JP2575837B2 - ズームレンズの駆動機構 - Google Patents

ズームレンズの駆動機構

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JP2575837B2
JP2575837B2 JP63223139A JP22313988A JP2575837B2 JP 2575837 B2 JP2575837 B2 JP 2575837B2 JP 63223139 A JP63223139 A JP 63223139A JP 22313988 A JP22313988 A JP 22313988A JP 2575837 B2 JP2575837 B2 JP 2575837B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はズームレンズの駆動機構に係り、特に前群レ
ンズと後群レンズとから構成されるズームレンズのズー
ム駆動及びフォーカス駆動を行うズームレンズの駆動機
構に関する。
〔従来の技術〕
一般に、ズームレンズは、フォーカスレンズ群、バリ
エータレンズ群、コンペンセータレンズ群及びマスタレ
ンズ群の4群から構成されている。
従って、上記ズームレンズを通過する被写体像は、ま
ずフォーカスレンズ群によって結像され、この像はバリ
エータレンズ群で変倍されて結像される。更に、前記バ
リエータレンズ群によって変倍された結像は、その像点
移動がコンペンセータレンズ群によって補正された後、
ズーミングには参加せず停止しているマスタレンズ群に
よって被写体像として撮像デバイスの面に結像される。
かかるズームレンズは、例えばフォーカス環を回動さ
せフォーカスレンズ群を光軸方向に移動させることによ
り焦点調節を行い、ズーム環を回動させバリエータレン
ズ群とコンペンセータレンズ群を一定の関係で光軸方向
に移動させることにより焦点の移動がなく変倍できるよ
うになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記ズームレンズは4群のレンズ群から構
成されているため、焦点調節を行うためのフォーカスレ
ンズ群の移動と、ズーミング時のバリエータレンズ及び
コンペンセータレンズ群の移動とは互いに干渉すること
がない。しかし、ズームレンズが前群レンズと後群レン
ズの2群から構成されている場合、焦点調節時には前群
レンズのみを移動させ、ズーミング時には前群レンズ及
び後群レンズを同時に移動させなければならず、これら
の移動を互いに干渉させず、且つ簡単な構成で実現する
ことは困難であった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、前
群レンズと後群レンズから成るズームレンズの駆動を、
簡単且つコンパクトな機構で実現することができるズー
ムレンズの駆動機構を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前記目的を達成するために、それぞれ光軸方
向に移動自在に配設されたズームレンズを構成する第1
群レンズ及び第2群レンズと、前記ズームレンズの光軸
と平行に配設されたズーム軸と、前記ズーム軸に回転自
在に配設されその周囲に第1、第2のカム溝を有するズ
ームカム環であって、少なくとも前記第1のカム溝を有
する部分が中空に形成されたズームカム環と、前記ズー
ム軸に軸方向に移動自在に配設された第1群駆動部材で
あって、その一部が前記ズームカム環の中空部分に進入
するとともに、該進入部分に前記ズームカム環の第1の
カム溝と係合するカム従動子が配設された第1群駆動部
材と、前記第1群駆動部材に回転自在に配設され、前記
ズームカム環の中空部分に進入しない周囲にカム溝を有
するフォースカム環と、を備え、前記ズームカム環の第
1及び第2のカム溝にそれぞれ前記第1群駆動部材及び
第2群レンズに設けたカム従動子を係合させるととも
に、前記フォーカスカム環に形成されたカム溝に前記第
1群レンズに設けたカム従動子を係合させ、前記ズーム
カム環を回転させることにより、第1群レンズ及び第2
群レンズをそれぞれ一定の関係で光軸方向に移動させ、
前記フォーカスカム環を回転させることにより、第1群
レンズを光軸方向に移動させるようにしたことを特徴と
している。
〔作用〕
本発明によれば、第1群レンズと第2群レンズから成
るズームレンズの光軸と平行にズーム軸を配設し、この
ズーム軸にズームカム環を回転自在に配設するととも
に、第1群駆動部材を軸方向に移動自在に配設するよう
にしている。即ち、1つのズーム軸上に、ズームカム環
と第1群駆動部材とを併設している。更に、第1群駆動
部材とともにズーム軸方向に移動し且つ第1群駆動部材
に対して移動自在なフォーカスカム部材が設けられてい
る。そして、ズームカム環の第1及び第2のカム溝には
それぞれ第1群駆動部材及び第2群レンズに設けたカム
