JP6990481B1 - 給付金申請支援システム、給付金申請支援方法、およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 給付金の情報を収集して申請可能な給付金を自動で判定することが可能な、給付金申請支援システム、給付金申請支援方法、およびプログラムを提供する。【解決手段】 企業が給付を受ける給付金を申請するための給付金申請支援システムに、企業が給付金を受けるための企業データを登録する企業データ登録モジュール211と、登録された企業データに基づいて、条件に合致する給付金を検索する給付金検索モジュール212と、検索により、条件に合致する給付金が存在した場合には、当該企業に条件に合致した給付金について通知する通知モジュール213と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、給付金の情報を自動で収集して希望者の条件に合致するかどうかの判断を行い、条件に合致する給付金を希望者に通知し、給付金申請の支援を行う給付金申請支援システム、給付金申請支援方法、およびプログラムに関する。
給付金の申請において、申請書の修正作業等の手間を軽減して、給付金の申請を効率的且つ正確に行う方法として、特許文献1の手法が提案されている。
特開2017-220147号
特許文献1の方法は、特定の給付金申請の際に、申請者側装置と認可者側装置とを備え、事前確認情報を申請者側装置から認可者側装置へ送信することで、データの誤りを確認でき当該データと関連データの修正が容易になるというものである。
しかしながら、現在、様々な給付金・補助金・助成金・交付金・負担金(以下、「給付金」)が存在し、インターネット申請が可能なものも多い。これらの給付金の申請を行うためには、希望者自身が自主的に情報収集を行い、自社が給付の対象であるか否か判断する必要がある。そのため、対象である企業は、常に能動的に給付金について情報収集しておかないと、本来受け取れたかもしれない給付金を受け取れない。また、情報収集しても、条件が難解で、自社が対象か否か判断するのが難しいことがある。さらに、契約書等の申請に必要な書類を紛失してしまい、申請が難しい場合もある。
この課題に対して、本発明者は、希望者の条件を予め記憶しておき、その条件に合致した給付金の情報を検索して通知すれば、本来受け取れたかもしれない給付金を知らずに、受給の機会を逃すことを回避できることに着目した。また、合致した給付金がインターネット申請に対応していれば、申請フォーマットを解析して、予め記憶した条件を基に入力支援を行い、申し込みを自動で行うことも可能とした。さらに、契約書等のデータも予め登録しておくことで、申請の際に対象となる契約書を解析して、給付金が申請の条件に合致するかどうかを判断可能であることに着目した。
本発明は、企業が給付を受ける給付金を申請するための給付金申請支援システムにおいて、給付金の情報を自動で収集して希望者の条件に合致するかどうかの判断を行い、条件に合致する給付金を希望者に通知し、給付金申請の支援を行う給付金申請支援システム、給付金申請支援方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明では、以下のような解決手段を提供する。
第1の特徴に係る発明は、
企業が給付を受ける給付金を申請するための給付金申請支援システムであって、
前記企業が給付金を受けるための企業データをデータベースに登録する企業データ登録部と、
定期的に特定のキーワードでの検索を行うことにより給付金のWEBページの検出を行い、検出した前記WEBページをデータベースに登録し、登録された前記企業データに基づいて、条件に合致する給付金を検索する給付金検索部と、
前記検索により、条件に合致する給付金が存在した場合には、前記企業に前記条件に合致した給付金について通知する通知部と、
を備える給付金申請支援システムを提供する。
第1の特徴に係る発明によれば、企業が給付を受ける給付金を申請するための給付金申請支援システムにおいて、前記企業が給付金を受けるための企業データをデータベースに登録する企業データ登録部と、定期的に特定のキーワードでの検索を行うことにより給付金のWEBページの検出を行い、検出した前記WEBページをデータベースに登録し、登録された前記企業データに基づいて、条件に合致する給付金を検索する給付金検索部と、前記検索により、条件に合致する給付金が存在した場合には、前記企業に前記条件に合致した給付金について通知する通知部と、を備える。
第1の特徴に係る発明は、給付金申請支援システムのカテゴリであるが、給付金申請支援方法、およびプログラムであっても同様の作用、効果を奏する。
第2の特徴に係る発明は、第1の特徴に係る発明である給付金申請支援システムであって、
前記条件に合致する給付金を申請する際に、前記企業データに基づいて入力支援を行う入力支援部と、
を備える給付金申請支援システムを提供する。
第2の特徴に係る発明によれば、第1の特徴に係る発明である給付金申請支援システムにおいて、前記条件に合致する給付金を申請する際に、前記企業データに基づいて入力支援を行う入力支援部と、を備える。
第3の特徴に係る発明は、第2の特徴に係る発明である給付金申請支援システムであって、
前記入力支援部は、前記条件に合致した給付金のWEBページを文字解析し、解析結果と前記企業データに基づいて、申請のために入力する必要がある文字を自動入力する給付金申請支援システムを提供する。
第3の特徴に係る発明によれば、第2の特徴に係る発明である給付金申請支援システムにおいて、前記入力支援部は、前記条件に合致した給付金のWEBページを文字解析し、解析結果と前記企業データに基づいて、申請のために入力する必要がある文字を自動入力する。
第4の特徴に係る発明は、第1の特徴から第3の特徴のいずれかに係る発明である給付金申請支援システムであって、
前記給付金検索部は定期的に特定のキーワードでの検索を行うことにより給付金のWEBページの検出を行い、前記検出したWEBページから申請キーワードを抽出し、前記企業データと前記申請キーワード基づいて、合致する給付金を判断する給付金申請支援システムを提供する。
第4の特徴に係る発明によれば、第1の特徴から第3の特徴のいずれかに係る発明である給付金申請支援システムにおいて、前記給付金検索部は定期的に特定のキーワードでの検索を行うことにより給付金のWEBページの検出を行い、前記検出したWEBページから申請キーワードを抽出し、前記企業データと前記申請キーワード基づいて、合致する給付金を判断する。
