JP6992657B2 - 結束機 - Google Patents

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Description

この発明は、ハーネスの結束や、袋口の結束、畑の番線や誘引紐の結束などに使用可能な結束機に関する。
例えば家電製品を製造する工場において、電源供給や信号通信に用いられる複数のハーネスを結束して組み付ける作業が行われる。こうしたハーネスの結束は、手作業で粘着テープを巻き付けて行う方法が主流であり、作業性が悪かった。
この点、例えば特許文献1に記載されているような装置を使用すれば機械的に結束が行えるため、テープを巻き付ける手間を省くことができる。
また、特許文献2には、Cリングによる締結作業を行なうことができるハンディタイプの結束機が開示されている。この特許文献2記載の結束機は、トリガが操作されたときに、一対のジョーが閉じてCリングを両側から押して変形させるとともに、操作されたトリガが離されたときに、次のCリングを先端部に送る動作を行う構造となっている。
特開平6-329118号公報 特開2000-33526号公報
しかしながら、特許文献1に記載された装置は、ハーネスの挿入口付近に複数の歯車を配置したものであり、機械構造が複雑で部品点数が多くなるという問題点があった。
また、上記した特許文献2記載の結束機は、ジョーを回動させるための機構と、Cリングを送るために直進運動を行う機構と、の両方の機構が必要であり、機械構造が複雑で部品点数が多くなるという問題点があった。
そこで、本発明は、従来と比較して機械構造がシンプルであり、部品点数も少ない結束機を提供することを課題とする。
本発明は、上記した課題を解決するためになされたものであり、塑性変形可能な結束具によって被結束物を結束する結束機であって、前記結束具を打ち出すドライバと、前記ドライバを直進駆動する駆動機構と、前記ドライバの先端を受ける位置に配置されたクリンチャと、前記駆動機構の動力源であるモータと、前記ドライバと前記クリンチャとの間に設けられた被結束物を挿入するための挿入口と、前記ドライバと前記挿入口との間に前記結束具が打ち出し可能な状態で待機する待機部と、前記挿入口の奥に配置され前記挿入口に挿入された被結束物によって押圧されて作動するトリガと、を備え、前記トリガが押圧されたときに、前記モータが回転して前記駆動機構が作動し、前記駆動機構が作動したときに、前記ドライバが前記待機部に供給された結束具を打ち出し、打ち出された結束具の脚部が前記クリンチャに押し付けられて変形するように構成されていることを特徴とする。
本発明は上記の通りであり、駆動機構によって直進運動を行うドライバと、ドライバの先端を受ける位置に配置されたクリンチャと、を備え、ドライバとクリンチャとの間には、被結束物を挿入するための挿入口が設けられる。よって、例えばハーネスの結束を行う場合には、結束機の挿入口にハーネスを挿入してドライバを駆動させればよい。
また、ドライバと挿入口との間には、結束具が打ち出し可能な状態で待機する待機部が設けられており、駆動機構が作動したときに、ドライバが待機部に供給された結束具を打ち出し、打ち出された結束具の脚部がクリンチャに押し付けられて変形する。このような構成によれば、結束機の挿入口に挿入されたハーネスを結束具によって結束することができる。
そして、本発明においては、ドライバの直進運動だけで、結束具の打ち出しと結束具のクリンチとが連続して行われるので、従来の構造のように複雑な機構を必要としない。よって、機械構造をシンプルにして、部品点数も少なく構成することができる。
また、機械先端の構造をシンプルにすることができるので、ハーネスの隙間などにも差し込みやすく、使い勝手の良い機械を提供することができる。
結束具をセットした結束機の外観図である。 結束機で被結束物を結束した直後の外観図である。 (a)結束具の正面図、(b)連結結束具の側面図である。 (a)被結束物を結束した結束具の外観図、(b)被結束物を結束した結束具の正面図である。 結束機の内部構造を示す斜視図である。 結束機の出力部付近の一部拡大図であって、(a)待機状態の図、(b)結束完了状態の図である。 (a)結束具をセットする前の結束機の平面図、(b)上記aにおける結束機の先端付近の一部拡大断面図である。 (a)結束具をセットした後の結束機の平面図、(b)上記aにおける結束機の先端付近の一部拡大断面図である。 待機状態の結束機の内部を示す図であって、(a)ガイド部材を省略していない図、(b)ガイド部材の一部を省略した図である。 結束途中の結束機の内部を示す図であって、(a)ガイド部材を省略していない図、(b)ガイド部材の一部を省略した図である。 結束完了状態の結束機の内部を示す図であって、(a)ガイド部材を省略していない図、(b)ガイド部材の一部を省略した図である。 