JP6548591B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents
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また、基板保持部材は、トッププレートまたはフレームから操作基板までの距離を一定に保つため、フレームに取付けられるものもあった。
また、基板保持部材をフレームに取付ける構成では、天板ユニットが重くなり、本体との配線作業などの組立てが困難であるという課題がある。
図1は、本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器100における天板ユニット4を開けた本体1を示す斜視図である。
実施の形態1の誘導加熱調理器100は、本体1が図示しないキッチンキャビネットに形成された据え付け用の開口部に組み込まれた状態で使用される、いわゆるビルトイン型のものである。本体1は、上面を開口した概ね箱状の部材であり、本体1の外郭を形成している。
なお、第1誘導加熱コイル10および第2誘導加熱コイル11の他に、ラジエントヒーターなどを設けてもよい。
2つのコイル保持部材12、13は、第1誘導加熱コイル10および第2誘導加熱コイル11と同様に、左右に並べて配置されている。
第1誘導加熱コイル10およびコイル保持部材12は、第1コイルユニット14を構成する。第2誘導加熱コイル11およびコイル保持部材13は、第2コイルユニット15を構成する。
押し当て部18、19は、上下方向に延びる円柱状である。押し当て部18、19がトッププレート3に押し当たることで、第1誘導加熱コイル10および第2誘導加熱コイル11は、トッププレート3の下面に対して上下方向に位置決めされる。これにより、第1誘導加熱コイル10および第2誘導加熱コイル11とトッププレート3との距離は、常に一定に保持される。
なお、押し当て部18、19は、上下方向に延びる円柱状に限られず、たとえば四角柱状または三角柱状などの柱状であればよい。
操作基板20および基板保持部材21は、操作部ユニット22を構成する。なお、操作基板20は、本発明の前方基板に相当する。
図2に示すように、操作基板20および基板保持部材21は、2つ左右に並んで設けられた第1誘導加熱コイル10および第2誘導加熱コイル11並びにコイル保持部材12、13の左右方向にわたる幅を有している。
また、基板保持部材21は、トッププレート3とコイル保持部材12、13との間に重なる位置まで後方に延びる長さを有している。
なお、基板保持部材21がコイル保持部材12、13と繋がる押し当て部18、19は、1つのコイル保持部材12、13に対して前方側の1箇所のみである。
図2に示すように、基板保持部材21は、左右に並んだ2つのコイル保持部材12、13に前方側の1箇所ずつ繋がり、弾性体16、17の付勢によってトッププレート3に押し付けられる力の左右バランスをとっている。
このように、コイルユニット14、15と操作部ユニット22とは、接続されている。
段部18a、19aは、本発明の規制部に相当する。なお、規制部としては、上下方向に延びる途中にて、基板保持部材21の孔部21aの孔径よりも拡径した外周に形成された拡径部であってもよい。
段部18a、19aは、押し当て部18、19に挿通された孔部21aを突き当て、コイル保持部材12、13と共に基板保持部材21を弾性体16、17の付勢によってトッププレート3に押し付け、基板保持部材21の上下方向の位置を規制する。これにより、基板保持部材21の下方が浮いた状態であっても基板保持部材21の高さ方向の位置が保持される。このため、操作基板20のボタンと上枠フレーム2の孔との高さ方向の距離関係は、常に一定に保持される。
図5は、本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器100におけるコイルユニット14、15と操作部ユニット22との接続部分の断面を示す説明図である。
図5を用いて、実施の形態2を説明する。以下では、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
一方、基板保持部材21は、押し当て部18、19に対して繋がった近傍にて、下方に延びてコイル保持部材12、13に突き当たる突き当て部21bを有している。突き当て部21bは、基板保持部材21の奥側端部にて、下方に延びている。
