JP2020140552A - 情報処理システム、情報処理方法、プログラム、情報処理装置 - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、プログラム、情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ホームページの改善情報を提案できる情報処理システムを提供すること。【解決手段】ホームページの作成を支援する第1のサービス20と、ホームページの閲覧に関する情報を分析して分析結果を作成する第2のサービス80と、ネットワークを介して通信する1つ以上の情報処理装置を有する情報処理システム100であって、前記第1のサービスからホームページの構成に関するホームページ構成情報を受信するホームページ情報受信部76と、前記第2のサービスから前記分析結果を受信する分析結果受信部75と、前記ホームページ構成情報と前記分析結果に基づいて前記ホームページを改善するための改善情報を作成する改善情報作成部72と、前記改善情報作成部が作成した前記改善情報をユーザが操作するユーザ端末に送信する通信部31と、を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法、プログラム、及び、情報処理装置に関する。
従来からテレビ、ラジオ、雑誌、電車広告などのマスメディアを用いて顧客を集めるマーケティングが知られているが、近年ではデジタルチャネルを利用したデジタルマーケティングが活用されるようになった。デジタルマーケティングとは、Webサイト、電子メール、SNS、スマホアプリ、IoT(Internet Of Things)などのあらゆるデジタルチャネルを活用して、適切なプロモーション施策を行い、顧客に関するデータを可視化してマーケティングを行うことをいう。
一般消費者向け(BtoC)のデジタルマーケティングでは商品を印象づけ、消費者が早く商品を購入したくなるような施策が採用されるが、企業向け(BtoB)のデジタルマーケティングではリードジェネレーションが重要になる。リードジェネレーションとは見込み客を獲得するマーケティング行為をいい、例えば、Webサイト等のデジタルチャネルを活用して、問い合わせ件数が増えるマーケティングを行うことをいう。典型的な例としては自社のホームページを作成し、ホームページから顧客情報を取得する業務が挙げられる。BtoBでは更に、見込み客を抽出したりアプローチしたりするリードナーチャリングを行ってから、営業活動が開始される。リードナーチャリングの典型的な例としてダイレクトメールを送信する業務が挙げられる。
デジタルマーケティングを支援するための各種のツールが提供されており、ユーザはリードジェネレーションを支援するCMS(Content Management System)ツールやリードナーチャリングを支援するMA(Marketing Automation)ツール等を活用して施策を実現している。CMSツールの一例としてはホームページの作成を支援するツールがあり、MAツールの一例としてはホームページへのアクセスを解析するツールがある。また、ホームページからのCVR(Conversion Rate)を向上させるためにどのような課題があるかについてアクセスを分析する分析ツールがある。
従来からこのような技術に関連して、担当者がテンプレートに必要な情報を入力することでホームページを自動的に作成する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、ダイレクトメールを送信する技術が知られている(例えば、特許文献2参照。)。また、ホームページに問い合わせフォームを設けて顧客情報を獲得する技術が知られている(例えば、特許文献3参照。)。
しかしながら、従来は、分析ツールがホームページの課題を分析して、その分析結果をユーザに提示しても、ユーザが、ホームページを具体的にどのように改善すればよいかを検討し、そして、ホームページを改善するためにホームページに対して所定の作業を行う必要がある。しかし、ホームページの作成に関する知識に必ずしも詳しくないユーザにとって、このような作業を行うことは容易ではない。
本発明は、上記課題に鑑み、ホームページの改善情報を効果的に提案できる情報処理システムを提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、ホームページの作成を支援する第1のサービスと、ホームページの閲覧に関する情報を分析して分析結果を作成する第2のサービスと、ネットワークを介して通信する1つ以上の情報処理装置を有する情報処理システムであって、前記第1のサービスからホームページの構成に関するホームページ構成情報を受信するホームページ情報受信部と、前記第2のサービスから前記分析結果を受信する分析結果受信部と、前記ホームページ構成情報と前記分析結果に基づいて前記ホームページを改善するための改善情報を作成する改善情報作成部と、前記改善情報作成部が作成した前記改善情報をユーザが操作するユーザ端末に送信する通信部と、を有する。
ホームページの改善情報を提案できる情報処理システムを提供することができる。
各種のツールを用いた従来のデジタルマーケティングにおける課題を模式的に説明する図の一例である。 情報処理システムの概略を説明する図の一例である。 情報処理システムの構成例と処理を時系列的に説明する図の一例である。 情報処理システムの構成例と処理を時系列的に説明する図の一例である。 情報処理システムのシステム構成図の一例である。 コンピュータシステムのハードウェア構成図の一例である。 支援サーバ、CMSサーバ、MAサーバ、分析サーバ、改善提案サーバ、及び、ユーザ端末の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。 支援サーバのコンサルティング部が提供する、ユーザがどのようなデジタルマーケティングを行いたいかという目的を入力するための画面の一例を示す図である。 コンサルティング部が出力したコンサル結果の一例を示す図である。 支援サーバのコンサルティング部が提供する、ユーザがデジタルマーケティングでどのような施策を行いたいかという目的を入力するためのウィザード画面の一例を示す図である。 パラメータ変換DBの一例を示す図である。 ウィザード画面が終了した際にコンサルティング部がユーザ端末の表示装置に表示するコンテンツの決定画面の一例を示す図である。 HPテンプレートのテンプレート画面(その1)の一例を示す図である。 テンプレート作成用パラメータから作成されるHPテンプレートのテンプレート画面(その2)の一例を示す図である。 異なるタイプの問い合わせフォームの一例を示す図である。 HPテンプレートに対する送信先メールアドレス及びMA識別情報の埋め込み例を説明する図である。 開発者がフォーム作成Webサービスを利用してフォームを作成する手順の一例を示す図である。 フォームコードの一例を示す図である。 スクリプト言語で記述されたMAタグ、分析サービスタグの一例を示す図である。 MAタグが実行されることで送信される閲覧情報の一例を示す図である。 ユーザ端末が支援サーバと通信して表示装置に表示させるMA情報画面の一例を示す図である。 改善提案サーバによる改善情報の作成の概略を説明する図である。 改善情報作成部がCVRを算出する一例の手順を示すフローチャート図である。 改善提案画面の一例を示す図である。 自動コンサルティングからホームページの改善までの手順の一例を説明するシーケンス図である(その1)。 自動コンサルティングからホームページの改善までの手順の一例を説明するシーケンス図である(その2)。 自動コンサルティングからホームページの改善までの手順の一例を説明するシーケンス図である(その3)。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、情報処理システムと情報処理システムが行う情報処理方法について説明する。
<ツールの活用に関する本実施形態の背景>
初めに、図1を用いて、課題について補足して説明する。図1は、各種のツールを用いた従来のデジタルマーケティングにおける課題を模式的に説明する図の一例である。
(1) ユーザはCMSツールなどを活用してホームページを作成し、支援サーバ50に公開を要求する。
(2) 支援サーバ50はHP公開サーバにホームページを公開する。
(3) ホームページを顧客が訪問して閲覧すると、HP公開サーバが閲覧情報を分析サービス80aに送信する。
(4) 分析サービス80aは閲覧情報を分析して、例えば訪問数やCVR(Conversion Rate)を増やすためのホームページの課題を分析する。
(5) ユーザが適宜、分析サービス80aにアクセスすると分析結果を取得できる。
(6) ユーザは分析結果を解釈してホームページをどのように改善するかを決定する。
(7) ユーザはホームページを改善する。
しかしながら、分析サービスの分析結果はソフトウェアが機械的に分析したものであるため、数値の羅列が多く、また、必ずしもユーザが理解しやすい表現や用語が使用されているものではなく、具体的にどのようにホームページを改善すべきか判断に迷うユーザが少なくない。
<本実施形態の概略>
図2は、本実施形態の情報処理システム100の概略を説明する図の一例である。本実施形態では、情報処理システム100が改善提案サーバ70を有している。改善提案サーバ70は支援サーバ50の追加機能とも言え、図では支援サーバ50と別体であるが、支援サーバ50に付随して提供されるサービスである。
なお、CMSツールが提供するサービスをCMSサービス(第1のサービスの一例)、CMSツールを提供するサーバをCMSサーバ20といい、MAツールが提供するサービスをMAサービス(第3のサービスの一例)、MAツールを提供するサーバをMAサーバ40という。分析ツールが提供するサービスを分析サービス(第2のサービスの一例)、分析ツールを提供するサーバを分析サーバ80という。また、ユーザ9とは情報処理システム100のユーザであり、支援サーバ50及び改善提案サーバ70のユーザでもある。また、間接的にCMSサーバ20、MAサーバ40及び分析サーバ80のユーザである。
まず、(1)〜(3)は図2と同様でよい。
(4) CMSサーバ20はユーザが公開したホームページのHP構成情報(ホームページ構成情報)を改善提案サーバ70に送信する。また、MAサーバ40は閲覧情報を改善提案サーバ70に送信する。また、分析サーバ80は閲覧情報を分析して、訪問数やCVRを増やすためにホームページをどのように改善すべきか、という分析結果を改善提案サーバ70に送信する。
(5) そして、改善提案サーバ70は分析結果をホームページの具体的な修正点に対応させた改善情報を生成する。
(6) 改善提案サーバ70は改善情報を支援サーバ50に送信する。
(6´)改善情報の支援サーバ50への送信は、ユーザが支援サーバ50に改善情報を要求した場合に行われてもよい。
(7) 支援サーバ50はユーザに改善情報を提示する。
(8) ユーザは具体的なホームページの改善情報に基づいてホームページを改善できる。
このように、本実施形態の情報処理システム100は、改善提案サーバ70が分析結果から改善情報を生成するので、デジタルマーケティング技術に必ずしも詳しくないユーザでも、リードジェネレーションに効果的なホームページに改善できる。
<用語について>
リードジェネレーションは、潜在顧客を顕在化することをいう。例えば、見込み顧客を獲得するための活動をいう。不特定多数ではなく、自社の製品又はサービスに関心を示す個人や企業の個人情報を獲得することを指す。広義にはホームページ(又はWebサイト)を使用しない活動も含むが本実施形態では主にホームページを活用した活動を指す。
リードナーチャリングは顕在化された顧客を見込み客化することをいう。例えば、見込み顧客を契約や受注対象の顧客へと育成、教育する活動をいう。一例としては、リードジェネレーションなどで集めてきた見込み顧客にメルマガ等で関係をつなげ、実際の販売機会や商談等につなげる活動のことなどを指す。
ホームページとはインターネットで使われるWWW(ワールド・ワイド・ウェブworld wide web)システムが提示する画面をいう。端末装置が最初に表示するページだけでなく端末装置が表示できる全てのページを含めてよい。Webサイト又はWebページとも言い、本実施形態でも厳密には区別しない。
閲覧情報は、閲覧者が閲覧するという動作から抽出される情報(例えば閲覧数、滞在時間、離脱の有無、成約など)である。これら情報を二次的に加工した情報も含まれる。
<全体的な動作の概略>
図3、図4を用いて、情報処理システム100の概略について説明する。図3、図4は、情報処理システム100の構成例と処理を時系列的に説明する図の一例である。図示するように、情報処理システム100はユーザ端末13、支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、改善提案サーバ70、及び、分析サーバ80を有している。ユーザ9は支援サーバ50を介してCMSサーバ20が提供するCMSツール、MAサーバ40が提供するMAツール、及び、分析サーバ80が提供する分析ツールを利用できるため、支援サーバ50はユーザ9に対しCMSサーバ20、MAサーバ40及び分析サーバ80のいわばワンストップサービスを提供する。また、改善提案サーバ70は支援サーバ50とほぼ一体であるが、別体としてもユーザ9は支援サーバ50を介して利用できる。
図3(a)〜(c)、図4(a)(b)では、ユーザ9がユーザ端末13で支援サーバ50にアクセスして、CMSサーバ20とMAサーバ40を連携させる手順、及び、分析サーバ80が提供した分析結果に基づくホームページの改善情報の作成手順を説明する。
A.ユーザ9はデジタルマーケティングでどのような施策を行いたいかという目的(以下、自動コンサル用情報という)をユーザ端末13に入力する。
B.支援サーバ50は、自動コンサル用情報に基づいて自動コンサル用情報をユーザ9の目的を達成するために適したコンテンツに変換する知見を予め整備しており、自動コンサル用情報からHPテンプレート作成用パラメータを作成する。HPテンプレート作成用パラメータはHPが含むことが目標達成に効果的なコンテンツを含む。
C.支援サーバ50はHPテンプレート作成用パラメータをCMSサーバ20に送信する。支援サーバ50はHPテンプレート作成用パラメータをCMSサーバ20に送信する際、送信先メールアドレス(問い合わせ内容などの送信先)、MA識別情報(CMSサーバ20と連携するMAサーバ40を特定するための情報)、ユーザID(後にユーザ9のMA情報を特定するため)、フォームコード(フォームの編集先URL)、分析サーバ識別情報、改善提案サーバ識別情報、を送信する。