第5の特徴に係る発明は、第1の特徴から第4の特徴のいずれかに係る発明である給付金申請支援システムであって、
給付金の申請にメールアドレスの入力による仮登録と、仮登録したメールアドレスに対して送られたメールに記載のURLからの本登録という手順が必要な場合に、前記企業データを基に自動でメールアドレスの確認を実行するメールアドレス確認部と、
を備える給付金申請支援システムを提供する。
第5の特徴に係る発明によれば、第1の特徴から第4の特徴のいずれかに係る発明である給付金申請支援システムにおいて、給付金の申請にメールアドレスの入力による仮登録と、仮登録したメールアドレスに対して送られたメールに記載のURLからの本登録という手順が必要な場合に、前記企業データを基に自動でメールアドレスの確認を実行するメールアドレス確認部と、を備える。
第6の特徴に係る発明は、第1の特徴から第5の特徴のいずれかに係る発明である給付金申請支援システムであって、
前記申請の対象となる契約書を取得し、前記契約書のデータを文字解析し、当該申請の条件に合致するかどうかを判断する契約書判定部と、
を備える給付金申請支援システムを提供する。
第6の特徴に係る発明によれば、第1の特徴から第5の特徴のいずれかに係る発明である給付金申請支援システムにおいて、前記申請の対象となる契約書を取得し、前記契約書のデータを文字解析し、当該申請の条件に合致するかどうかを判断する契約書判定部と、を備える。
第7の特徴に係る発明は、第1の特徴から第6の特徴のいずれかに係る発明である給付金申請支援システムであって、
前記通知部は、前記企業データのみでは条件に合致するかどうかの判断が不可能な場合に、申請のために必要であるが判断が不可能な項目と合わせて、申請の可能性がある給付金として通知する給付金申請支援システムを提供する。
第7の特徴に係る発明によれば、第1の特徴から第6の特徴のいずれかに係る発明である給付金申請支援システムにおいて、前記通知部は、前記企業データのみでは条件に合致するかどうかの判断が不可能な場合に、申請のために必要であるが判断が不可能な項目と合わせて、申請の可能性がある給付金として通知する。
第8の特徴に係る発明は、
企業が給付を受ける給付金を申請するための給付金申請支援システムに、
前記企業が給付金を受けるための企業データを登録するステップと、
登録された前記企業データに基づいて、条件に合致する給付金を検索するステップと、
前記検索により、条件に合致する給付金が存在した場合には、前記企業に前記条件に合致した給付金について通知するステップと、
を備える給付金申請支援方法を提供する。
第9の特徴に係る発明は、
企業が給付を受ける給付金を申請するための給付金申請支援システムに、
前記企業が給付金を受けるための企業データを登録するステップ、
登録された前記企業データに基づいて、条件に合致する給付金を検索するステップ、
前記検索により、条件に合致する給付金が存在した場合には、前記企業に前記条件に合致した給付金について通知するステップ、
を実行させるプログラムを提供する。
本発明によれば、企業が給付を受ける給付金を申請するための給付金申請支援システムにおいて、給付金の情報を自動で収集して希望者の条件に合致するかどうかの判断を行い、条件に合致する給付金を希望者に通知し、給付金申請の支援を行う給付金申請支援システム、給付金申請支援方法、およびプログラムを提供することが可能となる。
図1は、本発明の好適な実施形態の概要図である。 図2は、端末100とサーバ200の機能ブロックと各機能の関係を示す図である。 図3は、給付金申請支援処理を行う場合の、端末100とサーバ200のフローチャート図である。 図4は、入力支援処理を行う場合の、端末100とサーバ200の機能ブロックと各機能の関係を示す図である。 図5は、入力支援処理を行う場合の、端末100とサーバ200のフローチャート図である。 図6は、メールアドレス確認処理を行う場合の、端末100とサーバ200の機能ブロックと各機能の関係を示す図である。 図7は、メールアドレス確認処理を行う場合の、端末100とサーバ200のフローチャート図である。 図8は、契約書判定処理を行う場合の、端末100とサーバ200の機能ブロックと各機能の関係を示す図である。 図9は、契約書判定処理を行う場合の、端末100とサーバ200のフローチャート図である。 図10は、企業データの登録を行う際の登録画面の一例を示す図である。 図11は、条件に合致する給付金を通知する通知画面の一例を示す図である。 図12は、給付金申請時に入力支援を行った申請画面の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
[給付金申請支援システム1の概要]
図1は、本発明の好適な実施形態の概要図である。この図1に基づいて、本発明の概要を説明する。給付金申請支援システム1は、端末100、サーバ200、通信網300から構成される。
なお、図1において、端末100の数は一つに限らず複数であってもよい。また、サーバ200は、実在する装置に限らず、仮想的な装置であってもよい。
端末100は、図2に示すように、制御部110、通信部120、記憶部130、入出力部140から構成される。また、サーバ200は、同じく図2に示すように、制御部210、通信部220、記憶部230、入出力部240、から構成される。制御部210は通信部220、記憶部230と協働して企業データ登録モジュール211、給付金検索モジュール212を実現する。また、制御部210は通信部220、記憶部230、入出力部240と協働して通知モジュール213を実現する。記憶部230には、企業データベース231と給付金データベース232を備える。企業データベース231と給付金データベース232は、外部のクラウドサーバ等であってもよい。通信網300は、インターネット等の公衆通信網でも専用通信網でもよく、端末100とサーバ200間の通信を可能とする。
端末100は、給付金申請支援システムを使用する企業が所持する端末装置である。端末100は、例えば、携帯電話、携帯情報端末、タブレット端末、デスクトップパソコン、ノートパソコンに加え、ネットブック端末、スレート端末、電子書籍端末、携帯型音楽プレーヤ等の電化製品や、スマートグラス、ヘッドマウントディスプレイ等のウェアラブル端末や、その他の物品である。端末100として図示しているノートパソコンはその一例にすぎない。