突き当て部21bは、下端をコイル保持部材12、13に突き当て、コイル保持部材12、13と共に基板保持部材21を弾性体16、17の付勢によってトッププレート3に押し付け、基板保持部材21の上下方向の位置を規制する。これにより、基板保持部材21の下方が浮いた状態であっても基板保持部材21の高さ方向の位置が保持される。このため、操作基板20のボタンと上枠フレーム2の孔との高さ方向の距離関係は、常に一定に保持される。
図6は、本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器100における天板ユニット4を開けた本体1を示す斜視図である。図7は、本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器100におけるコイルユニット14、15と操作部ユニット22との接続部分の断面を示す説明図である。
図6、図7を用いて、実施の形態3を説明する。以下では、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
実施の形態3では、操作基板20は、弾性体16、17を用いてトッププレート3に押し付けられる。このため、基板保持部材21は、上記実施の形態と同様に、コイルユニット14、15と共に上方に付勢され、コイルユニット14、15の高さ方向の位置が保持される。また同時に、基板保持部材21の下方が浮いた状態であっても基板保持部材21の高さ方向の位置が保持され、静電スイッチタイプの操作基板20とトッププレート3との高さ方向の距離関係は、常に一定に保持される。
図8は、本発明の実施の形態4に係る誘導加熱調理器100におけるコイルユニット14、15と表示部ユニット27との接続部分の断面を示す説明図である。
図8を用いて、実施の形態4を説明する。以下では、実施の形態1と異なる部分を中心に説明する。
表示部25は、トッププレート3の前方に設けられて制御動作が表示される表示基板26と、表示基板26を保持する基板保持部材21と、を備えている。
表示基板26および基板保持部材21は、表示部ユニット27を構成する。なお、表示基板26は、本発明の前方基板に相当する。
実施の形態1と同様に、表示基板26および基板保持部材21は、2つ左右に並んで設けられた第1誘導加熱コイル10および第2誘導加熱コイル11並びにコイル保持部材12、13の左右方向にわたって長い。
この構成によれば、基板保持部材21は、コイル保持部材12、13と繋がり、弾性体16、17の付勢によってコイル保持部材12、13と共にトッププレート3に押し付けられる。このため、操作基板20あるいは表示基板26は、操作基板20あるいは表示基板26のみを押し付けるためのクッションなどの弾性体が無くても、位置決め基準をトッププレート3に規定し、トッププレート3との距離を一定に保持できる。また、基板保持部材21は、上枠フレーム2に取付けられないので、天板ユニット4が重くならず、本体1との配線作業などの組立てが容易である。したがって、トッププレート3から操作基板20あるいは表示基板26までの距離を一定に保ちつつ、軽量化およびコスト削減を図ることができる。
この構成によれば、基板保持部材21は、コイル保持部材12、13の有する押し当て部18、19に対して繋がる。これにより、基板保持部材21は、コイル保持部材12、13と繋がり、弾性体16、17の付勢によってコイル保持部材12、13と共にトッププレート3に押し付けられる。
この構成によれば、基板保持部材21は、孔部21aに円柱状の押し当て部18、19を挿通することで、コイル保持部材12、13の有する押し当て部18、19に対して繋がる。
この構成によれば、段部18a、19aは、押し当て部18、19に挿通された孔部21aを突き当て、コイル保持部材12、13と共に基板保持部材21を弾性体16、17の付勢によってトッププレート3に押し付け、基板保持部材21の上下方向の位置を規制する。これにより、基板保持部材21の下方が浮いた状態であっても基板保持部材21の高さ方向の位置が保持される。
この構成によれば、突き当て部21bは、コイル保持部材12、13に突き当たり、コイル保持部材12、13と共に基板保持部材21を弾性体16、17の付勢によってトッププレート3に押し付け、基板保持部材21の上下方向の位置を規制する。これにより、基板保持部材21の下方が浮いた状態であっても基板保持部材21の高さ方向の位置が保持される。
この構成によれば、基板保持部材21は、左右両側の2つのコイル保持部材12、13に繋がり、弾性体16、17の付勢によってトッププレート3に押し付けられる力の左右バランスをとっている。これにより、2つ設けられた第1誘導加熱コイル10および第2誘導加熱コイル11並びにコイル保持部材12、13の左右方向にわたる幅を有する基板保持部材21の高さ方向の位置が均一に保持される。