D.CMSサーバ20はHPテンプレート作成用パラメータに基づいてHPテンプレートを作成する。HPテンプレート作成用パラメータは上記のように、HPが有すべきコンテンツを示すので、CMSサーバ20はこのコンテンツに適したHPテンプレートを作成する。例えば、導入実績がコンテンツであれば、顧客の写真、顧客のコメント、及び導入した製品などを記入するHPテンプレートが作成される。
また、CMSサーバ20はHPテンプレートにMAタグ、フォームコード(問い合わせフォームへの入力内容の送信先を含む)、分析サービスタグを埋め込む。MAタグ、フォームコード、及び、分析サービスタグの送信先は、例えばHTMLのタグやJavaScript(登録商標)などで記述され、閲覧者がHPを閲覧したことで得られる閲覧情報、及び、問い合わせ内容などをMAサーバ40及び分析サーバ80に送信することを可能にする。CMSサーバ20はホームページを完成させるためのHP作成用URLを生成する。
E.HPテンプレートはテンプレートに過ぎず、実際のコンテンツが掲載されていないので、ユーザ9はHP作成用URLによりHPテンプレートに従ってホームページを完成させる。
F.ホームページが完成するとCMSサーバ20はHP構成情報を改善提案サーバ70に送信しておく。また、CMSサーバ20はフォームの編集先URL、ホームページの編集先URLを改善提案サーバ70に送信する。分析サーバ80の分析結果はホームページの各ページ、ページ内のフォームなどに対応付けられているため、改善情報の作成には分析結果をHP構成情報に付き合わせる必要があるためである。また、編集先URLによりユーザがホームページとフォームと編集しやすくなる。改善提案サーバ70は改善提案サーバ識別情報により特定される。
G.ホームページが完成して一般に公開されると、閲覧者7がホームページを閲覧する。より詳細な情報が欲しい閲覧者は問い合わせフォームから企業名やメールアドレスなどの問い合わせ内容を入力する。閲覧者が実際には企業名等を入力しない場合に、閲覧者のIPアドレスからドメインを特定し、ドメインから企業名などを特定してもよい。
H.CMSサーバ20は閲覧情報と問い合わせ内容をMAサーバ40に送信する。このMAサーバ40は上記の「C.」で設定されたMA識別情報で指定されている。また、閲覧情報と問い合わせ内容と共にユーザIDが送信される。ユーザ9が作成したホームページから取得されたMA情報をこのユーザ9に届けるためである。同様に、「C.」で設定された送信先メールアドレスにMA情報が送信されてもよい。
I.CMSサーバ20は同じく閲覧情報を分析サーバ80に送信する。ホームページをどのように改善すべきかを分析サーバ80が分析するためである。送信先である分析サーバ80は分析サービスタグで特定されている。どの分析サービスの分析サービスタグをホームページに埋め込むかが分析サーバ識別情報で特定されてよい。
J.支援サーバ50はユーザIDに対応付けられたMA情報をMAサーバ40から取得する。取得方法はPULL方式でもPUSH方式でもよい。
K.ユーザ9は支援サーバ50にアクセスしてMA情報を閲覧することができる。このように、ユーザ9はほぼ支援サーバ50とのみ通信することで、IT技術にあまり詳しくないユーザ9であってもCMSツールとMAツールを使ったデジタルマーケティングが可能になる。
L.また、改善提案サーバ70はユーザIDを指定して分析サーバ80にアクセスし、閲覧情報に基づいて分析されたホームページの分析結果を分析サーバ80から取得する。分析結果を送信する契機は、定期的でもよいし、ユーザが要求した時でもよい。改善提案サーバ70は、HP構成情報と分析結果を付き合わせて、ホームページを具体的にどのように改善するかを示す改善情報を生成する。改善情報は支援サーバ50に送信される。
M.ユーザがユーザ端末13を操作して支援サーバ50と通信すると、ユーザは改善情報を確認して、ホームページを改善できる。
<システム構成例>
図5は、情報処理システム100のシステム構成図の一例である。情報処理システム100は、ネットワークNを介して通信可能な支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、改善提案サーバ70、分析サーバ80、ユーザ端末13、及び、閲覧者端末14を有している。通信可能とは、常時、通信していることまでは要求されず、必要な時に通信できればよい。
ネットワークNは、インターネットなどの一般的なネットワークが想定されている。企業内や家庭内のLANが含まれていたり、広域イーサネット(登録商標)や複数のLANから成るWANが含まれていたりしてもよい。ネットワークは、一部又は全体が無線化されていてもよい。無線のネットワークには、無線LAN、WiMAXの他、3G,4G、5Gなどの携帯電話網が含まれてよい。
支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、改善提案サーバ70、及び分析サーバ80はいわゆるサーバ装置であり、情報処理装置の機能を有している。サーバとはネットワークで繋がった他のコンピュータにファイルやデータ等を提供するコンピュータである。Webサーバ、HTTPサーバ、WWWサーバなどと呼ばれる場合がある。ただし、支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、改善提案サーバ70及び分析サーバ80、はサーバ専用の装置である必要はなく、汎用的な情報処理装置でもよい。支援サーバ50と改善提案サーバ70は運営者が同じか関連しているため、支援サーバ50と改善提案サーバ70とは同じ装置(1つの情報処理装置、専用線で接続された2つ以上の情報処理装置、クラウド内の同じテナントなど)でもよい。
CMSサーバ20は、潜在顧客を顕在化させるリードジェネレーションを行う又は支援するサーバである。例えば、顧客情報の取得、顧客関心情報の取得、顧客のリスト作成等を行う。具体的には、HP(つまりWebサイト)の作成、更新、管理を行う、HP作成ツールを提供するサーバである。なお、CMSサーバ20は後述するホームページ公開サーバを有している。
MAサーバ40は顕在化された顧客を見込み客化するリードナーチャリングを行う又は支援するサーバである。例えば、メール配信、印刷物発送、開封カウント、そのほかの反響行動の観察、反響集計、確度分析、アプローチ分類、アプローチ判断、確度確認、商談予定取り付け、初訪・再訪、提案、契約などを行う。簡単な例では、ホームページに対するアクセス解析を行うMAツールを提供する。
CMSサーバ20とMAサーバ40は別々のサーバでなくてもよく、1つのサーバがCMSツールとMAツールを提供する形態もあり得る。また、実際には数多くのCMSサーバ20とMAサーバ40が存在し、支援サーバ50はそれぞれのCMSサーバ20及びMAサーバ40と連携することができる。どのCMSサーバ20又はMAサーバ40を使用するかについては、支援サーバ50がCMSサーバ20又はMAサーバ40の機能やコストから選択する方法が考えられる。ユーザがCMSサーバ20又はMAサーバ40を選択することが困難、又は煩わしくないのであれば、ユーザが指定する方法が考えられる。支援サーバ50は、ユーザがCMSサーバ20又はMAサーバ40を選択する指標(機能、人気度など)を提示してもよい。
分析サーバ80は、ユーザがホームページへアクセスして閲覧した場合に、どのように閲覧したかという閲覧情報を、CMSサーバ20(ホームページに埋め込まれたタグ)からの通知により取得する。分析サーバ80は、
・流入キーワードの分析
・流入元サイトの分析(リファラ分析)
・流入先ページの分析(ランディングページ分析)
・コンバージョン経路の分析
などを行うことができる。なお、分析サーバ80としてGoogle Analytics(登録商標)があるが、これに限られるものではない。
改善提案サーバ70は、分析結果がホームページのどの部分に関する指摘かをHP構成情報に基づいて判断し、どのページのどの部分をどのように変更するかという改善情報を作成する。あるいはどのページのどのフォームを改善するかという改善情報を作成する。例えば、あるページから別のページへの誘導を強めたり弱めたりする改善情報を作成する。また、フォームの項目数を少なくする改善情報を作成する。なお、単に「ページ」という場合、ホームページ内の1ページをいう。
ユーザ端末13は、ユーザ9が使用する端末装置であり、通信機能と表示機能を有する汎用的な情報処理装置である。ユーザ端末13となりうる情報処理装置としては、例えば、PC(Personal Computer)、タブレット端末、スマートフォン、携帯電話、時計型などのウェアラブルPCがある。この他、電子黒板、テレビ会議端末、デジタルサイネージ端末、又はカーナビなど、情報処理装置の機能を有する装置であればよい。ユーザ端末13は1台以上でよい。
閲覧者端末14は、HPの閲覧者が使用する端末装置であり、通信機能と表示機能を有する汎用的な情報処理装置である。閲覧者端末14の一例はユーザ端末13と同様でよい。閲覧者端末14は複数あることが想定される。
なお、ユーザ端末13と閲覧者端末14ではブラウザソフトが動作する。支援サーバ50は画面情報をユーザ端末13に送信する。また、CMSサーバ20は後述するHP公開サーバでHPを公開するので、HP公開サーバはHPの画面情報を閲覧者端末14に送信する。図5ではCMSサーバ20とHP公開サーバを一体とみなした。画面情報はHTML、スクリプト言語(JavaScript:登録商標)、及び、CSS(Cascade Style Sheet)などで記述されている。画面情報をWebページやWebアプリという場合もある。Webアプリとは、ブラウザソフト上で動作するスクリプト言語(たとえばJavaScript(登録商標))によるプログラムとWebサーバ側のプログラムが協調することによって動作し、ブラウザ上で使用されるソフトウェア又はその仕組みを言う。なお、ユーザ端末13と閲覧者端末14ではブラウザソフトでなく、同等の機能を有するアプリケーションソフトが動作してもよい。
<ハードウェア構成例>
続いて、本実施形態の情報処理システム100における支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、分析サーバ80、改善提案サーバ70、ユーザ端末13、及び、閲覧者端末14のハードウェア構成について説明する。
<<支援サーバ、CMSサーバ、MAサーバ、分析サーバ、改善提案サーバ、ユーザ端末、及び、閲覧者端末のハードウェア構成例>>
支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、分析サーバ80、改善提案サーバ70、ユーザ端末13、及び、閲覧者端末14は、例えば図6に示すハードウェア構成のコンピュータシステムにより実現される。図6は本実施形態に係るコンピュータシステム300の一例のハードウェア構成図である。
図6に示したコンピュータシステム300は、入力装置201、表示装置202、外部I/F203、RAM(Random Access Memory)204、ROM(Read Only Memory)205、CPU(Central Processing Unit)206、通信I/F207、及びHDD(Hard Disk Drive)208などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。
入力装置201はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、ユーザ9が各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置202はディスプレイなどを含み、コンピュータシステム300による処理結果を表示する。
通信I/F207はコンピュータシステム300を社内ネットワーク及びインターネット等に接続させるインタフェースである。これにより、コンピュータシステム300は通信I/F207を介してデータ通信を行うことができる。
HDD208はプログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、例えばコンピュータシステム300全体を制御する基本ソフトウェアであるOS(Operating System)や、OS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトなどがある。HDD208は格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステム及び/又はDB(データベース)により管理している。
外部I/F203は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体203aなどがある。これにより、コンピュータシステム300は外部I/F203を介して記録媒体203aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体203aにはフレキシブルディスク、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、SDメモリカード(SD Memory card)、USBメモリ(Universal Serial Bus memory)などがある。
ROM205は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM205には、コンピュータシステム300の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM204は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。
CPU206は、ROM205やHDD208などの記憶装置からプログラムやデータをRAM204上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータシステム300全体の制御や機能を実現する演算装置である。
なお、支援サーバ50、CMSサーバ20、及びMAサーバ40、クラウドコンピューティングに対応していることが好ましい。クラウドコンピューティングとは、特定ハードウェア資源が意識されずにネットワーク上のリソースが利用される利用形態をいう。
また、支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、分析サーバ80、及び、改善提案サーバ70の入力装置201及び表示装置202は必要に応じてコンピュータシステム300に接続されればよい。
<機能について>
