JP6992464B2 - 車両用電子キーシステム、車両用装置 - Google Patents
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Description
本開示の第4の車両用電子キーシステムは、車両に搭載される車両用装置(110)と、車両用装置と対応付けられてあって、車両のユーザに携帯される携帯機(200)と、を備え、車両用装置は、車両用装置と携帯機との間での無線通信による認証処理が成功したことに基づいて車両に対して所定の車両制御を実施する車両用電子キーシステムであって、携帯機は、車両用装置から所定の周波数帯の電波を用いて送信される応答要求信号を受信する携帯機側受信部(223)と、携帯機側受信部が応答要求信号を受信する度に、当該応答要求信号の受信強度を携帯機側強度として取得し、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第2強度記憶部(M2)に保存する携帯機側強度取得部(G1)と、携帯機側受信部が応答要求信号を受信する度に、第2強度記憶部に保存されている携帯機側強度に基づいて、携帯機側強度の経時的な変化の度合いを示す第2強度変化量を算出する第2変化量算出部(G4)と、携帯機側受信部が応答要求信号を受信したことに基づいて、応答要求信号に対する応答信号として、第2変化量算出部が算出した第2強度変化量を示す信号を生成する応答信号生成部(G2)と、周波数帯の電波を用いて応答信号生成部が生成した応答信号を送信する携帯機側送信部(222)と、を備え、車両用装置は、応答要求信号を所定の第1送信周期で定期的に送信するとともに、携帯機から送信されてくる応答信号を受信する車両側送受信部(113)と、車両側送受信部が応答信号を受信する度に、当該応答信号の受信強度を車両側強度として取得し、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第1強度記憶部(M1)に保存する車両側強度取得部(F7)と、車両側送受信部が応答信号を受信する度に、第1強度記憶部に保存されている車両側強度に基づいて、車両側強度の経時的な変化の度合いを示す第1強度変化量を算出する第1変化量算出部(F9)と、車両側送受信部が応答信号を受信したことに基づいて、第1変化量算出部が算出した第1強度変化量と、当該応答信号に示されている第2強度変化量とが整合しているか否かを判定する整合性判定部(F11)と、を備え、整合性判定部は、車両側送受信部が応答信号を受信したことに基づいて、第1強度変化量と第2強度変化量との差である乖離度を算出し、当該乖離度が所定の許容閾値以上である場合には第1強度変化量と第2強度変化量とが整合していないと判定し、車両用装置は、整合性判定部によって第1強度変化量と第2強度変化量とが整合していないと判定された場合、認証処理又は車両制御を実行しないように構成されている。
本開示の第1の車両用装置は、車両のユーザに携帯される携帯機(200)と無線通信による認証処理が成功したことに基づいて車両に対して所定の車両制御を実施する車両用装置であって、携帯機に向けて応答要求信号を所定の第1送信周期で定期的に送信するとともに、携帯機から、携帯機で観測された応答要求信号の受信強度である携帯機側強度を直接的又は間接的に示す強度関連情報を含む応答信号を受信する車両側送受信部(113)と、車両側送受信部が応答信号を受信する度に、当該応答信号の受信強度を車両側強度として取得し、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第1強度記憶部(M1)に保存する車両側強度取得部(F7)と、第1強度記憶部に保存されている車両側強度に基づいて、車両側強度の経時的な変化の度合いを示す第1強度変化量を算出する第1変化量算出部(F9)と、車両側送受信部が応答信号を受信する度に、当該応答信号に含まれている強度関連情報を、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第2強度記憶部(M2)に保存する保存処理部(F8)と、第2強度記憶部に保存されている強度関連情報に基づいて、携帯機側強度の経時的な変化の度合いを示す第2強度変化量を算出する第2変化量算出部(F10)と、車両側送受信部が応答信号を受信したことに基づいて、第1変化量算出部が算出した第1強度変化量と、第2変化量算出部が算出した第2強度変化量とが整合しているか否かを判定する整合性判定部(F11)と、車両用装置の動作モードを、認証処理を実行しない、又は、認証処理が成功した場合であっても車両制御を実行しない動作モードである警戒モードに設定するモード制御部(F4)と、を備え、モード制御部は、整合性判定部によって第1強度変化量と第2強度変化量とが整合していないと判定された場合、車両用装置の動作モードを警戒モードに設定し、整合性判定部は、車両用装置が警戒モードに設定されている場合も第1強度変化量と第2強度変化量が整合しているか否かを逐次判定し、モード制御部は、車両用装置の動作モードが警戒モードに設定されている状態において、携帯機側強度が所定の遠方レベルから遠方レベルよりも大きい所定の近傍レベルまで増加する過程において、整合性判定部によって第1強度変化量と第2強度変化量は整合していると判定され続けていた場合には、警戒モードの設定を解除するように構成されている。