変形例1に係る結束機の(a)斜視図、(b)側面図である。 変形例1に係る結束機の内部構造を示す(a)斜視図、(b)側面図である。 変形例1に係る結束機で結束したときの内部構造を示す(a)斜視図、(b)側面図である。 変形例2に係る結束機の内部を示す図である。 変形例3に係る結束機の内部を示す(a)平面図、(b)側面図である。 変形例3に係る結束機の出力部付近の一部拡大図であって、(a)クリンチ前の図、(b)クリンチ後の図である。 変形例4に係る結束機の内部を示す図であって、(a)待機状態の図、(b)結束完了状態の図である。 変形例5に係る結束機の内部を示す(a)平面図、(b)側面図である。 変形例5に係る結束機の作動を説明する図である。
本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。なお、以下においては、「前
」は結束具41が打ち出される方向を意味し、「後」は結束具41が打ち出される方向の反対方向を意味するものとして説明する。
本実施形態に係る結束機10は、塑性変形可能な結束具41によって被結束物50を結束する手持ち式の結束機10である。具体的には、この結束機10は、図3(a)に示すような開口部41cを備えた結束具41を使用可能となっており、結束具41の開口部41cを閉じることによって被結束物50を結束するものである。この結束機10は、例えば、ハーネスの結束や、袋口の結束、畑の番線や誘引紐の結束などに使用される。
この結束機10は、図1に示すように、ハウジング11によって覆われており、モータ収容部12と、グリップ部13と、出力部15と、を備えている。本実施形態に係る結束機10では、これらの部位が結束具41の打ち出し方向D2(図6(a)参照)に沿って前後に連続して設けられている。すなわち、結束具41の打ち出し方向D2に見て、後方から前方へ、モータ収容部12、グリップ部13、出力部15の順に配置されている。
モータ収容部12は、結束機10の後部に設けられており、後端部には外部電源を接続するための電源接続部12aが設けられている。この電源接続部12aから電圧供給を受けることで、結束機10は結束具41の打ち出しなどの各種動作を実行できるようになっている。この電源接続部12aには、交流[0]電源に接続するためのコードが接続されるように構成してもよいし、充電池に繋げるためのハーネスが取り付けられてもよい。なお、本実施形態に係る結束機10は電気式であるが、これに限らず、結束機10は圧縮空気式であってもよい。圧縮空気式の結束機10の場合、電源接続部12aの代わりに、圧縮空気の供給を受けるための接続部を設けてもよい。
このモータ収容部12には、図5に示すように、モータ20や制御部21が内蔵されている。モータ20は、後述する駆動機構22を駆動するための動力源である。また、制御部21は、モータ20の回転などを制御する制御装置であり、本実施形態においてはCPUやメモリを実装した制御基板である。
グリップ部13は、結束機10の使用時に使用者が把持する部位である。このグリップ部13は、ハウジング11の中間部に設けられており、使用者が把持しやすいように、くびれた形状で形成されている。このグリップ部13の斜め前方には、グリップ部13を把持したときに人差し指で操作可能な位置にトリガ14が設けられている。トリガ14は、結束動作を実行するために手動操作可能となっており、本実施形態においては引き金状の揺動部材である。このトリガ14を使用者が引き操作すると、トリガ14に隣接して配置されたスイッチ14a(図5参照)がオンになり、スイッチ14aから制御部21へと操作信号が出力されるようになっている。操作信号を受信した制御部21は、モータ20を回転させて結束具41を打ち出す動作を実行するようになっている。詳しくは、トリガ14が操作されたときに、結束位置までのドライバ25の前進と、結束位置でのドライバ25の保持と、待機位置までのドライバ25の後退と、で構成される一連のサイクルが連続して実行されるようになっている。このように、結束の開始から完了までの動作が連続して行われるので、結束動作の途中で停止したり、結束力が不十分になることがない。
このグリップ部13には、図5に示すように、駆動機構22が内蔵されている。駆動機構22は、トリガ14が操作されたときにモータ20によって作動する機構であり、後述するドライバ25を前後に往復動させることで結束動作を行うものである。