従動子が係合し、フォーカスカム部材のカム溝には第1
群レンズに設けたカム従動子が係合している。
従って、ズームカム環を回転させると、第1群駆動部
材及びフォーカスカム部材を介して、第1群レンズが移
動すると同時に第2群レンズが移動し、これによりズー
ミングが行われる。また、フォーカスカム部材を移動さ
せると、第1群レンズのみが移動し焦点調節が行われ
る。
〔実施例〕
以下添付図面に従って本発明に係るズームレンズの駆
動機構の好ましい実施例を詳説する。
第1図は本発明に係るズームレンズの駆動機構を含む
カメラ光学系の機構部の斜視図であり、第2図は第1図
の機構部をズームレンズ部100とファインダ部200とに分
離した状態を示す斜視図である。
〔ズームレンズの駆動機構〕
先ず、ズームレンズの駆動機構について説明する。第
3図は第2図に示したズームレンズ部100の断面図であ
り、ズームレンズの光軸の上側はズームレンズがテレ端
に位置している場合を示し、下側はワイド端に位置して
いる場合を示している。また、第4図はズームレンズの
駆動機構の主要部材の分解斜視図である。
第3図及び第4図に示すように、前摺動枠102A及び後
摺動枠104Aは、鏡胴本体106と、バリア108を備えた前固
定板110との間に配設された主ガイドバー112及び従ガイ
ドバー114によってそれぞれ光軸方向に摺動自在に案内
されている。
ここで、ズームレンズは前群レンズ102と後群レンズ1
04の2群から構成されており、前群レンズ102は、前レ
ンズ枠102B内に、レンズ102C、間隔環102D、レンズ102E
及び102Fを挿入したのち、押さえ環102Gが螺着され(第
5図(A)参照)、更に、この前レンズ枠102Bが前記前
摺動枠102Aに螺着されて構成されている。
一方、後群レンズ104は、後レンズ枠104B内に前方か
らレンズ104Cを装着し、後方からレンズ104D、104E、遮
光板104F及びレンズ104Gを挿入したのち、押え環104Hが
螺着され(第5図(B)参照)、更に、この後レンズ枠
104Bが前記後摺動枠104A内に挿入され後レンズ押え環10
4I(第5図(C)参照)により固定されて構成されてい
る。
次に、上記前群レンズ102及び後群レンズ104を移動さ
せるズームカム環120、前群駆動カラー130、フォーカス
カム環132について説明する。
第3図に示すように、ズームカム環120は、ズームレ
ンズの主ガイドバー112、従ガイドバー114と並設された
ズーム軸122に回転自在に配設され、前群駆動カラー130
もこのズーム軸122に軸方向に摺動自在に挿通されてい
る。また、フォーカスカム環132は前群駆動カラー130に
回転自在に配設されている。
即ち、ズーム軸122の略中央部にはEリング124Aが嵌
挿され、このEリング124Aの後方のズーム軸に、順次、
ばね押えワッシャ124B、ばね押え板124C、ばね124D及び
ズームカム環120が挿通され、またズームカム環120には
ギア126がねじ128、128によって固定されている(第6
図参照)。
一方、前群駆動カラー130には、順次、フォーカスカ
ム環132、ばね134A、ワッシャ134Bが挿通され、ワッシ
ャ134BはEリング134Cによって係止されている(第7図
参照)。即ち、フォーカスカム環132は、ばね134Aによ
って前群駆動カラー130の側面に当接するようにばね付
勢されている。尚、フォーカスカム環132にはギア136が
嵌合している。
そして、上記フォーカスカム環132を備えた前群駆動
カラー130は、第8図に示すようにズーム軸122に挿通さ
れ(第4図参照)、その後、ズームカム環120のカム溝1
20Aを通してローラ138A及び回り止めフォーク138Bを有
する作動軸138が前群駆動カラー130に植設される。
このようにして、ズームカム環120及び前群駆動カラ
ー130等が挿通されたズーム軸122は、第3図に示すよう
に、その一端が前固定板110に固定され、他端が調整カ
ラー140に挿入される。このとき、前述したように、ズ
ームカム環120とズーム軸122との間に配設したばね124D
により、ズームカム環120はその後端が調整カラー140の
先端に当接するように付勢され、ズーム軸122はその一
端が前固定板110に当接するように付勢される。
また、調整カラー140は、ズーム軸122の軸方向に移動
して、ズームカム環120をズーム軸122の軸方向の任意の
位置に固定できるようになっている。即ち、調整カラー
140には、第4図に示すように鏡胴本体106に形成された
カム溝106Aを通して調整ピン142が植設されており、こ
の調整ピン142をカム溝106Aに沿って移動させることに
より調整カラー140をズーム軸122の軸方向に進退させる
ことができる。そして、この調整カラー140は止めねじ1
44の締付けによって任意の位置で固定できるようになっ
ている。
さて、ズームカム環120には、第6図に示すように2
