP7001330 B2 JP 7001330B2 JP 2015142354 A JP2015142354 A JP 2015142354A JP 2015142354 A JP2015142354 A JP 2015142354A JP 7001330 B2 JP7001330 B2 JP 7001330B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- unit
- group
- units
- fluorene
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Biological Depolymerization Polymers (AREA)
- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
Description
本発明の生分解性コポリマーは、コポリマーの構成単位(繰り返し単位又はモノマー単位)として3-ヒドロキシ酪酸単位を全構成単位に対して1~20モル%の割合で含んでいればよい。特に、3-ヒドロキシ酪酸単位が少量でも生分解性を向上できるため、生分解性と機械的特性とを高度に両立できる点から、3-ヒドロキシ酪酸単位は、全構成単位に対して、例えば2~18モル%、好ましくは3~16モル%(例えば5~10モル%)、さらに好ましくは5~15モル%(特に8~12モル%)程度である。さらに、本発明では、3-ヒドロキシ酪酸単位の割合を調整することにより、生分解速度を容易に調整できるため、目的に応じて1~20モル%の範囲から選択でき、例えば、機械的特性よりも高度な生分解性が要求される用途では、3-ヒドロキシ酪酸単位は、全構成単位に対して、例えば10~20モル%(特に15~20モル%)程度であってもよい。3-ヒドロキシ酪酸単位の割合が少なすぎると、コポリマーの生分解性が低下し、多すぎると、コポリマーの機械的強度が低下する。
他のヒドロキシカルボン酸単位としては、例えば、ヒドロキシアルカン酸、ヒドロキシシクロアルカンカルボン酸(ヒドロキシシクロヘキサンカルボン酸など)、ヒドロキシ安息香酸(ヒドロキシアレーンカルボン酸など)などの単位が挙げられる。これらのヒドロキシカルボン酸単位は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。これらのヒドロキシカルボン酸単位のうち、生分解性に優れる点から、ヒドロキシアルカン酸単位が好ましい。
ジカルボン酸単位としては、例えば、脂肪族ジカルボン酸、脂環族ジカルボン酸、芳香族ジカルボン酸などの単位が挙げられる。
ジオール単位としては、例えば、脂肪族ジオール単位、脂環族ジオール単位、芳香族ジオール単位などが挙げられる。
本発明のコポリエステルは、3-ヒドロキシ酪酸単位と他のヒドロキシカルボン酸単位との組み合わせ、3-ヒドロキシ酪酸単位とジカルボン酸単位とジオール単位との組み合わせ、3-ヒドロキシ酪酸単位と他のヒドロキシカルボン酸単位とジカルボン酸単位とジオール単位との組み合わせのいずれの組み合わせで形成されていてもよい。これらのうち、コポリマーの特性を制御し易く、生産性にも優れる点から、3-ヒドロキシ酪酸単位とジカルボン酸単位とジオール単位との組み合わせが好ましい。
本発明の生分解性コポリマーは、3-ヒドロキシ酪酸又はその反応性誘導体と他のモノマーとの混合物を重合させて得られる。本発明では、3-ヒドロキシ酪酸又はその反応性誘導体と他のモノマーとは混合すればよく、3-ヒドロキシ酪酸単位同士が結合したオリゴマー単位を形成するための工程を別工程として設ける必要がないため、混合して重合するだけの簡便な方法で生分解性コポリマーを製造できる。3-ヒドロキシ酪酸又はその反応性誘導体と他のモノマーとは、例えば、両モノマーを一括添加して又は別個に添加して混合した後、重合してもよい。
重量平均分子量(Mw)は、ゲル浸透クロマトグラフィ(東ソー(株)製「HLC-8320GPC」)を用い、試料をクロロホルムに溶解させ、ポリスチレン換算で測定した。
3-ヒドロキシ酪酸単位は、1H-NMR(ブルカーバイオスピン(株)製「AVANCE III HD 300MHz」)を用いてCDCl3に溶解させ、5.2ppm近傍のエステル化による化学シフト変化を見ることで定量した。
試験体である各ポリエステルについて、JIS K6950のプラスチック-活性汚泥による好気的生分解度試験方法に準拠し、好気条件下で28日後の分解性(分解率)を測定した。
試験体である各ポリエステル0.5gをメタン発酵汚泥40mlに添加し、55℃の高温嫌気条件下で20日後の分解性(バイオガス化率)を測定した。なお、「20日間」という処理時間は、一般的なバイオガス化プラントで採用されている処理時間である。
コハク酸35.4g(0.30モル)、1,4-ブタンジオール28.4g(0.32モル)、GeO233mgを200mLフラスコに投入し、窒素フロー下、180℃で1時間加熱した。その後、徐々に減圧しながら220℃まで昇温し、220℃で3時間加熱してコポリエステルを得た。得られたポリエステルの重量平均分子量Mwは8190であった。
コハク酸35.4g(0.30モル)、1,4-ブタンジオール28.4g(0.32モル)、(R)-3-ヒドロキシ酪酸2.98g(0.11モル)、GeO233mgを200mLフラスコに投入し、窒素フロー下、180℃で1時間加熱した。その後、徐々に減圧しながら220℃まで昇温し、220℃で3時間加熱してコポリエステルを得た。得られたコポリエステルの重量平均分子量Mwは6480であった。また、コポリエステルの構成単位のうち、(R)-3-ヒドロキシ酪酸単位の割合は4.6モル%であった。
(R)-3-ヒドロキシ酪酸の配合割合を5.96g(0.22モル)に変更する以外は実施例1と同様の方法でコポリエステルを得た。得られたコポリエステルの重量平均分子量Mwは5790であった。また、コポリエステルの構成単位のうち、(R)-3-ヒドロキシ酪酸単位の割合は8.7モル%であった。
