JP6995641B2 - レンズ装置および撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レンズ装置および撮像装置に関するものである。
光学素子を保持するレンズ保持枠を、その光軸方向に駆動することで、ズーミングやフォーカシングを行うレンズ装置がある。当該駆動方式として、光軸に平行な別の軸を回転軸とするカム部材に設けたカムリフトと、レンズ保持枠に設けられたカムフォロアとを係合させ、カム部材を回転させることでレンズ保持枠をカムリフトに従って駆動するものが知られている。
特許文献1は、レンズ保持枠に一体に形成されたスライダと、レンズ保持枠またはスライダに一体に形成されたカムフォロワと、光軸方向にスライダを案内する直進溝を設けられたレンズ鏡筒と、レンズ鏡筒に対して回転するとともにカムフォロワを案内してレンズ枠を光軸と平行に移動せしめるカムリフトを設けられたカム部材と、を備えたレンズ装置を開示している。
特開2000-275501号公報
前述のようなレンズ装置は、ズーミングの高倍率化や高精細化に伴って、レンズ保持枠の移動範囲を拡大させるため、カムリフトの延伸の要求がある。他方、レンズ装置には、小型化の要求がある。小型化のためには、カム部材をできるだけ光軸に近づけて配置するのがよい。
しかしながら、延伸したカム部材は、レンズ装置の有効光線の外側に配置しなければならないため、延伸する前のカム部材よりも光軸から離間するように配置せざるを得ず、よって、レンズ装置は、大型化しうる。
本発明は、例えば、小型化とカムの延伸とに有利なレンズ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のレンズ装置は、カムフォロアを有し、レンズを保持する保持枠と、前記レンズの光軸に沿った回転軸を有し、前記カムフォロアが係合しているカムリフトを有する円筒面を含むカム部材と、を有し、前記カム部材は、その物体側の端部において、前記カムリフトを含む第1部分と、前記第1部分を避けて光路を遮らないように形成された、前記カムリフトより前記回転軸に近い、または前記円筒面の欠損した第2部分とを含む、ことを特徴とする。
本発明によれば、例えば、小型化とカムの延伸とに有利なレンズ装置を提供することができる。
本発明の第1の実施例におけるレンズ装置の、発明適用部分を抜粋して簡易的に示した分解斜視図である。 本発明の第1の実施例におけるレンズ装置に設けられた、カム部材を示す図であり、(a)がカム部材の被写体側先端部の斜視部であり、(b)がカム部材の円筒面の展開図である。 本発明の第1の実施例におけるレンズ装置において、第1のレンズ保持枠が撮像素子側に配置された状態を示す断面図である。 本発明の第1の実施例におけるレンズ装置において、第1のレンズ保持枠が被写体側に配置された状態を示す断面図である。 本発明におけるカム部材において、カム部材の遮光回避形状部の別例を示す図である。 本発明におけるカム部材において、遮光回避形状部を設けたことによる回転中心軸回りの重量バランスを調整するための、肉抜き孔を設けた例を示す図である。 本発明の第2の実施例におけるレンズ装置に設けられたカム部材の、円筒面の展開図である。 本発明の第2の実施例におけるレンズ装置の、レンズ保持枠とカム部材およびカムフォロアの位置関係を示す斜視図である。 本発明の第2の実施例におけるレンズ装置において、第1のレンズ保持枠が撮像素子側から物体側へ移動する際の様子を順に示した断面図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
以下、図1から図4を参照して、本発明の第1の実施例による、光軸2に平行な別の回転軸の回りに回転するカム部材11を有し、そのカム部材11に遮光回避形状部(第2部分)16を設けたレンズ装置1について説明する。
図1は本実施例におけるレンズ装置1において、本発明にかかわる部分を抜粋し、簡易的に示した分解斜視図である。なお、以降の説明を容易にするために、各図には座標系Oを明示した。この座標系OにおけるX軸方向は、レンズ装置1の光軸2と平行な方向(以降、この方向を光軸方向と呼称する)であり、かつ、物体側から像側に向かう方向である。
レンズ装置1には、第1のレンズ群(光学素子)3a、第2のレンズ群(光学素子)3bをそれぞれ保持する第1のレンズ保持枠12a、第2のレンズ保持枠12bと、前述の2つのレンズ保持枠12a、12bを内包する固定枠(固定鏡筒)4が構成されている。
固定枠4には、その内径部に、光軸方向と平行に沿うように、直進用のガイド溝5が配置されている。一方、2つのレンズ保持枠12a、12bには、前述のガイド溝5に係合するように、直進用のガイドピン6が、光軸方向に沿って配置されている。このガイド溝5とガイドピン6とが係合することによって、2つのレンズ保持枠12a、12bは固定枠4に対して光軸方向に移動自在に保持されている。
固定枠4には、略円筒形状または略円柱形状をしたカム部材11が、その中心軸が光軸2と平行になるように配置されている。カム部材11の両端部付近のそれぞれには、支持軸7a、7bが設けられている。この支持軸7a、7bにベアリング8が嵌合しており、これを介して軸押え22を使用して固定枠4に保持されることで、カム部材11は、固定枠4に対して、その中心軸回りに回転自在となっている。