図1の給付金申請支援システム1において、はじめに、端末100の制御部110は入出力部140を介して企業に企業データを入力させる(ステップS01)。ここで、企業データとは、法人情報や登記情報等の基本情報、売上額、口座情報、財務会計データ、取引先との契約書、証明書類、等の給付金を申請して受けるために必要なデータである。ここで入力させた企業データは、通信部130を介して、サーバ200へと送信する。
図10は、企業データの登録を行う際の登録画面の一例を示す図である。企業データの登録画面は、サーバ200の企業データ登録モジュール211が、端末100の通信部120を介して、端末100の入出力部140に表示させることとしてもよいし、端末100から受け取った企業データを基に、サーバ200の入出力部240に表示してもよい。ここでは、登録画面1001は、端末100の入出力部140に表示されているものとし、ステップS01で企業に企業データを入力させるための画面であるとする。企業データとして、ここでは、法人情報や登記情報等の基本情報、売上額、口座情報、財務会計データ、取引先との契約書、証明書類、その他のデータ、を入力させる。基本情報として、法人番号を、ダイアログ1004に入力させる。また、同じく基本情報の登記情報については、登記情報のファイルを、参照ボタン1006で参照して選択させ、選択したファイル名をダイアログ1005に表示する。ここで選択させるファイルは、テキストデータであっても画像データであってもよいものとする。同じように、売上額をダイアログ1007に、口座情報をダイアログ1008に入力させる。財務会計データについては、会計データファイルを、参照ボタン1010で参照して選択させ、選択したファイル名をダイアログ1009に表示する。契約書類については、契約書ファイルを参照ボタン1012で参照して選択させ、選択したファイル名をダイアログ1011に表示する。契約書ファイルが複数ある場合には、追加ボタン1013で行を追加して、複数の契約書ファイルを登録できるようにする。同じく、証明書類については、証明書ファイルを参照ボタン1015で参照して選択させ、選択したファイル名をダイアログ1014に表示する。証明書ファイルが複数ある場合には、追加ボタン1016で行を追加して、複数の証明書ファイルを登録できるようにする。その他のデータについては、データファイルを参照ボタン1018で参照して選択させ、選択したファイル名をダイアログ1017に表示する。その他のデータファイルが複数ある場合には、追加ボタン1019で行を追加して、複数の証明書ファイルを登録できるようにする。会計データファイル、契約書ファイル、証明書ファイル、その他のデータファイルは、前述した登記情報ファイルと同じく、テキストデータであっても画像データであってもよいものとする。必要な企業データを入力後、登録ボタン1002を選択して、企業データの入力を完了する。入力を完了したタイミングで、端末100は通信部130を介して、企業データをサーバ200へと送信する。キャンセルボタン1003を選択した場合には、それまでの入力をキャンセルする。
図1に戻って、次に、サーバ200の企業データ登録モジュール211は、端末100から企業データを受信して、企業データベース231へ登録する(ステップS02)。企業データを登録する際に、登記情報ファイル、会計データファイル、契約書ファイル、証明書ファイル、その他のデータファイル、等が画像データである場合には、OCR(Optical Character Recognition)処理を行ってテキストデータにしたものを、あわせて登録してもよい。また、テキストデータを解析して、企業毎に異なるフォーマットから、必要な情報を抽出して登録してもよい。例えば、登記情報ファイルからであれば、「会社法人等番号、商号、本店、公告をする方法、会社設立の年月日、目的、発行可能株式総数、発行済み株式の総数並びに種類及び額、資本金の額、株式の譲渡制限に関する規定、株主名簿管理人の氏名又は名称及び住所並びに営業所」等の情報が抽出可能である。
給付金検索モジュール212は、ステップS02で登録した企業データに基づいて、給付金データベース232から条件に合致する給付金を検索する(ステップS03)。給付金検索モジュール212はまた、定期的に特定のキーワードでの検索を行うことにより給付金のWEBページの検出を行い、給付金データベース232への登録または削除を行うものとする。ここで、特定のキーワードとは、例えば、「給付金」、「補助金」、「助成金」、「交付金」、「負担金」等である。給付金データベース232から、条件に合致する給付金を検索する場合には、給付金のWEBページから申請キーワードを抽出し、ステップS02で登録した企業データと抽出した申請キーワードに基づいて判断する。ここで、申請キーワードとは、「資本金〇〇円未満」、「従業員数〇人未満」、「売上前年度同月比〇〇パーセント以上減少」、等である。特定のキーワードや申請キーワードは、事前に給付金申請支援システム1の管理者が設定してもよいし、企業が設定可能としてもよいし、給付金検索モジュール212に機械学習させ、学習結果に基づき自動で設定してもよい。
最後に、通知モジュール213は、ステップS03の検索により条件に合致する給付金が存在した場合には、企業に条件に合致した給付金について通知する(ステップS04)。通知の方法としては、予め登録した企業のメールアドレスにメールを送信してもよいし、端末100の通信部120を介して、入出力部140に通知画面を表示してもよいし、サーバ200の入出力部240に表示してもよい。