この駆動機構22は、減速機構23と、ボールねじ24と、を備えている。減速機構23は、モータ20の回転軸に接続されており、モータ20の回転を減速させて大きなトルクを得られるようにするための機構である。また、ボールねじ24は、減速機構23の出力軸に接続されており、モータ20の回転力によってねじ軸24aを回転させ、ねじ軸24aを回転させることでナット24bを前後に直進運動させるためのものである。具体的には、モータ20が正回転したときには、ナット24bが前方へと移動して結束動作が実行されるように構成されている。また、結束動作の完了後にモータ20が逆回転したときには、ナット24bが後方へと移動して待機状態へと戻るように構成されている。
本実施形態においては、グリップ部13に駆動機構22を内蔵することで、機械が小型化されており、取り回しの良い機械となっている。しかも、モータ20の回転軸とボールねじ24のねじ軸24aとが直線的に配置されているため、機械がスリム化されており、狭い作業場所でも使用しやすく構成されている。
出力部15は、結束機10の先端付近に設けられている。この出力部15の先端には、突出形成部17が略L字形に突出しており、この突出形成部17の内側に被結束物50を挿入するための挿入口16が開口している。また、この出力部15には、図5に示すように、ドライバ25と、ガイド部材30と、連動機構26と、が内蔵されている。また、この出力部15の側部には、図7及び図8に示すように、マガジン部35が設けられている。
突出形成部17は、ハウジング11の一部として形成されるか、または、ハウジング11に対して一体的に固定されている。この突出形成部17の内側の面には、後述するドライバ25の先端を受ける位置に、クリンチャ18が設けられている。クリンチャ18とドライバ25とは、結束具41を打ち出す前の状態では、互いに離れた位置において待機しており、両者の間には挿入口16が設けられている。本実施形態に係る結束機10は、この挿入口16に向けて結束具41を打ち出して結束を行う。
なお、この挿入口16は、出力部15の先端方向(結束機10の前後方向)とは異なる方向に開口している。本実施形態においては、図6等に示すように、結束具41の打ち出し方向を前後方向としたときに、この前後方向に略直交するように、側方に開口している。
クリンチャ18は、ドライバ25によって打ち出された結束具41の脚部41aをクリンチして、結束を完了させるためのものである。具体的には、このクリンチャ18は、ドライバ25によって打ち出された結束具41が押しつけられるプレートである。クリンチャ18の表面には、結束具41の脚部41aを誘導するための溝が形成されており、クリンチャ18に押し付けられた結束具41の脚部41aが、この溝に沿って内側に曲げられて変形する(クリンチされる)ようになっている。
なお、このクリンチャ18を設けた突出形成部17は、クリンチャ18を含めて可動部を持たずに形成されており、シンプルかつスリムな形状となっている。このため、突出形成部17は、ハーネスなどの被結束物50の隙間に挿し込みやすくなっている。
しかも、突出形成部17は、図6等に示すように、先細り形状となっている。具体的には、突出形成部17の外側面17aは、挿入口16の開口方向D1に対して傾斜しており、クリンチャ18を形成した内側面17bに対して鋭角を形成している。このように突出形成部17は、挿入口16の開口方向D1に先細りに形成されることで、狭い隙間に挿し込みやすい形状となっている。
また、このクリンチャ18に対向するハウジング11には、拾いこみ面11aが形成されている。この拾いこみ面11aは、クリンチャ18を形成した突出形成部17の内側面17bに対して傾斜しており、挿入口16を大きく開口させるようになっている。この拾いこみ面11aを形成することにより、ハーネスなどの被結束物50を挿入口16の内側に誘導しやすく形成されている。また、この拾いこみ面11aは、作動前に待機しているガイド部材30(後述)を覆っており、被結束物50を挿入口16の内側に誘導するときに、被結束物50がガイド部材30に引っかかることを防止している。
ドライバ25は、結束具41を挿入口16に向けて打ち出すために駆動機構22によって直進運動を行う細長のプレートである。このドライバ25は、ハウジング11の内部において摺動案内されており、結束具41の打ち出し方向D2に往復動可能となっている。本実施形態に係るドライバ25は、ボールねじ24のナット24bに固定されており、ナット24bの前方に突出している。このため、ナット24bが前進したときに結束具41を打ち出すようになっている。このドライバ25は、打ち出した結束具41をクリンチャ18に押し付けることで、結束具41の脚部41aを曲げ、これにより開口部41cを閉じて結束を完了するようになっている。
ガイド部材30は、挿入口16に挿入された被結束物50の位置を安定させるためのものであり、ドライバ25によって結束具41が打ち出されて結束具41の開口部41cが閉じる直前に、挿入口16の開口を閉じるように構成されている。このガイド部材30は、図5に示すように、揺動軸30aを軸として、ハウジング11に対して前後に揺動可能に取り付けられている。このガイド部材30は、自然状態においては、図示しない付勢手段によって挿入口16を開放する方向に付勢されている。