本開示の第2の車両用装置は、車両のユーザに携帯される携帯機(200)と無線通信による認証処理が成功したことに基づいて車両に対して所定の車両制御を実施する車両用装置であって、携帯機に向けて応答要求信号を所定の第1送信周期で定期的に送信するとともに、携帯機から、携帯機で観測された応答要求信号の受信強度である携帯機側強度の経時的な変化の度合いを示す第2強度変化量を含む応答信号を受信する車両側送受信部(113)と、車両側送受信部が応答信号を受信する度に、当該応答信号の受信強度を車両側強度として取得し、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第1強度記憶部(M1)に保存する車両側強度取得部(F7)と、車両側送受信部が応答信号を受信する度に、第1強度記憶部に保存されている車両側強度に基づいて、車両側強度の経時的な変化の度合いを示す第1強度変化量を算出する第1変化量算出部(F9)と、車両側送受信部が応答信号を受信したことに基づいて、第1変化量算出部が算出した第1強度変化量と、当該応答信号に示されている第2強度変化量とが整合しているか否かを判定する整合性判定部(F11)と、車両用装置の動作モードを、認証処理を実行しない、又は、認証処理が成功した場合であっても車両制御を実行しない動作モードである警戒モードに設定するモード制御部(F4)と、を備え、モード制御部は、整合性判定部によって第1強度変化量と第2強度変化量とが整合していないと判定された場合、車両用装置の動作モードを警戒モードに設定し、整合性判定部は、車両用装置が警戒モードに設定されている場合も第1強度変化量と第2強度変化量が整合しているか否かを逐次判定し、モード制御部は、車両用装置の動作モードが警戒モードに設定されている状態において、携帯機側強度が所定の遠方レベルから遠方レベルよりも大きい所定の近傍レベルまで増加する過程において、整合性判定部によって第1強度変化量と第2強度変化量は整合していると判定され続けていた場合には、警戒モードの設定を解除するように構成されている。
本開示の第3の車両用装置は、車両のユーザに携帯される携帯機(200)と無線通信による認証処理が成功したことに基づいて車両に対して所定の車両制御を実施する車両用装置であって、携帯機に向けて応答要求信号を所定の第1送信周期で定期的に送信するとともに、携帯機から、携帯機で観測された応答要求信号の受信強度である携帯機側強度を直接的又は間接的に示す強度関連情報を含む応答信号を受信する車両側送受信部(113)と、車両側送受信部が応答信号を受信する度に、当該応答信号の受信強度を車両側強度として取得し、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第1強度記憶部(M1)に保存する車両側強度取得部(F7)と、第1強度記憶部に保存されている車両側強度に基づいて、車両側強度の経時的な変化の度合いを示す第1強度変化量を算出する第1変化量算出部(F9)と、車両側送受信部が応答信号を受信する度に、当該応答信号に含まれている強度関連情報を、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第2強度記憶部(M2)に保存する保存処理部(F8)と、第2強度記憶部に保存されている強度関連情報に基づいて、携帯機側強度の経時的な変化の度合いを示す第2強度変化量を算出する第2変化量算出部(F10)と、車両側送受信部が応答信号を受信したことに基づいて、第1変化量算出部が算出した第1強度変化量と、第2変化量算出部が算出した第2強度変化量とが整合しているか否かを判定する整合性判定部(F11)と、を備え、整合性判定部は、車両側送受信部が応答信号を受信したことに基づいて、第1強度変化量と第2強度変化量との差である乖離度を算出し、当該乖離度が所定の許容閾値以上である場合には第1強度変化量と第2強度変化量とが整合していないと判定し、整合性判定部によって第1強度変化量と第2強度変化量とが整合していないと判定された場合、認証処理又は車両制御を実行しないように構成されている。
本開示の第4の車両用装置は、車両のユーザに携帯される携帯機(200)と無線通信による認証処理が成功したことに基づいて車両に対して所定の車両制御を実施する車両用装置であって、携帯機に向けて応答要求信号を所定の第1送信周期で定期的に送信するとともに、携帯機から、携帯機で観測された応答要求信号の受信強度である携帯機側強度の経時的な変化の度合いを示す第2強度変化量を含む応答信号を受信する車両側送受信部(113)と、車両側送受信部が応答信号を受信する度に、当該応答信号の受信強度を車両側強度として取得し、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第1強度記憶部(M1)に保存する車両側強度取得部(F7)と、車両側送受信部が応答信号を受信する度に、第1強度記憶部に保存されている車両側強度に基づいて、車両側強度の経時的な変化の度合いを示す第1強度変化量を算出する第1変化量算出部(F9)と、車両側送受信部が応答信号を受信したことに基づいて、第1変化量算出部が算出した第1強度変化量と、当該応答信号に示されている第2強度変化量とが整合しているか否かを判定する整合性判定部(F11)と、を備え、整合性判定部は、車両側送受信部が応答信号を受信したことに基づいて、第1強度変化量と第2強度変化量との差である乖離度を算出し、当該乖離度が所定の許容閾値以上である場合には第1強度変化量と第2強度変化量とが整合していないと判定し、整合性判定部によって第1強度変化量と第2強度変化量とが整合していないと判定された場合、認証処理又は車両制御を実行しないように構成されている。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本開示の技術的範囲を限定するものではない。
