JP6990208B2 - ゲーム玩具 - Google Patents

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Description

本発明は、ゲーム玩具に関するものであり、特にトレーディングカードゲームに用いられるゲーム玩具に関する。
トレーディングカードゲーム(TCG)では、2人のプレイヤ間で行動ターン(攻守ターン)が交互に切り替わりながら進行する。各プレイヤは、自身の行動ターンにおいて手札から攻撃用のカード(キャラクタ等)を場(フィールド)に出すことで、同じく場に出された相手プレイヤの種々のカードに対して攻撃行動をとることが可能となる。そして、数回のターン経過後、相手プレイヤを行動不能にする条件が満たされることで、勝敗が決する。
一般的にTCGでは、攻撃用のカードには、コストが予め定められており、プレイヤはゲームの進行中において手持ちのポイントを消費することで、カードを場に出すことや攻撃行動を行うことが可能となる。ゲームの公平性を担保するため、ゲームの進行を有利にせしめるカードほど高いコストが割り当てられ、例えば場に出すための条件が厳しく設定されている。このため、プレイヤは高コストの攻撃用のカードを場に出すために、数回の行動ターンでは攻撃用のカードを場に出さず、手持ちのポイントを増加させるためのカードを場に出して待機する必要がある(特許文献1)。
特開2006-247178号公報
上述したように、TCGでは手持ちのポイントを増加させるため行動のみを行って終了するターンもあり得、ゲーム進行が単調化する可能性があった。また、蓄積したポイントを管理する面でプレイヤに煩わしい印象を抱かせたり、プレイ時間が長期化することによってプレイヤの関心や興趣が低減したりする虞があった。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、ゲーム進行を単調化させないトレーディングカードゲームを実現するゲーム玩具を提供することを目的とする。
本発明のゲーム玩具は、第1のプレイヤと第2のプレイヤとでプレイされるゲーム玩具であって、各プレイヤ用に設けられた、ゲーム要素が対応付けられたゲーム物品と、ゲーム物品を配置するプレイフィールドと、ゲーム進行において、いずれのプレイヤの行動ターンであるかを表示する表示具と、を備え、各プレイヤは、行動ターンにおいて、該プレイヤ用に設けられたゲーム物品を、プレイフィールドに配置すること、及び使用するものとして提示すること、の少なくともいずれかの行動を実行可能であり、表示具は、行動ターンのプレイヤにより実行された行動に応じて移動可能に構成されたマーカ、第1のプレイヤに対応付けられた第1の領域、第2のプレイヤに対応付けられた第2の領域、及び第1の領域と第2の領域とに渡って表示されるマーカの移動経路、を含み、移動経路におけるマーカの配置位置が第1の領域と第2の領域のいずれにあるかに応じて、いずれのプレイヤの行動ターンであるかを示し、ゲーム物品には行動ターンのプレイヤにより行動が実行される場合に参照される数値情報が表示されており、マーカは、行動ターンのプレイヤによる行動が実行された場合に、該行動に係るゲーム物品の数値情報に基づいて移動経路における次の配置位置が確定する。
このような構成により本発明によれば、ゲーム進行を単調化させないトレーディングカードゲームを実現することが可能となる。
本発明の実施形態に係るゲーム玩具の使用時の構成を例示した図 本発明の実施形態に係る各種ゲームカードを説明するための図 本発明の実施形態に係るプレイフィールドを説明するための図 本発明の実施形態に係る表示具の表示内容を説明するための図 本発明の実施形態に係るトレーディングカードゲーム(TCG)の進行と表示具の表示を説明するためのフローチャート 本発明の変形例に係る表示具を例示した図
[実施形態]
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する一実施形態は、ゲーム玩具の一例としての、表示具が一体化されたプレイフィールド及びゲームカードで構成される一揃いの玩具に、本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、ゲーム物品、これを配置可能に構成されたプレイフィールド、及びいずれのプレイヤの行動ターンであるかを識別可能に表示する表示具、で構成される2人用の任意のゲーム玩具に適用可能である。
《ゲーム玩具の詳細構成》
以下、本実施形態の、トレーディングカードゲーム(TCG)のゲームプレイに用いられるゲーム玩具の詳細構成を、図面を参照して説明する。