図11は、条件に合致する給付金を通知する通知画面の一例を示す図である。ここでは、通知画面1101は、端末100の入出力部140に表示されているものとする。図11では、XXXX給付金とYYYY給付金の二つを、申請可能な給付金として通知する例を示している。XXXX給付金は、申請期間が2020年4月1日から2021年3月31日であり、WEBページ(http://********/****/****/)に情報が掲載されている。XXXX給付金を申請するかどうかは、ラジオボタン1105によって、「申請する」「申請しない」「後日通知する」から選択可能とする。「申請する」を選んだ場合には、さらに、ラジオボタン1106によって、「自動で入力を実行」か「手動で入力」かを選択可能とする。ここで「自動で入力を実行」をアクティブとするかどうかは、給付金検索モジュール212がXXXX給付金のWEBページを検出した際に、登録済の企業データを基に申請事項を入力できるかどうかを基に判断する。ここでは、ラジオボタン1106で「自動で入力を実行」がアクティブであるため、そちらを選択した例を図示している。もし、「後日通知する」を選択した場合には、ダイアログ1107に何日後に再通知を行うかを入力させる。ラジオボタン1105、ラジオボタン1106、ダイアログ1107等の指定後に、決定ボタン1102を選択すると、XXXX給付金に関して指定した処理を実行する。また、詳細を確認ボタン1103を選択すると、WEBページをブラウザ等で開いてXXXX給付金の詳細を確認することができる。キャンセルボタン1104を選択すると、それまでに入力したXXXX給付金についての指定をキャンセルする。YYYY給付金は、申請期間が2020年10月1日から2020年12月31日であり、WEBページ(https://********/****/****.html)に情報が掲載されている。YYYY給付金を申請するかどうかは、ラジオボタン1111によって、「申請する」「申請しない」「後日通知する」から選択可能とする。「申請する」を選んだ場合には、さらに、ラジオボタン1112によって、「自動で入力を実行」か「手動で入力」かを選択可能とするが、ここでYYYY給付金は、給付金検索モジュール212が登録済の企業データを基に申請事項を入力できないと判断したため、「手動で入力」が強制的に選択されている。また、YYYY給付金については、「後日通知する」を選択した場合を図示しており、ダイアログ1113で3日後に再通知を行うよう入力している。ラジオボタン1111、ラジオボタン1112、ダイアログ1113等の指定後に、決定ボタン1108を選択すると、YYYY給付金に関して指定した処理を実行する。また、詳細を確認ボタン1109を選択すると、WEBページをブラウザ等で開いてYYYY給付金の詳細を確認することができる。キャンセルボタン1110を選択すると、それまでに入力したYYYY給付金についての指定をキャンセルする。通知された全ての給付金について、選択を決定した場合には、通知画面1101を自動で終了してよい。また、選択を決定しない場合でも、閉じるボタン1114を選択することにより、通知画面1101を終了してよい。
以上のように、本発明によれば、企業が給付を受ける給付金を申請するための給付金申請支援システムにおいて、給付金の情報を自動で収集して希望者の条件に合致するかどうかの判断を行い、条件に合致する給付金を希望者に通知し、給付金申請の支援を行う給付金申請支援システム、給付金申請支援方法、およびプログラムを提供することが可能となる。
[各機能の説明]
図2は、端末100の機能ブロックと各機能の関係を示す図である。端末100は、制御部110、通信部120、記憶部130、入出力部140、から構成される。サーバ200は、制御部210、通信部220、記憶部230、入出力部240、から構成される。制御部210は通信部220、記憶部230と協働して企業データ登録モジュール211、給付金検索モジュール212を実現する。また、制御部210は通信部220、記憶部230、入出力部240と協働して通知モジュール213を実現する。記憶部230には、企業データベース231と給付金データベース232を備える。企業データベース231と給付金データベース232は、外部のクラウドサーバ等であってもよい。通信網300は、インターネット等の公衆通信網でも専用通信網でもよく、端末100とサーバ200間の通信を可能とする。
端末100は、給付金申請支援システムを使用する企業が所持する端末装置である。端末100は、例えば、携帯電話、携帯情報端末、タブレット端末、デスクトップパソコン、ノートパソコンに加え、ネットブック端末、スレート端末、電子書籍端末、携帯型音楽プレーヤ等の電化製品や、スマートグラス、ヘッドマウントディスプレイ等のウェアラブル端末や、その他の物品である。端末100として図示しているノートパソコンはその一例にすぎない。
端末100は、制御部110として、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備える。
通信部120として、他の機器と通信可能にするためのデバイス、例えば、IEEE802.11に準拠したWi-Fi(Wireless Fidelity)対応デバイスまたは第3世代、第4世代移動通信システム等のIMT-2000規格に準拠した無線デバイス等を備える。有線によるLAN接続であってもよい。
また、記憶部130として、ハードディスクや半導体メモリによる、データのストレージ部を備え、処理に必要なデータ等を記憶する。
入出力部140は、給付金申請支援システムを利用するために必要な機能を備えるものとする。入力を実現するための例として、タッチパネル機能を実現する液晶ディスプレイ、キーボード、マウス、ペンタブレット、装置上のハードウェアボタン、音声認識を行うためのマイク等を備えることが可能である。出力を実現するための例として、液晶ディスプレイ、PCのディスプレイ、プロジェクターへの投影等の表示と音声出力等の形態が考えられる。入出力方法により、本発明は特に機能を限定されるものではない。
サーバ200は、後述の機能を備える、一般的な計算機であってよい。また、実在する装置に限らず、仮想的な装置であってもよい。
サーバ200は、制御部210として、CPU、RAM、ROM等を備える。制御部210は通信部220、記憶部230と協働して企業データ登録モジュール211、給付金検索モジュール212を実現する。また、制御部210は通信部220、記憶部230、入出力部240と協働して通知モジュール213を実現する。
通信部220として、他の機器と通信可能にするためのデバイス、例えば、IEEE802.11に準拠したWi-Fi対応デバイスまたは第3世代、第4世代移動通信システム等のIMT-2000規格に準拠した無線デバイス等を備える。有線によるLAN接続であってもよい。