ここでは車載システム100の構成について述べる。車載システム100は、図2に示すように認証ECU110、LFアンテナ120、タッチセンサ130、スタートボタン140、施錠ボタン150、ボディECU160、及びエンジンECU170を備える。
車両側制御部111は、CPUが上述の車両用プログラムを実行することで実現する機能ブロックとして、図3に示すように車両情報取得部F1、車両状態判定部F2、認証処理部F3、モード制御部F4、車両制御部F5、及びRKE処理部F6を備える。また、車両側制御部111は、車両側強度取得部F7、保存処理部F8、第1変化量算出部F9、第2変化量算出部F10、及び整合性判定部F11を備える。車両側制御部111が備える機能の一部又は全部はハードウェアとして実現されても良い。或る機能をハードウェアとして実現する態様には、1つ又は複数のICなどを用いて実現する態様が含まれる。
次に、携帯機200の構成について述べる。携帯機200は、図4に示すように、LF通信モジュール210、UHF通信モジュール220、発光部230、動きセンサ240、ボタン250、及び携帯機側制御部260を備える。携帯機側制御部260と、LF通信モジュール210、UHF通信モジュール220、発光部230、及び動きセンサ240のそれぞれとは通信可能に接続されている。
携帯機側制御部260は、上述の携帯機用プログラムを実行することで実現する機能ブロックとして、図5に示すように、携帯機側強度取得部G1、送信信号生成部G2、及び報知処理部G3を備える。なお、携帯機側制御部260が備える機能ブロックの一部又は全部は、1つ又は複数のICチップなどを用いてハードウェアとして実現されていても良い。
次に図6及び図7に示すフローチャートを用いて認証ECU110が実施するモード制御処理について説明する。モード制御処理は、認証ECU110の動作モードを通常モードから警戒モードに切り替えるための処理である。図6及び図7に示すフローチャートは、例えば駐車判定部F2Aによって車両Vが駐車されたと判定された場合に開始されればよい。なお、他の態様として、ユーザによって施錠ボタン150が押下された場合に開始してもよい。また、施錠用認証処理が成功したことに基づいて車両Vが施錠された場合に開始されてもよい。シフトポジションがパーキング位置に設定されたことに基づいて開始されてもよい。モード制御処理の開始トリガは適宜設計されればよい。本フロー開始時において認証ECU110の動作モードは、通常モードに設定されている。
上記の車両用電子キーシステムでは、認証ECU110及び携帯機200のそれぞれでの受信強度の経時的な変化度合いが整合しているか否かを判定する。そして、各装置での相手からの信号の受信強度の変化度合いが整合していない場合、車両Vを警戒モードに設定する。このような実施形態の構成による効果についてここでは図10~図15を用いて説明する。
上述した実施形態では第1強度変化量ΔP1と第2強度変化量ΔP2とが整合性しているか否かの判断結果を、認証ECU110の動作モードを通常モードから警戒モードに設定するために用いる態様を開示したが、これに限らない。例えば、第1強度変化量ΔP1と第2強度変化量ΔP2とが整合性しているか否かの判断結果は、認証ECU110の動作モードを警戒モードから通常モードに設定するためにも用いることができる。ここでは、第1強度変化量ΔP1と第2強度変化量ΔP2とが整合性しているか否かに基づいて、認証ECU110の動作モードを警戒モードから通常モードに設定する構成について、変形例1として開示する。
上述した実施形態では、携帯機200は、応答信号として携帯機側強度をそのまま(換言すれば直接的に)示すデータを送信する態様を開示したが、これに限らない。例えば、携帯機側強度を、車両Vと携帯機200との距離に換算し、当該距離情報を示す信号を応答信号として返送してもよい。一般的に、車両Vと携帯機200との距離と受信強度との間は相関があるため、車両Vと携帯機200との距離を示す情報も、携帯機側強度の大きさを間接的に示す情報として機能する。つまり、車両Vと携帯機200との距離を示す情報は強度関連情報に相当する。
上述した実施形態では、第1強度変化量ΔP1の算出等の整合性判定に係る演算処理はすべて車載システム100で実施するものとしたが、これに限らない。例えば、第2強度変化量ΔP2の算出は、携帯機200で実施されるように構成されていても良い。その場合、携帯側制御部260は、図19に示すように第2変化量算出部F10に相当する携帯機側変化量算出部G4や、携帯機側強度記憶部M2を備えるものとする。また、送信信号生成部G2は、第2強度変化量ΔP2を示す信号を応答信号として生成し、UHF送信部222と協働して認証ECU110に返送するものとする。
車両制御部F5は、車両側強度に基づいて携帯機200の車両Vへの接近を検出するとともに、車両Vへの携帯機200の接近を検出した場合には、車室内/外の照明を点灯させる機能(以降、ウェルカム照明機能)を備えていてもよい。車両制御部F5がウェルカム照明機能を備える場合には、認証ECU110の動作モードに応じてウェルカム照明の色を変更するように構成されていることが好ましい。すなわち、認証ECU110は、ウェルカム照明の色によって認証ECU110の動作モードをユーザに報知するように構成されていても良い。