つのカム溝120A及び120Bが形成されており、カム溝120A
には第8図に示したように前群駆動カラー130に設けた
作動軸138上のローラ138Aが摺動可能に係合し、カム溝1
20Bには後摺動枠104Aに設けたローラ105が摺動可能に係
合している。
また、前群駆動カラー130に設けた作動軸138上に回り
止めフォーク138Bは、第3図に示すように主ガイドバー
112を挟むように取付けられており、これにより前群駆
動カラー130がズーム軸122の軸回り方向に回転しないよ
うになっている。尚、主ガイドバー112は、信頼性の高
い部材であり、この主ガイドバー112を回り止めとして
使用することにより、前群駆動カラー130のズーム軸122
上の軸回り方向の回り止め精度を高精度に維持すること
ができる。
一方、フォーカスカム環132には、第7図に示すよう
に、カム溝132Aが形成されており、このカム溝132Aには
第3図に示すように前摺動枠102Aに設けたローラ103が
摺動可能に係合している。
従って、ズームカム環120を回転させると、そのカム
溝120A及び120Bにローラ138A及び105が係合している前
群駆動カラー130及び後摺動枠104Aは、ズーム軸122の軸
方向に一定の関係をもって移動する。即ち、前群駆動カ
ラー130は、前述したように回り止めフォーク138Bによ
りズーム軸122の軸方向のみ移動することができ、この
前群駆動カラー130の移動に伴ってフォーカスカム環13
2、ローラ103、前摺動枠102Aを介して前群レンズ102が
移動し、また後摺動枠104Aの移動に伴って後群レンズ10
4が移動する。そして、これらのズームレンズを構成す
る前群レンズ102及び後群レンズ104は、ズーミング時に
上記ズームカム環120のカム溝120A、120Bにより焦点の
移動がないように相互に異なった動き方をする。
ここで、第3図からも明らかなように、ズームカム環
120はその一部(カム溝120Aが形成されている部分)が
中空に形成されており、この中空部120Cに前群駆動カラ
ー130及びフォーカスカム環132の一部が進入し得るよう
に構成されている。また、第6図に示すようにズームカ
ム環120のカム溝120A側の端部120Dは切り欠かれてお
り、これにより、フォーカスカム環132のカム溝132Aに
係合しているローラ103(第3図)とズームカム環120と
の干渉が回避できるようになっている。
即ち、上記構成のズームカム環120により、ズームレ
ンズの駆動機構のズーム軸方向の長さを短くすることが
できる。
一方、フォーカスカム環132を回転させると、そのカ
ム溝132Aにローラ103が係合している前摺動枠102A、即
ち前群レンズ102はガイドバー112、114の軸方向に移動
する。そして、この前群レンズ102の移動により、焦点
合わせが行われる。
尚、フォーカスカム環132に形成されているカム溝132
Aは、その回転角に対してリニアな溝であり、また、実
際に使用する回転角範囲を100゜とすると、その回転角
範囲の前後50゜を含む200゜の範囲にわたってカム溝132
Aが形成されている。このように、実際に使用する回転
範囲を大幅に越えてカム溝132Aを形成した理由は、ズー
ム調整を行うためである。
一般に、ズーミング時に焦点が移動しないようにズー
ムレンズのズーム調整が行われているが、このズーム調
整は以下のようにして行われる。
即ち、第3図に示したように、調整カラー140をズー
ム軸122の軸方向に移動させることにより、この調整カ
ラー140に当接するズームカム環120のズーム軸122上の
位置を調整する。これにより、前群レンズ102と後群レ
ンズ104の全体を光軸方向に移動させることができる。
一方、前群レンズ102と後群レンズ104の間隔の調整は、
上記フォーカスカム環132に形成されているカム溝132A
のうちの実際に使用する回転範囲、即ち、フォーカスカ
ム環132の焦点調節時における基準位置(ホームポジシ
ョン)を適宜設定することにより行われる。尚、このホ
ームポジションの設定の詳細については後述する。
第3図において、ズームレンズを通った光は、ビーム
スプリッタ150A、ローパスフィルタ150B及びシャッタ15
2を介してCCDセンサ154の受光面に結像される。このCCD
センサ154の受光面には被写体に対応した電荷が蓄積さ
れ、その電荷パターンに応じた電気信号が出力される。
そして、この電気信号は、図示しないビデオフロッピに
磁気記録される。
また、ビームスプリッタ150Aによって分岐された光
は、自動露光(AE)用のレンズ150G、150I、フレネルレ
ンズ150Lを介してAEセンサ156に受光される。このAEセ
ンサ156によって検出される受光光量により、後群レン
ズ104とビームスプリッタ150Aとの間に配設された絞り
板182は適宜の回動位置に回動制御される。尚、絞り板1