記憶部230として、ハードディスクや半導体メモリによる、データのストレージ部を備る。記憶部230には、企業データベース231と給付金データベース232を備える。企業データベース231と給付金データベース232は、外部のクラウドサーバ等であってもよい。
入出力部240は、契約書管理システムを管理するために必要な機能を備えるものとする。入力を実現するための例として、タッチパネル機能を実現する液晶ディスプレイ、キーボード、マウス、ペンタブレット、装置上のハードウェアボタン、音声認識を行うためのマイク等を備えることが可能である。出力を実現するための例として、液晶ディスプレイ、PCのディスプレイ、プロジェクターへの投影等の表示と音声出力等の形態が考えられる。入出力方法により、本発明は特に機能を限定されるものではない。
[給付金申請支援処理]
図3は、給付金申請支援処理を行う場合の、端末100とサーバ200のフローチャート図である。上述した各モジュールが実行する処理について、本処理にあわせて説明する。
はじめに、端末100の制御部110は入出力部140を介して企業に企業データを入力させる(ステップS301)。ここで、企業データとは、法人情報や登記情報等の基本情報、売上額、口座情報、財務会計データ、取引先との契約書、証明書類、等の給付金を申請して受けるために必要なデータである。
次に、端末100の制御部110はステップS301で入力させた企業データを、通信部130を介して、サーバ200へと送信する(ステップS302)。
図10は、企業データの登録を行う際の登録画面の一例を示す図である。企業データの登録画面は、サーバ200の企業データ登録モジュール211が、端末100の通信部120を介して、端末100の入出力部140に表示させることとしてもよいし、端末100から受け取った企業データを基に、サーバ200の入出力部240に表示してもよい。ここでは、登録画面1001は、端末100の入出力部140に表示されているものとし、ステップS01で企業に企業データを入力させるための画面であるとする。企業データとして、ここでは、法人情報や登記情報等の基本情報、売上額、口座情報、財務会計データ、取引先との契約書、証明書類、その他のデータ、を入力させる。基本情報として、法人番号を、ダイアログ1004に入力させる。また、同じく基本情報の登記情報については、登記情報のファイルを、参照ボタン1006で参照して選択させ、選択したファイル名をダイアログ1005に表示する。ここで選択させるファイルは、テキストデータであっても画像データであってもよいものとする。同じように、売上額をダイアログ1007に、口座情報をダイアログ1008に入力させる。財務会計データについては、会計データファイルを、参照ボタン1010で参照して選択させ、選択したファイル名をダイアログ1009に表示する。契約書類については、契約書ファイルを参照ボタン1012で参照して選択させ、選択したファイル名をダイアログ1011に表示する。契約書ファイルが複数ある場合には、追加ボタン1013で行を追加して、複数の契約書ファイルを登録できるようにする。同じく、証明書類については、証明書ファイルを参照ボタン1015で参照して選択させ、選択したファイル名をダイアログ1014に表示する。証明書ファイルが複数ある場合には、追加ボタン1016で行を追加して、複数の証明書ファイルを登録できるようにする。その他のデータについては、データファイルを参照ボタン1018で参照して選択させ、選択したファイル名をダイアログ1017に表示する。その他のデータファイルが複数ある場合には、追加ボタン1019で行を追加して、複数の証明書ファイルを登録できるようにする。会計データファイル、契約書ファイル、証明書ファイル、その他のデータファイルは、前述した登記情報ファイルと同じく、テキストデータであっても画像データであってもよいものとする。必要な企業データを入力後、登録ボタン1002を選択して、企業データの入力を完了する。入力を完了したタイミングで、端末100は通信部130を介して、企業データをサーバ200へと送信する。キャンセルボタン1003を選択した場合には、それまでの入力をキャンセルする。
図3のフローチャートに戻って、次に、サーバ200の企業データ登録モジュール211は、端末100から企業データを受信する(ステップS303)。
次に、企業データ登録モジュール211は、ステップS303で受信した企業データを、企業データベース231へ登録する(ステップS304)。企業データを登録する際に、登記情報ファイル、会計データファイル、契約書ファイル、証明書ファイル、その他のデータファイル、等が画像データである場合には、OCR処理を行ってテキストデータにしたものを、あわせて登録してもよい。また、テキストデータを解析して、企業毎に異なるフォーマットから、必要な情報を抽出して登録してもよい。例えば、登記情報ファイルからであれば、「会社法人等番号、商号、本店、公告をする方法、会社設立の年月日、目的、発行可能株式総数、発行済み株式の総数並びに種類及び額、資本金の額、株式の譲渡制限に関する規定、株主名簿管理人の氏名又は名称及び住所並びに営業所」等の情報が抽出可能である。
次に、給付金検索モジュール212は、ステップS304で登録した企業データに基づいて、給付金データベース232から条件に合致する給付金を検索する(ステップS305)。給付金検索モジュール212はまた、定期的に特定のキーワードでの検索を行うことにより給付金のWEBページの検出を行い、給付金データベース232への登録または削除を行うものとする。ここで、特定のキーワードとは、例えば、「給付金」、「補助金」、「助成金」、「交付金」、「負担金」等である。給付金データベース232から、条件に合致する給付金を検索する場合には、給付金のWEBページから申請キーワードを抽出し、ステップS02で登録した企業データと抽出した申請キーワードに基づいて判断する。ここで、申請キーワードとは、「資本金〇〇円未満」、「従業員数〇人未満」、「売上前年度同月比〇〇パーセント以上減少」、等である。特定のキーワードや申請キーワードは、事前に給付金申請支援システム1の管理者が設定してもよいし、企業が設定可能としてもよいし、給付金検索モジュール212に機械学習させ、学習結果に基づき自動で設定してもよい。
最後に、通知モジュール213は、ステップS305の検索により条件に合致する給付金が存在した場合には、企業に条件に合致した給付金について通知する(ステップS306)。通知の方法としては、予め登録した企業のメールアドレスにメールを送信してもよいし、端末100の通信部120を介して、入出力部140に通知画面を表示してもよいし、サーバ200の入出力部240に表示してもよい。