図1は、ゲームプレイ時におけるゲーム玩具の使用状態を示している。図示されるように、ゲームプレイに際し、本発明に係る第1のプレイヤとしてのプレイヤ300aと、第2のプレイヤとしてのプレイヤ300bとは、対面する形で互いのプレイフィールド100a及びbを隣接させて、各々のプレイフィールド100を展開する。また各プレイヤのプレイフィールド100には、該プレイヤ用のゲームカード200群(デッキ)が配置され、後述の通り、ゲーム進行に応じてプレイフィールド100中の所定の位置に移動される。
〈ゲームカード〉
本実施形態のTCGは、各プレイヤは規定枚数のゲームカードで構成された1セットのデッキを用意することでゲームプレイが可能になる。ゲームカードには基本的にはキャラクタとエフェクトの2種類のゲーム要素が対応付けられており、カードのオモテ面に記載された図柄やテキストによって視覚的に識別可能となっている。
キャラクタが対応付けられたゲームカードには、ゲーム中のプレイヤの分身となるアバターカードと、主として対戦行動に用いられるユニットカードとが含まれており、ゲーム中の役割や、ゲームカードにおける構成が異なる。
図2(a)は、アバターカード210の外観例を示しており、対応付けられたキャラクタのアバター画像211に加え、アバター(即ち、プレイヤ)が毎行動ターンで行うことが可能な行動を記述した能力212、及びゲームプレイにおいてアバターの守護を行う要素(ガーディアン)としてセットすることが可能なゲームカードの枚数を示す使用可能ガーディアン数213が含まれている。図示されるように、能力212には複数の能力が記述されているが、いずれの能力を使用可能であるかはゲームプレイ中に上昇し得るアバターのレベルに応じて決定される。本実施形態のTCGでは、アバターカード210は能力212に記述される能力の数まで同一のアバターカード210をプレイフィールド100において重ねることができ、当該重ねたアバターカード210の枚数でアバターのレベルが定まる(枚数=レベル)。従って、プレイフィールド100に配置されるアバターカード210が1枚のみである場合には、図2(a)において識別番号「1」と共に示される、レベル1の能力のみが使用可能となり、同アバターカード210が3枚重ねられた状態では、識別番号「1」~「3」と共に示される能力のいずれかが、行動ターンにおいて使用可能となる。
なお、ゲームの性質上、プレイヤが手札を1枚も持っていない状態で行うことができる行動は限られてしまうため、各アバターカード210の能力212には、デッキのうちの、特定の役割が割り当てられておらず、オモテ向きの状態で配置されていないゲームカード200を積み上げた山札から、少なくとも1枚のゲームカード200を取得できるものが含まれているものとする。
一方、図2(b)は、ユニットカード220の外観例を示しており、対応付けられたキャラクタ(ユニット)のユニット画像221に加え、基本的にプレイフィールドに該ゲームカードを配置して対戦行動可能にするために必要となるコスト222、プレイフィールドに配置した際に生じさせることができるゲーム効果を記述した配置時効果223、該ユニットが対戦行動を行う際に勝敗決定において参照されるパワー値224、及び該ユニットカード220をガーディアンとして用いた場合に生じさせることができるガーディアン時効果225が含まれている。
また、エフェクトが対応付づけられたエフェクトカード230は、図2(c)に示されるように、対応付けられたエフェクトのエフェクト画像231に加え、プレイフィールドに該ゲームカードを提示して使用する(エフェクトを発動させる)ために必要となるコスト232、及び使用した場合に生じさせることができるゲーム効果を記述した使用時効果233を外観に含む。詳細は後述するが、エフェクトカード230は、ユニットカード220とは異なり、プレイフィールド100には効果を知らしめるために一時的に提示するのみで、効果発生(効果の解決)後も行動可能なようにプレイフィールド100上に配置するもの(場札)ではないため、本明細書では敢えて「使用」や「提示」と表現し、ユニットカード220と峻別する。
このように、ユニットカード220とエフェクトカード230とは、手札からプレイフィールド100に配置もしくは提示するために必要なコストが定められており、本実施形態のTCGでは各プレイヤのコスト消費に応じて行動ターンの交代が決定される。
また、本実施形態のTCGで使用されるゲームカードの種類は、アバターカード210、ユニットカード220及びエフェクトカード230のみとなり、従来技術のようなコスト消費用のポイントを貯めるためのゲームカードを含まない。
〈プレイフィールド〉