カム部材11の物体側先端部を拡大して示した図が図2(a)であり、円筒外周面13を展開した状態を示すのが、図2(b)である。
カム部材11の円筒外周面13には、カム部材11の回転量に対する第1のレンズ保持枠12aの光軸方向への移動量を規定する第1のカムリフト溝14a、第2のレンズ保持枠12bの光軸方向への移動量を規定する第2のカムリフト溝14bが設けられている。一方、2つのレンズ保持枠12a、12bのそれぞれには、この2つのカムリフト溝14a、14bに対応する略円筒形状をした2つのカムフォロア15a、15bが、設けられている。その上で、第1のカムリフト溝14aと第1のカムフォロア15aとが、また、第2のカムリフト溝14bと、第2のカムフォロア15bとが、それぞれ摺動可能に係合している。
この際、2つのカムフォロア15a、15bは、光軸2と、カム部材11の回転中心軸とを結ぶことで形成される平面内にあり、かつカム部材11の回転中心軸に対して垂直となるように配置されている。
また、カム部材11の被写体側の先端部には、後述する第1のレンズ保持枠12aが撮像面側に移動した際の有効光線通過領域9の光線を遮ることを回避するための遮光回避形状部(第2部分)16が設けられている。本実施例では、遮光回避形状部16は、略円筒形状のカム部材11の外周面上における一部の位相においてのみ、軸方向に短くするように切り欠かれた切り欠き部16aと、切り欠き部16aに隣接する円筒外周面13に設けた斜面形状部16bによって構成される。
このように、カム部材11の物体側先端部は、カムリフトが形成されている部分の第1部分と、第1部分を避けて光路を遮らないように形成された、カムリフトより回転軸に近い、または円筒面の欠損した第2部分を含むように構成されている。
この遮光回避形状部16は、カム部材11の被写体側端部付近において、第1のカムリフト溝14aとは重ならない位相になるように配置されている。このため、第1のカムリフト溝14aは、カム部材11の被写体側端部に近接する位置まで配置することが可能になっている。
カム部材11の像側の支持軸7bには、カム部材11に駆動力を伝える駆動伝達手段10が、カム部材11と一体となって回転するように設けられている。
この駆動伝達手段10は、不図示のモータ等の駆動手段からの駆動力をカム部材11に伝達するためのものである。これによって駆動手段は、不図示の制御手段からの出力指令値に基づいて、カム部材11を回転駆動させる。これにより、2つのレンズ保持枠12a、12bは、2つのカムリフト溝14a、14bにそれぞれ沿って、光軸方向に駆動することになる。
第1のレンズ保持枠12aより被写体側には、保持部材18によって固定枠4に対して不動となるように固定された、固定レンズ17が設けられている。この固定レンズ17は、第1のレンズ保持枠12aに搭載されている第1のレンズ群3aと比較して、外径の大きさが大きくなっている。
ここで、第1のレンズ保持枠12aが、像側に配置された状態における、各構成要素の関係について説明する。この状態を示すレンズ装置1の断面図が、図3である。またこの時、2つのカムフォロア15a、15bと、2つのカムリフト溝14a、14bとは、図2(b)における直線19で示される位相において係合している状態となる。
この時、レンズ装置1における、固定レンズ17と第1のレンズ保持枠12aに搭載された、第1のレンズ群3aとの間の有効光線は、この2つを接続する2点鎖線で囲まれた矢印の指し示す有効光線通過領域9を通過する。なお、以降の説明において、この領域を有効光線通過領域9と称する。
前述のように、2つのカムフォロア15a、15bは、光軸2とカム部材11の回転中心軸を結ぶ平面内に設けられている。このため、カム部材11は、円筒外周面13において、図2(b)における直線19の位相が光軸2、すなわち第1のレンズ保持枠12aの方向に向いた回転位相になっている。ここで、図2(b)で示すように、カム部材11には、この直線19で示す位相において、カム部材11は遮光回避形状部16を設けている。すなわち、遮光回避形状部16が、レンズ装置1の光軸2と、カム部材11の回転軸とを結ぶ平面内に来るように配置されている。カム部材11は、その回転位相によっては、この有効光線通過領域9に係るように配置されているが、遮光回避形状部16がこの位相に設けられていることによって、カム部材11が有効光線を遮ることを防いでいる。
すなわち、カム部材11は、レンズ保持枠12aを最も像側に位置させる状態において、カムリフト溝14aの物体側の端は、レンズ装置の光軸とカム部材11の回転軸を含む平面内の光軸と回転軸の間には位置しないように構成されている。すなわち、カムリフトの物体側の端が光軸の直下には位置しないように構成されている。
次に、カム部材11の回転駆動により、第1のレンズ保持枠12aが被写体側に配置された状態について説明する。この状態を示した断面図が、図4である。またこの時、2つのカムフォロア15a、15bと、2つのカムリフト溝14a、14bとは、図2(b)における直線20の位相で係合している状態となる。
