JP6995558B2 - 調理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、システムキッチンのカウンタトップに組み込む調理装置に関する。
この種の調理装置は、内部に加熱部等が収容された箱形状の本体ケースを備えており、システムキッチンのカウンタトップに開設された調理装置設置用開口に本体ケースを落とし込むようにして設置される。
しかし、調理装置設置用開口と本体ケースの周壁との間には、通常は隙間が形成されているため、本体ケースを調理装置設置用開口に落とし込んだだけでは、調理装置がカウンタトップに固定されない。
そこで、調理装置設置用開口の内周面に当接する固定金具を本体ケースの周壁に設けたものが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。このものでは、調理装置設置用開口に本体ケースを落とし込んだときに、本体ケースと調理装置設置用開口との間の隙間に固定金具が介入し、固定金具が調理装置設置用開口の内周面に当接する。
これにより、本体ケースの移動が固定金具により規制され、本体ケースが調理装置設置用開口に嵌め込まれた状態となって、調理装置がカウンタトップに固定される。
特開2013-104587号公報
しかし、システムキッチンのカウンタトップに開設された調理装置設置用開口は、通常平面視四角形状であるが、多様な調理装置に対応させるために、比較的大きめな開口面積に形成されている場合がある。このため、調理装置設置用開口と本体ケースの周壁との間に、比較的大きな隙間が形成されることがある。
そして、調理装置設置用開口と本体ケースの周壁との間の隙間が比較的大きく形成されている場合には、当該隙間に固定金具が介入しても、固定金具が調理装置設置用開口の内周面に当接せず、カウンタトップへの調理装置の固定が不十分となる不都合があった。
上記の点に鑑み、本発明は、システムキッチンのカウンタトップに開設された調理装置設置用開口に、本体ケースを確実に固定することができる調理装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明システムキッチンのカウンタトップに開設された調理装置設置用開口に嵌め込まれる本体ケースと、該本体ケースを前記調理装置設置用開口に固定する固定手段とを備える調理装置において、前記固定手段は、前記本体ケースの周壁から前記調理装置設置用開口の内周面に向かって移動自在に設けられて前記調理装置設置用開口の内周面に当接することにより前記本体ケースを固定状態とする当接部材と、該当接部材の移動量を調整する調整具とを備え、前記調整具は、軸線が前記調理装置設置用開口の内周面に向って延びる姿勢のネジ軸と、前記本体ケースに設けられて前記ネジ軸を回動自在の螺合状態で支持する支持部と、前記本体ケースの周壁と前記当接部材との間に位置するネジ頭とを備え、前記当接部材は、前記ネジ頭に対応する位置に、前記ネジ頭よりも小径の貫通孔を有し、前記調整具は、前記ネジ軸が回動に伴って前記本体ケースの周壁と前記当接部材との間で軸線方向に進出することにより、前記ネジ頭が前記当接部材を押圧して該当接部材の移動量を調整することを特徴とする
また、このように構成する場合においては、前記貫通孔は、上下方向に長径となる楕円形状であることが好ましい。
本発明の固定手段は、調整具によって、当接部材を調理装置設置用開口の内周面に当接する位置まで移動させることができる。これにより、調理装置設置用開口と本体ケースの周壁との間の隙間が比較的大きく形成されている場合には、調整具によって当接部材の位置を調整して、当接部材を調理装置設置用開口の内周面に当接させることができ、調理装置設置用開口に、本体ケースを確実に固定することができる。
また、上記構成によると、ネジが直接当接部材を押圧して移動させる構成であるため、部品点数が少なく製造容易とすることができ、コストの増加も抑えることができる。