次に、図7を用いて支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、分析サーバ80、改善提案サーバ70、及びユーザ端末13の機能について説明する。図7は、支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、分析サーバ80、改善提案サーバ70、及び、ユーザ端末13の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。なお、閲覧者端末14についてはユーザ端末13と同様の機能を有するものとする。
<<ユーザ端末>>
ユーザ端末13は、第1通信部21、操作受付部22、及び表示制御部23を有する。ユーザ端末13が有するこれら各機能部は、図6に示された各構成要素のいずれかが、HDD208からRAM204に展開されたプログラムに従ったCPU206からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラムは、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。
第1通信部21は、支援サーバ50、CMSサーバ20及びMAサーバ40と各種の情報を送受信する。本実施形態では自動コンサル用情報を支援サーバ50に送信し、支援サーバ50からMA情報や改善情報を受信する。また、CMSサーバ20にホームページのコンテンツを送信したり、ホームページの構成を修正したりする。また、MAサーバ40にフォームの作成依頼を送信したり、フォームの構成を編集したりする。ただし、これらには限られない。第1通信部21は支援サーバ50、CMSサーバ20及びMAサーバ40から画面情報を取得するためのリクエストを送信しこの画面情報を受信して、ユーザ9が画面に入力した情報を支援サーバ50に送信することで、各種の情報を送受信する。このような機能はブラウザソフトから提供されてよい。
表示制御部23は、第1通信部21が受信した画面情報を解析して表示装置202に表示する。すなわち、ホームページ(Webページ)を表示する。ホームページによってはユーザ9がテキストデータを入力する入力欄、項目を選択するためラジオボタン、チェックボックスなど、一般的なホームページで表示される入力欄から情報の入力が可能である。
操作受付部22は、ユーザ端末13に対する各種の操作を受け付ける。例えば、ホームページに対する各種の入力、情報の受信指示、及び、送信指示を受け付ける。
<<支援サーバ>>
支援サーバ50は、第2通信部31、第3通信部32、コンサルティング部33、MA情報提供部34、第4通信部35、フォーム作成要求部36、改善情報受信部37、及び、画面情報作成部38を有する。ユーザ端末13が有するこれら各機能部は、図6に示された各構成要素のいずれかが、HDD208からRAM204に展開されたプログラムに従ったCPU206からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラムは、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。
また、支援サーバ50は、図6に示されたHDD208等に構築されるパラメータ変換DB5001及びユーザ情報DB5002を有している。まず、ユーザ情報DB5002について説明する。なお、パラメータ変換DB5001及びユーザ情報DB5002は支援サーバ50が有していてもよいし、ネットワークN上に存在してもよい。
Figure 2020140552
表1はユーザ情報DB5002に記憶されているユーザ情報を模式的に示す。ユーザ情報DB5002にはユーザ9に関する情報が記憶されている。例えば、会社名、ユーザID、パスワード、問い合わせフォームの送信先メールアドレス、HP公開済みフラグ、MA情報最新更新日時、MA識別情報、分析サーバ識別情報、及び、改善提案サーバ識別情報等の項目を有している。会社名とは情報処理システム100のユーザ9である企業の名称である。ユーザIDはユーザ9を識別又は特定するための識別情報である。IDはIdentificationの略であり識別子や識別情報という意味である。IDは複数の対象から、ある特定の対象を一意的に区別するために用いられる名称、符号、文字列、数値又はこれらのうち1つ以上の組み合わせをいう。ユーザIDとして、例えばメールアドレスを使用してもよい。
問い合わせフォームの送信先メールアドレスは、HPに埋め込まれたフォームに閲覧者が入力した問い合わせ内容の送信先となるメールアドレスである。従って、問い合わせフォームの送信先メールアドレスもHPに埋め込まれ、閲覧者が問い合わせフォームに入力した問い合わせ内容はフォームの送信先メールアドレスに送信される。なお、問い合わせフォームの送信先メールアドレスには複数のメールアドレスを設定可能である。HP公開済みフラグには、HPが公開済みか否か設定される。公開済みでなければMA情報も取得できないため、HP公開済みフラグはMA情報の取得の際にCMSサーバ20からMAサーバ40に送信される。MA情報最新更新日時は、MA情報を最後に更新した日時である。MA情報の差分を取得するために使用される。
MA識別情報はMAサーバの識別情報に相当し、このユーザが使用するMAサーバである。表1のようにユーザとMAサーバ40の関係は固定でもよいが、支援サーバ50が一定期間ごとに切り替えるなどの運用も可能である。MA識別情報は問い合わせ内容をMAサーバ40に送信するため、及び、MAタグによる閲覧情報をMAサーバ40に送信するためにホームページに埋め込まれる。
分析サーバ識別情報は分析サーバ80の識別情報に相当し、このユーザが使用する分析サーバ80である。表1のようにユーザと分析サーバ80の関係は固定でもよいが、支援サーバ50が一定期間ごとに切り替えるなどの運用も可能である。分析サーバ識別情報は閲覧情報を分析サーバ80に送信するため分析サービスタグとしてホームページに埋め込まれる。
改善提案サーバ識別情報は改善提案サーバ70の識別情報に相当し、CMSサーバ20がHP構成情報の送信先を決定するために使用される。
続いて、支援サーバ50の各機能について説明する。第2通信部31は、ユーザ端末13と通信し各種の情報を送受信する。すなわち、各種の画面情報、MA情報、及び改善情報をユーザ端末13に送信し、自動コンサル用情報をユーザ端末13から受信する。
第3通信部32は、CMSサーバ20と通信し各種の情報を送受信する。本実施形態ではテンプレート作成用パラメータをCMSサーバ20に送信する。テンプレート作成用パラメータには、送信先メールアドレス、MA識別情報、分析サーバ識別情報、改善提案サーバ識別情報、ユーザID、フォームコード、ページの編集先URL、及び、フォームの編集先URLが添付される。ページの編集用URLはHP作成時のHP作成用URLと同じかこれに基づいて決定され、フォームの編集先URLはフォームが作成されたURLと同じかこれに基づいて決定される(フォームが作成されたURLはフォームコードが有するフォーム識別情報で特定される)。
なお、支援サーバ50はCMSサーバ20のAPI(Application Program Interface)を利用できる。また、HPテンプレートが作成されると第3通信部32はHP作成用URLを受信する。
コンサルティング部33は、自動コンサル用情報に基づいてパラメータ変換DB5001を参照してテンプレート作成用パラメータを作成する。詳細は図8〜図12にて説明する。
第4通信部35はMAサーバ40と通信し各種の情報を送受信する。本実施形態ではMA情報とフォームコードをMAサーバ40から受信する。なお、第4通信部35はMAサーバ40からのPUSH通信でMA情報を受信することができる。この場合、MAサーバ40は支援サーバ50のAPIを把握しておりこのAPIに対しMA情報を送信する。また、第4通信部35はMAサーバ40に対しMA情報を要求し要求に対する応答としてMA情報を受信するPULL通信を行ってもよい。この場合、支援サーバ50はMAサーバ40のAPIを把握しておりこのAPIに対しMA情報を要求する。なお、第4通信部35はMA情報最新更新日時を指定して、MAサーバ40がこれよりも後に取得したMA情報を取得する。また、MAサーバ40においてMA情報はユーザIDと対応付けられているため、第4通信部35は各ユーザ別にMA情報を取得できる。
MA情報提供部34はユーザ端末13からの要求に対し、ユーザIDに対応付けられているMA情報を、第2通信部31を介してユーザ端末13に提供する。
改善情報受信部37は、改善提案サーバ70から改善情報を受信する。改善情報は、改善提案サーバ70が定期的に支援サーバ50に送信する場合と、ユーザ端末13からの要求を支援サーバ50が受け取って改善情報受信部37が改善提案サーバ70に要求し、その応答として受信する場合とがある。改善提案サーバ70は分析サーバ80に分析結果を要求して取得する。
画面情報作成部38は、後述する改善提案画面の画面情報を作成する。画面情報作成部38は改善提案画面に改善情報を含め、更に、ページやフォームをユーザが編集するための編集先URLをボタンなどの表示部品に埋め込む。
フォーム作成要求部36はユーザ端末13からのフォームを作成したいという要求を受けると、MAサーバ40にフォームの作成を要求する。ユーザはフォームの作成のための必要事項を入力するので、MAサーバ40がフォームを作成するとフォーム作成要求部36は第4通信部35を介してフォームコードを受信する。フォームコードにはフォームの識別情報も含まれている。タグ・フォーム埋め込み部43がフォームコードをホームページに貼り付けることで、閲覧者はフォームを表示させることができる。
<<CMSサーバ>>
CMSサーバ20は、第5通信部41、HPテンプレート作成部42、タグ・フォーム埋め込み部43、HP作成受付部45、及び、HP情報送信部46を有する。CMSサーバ20が有するこれら各機能部は、図6に示された各構成要素のいずれかが、HDD208からRAM204に展開されたプログラムに従ったCPU206からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラムは、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。
第5通信部41は支援サーバ50と通信し各種の情報を送受信する。本実施形態ではテンプレート作成用パラメータ、送信先メールアドレス、MA識別情報、分析サーバ識別情報、ユーザID、フォームコード、ページの編集用URL及びフォームの編集先URLを支援サーバ50から受信する。また、HP作成用URLを支援サーバ50に送信する。
HPテンプレート作成部42は、テンプレート作成用パラメータを用いてHPテンプレートを作成する。HPテンプレートであるので、実際のコンテンツではなく例えばダミーのコンテンツが配置されたHPのひな形が作成される。
タグ・フォーム埋め込み部43は、HPテンプレートにMAタグ、分析サービスタグ、問い合わせフォームの送信先メールアドレス、MA識別情報、フォームコード、及び、分析サーバ識別情報を埋め込む。埋め込むとは、HTMLタグ又はスクリプト言語を記述することをいう。問い合わせ内容は表1に示した送信先メールアドレス及びMA識別情報のうちの少なくとも1つ(例えば、masystem.com/aaa)に送信される。よって、問い合わせフォームには送信先メールアドレス及びMA識別情報を埋め込む。
MAタグは、閲覧者がHPを閲覧したことにより生成される閲覧数(PV数)などの閲覧情報を、HP公開サーバ60がMAサーバに送信するためのタグである。閲覧情報は少なくとも1つのMA識別情報(例えば、https://masystem.com/aaa)に送信される。本実施形態では各MAタグにMA識別情報が含まれるものとする。
また、タグ・フォーム埋め込み部43はMA情報(問い合わせ内容と閲覧情報)をユーザ端末13が表示できるように、1つ以上のユーザIDをHPテンプレートに埋め込む。例えば、問い合わせフォームとMAタグのそれぞれにユーザIDが埋め込まれる。
従って、問い合わせ内容は送信先メールアドレスにより直接、ユーザに送信され、更に、MAサーバに送信される。閲覧情報はMAサーバにのみ送信される。
また、タグ・フォーム埋め込み部43は閲覧情報が分析サーバ80に送信されるように、分析サービスタグと分析サーバ識別情報をHPテンプレートに埋め込む。本実施形態では分析サービスタグに分析サーバ識別情報が含まれるものとする。
タグとフォームが埋め込まれたHPテンプレートはHP保存部44に保存される。HPテンプレートはユーザ9ごとに所定のURLに保存される。このURLがHP作成用URLである。ユーザ9はHP保存部44に保存されたHPテンプレートをHP作成用URLから取得してホームページを完成させる。また、HPテンプレートをHP作成用URLから取得してホームページを改善する。
完成したホームページはHP公開サーバ60に送信され、HP公開サーバ60にて一般の閲覧者に公開される。なお、CMSサーバ20がホームページを公開してもよい。
また、HP情報送信部46は、改善提案サーバ識別情報を宛先にしてHP構成情報を改善提案サーバ70に送信する。HP構成情報はホームページ(の画面情報)そのものでもよいし、何らかの解析が施されたものでもよい。
<<MAサーバ>>
MAサーバ40は、第6通信部51、MA情報受付部52、MA情報管理部53、及び、フォーム作成受付部54を有する。MAサーバ40が有するこれら各機能部は、図6に示された各構成要素のいずれかが、HDD208からRAM204に展開されたプログラムに従ったCPU206からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラムは、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。
第6通信部51は支援サーバ50、HP公開サーバ60、及び、ユーザ端末13と通信し各種の情報を送受信する。まず、第6通信部51はHP公開サーバ60からMA情報を受信する。そして、支援サーバ50又はMAサーバ40のAPIを介して、本実施形態ではMA情報を支援サーバ50に送信する。
MA情報受付部52は、第6通信部51を介して、HP公開サーバ60で公開されているホームページを閲覧者が閲覧することでMAタグが送信する閲覧情報をHP公開サーバ60から受け付ける。同様に、閲覧者がホームページのフォームに入力した例えば問い合わせ内容をHP公開サーバ60から受け付ける。すなわち、MA情報(閲覧情報と問い合わせ内容)を受け付ける。
MA情報管理部53は、MA情報受付部52が受け付けたMA情報(閲覧情報、問い合わせ内容)をユーザIDに対応付けて管理する。これにより、第6通信部51を介してユーザ9ごとのMA情報を支援サーバ50に送信できる。