この際、第1のレンズ保持枠12aと固定レンズ17との光軸方向の間隔は狭くなる。このため、固定レンズ17と第1のレンズ保持枠12aとの間を通過する有効光線は、第1のレンズ保持枠12aに搭載された第1のレンズ群3aの外径から大きく拡大しない範囲のみを通過する。
またこの時、第1のカムリフト溝14aは、前述の遮光回避形状部16が設けられていない位相範囲にまで延伸されている部分、即ち図2(b)においては直線20の位相において、第1のカムフォロア15aと係合している。
このため、前述の第1のレンズ保持枠12aが像側に配置された際における、有効光線通過領域9の中で、第1のカムリフト溝14aと第1のカムフォロア15aが係合するようになっている。
このように、カム部材11の被写体側先端部に、遮光回避形状部16を設けることで、第1のレンズ保持枠12aが像側に有る際の有効光線通過領域9まで係るようにカム部材11を配置することできるようになる。これによって、カム部材11を光軸2により近づけて配置したり、より被写体側に延伸させて配置させたりすることが可能になる。これによってレンズ装置1の大きさを、小型化することが可能となる。
なお、本実施例において、カム部材11の被写体側先端部に設けた遮光回避形状部16は、斜面形状部16bと、切り欠き部16aによって構成するとした。この遮光回避形状部16は、第1のレンズ保持枠12aが像側に移動した際の有効光線通過領域9を遮らないのであれば、どのような形であっても構わない。例えば図5(a)に示すように斜面形状部(小径部)16bだけで構成しても良いし、図5(b)のように、カム部材の被写体側先端部において、一部の位相範囲において小径部16cを設け、そこに斜面形状部16bを接続させるような形でも良い。さらに、遮光回避形状部16は、カム部材11の被写体側先端部のみに設けるのでは無く、円筒面全体に設けても良い。この例としては例えば図5(c)のように、2つのカムリフト溝14a、14bの周囲のみを突出させるような形状にし、他の部分の円筒面は全て円筒面外径を小さくすること(小径部を構成すること)で、遮光回避形状部を構成する方法などが考えられる。またあるいは、図5(d)に示すように、カム部材11の物体側先端において、斜面形状部16bを設けずに、第1のカムリフト溝14aを除く部分を全部切欠き部16aとする形状であっても良い。
なお、カム部材11に設けた遮光回避形状部16の影響により、カム部材11の回転中心軸回りの重量バランスが変化し、カム部材11の回転駆動制御に影響を与えることが考えられる。このような場合においては、図6で示すように、遮光回避形状部16と反対側の位相に肉抜き孔(重量調整部)21を設けることによって、重量バランス(質量分布)を保つように調整しても良い。
また、本実施例においては、カム部材11によって駆動するレンズ保持枠を2つとする例を提示したが、これは、1つであっても3つ以上であっても良く、その数には限定されない。さらに、本実施例において、第1のレンズ保持枠12aより被写体側に固定レンズ17を設けた構成で説明したが、これは、別の光軸方向に駆動するレンズ保持枠が有っても良いし、第1のレンズ保持枠が一番物体側のレンズとなる構成であっても構わない。
また本実施例においては、カム部材11の被写体側において遮光回避形状部16を設ける方法を提案したが、これは像側において同様の構成にする、あるいは物体側と像側の両方で同様の構成にしても良い。
以下、図7から図9を参照して、本発明の第2の実施例による、2つのレンズ保持枠32a、32bを光軸方向に駆動させる際の、カム部材31の回転角度が360度、即ちちょうど1回転となるレンズ装置30について説明する。なお、第1の実施例と同等の構成については、その説明を省略し、図面においては同じ符号を付する。
図7は、本実施例におけるカム部材31の円筒面33の展開図である。ここで、第1のレンズ保持枠32aが像側に配置された状態において、第1のカムフォロア35aは、直線37の位相において第1のカムリフト溝34aと係合している。
ここで、仮に実施例1に示したようにレンズ装置30の光軸2とカム部材31の回転中心軸とを結ぶ平面内に、2つのレンズ保持枠32a、32bに設けた2つのカムフォロア35a、35bを配置したと仮定する。その場合、遮光回避形状部16は直線37上のカム部材31の被写体側端部付近に設ける必要があることになる。しかしながら、本実施例において、カム部材31の回転駆動範囲がちょうど1回転である場合を想定している。このため、第1のレンズ保持枠32aが被写体側に配置された際に、第1のカムリフト溝34aと、第1のカムフォロア35aとが係合する位相もまた、カム部材31の被写体側端部付近で直線37で示される位相となる。そのため、カム部材31に遮光回避形状部16を設けようとしても、この第1のカムリフト溝34aと重なってしまい、第1のカムリフト溝34aと遮光回避形状部16の両立は不可能になる。