本実施形態のTCGでは、上述した通り各プレイヤがプレイフィールド100に自身のデッキに含まれるゲームカード200を、役割ごとに配置可能なように構成されており、プレイフィールド100は例えばシート状に形成されるものであってよい。図3(a)に示されるように、1人のプレイヤ用に設けられるプレイフィールド100には、該プレイヤが用意したデッキのゲームカード200群をいずれの場所に配置すればよいかを視覚的に識別可能なように、略ゲームカードの大きさに構成された各種ゾーンが示されている。
より詳しくは、本実施形態のプレイフィールド100には、図3(a)に示されるようにアバターカード210をオモテ向きで配置するためのアバターゾーン101と、ガーディアン用のゲームカードを裏向きで堆積して配置するためのガーディアンゾーン102、及びデッキからこれらのゲームカードを除いたゲームカードを裏向きで堆積し、山札として配置するためのデッキゾーン104が含まれる。またプレイフィールド100には、本発明に係る第1の配置部としての、プレイヤの手札に含まれるユニットカード220を場札として配置し、行動可能な状態とするためのユニットゾーン103が含まれる。この他、本発明に係る第3の配置部としての、対戦行動の結果や効果の解決によって、以降の使用が不可能となったゲームカード(行動不能ユニットカードもしくは使用済みエフェクトカード)を配置するためのトラッシュゾーン105が含まれる。
本実施形態のTCGは、2人のプレイヤ(プレイヤ300a及びb)が対面式でプレイするものであり、図3(b)に示されるように、各プレイヤのプレイフィールド100の上辺を当接させることでゲームプレイを可能ならしめるよう構成されるものとして説明する。しかしながら、本発明の実施はこれに限られるものではなく、プレイフィールドは2つのプレイフィールド100を接続した態様で、即ち2人分の各種ゾーンを有して、1つのプレイフィールドが構成されるものであってもよい。
〈表示具〉
また、本実施形態のプレイフィールド100は、図3(a)に示されるように表示具110も含む。表示具110は、ゲームプレイ中において、いずれのプレイヤの行動ターンであるかを表示するものであり、本実施形態ではプレイフィールド100と一体となって構成される。表示具110は、プレイフィールド100単体では機能せず、図3(b)に示したように2人のプレイヤのプレイフィールド100を接続させることで、図4に示されるような1つの表示具が完成するよう構成される。ゲームプレイ中、表示具110にはマーカ120が配置され、当該マーカ120がいずれの位置に配置されているかによって、行動ターンとなっているプレイヤが表される。
具体的には、図4に示される通り、表示具110はプレイフィールド100が接続された状態で、本発明に係る第2の配置部としての、マーカ120を配置可能なS字状の移動経路111を有して構成される。ここで、移動経路111上には複数のマスが設けられており、マーカ120の移動配置する位置が明示される。より詳しくは、表示具110には、接続されたプレイフィールド100それぞれに属する第1の領域114(プレイヤ300a用のプレイフィールド100に属する)と第2の領域115(プレイヤ300b用のプレイフィールド100に属する)と、その境界部にあたる境界領域116に分類されており、移動の末、マーカ120がいずれの領域に配置されているかにより、行動ターンであるプレイヤが通知される。本実施形態では、移動によりマーカ120が第1の領域114に配置された場合にはプレイヤ300aの行動ターンとなり、第2の領域115に配置された場合には300bの行動ターンとなる。
図4の例では、境界領域116中の移動経路111上には1つの中央マス112が存在し、第1の領域114及び第2の領域115中の移動経路111上にはそれぞれ10個のマス113a及びbが存在しており、マーカ120は、移動経路111に沿って、行動ターンにおいて消費されたコストの数分、マス113及び中央マス112を移動して配置される。マーカ120の移動方向は、プレイヤ300aが行動ターンにある場合には、移動経路111を第1の領域114から第2の領域115に向かう方向となり、プレイヤ300bが行動ターンにある場合には、移動経路111を第2の領域115から第1の領域114に向かう方向となる。