図11は、条件に合致する給付金を通知する通知画面の一例を示す図である。ここでは、通知画面1101は、端末100の入出力部140に表示されているものとする。図11では、XXXX給付金とYYYY給付金の二つを、申請可能な給付金として通知する例を示している。XXXX給付金は、申請期間が2020年4月1日から2021年3月31日であり、WEBページ(http://********/****/****/)に情報が掲載されている。XXXX給付金を申請するかどうかは、ラジオボタン1105によって、「申請する」「申請しない」「後日通知する」から選択可能とする。「申請する」を選んだ場合には、さらに、ラジオボタン1106によって、「自動で入力を実行」か「手動で入力」かを選択可能とする。ここで「自動で入力を実行」をアクティブとするかどうかは、給付金検索モジュール212がXXXX給付金のWEBページを検出した際に、登録済の企業データを基に申請事項を入力できるかどうかを基に判断する。ここでは、ラジオボタン1106で「自動で入力を実行」がアクティブであるため、そちらを選択した例を図示している。もし、「後日通知する」を選択した場合には、ダイアログ1107に何日後に再通知を行うかを入力させる。ラジオボタン1105、ラジオボタン1106、ダイアログ1107等の指定後に、決定ボタン1102を選択すると、XXXX給付金に関して指定した処理を実行する。また、詳細を確認ボタン1103を選択すると、WEBページをブラウザ等で開いてXXXX給付金の詳細を確認することができる。キャンセルボタン1104を選択すると、それまでに入力したXXXX給付金についての指定をキャンセルする。YYYY給付金は、申請期間が2020年10月1日から2020年12月31日であり、WEBページ(https://********/****/****.html)に情報が掲載されている。YYYY給付金を申請するかどうかは、ラジオボタン1111によって、「申請する」「申請しない」「後日通知する」から選択可能とする。「申請する」を選んだ場合には、さらに、ラジオボタン1112によって、「自動で入力を実行」か「手動で入力」かを選択可能とするが、ここでYYYY給付金は、給付金検索モジュール212が登録済の企業データを基に申請事項を入力できないと判断したため、「手動で入力」が強制的に選択されている。また、YYYY給付金については、「後日通知する」を選択した場合を図示しており、ダイアログ1113で3日後に再通知を行うよう入力している。ラジオボタン1111、ラジオボタン1112、ダイアログ1113等の指定後に、決定ボタン1108を選択すると、YYYY給付金に関して指定した処理を実行する。また、詳細を確認ボタン1109を選択すると、WEBページをブラウザ等で開いてYYYY給付金の詳細を確認することができる。キャンセルボタン1110を選択すると、それまでに入力したYYYY給付金についての指定をキャンセルする。通知された全ての給付金について、選択を決定した場合には、通知画面1101を自動で終了してよい。また、選択を決定しない場合でも、閉じるボタン1114を選択することにより、通知画面1101を終了してよい。
ここでは、通知モジュール213は、ステップS305の検索により条件に合致する給付金が存在した場合に、企業に条件に合致した給付金について通知する例を示した。完全に条件に合致する給付金を通知するのみでなく、通知モジュール213は、企業データのみでは条件に合致するかどうかの判断が不可能な場合に、申請のために必要であるが判断が不可能な項目と合わせて、申請の可能性がある給付金として通知することとしてもよい。申請のために必要であるが判断が不可能な項目と合わせて、申請の可能性がある給付金として通知することで、企業は申請が可能であるかの判断が行いやすく、給付金受給の機会を増やすことが可能である。
以上のように、本発明によれば、企業が給付を受ける給付金を申請するための給付金申請支援システムにおいて、給付金の情報を自動で収集して希望者の条件に合致するかどうかの判断を行い、条件に合致する給付金を希望者に通知し、給付金申請の支援を行う給付金申請支援システム、給付金申請支援方法、およびプログラムを提供することが可能となる。
[入力支援処理]
図4は、入力支援処理を行う場合の、端末100とサーバ200の機能ブロックと各機能の関係を示す図である。図2の構成に加えて、サーバ200の制御部210は通信部220、記憶部230、入出力部240と協働して入力支援モジュール214を実現する。
図5は、入力支援処理を行う場合の、端末100とサーバ200のフローチャート図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理にあわせて説明する。
図5のフローチャートで、ステップS501からステップS505は、図3のフローチャートのステップS301からステップS305に相当するため、詳細な説明は省略する。ステップS505の検索により条件に合致する給付金が存在した場合には、通知モジュール213は、企業に条件に合致した給付金について通知する(ステップS506)。ここでは、端末100の通信部120を介して、入出力部140に通知画面を表示するものとする。
通知を受けた端末100の制御部110は、給付金の申請を行うのかどうかを確認する(ステップS507)。申請を行う場合、すなわち、前述した図11の画面で「申請する」が選択された場合には、ステップS508へと進む。申請を行わない場合、すなわち、図11の画面で「申請しない」が選択された場合には処理を終了する。図5のフローチャートには記載していないが、図11の画面で「後日通知する」が選択された場合には、指定の日数経過後に、再度通知画面を表示するものとする。
申請を行う場合、端末100の制御部110はサーバ200に対して、給付金の申請を行うことと、給付金の種類とを通知する(ステップS508)。
サーバ200の入力支援モジュール214は、申請を行う給付金の種類と企業データとに基づいて入力支援を行う(ステップS509)。入力支援モジュール214は、当該給付金のWEBページを文字解析して、その解析結果と企業データに基づいて、申請のために入力する必要がある文字を自動入力するものとする。具体的には、給付金の申請に必要なWEBページや書類の記入欄に、当該企業データから必要な内容を入力して、端末100に対して送信する。