また、かかる目的を達成するために、本発明システムキッチンのカウンタトップに開設された調理装置設置用開口に嵌め込まれる本体ケースと、該本体ケースを前記調理装置設置用開口に固定する固定手段とを備える調理装置において、前記固定手段は、前記本体ケースの周壁から前記調理装置設置用開口の内周面に向かって移動自在に設けられて前記調理装置設置用開口の内周面に当接することにより前記本体ケースを固定状態とする当接部材と、該当接部材の移動量を調整する調整具とを備え、前記固定手段の前記当接部材は、前記本体ケースの周壁に連結する連結部と、該連結部から前記本体ケースの周壁に対向する平滑面とを備えて、前記連結部を支点として前記平滑面が前記本体ケースの周壁から離反する方向に搖動自在に設けられ、前記調整具は、軸線が前記本体ケースの周壁に沿って延びるネジ軸と、前記本体ケースの周壁に設けられて前記ネジ軸を回動自在に支持する支持部と、前記ネジ軸に螺合状態で支持されて前記平滑面に摺接しつつ移動する移動部材とを備え、前記ネジ軸の回動に伴って移動する移動部材が、前記平滑面を介して前記当接部材を押圧して該当接部材の移動量を調整することを特徴とする
本発明の固定手段は、調整具によって、当接部材を調理装置設置用開口の内周面に当接する位置まで移動させることができる。これにより、調理装置設置用開口と本体ケースの周壁との間の隙間が比較的大きく形成されている場合には、調整具によって当接部材の位置を調整して、当接部材を調理装置設置用開口の内周面に当接させることができ、調理装置設置用開口に、本体ケースを確実に固定することができる。
また、上記構成によると、移動部材が当接部材の前記他端側(当接部材の移動側)の位置にあるときは、当接部材の本体ケースからの離間距離が小さいが、移動部材が当接部材の一端側(本体ケースへの連結側)の位置に移動すると、当接部材の本体ケースからの離間距離が大きくなる。ネジ軸を回転させると、回転方向に応じて移動部材が当接部材の平滑面に摺接しつつ何れかに移動する。移動部材の位置を変更することにより、移動部材の位置に応じて当接部材が移動する。
そして、ネジ軸を、その軸線が本体ケースの周壁に沿って、例えば上下方向に延びる姿勢で設けることで、当接部材を移動させる際のネジ軸の回転操作が容易に行えるようにすることができる。即ち、一般にネジ軸は、回転操作を行う際にドライバー等の工具を差し込むためのネジ頭が設けられるが、ネジ軸は、軸線が上下方向に延びる姿勢であるので、ネジ頭がネジ軸の上端(又は下端)に設けられることとなる。これにより、当接部材を移動させる際のネジ軸の回転操作は、ネジ頭が設けられる上方(又は下方)から行うことができるので、本体ケースの内側から有壁を貫く方向に延びるネジ軸を回転操作する場合に比べて調整作業が容易となる。
また、かかる目的を達成するために、本発明システムキッチンのカウンタトップに開設された調理装置設置用開口に嵌め込まれる本体ケースと、該本体ケースを前記調理装置設置用開口に固定する固定手段とを備える調理装置において、前記固定手段は、前記本体ケースの周壁から前記調理装置設置用開口の内周面に向かって移動自在に設けられて前記調理装置設置用開口の内周面に当接することにより前記本体ケースを固定状態とする当接部材と、該当接部材の移動量を調整する調整具とを備え、前記固定手段は、前記本体ケースの周壁と前記当接部材との間で前記調理装置設置用開口の内周面に向って移動自在の可動部材と、前記本体ケースに設けられて前記可動部材を移動自在に支持する支持部と、該支持部に設けられて前記可動部材を所望の位置で前記支持部に解除自在に固定する固定部材とを備え、前記可動部材は、前記固定部材による固定を解除した状態で移動させることにより、前記当接部材を押圧して該当接部材の移動量を調整することを特徴とする
本発明の固定手段は、調整具によって、当接部材を調理装置設置用開口の内周面に当接する位置まで移動させることができる。これにより、調理装置設置用開口と本体ケースの周壁との間の隙間が比較的大きく形成されている場合には、調整具によって当接部材の位置を調整して、当接部材を調理装置設置用開口の内周面に当接させることができ、調理装置設置用開口に、本体ケースを確実に固定することができる。
また、上記構成によると、固定部材による固定を解除した状態であれば、可動部材を所望の位置に迅速に移動させることができる。よって、可動部材の移動操作により、調理装置設置用開口の内周面に当接する位置に当接部材を迅速に移動させることができる。
また、本発明において、前記固定手段の前記当接部材は、一端が前記本体ケースの周壁に連結され、他端側が前記調理装置設置用開口の内周面に向かって移動自在とされていることが好ましい。