フォーム作成受付部54は支援サーバ50から、ユーザの操作に応じてフォームの作成要求を受け付け、ユーザが所望する形式のフォームを作成し、ユーザIDに対応付けてフォーム保存部55に記憶させる。また、フォームコードを生成して支援サーバ50に送信する。
<<分析サーバ>>
分析サーバ80は第7通信部61、閲覧情報受付部62、閲覧情報管理部63、及び、分析部64を有している。分析サーバ80が有するこれら各機能部は、図6に示された各構成要素のいずれかが、HDD208からRAM204に展開されたプログラムに従ったCPU206からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
第7通信部61は改善提案サーバ70と通信し、分析結果を改善提案サーバ70に送信する。分析サーバ80は改善提案サーバ70の存在を知らないので、改善提案サーバ70から分析サーバ80に分析結果を要求する。HPテンプレートの作成前に分析サーバ80にはユーザのアカウントが作成されている。CMSサーバ20がホームページのURLなどホームページを特定する情報を分析サーバ80に登録すると分析サービスタグが得られる。分析結果要求部74はユーザのアカウントでログインして、ホームページを特定する情報に対応付けられている分析結果を分析サーバ80に要求する。
閲覧情報受付部62は、第7通信部61を介して、HP公開サーバ60で公開されているホームページを閲覧者が閲覧することで分析サービスタグが送信する閲覧情報をHP公開サーバ60から受け付ける。
閲覧情報管理部63は、閲覧情報受付部62が受け付けた閲覧情報をユーザIDに対応付けて管理する。分析部64は改善提案サーバ70からのユーザIDを指定した分析結果の要求に応じて、又は、定期的に、ユーザIDに対応付けられている閲覧情報を分析して分析結果を生成する。
<<改善提案サーバ>>
改善提案サーバ70は改善情報送信部71、改善情報作成部72、MA情報取得部73、分析結果要求部74、分析結果受信部75、及び、ホームページ情報受信部76を有する。改善提案サーバ70が有するこれら各機能部は、図6に示された各構成要素のいずれかが、HDD208からRAM204に展開されたプログラムに従ったCPU206からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
分析結果要求部74は、例えば、支援サーバ50を介したユーザからの要求、又は、定期的などタイミングでユーザIDを指定して、分析サーバ80にホームページの閲覧情報の分析結果を要求する。
MA情報取得部73は、ユーザIDを指定してMA情報をMAサーバに要求する。分析サーバ80とは別に、閲覧情報と問い合わせ内容から改善情報を作成するためである。分析結果受信部75はユーザごとの分析結果を分析サーバ80から受信する。ホームページ情報受信部76はCMSサーバ20からHP構成情報を受信する。
改善情報作成部72は、分析結果とHP構成情報、又は、MA情報とHP構成情報に基づいて改善情報を作成する。改善情報の詳細は後述する。
改善情報送信部71はユーザからの要求に対して、又は、定期的などのタイミングに、改善情報を支援サーバ50に送信する。なお、支援サーバ50と改善提案サーバ70は運営者が同じか関連しているため、互いの通信先は予め設定されている。
<自動コンサルティング機能について>
本実施形態の情報処理システム100は、従来、コンサルティング会社の経験豊富なコンサルタントが行っていたコンサルティングを支援サーバ50が行う。ユーザ9はコンサルタントに相談することが不要になり、また、コンサルタントのコンサル結果(アドバイス)をHPに反映させる作業も不要になる。
本実施形態では、ユーザ9はデジタルマーケティングでどのような施策を行いたいかという目的を支援サーバ50に入力する。支援サーバ50はこのようなユーザ9の目的ベースの入力を受け付けるインタフェースを有することも特徴の1つである。以下では、図8、図9で自動コンサルティングの一実施例を、図10〜図12で別の一実施例を説明する。
図8は、支援サーバ50のコンサルティング部33が提供する、ユーザ9がデジタルマーケティングでどのような施策を行いたいかという目的を入力するための画面例を示す。図8(a)〜(d)は時系列に遷移するものとする。
図8(a)は商品又はサービスの概要が入力される商品特性入力画面301を示す。商品特性入力画面301はジャンル数選択欄302、及び、ジャンル入力欄303を有する。ジャンル数選択欄に302は、ユーザ9の会社が扱う商品又はサービスのジャンル数が選択可能に表示される。ジャンル入力欄303には商品又はサービスの具体的なジャンルが入力される。
図8(b)はジャンルごとにHPのターゲットが入力されるターゲット画面311を示す。ターゲット画面311は、ターゲット業種欄312、及び、ターゲット属性欄313を有する。ターゲット業種欄312には商品又はサービスの購入が期待されるターゲットの業種が選択可能に表示される。ターゲット属性欄313には商品又はサービスの購入が期待されるターゲットとする顧客の属性が選択可能に表示される。
図8(c)は、商品又はサービスの詳細が入力される商品詳細画面321を示す。商品詳細画面321は商品特性欄322、及び、特徴欄323を有する。商品特性欄322には、商品又はサービスのジャンルが選択可能に表示される。特徴欄323には、商品の特徴が入力される。
図8(d)は、商品又はターゲットが認知されるプロセスを入力するための認知プロセス入力画面331である。認知プロセス入力画面331は、プロセス332ごとにターゲットのマインド状態333、及び、次ステップへ進めるためのポイント334が入力される。認知プロセス入力画面331には、ターゲットがユーザ9の商品又はサービスを全く知らない段階から購入するまでのマインドと、次ステップに進むためには何が必要か順次、入力される。
図8(a)〜(d)の画面は、操作受付部22がユーザ9の入力に応じて表示制御部23が順次遷移させる。図8(a)〜(d)で入力される情報が自動コンサル用情報である。第1通信部21は次の画面情報が必要になると支援サーバ50から次の画面情報を取得する。従って、ユーザ9は支援サーバ50からの問い合わせに回答していく対話形式で、漠然とした目的を具体的な文章や数値として入力できる。これにより、ユーザ9がデジタルマーケティングでどのような施策を行いたいかという目的を入力できる。
コンサルティング部33は、自動コンサル用情報からコンサル結果を出力する。一般に、コンサルタントは自動コンサル用情報のような情報からコンサル結果を導き出す。支援サーバ50のパラメータ変換DB5001にはコンサルタントから得た知見を元に生成されたロジックが構築されている。このようなロジックは機械学習などで構築されてもよいし、開発者が自動コンサル用情報からコンサル結果を出力するフローチャートを作成してもよい。
図9は、コンサルティング部33が出力したコンサル結果の一例を示す。本実施形態のコンサル結果はHPを作成するためのテンプレート作成用パラメータである。図9ではマトリックス状のテンプレート作成用パラメータを示す。
まず、縦軸に、認知、興味・感心、基本計画策定、業者選定、比較・検討、及び、購入の項目が並んでおり、下の項目ほど優先順位が高い。この項目と優先順位は自動コンサルティングにより決定されている。また、横軸には、左から重要度高、重要度中、重要度低の各項目が並んでいる。重要度が高いことは優先順位が高いことを意味する。
そして、縦軸の項目と横軸の項目に対応付けて、HPテンプレートに含めるべきコンテンツが示されている。例えば、認知の項目で重要度が高いコンテンツは「技術情報」であり、比較・検討の項目で重要度が高いのは「会社情報、取引実績」である。
図9のテンプレート作成用パラメータはCMSサーバ20に送信される。支援サーバ50はコンテンツに適したHPテンプレートを決定する。コンテンツと1つ以上のHPテンプレートは予め対応付けられている。
また、テンプレート作成用パラメータはCMSサーバ20に送信される前にユーザ端末13に表示されるとなおよい。ユーザ9は図9の各コンテンツをクリックすると、操作受付部22がクリックされたコンテンツを受け付け、第1通信部21がコンテンツを支援サーバ50に送信する。支援サーバ50はコンテンツをCMSサーバ20に中継して、CMSサーバ20がコンテンツに適した1つ以上のHPテンプレートを決定し支援サーバ50に送信する。支援サーバ50の第2通信部31はHPテンプレートをユーザ端末13に送信する。これにより、ユーザ9はコンテンツに適したHPテンプレートを選択し、すぐに写真や文章などのコンテンツを入力できる。そして、コンテンツの入力後のHPテンプレートが支援サーバ50を介してCMSサーバ20に送信される。この場合、CMSサーバ20はユーザ9が選択したHPテンプレートを優先することにして、コンテンツに適したHPテンプレートを作成しない。
続いて、図10を用いて自動コンサルティングの別の実施例を説明する。図10は、支援サーバ50のコンサルティング部33が提供する、ユーザ9がデジタルマーケティングでどのような施策を行いたいかという目的を入力するためのウィザード画面の一例を示す。図10のウィザード画面は、図8と同様にユーザ9が問い合わせに回答していくことで入力が完成するが、図8よりも更に対話性が向上している。ウィザードとは、ユーザ9に必要な情報を適宜示しながら対話形式で簡便に操作できるよう工夫された処理形態をいう。
図10(a)は業種選択画面401である。ユーザ9はデジタルマーケティングの対象とする製品又はサービスの業種を選択する。図10(a)では業種1〜業種6と表示されているが、各業種が具体的にどのような業種であるかはユーザ9が把握しているか又はヘルプ画面を表示させることで確認できる。また、業種は6つに限られない。
図10(b)はWebサイトの種類選択画面411である。ユーザ9はデジタルマーケティングの対象とする製品又はサービスをどのような種類のWebサイトで提供するかを選択する。図10(b)では一例として「コーポレートサイト」「事業部サイト」「マイクロサイト」「ブログ/情報サイト」が挙げられているが、これらには限られない。
業種及びWebサイトの種類によって、閲覧者に訴求しやすいコンテンツが異なると考えられる。そこで、コンサルティング部33は図11に示すようなパラメータ変換DB5001を用いて、ユーザ9の回答を各コンテンツのカテゴリの点数に変換する。
図11は、パラメータ変換DB5001の一例を示す。図11(a)は業種と各コンテンツの点数を対応付けており、図11(b)はWebサイトの種類と各コンテンツのカテゴリの点数を対応付けている。図10(a)の業種選択画面401において、ユーザ9が「業種1」を選択した場合、各コンテンツのカテゴリの点数は「導入事例」が200、「技術紹介」が100、「取引実績」が50,「開発秘話」が20である。
図10(b)のWebサイトの種類選択画面411において、ユーザ9が「コーポレートサイト」を選択した場合、各コンテンツのカテゴリの点数は「導入事例」が50、「技術紹介」が40、「取引実績」が100,「開発秘話」が20である。
従って、ユーザ9が業種選択画面401で「業種1」を選択し、Webサイトの種類選択画面411で「コーポレートサイト」を選択した場合、各コンテンツのカテゴリの点数は以下のようになる。
「導入事例」…250
「技術紹介」…140
「取引実績」…150
「開発秘話」…40
このように、コンサルティング部33はウィザード画面でユーザ9が選択を行うごとにパラメータ変換DB5001に基づいて、入力された目的を点数に変換して行く処理を繰り返す。これにより、それぞれの選択に応じて各コンテンツの点数を決定できる。なお、パラメータ変換DB5001に登録されている業種やWebサイトの種類などと点数の関係は、コンサルタントの知見が参考にされてもよいし、機械学習などで決定されてもよい。
図12は、ウィザード画面が終了した際にコンサルティング部33がユーザ端末13の表示装置202に表示するコンテンツの決定画面421の一例を示す。コンテンツの決定画面421には「HPに掲載するコンテンツのカテゴリを選択してください。」というメッセージ424、コンテンツのカテゴリ422、各カテゴリの重要度バー423、及び、決定ボタン425が表示されている。コンテンツのカテゴリ422は点数が高いほど重要度が高いと判断されているため、重要度バー423の上の方に表示されている。
ユーザ9はHPに使用する1つ以上のカテゴリを選択することができる。例えば、マウスなどでクリックしたりタッチパネルをタップしたりする。選択されたコンテンツのカテゴリ422は高輝度表示又は反転表示などで強調される。この状態でユーザ9が決定ボタン425を押下すると、選択されたコンテンツのカテゴリ422がテンプレート作成用パラメータとして支援サーバ50に送信される。
<CMSサーバが作成するHPテンプレート>
続いて、図13を用いて、テンプレート作成用パラメータから作成されるHPテンプレートについて説明する。図13は、HPテンプレートのテンプレート画面(その1)の一例を示す図である。図13のテンプレート画面(その1)431は商品又はサービスに関係なく共通に使用されるHPテンプレートの一例として、ヘッダ欄432、タイトル画像欄433、会社概要欄434、及び、アクセス欄435のコンテンツを有している。これらはどのような商品又はサービスでも共通に使用されるコンテンツである。CMSサーバ20はテンプレート作成用パラメータに関係なく図13のようなHPテンプレートを作成する。なお、ユーザ9は、HPテンプレートの配色、写真の位置や大きさ、文字の大きさなどを適宜選択できる。これは各テンプレート画面でも同様である。
ユーザ端末13に図13のようなテンプレート画面(その1)432が表示されるとユーザ9はヘッダ欄432、タイトル画像欄433、会社概要欄434、及び、アクセス欄435にそれぞれ画像や文字を入力する。ユーザ端末13の操作受付部22はこれらの入力を受け付け、HPテンプレートが完成されていく。コンテンツが入力されたHPテンプレートを第1通信部21がCMSサーバ20に送信する。つまり、ユーザ端末13は直接、CMSサーバ20と通信してHPを完成させる。
図14は、テンプレート作成用パラメータから作成されるHPテンプレートのテンプレート画面(その2)441の一例を示す図である。図14のテンプレート画面(その2)441は自動コンサルティングにより決定されたテンプレート作成用パラメータから作成されたHPテンプレートの一例である。テンプレート画面(その2)441は、ヘッダ欄442、導入事例欄443、及び、取引実績欄444を有する。CMSサーバ20はテンプレート作成用パラメータに応じて図14のようなHPテンプレートを作成する。つまり、ユーザ9は自動コンサルティングで導入事例と取引実績をHPに掲載するコンテンツのカテゴリに選択した。