上述した実施形態ではLF帯の電波を用いてチャレンジコードを送信する態様を開示したが、これに限らない。チャレンジコードの送信は、UHFアンテナ112から送信しても良い。つまり、車両用電子キーシステムは、LF帯の電波を用いずに無線通信による携帯機200の認証処理を実行するように構成されていても良い。故に、車載システム100や携帯機200におけるLF帯の電波を送受信するための構成は任意の要素である。
200 携帯機、222 UHF送信部(携帯機側送信部)、223 UHF受信部(携帯機側受信部)、G1 携帯機側強度取得部、G2 応答信号生成部
Claims (14)
- 車両に搭載される車両用装置(110)と、前記車両用装置と対応付けられてあって、前記車両のユーザに携帯される携帯機(200)と、を備え、前記車両用装置は、前記車両用装置と前記携帯機との間での無線通信による認証処理が成功したことに基づいて前記車両に対して所定の車両制御を実施する車両用電子キーシステムであって、
前記携帯機は、
前記車両用装置から所定の周波数帯の電波を用いて送信される応答要求信号を受信する携帯機側受信部(223)と、
前記携帯機側受信部が受信した前記応答要求信号の受信強度を携帯機側強度として取得する携帯機側強度取得部(G1)と、
前記携帯機側受信部が前記応答要求信号を受信したことに基づいて、前記応答要求信号に対する応答信号として、前記携帯機側強度取得部が取得している前記携帯機側強度を直接的又は間接的に示す強度関連情報を含む信号を生成する応答信号生成部(G2)と、
前記周波数帯の電波を用いて前記応答信号生成部が生成した前記応答信号を送信する携帯機側送信部(222)と、を備え、
前記車両用装置は、
前記応答要求信号を所定の第1送信周期で定期的に送信するとともに、前記携帯機から送信されてくる前記応答信号を受信する車両側送受信部(113)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信する度に、当該応答信号の受信強度を車両側強度として取得し、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第1強度記憶部(M1)に保存する車両側強度取得部(F7)と、
前記第1強度記憶部に保存されている前記車両側強度に基づいて、前記車両側強度の経時的な変化の度合いを示す第1強度変化量を算出する第1変化量算出部(F9)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信する度に、当該応答信号に含まれている前記強度関連情報を、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第2強度記憶部(M2)に保存する保存処理部(F8)と、
前記第2強度記憶部に保存されている前記強度関連情報に基づいて、前記携帯機側強度の経時的な変化の度合いを示す第2強度変化量を算出する第2変化量算出部(F10)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信したことに基づいて、前記第1変化量算出部が算出した前記第1強度変化量と、前記第2変化量算出部が算出した前記第2強度変化量とが整合しているか否かを判定する整合性判定部(F11)と、
前記車両用装置の動作モードを、前記認証処理を実行しない、又は、前記認証処理が成功した場合であっても前記車両制御を実行しない動作モードである警戒モードに設定するモード制御部(F4)と、を備え、
前記モード制御部は、前記整合性判定部によって前記第1強度変化量と前記第2強度変化量とが整合していないと判定された場合、前記車両用装置の動作モードを前記警戒モードに設定し、
前記整合性判定部は、前記車両用装置が前記警戒モードに設定されている場合も前記第1強度変化量と前記第2強度変化量が整合しているか否かを逐次判定し、
前記モード制御部は、前記車両用装置の動作モードが前記警戒モードに設定されている状態において、前記携帯機側強度が所定の遠方レベルから前記遠方レベルよりも大きい所定の近傍レベルまで増加する過程において、前記整合性判定部によって前記第1強度変化量と前記第2強度変化量は整合していると判定され続けていた場合には、前記警戒モードの設定を解除するように構成されている車両用電子キーシステム。 - 車両に搭載される車両用装置(110)と、前記車両用装置と対応付けられてあって、前記車両のユーザに携帯される携帯機(200)と、を備え、前記車両用装置は、前記車両用装置と前記携帯機との間での無線通信による認証処理が成功したことに基づいて前記車両に対して所定の車両制御を実施する車両用電子キーシステムであって、
前記携帯機は、
前記車両用装置から所定の周波数帯の電波を用いて送信される応答要求信号を受信する携帯機側受信部(223)と、
前記携帯機側受信部が前記応答要求信号を受信する度に、当該応答要求信号の受信強度を携帯機側強度として取得し、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第2強度記憶部(M2)に保存する携帯機側強度取得部(G1)と、
