JP2017214794A - 調整戸車 - Google Patents

調整戸車 Download PDF

Info

Publication number
JP2017214794A
JP2017214794A JP2016110381A JP2016110381A JP2017214794A JP 2017214794 A JP2017214794 A JP 2017214794A JP 2016110381 A JP2016110381 A JP 2016110381A JP 2016110381 A JP2016110381 A JP 2016110381A JP 2017214794 A JP2017214794 A JP 2017214794A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner frame
adjustment
pair
height
wheel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016110381A
Other languages
English (en)
Inventor
正史 吉村
Masashi Yoshimura
正史 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaken Hanbai Co Ltd
Original Assignee
Kaken Hanbai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kaken Hanbai Co Ltd filed Critical Kaken Hanbai Co Ltd
Priority to JP2016110381A priority Critical patent/JP2017214794A/ja
Publication of JP2017214794A publication Critical patent/JP2017214794A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)

Abstract

【課題】調整戸車の構成をできるだけ簡易にすること、および、車輪の高さ調整の操作を容易に行えるようにすること。
【解決手段】調整戸車10は、車輪11と、車輪11を回転自在に支持している内枠12と、内枠12をスイング可能に内設している外枠13と、一対の外側壁20間に設けられ、外枠13に対する内枠12のスイング角度を規制することにより、外枠13から突出する車輪11の高さを調整する高さ調整機構14を有する。高さ調整機構14は、一対の外側壁20の車輪11が突出する側から、外枠13に対する内枠12のスイング角度の規制量を調整操作可能な第1調整ねじ26を有する。
【効果】構成が簡素で、しかも、車輪の高さ調整がし易い調整戸車を提供できる。
【選択図】図1

Description

この発明は、引き戸形式の建具の障子下框に取り付けて使用される高さ調整が可能な調整戸車に関し、さらに詳しくは、障子下框に取り付けられた戸車をリフォーム等の際に取り替えるために使用される、様々な形状・大きさの障子下框に適用可能な取り替え用の調整戸車に関する。
引き違いサッシ等の引き形式の建具の障子下框に取り付けて使用される高さ調整が可能な調整戸車の従来例は、たとえば特許文献1、特許文献2および特許文献3に開示されたものがある。
特許文献1に開示された従来の調整戸車は、外枠に対して内枠が斜め方向にスライド変位することによって車輪の高さ調整を行う構成であり、その構造が比較的複雑で、調整戸車を構成する部品点数も多いといった課題がある。
特許文献2に開示された調整戸車や、特許文献3に開示された調整戸車は、車輪の高さ調整を外枠の側端面側からしか行うことができず、取り替え作業の際等に車輪の高さ調整がしにくいといった課題がある。
特許第5682345号公報 特許第3088620号公報 特開2001−12134号公報
この発明の解決課題は、調整戸車の構成をできるだけ簡易にすること、および、車輪の高さ調整の操作を容易に行えるようにすることである。
この発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その構成は、次のような通りである。
この発明の、請求項1に記載の調整戸車は、回転軸を中心に回転自在な車輪と、所定間隔をあけて対向する一対の側板および前記一対の側板の根元側端縁同士を連結する連結基板を有し、前記一対の側板間で前記車輪を回転自在に支持している内枠と、前記内枠の前記連結基板寄りの位置に設けられ、前記内枠をスイング可能に支持する支軸と、所定の間隔をあけて対向する一対の外側壁を有し、当該一対の外側壁間で前記支軸を保持することにより、前記車輪を回転自在に支持している前記内枠をスイング可能に内設している外枠と、前記一対の外側壁間に設けられ、前記外枠に対する前記内枠のスイング角度を規制することにより、前記外枠から突出する前記車輪の高さを調整する高さ調整手段であって、少なくとも前記一対の外側壁の前記車輪が突出する側から、前記外枠に対する前記内枠のスイング角度の規制量を調整操作可能な第1の調整ねじを有する高さ調整手段とを含むことを特徴とする。
請求項2に記載の調整戸車は、前記高さ調整手段は、前記一対の外側壁間で保持する前記支軸の位置を、前記外側壁の高さ方向に変位させる支軸位置変位機構を含むことを特徴とする、請求項1に記載の調整戸車である。
請求項3に記載の調整戸車は、前記高さ調整手段は、前記内枠の連結基板に先端が当接し、前記内枠のスイング角度を規制するための、前記調整戸車の側端面側から操作可能な第2の調整ねじを含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の調整戸車である。この場合、前記第1の調整ねじは、前記支軸位置変位機構による前記外側壁における支軸の高さ位置を調整するものであってもよい。
請求項4に記載の調整戸車は、前記第1の調整ねじおよび第2の調整ねじを共通に保持する側面視L字状の保持金具を含み、前記第1調整ねじは、前記一対の外側壁の前記車輪が突出する側から前記第2調整ねじの高さを調整し得ることを特徴とする、請求項3に記載の調整戸車である。
請求項5に記載の調整戸車は、前記高さ調整手段は、前記内枠の連結基板に先端が当接し、前記内枠のスイング角度を規制するための、前記調整戸車の側端面側から操作可能な第2の調整ねじと、前記第2の調整ねじを保持する保持金具と、前記保持金具を前記外枠に対して高さ調整可能に支持する支持構造とをさらに含む、請求項2に記載の調整戸車である。
請求項6に記載の調整戸車は、前記支持構造が、前記保持金具に設けられた第1のツース突起と、前記外枠に設けられ前記第1のツース突起と係合する第2のツース突起とを含む、請求項5に記載の調整戸車である。
請求項7に記載の調整戸車は、前記第1の調整ねじは、前記支軸位置変位機構による前記外側壁における支軸の高さ位置を調整するものである、請求項2、5または6に記載の調整戸車である。
請求項8に記載の調整戸車は、回転軸を中心に回転自在な車輪と、所定間隔をあけて対向する一対の側板および前記一対の側板の根元側端縁同士を連結する連結基板を有し、前記一対の側板間で前記車輪を回転自在に支持している内枠と、前記内枠の前記連結基板寄りの位置に設けられ、前記内枠をスイング可能に支持する支軸と、所定の間隔をあけて対向する一対の外側壁を有し、当該一対の外側壁間で前記支軸を保持することにより、前記車輪を回転自在に支持している前記内枠をスイング可能に内設している外枠と、前記一対の外側壁間に設けられ、前記外枠に対する前記内枠のスイング角度を規制することにより、前記外枠から突出する前記車輪の高さを調整する高さ調整手段とを含み、前記高さ調整手段が、前記内枠の連結基板に先端が当接し、前記内枠のスイング角度を規制するための、前記調整戸車の側端面側から操作可能な調整ねじと、前記調整ねじを保持する保持金具と、前記保持金具を前記外枠に対して高さ調整可能に支持する支持構造であって、前記保持金具に設けられた第1のツース突起、および前記外枠に設けられ前記第1のツース突起と係合する第2のツース突起を有する支持構造とを含む、調整戸車である。
この発明によれば、構成が簡素で、しかも、車輪の高さ調整がし易い調整戸車を提供することができる。
図1は、この発明の第1の実施形態に係る調整戸車の側面視の縦断面構造図である。 図2は、この発明の第1の実施形態に係る調整戸車の側面視の縦断面構造図である。 図3は、この発明の第1の実施形態に係る調整戸車の正面視の構造図である。 図4は、この発明の第2の実施形態に係る調整戸車の側面視の縦断面構造図である。 図5は、この発明の第2の実施形態に係る調整戸車の側面視の縦断面構造図である。 図6は、この発明の第2の実施形態に係る調整戸車の背面視の構造図である。 図7は、この発明の第2の実施形態に係る調整戸車の平面視の横断面構造図である。 図8は、この発明の第3の実施形態に係る調整戸車の側面視の縦断面構造図である。 図9は、この発明の第3の実施形態に係る調整戸車の背面視の縦断面構造図である。 図10は、この発明の第3の実施形態に係る調整戸車の底面視の構造図である。 図11は、この発明の第3の実施形態の変形例を説明するための側面視の縦断面構造図である。 図12は、この発明の第3の実施形態の変形例を説明するための背面視の縦断面構造図である。
以下には、図面を参照して、この発明の実施形態について具体的に説明をする。
[第1の実施形態]
図1および図2は、この発明の第1の実施形態に係る調整戸車10の側面視の縦断面構造図である。図1は、車輪11の高さが相対的に高く調整された状態を示し、図2は、車輪11の高さが相対的に低く調整された状態を示している。図3は、調整戸車10の正面視の構造図である。
図1〜図3を参照して説明すると、調整戸車10は、車輪11と、内枠12と、外枠13と、高さ調整機構14とを備えている。
車輪11は、回転軸15を中心に回転自在で、偏平な円板形状をしている。車輪11の外周面には凹湾曲状に窪んだ周溝16が形成されている。
内枠12は、車輪11を保持するための一定間隔をあけて対向配置された一対の側板17,17と、一対の側板17,17の根元側端縁同士を連結する連結基板18とを備えている。これら一対の側板17および連結基板18を含む内枠12は、この実施形態では金属板を折り曲げて作られている。
外枠13も、金属板を屈曲して形成されており、細長く水平方向に延びる天板19と、天板19の両側辺が折り曲げられて下方に垂下した一対の外側壁20,20と、一対の外側壁20,20の下方部を互いに離反する方向に拡曲したスカート部21,21とを含んでいる。一対の外側壁20,20の間は所定の間隔があけられていて、ここに内枠12および内枠12が回転自在に支持する車輪11が配置されている。
スカート部21,21は、弾発的に外側へ広がっている。調整戸車10を引き違いサッシ等の引き形式の建具の障子下框に取り付ける際には、下框に形成された取付凹部に調整戸車10をその天板19側から挿入するので、スカート部21,21は取付凹部内でその間隔が縮まり、取付凹部の内側壁に弾発的に接して、調整戸車10を下框の取付凹部内に確実に固定する。よって、調整戸車10の取り付けが容易で、しかも確実に固定できる構成となっている。
さらに、スカート部21には係止爪211が必要に応じて切り起こし形成されている。この係止爪211により、調整戸車10はより確実に取付凹部内で固定される。
内枠12には、連結基板18寄りの側板17の下方位置に支軸22が配置されている。支軸22の両端は、外枠13の外側壁20により保持されている。このため、内枠12は、外枠13に対して、支軸22を中心にスイング可能な状態、すなわち図1および図2において矢印AB方向に揺動可能になっている。この明細書では、内枠12が矢印A方向に揺動すると、車輪11の高さが低くなり、内枠12が矢印B方向へ揺動すると、車輪11の高さが高くなる、と定義することにする。
高さ調整機構14は、調整戸車10における車輪11の高さを調整するために設けられた機構であり、外枠13の外側壁20,20と天板19とで囲まれた領域に配置されている。
高さ調整機構14は、ケーシング24と、ケーシング24内に設けられた側面視L字状の保持金具25と、保持金具25の水平面部251に螺合された第1調整ねじ26と、保持金具25の垂直面部252に螺合された第2調整ねじ27とを有している。
第1調整ねじ26は調整戸車10の下方側、すなわち一対の外側壁20,20の間から車輪11が突出する側から操作が可能に配置されている。第1調整ねじ26を回転操作することにより、保持金具25の高さ位置を高くしたり低くしたり調整することができる。
保持金具25には、その垂直面部252に第2調整ねじ27が螺合されている。よって、保持金具25が上下に変位されると、第2調整ねじ27の高さ位置も上下に変位する。
第2調整ねじ27は、その先端が内枠12の連結基板18に当接するように配置されている。第2調整ねじ27をその先端が左方向に進むようにねじ込むと、内枠12が支軸22を中心に矢印B方向(右回り)に揺動する揺動角度(スイング角度)を小さくできる。また、第2調整ねじ27の先端を右方向へ移動させるように第2調整ねじ27を操作すると、内枠12の矢印B方向の揺動角度を大きくできる。
この実施形態では、第2調整ねじ27の先端位置を、第2調整ねじ27の操作と、第1調整ねじ26による第2調整ねじ27の高さ位置の調整とにより、変化させることができる。そして、第2調整ねじ27の先端位置に応じて、内枠12の矢印B方向へのスイング角度(揺動角度)を変化させ、矢印B方向への内枠12の揺動を規制できる。
車輪11には、使用時に、上向き(高さ方向)の荷重がかかるから、車輪11の高さ位置を、内枠12のスイング角度を規制することにより、使用時の車輪11の高さ位置が所定の高さ位置になるように調整することができる。
[第2の実施形態]
図4〜図7は、この発明の第2の実施形態に係る調整戸車30の構成を説明するための図である。具体的には、図4および図5は、調整戸車30の側面視の縦断面構造図であり、図4は内枠12のスイング中心をなす支軸31を相対的に下方に移動させた状態、図5は支軸31を相対的に上方へ移動させた状態の図である。
図6は、調整戸車30の背面視の構造図であり、図7は、調整戸車30の平面視の横断面構造図である。
図4〜図7を参照して説明すると、第2の実施形態に係る調整戸車30は、第1の実施形態に係る調整戸車10と同様、車輪11、内枠12、外枠13、高さ調整機構14という構成を具備しており、これら構成については同一または対応する部分に同一の参照番号が付されている。
調整戸車30の特徴は、高さ調整機構14に、支軸31の高さ位置を変位させる支軸位置変位機構32が備えられていることである。また、高さ調整機構14が、第1の実施形態とは異なる構成となっていることである。
より具体的に説明する。調整戸車30の支軸位置変位機構32は、外枠13の天板19に上端部が回転自在に嵌合されたねじ軸33を有している。ねじ軸33は、外枠13内および内枠12内を、上方から下方へやや斜めに延びている。ねじ軸33にはねじ結合された特殊形状(この形状は、図7に示されている。)のナット31が螺合されている。このナット31が、内枠12のスイング中心としての支軸31として機能している。
ナット(支軸)31は、ねじ軸33に螺合されているので、ねじ軸33をその下方側から回転操作することにより、ねじ軸33に対するナット(支軸)31の位置を上下に変位させることができる。支軸(ナット)31は、内枠12の所定の位置に配置されているが、図7に示されるように、外枠13に対しては上下に移動し得る。このため、外枠13に対する内枠12のスイング支点である支軸(ナット)31の位置を上下に変化させ、内枠12のスイング角度を変化させることができる。
高さ調整機構14は、さらに第2調整ねじ27を備えている。第2調整ねじ27は、保持金具25により保持されており、ほぼ水平方向にその先端が左右に移動し得るように、保持金具25に螺合している。第2調整ねじ27の先端は内枠12の連結基板18と当接することにより、内枠12のスイング角度を規制する。
保持金具25は、外側壁20間に上下動可能に架設された支柱34にその下端部が嵌合され、その上方垂直部には、外枠13に形成されたツース突起35と嵌合するツース突起36が備えられている。外枠13に設けられたツース突起35は、上下方向に配列された複数の歯列を備えている。このため、ツース突起35とツース突起36との嵌合位置を上下に変化させることにより、保持金具25の位置を上下に変化させることができ、それにより、第2調整ねじ27の高さ位置が調整可能な構成となっている。
かかる構成であるから、ねじ軸33(第1の調整ねじ)を下方から操作して支軸31の高さ位置を調整することにより、また、第2調整ねじ27の先端位置を調整することにより、内枠12の矢印B方向へのスイング角度を規制して、車輪11の高さを所望の高さに調整することができる。
また、保持金具25の高さ位置を変えると、内枠12のスイング角度も変化するから、車輪11の高さをより幅広く調整することができる。
建具が未設置の状態で車輪11に荷重がかかっていないときには、内枠12を容易にスイングさせて、連結板18を第2調整ねじ27の先端から離間させることができる。この状態では、ツース突起35,36の係合を容易に解除できるから、それらの係合位置を変更することによって、保持金具25の高さを容易に変更できる。一方、建具を設置した状態では、車輪11に荷重がかかるため、内枠12の連結板18が第2調整ねじ27に強く押し付けられる。それにより、ツース突起35,36がきつく係合し、その係合は容易には解除しない。こうして、保持金具25に保持された第2調整ねじ27は、高さ調整ねじを要することなく、その高さの調整が可能で、かつその調整された高さを保持できる。
なお、外枠13に設けたツース突起35に複数の歯列を備える代わりに、保持金具25に設けたツース突起36に上下方向に配列された複数の歯列を備えてもよい。また、ツース突起35および36の両方が上下方向に配列された複数の歯列を備えていてもよい。すなわち、ツース突起35,36は、少なくとも一方が上下方向に配列された複数の歯列を有していればよい。
なお、この実施形態では、ねじ軸33は、上下方向に対して斜めに配置されているが、上下方向に沿って垂直にねじ軸33を配置してもよい。ただし、この実施形態では、ねじ軸33を斜めに配置することによって、ねじ軸33を垂直配置する場合よりも、車輪11の回転軸15に対して外枠13のより内方寄り(第2調整ねじ27寄り)の位置に支軸31を配置している。それにより、内枠12がスイングするときに、車輪11は第2調整ねじ27により近い位置で円弧軌道を描いて変位するから、調整戸車30の左右方向長さを短くできる。
[第3の実施形態]
図8は、この発明の第3の実施形態に係る調整戸車40の側面視の縦断面構造図であり、図9は調整戸車40の背面視の縦断面構造図であり、図10は調整戸車40の底面視の構造図である。
図8〜図10を参照して説明すると、調整戸車40は、車輪11と内枠12と外枠13とを有している。内枠12は外枠13に対して支軸41を中心にスイング可能に取り付けられている。支軸41は、調整ねじ42(第1の調整ねじ)によってその高さ位置が外枠13内で上下に変位し得る構成となっている。
また、内枠12の正面側には内枠12の連結基板18から上方に突出可能に位置決めねじ43が設けられている。位置決めねじ43は外枠13に対する内枠12のスイング角度を規制することにより、内枠12に保持された車輪11の高さを規定するものである。
調整戸車40は、調整ねじ42を操作して支軸41の高さ位置を調整し、かつ、位置決めねじ43を操作して、支軸41を中心にスイングする内枠12のスイング角度を規制することにより、車輪11の高さを自在に調整できる。
調整ねじ41および位置決めねじ43の操作は、調整戸車40の下面側、すなわち一対の外側壁20の車輪11が突出する側から操作することができる。よって、車輪11の高さの調整がし易い調整戸車40とすることができる。
図11および図12は、第3の実施形態に係る調整戸車40の変形例40Aを示す図である。調整戸車40Aは、車輪11として、周溝16を備えていない車輪が採用されている。すなわち、車輪11は、偏平な円板状で、その周面が平らな、またはやや凸湾曲した転動面となっている。車輪11以外の構成については、調整戸車40と同じである。
この発明は以上説明した実施形態に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
10、30、40、40A 調整戸車
11 車輪
12 内枠
13 外枠
14 高さ調整機構
15 回転軸
16 周溝
17 側板
18 連結基板
19 天板
20 外側壁
21 スカート部
22 支軸
24 ケーシング
25 保持金具
26 第1調整ねじ
27 第2調整ねじ
31 ナット(支軸)
32 支軸位置変位機構
33 ねじ軸

Claims (8)

  1. 回転軸を中心に回転自在な車輪と、
    所定間隔をあけて対向する一対の側板および前記一対の側板の根元側端縁同士を連結する連結基板を有し、前記一対の側板間で前記車輪を回転自在に支持している内枠と、
    前記内枠の前記連結基板寄りの位置に設けられ、前記内枠をスイング可能に支持する支軸と、
    所定の間隔をあけて対向する一対の外側壁を有し、当該一対の外側壁間で前記支軸を保持することにより、前記車輪を回転自在に支持している前記内枠をスイング可能に内設している外枠と、
    前記一対の外側壁間に設けられ、前記外枠に対する前記内枠のスイング角度を規制することにより、前記外枠から突出する前記車輪の高さを調整する高さ調整手段であって、少なくとも前記一対の外側壁の前記車輪が突出する側から、前記外枠に対する前記内枠のスイング角度の規制量を調整操作可能な第1の調整ねじを有する高さ調整手段と、
    を含むことを特徴とする、調整戸車。
  2. 前記高さ調整手段は、前記一対の外側壁間で保持する前記支軸の位置を、前記外側壁の高さ方向に変位させる支軸位置変位機構を含むことを特徴とする、請求項1に記載の調整戸車。
  3. 前記高さ調整手段は、前記内枠の連結基板に先端が当接し、前記内枠のスイング角度を規制するための、前記調整戸車の側端面側から操作可能な第2の調整ねじを含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の調整戸車。
  4. 前記第1の調整ねじおよび第2の調整ねじを共通に保持する側面視L字状の保持金具を含み、
    前記第1調整ねじは、前記一対の外側壁の前記車輪が突出する側から前記第2調整ねじの高さを調整し得ることを特徴とする、請求項3に記載の調整戸車。
  5. 前記高さ調整手段は、
    前記内枠の連結基板に先端が当接し、前記内枠のスイング角度を規制するための、前記調整戸車の側端面側から操作可能な第2の調整ねじと、
    前記第2の調整ねじを保持する保持金具と、
    前記保持金具を前記外枠に対して高さ調整可能に支持する支持構造とをさらに含む、請求項2に記載の調整戸車。
  6. 前記支持構造が、前記保持金具に設けられた第1のツース突起と、前記外枠に設けられ前記第1のツース突起と係合する第2のツース突起とを含む、請求項5に記載の調整戸車。
  7. 前記第1の調整ねじは、前記支軸位置変位機構による前記外側壁における支軸の高さ位置を調整するものである、請求項2、5または6に記載の調整戸車。
  8. 回転軸を中心に回転自在な車輪と、
    所定間隔をあけて対向する一対の側板および前記一対の側板の根元側端縁同士を連結する連結基板を有し、前記一対の側板間で前記車輪を回転自在に支持している内枠と、
    前記内枠の前記連結基板寄りの位置に設けられ、前記内枠をスイング可能に支持する支軸と、
    所定の間隔をあけて対向する一対の外側壁を有し、当該一対の外側壁間で前記支軸を保持することにより、前記車輪を回転自在に支持している前記内枠をスイング可能に内設している外枠と、
    前記一対の外側壁間に設けられ、前記外枠に対する前記内枠のスイング角度を規制することにより、前記外枠から突出する前記車輪の高さを調整する高さ調整手段とを含み、
    前記高さ調整手段が、
    前記内枠の連結基板に先端が当接し、前記内枠のスイング角度を規制するための、前記調整戸車の側端面側から操作可能な調整ねじと、
    前記調整ねじを保持する保持金具と、
    前記保持金具を前記外枠に対して高さ調整可能に支持する支持構造であって、前記保持金具に設けられた第1のツース突起、および前記外枠に設けられ前記第1のツース突起と係合する第2のツース突起を有する支持構造とを含む、調整戸車。
JP2016110381A 2016-06-01 2016-06-01 調整戸車 Pending JP2017214794A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016110381A JP2017214794A (ja) 2016-06-01 2016-06-01 調整戸車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016110381A JP2017214794A (ja) 2016-06-01 2016-06-01 調整戸車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017214794A true JP2017214794A (ja) 2017-12-07

Family

ID=60576596

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016110381A Pending JP2017214794A (ja) 2016-06-01 2016-06-01 調整戸車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017214794A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11002052B2 (en) * 2017-07-19 2021-05-11 Terno Scorrevoli S.P.A. Unipersonale Sliding device for doors and wardrobe doors provided with multiple adjustments
KR102373100B1 (ko) * 2021-06-07 2022-03-11 주식회사 하람에프앤디 싱크대 수납장용 슬라이딩 도어 레일 및 롤러

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11002052B2 (en) * 2017-07-19 2021-05-11 Terno Scorrevoli S.P.A. Unipersonale Sliding device for doors and wardrobe doors provided with multiple adjustments
KR102373100B1 (ko) * 2021-06-07 2022-03-11 주식회사 하람에프앤디 싱크대 수납장용 슬라이딩 도어 레일 및 롤러

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8002223B2 (en) Display support mechanism
JP2017214794A (ja) 調整戸車
US20160270593A1 (en) Electric cooker
CN104360452B (zh) 高稳定型光栅调整架
TW201303194A (zh) 支撐架
JP6410475B2 (ja) 建具
KR20080090254A (ko) 디스플레이장치의 지지장치
US7789367B2 (en) Tilt angle adjusting device with a shaft and a moment transmission member, and projector including the device
JP2009266547A (ja) 照明器具
JP5171565B2 (ja) 投写型映像表示機器
KR20080019489A (ko) 벽걸이 브래킷
JP3308933B2 (ja) 脚高さ調節構造
JP2005002715A (ja) 吊り戸の支持装置
CN204692310U (zh) 偏心轮偏心距调节装置
CN214663029U (zh) 一种可多角度调节的会议平板
JP6148920B2 (ja) 野菜調理器
CN106642026A (zh) 一种可调节安装角度的灯具弯铁支架
JP5841928B2 (ja) 戸車及び建具
CN104132225B (zh) 可调节显示器支座
CN214147520U (zh) 一种装饰设计用采光辅助用灯
JP5767553B2 (ja) 戸車を収めたケース及びこれを取り付けたサッシ
KR100838565B1 (ko) 디스플레이 장치 회전용 스탠드
TW201831119A (zh) 用於移動可移動安裝的家具部件的家具驅動器
JP6995558B2 (ja) 調理装置
JP2003278432A (ja) 引き戸用戸車