図示されるように、中央マス112及びマス113の各々には数字が割り当てられ、マーカ120を移動させるマスの数が把握しやすいよう構成される。ここで、境界領域116に存在する中央マス112には「0」が記され、第1の領域114に存在するマス113a及び第2の領域115に存在するマス113bには、中央マス112を基準に、移動経路111に沿って遠離するほど単純増加するよう、「1」から順に1つずつ増加する数が記されている。故に、現在のマーカ120の配置が第1の領域114の「3」が付されたマス113aであり、コスト「7」であるユニットカード220がユニットゾーン103に場札として配置される(あるいは同コストのエフェクトカード230が使用される)場合には、マーカ120は、移動経路111を7マス分進んだ、第2の領域115の「4」が付されたマス113bに移動配置されることになり、行動ターンがプレイヤ300aからプレイヤ300bに移る。
なお、本実施形態ではマス113に記される数は、中央マス112に最も近いマスから順に、1刻みで増加する自然数が記されるものとして説明するが、本発明の実施はこれに限られるものではない。移動経路111において中央マス112から遠離するほど単純増加する数字が割り当てられるのであれば、刻み幅等はいずれであってもよい。この場合、刻み幅はコストとして使用され得る数値に基づいて決定されることが好ましい。また、図4の例では中央マス112及びマス113に示される数字はアラビア数字で表記されているが、ローマ数字やその他数字を現わす記号等、いずれであってもよいことは言うまでもない。
ゲームプレイ中、移動によりマーカ120が中央マス112(境界領域116)に配置された場合には、移動前のマーカ120の配置位置がいずれであったかに応じて行動ターンは定まる。即ち、行動ターン中の移動によりマーカ120が中央マス112に至ったとしても、マーカ120は表示具110における相手プレイヤ側の領域に至ってはいないため、行動ターンは移動せずに継続される。換言すれば、第1の領域114に存在していたマーカ120が移動により中央マス112に至った場合は、行動ターンはプレイヤ300aのまま継続され、第2の領域115に存在していたマーカ120が移動により中央マス112に至った場合は、行動ターンはプレイヤ300bのまま継続される。
また、本実施形態では表示具110はプレイフィールド100と一体となって構成されるものとして説明するが、これらが分離して構成されるものであってもよいことは言うまでもない。即ち、表示具110は、マーカ120が移動配置可能な面を有し、プレイフィールド100に載置して使用可能な物品であってもよい。例えば、表示具110はゲームカードとは別に表示具用のカードとしてゲーム玩具に含められるものであってよく、プレイフィールド100と同様に各プレイヤの該カードを辺で当接させることで表示具110が形成されるものであってもよいし、1つのカードで接続された状態(表示具110全体)を含むよう構成されるものであってもよい。
《ゲーム概要》
以下、本実施形態のTCGのゲーム進行と表示具110における表示について、説明する。
〈開始前〉
ゲームプレイを開始するための準備として、プレイフィールド100へのゲームカード200の配置や、表示具110へのマーカ120の配置が必要となる。まず、各プレイヤ300は、使用するアバターカードを1枚決定し、アバターゾーン101にオモテ向きで配置する。またアバターゾーン101に配置したアバターカード210を除いたデッキをシャッフルし、該アバターカード210の使用可能ガーディアン数213に示される数だけ、デッキのゲームカードを裏向きで堆積し、ガーディアンゾーン102に配置する。そして、残ったデッキのゲームカードも裏向きで堆積し、デッキゾーン104に配置して山札とする。
山札の配置が完了すると、各プレイヤは、自身のプレイフィールド100の山札から5枚のゲームカードを手札として取得する。また、ダイス等によって初回の行動ターンを行うプレイヤ(先攻のプレイヤ)を決定する。このとき、表示具110の中央マス112にマーカ120は配置され、ゲームプレイを開始可能な状態となる。
〈ゲームプレイ中〉
ゲームプレイが開始すると、終了条件が満たされるまで行動ターンが交互にプレイヤに割り当てられ、ゲームは進行する。各行動ターンにおいてプレイヤの行うことができる行動や、それに伴うゲームカードの移動、表示具110の表示変更について、図5のフローチャートを用いて説明する。
S501で、行動ターンが割り当てられたプレイヤ(行動プレイヤ)は、自身のプレイフィールド100において(先回の行動ターンにおける行動により)行動済みの状態となっているゲームカードが存在すれば、全て未行動の状態とする。また行動プレイヤは、ガーディアンゾーン102の一番上のゲームカードがオモテ向きとなっているのであれば、当該ゲームカードをトラッシュゾーン105に移動する。ゲームカードが行動済みの状態であるか未行動の状態であるかは、例えば該ゲームカードのプレイフィールド100における配置向きが縦向きであるか横向きであるか等によって識別されるものであってよい。