82は径の異なる複数の孔が形成されており、これらの孔
のうちいずれか一つが選択されることにより入射光量が
制御される。
第9図は上記光学系が収納されるプリズムボックス部
の分解斜視図であり、ビームスプリッタ150Aはプリズム
ボックス150の前方から挿入される。尚、ビームスプリ
ッタ150Aの上面側にはプリズムマスク150Eが挿入され、
下面側には押えばね150Fが挿入される。
また、ローパスフィルタ150Bはプリズムボックス150
の後方から挿入され、押え板150C及び150Dにより固定さ
れる。尚、第3図に示すように、CCDセンサ154はCCDホ
ルダ158に位置決めされたのち、遮光ゴム159Aを有する
押え板159によって固定され、その後、このCCDホルダ15
8はプリズムボックス150の後部に固定される。
一方、ビームスプリッタ150Aの上面に対向して、順次
レンズ150G、遮光シート150H、レンズ150I、レンズ押え
150Jがプリズムボックス150の上方から挿入され、最後
にAEセンサマスク150K及びフレネルレンズ150Lが固定さ
れたAEセンサ枠157がねじ止めされる。
次に、ズームカム環120を回転させるためのズーム駆
動部160、フォーカスカム環132を回転させるためのフォ
ーカス駆動部170、及び絞り板182を回転させるためのア
イリス駆動部180等について説明する。
これらの駆動部160、170、180は、第1図に示すよう
にそれぞれ鏡胴本体106の周囲に配設されている。尚、
アイリス駆動部180は、第1図上では図示されていな
い。
ズーム駆動部160は、第10図に示すようにズームモー
タ(ギアモータ)162、ギア列163、ズーム連動軸164上
のギア165、166等から構成されており、ズームモータ16
2からの出力は、ギア列163を介して減速されズーム連動
軸164上のギア165に伝達される。尚、ズーム連動軸164
上の他のギア166は、ズーミングに連動してファインダ
内の移動レンズを移動させるもので、その詳細について
は後述する。
ギア165は、第3図に示すように、ズームカム環120に
固定されたギア126に噛合しており、従ってズームモー
タ162が駆動されると、その駆動力はギア列163、ギア16
5、126を介してズームカム環120に伝達され、ズームカ
ム環120が回転させられる。このズームカム溝120が回転
すると、前述したように前群レンズ102と後群レンズは
一定の関係で光軸方向に移動し、ズーミングが行われ
る。
また、上記のようにして駆動されるズームレンズのズ
ーム情報は、以下のようにして検出される。
即ち、第11図(A)及び(B)に示すように後摺動枠
104Aにはブラシ167が取り付けられており、一方、この
ブラシ167が摺動するズームコード板168上には後摺動枠
104Aの絶対位置を示すズームコードが形成されている。
従って、ズームレンズのズーミング時に、後摺動枠104A
の移動に伴ってブラシ167がズームコード上を移動する
と、その移動位置に対応したコード信号(ズーム情報)
が得られる。尚、このズーム情報は、例えばAE系の制御
(ストロボ制御)に用いられる。また、ズームコード板
168には長孔168A、168A、168Aが形成されており、これ
によりズームコード板168は光軸Lの方向に移動できる
ようになっている。そして、このズームコード板168
は、例えばズームレンズをテレ端に移動させたときに所
望のズーム情報が出力されるようにその位置が調整され
たのち、ねじ169、169によって固定される。
フォーカス駆動部170は、第12図に示すようにAFモー
タ172、ギア部親板173Aとギア部上板173Bとの間のギア1
74、175を含むギア列、AF連動軸176上の遮光板177、AF
駆動カム178等から構成されている。
AFモータ172からの出力は、図示しないギア列を介し
て減速されてギア174に伝達されると共に、ギア174は噛
合するギア175に伝達される。ギア174はAF連動軸176に
固定されており、また、ギア175は第3図に示すように
フォーカスカム環132に固定されたギア136と噛合してい
る。
従って、AFモータ172が駆動されると、その駆動力は
図示しないギア列、及びギア174、175、136を介してフ
ォーカスカム環132に伝達され、フォーカスカム環132が
回転させられる。このフォーカスカム環132が回転する
と、前述したように前群レンズ102が光軸方向に移動
し、焦点調節が行われる。尚、ギア175は、ズーミング
により前群駆動カラー130とともにフォーカスカム環132
に固定されたギア136がズーム軸122の軸方向に移動して
もギア136と噛合し得る歯の長さを有している。
また、ギア174の回転により、AF連動軸176に固定され
た遮光板177及びAF駆動カム178も同時に回転する。ここ
で、遮光板177及びAF駆動カム178に対応してそれぞれフ
ォトインタラプタ及びリミットスイッチ(図示せず)が