PBSAの市販品(昭和電工(株)製「ビオノーレ3020MD」)を用いた。
コハク酸35.4g(0.30モル)の代わりにコハク酸17.7g(0.15モル)とアジピン酸21.9g(0.15モル)との混合物を用いる以外は実施例1と同じ方法で重合した。得られたコポリエステルの重量平均分子量Mwは6820であった。また、コポリエステルの構成単位のうち、(R)-3-ヒドロキシ酪酸単位の割合は4.6モル%であった。
9,9-ビス[4-(2-ヒドロキシエトキシ)フェニル]フルオレン(大阪ガスケミカル(株)製、BPEF)自体を生分解性試験に供した。
1,4-ブタンジオール28.4g(0.32モル)の代わりに1,4-ブタンジオール25.6g(0.28モル)とBPEF13.8g(0.03モル)との混合物を用いる以外は実施例1と同様の方法で重合した。得られたコポリエステルの重量平均分子量Mwは6460であった。また、コポリエステルの構成単位のうち、(R)-3-ヒドロキシ酪酸単位の割合は4.6モル%であった。
Claims (9)
- 3-ヒドロキシ酪酸と、少なくとも脂肪族ジカルボン酸を含むジカルボン酸と、少なくとも脂肪族ジオールを含むジオールとの反応により得られるコポリエステルであって、前記コポリエステルが、構成単位として3-ヒドロキシ酪酸単位をコポリエステルの全構成単位に対して1~20モル%の割合で含む生分解性コポリエステル。
- 3-ヒドロキシ酪酸単位の割合が、コポリエステルの全構成単位に対して5~15モル%である請求項1記載の生分解性コポリエステル。
- 3-ヒドロキシ酪酸単位がランダムに導入されている請求項1又は2記載の生分解性コポリエステル。
- 3-ヒドロキシ酪酸単位の両末端が、ジカルボン酸単位及びジオール単位と結合したオリゴマー単位を含む請求項1~3のいずれかに記載の生分解性コポリエステル。
- 熱可塑性樹脂である請求項1~4のいずれかに記載の生分解性コポリエステル。
- ジカルボン酸単位及びジオール単位が、少なくともC2-10アルカン骨格を有する請求項1~5のいずれかに記載の生分解性コポリエステル。
- さらにフルオレン骨格を有する単位を含む請求項1~6のいずれかに記載の生分解性コポリエステル。
- 3-ヒドロキシ酪酸又はその反応性誘導体と、少なくとも脂肪族ジカルボン酸又はその反応性誘導体を含むジカルボン酸又はその反応性誘導体と、少なくとも脂肪族ジオールを含むジオールとの混合物を重合させる請求項1~7のいずれかに記載の生分解性コポリエステルの製造方法。
- 少なくとも脂肪族ジカルボン酸を含むジカルボン酸と、少なくとも脂肪族ジオールを含むジオールとの反応により得られるコポリエステルの生分解性を向上させる方法であって、3-ヒドロキシ酪酸単位を全構成単位に対して1~20モル%の割合で、前記コポリエステルに導入する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015142354A JP7001330B2 (ja) | 2015-07-16 | 2015-07-16 | 生分解性コポリマー及びその製造方法並びに生分解性向上法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015142354A JP7001330B2 (ja) | 2015-07-16 | 2015-07-16 | 生分解性コポリマー及びその製造方法並びに生分解性向上法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020112375A Division JP7015342B2 (ja) | 2020-06-30 | 2020-06-30 | 生分解性コポリマー及びその製造方法並びに生分解性向上法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017025138A JP2017025138A (ja) | 2017-02-02 |
JP7001330B2 true JP7001330B2 (ja) | 2022-02-03 |
Family
ID=57950145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015142354A Active JP7001330B2 (ja) | 2015-07-16 | 2015-07-16 | 生分解性コポリマー及びその製造方法並びに生分解性向上法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7001330B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020164454A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 大阪瓦斯株式会社 | ウレタン結合を有するポリカルボン酸とその誘導体、並びにその製造方法 |
JP2020164455A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 大阪瓦斯株式会社 | カーボネート結合を有するジカルボン酸とその誘導体、並びにその製造方法 |
CA3223981A1 (en) * | 2021-06-29 | 2023-01-05 | Steven Gray | Poly (3-hydroxyacid) polymers from long-chain epoxides and their uses related to hot melt adhesives |
WO2024029492A1 (ja) * | 2022-08-01 | 2024-02-08 | Dic株式会社 | 3-ヒドロキシ酪酸からなるコポリエステル及びその製造方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004277454A (ja) | 2003-03-12 | 2004-10-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 生分解性高分子及びその製造方法、並びに成形体 |