導入事例欄443には一例として2箇所の事例入力欄443a、443bがあり、取引実績欄444には一例として2箇所の実績入力欄444a、444bがある。ユーザ9は、導入事例欄443、及び、取引実績欄444にそれぞれ画像や文字を入力する。なお、ヘッダ欄442は1つのHPに共通なので入力しなくてよいが、異なるヘッダを入力してもよい。ユーザ端末13の操作受付部22はこれらの入力を受け付け、HPテンプレートが完成されていく。コンテンツが入力されたHPテンプレートを第1通信部21がCMSサーバ20に送信する。
続いて、図15を用いてコンテンツに対応した問い合わせフォームについて説明する。自動コンサルティングで問い合わせフォームの重要度が高くなることは少なくない。また、ユーザ9は問い合わせフォームをコンテンツのカテゴリに選択することができる。しかし、問い合わせフォームにも問い合わせの内容に応じた適切なタイプがある。そこで、本実施形態のHPテンプレート作成部42は自動コンサルティングで決定されたテンプレート作成用パラメータに対応した問い合わせフォームをHPテンプレートに設定する。
図15は異なるタイプの問い合わせフォームの一例を示す図である。図15(a)は商品紹介に対する問い合わせフォームであり、図15(b)は採用情報に対する問い合わせフォームである。
図15(a)に示すように、商品紹介に対する問い合わせフォームは、お名前欄451、会社名欄452、連絡先欄453、問い合わせ内容欄454、及び、送信ボタン455を有する。図15(b)に示すように、採用情報に対する問い合わせフォームは、お名前欄461、応募種類欄462、連絡先欄463、及び、送信ボタン464を有する。このように、HPテンプレート作成部42は自動コンサルティングで決定されたコンテンツのカテゴリに応じて問い合わせフォームを自動生成してHPテンプレートに設定する。
従って、ユーザ9は商品紹介か採用情報かに応じて問い合わせフォームを修正したり変更したりする必要がなく、問い合わせフォームの内容に適したタイプの問い合わせフォームが埋め込まれたHPテンプレートを利用できる。
<フォームのコード例>
問い合わせフォームを作成する方法はいくつかあるが、本実施形態では開発者がコードを入力したり編集したりする方法と、フォーム作成Webサービスを利用する方法について説明する。
・開発者がコードを入力又は編集
図15のような問い合わせフォームに閲覧者は問い合わせ内容を入力する。図15(a)の場合は、お名前欄451に名前を、会社名欄452に会社名を、連絡先欄453に連絡先を、問い合わせ内容欄454に問い合わせ内容を入力する。図15(b)の場合は、お名前欄461に名前を、応募種類欄462に応募種類欄を、連絡先欄463に連絡先を入力する。入力された問い合わせ内容はユーザ9が所属する企業の担当者や部署に送信される必要がある。以下では入力された問い合わせ内容をHP公開サーバ60が送信するための送信先メールアドレス及びMAサーバに送信するためのMA識別情報の埋め込み例を説明する。図16はHPテンプレートに対する送信先メールアドレス及びMA識別情報の埋め込み例を説明する図の一例である。
図16(a)は、問い合わせフォームに関するHPテンプレートのコード例を示す。なお、図16(a)は図15(a)の問い合わせフォームをHTMLで記述した場合のコード例である。まず、記述1でformタグが指定されている。formタグはinputタグなどのフォーム部品で入力された値をaction属性で指定した送信先に送信するタグである。記述1の送信先は「/my−handling−form−page」である。method属性は問い合わせ内容の送信時に使用されるHTTPのメソッドを指定する。通常はpost又はgetである。id属性はページ内におけるフォームの識別情報となる。本実施形態ではホームページの全体で重複しないように設定するとよい。
記述2は、お名前欄451を実現するコードであり、labelタグが「お名前」を表示することを規定し、inputタグがtype属性でテキスト入力欄を表示することを規定している。id属性はデータ処理のために識別情報でありスクリプト言語やCSSが参照する際に指定される。name属性は問い合わせ内容と共に送信されるお名前欄の識別情報であるが、人間が判別するために使用される。記述3〜5も同様に、会社名欄452,連絡先欄453、問い合わせ内容欄454を実現するコードである。
記述6は、送信ボタン455を表示することを規定する。type属性は送信すること(submit)を規定し、value属性は表示される文字を規定する。
図16(a)のようなコード例によれば、閲覧者が問い合わせフォームに問い合わせ内容を入力して送信ボタン455を押下すると、問い合わせフォームに入力された問い合わせ内容が「/my−handling−form−page」に送信される。この記述は相対URLと呼ばれる形式であり、HP公開サーバ60の「/example.com/hoge」というURLに問い合わせ内容が送信されてしまう。
本実施形態では、ユーザ9又はMAサーバ40の少なくともどちらかが問い合わせ内容を必要とするため、例えば図16(b)に示すような、<INPUT>タグを利用する。これにより、送信先を任意に指定することができる。なお、<INPUT>タグはHTMLタグである。
タグ・フォーム埋め込み部43は図16(b)のようなコードを埋め込む。埋め込み先は例えば<form>〜</form>の中であり、一例としては</form>タグの手前などでよい。図16(b)はユーザ9へ問い合わせ内容を送信するための<INPUT>タグと、MAサーバ40に問い合わせ内容を送信するための<INPUT>タグを示す。
図16(b)の記述7,8はいずれもinputタグであるが、type属性がhiddenであるため、問い合わせフォームには表示されない。name属性は上記と同様である。value属性は問い合わせ内容の送信先を示す。記述7ではユーザを宛先とする送信先メールアドレス(suzuki@sample.co.jp, yamada@sample.co.jp)が埋め込まれており、記述8ではMAサーバ40を宛先とするMA識別情報(masystem.com/aaa)埋め込まれている。どちらも問い合わせ内容の送信先である。
また、記述8のvalue属性には「userID="companyA"」という記述がある。これはユーザ9が所属する企業を示すユーザIDである。つまり、問い合わせ内容が送信される際、ユーザ9が所属する企業の識別情報がMAサーバ40に送信されることで、MAサーバ40はどの企業に対する問い合わせであるかを判断できる。タグ・フォーム埋め込み部43はMA識別情報と共にユーザIDを埋め込む。
CMSサーバ20のタグ・フォーム埋め込み部43は、このように、HP公開サーバ60が問い合わせ内容をsuzuki@sample.co.jp及びyamada@sample.co.jpにメールで送信し、MAサーバ40のmasystem.com/aaaアドレスに対してcompanyAのMA情報を送信するHTMLタグをHPテンプレートに埋め込む。
なお、送信先メールアドレス(suzuki@sample.co.jp, yamada@sample.co.jp )、ユーザID(userID="companyA")、及び、MAサーバ40の識別情報(masystem.com/aaa)は、支援サーバ50からCMSサーバ20に送信される。これらは、ユーザ9が支援サーバ50にログインすることで自動的に選択される。つまり、これらの情報はユーザ9が予め支援サーバ50に設定しているものとする。ただし、ユーザ9は任意に送信先情報、ユーザID、及び、MAサーバ40の識別情報の1つ以上を変更できてよい。例えば、複数のCMSサーバ20とMAサーバ40があるような場合にユーザ9は所望のCMSサーバ20とMAサーバ40を選択できる。この場合、タグ・フォーム埋め込み部43は、ユーザ9が選択したMAサーバ40の識別情報を埋め込む。
また、図16ではHTMLタグで送信先メールアドレス、ユーザID、及び、MAサーバ40の識別情報が埋め込まれているが、JavaScript(登録商標)でこれらが埋め込まれてもよい。
・フォーム作成Webサービスを利用する方法
図17は、開発者がフォーム作成Webサービスを利用してフォームを作成する手順を示す。本実施形態ではMAサーバ40がフォーム作成Webサービスを提供するとして説明するが、フォーム作成Webサービスは他のサーバが提供してもよい。
S101:開発者はユーザ端末13からコンテンツ作成方法を選択し、操作受付部22がコンテンツ作成方法を受け付ける。第1通信部21はMAサーバ40にコンテンツ作成方法を送信する。コンテンツ作成方法には、ポップアップとエンベッドがある。ポップアップはポップアップで表示されるフォームであり、エンベッドは任意の箇所に埋め込みで表示されるフォームである。
S102:次に、開発者はコンテンツに関する設定を行う。例えば、「フォームパーツ名」、「情報獲得経路」、「確認画面」等に関する設定を行う。操作受付部22がコンテンツ設定を受け付け、第1通信部21はMAサーバ40にコンテンツ設定を送信する。「フォームパーツ名」はフォームの識別情報となる。「情報獲得経路」には作成するフォームから入力があった場合に、入力した閲覧者に付与したい「情報獲得経路」を入力する。初期値は「フォームパーツ名」である。「確認画面」は、閲覧者に入力内容の確認画面を表示させるか否かの設定である。この他、閲覧者の氏名、メールアドレス、部署名、電話番号などを設定することができる。
S103:次に、ユーザはカスタマーカスタム項目への連携に関する設定を行う。すなわち、ステップS102がフォームに共通の設定であるのに対し、ユーザは自分のフォーム独自の項目を設定できる。問い合わせフォームがどのような商品名又はサービスに関するものか分かるような情報を入れておくこともできる。また、どのような情報(テキストデータ、数値、日付、都道府県など)を入力させる項目かなどを設定できる。操作受付部22がカスタマーカスタム項目設定を受け付け、第1通信部21はMAサーバ40にコンテンツ設定を送信する。
S104:次に、ユーザは自動返信メール及び通知設定を行う。自動返信メールは閲覧者が入力したメールアドレスに自動で閲覧者が入力した問い合わせ情報を送信するか否かの設定である。自動返信メールのテンプレートなども設定できる。通知設定はMAサーバなどに通知するための設定であり、MA識別情報などが設定される。操作受付部22が自動返信メール及び通知設定を受け付け、第1通信部21はMAサーバ40にコンテンツ設定を送信する。
S105:次に、ユーザはプレビュー・CSS設定を入力する。プレビュー・CSS設定はフォームのデザインに関する設定である。フォームのプレビューが表示され、項目の配置や配色を任意のスタイルに変更することができる。操作受付部22がプレビュー・CSS設定を受け付け、第1通信部21はMAサーバ40にコンテンツ設定を送信する。
S106:次に、ユーザはターゲット設定を入力する。ターゲットとはフォームを表示するセグメント(対象)である。閲覧者のセグメントはクッキーなどから特定される。すべてのカスタマーを対象にしたり、属性などに応じてフォームの表示と非表示を設定したりできる。操作受付部22がターゲット設定を受け付け、第1通信部21はMAサーバ40にコンテンツ設定を送信する。
S107:次に、ユーザはポップアップ設定を行う。ポップアップ設定とはポップアップを表示させるタイミングと表示場所の設定である。ポップアップ設定は、ステップS101でポップアップが選択された場合に設定する。例えば、閲覧者がホームページを開いて即時、決まったスクロール量をスクロールさせた時、ボタンの押下時、設定した時間が経過した時、等を設定できる。
S108:以上の設定に基づいてMAサーバのフォーム作成受付部54がフォームコードを作成するので、MAサーバの第6通信部51はフォームコードを支援サーバ50に送信する。
図18はフォームコードの一例である。タグ・フォーム埋め込み部43はフォームコードを、ユーザがフォームを表示させたいホームページの任意の位置(<body>タグ内)に埋め込む。フォームはMAサーバ40により作成されるので、フォームコードにはMA識別情報が含まれる。問い合わせ内容の送信先もMAサーバである。フォームコードが埋め込まれたホームページが閲覧者により開かれると、フォームコードが実行され、フォームコードが生成するフォームを閲覧者端末14がホームページに表示する。図16(b)に示したユーザを宛先とする送信先メールアドレスと通知先となるやMAサーバ40はステップS104で入力されている。
<MAタグについて>
続いて、図19に基づいてMAタグについて説明する。図19(a)は、スクリプト言語で記述されたMAタグの一例を示す。このMAタグはPV数をMAサーバ40に送信するためのタグである。記述11の「m="companyA, 12345678"」はユーザIDとMAタグの識別番号である。セキュリティを考慮し、ユーザIDをハッシュ化してもよい。
記述11の「function(m,src)は(m,src)を引数とする関数の定義である。「src=https://example.com/hoge」は現在のページを示し、閲覧者が企業のHPのどの部分を閲覧したかを示す。
記述12の「'https://masystem.com/mts.js'」は、MAサーバ40が公開しているJavaScript(登録商標)のライブラリである。このライブラリの中には、MAサーバ40のアドレスが定義されており、また、「mt」というメソッド(関数)が定義されている。タグ・フォーム埋め込み部43はMA識別情報に予め対応付けられているライブラリを指定する。
記述13の、mt('send', 'pageview')のパラメータのうち、「send」はMAサーバ40へ情報を送信することを意味し、「pageview」は送信対象情報が「PV」であることを意味している。「mt」メソッドが実行されると、「https://masystem.com/mts.js」ライブラリに予め登録されているMAサーバ40のアドレスに対して、PV情報が送信される。MAタグはユーザIDとMA識別番号があれば残りは定型文なので、タグ・フォーム埋め込み部43がMA識別情報に基づいて作成できる。
HP公開サーバ60がMAサーバ40にPVを送信するのは一例に過ぎず、CV(コンバージョン)及びクッキー等を送信することもできる。また、クッキーを利用して閲覧者の同一性の判断、閲覧数のカウントを行いMAサーバ40に送信できる。なお、コンバージョンとはHPの目標達成を意味し、リードナーチャリングでは問い合わせ数や資料請求された数を言う。
