JP6994999B2 - 車両用収容構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のインストルメントパネルに装備される小物等を収容するための収容構造に関する。
特許文献1に開示されているように、車両のインストルメントパネルの助手席には、グローブボックスの上方に小物等を収容する収容構造が設けられている。この収容構造は、インストルメントパネルにより画成され車室側が開口された収容空間を有している。
一般的には、上記収容空間の周縁部にはオーナメント部材が取り付けられており、意匠性を高めている。
上記収容空間の底部にはゴム製マットを敷いて収容物の移動を抑制している。
特開2012-224256号公報
上記のように、ゴム製マットが単に収容空間の底部に敷かれているだけであると、このマットの支持が不安定である。そこで本願発明者は、オーナメント部材を利用してゴム製マットを支持することを発案した。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、車両のインストルメントパネルに設けられる収容構造において、上記インストルメントパネルにより画成され車室側が開口した収容空間と、上記インストルメントパネルに設置され上記収容空間の底部として提供される加飾棚とを備え、上記加飾棚が、
ア.車室側の加飾部と、この加飾部から収容空間の奥側に突出する連結部とを有し、上記収容空間の開口下縁部において上記インストルメントパネルに固定される第1オーナメント部材と、
イ.上記第1オーナメント部材の上記連結部の上側に配置されて上記連結部に連結され、上記第1オーナメント部材の上記加飾部に隣接する第2オーナメント部材と、
ウ.上記第1オーナメント部材の上記連結部と上記第2オーナメント部材との間に挟持される車室側の取付部と、この取付部から上記収容空間の奥に向かって延びる受部とを有するゴム製マットと、
を備えていることを特徴とする。
上記構成によれば、収容物の移動を抑制するゴム製マットが第1オーナメント部材と第2オーナメント部材で挟持されているので、ゴム製マットを安定して支持できるとともに加飾性を維持できる。しかも、ゴム製マットを支持するための支持部材を別途必要とせず、部品点数の増大を回避できる。
好ましくは、上記ゴム製マットの上記受部の先端縁が、上記インストルメントパネルの上記収容空間の奥端面に当っている。
上記構成によれば、ゴム製マットの受部により収容物を確実に受け止めることができる。
より具体的構成では、上記インストルメントパネルは、上側パネル部と、下側パネル部と、これら上側パネル部と下側パネル部の間に配置された中間パネル部とを含み、上記下側パネル部の上縁部が上記収容空間の開口下縁部として提供され、上記中間パネル部が、上記収容空間の上記奥端面を画成する奥端壁と、上記奥端壁の上下縁からそれぞれ車室方向に延びる上壁と下壁とを有して、断面コ字形をなし、上記中間パネル部の下壁の車室側縁部と上記下側パネル部の上縁部との間には空隙が形成されており、この空隙が上記加飾棚により塞がれており、上記ゴム製マットの受部の奥側部分が上記中間パネル部の上記下壁に載っている。
上記構成によれば、構成材の重複を回避して材料費を低減できる。また、ゴム製マットの受部を中間部材の下壁により安定して支持することができる。
本発明によれば、加飾性を維持しつつゴム製マットを安定して支持でき、部品点数の増大も回避できる。
本発明の一実施形態に係る収容構造を備えたインストルメントパネルを、室内側から見た概略図である。 図1のIIーII線に沿う上記収容構造の断面図である。 上記収容構造の加飾棚を構成要素毎に分解して示す断面図である。 上記加飾棚の斜視図である。 上記加飾棚を構成要素毎に分解して示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に示すように
インストルメントパネル1の助手席側には、その中間高さにおいて、小物等を収容するための収容構造5が装備されている。
図2に示すように、収容構造5は、インストルメントパネル1により画成されて車幅方向に延びる収容空間6と、この収容空間6の底部として提供される加飾棚7とを備えている。収容空間6は車室側が開口している。