また、このガイド部材30は、後述するスライド部材27に係合する作動ピン30bを備えている。この作動ピン30bはスライド部材27に対して摺動可能に係合しており、作動ピン30bがスライド部材27によって押されたときに、ガイド部材30が付勢手段による付勢力に抗して挿入口16を閉じる方向に揺動するように構成されている。
また、このガイド部材30は、挿入口16を塞ぐために爪状に形成された先端部30cを備えている。本実施形態においては、この先端部30cには、第1ガイド部30dと、第2ガイド部30eと、が設けられている。
第1ガイド部30dは、挿入口16の開口を閉じたときに結束具41をガイドするためのものであり、図2に示すように挿入口16を塞いだ状態で、結束具41の打ち出し方向D2と平行になるように形成されている。この第1ガイド部30dの内側には、結束具41の側部をガイドするための溝が形成されている。
また、第2ガイド部30eは、被結束物50を押さえるためのものであり、挿入口16の開口を閉じたときに第1ガイド部30dよりも挿入口16の内部に入り込むように形成されている。このように第2ガイド部30eによって被結束物50を押さえこむことで、被結束物50の位置が安定し、結束具41の打ち出し時に、確実に結束具41で被結束物50を抱え込むことができる。
連動機構26は、ガイド部材30を結束具41の打ち出し動作と連動して作動させるための機構である。この連動機構26を介してガイド部材30を作動させることで、ガイド部材30が結束具41の打ち出し動作と同期して作動するように構成されている。この連動機構26は、図5に示すように、スライド部材27と、接続部材28と、を備える。スライド部材27は、接続部材28によってボールねじ24のナット24bに固定されており、ナット24bと一体的に前後動するように構成されている。
このスライド部材27は、図9(b)、図10(b)、図11(b)に示すように、ガイド部材30の作動ピン30bと係合するように構成されている。具体的には、フック27a、傾斜部27b、水平部27cによって連続する係合面が形成されており、この係合面において作動ピン30bと係合するようになっている。
なお、フック27aは、略U字形の溝を形成しており、待機状態(結束具41の打ち出し前の状態)において作動ピン30bに係合する箇所である。
また、傾斜部27bは、結束具41の打ち出し方向D2に対して傾斜した面である。この傾斜部27b上を作動ピン30bが摺動しているときにガイド部材30が揺動するようになっている。
また、水平部27cは、結束具41の打ち出し方向D2に対して平行な面であり、この水平部27c上を作動ピン30bが摺動しているときは、ガイド部材30が挿入口16の開口を閉じた状態を維持するようになっている。
マガジン部35は、複数の結束具41を装着するためのものである。本実施形態に係る結束機10は、図3に示すような連結結束具40を使用するものであり、マガジン部35には、このような連結結束具40が装着可能となっている。
なお、連結結束具40は、複数の結束具41を互いに連結して構成されている。各結束具41は、プラスチックなどの樹脂製の部材であり、一対の脚部41aと、一対の脚部41aを接続する接続部41bと、を備え、略U字形に形成されている。一対の脚部41aの間には、被結束物50を抱え込むための開口部41cが形成されている。結束具41は、ドライバ25によって打ち出されてクリンチされると、図4に示すように脚部41aが塑性変形して被結束物50を抱え込んで結束できるように構成されている。
マガジン部35は、図7(b)に示すように、上記した結束具41の脚部41aの間(すなわち開口部41c)に入り込むリブ35aを備えている。また、このリブ35aの先端に臨むように、結束具41の接続部41bが案内される溝部35bが形成されている。
このマガジン部35には、マガジン部35の長手方向に沿って摺動可能なプッシャ36が設けられている。プッシャ36は、マガジン部35に装着した連結結束具40を前方に付勢するためのものであり、図示しないバネによって常に前方(結束具41を後述する待機部37へ送り込む方向)へと付勢されている。
このマガジン部35は、出力部15の側方に接続されており、出力部15の内部に連結結束具40を誘導するように構成されている。マガジン部35に連続する出力部15の内部には、結束具41を打ち出し可能な状態で待機させるための待機部37が設けられている。待機部37は、ドライバ25と挿入口16との間に設けられており、待機部37に待機している結束具41がドライバ25によって挿入口16の方向に打ち出されるようになっている。