図19(b)は分析サービスタグの一例を示す。分析サービスタグの構成はMAタグと同様でよいが、記述12の「'https://ga_analytics.com/gas.js'」は、分析サーバ80が公開しているJavaScript(登録商標)のライブラリである。このライブラリの中には、分析サーバ80のアドレスが定義されており、また、「ga」というメソッド(関数)が定義されている。「ga」メソッドが実行されると、分析サーバ80のアドレスに対して、PV情報が送信される。
上記のように、分析サービスタグは分析サーバ80から発行されるので、CMSサーバ20のタグ・フォーム埋め込み部43は分析サービスタグを分析サーバ80からもらってホームページに埋め込む。なお、分析サービスタグはユーザが取得してもよいし、支援サーバ50が取得してもよい。
図20はMAタグが実行されることで送信される閲覧情報の一例を示す。図20(a)の閲覧情報はHP公開サーバ60が公開するHPのうちあるページに対する1日のPV数である。「"uri":https://example.com/hoge」はPVがカウントされるページである。「"date":"2018−06−12"は、PV数がカウントされた日である。「"pv":"3235"」はPV数である。
図20(b)の閲覧情報はHP全体の半年間のPV数、問い合わせ数、及び、CV数である。「"domain":"example.com"」はHPのドメインである。「"term":"2018−01−01−2018−06−30"」は期間(半年間)を示す。「"pv":"423514"」はPV数を示す。「"contact":"3453"」はHPの閲覧数である。「"cv":"242"」はCV数(例えば、問い合わせ数)である。
MAサーバ40に送信される閲覧情報と分析サーバ80に送信される閲覧情報は異なっていてもよいし、同じでもよい。本実施形態ではそれぞれに適切な閲覧情報が送信されるものとする。
<ユーザが閲覧するMA情報について>
次に、図21を用いてユーザ9が閲覧するMA情報について説明する。図21は、ユーザ端末13が支援サーバ50と通信して表示装置202に表示させるMA情報画面501の一例を示す。MA情報画面501は、Webサイトアクセス数欄502、Webサイトアクセス傾向欄503、及び、その他作業ボタン504を有する。
Webサイトアクセス数欄502には、最近、HPへのアクセスした企業の社名が表示される。PV(ページビュー)は各企業がHPを閲覧した回数である。PVは例えばHP公開サーバ60が閲覧者のブラウザにクッキーを送信することでカウントできる。Webサイトアクセス傾向欄503には閲覧数とCV数がグラフで表示される。
その他作業ボタン504には、HPに関して支援サーバ50が提供する各種のサービス内容に対応した各種のボタンが表示される。その他作業ボタン504から、ユーザ9は例えば、HPの更新を行うこともできる。
<ホームページの改善について>
図22、図23を用いてCVRの算出と改善情報の生成について説明する。図22は改善提案サーバ70による改善情報の作成の概略を説明する図であり、図23は改善情報作成部72がCVRを算出する一例の手順を示すフローチャート図である。
上記のように、改善提案サーバ70はCMSサーバ20からHP構成情報を取得し、分析サーバ80から分析結果を取得する。MAサーバ40から閲覧情報を取得する。HP構成情報にはページの識別情報、フォームの識別情報、及び、リンク元の識別情報等が含まれている。閲覧情報には、ホームページのURL、アクセス日時、IPアドレス等が含まれ、問い合わせフォームのURL,送信日時、IPアドレス等が含まれる。
分析結果の一例として、「入り口ページからCVRの良いページの誘導を強める」、「入り口ページからCVRの悪いページの誘導を弱める」、及び、「"商品A"問い合わせフォームの項目数を減らして離脱率を下げる」等が挙げられる。
しかし、ユーザは、このような曖昧なメッセージを見ても、「入り口ページ」、「CVRの良いページ」がどのページを指すか、「誘導を強める」ためにホームページをどのように修正すればよいか、「"商品A"問い合わせフォームの項目数を減らす」ためにどのように操作すればよいかなど、具体的にどうすればよいかが分からない。
改善提案サーバ70の改善情報作成部72は、分析サーバ80から送信された曖昧な分析結果と、CMSサーバ20から送信され保持しているHP構成情報と、MAサーバ40から送信され保持している閲覧情報等に基づいて、より具体的な改善提案をユーザに行う。具体的には、改善情報作成部72は、保持しているHP構成情報を用いて、ユーザが作成したHPの「入り口ページ」のURLや「特定の商品の問い合わせフォーム」のURLに辿り着くことができる。また、改善情報作成部72は、MAサーバ40から送信された閲覧情報を保持しており、この閲覧情報を用いて、各ページのCVRを算出する。これにより、CVRが良いページ、悪いページを特定できる。
CVRの良いページ、悪いページの基準などは、ユーザが設定しておくとよい。あるいは、予め決まっていてもよい。
Figure 2020140552
表2は、CVR計算テーブルの一例を示す。CVR計算テーブルには、CVR基準、CVRの良いページ、悪いページの基準が設定されている。なお、CVR基準とは、ホームページに閲覧者が申し込みをするという目標を達成したか否かを判断する基準である。
以下、図23に基づいて説明する。
(S101)
分析結果受信部75は上記のように曖昧な分析結果を分析サーバ80から取得する。「入り口ページからCVRの良いページの誘導を強める」、「入り口ページからCVRの悪いページの誘導を弱める」の各ページのURL(ページの識別情報)、及び、「"商品A"問い合わせフォームの項目数を減らして離脱率を下げる」などのフォームのURL(ページの識別情報)は、改善提案サーバ70に送信されている。
(S102)
改善情報作成部72は、CMSサーバ20から取得したHP構成情報に基づいてHP構成情報テーブルを作成する。
Figure 2020140552
表3はHP構成情報テーブルの一例を模式的に示す。HP構成情報テーブルは入り口ページに対応付けてURLを保持する。入り口ページ、商品紹介ページ、問い合わせフォームのそれぞれのURLは、改善提案サーバ70がHP構成情報を解析して自動的に設定する(例えば、URLを解析して、パスが最も短いURLを入り口ページのURLに登録する)。あるいは、改善提案サーバ70がHP構成情報を解析した上で、ユーザに選択させてもよい(例えば、URLを解析して入り口ページになりそうなURLを抽出して一覧を表示してユーザに選択させる)。あるいは、HP構成情報を基にユーザが設定してもよい(例えば、HP構成情報に基づいてURLの一覧を含むUI画面を表示し、ユーザがUI画面URL一覧から入り口ページのURLを選択する。)。
(S103)
次に、改善情報作成部72が、MAサーバ40から取得した閲覧情報に基づいて閲覧情報テーブルを作成する。改善情報作成部72はMAサーバ40から送信された閲覧情報に基づいて以下のような閲覧情報テーブルを保持する。
Figure 2020140552
表4(a)は閲覧情報テーブル1の一例を示す。閲覧情報テーブル1はホームページのURL、アクセス日時(時刻情報の一例)、及びIPアドレスの各項目を有する。なお、アクセス日時は閲覧者がホームページにアクセスした日時、IPアドレスは閲覧者端末14のIPアドレスである。表4(b)は閲覧情報テーブル2の一例を示す。閲覧情報テーブル2は問い合わせフォームのURL、送信日時(時刻情報の一例)、及びIPアドレスの各項目を有する。なお、送信日時は、閲覧者端末14が問い合わせ内容を送信した日時、IPアドレスは閲覧者端末14のIPアドレスである。
(S104)
改善情報作成部72は、各ページへアクセスした閲覧者端末14のIPアドレスと同じIPアドレスがいつ、問い合わせフォームに問い合わせたかによって、ページの目標が達成されたか否かに関する目標達成の成否を判断する。目標とはフォームによる問い合わせが送信されることである。アクセスしたページとは、分析サーバ80から取得されたCVRの良いページ、悪いページ、及び、商品を特定可能なフォームがあるページである。
改善情報作成部72は、問い合わせがあった問い合わせフォームのURLに対応する商品ページのURLを特定し、問い合わせが送信される前1時間以内の、特定したURLに対するアクセスを検索し、問い合わせ元のIPアドレスと同一IPアドレスからのアクセスがあれば、目標達成と判断する。
例えば表4によれば、「2019/02/22 16:30:00」にIPアドレス「111.111.111.111」から「http://company−a/product/b.html」へのアクセスがある。そしてその7分後の「2019/02/22 16:37:00」に、同じIPアドレス「111.111.111.111」から「http://company−a/form/b.html」に対する問い合わせがある。この例では、問い合わせが送信される前7分に、問い合わせ元のIPアドレスと同一IPアドレスからのアクセスがあるため、改善情報作成部72は目標達成と判断する。
一方で、「2019/02/25 18:00:00」にIPアドレス「222.222.222.222」から「http://company−a/product/b.html」へのアクセスがある。そしてその9時間後の「2019/02/26 09:00:00」に、同じIPアドレス「222.222.222.222」から「http://company−a/form/b.html」に対する問い合わせがある。この例では、問い合わせが送信される9時間前に、問い合わせ元のIPアドレスと同一IPアドレスからのアクセスがあるため、CVR基準の1時間を超過したため、目標達成していないと判断する。
更に、「2019/02/26 15:20:00」にIPアドレス「333.333.333.333」から「http://company−a/product/b.html」へのアクセスがあるが、その後、同じIPアドレス「333.333.333.333」からの「http://company−a/form/b.html」に対する問い合わせがなかったので、目標達成していないと判断する。
(S105)
改善情報作成部72は目標達成率によってCVRの良い悪いを決定する。同じページに対する各アクセスによりそれぞれ目標達成の成否が判断されるので、一定数のアクセス又は一定期間のアクセス数と目標達成の回数から目標達成率を算出する。これと、表2のCVR計算テーブルのCVR基準(閾値)を比較することで、CVRの良い悪いを決定することができる。CVRがCVR基準以上(閾値以上)か未満かという情報はページに対応付けて改善情報としてユーザ端末13に送信される。
このように、改善情報作成部72は商品ページごとのCVRを算出し、更に、CVRの良いページ、CVRの悪いページの基準に基づいて、各商品ページがCVRの良いページかCVR悪いページかを特定できる。
また、CVRの良いページかCVR悪いページかについて、高い精度を求める場合に閲覧者端末14のIPアドレスに基づいて算出すればよいが、閲覧者端末14のIPアドレスの取得ができない場合や高い精度を求めない場合には、IPアドレスを使わなくてもよい。例えば、クッキーなど閲覧者を識別する情報を使用する。
更に、閲覧情報テーブル1,2のような、商品ページと商品問い合わせフォームとの対応付けを、ユーザが所定の画面(インタフェース)を介して設定してもよいし、改善提案サーバ70が自動判断(URLを解析して、例えば、商品ページURLがhttp://company−a/product/b/info.html、当該商品の問い合わせフォームのURLがhttp://company−a/product/b/form.htmlである場合に、ルートURL「http://company−a/product/b」が共通していることから、対応していると判断)してもよいし、改善提案サーバ70が自動判断した上でユーザに設定させてもよい。
また、CVRの計算は所定のタイミングで行えばよい。例えば、改善提案サーバ70に予め設定されている時刻に、毎日算出してもよいし、ユーザが時刻と間隔を設定し、設定された時刻に、設定された間隔ごとに算出してもよい。また、ユーザが図21の「Webサイトの改善点を提案して欲しい」505を押下したことに応じて算出してもよい。
支援サーバ50は以上のような処理により図22に示す改善情報をユーザに提供する。また、ページやフォームを編集するための編集用のURLを提供するので、ユーザは分析結果を解析できなくてもホームページを改善できる。
図24は改善提案画面510の一例を示す。図21のMA情報画面501の「Webサイトの改善点を提案してほしい」505をユーザが押下すると、改善提案画面510が表示される。改善提案画面510は、HP構成欄511とフォーム欄512を有する。HP構成欄511はホームページの構成(ページからページへの遷移)に関する改善を提案する欄で、フォーム欄512はフォームに関する改善を提案する欄である。
図24では、HP構成欄511に「入り口ページ"コーポレート"からCVRの良いページへの誘導を強める」という改善提案513と、"編集する"ボタン514、及び、"CVRの良いページ一覧"ボタン515が表示されている。入り口ページとは閲覧者が他のWebページから最初に閲覧するページであり、例えばトップページの場合もあるし、検索サイトに登録されているページの場合もある。入り口ページの名前(コーポレート)はHTMLの例えばタイトルである。
"編集する"ボタン514には、入り口ページ"コーポレート"の編集先URLが埋め込まれており、ユーザが"編集する"ボタン514を押下するとユーザ端末13が入り口ページ"コーポレート"の編集画面を表示できる。
"CVRの良いページ一覧"ボタン515には例えば改善提案サーバ70にCVRの良いページを要求するURLが埋め込まれており、ユーザが"CVRの良いページ一覧"ボタン515を押下するとユーザ端末13がCVRの良いページを改善提案サーバ70に要求し、CVRの良いページ一覧を表示できる。
ユーザは、入り口ページ"コーポレート"のHTMLデータやJavaScript(登録商標)に、一覧で確認したCVRの良いページへのリンクを記述する。リンクを埋め込む文字やボタン等を大きくすることができる。また、リンクを埋め込む文字の場所を上に移動するなど目立つ場所に設定することもできる。このような編集はリテラシーが低くても容易である。