インストルメントパネル1は助手席側において、上側パネル部2と、下側パネル部3と、これらパネル部2,3間に配置された中間パネル部4とを有している。
上側パネル部2の下縁部は車両前方に向かって延びている。中間パネル部4は断面コ字形をなしており、奥端壁4aと、この奥端壁4aの上縁から車室に向かって延びる上壁4bと、奥端壁4aの下縁から車室に向かって延びる下壁4cとを有している。中間パネル部4の上壁4aは上側パネル部2の下縁部2aに連なっている。
上記中間パネル4と、上側パネル2の下縁部2aと、下側パネル3の上縁部とで、上記収容空間6が画成されている。
本実施形態では、中間パネル部4の下壁4cと上記下側パネル3の上縁部との間に、車幅方向に延びる空隙8が形成されている。この空隙8を塞ぐようにして加飾棚7が設置されている。
下側パネル部3の下方にはグローブボックス9が配置されている。このグローブボックス9は、下側パネル部3に固定されたボックス本体9aと、このボックス本体9の車室側開口を開閉する蓋9bとを有している。
次に、加飾棚7について図2~図5を参照しながら詳述する。加飾棚7は、第1オーナメント部材10と第2オーナメント部材20とゴム製マット30とを備えている。
第1オーナメント部材10は、樹脂製の射出成形品からなる芯材11と、表皮12とを有している。芯材11は、略L字形をなす車室側の縁部11aと、この縁部11aに対して90°近く折れ曲がって縁部11aから奥側に突出した連結部11bと、連結部11bからさらに奥へと延びる支持部11cとを有している。
上記縁部11aは、車室に向かって下方に進むように傾斜しており、連結部11bと支持部11cは、収容空間6の奥(車両前方)に向かって緩やかに下方に進むように傾斜している。支持部11cは連結部11bより高く、両者の間には段差11dが形成されている。
芯材11の縁部11aおよび連結部11bの上面の一部が表皮12で覆われている。縁部11aとこの縁部11aを覆う表皮12により、第1オーナメント部材10の加飾部10xが構成されている。
上記第2オーナメント部材20は、樹脂製の射出成形品からなり、図2に示すように、上記第1オーナメント部材10の連結部11bの上側で上記加飾部10xに隣接して配置されている。第2オーナメント部材20は、加飾部10xの内周に沿う形状を有しており、例えば光沢を有して加飾部10xと異なる外観を呈している。これら加飾部10xと第2オーナメント部材20により加飾棚7ひいては収容構造5に装飾性を付与している。
第2オーナメント部材20は、上記第1オーナメント部材10の連結部11bに連結されている。例えば図5に示すように、第1オーナメント部材10の連結部11bに形成された穴11hと第2オーナメント部材20に形成された爪(図示しない)を係合した状態で、連結部11bに形成された貫通孔11jを貫通するビスを第2オーナメント部材20のねじ穴(図示しない)にねじ込むことにより、第2オーナメント部材20が第1オーナメント部材10の連結部11bに連結される。
ゴム製マット30は、ゴム製の射出成形品からなり、取付部31と、この取付部31から収容空間6の奥に向かって延びる受部32とを有している。受部32は取付部31より高く、両者の間に段差33が形成されている。
図2に示すように、ゴム製マット30の取付部31は、第1オーナメント部材10の連結部11bと第2オーナメント部材20により挟持されている。図5を参照しながら説明すると、ゴム製マット30の取付部31には下方に突出する凸部31aが形成されており、この凸部31aを連結部11bに形成された凹部11mに嵌めるとともに、取付部31を連結部11bの上面に載せることにより、取付部31を連結部11bに仮固定する。この仮固定状態で、上述したように第2オーナメント部材20を連結部11bに連結することにより、ゴム製マット30が挟持される。
上記のようにして構成された加飾棚7は、第1オーナメント部材10の連結部11bに形成された爪部を下側パネル部3の上縁部の係合穴(いずれも図示しない)に差し込むことにより、下側パネル部3の上縁部に固定されている。