なお、待機部37で待機する結束具41の開口部41cは、結束具41の打ち出し方向D2、すなわち、出力部15の先端方向に向けて開口している。一方、挿入口16は、出力部15の先端方向に対して略直交方向に開口している。このため、本実施形態においては、挿入口16の開口方向と、ドライバ25によって閉じられる結束具41の開口方向とが、異なる方向に設定されている。
このマガジン部35に連結結束具40を装着するときには、図8(b)に示すように、リブ35aを跨ぐように連結結束具40を装着し、マガジン部35の溝部35bを結束具41の接続部41bが通過するようにする。このように連結結束具40を装着すると、連結結束具40がプッシャ36によって待機部37の方向に付勢される。このように、連結結束具40をセットするだけで結束具41の打ち出しが可能な状態となる。このような構成によれば、結束具41を打ち出し前に結束位置へと送る動作が不要である。また、待機部37に供給された結束具41は、連結結束具40に連結された状態で待機しているので、連結結束具40から切り離された結束具41が結束機10から脱落するといった問題も発生しない。
なお、本実施形態においては、プッシャ36によって連結結束具40を待機部37の方向に付勢しているが、これに限らず、ドライバ25の駆動に連動して結束具41を待機部37へ送る機構を設けてもよい。
次に、上記した結束機10の結束動作について説明する。
本実施形態に係る結束機10を使用して結束を行うときには、まず、挿入口16に被結束物50を挿入する。このとき、図6に示すように、挿入口16の開口方向D1は、結束具41の打ち出し方向D2(すなわちドライバ25の進退方向)と異なる方向に設定されているため、被結束物50に引っ掛けるようにして、挿入口16の内部に被結束物50を係合させることができる。
この状態でトリガ14を操作すると、モータ20が回転して駆動機構22が作動する。このとき、駆動機構22によって、まずガイド部材30が作動させられる。すなわち、トリガ14が操作される前の待機状態においては、図9に示すように、作動ピン30bがスライド部材27のフック27aに係合しており、ガイド部材30が挿入口16の開口を開いた状態となっている。この状態から駆動機構22が作動し始めると、図10に示すように、スライド部材27が前進することにより、作動ピン30bがスライド部材27の傾斜部27bに沿って移動し、これにより、ガイド部材30が揺動して挿入口16の開口を塞いでいく。そして、作動ピン30bがスライド部材27の水平部27cにまで到達すると、ガイド部材30が完全に挿入口16の開口を塞いだ状態となる。
その後、更にモータ20が回転して駆動機構22が作動すると、図11に示すように、ドライバ25が待機部37に供給された結束具41を打ち出し、打ち出された結束具41の脚部41aがクリンチャ18によってクリンチされて結束が完了する(図11参照)。
図11に示すように結束完了状態となったら、モータ20が逆回転して図9に示すような待機状態へと戻る。このとき、ドライバ25が待機部37から退避することで待機部37が空くので、プッシャ36によってマガジン部35内の連結結束具40が押動され、次の結束具41が自動的に待機部37へと送られる。また、スライド部材27が後退することで、ガイド部材30も開方向に揺動する。ガイド部材30は、作動ピン30bがスライド部材27のフック27aに係合する位置まで揺動し、挿入口16の開口を開いた状態に戻る。
以上説明したように、本実施形態によれば、駆動機構22によって直進運動を行うドライバ25と、ドライバ25の先端を受ける位置に配置されたクリンチャ18と、を備え、ドライバ25とクリンチャ18との間には、被結束物50を挿入するための挿入口16が設けられる。よって、例えばハーネスの結束を行う場合には、結束機10の挿入口16にハーネスを挿入してドライバ25を駆動させればよい。
また、ドライバ25と挿入口16との間には、結束具41が打ち出し可能な状態で待機する待機部37が設けられており、トリガ14が操作されたときに、ドライバ25が待機部37に供給された結束具41を打ち出し、打ち出された結束具41の脚部41aがクリンチャ18によってクリンチされて結束が完了する。このような構成によれば、結束機10の挿入口16に挿入されたハーネスを結束具41によって結束することができる。
なお、従来の結束機においては、トリガが操作されたときに、一対のジョーが閉じてCリングを両側から押して変形させるとともに、操作されたトリガが離されたときに、次のCリングを先端部に送る動作を行う構造となっていた。このような構造では、機械にCリングを装填した直後においては、Cリングを先端部に送るために、トリガを操作して空打ちをしなければならない。この点、本実施形態によれば、結束具41の切断からクリンチまでを1アクションで行うので、結束具41を装填した後の空打ちが不要となっている。