JP2007112849A (ja) | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Unitika Ltd | ポリ乳酸系共重合樹脂およびその製造方法 |
CN101250258A (zh) | 2008-04-03 | 2008-08-27 | 马世金 | 一种采用复合催化剂生产生物可降解共聚酯的方法 |
JP4292619B2 (ja) | 1999-03-24 | 2009-07-08 | パナソニック株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
JP6157703B1 (ja) | 2016-08-24 | 2017-07-05 | 株式会社コロプラ | 情報処理方法、当該情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム及びコンピュータ |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04292619A (ja) * | 1991-03-19 | 1992-10-16 | Terumo Corp | 生分解性共重合ポリエステルおよび生分解性樹脂組成物 |
JPH0616790A (ja) * | 1991-08-13 | 1994-01-25 | Toyobo Co Ltd | 脂肪族ポリエステルおよびその製造方法 |
JP3206998B2 (ja) * | 1992-11-17 | 2001-09-10 | 日本化薬株式会社 | 熱可塑性脂肪族ポリエステル及び改質物 |
JPH09191893A (ja) * | 1996-01-22 | 1997-07-29 | Taisei Corp | ヒドロキシアルカン酸共重合体の製造方法 |
JP3418070B2 (ja) * | 1996-09-04 | 2003-06-16 | 三菱化学株式会社 | 脂肪族ポリエステル共重合体 |
JP5577764B2 (ja) * | 2009-07-06 | 2014-08-27 | 株式会社リコー | 共重合樹脂組成物、成形品、及び共重合樹脂組成物の製造方法 |
-
2015
- 2015-07-16 JP JP2015142354A patent/JP7001330B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4292619B2 (ja) | 1999-03-24 | 2009-07-08 | パナソニック株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
JP2004277454A (ja) | 2003-03-12 | 2004-10-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 生分解性高分子及びその製造方法、並びに成形体 |
JP2007112849A (ja) | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Unitika Ltd | ポリ乳酸系共重合樹脂およびその製造方法 |
CN101250258A (zh) | 2008-04-03 | 2008-08-27 | 马世金 | 一种采用复合催化剂生产生物可降解共聚酯的方法 |
JP6157703B1 (ja) | 2016-08-24 | 2017-07-05 | 株式会社コロプラ | 情報処理方法、当該情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム及びコンピュータ |
Non-Patent Citations (3)
Title |
---|
GIUSEPPE IMPALLOMENI,characterization of biodegradable poly(3ーhydroxybutyrate-co-butyleneadipate)copolymers obtained from their homopolymers by microwave-assisted transesterification |
STOYKO FAKIROV,Transreactions in Condensation Polymers,1999年,1-3,ISB N:3-527-29790-1 |
岡 小天,高分子化学 上,日本,丸善株式会社,1955年12月 1日,82-85 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017025138A (ja) | 2017-02-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6887227B2 (ja) | 生分解性促進剤及びそれを含む生分解性樹脂組成物 | |
JP7001330B2 (ja) | 生分解性コポリマー及びその製造方法並びに生分解性向上法 | |
JP5370994B2 (ja) | 可溶性共重合ポリエステル樹脂 | |
Papageorgiou et al. | Novel poly (propylene terephthalate-co-succinate) random copolymers: synthesis, solid structure, and enzymatic degradation study | |
JP2013530300A5 (ja) | ||
AU2014337972A1 (en) | Biodegradable polyester resin and article comprising same | |