上述にようにして、加飾棚7が収容空間6の底部としてインストルメントパネル1に設置される。図2に示すように、この加飾棚7の設置状態において、加飾棚7の左右端部は、立ち上がって中間パネル部4の上壁4bに達している。第1オーナメント部材10の加飾部10xは車室側に臨んで斜め上方を向いている。
第2オーナメント部材20からゴム製マット30の受部32にわたり、収容空間6の奥(車両前方)へ進むにしたがって下方に向かうように傾斜している。ゴム製マット30の受部32の車室側の部分が、第1オーナメント部材10の支持部11cに載り、奥側の部分が中間パネル部4の下壁4cに載っている。
ゴム製マット30の受部32の先端縁部は奥に向かって上向きに湾曲しており、受部32の先端縁は若干弾性変形した状態で、中間パネル部4の奥端壁4aにより画成される収容空間6の奥端面に当たっている。
上記構成において、ゴム製マット30により収容空間6に収容された小物等の移動を抑制することができる。ゴム製マット30は移動することなく安定して収容空間6に設置された状態を維持できる。しかも、ゴム製マット30の支持に第1オーナメント部材10と第2オーナメント部材20を用いるので、加飾性を確保しつつ部品点数を増やすこともない。
ゴム製マット30の受部32は中間パネル部4の下壁4cに載っているので安定した支持が得られる。ゴム製マット30の受部32の先端縁が収容空間の奥端面に当っているので、収容物を安定して受け止めることができる。
本発明は上記実施形態に制約されず、さらに種々の態様が可能である。
本発明は、車両インストルメントパネルの収容構造に適用できる。
1 インストルメントパネル
2 上側パネル部
3 下側パネル部
4 中間パネル部
4a 奥端壁
4b 上壁
4c 下壁
5 収容構造
6 収容空間
7 加飾棚
10 第1オーナメント部材
10x 加飾部
11b 連結部
20 第2オーナメント部材
30 ゴム製マット
31 取付部
32 受部

Claims (3)

  1. 車両のインストルメントパネルに設けられる収容構造において、
    上記インストルメントパネルにより画成され車室側が開口した収容空間と、上記インストルメントパネルに設置され上記収容空間の底部として提供される加飾棚とを備え、
    上記加飾棚が、
    ア.車室側の加飾部と、この加飾部から収容空間の奥側に突出する連結部とを有し、上記収容空間の開口下縁部において上記インストルメントパネルに固定される第1オーナメント部材と、
    イ.上記第1オーナメント部材の上記連結部の上側に配置されて上記連結部に連結され、上記第1オーナメント部材の上記加飾部に隣接する第2オーナメント部材と、
    ウ.上記第1オーナメント部材の上記連結部と上記第2オーナメント部材との間に挟持される車室側の取付部と、この取付部から上記収容空間の奥に向かって延びる受部とを有するゴム製マットと、
    を備えていることを特徴とする車両用収容構造。
  2. 上記ゴム製マットの上記受部の先端縁が、上記インストルメントパネルの上記収容空間の奥端面に当っていることを特徴とする請求項1に記載の車両用収容構造。
  3. 上記インストルメントパネルは、上側パネル部と、下側パネル部と、これら上側パネル部と下側パネル部の間に配置された中間パネル部とを含み、
    上記下側パネル部の上縁部が上記収容空間の開口下縁部として提供され、上記中間パネル部が、上記収容空間の上記奥端面を画成する奥端壁と、上記奥端壁の上下縁からそれぞれ車室方向に延びる上壁と下壁とを有して、断面コ字形をなし、
    上記中間パネル部の下壁の車室側縁部と上記下側パネル部の上縁部との間には空隙が形成されており、この空隙が上記加飾棚により塞がれており、
    上記ゴム製マットの受部の奥側部分が上記中間パネル部の上記下壁に載っていることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用収容構造。
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