しかも、こうした結束機10が手持ち式のハンディツールとして構成されているため、長く取り回したハーネスなどに対しても容易に結束作業を行うことができ、作業性が良い。
そして、ドライバ25の直進運動だけで、結束具41の打ち出しと結束具41のクリンチとが連続して行われるので、従来の構造のようにCリングを両側から押すような構造を必要としない。よって、機械構造をシンプルにして、部品点数も少なく構成することができる。また、挿入口16よりも先端側に可動部がないので、取り回しがよい。また、落下に強い構造とすることができる。
また、クリンチャ18が結束機10の先端に突出形成されているため、従来にはない結束機10を実現している。すなわち、本実施形態のように結束具41を打ち出す構造を実現しようとすると、打ち出した結束具41を受けるためにクリンチャ18を配設する必要がある。この点、据え置き型の構造であれば結束具41を受ける構造は自由に設定できるが、本実施形態のようにハンディツールの場合、結束具41を打ち出すという発想や、結束具41を受けるという発想が存在しなかった。このような状況において、本実施形態では、クリンチャ18を結束機10の先端に突出形成するという新規な構造を採用することで、取り回しの良さを阻害することなく、結束具41を打ち出して結束する構成を実現している。
また、従来の構造では、結束部で待機しているCリングの内側に被結束物50を挿入していたため、被結束物50の挿入方向やCリングの送り方向など、設計上の制約が多かった。この点、本実施形態によれば、挿入口16に挿入された被結束物50をまたぐように結束具41が打ち出されるので、機械の駆動軸(ドライバ25の移動方向)に関係なく、挿入口16の開口方向を設定できる。
また、結束機10は、複数の結束具41を連結した連結結束具40を使用するものであり、待機部37に供給された結束具41は、連結結束具40に連結された状態で待機可能である。このため、結束具41を打ち出し前に結束位置へと送る機構が不要であり、また、連結結束具40から切り離された結束具41が結束機10から脱落するおそれもない。
また、連結結束具40を装着可能なマガジン部35を備え、マガジン部35は、連結結束具40を待機部37の方向に付勢可能である。このような構成によれば、マガジン部35による付勢によって自動的に待機部37に結束具41が供給されるので、シンプルな構造とすることができる。
また、駆動機構22は、ボールねじ24を使用してドライバ25を往復動させる。このような構成によれば、モータ20の回転運動をボールねじ24によって直進運動に変換し、ドライバ25を駆動させることができる。
なお、本実施形態においては、駆動機構22にボールねじ24を使用しているが、これに限らず、他の機構を使用してもよい。例えば、駆動機構22にラックアンドピニオンなどを使用してもよい。すなわち、図15に示すように、モータ20の回転軸20aにピニオン43を固定し、このピニオン43に噛合するラック44を設けてもよい(変形例2)。そして、このラックアンドピニオンによってモータ20の回転運動を直進運動に変換し、ラック44に接続したドライバ25を前後に駆動するようにしてもよい。このとき、モータ20をグリップ部13の内部に配置してもよい。そして、グリップ部13を出力部15に対して直交するように配置してもよい。グリップ部13を出力部15に対して直交するように配置すれば、機械の全長を短縮して小型化することができる。
なお、上記した実施形態においては、結束機10をユーザが把持する前提で説明したが、結束機10をロボットアーム等の機械に取り付けるようにしてもよい。この場合、ロボットアーム等の機械に取り付けられる部分をグリップ部13としてもよい。
また、上記した実施形態に係る結束機10は、電源接続部12aから電圧供給を受けるように構成したが、これに限らず、結束機10が電源を内蔵してもよいし、結束機10に電池パックを着脱可能としてもよい。また、上記した実施形態に係る結束機10は、制御部21を備えているが、これに限らず、制御部21を機械の外部に配置してもよい。例えば、集中制御などによって結束機10を作動させるようにしてもよい。
また、上記した実施形態においては、手持ち式の結束機10について説明したが、これに限らず、図12~14に示すような据え置き式の結束機10’に本発明を応用してもよい(変形例1)。
図12~14に示す据え置き式の結束機10’は、基本的な構造は手持ち式の結束機10と同様であり、既に説明したものと同じ構造のクリンチャ18’、モータ、駆動機構、ドライバ、ガイド部材30’などを備えている。ただし、ハウジング11’の形状は、据え置き式に適した形状に変更されている。