設けられており、フォトインタラプタは遮光板177に形
成された切欠き177Aが所定の検出位置にくるとONし、リ
ミットスイッチはAF駆動カム178によってON−OFFする。
そして、これらのフォトインタラプタ及びリミットスイ
ッチは自動焦点調節時におけるホームポジション検出の
ために用いられる。
尚、AFモータ172はパルスモータであり、ホームポジ
ション検出時点からAFモータ172に出力されたパルス数
をカウントすることによりフォーカスカム環132の現在
位置を検出することができる。そして、測距手段によっ
て被写体までの距離を測定し、フォーカスカム環132の
回動位置が測定した距離に対応した位置にくるようにAF
モータ172を駆動することにより、自動焦点調節が行わ
れる。
また、第13図に示すように、遮光板177及びAF駆動カ
ム178は、AF連動軸カラー179Aに挿入されEリング179B
によって係止され、更にこのAF連動軸カラー179Aは、AF
連動軸176に挿入され、AF駆動カム178、AF連動軸カラー
179Aを貫通するネジ179CによってAF連動軸176上に固定
される(第12図)。尚、遮光板177等のAF連動軸176上の
取付位置は、例えばフォーカスカム環132が無限遠端に
対応する位置にあるとき、ホームポジション検出が行わ
れるように調整される。更に、AF駆動カム178は、パラ
ラックスを補正するためにファインダ内の対物レンズを
上下動させるが、その詳細については後述する。
アイリス駆動部180はバリア駆動部を兼ねており、第1
4図に示すようにアイリスモータ(パルスモータ)181、
孔183Aを有する地板183に回転自在に配設された絞り板1
82、アイリスモータ181と絞り板182との間に設けられた
ギア列184、バリア減速機186、駆動アーム188等から構
成されている。
アイリスモータ181は駆動軸の両端から出力が取り出
せるようになっており、一方の出力はギア列184を介し
て絞り板182に伝達され、他方の出力はバリア減速機186
を介して駆動アーム188に伝達される。
地板183の孔183Aはその中心がズームレンズの光軸と
一致しており、絞り板182には、前記地板183の孔183Aに
臨む径の異なる5つの孔182A、182B、…が等ピッチ間隔
に形成されている。そして、アイリスモータ181はAEセ
ンサ156によって検出される被写体からの受光光量に基
づいて制御され、所要の入射光量が得られるように絞り
板182のいずれかの孔が地板183の孔183Aに臨むように絞
り板182を回動させる。尚、絞り板182には切欠き182Cが
形成されており、この切欠き182Cを検出するフォトイン
タラプタ(図示せず)の出力により、自動露光制御にお
けるホームポジションが検出される。
一方、アイリスモータ181の出力は、バリア減速機186
で減速されたのち駆動アーム188に加えられ、該駆動ア
ーム186を回動させる。この駆動アーム186はその回動に
より、後述するようにバリア108を開閉させる。
尚、本発明は上記実施例に限らず、前群レンズ102と
後群レンズ104の前後を逆に構成してもよい。
〔バリアの開閉機構〕
次に、バリアの開閉機構について詳説する。
第15図(A)はバリア開閉機構の正面図であり、同図
(B)は第15図(A)の一部断面を含む底面図である。
これらの図面に示すように、バリアの開閉機構は、主
としてバリア108、引張りばね191、駆動板192、スイッ
チカム194、捩りばね195及び前述したアイリスモータ18
1によって駆動される駆動アーム186等から構成されてい
る。
バリア108は前固定板110に支軸108Aを中心にして回動
自在に配設されており、このバリア108は引張りばね191
によって前固定板110に形成された孔110Aを開放する方
向、即ち支軸108Aを中心にして時計回り方向に付勢され
ている。
駆動板182は前固定板110に回動自在に配設された駆動
軸193に固定されており、駆動板192にはバリア108に設
けられたピン108Bと係合する長孔192Aが形成されるとと
もに、駆動力が伝達されるピン192Bが植設されている。
スイッチカム194は前記駆動軸193に回動自在に配設さ
れ、リミットスイッチ196をON−OFFさせるためのカム部
194Aを有するとともに、ピン194Bが植立されている。捩
りばね195は、そのコイル部がスイッチカム194に挿通さ
れ、両端部がピン192B及び194Bを挟持するように係合し
ている。
また、アイリスモータ181によって駆動される駆動ア
ーム186の回動中心は、スイッチカム194が配設された駆
動軸193と同軸上にあり、この駆動アーム186はその回動
位置によりスイッチカム194の側面に当接できるように
なっている。
次に、上記構成のバリアの開閉機構の動作について説
明する。
第15図(A)はバリア閉状態を示している。この状態