例えば、本体ケースを調理装置設置用開口に落とし込むようにして(本体ケースの底側から調理装置設置用開口に挿入して)カウンタトップに嵌め込む場合、当接部材の一端として下端を本体ケースの周壁に連結し、他端側として上端側を前記調理装置設置用開口の内周面に向かって移動自在とする。
これにより、当接部材の連結された下端側が本体ケースの周壁に近接或いは密着する状態を形成することができる。そして、本体ケースを調理装置設置用開口に落とし込むとき、本体ケースの周壁に近接或いは密着している当接部材の下端側から調理装置設置用開口に挿入することができ、当接部材と調理装置設置用開口との不用意な接触を防止して本体ケースの調理装置設置用開口への設置作業を円滑に行うことができる。
しかも、当接部材の上端側は、調整具によって予め調理装置設置用開口の内周面に当接する位置に移動させておくことができるので、調理装置設置用開口内の本体ケースは、当接部材の上端側が調理装置設置用開口の内周面に当接して確実に固定される。
また、本発明における前記当接部材は、一部又は全部が弾性材料を用いて構成されていることが好ましい。
これによれば、当接部材が調理装置設置用開口の内周面に弾発的に当接するので、調整具による当接部材の位置調整に多少の誤差が生じても、当該誤差を当接部材の弾性により吸収することができ、本体ケースを調理装置設置用開口に確実に固定することができる。
本発明の実施形態のガスコンロを示す平面図。 本実施形態のガスコンロの本体ケースの設置状態を示す説明的斜視図。 本実施形態のガスコンロの本体ケースの一部と固定手段の説明的斜視図。 本実施形態における固定手段の説明的断面図。 本発明における固定手段の変形例を示す説明的断面図。 本発明における固定手段の他の変形例を示す説明的斜視図。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の調理装置の実施形態であるガスコンロ1を示している。ガスコンロ1は、システムキッチンのカウンタトップ2に組み込まれ、上面が矩形板状の天板3により覆われる。天板3上には、ガスコンロ1の調理のための構成部品であるコンロバーナ4、五徳5、及び操作つまみ6が露出する。調理の際には、五徳5上に鍋等の調理容器を載置してコンロバーナ4により加熱する。コンロバーナ4の点火・消火、及び火力調節は、操作つまみ6の操作により行う。
ガスコンロ1は、本体ケース7を備えている。本体ケース7は、図2に示すように、底部8と、底部8の周縁から起立する周壁9と、周壁9の上縁から外側に張り出すフランジ部10とを備えている。
そして、図1に示すように、本体ケース7は、カウンタトップ2に形成された調理装置設置用開口11に落とし込まれ、カウンタトップ2の調理装置設置用開口11の外周上面にフランジ部10が着座して、カウンタトップ2に保持された状態となる。
カウンタトップ2の調理装置設置用開口11は、その開口形状が本体ケース7の周壁9の平面視形状と同様に平面視矩形状に形成されているものの、ガスコンロ1の本体ケース7の胴回り寸法(周壁9外側全周の長さ寸法)よりも大き目に開口している。このため、調理装置設置用開口11の内周面11a(図4参照)と本体ケース7の周壁9との間には、隙間が形成され、このままでは、本体ケース7に位置ズレやガタツキが生じるおそれがある。
そこで、本体ケース7の周壁9の一部には固定手段12が設けられている。固定手段12は、図3及び図4に示すように、当接部材13と、調整ネジ14とを備えている。当接部材13は、帯板状のバネ材(弾性材料)により形成されている。当接部材13は、本体ケース7の周壁9にねじ止めされた連結部15を下端部に備え、上方に向かって本体ケース7の周壁9から次第に離反する傾斜姿勢とされている。これにより、当接部材13の上端側が本体ケース7の周壁9に向かって弾発的に移動自在とされている。なお、当接部材13は、本体ケース7の外側に向かって膨出するような湾曲形状部分を、上下方向の略全長或いは部分的に備えていてもよい。
また、当接部材13の上端部に対応する本体ケース7のフランジ部10には、切欠き16が形成されている。この切欠き16を介して当接部材13の位置が確認でき、これによって調理装置設置用開口11の内周面11aへの当接部材13の当接状態を確認することができる。