また、この据え置き式の結束機10’は、プレート状のベース42を備えており、このベース42の上に機械が固定されている。結束機10’を使用するときには、このベース42を作業台などに固定することで、結束機10’を作業場所に据え置くことができる。ベース42を水平面に載置した場合、図12(b)に示すように、挿入口16’は上方に向けて開口する。
なお、この変形例に係る結束機10’のトリガ14’は、挿入口16’の奥に配置されている。このため、図13(b)および図14(b)に示すように、挿入口16’の奥まで被結束物50を挿し込んだときに、トリガ14’が被結束物50によって押圧されて作動するようになっている。トリガ14’が押圧されて作動すると、手持ち式の結束機10と同様にスイッチ14aがオンとなり、結束動作が実行される。
このような据え置き式の結束機10’であっても、手持ち式の結束機10と同様に、機械構造をシンプルにして、部品点数も少なく構成することができる。
また、上記した実施形態においては、ドライバ25が直進駆動されることにより結束動作が行われるようにしたが、これに限らず、クリンチャ18を直進駆動することにより結束動作が行われるようにしてもよい。
例えば、図16および図17は、変形例3に係る結束機10を示している。この変形例3に示す結束機10は、電動シリンダ45と、電動シリンダ45によって駆動されて往復動する直進部材47と、直進部材47に回動可能に取り付けられたクリンチ部材46と、を備える。クリンチ部材46は、略L字形に形成されており、一方の端部(基端部側)が回動軸18aを介して直進部材47に接続されており、他方の端部(先端部側)の内側にクリンチャ18が設けられている。
この変形例3においては、被結束物50を挿入するための挿入口16は、結束具41の足先方向に開口しており、クリンチ部材46の駆動方向と同じ方向に開口している。そして、この挿入口16に被結束物50を挿入した後にトリガ14を操作すると、まず、図17(a)に示すように、図示しない回動機構によりクリンチ部材46が回動軸18aを中心にして回動し、挿入口16を閉じる。このとき、クリンチャ18が結束具41の足先に対向するように配置される。その後、図17(b)に示すように、電動シリンダ45によって直進部材47およびクリンチ部材46が結束具41の方向に引き付けられる。この直進運動により、結束具41がクリンチャ18によってドライバ25に押し付けられ、結束動作が行われる。
なお、クリンチ部材46を回動させる回動機構としては、直進部材47の移動に伴ってクリンチ部材46を回動させるようなカムやリンク機構を設けてもよいし、クリンチ部材46を回動させるための駆動源を別途設けてもよい。
また、図18は、変形例4に係る結束機10を示している。この変形例4に示す結束機10は、電動シリンダ45と、電動シリンダ45によって駆動されて往復動する直進部材47と、を備える。直進部材47は、先端が略直角に屈折しており、その先端の内側にクリンチャ18を備えている。このクリンチャ18は、結束具41の足先に対向するように配置されている。
この変形例4においては、被結束物50を挿入するための挿入口16は、結束具41の足先方向とは異なる方向(略直交する方向)に開口しており、クリンチ部材46の駆動方向と異なる方向(略直交する方向)に開口している。そして、この挿入口16に被結束物50を挿入した後にトリガ14を操作すると、図18(b)に示すように、電動シリンダ45によって直進部材47が結束具41の方向に引き付けられる。この直進運動により、結束具41がクリンチャ18によってドライバ25に押し付けられ、結束動作が行われる。
なお、上記した変形例3および変形例4における電動シリンダ45の具体的な構成は特に限定しない。例えば、既に説明した別の実施形態と同様に、ボールねじ24を使用した駆動機構22であってもよいし、ピニオン43やラック44で駆動する機構であってもよい。
また、上記した実施形態においては、ドライバ25が直進駆動されることにより結束動作が行われるようにしたが、これに限らず、ドライバ25を回転駆動することにより結束動作が行われるようにしてもよい。
例えば、図19および図20は、変形例5に係る結束機10を示している。この変形例5に示す結束機10は、モータ20によって回転するドライバ25と、ドライバ25の回転軌道上に配設されたクリンチャ18と、を備えている。この変形例5に係るドライバ25は、回転軸25aを中心に所定範囲で揺動する。すなわち、図19(b)に示す待機位置から、図20(d)に示す結束位置までの間で揺動する。
この変形例5においては、被結束物50を挿入するための挿入口16は、ドライバ25の駆動方向と異なる方向に開口している。そして、この挿入口16に被結束物50を挿入した後にトリガ14を操作すると、図20(a)に示すように、モータ20によってドライバ25が回転駆動され、ドライバ25によって先頭の結束具41がクリンチャ18の方向へと移動する。そして、図20(b)および(c)に示すように、結束具41はクリンチャ18に押し付けられ、結束動作が行われる。