前記携帯機側受信部が前記応答要求信号を受信する度に、前記第2強度記憶部に保存されている前記携帯機側強度に基づいて、前記携帯機側強度の経時的な変化の度合いを示す第2強度変化量を算出する第2変化量算出部(G4)と、
前記携帯機側受信部が前記応答要求信号を受信したことに基づいて、前記応答要求信号に対する応答信号として、前記第2変化量算出部が算出した前記第2強度変化量を示す信号を生成する応答信号生成部(G2)と、
前記周波数帯の電波を用いて前記応答信号生成部が生成した前記応答信号を送信する携帯機側送信部(222)と、を備え、
前記車両用装置は、
前記応答要求信号を所定の第1送信周期で定期的に送信するとともに、前記携帯機から送信されてくる前記応答信号を受信する車両側送受信部(113)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信する度に、当該応答信号の受信強度を車両側強度として取得し、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第1強度記憶部(M1)に保存する車両側強度取得部(F7)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信する度に、前記第1強度記憶部に保存されている前記車両側強度に基づいて、前記車両側強度の経時的な変化の度合いを示す第1強度変化量を算出する第1変化量算出部(F9)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信したことに基づいて、前記第1変化量算出部が算出した前記第1強度変化量と、当該応答信号に示されている前記第2強度変化量とが整合しているか否かを判定する整合性判定部(F11)と、
前記車両用装置の動作モードを、前記認証処理を実行しない、又は、前記認証処理が成功した場合であっても前記車両制御を実行しない動作モードである警戒モードに設定するモード制御部(F4)と、を備え、
前記モード制御部は、前記整合性判定部によって前記第1強度変化量と前記第2強度変化量とが整合していないと判定された場合、前記車両用装置の動作モードを前記警戒モードに設定し、
前記整合性判定部は、前記車両用装置が前記警戒モードに設定されている場合も前記第1強度変化量と前記第2強度変化量が整合しているか否かを逐次判定し、
前記モード制御部は、前記車両用装置の動作モードが前記警戒モードに設定されている状態において、前記携帯機側強度が所定の遠方レベルから前記遠方レベルよりも大きい所定の近傍レベルまで増加する過程において、前記整合性判定部によって前記第1強度変化量と前記第2強度変化量は整合していると判定され続けていた場合には、前記警戒モードの設定を解除するように構成されている車両用電子キーシステム。 - 請求項1又は2に記載の車両用電子キーシステムであって、
前記モード制御部は、前記第1強度変化量及び前記第2強度変化量の両方が、所定回数連続して所定の閾値以下の値となっていることに基づいて、前記車両用装置の動作モードを前記警戒モードに設定するように構成されている車両用電子キーシステム。 - 請求項1から3の何れか1項に記載の車両用電子キーシステムであって、
前記携帯機は、前記ユーザが前記車両用装置に前記車両制御を実行させるためのボタンを備えてあって、
前記携帯機側送信部は、前記ボタンに対する前記ユーザの操作に基づいて、前記車両用装置に対して前記車両制御を実行するように指示するコマンド信号を送信し、
前記モード制御部は、前記車両用装置が前記警戒モードとなっている状態において、前記車両側送受信部が前記コマンド信号を受信した場合には前記警戒モードの設定を解除するように構成されている車両用電子キーシステム。 - 請求項1から4の何れか1項に記載の車両用電子キーシステムであって、
前記車両側送受信部は、前記モード制御部によって前記車両用装置が前記警戒モードに設定された場合には、前記携帯機に対して前記車両用装置が前記警戒モードであることを示す無線信号である警戒モード通知を送信し、
前記携帯機は、前記携帯機側受信部が前記警戒モード通知を受信した場合に、前記車両用装置が前記警戒モードであることを前記ユーザに報知するための処理を実行する報知処理部(G3)を備えている車両用電子キーシステム。 - 請求項1から5の何れか1項に記載の車両用電子キーシステムであって、
前記車両用装置は、
前記車両側強度に基づいて前記携帯機が前記車両への接近を検出するとともに、前記携帯機の前記車両への接近を検出した場合には、前記車両に搭載されている照明を点灯する車両制御部(F5)を備えており、
前記車両制御部は、前記車両用装置の動作モードが前記警戒モードに設定されている場合には、前記照明の色を、前記警戒モードに設定されていない場合とは異なる色に設定するように構成されている車両用電子キーシステム。 - 請求項1から6の何れか1項に記載の車両用電子キーシステムであって、
前記車両側送受信部は、前記携帯機からの前記応答信号を受信できないことが所定回数続いた場合には前記応答要求信号の送信周期を前記第1送信周期よりも長い第2送信周期に変更するとともに、
前記応答要求信号を前記第2送信周期で定期的に送信する処理を実行している状態において、前記応答信号を受信した場合には、前記応答要求信号の送信間隔を前記第1送信周期に戻すように構成されている車両用電子キーシステム。 - 請求項1から7の何れか1項に記載の車両用電子キーシステムであって、