この構成によれば、操作基板20あるいは表示基板26に対して第1誘導加熱コイル10および第2誘導加熱コイル11が発生させる電磁波の影響が抑制できる。
この構成によれば、基板保持部材21の下方が浮いた状態であっても基板保持部材21の高さ方向の位置が保持される。このため、操作基板20のボタンと上枠フレーム2の孔との高さ方向の距離関係は、常に一定に保持される。あるいは、静電スイッチタイプの操作基板20とトッププレート3との高さ方向の距離関係は、常に一定に保持される。
この構成によれば、表示部ユニット27とトッププレート3との高さ方向の距離関係は、常に一定に保持される。よって、表示部25の見え方を常に一定に保つことができる。
この構成によれば、操作表示部ユニットとトッププレート3との高さ方向の距離関係は、常に一定に保持される。
また、上記実施の形態では、基板保持部材がコイル保持部材と繋がる押し当て部は、1つのコイル保持部材に対して前方側の1箇所のみであった。しかし、押し当て部は、1つのコイル保持部材に対して前方側に複数箇所設けられてもよい。
また、誘導加熱コイルおよびコイル保持部材は、トッププレートの左右に2つ以上並んで設けられてもよい。
Claims (9)
- 被加熱調理容器を載置するトッププレートと、
前記トッププレートの下方に設けられた誘導加熱コイルと、
前記誘導加熱コイルを下方から保持するコイル保持部材と、
前記コイル保持部材を前記トッププレートに押し付ける方向に付勢する弾性体と、
前記誘導加熱コイルの前方に設けられた前方基板と、
前記前方基板を保持する基板保持部材と、
を備え、
前記基板保持部材は、前記コイル保持部材と繋がり、前記弾性体の付勢によって前記コイル保持部材と共に前記トッププレートに押し付けられ、
前記コイル保持部材は、前記弾性体の直上にて、前記トッププレートに押し当たる押し当て部を有し、
前記基板保持部材は、前記押し当て部に対して繋がる、
誘導加熱調理器。 - 前記押し当て部は、上下方向に延びる柱状であり、
前記基板保持部材は、柱状の前記押し当て部を挿通する孔部を有する請求項1に記載の誘導加熱調理器。 - 前記押し当て部は、上下方向に延びる途中にて、前記孔部の孔径よりも拡径した外周に形成された規制部を有する請求項2に記載の誘導加熱調理器。
- 前記基板保持部材は、前記押し当て部に対して繋がった近傍にて、前記コイル保持部材に突き当たる突き当て部を有する請求項2に記載の誘導加熱調理器。
- 被加熱調理容器を載置するトッププレートと、
前記トッププレートの下方に設けられた誘導加熱コイルと、
前記誘導加熱コイルを下方から保持するコイル保持部材と、
前記コイル保持部材を前記トッププレートに押し付ける方向に付勢する弾性体と、
前記誘導加熱コイルの前方に設けられた前方基板と、
前記前方基板を保持する基板保持部材と、
を備え、
前記基板保持部材は、前記コイル保持部材と繋がり、前記弾性体の付勢によって前記コイル保持部材と共に前記トッププレートに押し付けられ、
前記誘導加熱コイルおよび前記コイル保持部材は、前記トッププレートの左右に複数設けられ、
前記前方基板および前記基板保持部材は、複数設けられた前記誘導加熱コイルおよび前記コイル保持部材の左右方向にわたる幅を有し、
前記基板保持部材は、少なくとも左右両側の2つの前記コイル保持部材に繋がり、前記弾性体の付勢によって前記トッププレートに押し付けられる力の左右バランスをとる、誘導加熱調理器。 - 前記コイル保持部材は、前記誘導加熱コイルと前記基板保持部材との間に前記誘導加熱コイルが発生させる電磁波の影響を遮断するシールド部材を有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
- 前記前方基板は、使用者が操作に用いる操作基板である請求項1〜6のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
- 前記前方基板は、制御動作が表示される表示基板である請求項1〜6のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
- 前記前方基板は、使用者が操作に用いると共に制御動作が表示される操作表示基板である請求項1〜6のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
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