S502で、行動プレイヤは、アバターカード210の能力212の記述に基づいて、今回の行動ターンで発動させる能力を決定し、当該能力に係る行動もしくは効果の解決を行う。上述した通り、アバターカード210について発動させることが可能な能力の種類は、アバターのレベル、即ちアバターゾーン101において堆積されているアバターカード210の枚数に依って変化し、行動プレイヤは発動可能な能力のうちからいずれか1つの能力を決定し、記述された内容に基づいて行動もしくは効果の解決を行う。能力は、例えば山札からのゲームカードの取得や、表示具110におけるマーカ120の移動等を含むものであってよい。
S503で、今回の行動ターンに係るメインフェーズが開始し、行動プレイヤは行動ターンの続く限り、以下の行動のうちのいずれかを所望の回数行うことができる。メインフェーズで行うことができる行動は、
1.手札のアバターカード210をアバターゾーン101のアバターカード210に重ねる
2.手札のユニットカード220をユニットゾーン103に配置し、行動可能な状態とする
3.手札のエフェクトカード230を開示して、該カードに係る効果を使用する
4.ユニットゾーン103に配置されているユニットカード220のうち、未行動の状態にあるカードを行動済みの状態とし、該カードに係る対戦行動を行う
の4種類となる。このうち、2と3の行動は、該当のゲームカードに示されるコストの消費が条件となっている。
ここで、3に係る効果の使用は、該当のユニットカード220の使用時効果233の記述に従って行われる。ユニットカード220による効果は、例えば自身もしくは相手プレイヤのプレイフィールド100においてユニットゾーン103に配置されているユニットカード220に対して行われるものであってよい。効果の解決を行った後、行動プレイヤは該カードをトラッシュゾーン105に移動する。
また、4に係る対戦行動は、相手プレイヤのプレイフィールド100においてユニットゾーン103に配置されているユニットカード220、もしくはアバターゾーン101に配置されているアバターカード210を対象として行われるものである。従って、行動プレイヤは、ユニットカード220に係る対戦行動を行うにあたり、行動の対象をいずれとするか選択する。
相手プレイヤについて配置されているユニットカード220を対象として対戦行動を行う場合、当該行動の成否は、対戦行動を行うユニットカード220と、対象としたユニットカード220のパワー値224の比較により行われる。本実施形態のTCGでは、パワー値224の大きいユニットカード220が対戦行動に勝利するものとし、各プレイヤは対戦行動の結果に応じて該当のユニットカード220を操作する。即ち、対戦行動に勝利したユニットカード220は、そのままプレイフィールド100に残留させることができ、対戦行動に敗北したユニットカード220は、同プレイヤのプレイフィールド100のトラッシュゾーン105に移動させることになる。
また、相手プレイヤについて配置されているアバターカード210を対象として対戦行動を行う場合、当該行動の成否は、ガーディアンゾーン102に配置されているゲームカードによって変化する。本実施形態のTCGでは、アバターカード210への対戦行動が行われた時点で終了条件が満たされ、ユニットカード220を用いて対戦行動を行ったプレイヤの勝利となる。一方で、先に説明した通り、アバターの守護を行う用途としてガーディアンゾーン102へのゲームカードが配置されているため、相手プレイヤのガーディアンゾーン102にゲームカードが存在する場合には、対戦行動の対象はアバターカード210に代えて該ガーディアンゾーン102の一番上に配置されているゲームカードに変化し得る。従って、行動プレイヤがゲームに勝利する条件は、相手プレイヤのガーディアンゾーン102にゲームカードが存在しない状態で、相手プレイヤのアバターカード210に対戦行動を行うことにより達成されることになる。
相手プレイヤは、アバターカード210への対戦行動が宣言された場合、ガーディアンゾーン102にゲームカードがあるのであれば、宣言された対戦行動の対象を一番上のゲームカードに変更させることができる。ここで、ガーディアンゾーン102に配置されるゲームカードが伏せてある(一番上のゲームカードが裏向きである)場合、相手プレイヤはこれをオモテ向きに変更(オープン)し、ガーディアンゾーン102のゲームカードを提示する。ガーディアンゾーン102の一番上のゲームカードがユニットカード220であった場合、アバターカード210への対戦行動の対象として、該カードを用いることができる。即ち、ガーディアンゾーン102に配置したユニットカード220への対戦行動が宣言された場合と同様に、パワー値224の比較により対戦結果を得ることができる。このとき、行動プレイヤのユニットカード220が勝利した場合には、相手プレイヤのガーディアンゾーン102の一番上のゲームカードはトラッシュゾーン105に移動されることになる。反対に、相手プレイヤのガーディアンゾーン102にあるユニットカード220が勝利した場合には、該ユニットカード220はそのままガーディアンゾーン102に残すことができ、対戦行動を行った行動プレイヤのユニットカード220が、行動プレイヤのトラッシュゾーン105に移動されることになる。