図4に示すように、調整ネジ14は、ネジ軸14aと、工具によって回転操作を行うためのネジ頭14bとを備えている。調整ネジ14のネジ軸14aは、本体ケース7の周壁9に形成された孔状の支持部17に螺合している。調整ネジ14のネジ頭14bは、本体ケース7の周壁9の外側に配置されている。
調整ネジ14のネジ軸14aは、その軸方向が水平となる姿勢で本体ケース7の周壁9に交差しており、支持部17は、ネジ軸14aの回転により調整ネジ14のネジ頭14bが水平方向に進出するように、調整ネジ14を支持している。なお、調整ネジ14と支持部17とは本発明の調整具を構成している。
図3及び図4に示すように、当接部材13には、調整ネジ14のネジ頭14bに対応する位置に、ネジ頭14bよりも小径で且つ上下方向に長径となる楕円形状の貫通孔18が形成されている。この貫通孔18は、ドライバー等の工具を用いて調整ネジ14を回転操作するときに、工具を貫通させて工具先端をネジ頭14bに係止連結するためのものである。貫通孔18がネジ頭14bより小径であることにより、ネジ軸14aの進出移動に応じてネジ頭14bが当接部材13を押圧する。このとき、当接部材13の搖動に伴いネジ頭14bに対して貫通孔18の位置がずれるが、貫通孔18が楕円形状であることにより、常にネジ頭14bを貫通孔18を介して臨むことができる。
上記構成の固定手段12によれば、図4に示すように、ネジ軸14aを回転させるだけで当接部材13の移動量を精度よく調整することができる。そして、当接部材13をカウンタトップ2の調理装置設置用開口11の内周面11aに当接させることにより、本体ケース7を調理装置設置用開口11に固定することができる。
また、当接部材13がバネ材であることにより、当接部材13の位置調整に多少の誤差が生じても、当該誤差を当接部材13の弾性により吸収することができ、本体ケース7を調理装置設置用開口11に確実に固定することができる。
なお、調整ネジ14は、図示しないが、ネジ頭14bを本体ケース7の内部に配置して、本体ケース7の内部から工具による調整ネジ14の回転操作を行い、調整ネジ14の先端を本体ケース7の周壁9から進出させて当接部材13を押圧するように設けてもよい。この場合には、当接部材13に工具を通過させるための貫通孔18が不要となるが、本体ケース7の内部にはガスコンロ1の構成部品が収容されているため、これらの部品への干渉を防止して調整ネジ14の回転操作が行えるスペースを確保する必要がある。
また、本発明による固定手段は、上記の構成に限らない。その変形例を挙げると、図5に示すように、固定手段20は、当接部材21と、昇降部材22(移動部材)と、調整ネジ23とを備えている。当接部材21は、帯板状のバネ材(弾性材料)により形成されており、本体ケース7の周壁9にねじ止めされた連結部24から上方に向かって傾斜する姿勢とされて、その上端側が弾発的に移動自在となっている。
当接部材21の本体ケース7の周壁9に対向する面は、平滑面となっており、昇降部材22の先端が当接部材21の平滑面に接している。昇降部材22は、本体ケース7の周壁9に形成された孔部25を介してその基端部が調整ネジ23のネジ軸23aに螺合しており、ネジ軸23aの回転に応じて上下動する。本体ケース7の周壁9に形成された孔部25は、昇降部材22の上下動する領域に対応し、昇降部材22の上下動を妨げないようになっている。
調整ネジ23は、ネジ軸23aが上下方向に延び、上端にネジ頭23bが配置されて、支持フレーム26(支持部)に回動自在に支持されている。支持フレーム26は、当接部材21と共に本体ケース7の周壁9にねじ止めされている。なお、本変形例においては、昇降部材22と、調整ネジ23と、支持フレーム26(支持部)とによって、本発明の調整具を構成している。
調整ネジ23を回転させると、ネジ軸23aに沿って昇降部材22が上下動し、これによって、当接部材21の上端側が移動する。昇降部材22の位置に応じて、当接部材21と本体ケース7の周壁9との間の距離が変化し、これによって、当接部材21の移動量が調整される。