Berti et al. | Environmentally Friendly Copolyesters Containing 1, 4‐Cyclohexane Dicarboxylate Units, 1‐Relationships Between Chemical Structure and Thermal Properties | |
Pivsa-Art et al. | Synthesis of poly (D-lactic acid) using a 2-steps direct polycondensation process | |
JP2007100104A (ja) | ポリ乳酸ブロック共重合体、その製造方法、成形品およびポリ乳酸組成物 | |
JP4975296B2 (ja) | ポリ乳酸系共重合樹脂およびその製造方法 | |
Li et al. | Synthesis, crystallization and hydrolysis of aromatic–aliphatic copolyester: poly (trimethylene terephthalate)-co-poly (l-lactic acid) | |
JP2011190349A (ja) | 可溶性共重合ポリエステル樹脂 | |
JP7015342B2 (ja) | 生分解性コポリマー及びその製造方法並びに生分解性向上法 | |
KR20150017797A (ko) | 친환경적 코폴리에스테르 수지 및 그 제조방법 | |
JP2000273165A (ja) | 生分解性を有する脂肪族系ポリエステルの製造方法 | |
JP7481879B2 (ja) | 結晶化促進剤およびその用途 | |
Debuissy et al. | Titanium-catalyzed transesterification as a route to the synthesis of fully biobased poly (3-hydroxybutyurate-co-butylene dicarboxylate) copolyesters, from their homopolyesters | |
CN102443145A (zh) | 一种三嵌段共聚酯及其制备方法 | |
CN102002152B (zh) | 脂肪族二元酸-1,2-丙二醇聚酯及其制备方法 | |
JP7133931B2 (ja) | 可塑剤及びそれを含む樹脂組成物 | |
JP5576687B2 (ja) | 可溶性共重合ポリエステル樹脂 | |
JP6487752B2 (ja) | ジカルボン酸又はエステル及びそれを用いた樹脂並びにそれらの製造方法 | |
JP2008115289A (ja) | ポリ乳酸系共重合樹脂の製造方法 | |
JP2016193989A (ja) | 分岐構造を有するポリエステルの製造方法及びそのポリエステル | |
CN101469057B (zh) | 无规非晶形共聚酯及其制备方法与应用 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180510 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20181213 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190115 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190314 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190820 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200331 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20200630 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20200630 |
|
C27B | Notice of submission of publications, etc. [third party observations] |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C2714 Effective date: 20210209 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20210921 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20211019 |
|
C23 | Notice of termination of proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23 Effective date: 20211102 |
|
C03 | Trial/appeal decision taken |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03 Effective date: 20211130 |
|
C30A | Notification sent |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012 Effective date: 20211130 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211224 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7001330 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |