JP2011090984A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Takaaki Kusaka
貴晶 日下
Kenji Ogawa
賢治 小川
Akira Kataoka
章 片岡
Takehiko Shigeoka
武彦 重岡
Hidefumi Matsui
英史 松井
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Abstract

【課題】コイル支持部を配置する時の組立て性が良好で、設計自由度の高い誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
【解決手段】加熱コイル21を支持するコイル支持部16と、前記コイル支持部16をトッププレート12方向に押さえつけるバネ23とを備え、外郭11の底面18または側面19またはその両方に固定され前記コイル支持部16の端部25に当接することにより前記コイル支持部16の水平方向の移動を規制する位置決め部26を設けることにより、前記位置決め部26にコイル支持部16の端部25を沿わせることでコイル支持部16の位置が容易に決まるため、良好な組立て性が得られる。また、コイル支持部上16において加熱コイル21の配置を制限するものが無くなるため、設計自由度が向上する。
【選択図】図2

Description

本発明は、一般家庭等で使用される誘導加熱調理器に関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器は筐体にバネを伸縮可能に係合し、加熱コイルを支持している(例えば、特許文献1参照)。
図4は、特許文献1に記載された従来の誘導加熱調理器の縦断面図である。
図4に示すように、従来の誘導加熱調理器は、加熱コイル1を支持するコイル支持部2に設けられた穴3に、筐体4に取り付けられた支持金具5に係合するバネ6と支持金具5が嵌まり込んだ構成になっており、前記バネ6でコイル支持部2をトッププレート7に向かって押し付けると共に、支持金具5、バネ6と穴3の係合により、コイル支持部2の位置決めと横ずれ防止を行っている。
また、従来の誘導加熱調理器には、バネとは別の場所で筐体とコイル支持部を係合させているものもある(例えば、特許文献2参照)。
図5は、特許文献2に記載された従来の誘導加熱調理器の縦断面図である。特許文献1に記載された従来の誘導加熱調理器のものと同じ構成部材には同じ番号を付して説明を省略する。
図5に示すように、この種の従来の誘導加熱調理器は、コイル支持部2と筐体4との間のスペースが狭い等の理由で支持金具5と穴6との間で十分な係合代が取れない場合、コイル支持部2に新たに設けられたガイド部8に、筐体4に設けられたボス9が係合する構成となっており、これによりコイル支持部2の位置決めと横ずれ防止を行っている。
特開2007−335089号公報 特開2009−59489号公報
しかしながら、従来の構成のような誘導加熱調理器は、組立て時に穴6やガイド部8に支持金具5やバネ6、ボス9を通す必要があり、組立て性が大変悪いものであった。
また、トッププレートから外郭底面までの高さが低い薄型の誘導加熱調理器においては、コイル支持部2と筐体4との間のスペースが狭いため、特許文献2の様な構成をとる必要があるが、ボス9がコイル支持部2を貫通する構成であるため、コイルの直下にボスを配置できない等設計自由度の乏しいものであった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、コイル支持部を配置する時の組立て性が良好で、設計自由度の高い誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、外郭の底面または側面
またはその両方に位置決め部を固定し、加熱コイルを支持するコイル支持部の端部に当接することによりコイル支持部の水平方向の移動を規制する構成としたものである。
これによって、外郭に構成された位置決め部にコイル支持部の端部を沿わせることにより、コイル支持部の位置が決まるため、組立て時に穴を狙ってセットするといった動作が不要となるため、良好な組立て性が得られる。また、コイル支持部上においてコイルの配置を制限するものが無くなるため、設計自由度が向上する。
本発明の誘導加熱調理器は、コイル支持部を配置する時の組立て性が良好で、かつコイル配置に対して高い設計自由度を実現することができる。
本発明の実施の形態における誘導加熱調理器の分解斜視図 本発明の実施の形態における誘導加熱調理器の縦断面図 本発明の実施の形態における誘導加熱調理器の組立て時の動作を示す縦断面図 特許文献1に記載された従来の誘導加熱調理器の縦断面図 特許文献2に記載された従来の誘導加熱調理器の縦断面図
第1の発明は、底面と側面を有し、上方に調理容器を載置するためのトッププレートが設けられる外郭と、前記外郭内に設けられ前記調理容器を前記トッププレートの下方から誘導加熱するための加熱コイルと、前記加熱コイルを支持するコイル支持部と、前記コイル支持部を前記トッププレート方向に押さえつけるバネとを備え、前記外郭の底面または側面またはその両方に固定され前記コイル支持部の端部に当接することにより前記コイル支持部の水平方向の移動を規制する位置決め部を設けたことにより、外郭に構成された位置決め部にコイル支持部の端部を沿わせることでコイル支持部の位置が決まるため、組立て時に穴を狙ってセットするといった動作が不要となり、良好な組立て性が得られる。また、コイル支持部上においてコイルの配置を制限するものが無くなるため、設計自由度を向上することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の少なくとも1つ以上の位置決め部を外郭の側面で構成したことにより、部品点数の削減を図ることができ、よりシンプルな構成で上記組立て性と設計自由度を向上することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明のコイル支持部の端部が位置決め部に沿って上下方向にスライド可能な構成としたことにより、コイル支持部をセットした後、トッププレートでコイル支持部をバネ力に対向して下方に押さえつける時にも、コイル支持部の端部が位置決め部に沿って下方にスライドするため、常にコイル支持部の位置が正確に保たれ、確実な組立てを可能にすることができる。
第4の発明は、特に、第3の発明の位置決め部に上部から下部に向かって外郭の内側方向に傾斜するテーパー部を設けたことにより、コイル支持部のセット時はある程度ラフにセットしてもトッププレートでコイル支持部をバネ力に対向して下方に押さえつける時に、コイル支持部の端部が位置決め部に設けられたテーパー部に沿って徐々に適正位置に誘われながら下方にスライドするため、更に組立て性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態における誘導加熱調理器の分解斜視図を示すものである。図1において、外郭11の上部にはトッププレート12が設けられ、外郭11内かつトッププレート12下方には、誘導加熱を制御するための制御回路13、加熱コイルを支持するコイルベース14と加熱コイルから制御回路13への磁界の影響を防ぐための防磁板15とからなるコイル支持部16、誘導加熱のための操作スイッチや表示装置を搭載した操作部17を設けて構成している。
図2は、本発明の実施の形態における誘導加熱調理器の縦断面図を示すものである。図1に示す構成部材と同じものには同じ番号を付している。
図2において、外郭11は底面13と側面19を有し、上方に調理容器20を載置するためのトッププレート12が設けられている。トッププレート12の下方には調理容器20を誘導加熱するための加熱コイル21、加熱コイル21を支持するコイルベース14と加熱コイル21から下方の制御回路13への磁界の影響を防ぐための防磁板15とからなるコイル支持部16を設けて構成している。
制御回路13は、外郭11の底面18に固定された基板ベース22に配置されている。また、この基板ベース22には、コイル支持部16を下方からトッププレート12に向かって押さえつけるバネ23がセットされており、防磁板15が前記バネ23の上端に載置された構成となっている。
また、操作部17は外郭11の底面18と側面19に固定された操作部カバー24に設置されている。前記操作部カバー24および外郭11の側面19には、前記コイル支持部16の端部25に当接することによりコイル支持部16の水平方向の移動を規制する位置決め部26がそれぞれ設けられている。
なお本実施の形態では、操作部カバー24に設けられた位置決め部26はリブ形状で構成されており、外郭11の側面19に設けられた位置決め部26は絞り形状で構成されている。
また、前記位置決め部26には、上部から下部に向かって外郭11の内側方向に傾斜するテーパー部27が設けられている。
図3は、本発明の実施の形態における誘導加熱調理器の組立て時の動作を示す縦断面図である。構成部材は図2に示すものと同じであるため、同一番号を付し部材の説明は省略する。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。本実施の形態に示す誘導加熱調理器は、コイル支持部16を構成する防磁板15の端部25に当接することによって水平方向の移動を規制する位置決め部26を設けており、図3に示すように、外郭11の側面19や操作部カバー24に構成された位置決め部26にコイル支持部16の端部25を沿わせることでコイル支持部16の位置が簡単に決まるため、組立て時に穴を狙ってセットするといった動作が不要となり、良好な組立て性が得られる。
また、図2に示すように、コイル支持部16を構成する防磁板15上においてコイルの配置を制限するものが無くなるため、設計自由度を向上することができる。
また、本実施の形態では、少なくとも1箇所以上の位置決め部26は外郭11の側面19で構成しているため、部品点数の削減を図ることができ、よりシンプルな構成で上記組立て性向上と設計自由度向上の効果が得られるものである。
また、本実施の形態では、図3に示すように、コイル支持部16の端部25が位置決め部26に沿って上下方向にスライド可能な構成となっているため、組立て時にコイル支持部16をセットした後、トッププレート12でコイル支持部16をバネ23の押え力に対向して図3の矢印方向に押さえつける時にも、コイル支持部16の端部25が位置決め部26に沿って下方にスライドするため、常にコイル支持部16の位置が正確に保たれ、確実な組立てができるものである。
さらに、本実施の形態では、図3に示すように、位置決め部26に上部から下部に向かって外郭11の内側方向に傾斜するテーパー部27を設けたことにより、コイル支持部16のセット時はある程度ラフにセットしてもトッププレート12でコイル支持部16をバネ23の押え力に対向して下方に押さえつける時に、コイル支持部16の端部25が位置決め部26に設けられたテーパー部27に沿って徐々に適正位置に誘われながら下方にスライドするため、更に組立て性を向上することができる。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、コイル支持部のセット時の位置決めを容易にしたり、加熱コイルの配置に対する設計自由度を向上することが可能となるので、誘導加熱調理器以外でも加熱部の位置決めが必要な加熱調理器に有効である。
12 トッププレート
11 外郭
16 コイル支持部
18 底面
19 側面
20 調理容器
21 加熱コイル
23 バネ
25 端部
26 位置決め部
27 テーパー部

Claims (4)

  1. 底面と側面を有し、上方に調理容器を載置するためのトッププレートが設けられる外郭と、前記外郭内に設けられ前記調理容器を前記トッププレートの下方から誘導加熱するための加熱コイルと、前記加熱コイルを支持するコイル支持部と、前記コイル支持部を前記トッププレート方向に押さえつけるバネとを備え、前記外郭の底面または側面またはその両方に固定され前記コイル支持部の端部に当接することにより前記コイル支持部の水平方向の移動を規制する位置決め部を設けた誘導加熱調理器。
  2. 少なくとも1つ以上の位置決め部は外郭の側面で構成した請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. コイル支持部の端部が位置決め部に沿って上下方向にスライド可能な構成とした請求項1または2に記載の誘導加熱調理器。
  4. 位置決め部は、上部から下部に向かって外郭の内側方向に傾斜するテーパー部を設けた請求項3に記載の誘導加熱調理器。
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