では、引張りばね191の付勢力は、順次バリア108上のピ
ン108B、駆動板192、駆動板192上のピン192B、捩りばね
195、スイッチカム194上のピン194Bに伝達され、スイッ
チカム194を第15図(A)で反時計回り方向に回動させ
るように作用するが、スイッチカム194の側面には駆動
アーム186が当接しているため、スイッチカム194の回動
が阻止され、バリア閉状態が保持されている。また、こ
のときリミットスイッチ196のレバー196Aにはスイッチ
カム194のカム部194Aから所要の押圧力が加えられてい
ないため、リミットスイッチ196はOFFとなっている。
この状態から、駆動アーム186を第16図(A)に示す
位置まで反時計回り方向に回動させると、バリア108は
引張りばね191の付勢力により時計回り方向に回動して
半開し、また駆動アーム186を第16図(B)に示す位置
まで反時計回り方向に回動させると、バリア108は更に
時計回り方向に回動して全開する。尚、第16図(A)及
び(B)に示す状態ではリミットスイッチ196のレバー1
96Aはスイッチカム194のカム部194Aによって押圧され、
リミットスイッチ196はONとなっている。
第16図(B)に示す状態から駆動アーム186を更に反
時計回り方向に回動させると、バリア108はストッパ197
に当接してその回動が阻止されるため、駆動アーム186
はスイッチカム194の側面から離れる。そして、自動露
光制御は、バリア108が全開し駆動アーム186がスイッチ
カム194の側面から離れたのちの所定の領域において行
われる。
即ち、第15図(A)に示すバリア閉状態から第16図
(B)に示すバリア開状態までのバリア108を開閉させ
るためのアイリスモータ181の回転により、絞り板182は
2回転程度回転している。そして、例えば、絞り板182
が3回転した位置を自動露光制御のホームポジションと
し、その後の絞り板182の回転制御により露光制御が行
われる。尚、上記ホームポジションは、前記リミットス
イッチ196の出力がOFFからONに立ち上がったのち、絞り
板182に形成された切欠き182Cを検出するフォトインタ
ラプタから3回検出信号が出力された時点に基づいて検
出され、絞り板182の回動制御は前記ホームポジション
検出時点からアイリスモータ(パルスモータ)181に露
光制御に応じた数の駆動パルスを加えることによって行
われる。
一方、第16図(B)に示す状態から駆動アーム186を
時計回り方向に回動させると、その回転力は順次スイッ
チカム194上のピン194B、捩りばね195、駆動板192上の
ピン192B、駆動板192、バリア108上のピン108Bに伝達さ
れ、バリア108を引張りばね191の付勢力に抗して反時計
回り方向に回動させる。このようにして、バリア108が
第15図(A)に示すように全閉すると、リミットスイッ
チ196がOFFし、アイリスモータ191の回転が停止され
る。
尚、バリア108の閉動作中にバリア108の回動が障害物
によって阻止された場合には、バリア108とともに駆動
板192は停止するが、スイッチカム194は引き続き時計回
り方向に回動する。これにより、スイッチカム194上の
ピン194Bと駆動板192上のピン192Bとが離間し、ピン194
B及び192Bを挟持する捩りばね195の両端部が捩りばね19
5の付勢力に抗して徐々に開くようになる。従って、障
害物が除去されると、バリア108は捩りばね195の付勢力
によってスイッチカム194の回動位置に対応する位置に
瞬時に回動させられる。
〔パララックス補正機構及びズームファインダ〕
次に、パララックス補正機構及びズームファインダに
ついて説明する。第1図及び第2図に示すように、ファ
インダ部200はズームレンズ部100の上部に配置されてお
り、このファインダ部200は、更にファインダ親板部200
Aとその上部のファインダケース部200Bとに分けること
ができる。
ファインダ親板部200Aは、主としてズームレンズ部10
0のズーム駆動部160及びフォーカス駆動部170からの駆
動力をファインダケース部200Bに伝達する伝達手段とし
て機能する。第17図はこのファインダ親板部200Aの分解
斜視図である。
同図において、親板202上のピン202A、202B、202Cに
はそれぞれFカム204、Fカムフロワー206及びAF連動レ
バー部220が回動自在に挿通され、それらが脱落しない
ように押さえ部材208がねじ210、210によって親板202に
固定されている。尚、AF連動レバー部220と押さえ部材2
08との間には捩りばね212が配設され、この捩りばね212
によってAF連動レバー部220は矢印A方向に付勢されて
いる。
また、親板202にはF短レバー軸214を介してF中間レ
バー216が回動自在に配設され、F短レバー軸214はねじ
217、217によって親板202に固定されるブリッジ押さえ2