また、ガーディアンゾーン102の一番上のゲームカードがアバターカード210であった場合、相手プレイヤは手札にあった場合と同様、該アバターカード210をアバターゾーン101のカードに重ね、アバターのレベルを上昇させることができる。また、ガーディアンゾーン102の一番上のゲームカードがエフェクトカード230であった場合、相手プレイヤは該エフェクトカード230を手札に加え、自身の行動ターンとなった際に使用可能とすることができる。即ち、行動プレイヤによってアバターカード210への対戦行動が宣言された際、ガーディアンゾーン102の一番上のゲームカードがユニットカード220でない場合は、相手プレイヤは該ゲームカードを所定の位置に移動することになる。このため相手プレイヤは、ガーディアンゾーン102の一番上のゲームカードがユニットカード220となるまでオープンを繰り返す必要がある。
行動プレイヤによって行われた1つの行動が解決すると、S504で、行動プレイヤが行使した対戦行動によって勝敗が決定したか否かが判断される。即ち、行動プレイヤがユニットゾーン103に配置したユニットカード220による対戦行動を宣言し、相手プレイヤのアバターカード210への行動が実現したか否かの判断がなされる。行動プレイヤが行使した対戦行動によって勝敗が決定したのであれば、今回のゲームプレイは終了となり、決定していないのであればゲーム進行はS505に移行する。
S505で、該行動がマーカ120の移動を要する行動であったか、即ちコストを消費して行われる行動であったかの判断が行われる。行われた1つの行動がマーカ120の移動を要する行動であった場合、ゲーム進行はS506に移行し、マーカ120の移動を要しない行動であった場合、ゲーム進行はS508に移行する。
S506で、行動プレイヤは表示具110において、手札のユニットカード220のユニットゾーン103への配置、または手札のエフェクトカード230の使用に伴い消費したコストの数だけ、移動経路に沿ってマーカ120を移動させ、配置するマスを変更する。
S507で、移動後のマーカ120が相手プレイヤの領域(即ち、行動プレイヤがプレイヤ300aであれば第2の領域115)のマス113に配置されるのであれば、行動プレイヤの行動ターンは終了するため、行動ターンは相手プレイヤに移り、ゲーム進行はS501に戻る(相手プレイヤが次の行動プレイヤとなる)。また、移動後のマーカ120が行動プレイヤの領域(即ち、行動プレイヤがプレイヤ300bであれば第1の領域114)のマス113、もしくは境界領域116の中央マス112に配置されるのであれば、行動プレイヤの行動ターンは続行するため、ゲーム進行はS508に移行する。
S508で、行動プレイヤは強制的に行動ターンを終了するか否かの判断を行う。本実施形態のTCGでは、行動プレイヤは表示具110においてマーカ120が相手プレイヤに係る領域に移動していなくとも、行動ターンを強制的に終了し、相手プレイヤに行動ターンを移す宣言が可能である。即ち、行動ターンにおいて全てのコストを消費していなくとも、手札の内容や相手プレイヤのプレイフィールド100へのゲームカードの展開状況を考慮し、行動プレイヤは戦略的に行動ターンを相手プレイヤに移すことができる。強制的に行動ターンが終了される場合、表示具110の表示に矛盾が生じるため、マーカ120は強制的に相手プレイヤに係る領域内の所定のマス113(例えば「3」と表記されたマス)に移動配置され、行動ターンが相手プレイヤに移り、ゲーム進行はS501に戻る。一方、行動ターンの終了がなされない場合は、ゲーム進行はS503に戻り、同ターン中の別の行動に移る。
このように、本実施形態のゲーム玩具を用いて実現されるTCGでは、従来技術のようなコスト消費用のポイントを貯めるためのゲームカードを配置し、かつ必要なポイントが貯まるまでターンを進めなければならないような状況が生じず、緊張感のあるゲームプレイをプレイヤに提供することができる。換言すれば、本実施形態のゲーム玩具を用いて実現されるTCGでは、各プレイヤは行動ターンが回ってくるたびに、コスト消費を要する行動を執ることが可能であり、また該コストの消費に応じて行動ターンの移転が生じる態様となっているため、プレイヤ間のゲームバランスや攻略性を担保しつつ、ゲームの好適なプレイ体験を提供することができる。
