JP6991098B2 - メッシュフェンスの製造方法 - Google Patents
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Description
メッシュフェンスは、図2に示すように、メッシュパネル1と、連結具2と、縦材連結具3と、支柱4から構成されている。任意の間隔で立設する支柱4にメッシュパネル1が係止金具5とフックボルト6によって係止してあり、隣り合う左右のメッシュパネル1,1同士が連結具2と縦材連結具3によって連結されることにより、左右方向に連続してメッシュフェンスが設置される。なお、縦材連結具3は従来からメッシュパネル1の連結に用いられているものであり、縦材1b,1bのみを固定するものである。
受け部21と押さえ部22は、連結部23によって開閉自在に連結されており、メッシュパネル1へ取り付ける前の状態においては、受け部21と押さえ部22の間が開いて角度を有している。メッシュパネル1に取り付けると、図1(b)に示すように、受け部21と押さえ部22は前後に対向し、受け部21と押さえ部22の間が閉じた状態でネジ止めされ、受け部21がメッシュパネル1の後側、押さえ部22がメッシュパネル1の前側に位置し、隣り合うメッシュパネル1,1の横材1a,1a同士及び縦材1b,1b同士を受け部21と押さえ22とが前後から挟み込む。
横材受け部21aは、図1(b)及び図3(a)に示すように側面視すると、横向きの略U字形状であり、メッシュパネル1に取り付けると開口が前側を向き、隣り合うメッシュパネル1,1の横材1a,1a同士の外周部を後側からくわえ込む。また、図3(d)に示すように、横材受け部21aの上端には、上仕切部21cと位置規制部21dが設けてあり、上仕切部21cは横材受け部21aの中央部を前側に向かって延出させて設けてある。上仕切部21cの左右幅は、隣り合うメッシュパネル1,1の隣接する縦材1b,1b同士の幅よりも狭く、メッシュパネル1に取り付けると上仕切部21cは縦材1b,1bの間に位置する。上仕切部21cの左右両側には縦材1bの外周部に沿う凹状の位置規制部21dが設けてある。位置規制部21dにはそれぞれ前側から縦材1bが嵌まり込む。
縦材受け部21bは、横材受け部21aの前側の下端から垂下している。縦材受け部21bは平坦であり、略中央にネジ孔21eを設けてある。
縦材押さえ部22bは、見付面22cと、見付面22cの左右両端からそれぞれ延びる見込面22d,22dからなり、図3(b)(d)に示すように開口が受け部21側を向いた略コ字形状である。見込面22dは受け部21の左右両端部より外側に形成されているので、押さえ部22の左右幅は受け部21の左右幅よりも広くなっており、受け部21と押さえ部22の間を閉じた状態で、二つの横材押さえ部22a,22aは横材受け部21aの左右両側にそれぞれ近接する。また、メッシュパネル1に取り付けた状態で、縦材押さえ部22bの開口は後側へ向いており、二本の縦材1b,1bの前側面を見付面22cが覆うとともに、左右の側面を見込面22d,22dが覆う。見付面22cの略中央には、受け部21と押さえ部22の間を閉じた状態で受け部21のネジ孔21eに対向するネジ孔22eが設けてある。見付面22cの左右幅は、隣り合うメッシュパネル1,1の隣接する縦材同士1b,1bを覆うほどの大きさである。
横材押さえ部22aは、図3(a)(c)に示すように、両見込面22d,22dを延出させて設けてあり、受け部21と押さえ部22の間を閉じた状態で横材受け部21aの左右両側にそれぞれ近接し、縦材押さえ部22bの見込面22dよりも受け部21側に向かってせり出ている。横材押さえ部22aは、メッシュパネル1に取り付けると、横材受け部21aにくわえ込まれた横材1aを前側から押さえる。
まず、支柱4を任意の間隔で立設する。支柱4の前側面には、上方に係止金具5を取り付け、メッシュパネル1の上端に位置する横材1aを係止金具5に引っ掛ける。次いで、フックボルト6を数箇所の横材1aにそれぞれ引っ掛けてメッシュパネル1の前側から支柱4に固定することにより、メッシュパネル1を支柱4へ係止する。
次いで、隣り合うメッシュパネル1,1を連結するために、連結具2及び縦材連結具3を取り付ける。連結具2と縦材連結具3はいずれを先に取り付けてもよい。本実施形態では、図2に示すように、上部及び下部に本発明の連結具2、中間部に縦材連結具3を用いているが、すべて本発明の連結具2を用いてもよく、連結具2を取り付ける場所は限定されない。また、以下では連結具2の取り付け方法について詳述し、縦材連結具3については省略する。
なお、図4(a)では連結具2の受け部21を前側から挿通しているが、受け部21又は押さえ部22のいずれを挿通させてもよく、連結具2の挿入方向は前側及び後側のいずれからでもよい。また、図2(a)に示すメッシュパネル1の下方に取り付けた連結具2のように、上仕切部21cを下方、連結部23を上方に向けて取り付けてもよい。
また、受け部21と押さえ部22を開いた状態で、受け部21又は押さえ部22と連結部23を隣り合うメッシュパネル1,1間に左右幅を上下方向に向けて挿通し、連結部23をメッシュパネル1,1間において、左右幅が左右方向に向くように回転させてメッシュフェンスを連結するため、メッシュパネル1,1間の幅が狭い場合も容易に施工できる。
そして、受け部21と押さえ部22は、メッシュパネル1へ取り付ける前の状態においては、連結部23によって受け部21と押さえ部22の間が開いて角度をもった状態で連結してあることにより、縦材1b,1b間において連結具2を容易に挿通及び回転させることができる。また、容易に折り曲げることができる。
1a 横材
1b 縦材
2 連結具
3 縦材連結具
4 支柱
21 受け部
22 押さえ部
23 連結部
Claims (1)
- 複数のメッシュパネルと、連結具を備え、連結具は、隣り合うメッシュパネルの横材及び縦材を挟み込んで連結するものであって、受け部と押さえ部と連結部を有し、連結部は、受け部と押さえ部を開閉自在に連結しており、
受け部と押さえ部を開いた状態で、受け部又は押さえ部と連結部を隣り合うメッシュパネル間に左右幅を上下方向に向けて挿通し、
連結部をメッシュパネル間において、左右幅が左右方向に向くように回転させ、
受け部と押さえ部を閉じることによって、隣り合うメッシュパネルの縦材同士及び横材同士の上下左右の移動を規制することを特徴とするメッシュフェンスの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018091634A JP6991098B2 (ja) | 2018-05-10 | 2018-05-10 | メッシュフェンスの製造方法 |
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JP2018091634A JP6991098B2 (ja) | 2018-05-10 | 2018-05-10 | メッシュフェンスの製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2019196650A JP2019196650A (ja) | 2019-11-14 |
JP6991098B2 true JP6991098B2 (ja) | 2022-01-12 |
Family
ID=68538042
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018091634A Active JP6991098B2 (ja) | 2018-05-10 | 2018-05-10 | メッシュフェンスの製造方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP6991098B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1219839A1 (en) | 2000-12-19 | 2002-07-03 | Trefileria Moreda, S.A. | System for fixing fences or panels to support structure posts |
JP2011132743A (ja) | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Toyo Exterior Co Ltd | グリッドフェンス用継手金具 |
JP2012188890A (ja) | 2011-03-14 | 2012-10-04 | Sekisui Jushi Co Ltd | 連結部材及びフェンス |
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2018
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JP2012188890A (ja) | 2011-03-14 | 2012-10-04 | Sekisui Jushi Co Ltd | 連結部材及びフェンス |
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