18により支持されている。
さて、Fカム204にはギア204Aが設けられており、こ
のギア204Aは第1図に示すようにズーム駆動部160にお
けるズーム連動軸164上のギア166と噛合している。ま
た、Fカムフロワー206はその下端部206AがFカム204の
カム面に摺接し、上端部206BがF中間レバー216の下端
部216Aに係合している。従って、ズーム駆動時に連動し
てFカム204が回動すると、Fカムフロワー206を介して
F中間レバー216が回動するようになる。
一方、AF連動レバー部220の下端部にはコロ228が設け
られており、このコロ228は第1図に示すようにフォー
カス駆動部170におけるAF連動軸176上のAF駆動カム178
に当接している。従って、自動焦点合わせに連動してフ
ォーカス駆動部170のAF駆動カム178が回動すると、AF連
動レバー部220は回動し、AF連動レバー部220の先端部22
0Aが略上下動する。
ここで、AF連動レバー部220について更に詳細に説明
する。
第18図に示すように、AF連動レバー部220は、ファイ
ンダAF連動レバー222と受動レバー224とを有し、これら
のレバー222と224は連動レバーカラー225及び偏心ピン2
26によって連結されている。また、受動レバー224の下
端部には前述したコロ228がローラ軸229によって取り付
けられている。
そして、受動レバー224は、偏心ピン226を回動させる
ことにより、ファインダAF連動レバー222に対し連動レ
バーカラー225を中心にわずかに回動することができる
ようになっている。即ち、ファインダAF連動レバー222
と受動レバー224とはその取付角度が微調整可能になっ
ており、この微調整により後述するパララックス補正が
良好に行われるようにしている。
ファインダーケース部200Bは、パララックス補正時に
上下動する対物レンズ232、ズーミングを行うための移
動レンズ234、ハーフレンズ236、接眼レンズ238から成
るファインダ光学系と、投光レンズ250、受光レンズ252
等を含む測距手段とを収納している。
第19図はこのファインダケース部200Bの分解斜視図で
あり、ファインダケース230の両側にはそれぞれ前記投
光レンズ250及び受光レンズ252が収納され、投光レンズ
250の後方には赤外線ダイオード(図示せず)が搭載さ
れる投光枠台254が配設され、受光レンズ252の後方には
図示しない2つのシリコンフォトダイオード(SPD)等
が配設されている。即ち、このファインダケース部200B
に設けられた測距手段は、アクティブ式の三角測量法を
採用しており、赤外線ダイオードから赤外光を被写体に
投光し、被写体で反射した赤外光を2つのSPDに入射
し、2つのSPDの出力比によって被写体までの距離を測
定する。
また、ファインダケース230の中央部には、順次対物
レンズ232、移動レンズ234、ハーフレンズ236、レチク
ル板237及び接眼レンズ238が収納されている。
対物レンズ232は、その移動枠232Aによってファイン
ダ光軸と直交する方向(上下方向)に移動自在に案内さ
れており、移動枠232Aは対物レンズ232を下方に付勢す
るための移動枠ばね232Bが配設されている。
移動レンズ234は、その移動枠234A及び移動枠押え234
B等によってファインダ光軸方向に移動自在に案内され
ている。この移動枠234Aの下面にはピンが設けられてお
り、このピンに枠レバー240の長孔240Aが係合してい
る。また、枠レバー240の基端部はレンズレバー242の回
動軸部に固定され、更にこのレンズレバー242は引張り
ばね244によって矢印A方向に付勢されている。
尚、第19図上で、246はAF基板、247は上蓋、248は下
蓋である。
さて、ファインダ親板部200A側に配設されたF中間レ
バー216の先端部は、レンズレバー242の下面に設けられ
たピン242Aに係合し得るようになっている。従って、ズ
ームレンズのズーム駆動時に連動してFカム204が回動
すると、Fカムフロワー206、F中間レバー216を介して
レンズレバー216が回動するようになる。そして、この
レンズレバー216の回動により枠レバー240が回動し、枠
レバー240の先端部の長孔240にピンが係合している移動
枠234A、即ち移動レンズ234はファインダ光軸方向に移
動させれる。これにより、ファインダの画角はズームレ
ンズの画角と一致させられる。尚、ズームレンズがテレ
側に駆動させられると、移動レンズ234は後方に移動
し、ズームレンズがワイド側に駆動させられると、移動
レンズ234は前方に移動する。
一方、ファインダ親板部200A側に配設されたAF連動レ
バー部220の先端部220Aは対物レンズ232の下端に当接し
得るようになっている。従って、自動焦点合わせに連動
してフォーカス駆動部170のAF駆動カム178が回動する
と、AF連動レバー部220が回動する。そして、このAF連