[変形例]
上述した実施形態では、表示具110はマーカ120を移動配置可能に構成された配置部を有し、ゲーム進行において生じたコスト消費に応じて、プレイヤがマーカ120を移動配置することでいずれのプレイヤの行動ターンであるかを表示するものとして説明したが、本発明の実施はこれに限られるものではない。
即ち、表示具110は、行動ターンにおいて生じたコストの消費量の情報を取得可能に構成され、該情報に基づいて移動経路に沿ってマーカ120が移動される様をプレイヤに提示するよう構成されるものであればよく、例えば図6に示されるように、表示領域601中に表示具110に係る画面を表示する表示装置として構成されるものであってもよい。図示されるように表示装置を用いる態様では、マーカ120の配置は必要なく、表示装置における画面表示制御によって、マーカ120を代替する表示要素602が移動経路に沿ってマスを移動する様が提示されるものであってよい。
なお、コストの消費量の情報は、例えば消費量を入力するための操作部材が設けられ、プレイヤによって該情報が入力されるよう構成されるものであってもよいし、例えば各ゲームカードに消費するコストの情報の情報が付され、表示装置がこれを取得可能なリーダを有する構成であれば、ゲームカードからの情報取得によりプレイヤによる手入力を不要とする構成としてもよい。
100:プレイフィールド、101:アバターゾーン、102:ガーディアンゾーン、103:ユニットゾーン、104:デッキゾーン、105:トラッシュゾーン、110:表示具、111:移動経路、112:中央マス、113:マス、114:第1の領域、115:第2の領域、116:境界領域、120:マーカ、200:ゲームカード、210:アバターカード、220:ユニットカード、230:エフェクトカード

Claims (6)

  1. 第1のプレイヤと第2のプレイヤとでプレイされるゲーム玩具であって、
    各プレイヤ用に設けられた、ゲーム要素が対応付けられたゲーム物品と、
    前記ゲーム物品を配置するプレイフィールドと、
    ゲーム進行において、いずれのプレイヤの行動ターンであるかを表示する表示具と、
    を備え、
    各プレイヤは、行動ターンにおいて、該プレイヤ用に設けられた前記ゲーム物品を、前記プレイフィールドに配置すること、及び使用するものとして提示すること、の少なくともいずれかの行動を実行可能であり、
    前記表示具は、行動ターンのプレイヤにより実行された前記行動に応じて移動可能に構成されたマーカ、前記第1のプレイヤに対応付けられた第1の領域、前記第2のプレイヤに対応付けられた第2の領域、及び前記第1の領域と前記第2の領域とに渡って表示される前記マーカの移動経路、を含み、前記移動経路における前記マーカの配置位置が前記第1の領域と前記第2の領域のいずれにあるかに応じて、いずれのプレイヤの行動ターンであるかを示し、
    前記ゲーム物品には、行動ターンのプレイヤにより前記行動が実行される場合に参照される数値情報が表示されており、
    前記マーカは、行動ターンのプレイヤによる前記行動が実行された場合に、該行動に係る前記ゲーム物品の前記数値情報に基づいて前記移動経路における次の配置位置が確定するゲーム玩具。
  2. 前記表示具は、前記移動経路において
    前記マーカが前記第1の領域に配置されている場合に、前記第1のプレイヤの行動ターンであることを示し、
    前記マーカが前記第2の領域に配置されている場合に、前記第2のプレイヤの行動ターンであることを示す
    請求項1に記載のゲーム玩具。
  3. 前記マーカの前記次の配置位置は、前記行動に係るゲーム物品の前記数値情報で示される数値に対応する量、現在の配置位置から離間した位置に確定する請求項1または2に記載のゲーム玩具。
  4. 前記マーカの前記次の配置位置は、前記移動経路において、行動ターンのプレイヤに対応する領域から相手のプレイヤに対応する領域に向かう方向に、前記現在の配置位置から離間した位置に確定する請求項3に記載のゲーム玩具。
  5. 前記移動経路は、前記マーカの移動単位を示す表示を含む請求項1乃至4のいずれか1項に記載のゲーム玩具。
  6. 前記表示具は、前記プレイフィールドと一体となって構成される請求項1乃至5のいずれか1項に記載のゲーム玩具。
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