この問題に対応するために、本実施例においては、図8に示すように、2つのカムフォロア35a、35bと、2つのカムリフト溝34a、34bとが係合するカム部材31における位相をずらし、2つのカムフォロア35a、35bを座標系OにおけるZ方向に平行になるように配置している。これは即ち、レンズ装置30の光軸2とカム部材31の回転中心軸とを結ぶ直線の位相と、カムフォロアがカムリフト溝と係合する位相をずらしている。すなわち、カムフォロアは、レンズ装置の光軸とカム部材31の回転軸とを含む平面内には配置されないようにレンズ保持枠が構成されている。
これによって、2つのカムフォロア35a、35bと、2つのカムリフト溝34a、34bとが、図7において直線37で示す位相で係合している時に、遮光回避形状部16が必要となる位相、すなわち第1のレンズ保持枠32aに近づく位相は、図7における直線38で示す位相となる。このため、第1のカムリフト溝34aが設けられた位相に重なることはなく、カム部材31に遮光回避形状部16を設けることが可能になる。
上記のように構成した場合において、第1のレンズ保持枠32aを像側から被写体側へ駆動した際の様子を(a)から(c)まで、順に示したのが図9である。
この場合においては、カム部材31における遮光回避形状部16が無い位相、即ち、図9(a)の際の有効光線通過領域9にカム部材31が係るのは、第1のレンズ保持枠32aの可動範囲においては中間の位置である。図9(b)は、この時の状態を示している。この図9(b)の状態における第1のレンズ保持枠32aと固定レンズ17との間の有効光線通過領域(矢印36で示す範囲)は、カム部材31と重なることはないようになっている。
このように、カム部材31の配置範囲に、有効光線通過領域9が係る回転位相において、カム部材31に遮光回避形状部16が構成されていれば、遮光回避形状部16範囲、位相はどこであっても良い。本実施例において、2つのカムフォロア35a、35bと、2つのカムリフト溝34a、34bの係合する位相を、光軸2とカム部材31の中心軸とを結ぶ位相から90度回した例を提示した。この位相をずらす角度は、遮光回避形状部16が、カム部材31によって有効光線を遮ることが無いように構成される範囲であればどんな角度であっても良い。また、本実施例においては、第1のカムフォロア35aと、第2のカムフォロア35bの双方をずらした例を提示したが、これは第1のカムフォロア35aのみ回転させるようにしても良い。
本発明のレンズ駆動装置を有するレンズ装置によって、本発明の効果を享受できる小型化とカムの延伸の両立したレンズ装置を実現することができる。また、本発明のレンズ駆動装置を有するレンズ装置と、該レンズ装置によって形成された光学像を受ける撮像素子を有する撮像装置によって、本発明の効果を享受できる撮像装置を実現することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
1:レンズ装置
3a:第1のレンズ群(光学素子)
4:固定枠(固定鏡筒)
11:カム部材
12a:第1のレンズ保持枠
14a:第1のカムリフト溝
15a:第1のカムフォロア
16:遮光回避形状部

Claims (6)

  1. レンズ装置であって、
    カムフォロアを有し、レンズを保持する保持枠と、
    前記レンズの光軸に沿った回転軸を有し、前記カムフォロアが係合しているカムリフトを有する円筒面を含むカム部材と、
    を有し、
    前記カム部材は、その物体側の端部において、前記カムリフトを含む第1部分と、前記第1部分を避けて光路を遮らないように形成された、前記カムリフトより前記回転軸に近い、または前記円筒面の欠損した第2部分とを含む、
    ことを特徴とするレンズ装置。
  2. 前記カム部材は、前記保持枠を最も像側に位置させた状態において、前記カムリフトの物体側の端が前記光軸の直下には位置しないように構成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
  3. 前記カム部材は、前記回転軸の周りの質量分布を調整するための穴または部分が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズ装置。
  4. 前記カムフォロアは、前記光軸と前記回転軸とを含む平面に関して一方の側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のレンズ装置。
  5. 前記第2部分は、物体側に向かうと前記回転軸に近くなる形状を有することを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか1項に記載のレンズ装置。
  6. 請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載のレンズ装置と、
    前記レンズ装置によって形成された像を受ける撮像素子と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
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