動レバー部220の回動によりその先端部220Aが略上下動
し、対物レンズ232を上下動させ、これにより、パララ
ックス補正を行うようにしている。
尚、ズームレンズの焦点が無限遠隔で合焦している場
合には、AF連動レバー部220により対物レンズ232は移動
枠ばね232Bの付勢力に抗して上端に押し上げられてお
り、ズームレンズの焦点が至近側で合焦するにしたがっ
て対物レンズ232は下降させられる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係るズームレンズの駆
動機構によれば、第1群レンズと第2群レンズから成る
ズームレンズの光軸と並行にズーム軸を配設し、第1群
レンズ及び第2群レンズを移動させるズームカム環と、
第1群レンズを移動させるフォーカスカム部材を有する
第1群駆動部材とを前記ズーム軸上に併設するようにし
たため、ズームレンズのズーム駆動及びフォーカス駆動
を簡単且つコンパクトな機構で実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るズームレンズの駆動機構を含むカ
メラ光学系の機構部の斜視図、第2図は第1図の機構部
をズームレンズ部とファインダ部とに分離した状態を示
す斜視図、第3図は第2図に示したズームレンズ部の断
面図、第4図はズームレンズの駆動機構の主要部材の分
解斜視図、第5図(A)及び(B)はそれぞれ前群レン
ズ及び後群レンズの分解斜視図、同図(C)は後レンズ
押え環の斜視図、第6図はズーム軸に挿通されるズーム
カム環等の分解斜視図、第7図は前群駆動カラー、フォ
ーカスカム環等の分解斜視図、第8図はズーム軸上への
ズームカム環、前群駆動カラーの取付態様を示す斜視
図、第9図はプリズムボックス部の分解斜視図、第10図
はズーム駆動部の斜視図、第11図(A)及び(B)はそ
れぞれズーム情報検出部の正面図及び平面図、第12図は
フォーカス駆動部の斜視図、第13図はフォーカス駆動部
のAF連動軸に配設される遮光板、AF駆動カム等の分解斜
視図、第14図はアイリス駆動部の斜視図、第15図(A)
はバリアの開閉機構の正面図、同図(B)は同図(A)
の一部断面を含む底面図、第16図(A)及び(B)はそ
れぞれバリア半開及びバリア全開状態を示すバリアの開
閉機構の正面図、第17図はファインダ親板部の分解斜視
図、第18図はAF連動レバー部の分解斜視図、第19図はフ
ァインダケース部の分解斜視図である。 102……前群レンズ、104……後群レンズ、112……主ガ
イドバー、114……従ガイドバー、120……ズームカム
環、120A、120B、132A……カム溝、122……ズーム軸、1
30……前群駆動カラー、132……フォーカスカム環。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金森 信乃 東京都港区西麻布2丁目26番30号 富士 写真フイルム株式会社内 (72)発明者 森住 雅明 埼玉県大宮市植竹町1丁目324番地 富 士写真光機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−132809(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ光軸方向に移動自在に配設された
    ズームレンズを構成する第1群レンズ及び第2群レンズ
    と、 前記ズームレンズの光軸と平行に配設されたズーム軸
    と、 前記ズーム軸に回転自在に配設されその周囲に第1、第
    2のカム溝を有するズームカム環であって、少なくとも
    前記第1のカム溝を有する部分が中空に形成されたズー
    ムカム環と、 前記ズーム軸に軸方向に移動自在に配設された第1群駆
    動部材であって、その一部が前記ズームカム環の中空部
    分に進入するとともに、該進入部分に前記ズームカム環
    の第1のカム溝と係合するカム従動子が配設された第1
    群駆動部材と、 前記第1群駆動部材に回転自在に配設され、前記ズーム
    カム環の中空部分に進入しない周囲にカム溝を有するフ
    ォーカスカム環と、 を備え、前記ズームカム環の第1及び第2のカム溝にそ
    れぞれ前記第1群駆動部材及び第2群レンズに設けたカ
    ム従動子を係合させるとともに、前記フォーカスカム環
    に形成されたカム溝に前記第1群レンズに設けたカム従
    動子を係合させ、前記ズームカム環を回転させることに
    より、第1群レンズ及び第2群レンズをそれぞれ一定の
    関係で光軸方向に移動させ、前記フォーカスカム環を回
    転させることにより、第1群レンズを光軸方向に移動さ
    せるようにしたことを特徴とするズームレンズの駆動機
    構。
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