「入り口ページ"コーポレート"からCVRが悪いページへの誘導を弱める」という改善提案516には、"編集する"ボタン517、及び、"CVRの悪いページ一覧"ボタン518が表示されている。"編集する"ボタン517には、入り口ページ"コーポレート"の編集先URLが埋め込まれており、ユーザが"編集する"ボタン517を押下するとユーザ端末13が入り口ページ"コーポレート"の編集画面を表示できる。
"CVRの悪いページ一覧"ボタン518には例えば改善提案サーバ70にCVRの悪いページを要求するURLが埋め込まれており、ユーザが"CVRの悪いページ一覧"ボタン518を押下するとユーザ端末13がCVRの悪いページを改善提案サーバ70に要求し、CVRの悪いページ一覧を表示できる。
ユーザは、入り口ページ"コーポレート"のHTMLデータやJavaScript(登録商標)において、一覧で確認したCVRの悪いページへのリンクを削除する。あるいは、リンクを埋め込む文字やボタン等を小さくすることができる。また、リンクを埋め込む文字やボタンの場所を下の方にするなど目立たない場所に設定することもできる。
フォーム欄512には「"商品A"問い合わせフォームの項目数を減らして離脱率を下げる」という改善提案519と"編集する"ボタン520が表示されている。"編集する"ボタン520には、商品Aの問い合わせフォームの編集先URLが埋め込まれており、ユーザが"編集する"ボタン520を押下するとユーザ端末13が商品Aの問い合わせフォームの編集画面を表示できる。フォームをMAサーバ40で作成した場合、作成した時のURLが商品Aの問い合わせフォームの編集URLである。HP構成情報の各フォームにはフォームの識別情報が含まれているので、フォームさえ特定されれば、編集URLも特定できる。
なお、「商品名A」は、ユーザが図17にて説明したフォーム作成Webサービスの例えばフォームパーツ名やカスタマーカスタム項目にて入力している情報である。このように具体的な商品名等が表示されるので、ユーザはどのフォームの編集かを容易に判断できる。
<全体的な動作処理>
図25〜図27は自動コンサルティングからホームページの改善までの手順を説明するシーケンス図の一例である。
S1:ユーザ9はユーザ端末13を操作して支援サーバ50と通信セッションを開始する。公知のログイン方法でログインするものとし、支援サーバ50はユーザIDを把握する。これにより、図8のような商品特性入力画面301、又は、図10のような業種選択画面401及びWebサイトの種類選択画面411をユーザ端末13が表示するので、ユーザ9は自動コンサル用情報を入力する。操作受付部22は自動コンサル用情報の入力を受け付け、第1通信部21が自動コンサル用情報を支援サーバ50に送信する。
S1.1:支援サーバ50の第2通信部31は自動コンサル用情報を受信し、コンサルティング部33がパラメータ変換DB5001を参照してテンプレート作成用パラメータを作成する。すなわち、コンテンツのカテゴリを作成する。
S1.2:ここではMAサーバ40のフォーム作成Webサービスをユーザが利用する場合を説明する。支援サーバ50のフォーム作成要求部36は第4通信部35を介してユーザ情報DB5002に記憶されているMA識別情報に基づいてMAサーバ40と通信し、ユーザが入力する図17で説明した情報をフォーム作成要求と共にMAサーバ40に送信する。
S1.2.1:MAサーバ40の第6通信部51はフォーム作成要求を受信し、フォーム作成受付部54がフォームを作成すると共に、図18のフォームコードを作成する。第6通信部51はフォームコードを支援サーバ50に送信する。フォームコードにはフォームの識別情報が含まれている。支援サーバ50の第4通信部35はフォームコードを受信する。
S1.1.1:支援サーバ50の第3通信部32は、テンプレート作成用パラメータ、送信先メールアドレス、ユーザID、MA識別情報、分析サーバ識別情報、改善提案サーバ識別情報、及び、フォームコードをCMSサーバ20に送信する。送信先情報、ユーザID、及び、MA識別情報は予め支援サーバ50が記憶していても、ユーザ9が入力してもよい。第3通信部32は、CMSサーバ20が提供している数複のAPIのうち、HTMLタグ又はMAタグを埋め込むためのAPIを呼び出すことで、CMSサーバ20に対してHTMLタグ又はMAタグの埋め込みを要求する。一方で、第3通信部32がHTMLタグ又はMAタグを埋め込まないAPIを呼び出すと、CMSサーバ20に対してHTMLタグ又はMAタグの埋め込みを要求しない。
S1.1.1.1:CMSサーバ20の第5通信部41はテンプレート作成用パラメータ、送信先メールアドレス、ユーザID、MA識別情報、分析サーバ識別情報、改善提案サーバ識別情報、及び、フォームコード(フォームの編集先URL)を受信する。HPテンプレート作成部42はテンプレート作成用パラメータに基づいてHPテンプレートを作成する。コンテンツのカテゴリの数だけHPテンプレートを作成するが、ホームページとしては1つでよい。
S1.1.1.2:HPテンプレートを作成すると、タグ・フォーム埋め込み部43が問い合わせ内容をユーザ9の所属する企業及びMAサーバ40に送信するためのHTMLタグを埋め込む(フォーム作成Webサービスを利用した場合は不要である)。このタグについては図16(b)にて説明した。また、タグ・フォーム埋め込み部43はMA識別情報に基づいてMAタグを生成し、HPテンプレートにMA用タグを埋め込む。MA用タグについては図19(a)にて説明した。また、タグ・フォーム埋め込み部43は分析サーバ識別情報に基づいて分析サービスタグを取得し、HPテンプレートに分析サービスタグを埋め込む。分析サービスタグについては図19(b)にて説明した。補足すると、ユーザ情報DB5002に記憶されている分析サーバ識別情報を宛先にホームページのURLを指定して分析サービスタグを取得する。また、タグ・フォーム埋め込み部43はHPテンプレートにフォームコードを埋め込む。フォームコードについては図18にて説明した。
以上により、HPテンプレートが作成されると、HPテンプレートはHP保存部44に保存される。CMSサーバ20の第5通信部41はHP保存部44でHPテンプレートが保存されたURLであるHP作成用URLを支援サーバ50に送信する。ユーザ9を特定するためにユーザIDが送信されてよい。また、支援サーバ50はHP作成用URLをユーザ端末13に送信する。HP作成用URLには各ページの編集用URLが含まれる。また、CMSサーバ20はフォームの編集先URLを支援サーバ50から取得している。
S2:これにより、ユーザ9はユーザ端末13をHP作成用URLにアクセスさせて、HPテンプレートを表示させ、画像や文字を入力してホームページを完成させることができる。ユーザ9が入力した画像や文字は操作受付部22が受け付けてホームページに設定され、第1通信部21が完成されたホームページをCMSサーバ20に送信する。CMSサーバ20のHP作成受付部45は第5通信部41を介して完成されたホームページを受け付け、HP保存部44に保存する。なお、ユーザはCMSサーバ20に改めてログインしてもよいが、情報処理システム100がシングルサインオンを利用するとよい。これにより、ユーザは支援サーバ50にログインするとCMSサーバ20にもログインできる。
S2.1:ホームページが公開されると、CMSサーバ20のHP情報送信部46はユーザ情報DB5002に記憶されている改善提案サーバ識別情報に基づいて、改善提案サーバ70にHP構成情報と各ページの編集用URL及びフォームの編集先URLを送信する。HP構成情報の作成元を特定できるようにユーザIDを送信するとよい。改善提案サーバ70のホームページ情報受信部76はHP構成情報と各ページの編集用URL及びフォームの編集先URLを受信する。
S3:次に、ユーザ9はホームページを公開するための作業を行う。HP公開の作業は公知の手法を用いてよい。ユーザ9はユーザ端末13をCMSサーバ20と通信させ、HP作成用URLのHPを公開する操作を入力する。ユーザ端末13の操作受付部22は操作を受け付け、第1通信部21がHP公開要求をCMSサーバ20に送信する。なお、ユーザ9のユーザIDはシングルサインオンによりCMSサーバ20に把握されていても、ユーザが入力してもよい。
S3.1:CMSサーバ20の第5通信部41はHP公開要求を受信し、CMSサーバ20はHP作成用URLのHPをHP公開サーバ60に対しデプロイする。デプロイとはHP(Webサイト)を利用可能な状態にすることをいう。これにより、HP公開サーバ60ではHPの閲覧が可能になる。CMSサーバ20の第5通信部41はデプロイ完了をCMSサーバ20に通知する。
S3.2:CMSサーバ20の第5通信部41はユーザIDと共にHP公開完了通知を支援サーバ50に送信する。第5通信部41は受信したユーザIDに対応付けてHP公開完了をユーザ情報DB5002に登録する。なお、CMSサーバ20の第5通信部41は公開完了通知をユーザ端末13に送信する。
ステップS3〜S3.2ではCMSサーバ20に直接、HP公開要求をユーザ端末13が送信しているが、ユーザ端末13は支援サーバ50に対しHP公開要求を送信してもよい。この場合、ホームページはユーザIDで管理されているものとし、ユーザ端末13がユーザIDを支援サーバ50に送信することで、支援サーバ50がユーザIDを指定してHP公開要求をCMSサーバ20に送信する。
S4:閲覧者が閲覧者端末14を操作してHPを閲覧する。
S4.1:HP公開サーバ60のホームページに埋め込まれたMAタグがMAタグに設定されている処理を行う。例えば、クッキーを返送して、何回目の訪問かをカウントしたり、CVの有無を判断したりする。
S4.2:HP公開サーバ60のホームページに埋め込まれた分析サービスタグが分析サービスタグに設定されている処理を行う。例えば、クッキーを返送して、何回目の訪問かをカウントしたり、CVの有無を判断したりする。なお、ステップS4.2〜S5.2は繰り返し実行される。
S4.3:HP公開サーバ60のホームページに埋め込まれたMAタグは閲覧情報とユーザIDをMAサーバ40に送信する。MAサーバ40のMA情報受付部52はこれらの情報を受け付け、MA情報管理部53が閲覧情報を加工してユーザごと(企業ごと)のPV数やCV数を算出する。
S4.4:HP公開サーバ60のホームページに埋め込まれた分析サービスタグは閲覧情報とユーザIDを分析サーバ80に送信する。分析サーバ80の閲覧情報受付部62はこれらの情報を受け付け、閲覧情報管理部63が閲覧情報を加工してユーザごと(企業ごと)のPV数やCV数を算出する。
S5:閲覧者が閲覧者端末14を操作して問い合わせフォームに問い合わせ内容を入力する。
S5.1:HP公開サーバ60のホームページに埋め込まれたフォームは問い合わせフォームに入力された問い合わせ内容をJSONなどの形式に加工する。
S5.2:HP公開サーバ60のホームページに埋め込まれたフォームコードは問い合わせ内容を送信先メールアドレスに送信し、問い合わせ内容とユーザIDをMAサーバ40に送信する。MAサーバ40のMA情報受付部52はこれらの情報を受け付け、MA情報管理部53がユーザ9に対応付けて管理する。
S6:支援サーバ50の第4通信部35は定期的にMAサーバ40と通信して、各ユーザ9を指定してMA情報を取得する。各ユーザ9の最終更新日時をMAサーバ40に送信するとよい。これにより、例えば、最終更新日時以降のMA情報など、差分のMA情報だけを取得でき通信負荷を低減できる。ユーザ9を指定することなく、ユーザIDに対応付けられたMA情報を取得するだけでもよい。なお、HPの公開が完了していることを通知するために、第4通信部35はHP公開完了フラグをMAサーバ40に送信することが好ましい。これにより、公開前のためにMA情報がないというエラーをMAサーバ40が検出することを防止できる。
MAサーバ40の第6通信部51は、MA情報管理部53が管理するユーザ9ごとのMA情報を支援サーバ50に送信する。また、第6通信部51はHP公開完了フラグがTrueである場合にだけ、MA情報の要求を受け付ける。これにより、未公開のHPに関するMA情報の要求を受信してエラー等が生じることを防止できる。また、第4通信部35が各ユーザ9の最終更新日時をMAサーバ40に送信した場合、最終更新日時以降のMA情報を送信する。
S6.1:支援サーバ50の第4通信部35はMA情報を受信し、MA情報提供部34が図21のようなMA情報画面501を表示するための画面情報(HTML、JavaScript(登録商標)、CSS)を作成する。
なお、ステップS6では支援サーバ50がMAサーバ40にMA情報を要求しているが、MAサーバ40が支援サーバ50に対しMA情報をPUSH送信してもよい。この場合、MAサーバ40側で最終更新日時を管理するよい。
S7:ユーザ9はユーザ端末13を操作して支援サーバ50と通信セッションを開始し、MA情報の閲覧を支援サーバ50に要求する。ログインによりユーザ9が特定されている。支援サーバ50のMA情報提供部34はユーザIDで識別されるMA情報をユーザ端末13に送信する。これによりユーザ端末13の第1通信部21はMA情報画面501の画面情報を受信し、表示制御部23がMA情報画面501を表示することができる。
S8:改善提案サーバ70のMA情報取得部73は例えば定期的に、MAサーバに対しユーザIDを指定してMA情報を要求する。ユーザが支援サーバ50に要求したことを契機に、改善提案サーバ70のMA情報取得部73がMA情報を要求してもよい。改善提案サーバ70がMA情報を取得するのは分析サーバ80と同様の処理を独自に行うためである。例えばお問い合わせ内容の分析が可能になる。必ずしも改善提案サーバ70がMA情報を取得しなくてもよい。
S8.1:MAサーバ40のMA情報管理部53は第6通信部51を介してMA情報を改善提案サーバ70に送信する。改善提案サーバ70のMA情報取得部73はMA情報を取得する。
S9:改善提案サーバ70の分析結果要求部74は例えば定期的に、分析サーバ80に対しユーザIDを指定して分析結果を要求する。ユーザが支援サーバ50に要求したことを契機に、改善提案サーバ70の分析結果要求部74が分析結果を要求してもよい。
S9.1:分析サーバ80の第7通信部61は分析結果の要求を受信し、分析部64が分析した分析結果を第7通信部61が改善提案サーバ70に送信する。
S9.1.1:改善提案サーバ70の分析結果受信部75は分析結果を受信し、改善情報作成部72がHP構成情報、MA情報及び分析結果に基づいて図22、図23にて説明したような改善情報を作成する。
S10:改善情報送信部71はユーザIDを指定して改善情報を支援サーバ50に送信する。支援サーバ50の改善情報受信部37は改善情報を受信する。改善情報には各ページの編集先URLと各フォームの編集先URL、及び、CVRがよいページ一覧、悪いページ一覧などが閲覧できるURLが添付される。