前記整合性判定部は、前記車両側送受信部が前記応答信号を受信したことに基づいて、前記第1強度変化量と前記第2強度変化量との差である乖離度を算出し、当該乖離度が所定の許容閾値以上である場合には前記第1強度変化量と前記第2強度変化量とが整合していないと判定するように構成されている車両用電子キーシステム。 - 車両に搭載される車両用装置(110)と、前記車両用装置と対応付けられてあって、前記車両のユーザに携帯される携帯機(200)と、を備え、前記車両用装置は、前記車両用装置と前記携帯機との間での無線通信による認証処理が成功したことに基づいて前記車両に対して所定の車両制御を実施する車両用電子キーシステムであって、
前記携帯機は、
前記車両用装置から所定の周波数帯の電波を用いて送信される応答要求信号を受信する携帯機側受信部(223)と、
前記携帯機側受信部が受信した前記応答要求信号の受信強度を携帯機側強度として取得する携帯機側強度取得部(G1)と、
前記携帯機側受信部が前記応答要求信号を受信したことに基づいて、前記応答要求信号に対する応答信号として、前記携帯機側強度取得部が取得している前記携帯機側強度を直接的又は間接的に示す強度関連情報を含む信号を生成する応答信号生成部(G2)と、
前記周波数帯の電波を用いて前記応答信号生成部が生成した前記応答信号を送信する携帯機側送信部(222)と、を備え、
前記車両用装置は、
前記応答要求信号を所定の第1送信周期で定期的に送信するとともに、前記携帯機から送信されてくる前記応答信号を受信する車両側送受信部(113)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信する度に、当該応答信号の受信強度を車両側強度として取得し、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第1強度記憶部(M1)に保存する車両側強度取得部(F7)と、
前記第1強度記憶部に保存されている前記車両側強度に基づいて、前記車両側強度の経時的な変化の度合いを示す第1強度変化量を算出する第1変化量算出部(F9)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信する度に、当該応答信号に含まれている前記強度関連情報を、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第2強度記憶部(M2)に保存する保存処理部(F8)と、
前記第2強度記憶部に保存されている前記強度関連情報に基づいて、前記携帯機側強度の経時的な変化の度合いを示す第2強度変化量を算出する第2変化量算出部(F10)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信したことに基づいて、前記第1変化量算出部が算出した前記第1強度変化量と、前記第2変化量算出部が算出した前記第2強度変化量とが整合しているか否かを判定する整合性判定部(F11)と、を備え、
前記整合性判定部は、前記車両側送受信部が前記応答信号を受信したことに基づいて、前記第1強度変化量と前記第2強度変化量との差である乖離度を算出し、当該乖離度が所定の許容閾値以上である場合には前記第1強度変化量と前記第2強度変化量とが整合していないと判定し、
前記車両用装置は、前記整合性判定部によって前記第1強度変化量と前記第2強度変化量とが整合していないと判定された場合、前記認証処理又は前記車両制御を実行しないように構成されている車両用電子キーシステム。 - 車両に搭載される車両用装置(110)と、前記車両用装置と対応付けられてあって、前記車両のユーザに携帯される携帯機(200)と、を備え、前記車両用装置は、前記車両用装置と前記携帯機との間での無線通信による認証処理が成功したことに基づいて前記車両に対して所定の車両制御を実施する車両用電子キーシステムであって、
前記携帯機は、
前記車両用装置から所定の周波数帯の電波を用いて送信される応答要求信号を受信する携帯機側受信部(223)と、
前記携帯機側受信部が前記応答要求信号を受信する度に、当該応答要求信号の受信強度を携帯機側強度として取得し、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第2強度記憶部(M2)に保存する携帯機側強度取得部(G1)と、
前記携帯機側受信部が前記応答要求信号を受信する度に、前記第2強度記憶部に保存されている前記携帯機側強度に基づいて、前記携帯機側強度の経時的な変化の度合いを示す第2強度変化量を算出する第2変化量算出部(G4)と、
前記携帯機側受信部が前記応答要求信号を受信したことに基づいて、前記応答要求信号に対する応答信号として、前記第2変化量算出部が算出した前記第2強度変化量を示す信号を生成する応答信号生成部(G2)と、
前記周波数帯の電波を用いて前記応答信号生成部が生成した前記応答信号を送信する携帯機側送信部(222)と、を備え、
前記車両用装置は、
