JP7000973B2 - ユーザアクセス判定システム - Google Patents
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車両のユーザが携帯する携帯機(100B)と、を備え、車載器と携帯機との間で無線通信を行うユーザアクセス判定システムにおいて、
車載器は、携帯機に対して定期的に呼掛け信号を送信すると共に、呼掛け信号に応じて携帯機の携帯通信部(140)から応答される応答信号を受信する車載通信部(110)と、応答信号に対する認証を行い、認証が成立したときに、車両ドアのロック、アンロック、および車両エンジンに対する始動良否指示を行う車載制御部(120)と、を有しており、
車載制御部は、
車載通信部、および携帯通信部の少なくとも一方によって把握された受信信号強度の時間経過に対する変化から、
ユーザが車両から通信範囲外に遠ざかる際に、受信信号強度が最大値から最小値に至るまでの第1時間(t1)と、
再び、ユーザが車両の通信範囲に入り、車両に近づく際に、受信信号強度が最小値から最大値に至るまでの第2時間(t2)と、を計測して、
ユーザが車両に近づいて車両の所定距離内におり、第1時間と第2時間との差が予め定めた所定値(α)より小さいときに、車両ドアのアンロック、および車両エンジンの始動許可を行うことを特徴としている。
第1実施形態におけるユーザアクセス判定システム100について、図1~図5を用いて説明する。第1実施形態のユーザアクセス判定システム100は、車両ドアのキーシリンダーに直接、キーを差し込むことなく、降車する際の車両ドアのロック(施錠)、および乗車する際の車両ドアのアンロック(解錠)を可能とするシステムとなっている。
第2実施形態を図6~図8に示す。第2実施形態は、ユーザアクセス判定システム100の基本構成は上記第1実施形態と同一のまま、受信信号強度の測定(把握)を、携帯通信部140に代えて、車載通信部110で行うようにしたものである。
第3実施形態を図9に示す。第3実施形態は、ユーザアクセス判定システム100の基本構成は上記第1実施形態と同一のまま、受信信号強度の測定(把握)を、上記第1実施形態と第2実施形態のように、携帯通信部140、および車載通信部110の両者で行うようにしたものである。
上記第1~第3実施形態に対して、第1時間t1をユーザが車両に近づく際の近接時間tと定義して、近接時間tと予め定めた所定時間t0との比較をするようにしてもよい。所定時間t0は、ユーザが通常の移動速度で、受信信号強度が最大値(最小値)から最小値(最大値)に変化するまでの時間に相当するものである。この場合も、上記第1~第3実施形態と同様の効果を得ることができる。
上記第1~第4実施形態では、呼掛け信号として、LF波を用いたものとして説明したが、これに限定されることなく、他の電波を使用してもよい。例えば、LF波に代えて、Bluetooth Low Energy(以下、BLE)による信号が用いられたものとすることができる。BLEによる信号を用いた場合は、車載器100Aから携帯機100Bまで届く距離を、例えば、50m程度のように、長くすることが可能であり、電波の届く範囲を拡大することで、受信信号強度の変化する時間(第1時間t1、第2時間t2、近接時間t等)の測定精度を高めることができる。
100A 車載器
110 車載通信部
120 車載制御部
100B 携帯機
140 携帯通信部
150 携帯制御部
Claims (7)
- 車両に搭載される車載器(100A)と、
前記車両のユーザが携帯する携帯機(100B)と、を備え、前記車載器と前記携帯機との間で無線通信を行うユーザアクセス判定システムにおいて、
前記車載器は、前記携帯機に対して定期的に呼掛け信号を送信すると共に、前記呼掛け信号に応じて前記携帯機の携帯通信部(140)から応答される応答信号を受信する車載通信部(110)と、前記応答信号に対する認証を行い、前記認証が成立したときに、車両ドアのロック、アンロック、および車両エンジンに対する始動良否指示を行う車載制御部(120)と、を有しており、
前記車載制御部は、
前記車載通信部、および前記携帯通信部の少なくとも一方によって把握された受信信号強度の時間経過に対する変化から、
前記ユーザが前記車両から通信範囲外に遠ざかる際に、前記受信信号強度が最大値から最小値に至るまでの第1時間(t1)と、
再び、前記ユーザが前記車両の通信範囲に入り、前記車両に近づく際に、前記受信信号強度が前記最小値から前記最大値に至るまでの第2時間(t2)と、を計測して、
前記ユーザが前記車両に近づいて前記車両の所定距離内におり、前記第1時間と前記第2時間との差が予め定めた所定値(α)より小さいときに、前記車両ドアのアンロック、および前記車両エンジンの始動許可を行うユーザアクセス判定システム。 - 前記受信信号強度は、前記携帯通信部にて把握され、前記応答信号と共に前記車載通信部に送信されたデータが使用される請求項1に記載のユーザアクセス判定システム。
- 前記受信信号強度は、前記車載通信部にて把握される請求項1に記載のユーザアクセス判定システム。
- 前記受信信号強度は、前記携帯通信部にて把握され、前記応答信号と共に前記車載通信部に送信されたデータと、前記車載通信部にて把握されたデータとの両者が使用される請求項1に記載のユーザアクセス判定システム。
- 車両に搭載される車載器(100A)と、
前記車両のユーザが携帯する携帯機(100B)と、を備え、前記車載器と前記携帯機との間で無線通信を行うユーザアクセス判定システムにおいて、
前記車載器は、前記携帯機に対して定期的に呼掛け信号を送信すると共に、前記呼掛け信号に応じて前記携帯機の携帯通信部(140)から応答される応答信号を受信する車載通信部(110)と、前記応答信号に対する認証を行い、前記認証が成立したときに、車両ドアのロック、アンロック、および車両エンジンに対する始動良否指示を行う車載制御部(120)と、を有しており、
前記車載制御部は、
前記車載通信部、および前記携帯通信部の少なくとも一方によって把握された受信信号強度の時間経過に対する変化から、
前記ユーザが前記車両の通信範囲に入り、前記車両に近づく際に、前記受信信号強度が最小値から最大値に至るまでの近接時間(t)を計測して、
前記ユーザが前記車両に近づいて前記車両の所定距離内におり、予め定めた所定時間(t0)と前記近接時間との差が予め定めた所定値(α)より小さいときに、前記車両ドアのアンロック、および前記車両エンジンの始動許可を行うユーザアクセス判定システム。 - 前記呼掛け信号は、Bluetooth Low Energyによる信号が使用され、
前記車載制御部は、前記ユーザの選択する前記車両の駐車位置に応じて、前記所定時間をそれぞれ設定する請求項5に記載のユーザアクセス判定システム。 - 前記呼掛け信号は、Bluetooth Low Energyによる信号が使用され、
前記車載制御部は、前記近接時間を計測するとき、前記ユーザが前記車両に近づく際の一時的な停滞時間を除外する請求項5に記載のユーザアクセス判定システム。
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JP2018080810A JP7000973B2 (ja) | 2018-04-19 | 2018-04-19 | ユーザアクセス判定システム |
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Family Applications (1)
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- 2018-04-19 JP JP2018080810A patent/JP7000973B2/ja active Active
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