即ち、調整ネジ23を反時計回りに回転させると、昇降部材22が下方に移動する。このとき、当接部材21の連結部24に向かって移動する昇降部材22が当接部材21を本体ケース7の周壁9から離反させる方向に押圧し、これに伴って当接部材21が移動する。本体ケース7のフランジ部10には、当接部材21に対応する切欠き16が形成されており、切欠き16を介して当接部材21の移動量が確認できる。
この変形例による固定手段20を採用することにより、ネジ軸23aを回転させて容易に当接部材21の移動量を精度よく調整することができる。そして、当接部材21をカウンタトップ2の調理装置設置用開口11の内周面11aに当接させることにより、本体ケース7を調理装置設置用開口11に固定することができる。また、当接部材21がバネ材であることにより、当接部材21の位置調整に多少の誤差が生じても、当該誤差を当接部材21の弾性により吸収することができ、本体ケース7を調理装置設置用開口11に確実に固定することができる。更に、調整ネジ23のネジ軸23aが上下に延びる姿勢に設けられていて、ネジ頭23bが上端に配置されているので、本体ケース7の上方から調整ネジ23の回転操作を行うことができ、その作業が極めて容易である。
また、他の変形例として、図6に示すように、固定手段30は、当接部材31と、可動部材32と、ネジ部材33(固定部材)とを備えている。当接部材31は、帯板状のバネ材(弾性材料)により形成されており、本体ケース7の周壁9にねじ止めされた連結部34から上方に向かって傾斜する姿勢とされて、その上端側が弾発的に移動自在となっている。
可動部材32は、硬質の帯板状に形成されており、支持フレーム35(支持部)の上面に、ネジ部材33を介して連結された状態で支持されている。ネジ部材33は、可動部材32に形成された長穴36を介して支持フレーム35に螺着されている。長穴36は、可動部材の移動方向に沿って延びる形状に形成されている。可動部材32は、ネジ部材33を緩めた状態で、支持フレーム35の上面を移動自在とされ、ネジ部材33を緩めた状態で支持フレーム35に締結されて固定される。
可動部材32の先端部分は、本体ケース7のフランジ部10の上面に沿って移動する。当接部材31の上端は切欠き16を介してフランジ部10の上方に突出しており、可動部材32の先端縁は、フランジ部10の上方に突出する当接部材31の上端を押圧する。
なお、本変形例においては、可動部材32と、ネジ部材33(固定部材)と、支持フレーム35(支持部)とによって、本発明の調整具を構成している。
この変形例による固定手段30を採用することにより、ネジ部材33による固定を解除した可動部材32を移動させて迅速に当接部材31を所望の位置まで移動させることができる。そして、当接部材31をカウンタトップ2の調理装置設置用開口11の内周面11aに当接させることにより、本体ケース7を調理装置設置用開口11に固定することができる。また、当接部材31がバネ材であることにより、当接部材31の位置調整に多少の誤差が生じても、当該誤差を当接部材31の弾性により吸収することができ、本体ケース7を調理装置設置用開口11に確実に固定することができる。更に、ネジ部材33を回転させる作業が上方から行えるので、その作業を極めて容易に行うことができる。
また、本実施形態及び変形例で採用した当接部材13,21,31は、何れも上下方向に延びる姿勢に設けられていて、下端が本体ケース7に連結され、上端側が移動自在に設けられている。しかし、本発明における当接部材は、これに限るものではなく、図示しないが、上端が本体ケース7に連結され、下端側が移動自在に設けられていてもよい。或いは、本発明における当接部材は、横方向に延びる姿勢に設けることも妨げるものではなく、一端が本体ケース7に連結され、他端側が移動自在に設けられていればよい。
また、本実施形態においては、ガスコンロ1について説明したが、本発明は、ガスコンロ1に限るものではなく、例えば、電磁調理器や電気コンロ等の他の調理装置にも採用できる。
1…ガスコンロ(調理装置)、2…カウンタトップ、7…本体ケース、11…調理装置設置用開口、11a…内周面、12,20,30…固定手段、13,21,31…当接部材、14a,23a…ネジ軸、15,24,34…連結部、17…支持部、22…昇降部材(移動部材)、26,35…支持フレーム(支持部)、32…可動部材、33…ネジ部材(固定部材)。