なお、この変形例5においては、ドライバ25が回転しながらクリンチャ18に接近するため、結束具41をクリンチャ18に押し付ける軌道が円弧となる。すなわち、ドライバ25がクリンチャ18に対して斜めになるタイミングが生じ、クリンチの姿勢が安定しないおそれがある。このような問題を解決するために、クリンチャ18を傾動可能としてもよい。すなわち、図20(d)に示すように、クリンチャ18が傾動軸18bによって傾動可能に支持されるように構成すれば、ドライバ25の動きに追従してクリンチャ18が傾動するので、クリンチャ18とドライバ25とが互いに平行な状態を保ちながらクリンチを行うことができる。
この変形例5のように、ドライバ25を回転式にすれば、ドライバ25が直進運動を行う場合と比較して機械の全長を短くすることができる。
なお、この変形例5においては、ドライバ25が回転するように構成したが、これに限らない。すなわち、ドライバ25を回転させる代わりにクリンチャ18を回転させ、これにより、固定されたドライバ25に対してクリンチャ18を押し付けて結束を行うようにしてもよい。
10 結束機
10’ 結束機
11 ハウジング
11’ ハウジング
11a 拾いこみ面
12 モータ収容部
12a 電源接続部
13 グリップ部
14 トリガ
14’ トリガ
14a スイッチ
15 出力部
16 挿入口
17 突出形成部
17a 外側面
17b 内側面
18 クリンチャ
18a 回動軸
18b 傾動軸
18’ クリンチャ
20 モータ
20a 回転軸
21 制御部
22 駆動機構
23 減速機構
24 ボールねじ
24a ねじ軸
24b ナット
25 ドライバ
25a 回転軸
26 連動機構
27 スライド部材
27a フック
27b 傾斜部
27c 水平部
28 接続部材
30 ガイド部材
30’ ガイド部材
30a 揺動軸
30b 作動ピン
30c 先端部
30c’ 先端部
30d 第1ガイド部
30d’ 第1ガイド部
30e 第2ガイド部
30e’ 第2ガイド部
35 マガジン部
35’ マガジン部
35a リブ
35b 溝部
36 プッシャ
36’ プッシャ
37 待機部
40 連結結束具
41 結束具
41a 脚部
41b 接続部
41c 開口部
42 ベース
43 ピニオン
44 ラック
45 電動シリンダ
46 クリンチ部材
47 直進部材
50 被結束物
D1 挿入口の開口方向
D2 結束具の打ち出し方向(ドライバの進退方向)

Claims (7)

  1. 塑性変形可能な結束具によって被結束物を結束する結束機であって、
    前記結束具を打ち出すドライバと、
    前記ドライバを直進駆動する駆動機構と、
    前記ドライバの先端を受ける位置に配置されたクリンチャと、
    前記駆動機構の動力源であるモータと、
    前記ドライバと前記クリンチャとの間に設けられた被結束物を挿入するための挿入口と、
    前記ドライバと前記挿入口との間に前記結束具が打ち出し可能な状態で待機する待機部と、
    前記挿入口の奥に配置され前記挿入口に挿入された被結束物によって押圧されて作動するトリガと、
    を備え、
    前記トリガが押圧されたときに、前記モータが回転して前記駆動機構が作動し、
    前記駆動機構が作動したときに、前記ドライバが前記待機部に供給された結束具を打ち出し、打ち出された結束具の脚部が前記クリンチャに押し付けられて変形するように構成されていることを特徴とする、結束機。
  2. 前記駆動機構は、前記モータの回転を減速させる減速機構を備えることを特徴とする、請求項1記載の結束機。
  3. 前記クリンチャは、前記結束機の先端に突出形成された突出形成部に設けられていることを特徴とする、請求項1または2のいずれか1項に記載の結束機。
  4. 前記突出形成部は、先細り形状であることを特徴とする、請求項3記載の結束機。
  5. 前記挿入口は、前記ドライバの駆動方向とは異なる方向に開口していることを特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載の結束機。
  6. 前記結束機は、複数の結束具を連結した連結結束具を使用するものであり、
    前記待機部に供給された結束具は、連結結束具に連結された状態で待機可能であることを特徴とする、請求項1~5のいずれか1項に記載の結束機。
  7. 連結結束具を装着可能なマガジン部を備え、
    前記マガジン部は、連結結束具を前記待機部の方向に付勢可能であることを特徴とする、請求項6記載の結束機。
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