前記応答要求信号を所定の第1送信周期で定期的に送信するとともに、前記携帯機から送信されてくる前記応答信号を受信する車両側送受信部(113)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信する度に、当該応答信号の受信強度を車両側強度として取得し、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第1強度記憶部(M1)に保存する車両側強度取得部(F7)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信する度に、前記第1強度記憶部に保存されている前記車両側強度に基づいて、前記車両側強度の経時的な変化の度合いを示す第1強度変化量を算出する第1変化量算出部(F9)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信したことに基づいて、前記第1変化量算出部が算出した前記第1強度変化量と、当該応答信号に示されている前記第2強度変化量とが整合しているか否かを判定する整合性判定部(F11)と、を備え、
前記整合性判定部は、前記車両側送受信部が前記応答信号を受信したことに基づいて、前記第1強度変化量と前記第2強度変化量との差である乖離度を算出し、当該乖離度が所定の許容閾値以上である場合には前記第1強度変化量と前記第2強度変化量とが整合していないと判定し、
前記車両用装置は、前記整合性判定部によって前記第1強度変化量と前記第2強度変化量とが整合していないと判定された場合、前記認証処理又は前記車両制御を実行しないように構成されている車両用電子キーシステム。 - 車両のユーザに携帯される携帯機(200)と無線通信による認証処理が成功したことに基づいて前記車両に対して所定の車両制御を実施する車両用装置であって、
前記携帯機に向けて応答要求信号を所定の第1送信周期で定期的に送信するとともに、前記携帯機から、前記携帯機で観測された前記応答要求信号の受信強度である携帯機側強度を直接的又は間接的に示す強度関連情報を含む応答信号を受信する車両側送受信部(113)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信する度に、当該応答信号の受信強度を車両側強度として取得し、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第1強度記憶部(M1)に保存する車両側強度取得部(F7)と、
前記第1強度記憶部に保存されている前記車両側強度に基づいて、前記車両側強度の経時的な変化の度合いを示す第1強度変化量を算出する第1変化量算出部(F9)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信する度に、当該応答信号に含まれている前記強度関連情報を、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第2強度記憶部(M2)に保存する保存処理部(F8)と、
前記第2強度記憶部に保存されている前記強度関連情報に基づいて、前記携帯機側強度の経時的な変化の度合いを示す第2強度変化量を算出する第2変化量算出部(F10)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信したことに基づいて、前記第1変化量算出部が算出した前記第1強度変化量と、前記第2変化量算出部が算出した前記第2強度変化量とが整合しているか否かを判定する整合性判定部(F11)と、
前記車両用装置の動作モードを、前記認証処理を実行しない、又は、前記認証処理が成功した場合であっても前記車両制御を実行しない動作モードである警戒モードに設定するモード制御部(F4)と、を備え、
前記モード制御部は、前記整合性判定部によって前記第1強度変化量と前記第2強度変化量とが整合していないと判定された場合、前記車両用装置の動作モードを前記警戒モードに設定し、
前記整合性判定部は、前記車両用装置が前記警戒モードに設定されている場合も前記第1強度変化量と前記第2強度変化量が整合しているか否かを逐次判定し、
前記モード制御部は、前記車両用装置の動作モードが前記警戒モードに設定されている状態において、前記携帯機側強度が所定の遠方レベルから前記遠方レベルよりも大きい所定の近傍レベルまで増加する過程において、前記整合性判定部によって前記第1強度変化量と前記第2強度変化量は整合していると判定され続けていた場合には、前記警戒モードの設定を解除するように構成されている車両用装置。 - 車両のユーザに携帯される携帯機(200)と無線通信による認証処理が成功したことに基づいて前記車両に対して所定の車両制御を実施する車両用装置であって、
前記携帯機に向けて応答要求信号を所定の第1送信周期で定期的に送信するとともに、前記携帯機から、前記携帯機で観測された前記応答要求信号の受信強度である携帯機側強度の経時的な変化の度合いを示す第2強度変化量を含む応答信号を受信する車両側送受信部(113)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信する度に、当該応答信号の受信強度を車両側強度として取得し、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第1強度記憶部(M1)に保存する車両側強度取得部(F7)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信する度に、前記第1強度記憶部に保存されている前記車両側強度に基づいて、前記車両側強度の経時的な変化の度合いを示す第1強度変化量を算出する第1変化量算出部(F9)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信したことに基づいて、前記第1変化量算出部が算出した前記第1強度変化量と、当該応答信号に示されている前記第2強度変化量とが整合しているか否かを判定する整合性判定部(F11)と、