Claims (6)

  1. システムキッチンのカウンタトップに開設された調理装置設置用開口に嵌め込まれる本体ケースと、該本体ケースを前記調理装置設置用開口に固定する固定手段とを備える調理装置において、
    前記固定手段は、前記本体ケースの周壁から前記調理装置設置用開口の内周面に向かって移動自在に設けられて前記調理装置設置用開口の内周面に当接することにより前記本体ケースを固定状態とする当接部材と、該当接部材の移動量を調整する調整具とを備え、
    前記調整具は、軸線が前記調理装置設置用開口の内周面に向って延びる姿勢のネジ軸と、前記本体ケースに設けられて前記ネジ軸を回動自在の螺合状態で支持する支持部と、前記本体ケースの周壁と前記当接部材との間に位置するネジ頭とを備え、
    前記当接部材は、前記ネジ頭に対応する位置に、前記ネジ頭よりも小径の貫通孔を有し、
    前記調整具は、前記ネジ軸回動に伴って前記本体ケースの周壁と前記当接部材との間で軸線方向に進出することにより、前記ネジ頭が前記当接部材を押圧して該当接部材の移動量を調整することを特徴とする調理装置。
  2. 請求項1に記載の調理装置において、
    前記貫通孔は、上下方向に長径となる楕円形状であることを特徴とする調理装置。
  3. システムキッチンのカウンタトップに開設された調理装置設置用開口に嵌め込まれる本体ケースと、該本体ケースを前記調理装置設置用開口に固定する固定手段とを備える調理装置において、
    前記固定手段は、前記本体ケースの周壁から前記調理装置設置用開口の内周面に向かって移動自在に設けられて前記調理装置設置用開口の内周面に当接することにより前記本体ケースを固定状態とする当接部材と、該当接部材の移動量を調整する調整具とを備え、
    前記固定手段の前記当接部材は、前記本体ケースの周壁に連結する連結部と、該連結部から前記本体ケースの周壁に対向する平滑面とを備えて、前記連結部を支点として前記平滑面が前記本体ケースの周壁から離反する方向に搖動自在に設けられ、
    前記調整具は、軸線が前記本体ケースの周壁に沿って延びるネジ軸と、前記本体ケースの周壁に設けられて前記ネジ軸を回動自在に支持する支持部と、前記ネジ軸に螺合状態で支持されて前記平滑面に摺接しつつ移動する移動部材とを備え、
    前記ネジ軸の回動に伴って移動する移動部材が、前記平滑面を介して前記当接部材を押圧して該当接部材の移動量を調整することを特徴とする調理装置。
  4. システムキッチンのカウンタトップに開設された調理装置設置用開口に嵌め込まれる本体ケースと、該本体ケースを前記調理装置設置用開口に固定する固定手段とを備える調理装置において、
    前記固定手段は、前記本体ケースの周壁から前記調理装置設置用開口の内周面に向かって移動自在に設けられて前記調理装置設置用開口の内周面に当接することにより前記本体ケースを固定状態とする当接部材と、該当接部材の移動量を調整する調整具とを備え、
    前記固定手段は、前記本体ケースの周壁と前記当接部材との間で前記調理装置設置用開口の内周面に向って移動自在の可動部材と、前記本体ケースに設けられて前記可動部材を移動自在に支持する支持部と、該支持部に設けられて前記可動部材を所望の位置で前記支持部に解除自在に固定する固定部材とを備え、
    前記可動部材は、前記固定部材による固定を解除した状態で移動させることにより、前記当接部材を押圧して該当接部材の移動量を調整することを特徴とする調理装置。
  5. 請求項1~4の何れか1項記載の調理装置において、
    前記固定手段の前記当接部材は、一端が前記本体ケースの周壁に連結され、他端側が前記調理装置設置用開口の内周面に向かって移動自在とされていることを特徴とする調理装置
  6. 請求項1~5の何れか1項記載の調理装置において、
    前記当接部材は、一部又は全部が弾性材料を用いて構成されていることを特徴とする調理装置。
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Citations (1)

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