端末100は、入力支援を受けた内容を確認して、不足分や間違いがあれば追加・訂正を行い、給付金の申請を行う(ステップS510)。
図12は、給付金申請時に入力支援を行った申請画面の一例を示す図である。ここでは、申請画面1201は、端末100の入出力部140に表示されているものとする。図12では、XXXX給付金の申請画面を例として表示している。入力支援モジュール214は、企業データを基に、会社名をダイアログ1205に、法人番号をダイアログ1206に、電話番号をダイアログ1207に、メールアドレスをダイアログ1208に、確定申告書類をダイアログ1209に、口座情報をダイアログ1213に入力済みである。ただし、対象月の売上台帳は、入力支援が行えていないため、参照ボタン1212によりファイルを指定して添付する必要がある。指定後、ダイアログ1211に添付する売上台帳ファイルの名称が表示される。また、入力支援の内容に間違いがある場合には、各ダイアログを指定して直接入力を行うか、参照ボタン1210または参照ボタン1212を指定してファイルを指定しなおすことで、修正が可能である。全項目入力したことを確認した後、申請ボタン1202を選択すると、給付金の申請が可能である。また、キャンセルボタン1203を選択すると、入力をキャンセルできる。一時保存ボタン1204を選択すると、それまで入力した内容を申請せずに一時的に保存しておくことができる。図12は、WEBページに直接給付金の申請内容を入力する場合の例である。別の書類ファイル(電子データ)に、申請内容を記入する必要がある場合には、入力支援モジュール214は書類ファイルを直接更新して、ステップS509で端末100に対して送信してもよい。
以上のように、本発明の入力支援処理によれば、企業が給付を受ける給付金を申請するための給付金申請支援システムにおいて、給付金の情報を自動で収集して希望者の条件に合致するかどうかの判断を行い、条件に合致する給付金を希望者に通知し、給付金申請の入力支援を行う給付金申請支援システム、給付金申請支援方法、およびプログラムを提供することが可能となる。
[メールアドレス確認処理]
図6は、メールアドレス確認処理を行う場合の、端末100とサーバ200の機能ブロックと各機能の関係を示す図である。図2の構成に加えて、サーバ200の制御部210は通信部220、記憶部230、入出力部240と協働してメールアドレス確認モジュール215を実現する。
図7は、メールアドレス確認処理を行う場合の、端末100とサーバ200のフローチャート図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理にあわせて説明する。ここでは、フローチャートを簡潔にするために、メールアドレス確認処理のみを説明しているが、前述した入力支援処理とメールアドレス確認処理の両方を行うことも可能である。
図7のフローチャートで、ステップS701からステップS708は、図5のフローチャートのステップS501からステップS508に相当するため、詳細な説明は省略する。給付金の申請を行う場合、端末100から給付金の申請を行うことと給付金の種類との通知を受け、当該給付金の申請には、メールアドレス確認が必要かどうかを確認する(ステップS709)。メールアドレスの確認が必要な場合には、ステップS710へと進み、不要な場合には、ステップS711へと進む。ここで、メールアドレスの確認が必要かどうかとは、給付金の申請を行うために、「メールアドレスを入力して仮登録」、「仮登録したメールアドレスに対して送られたメールに記載のURLから本登録」、「本登録の内容でログインして給付金の申請を実行」という手順が必要かどうかということとする。
メールアドレスの確認が必要な場合、メールアドレス確認モジュール215は、企業データを基に自動でメールアドレスの確認を行う(ステップS710)。ここでのメールアドレスの確認とは、メールアドレス確認モジュール215が当該メールアドレス宛てのメールを確認する権限がないかあるかに応じて、「メールアドレスを入力して仮登録」のみ行うか、「仮登録したメールアドレスに対して送られたメールに記載のURLから本登録」まで実行するかを変更してよいものとする。「メールアドレスを入力して仮登録」のみ行えない場合には、企業に本登録を実行するよう通知してもよい。
最後に端末100は、メールアドレス確認処理により本登録した内容でログインして、給付金の申請を行う(ステップS711)。
以上のように、本発明のメールアドレス確認処理によれば、企業が給付を受ける給付金を申請するための給付金申請支援システムにおいて、給付金の情報を自動で収集して希望者の条件に合致するかどうかの判断を行い、条件に合致する給付金を希望者に通知し、給付金申請をより簡単に行う給付金申請支援システム、給付金申請支援方法、およびプログラムを提供することが可能となる。
[契約書判定処理]
図8は、契約書判定処理を行う場合の、端末100とサーバ200の機能ブロックと各機能の関係を示す図である。図2の構成に加えて、サーバ200の制御部210は通信部220、記憶部230、入出力部240と協働して契約書判定モジュール216を実現する。
図9は、契約書判定処理を行う場合の、端末100とサーバ200のフローチャート図である。上述した各装置のモジュールが実行する処理について、本処理にあわせて説明する。ここでは、フローチャートを簡潔にするために、契約書判定処理のみを説明しているが、前述した入力支援処理、メールアドレス確認処理のどちらかまたは両方と契約書判定処理とを行うことも可能である。
図9のフローチャートで、ステップS901からステップS908は、図5のフローチャートのステップS501からステップS508に相当するため、詳細な説明は省略する。給付金の申請を行う場合、端末100から給付金の申請を行うことと給付金の種類との通知を受け、契約書判定モジュール216は当該給付金の申請に必要な契約書を取得する(ステップS909)。ここで、必要な契約書は、企業データとして企業データベース231に登録済みであるため、企業データベース231から取得する。