S11:ユーザ9はユーザ端末13を操作してMA情報画面501の「Webサイトの改善点を提案して欲しい」505を選択する。ユーザ端末13の操作受付部22はこの操作を受け付ける。ユーザ端末13の第1通信部21は改善提案の要求を支援サーバ50に送信する。なお、ユーザ9はすでに特定されている。
S11.1:支援サーバ50の第2通信部31は改善提案の要求を受信し、改善情報受信部37が改善提案サーバ70から受信した改善情報をユーザ端末13に送信する。すなわち、画面情報作成部38が図24の改善提案画面の画面情報を生成してユーザ端末13に送信する。改善提案画面の画面情報には改善情報だけでなく"編集する"ボタン514,517、520と"CVRがよいページ一覧"ボタン515 と"CVRが悪いページ一覧"ボタン518が表示される。"編集する"ボタン514、517にはページの編集先URLが埋め込まれ、"編集する"ボタン520にはフォームの編集先URLが埋め込まれる。"CVRがよいページ一覧"ボタン515 と"CVRが悪いページ一覧"ボタン518にはこれらを一覧できるURLが埋め込まれる。ユーザ端末13の第1通信部21は改善提案画面の画面情報を受信し、表示制御部23が改善提案画面を表示する。
S12:ユーザ9はユーザ端末13を操作して改善提案画面の例えばHP構成欄511の"編集する"ボタン514,517を押下する。"編集する"ボタン514,517にはページの編集先のURLが埋め込まれているので、操作受付部22が"編集する"ボタン514,517の押下を受け付けると第1通信部21がページの編集先であるCMSサーバ20と通信する。
S12.1:CMSサーバ20の第5通信部41は通信を受け付け、HP作成受付部45が編集用のURLで指定されたページの画面情報を特定し、画面情報を編集する画面の画面情報を作成する。第5通信部41は指定されたページの画面情報を編集する画面の画面情報をユーザ端末13に送信する。
S12.1.1:ユーザ端末13の第1通信部21は指定されたページの画面情報を編集する画面の画面情報を受信し、この画面を表示制御部23が表示する。ユーザは改善情報に従ってページを編集する。操作受付部22は編集を受け付ける。
S12.1.2:ユーザ端末13の第1通信部21は編集されたページの画面情報をユーザIDと共にCMSサーバ20に送信する。なお、各ページはURLで特定される。
S12.2:CMSサーバ20の第5通信部41は編集されたページの画面情報を受信し、HP作成受付部45がユーザIDで特定されるユーザのホームページに、URLで特定されるページに受信したページの画面情報を反映させる。
S13:次に、ユーザ9はユーザ端末13を操作して改善提案画面の例えばフォーム欄512の"編集する"ボタン520を押下する。"編集する"ボタン520にはフォームの識別情報とフォームの編集先のURLが埋め込まれているので、操作受付部22が"編集する"ボタン520の押下を受け付けると第1通信部21がフォームの編集先であるMAサーバ40と通信する。なお、フォームの編集をホームページの構成の編集よりも先に行ってよい。
S13.1:MAサーバ40の第6通信部51は通信を受け付け、フォーム作成受付部54が編集用のURLで指定されたフォームの画面情報を特定し、画面情報を編集する画面の画面情報を作成する。第6通信部51は指定されたフォームの画面情報を編集する画面の画面情報をユーザ端末13に送信する。
S14:ユーザ端末13の第1通信部21は指定されたフォームの画面情報を編集する画面の画面情報を受信し、この画面を表示制御部23が表示する。ユーザは改善情報に従ってフォームを編集する。操作受付部22は編集を受け付ける。
S15:ユーザ端末13の第1通信部21は編集されたフォームの画面情報をMAサーバ40に送信する。編集により、ユーザ端末13は新たにフォームコードを受信する。フォームコードに含まれるフォーム識別情報はフォームが同じなので変更がない。
S16:ユーザは編集したフォームを適用する操作(フォームコードをホームページに貼り付ける)をユーザ端末13に入力する。ユーザ端末13の操作受付部22はこの操作を受け付け、第1通信部21がユーザIDとフォームコードと共に、フォームの適用をCMSサーバ20に要求する(フォームコードを送信する)。
S16.1:CMSサーバ20の第5通信部41はフォームコードを受信し、HP作成受付部45がユーザIDで指定されるホームページであって、フォームコードに含まれるフォーム識別情報で特定される元のフォームコードを、送信したフォームコードで更新する。
<まとめ>
以上説明したように、本実施形態の情報処理システムは、改善提案サーバ70が分析結果から改善情報を生成するので、デジタルマーケティング技術に必ずしも詳しくないユーザでも、リードジェネレーションに効果的なホームページに改善できる。改善提案画面には改善箇所のページ又はフォームの編集先URLが埋め込まれているので、ユーザは改善情報に従ってホームページ又はURLを容易に編集できる。
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、問い合わせ内容がユーザ及びMAサーバ40に送信されると説明したが、問い合わせ内容は更に別の関係者に送信されてもよい。また、HP公開サーバ60は問い合わせ内容に限らず、閲覧者が入力した情報をユーザ及びMAサーバ40に送信できる。
また、ユーザは支援サーバ50からCMSサーバ20、MAサーバ40及び分析サーバ80の機能を利用できると説明したが、ユーザ端末13を直接、CMSサーバ20、MAサーバ40、又は分析サーバ80と通信させてもよい。
また、複数の支援サーバ50が存在してもよく、複数のサーバに跨って支援サーバ50の機能が分散していてもよい。
また、図7などの構成例は、支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、分析サーバ80、及び、改善提案サーバ70による処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。支援サーバ50、CMSサーバ20、MAサーバ40、分析サーバ80、及び、改善提案サーバ70の処理は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
13 ユーザ端末
14 閲覧者端末
20 CMSサーバ
40 MAサーバ
50 支援サーバ
60 HP公開サーバ
70 分析サーバ
80 改善提案サーバ
100 情報処理システム
特開2012−039471号公報 特開2007−102364号公報 特開2017−122959号公報

Claims (17)

  1. ホームページの作成を支援する第1のサービスと、ホームページの閲覧に関する情報を分析して分析結果を作成する第2のサービスとネットワークを介して通信する1つ以上の情報処理装置を含む情報処理システムであって、
    前記第1のサービスからホームページの構成に関するホームページ構成情報を受信するホームページ情報受信部と、
    前記第2のサービスから前記分析結果を受信する分析結果受信部と、
    前記ホームページ構成情報と前記分析結果に基づいて前記ホームページを改善するための改善情報を作成する改善情報作成部と、
    前記改善情報作成部が作成した前記改善情報をユーザが操作するユーザ端末に送信する通信部と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. ホームページの前記改善情報は、ホームページの構成を変更する情報と閲覧者が入力するフォームを変更する情報とに分けて前記ユーザ端末に提供されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記分析結果はホームページが有するページごとに分析されており、
    前記ホームページ構成情報はホームページが有する各ページの識別情報を有し、
    前記改善情報作成部は、ホームページが有するページごとに前記改善情報を作成することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  4. 前記改善情報は、前記第2のサービスが分析した前記分析結果に含まれる所定のページへの誘導を強める旨の情報であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  5. 前記改善情報は、前記第2のサービスが分析した前記分析結果に含まれる、ホームページの閲覧者が最初に閲覧する入り口ページから前記所定のページへの誘導を強める旨の情報であることを特徴とする請求項4に記載の情報処理システム。
  6. 前記改善情報は、前記第2のサービスが分析した前記分析結果に含まれる所定のページへの誘導を弱める旨の情報であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理システム。
  7. 前記改善情報は、前記第2のサービスが分析した前記分析結果に含まれる、ホームページの閲覧者が最初に閲覧する入り口ページから前記所定のページへの誘導を弱める旨の情報であることを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記改善情報を前記ユーザ端末が表示するための改善提案画面の画面情報を作成する画面情報作成部を有し、
    前記画面情報作成部は、前記第1のサービスから取得したホームページの編集先URLを前記改善提案画面の画面情報に含めることを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 前記画面情報作成部は、前記改善提案画面における表示部品に、改善の対象となるページを編集するための編集先URLを埋め込むことを特徴とする請求項8に記載の情報処理システム。
  10. 前記分析結果はホームページが有する、閲覧者が入力するためのフォームごとに分析されており、
    前記ホームページ構成情報はホームページが有する各フォームの識別情報を有し、
    前記改善情報作成部は、ホームページが有するフォームごとに前記改善情報を作成することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理システム。
  11. 前記改善情報は、前記第2のサービスが分析した前記分析結果に含まれるフォームの項目数を変更する旨の情報であることを特徴とする請求項10に記載の情報処理システム。
  12. 前記改善情報を前記ユーザ端末が表示するための改善提案画面の画面情報を作成する画面情報作成部を有し、
    前記画面情報作成部は、前記第1のサービスから取得したフォームの編集先URLを前記改善提案画面の画面情報に含めることを特徴とする請求項10又は11に記載の情報処理システム。
  13. 前記画面情報作成部は、前記改善提案画面における表示部品に、改善の対象となるフォームを編集するための編集先URLを埋め込むことを特徴とする請求項12に記載の情報処理システム。
  14. 前記改善情報作成部は、前記分析結果に含まれるホームページが有するページの識別情報に基づいて前記ページを特定し、
    第3のサービスから前記ページの閲覧に関する閲覧情報であって、問い合わせフォームを有する前記ページにアクセスした閲覧者の識別情報と、アクセスした時刻情報と、問い合わせフォームの内容を前記情報処理システムに送信した時刻情報を有する閲覧情報を受信する情報取得部を有し、
    前記改善情報作成部は、前記閲覧者の識別情報に基づいて判断される同じ閲覧者が前記ページにアクセスした前記時刻情報と問い合わせフォームの内容を前記情報処理システムに送信した前記時刻情報の差に基づいて、前記ページの目標が達成されたか否かを判断し、
    前記ページごとのアクセス数と目標が達成された回数に基づいてCVR(Conversion Rate)を算出し、
    前記通信部は、前記分析結果に含まれるホームページが有するページについて前記CVRが閾値以上か未満かと共にユーザ端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  15. ホームページの作成を支援する第1のサービスと、ホームページの閲覧に関する情報を分析して分析結果を作成する第2のサービスと、ネットワークを介して通信する1つ以上の情報処理装置を有する情報処理システムが行う情報処理方法であって、
    ホームページ情報受信部が、前記第1のサービスからホームページの構成に関するホームページ構成情報を受信するステップと、
    分析結果受信部が、前記第2のサービスから前記分析結果を受信するステップと、
    改善情報作成部が、前記ホームページ構成情報と前記分析結果に基づいて前記ホームページを改善するための改善情報を作成するステップと、
    通信部が、前記改善情報作成部が作成した前記改善情報をユーザが操作するユーザ端末に送信するステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  16. ホームページの作成を支援する第1のサービス、及び、ホームページの閲覧に関する情報を分析して分析結果を作成する第2のサービスとネットワークを介して通信する1つ以上の情報処理装置を、
    前記第1のサービスからホームページの構成に関するホームページ構成情報を受信するホームページ情報受信部と、
    前記第2のサービスから前記分析結果を受信する分析結果受信部と、
    前記ホームページ構成情報と前記分析結果に基づいて前記ホームページを改善するための改善情報を作成する改善情報作成部と、
    前記改善情報作成部が作成した前記改善情報をユーザが操作するユーザ端末に送信する通信部、
    として機能させるためのプログラム。
  17. ホームページの作成を支援する第1のサービス、及び、ホームページの閲覧に関する情報を分析して分析結果を作成する第2のサービスとネットワークを介して通信する1つ以上の情報処理装置であって、
    前記第1のサービスからホームページの構成に関するホームページ構成情報を受信するホームページ情報受信部と、
    前記第2のサービスから前記分析結果を受信する分析結果受信部と、
    前記ホームページ構成情報と前記分析結果に基づいて前記ホームページを改善するための改善情報を作成する改善情報作成部と、
    前記改善情報作成部が作成した前記改善情報をユーザが操作するユーザ端末に送信する通信部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
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