前記車両用装置の動作モードを、前記認証処理を実行しない、又は、前記認証処理が成功した場合であっても前記車両制御を実行しない動作モードである警戒モードに設定するモード制御部(F4)と、を備え、
前記モード制御部は、前記整合性判定部によって前記第1強度変化量と前記第2強度変化量とが整合していないと判定された場合、前記車両用装置の動作モードを前記警戒モードに設定し、
前記整合性判定部は、前記車両用装置が前記警戒モードに設定されている場合も前記第1強度変化量と前記第2強度変化量が整合しているか否かを逐次判定し、
前記モード制御部は、前記車両用装置の動作モードが前記警戒モードに設定されている状態において、前記携帯機側強度が所定の遠方レベルから前記遠方レベルよりも大きい所定の近傍レベルまで増加する過程において、前記整合性判定部によって前記第1強度変化量と前記第2強度変化量は整合していると判定され続けていた場合には、前記警戒モードの設定を解除するように構成されている車両用装置。 - 車両のユーザに携帯される携帯機(200)と無線通信による認証処理が成功したことに基づいて前記車両に対して所定の車両制御を実施する車両用装置であって、
前記携帯機に向けて応答要求信号を所定の第1送信周期で定期的に送信するとともに、前記携帯機から、前記携帯機で観測された前記応答要求信号の受信強度である携帯機側強度を直接的又は間接的に示す強度関連情報を含む応答信号を受信する車両側送受信部(113)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信する度に、当該応答信号の受信強度を車両側強度として取得し、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第1強度記憶部(M1)に保存する車両側強度取得部(F7)と、
前記第1強度記憶部に保存されている前記車両側強度に基づいて、前記車両側強度の経時的な変化の度合いを示す第1強度変化量を算出する第1変化量算出部(F9)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信する度に、当該応答信号に含まれている前記強度関連情報を、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第2強度記憶部(M2)に保存する保存処理部(F8)と、
前記第2強度記憶部に保存されている前記強度関連情報に基づいて、前記携帯機側強度の経時的な変化の度合いを示す第2強度変化量を算出する第2変化量算出部(F10)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信したことに基づいて、前記第1変化量算出部が算出した前記第1強度変化量と、前記第2変化量算出部が算出した前記第2強度変化量とが整合しているか否かを判定する整合性判定部(F11)と、を備え、
前記整合性判定部は、前記車両側送受信部が前記応答信号を受信したことに基づいて、前記第1強度変化量と前記第2強度変化量との差である乖離度を算出し、当該乖離度が所定の許容閾値以上である場合には前記第1強度変化量と前記第2強度変化量とが整合していないと判定し、
前記整合性判定部によって前記第1強度変化量と前記第2強度変化量とが整合していないと判定された場合、前記認証処理又は前記車両制御を実行しないように構成されている車両用装置。 - 車両のユーザに携帯される携帯機(200)と無線通信による認証処理が成功したことに基づいて前記車両に対して所定の車両制御を実施する車両用装置であって、
前記携帯機に向けて応答要求信号を所定の第1送信周期で定期的に送信するとともに、前記携帯機から、前記携帯機で観測された前記応答要求信号の受信強度である携帯機側強度の経時的な変化の度合いを示す第2強度変化量を含む応答信号を受信する車両側送受信部(113)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信する度に、当該応答信号の受信強度を車両側強度として取得し、書き換え可能な記憶媒体を用いて実現されている第1強度記憶部(M1)に保存する車両側強度取得部(F7)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信する度に、前記第1強度記憶部に保存されている前記車両側強度に基づいて、前記車両側強度の経時的な変化の度合いを示す第1強度変化量を算出する第1変化量算出部(F9)と、
前記車両側送受信部が前記応答信号を受信したことに基づいて、前記第1変化量算出部が算出した前記第1強度変化量と、当該応答信号に示されている前記第2強度変化量とが整合しているか否かを判定する整合性判定部(F11)と、を備え、
前記整合性判定部は、前記車両側送受信部が前記応答信号を受信したことに基づいて、前記第1強度変化量と前記第2強度変化量との差である乖離度を算出し、当該乖離度が所定の許容閾値以上である場合には前記第1強度変化量と前記第2強度変化量とが整合していないと判定し、
前記整合性判定部によって前記第1強度変化量と前記第2強度変化量とが整合していないと判定された場合、前記認証処理又は前記車両制御を実行しないように構成されている車両用装置。
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