契約書判定モジュール216は、ステップS909で取得た契約書のデータを文字解析し、当該給付金の申請の条件に合致するかどうかを判断する(ステップS910)。契約書のデータの文字解析は、ステップS904の企業データ登録時に行って企業データベース231に登録されている場合には、それを利用してもよい。
当該給付金の申請が可能である場合には、契約書判定モジュール216は端末100に対して申請可能であることを通知し、当該給付金の申請が可能でない場合には終了する(ステップS911)。
当該給付金の申請が可能である場合、端末100はサーバ200の契約書判定モジュール216からの通知を受けて、給付金の申請を行う(ステップS912)。
以上のように、本発明のメールアドレス確認処理によれば、企業が給付を受ける給付金を申請するための給付金申請支援システムにおいて、給付金の情報を自動で収集して希望者の条件に合致するかどうかの判断を行い、条件に合致する給付金を希望者に通知し、更に、契約書の内容が画像データであっても文字データであっても解析して給付金の申請が可能か判断することで、給付金申請をより簡単に行う給付金申請支援システム、給付金申請支援方法、およびプログラムを提供することが可能となる。
上述した手段、機能は、コンピュータ(CPU、情報処理装置、各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、コンピュータからネットワーク経由で提供される(SaaS:ソフトウェア・アズ・ア・サービス)形態であってもよいし、フレキシブルディスク、CD(CD-ROM等)、DVD(DVD-ROM、DVD-RAM等)、コンパクトメモリ等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し記憶して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述したこれらの実施形態に限るものではない。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
100 端末、200 サーバ、300 通信網

Claims (9)

  1. 企業が給付を受ける給付金を申請するための給付金申請支援システムであって、
    前記企業が給付金を受けるための企業データをデータベースに登録する企業データ登録部と、
    定期的に特定のキーワードでの検索を行うことにより給付金のWEBページの検出を行い、検出した前記WEBページをデータベースに登録し、登録された前記企業データに基づいて、条件に合致する給付金を検索する給付金検索部と、
    前記検索により、条件に合致する給付金が存在した場合には、前記企業に前記条件に合致した給付金について通知する通知部と、
    を備える給付金申請支援システム。
  2. 請求項1に記載の給付金申請支援システムであって、
    前記条件に合致する給付金を申請する際に、申請する前記給付金と前記企業データに基づいて入力支援を行う入力支援部と、
    を備える給付金申請支援システム。
  3. 請求項2に記載の給付金申請支援システムであって、
    前記入力支援部は、前記条件に合致した給付金のWEBページの記入項目を文字解析し、解析結果と前記企業データに基づいて、前記WEBページの記入欄に入力する必要がある文字を自動入力する給付金申請支援システム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の給付金申請支援システムであって、
    前記給付金検索部は、登録された前記WEBページから申請キーワードを抽出し、登録された前記企業データと前記申請キーワード基づいて、合致する給付金を判断する給付金申請支援システム。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の給付金申請支援システムであって、
    給付金の申請にメールアドレスの入力による仮登録と、仮登録したメールアドレスに対して送られたメールに記載のURLからの本登録という手順が必要な場合に、前記企業データを基に自動で前記仮登録のみ、あるいは前記仮登録および前記本登録を実行するメールアドレス確認部と、
    を備える給付金申請支援システム。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の給付金申請支援システムであって、
    前記申請の対象となる契約書を取得し、前記契約書の内容を文字解析し、当該契約書の内容が当該申請の条件に合致するかどうかを判定する契約書判定部と、
    を備える給付金申請支援システム。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の給付金申請支援システムであって、
    前記給付金検索部が、前記企業データのみでは条件に合致するかどうかの判断が不可能な場合に、前記通知部は、申請のために必要であるが判断が不可能な項目と合わせて、申請の可能性がある給付金として通知する給付金申請支援システム。
  8. 企業が給付を受ける給付金を申請するための給付金申請支援システムに、
    前記企業が給付金を受けるための企業データをデータベースに登録するステップと、
    定期的に特定のキーワードでの検索を行うことにより給付金のWEBページの検出を行い、検出した前記WEBページをデータベースに登録し、登録された前記企業データに基づいて、条件に合致する給付金を検索するステップと、
    前記検索により、条件に合致する給付金が存在した場合には、前記企業に前記条件に合
    致した給付金について通知するステップと、
    を備える給付金申請支援方法。
  9. 企業が給付を受ける給付金を申請するための給付金申請支援システムに、
    前記企業が給付金を受けるための企業データをデータベースに登録するステップ、
    定期的に特定のキーワードでの検索を行うことにより給付金のWEBページの検出を行い、検出した前記WEBページをデータベースに登録し、登録された前記企業データに基づいて、条件に合致する給付金を検索するステップ、
    前記検索により、条件に合致する給付金が存在した場合には、前記企業に前記条件に合
    致した給付金について通知するステップ、
    を実行させるプログラム。
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