JP2003265674A - 対戦型カードゲーム及びカードゲーム用フィールド - Google Patents

対戦型カードゲーム及びカードゲーム用フィールド

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JP2003265674A
JP2003265674A JP2002069363A JP2002069363A JP2003265674A JP 2003265674 A JP2003265674 A JP 2003265674A JP 2002069363 A JP2002069363 A JP 2002069363A JP 2002069363 A JP2002069363 A JP 2002069363A JP 2003265674 A JP2003265674 A JP 2003265674A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピーディにゲームを進行できる対戦型カー
ドゲームを提供する。 【解決手段】 二組のデッキ1,2とカードゲーム用フ
ィールド3とを用いる。カードゲーム用フィールド3の
上に、カード置き場とトータルポイント表示手段の表示
部15を設ける。カードゲーム用フィールド3の上に置
かれたメインポイント表示カードMPCとサブポイント
表示カードSPCの上に表示されたポイント表示に基づ
いてそのターンにおけるトータルポイントを決定する。
チップ4を表示部15のバー表示15a〜15dの上に
置いてトータルポイントを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードゲーム用フ
ィールド上にカードを出してトータルポイントを基準に
してゲームを進行する対戦型カードゲームに関するもの
であり、特にテニスのような対戦型スポーツを模擬化す
るのに適した対戦型カードゲームに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カードゲーム用フィールド上にカードを
出してトータルポイントを基準にしてゲームを進行する
対戦型カードゲームが知られている。従来のこの種のカ
ードゲームでは、各プレイヤのターンにおけるトータル
ポイントは、カードゲーム用フィールド上に出されてい
るカードに表示されているポイント表示を見て確認し、
各プレイヤが確認したトータルポイントを記憶しておい
て、自分のターンにおける所定のアクションを実行して
いる。
【0003】また米国特許第4,793,617号公報
には、テニスカードゲームが開示されている。このテニ
スカードゲームでは、ボールの軌跡と到達点が表示され
ている複数枚のカードと効果が記載された複数枚のカー
ドとを用いてテニスをシミュレート(模擬化)する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第4,79
3,617号公報に示されている対戦型カードゲームの
ように、トータルポイントを用いないカードゲームで
は、テニスのような対戦型スポーツをシミュレートして
も、使用できるカードを探すのに時間がかかって、スピ
ーディにゲームを進行することができないだけでなく、
ストロークの強さが加味されないために、単なるストロ
ークの繰り返しだけで勝敗が判定されることになって、
プレイヤの興味を高めることが難しい。そこでトータル
ポイントに基づいてゲームを進行することが考えられ
る。しかしながら従来のようにカードゲーム用フィール
ド上に出ているカードの表示に基づいてトータルポイン
トを計算し、それを記憶しながらゲームを進行するので
は、プレイヤがゲームの進行に専念できず、スピーディ
にゲームを進行することができない。
【0005】本発明の目的は、スピーディにゲームを進
行できる対戦型カードゲームを提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、トータルポイントの
確認が容易な対戦型カードゲームを提供することにあ
る。
【0007】本発明の更に他の目的は、カードの使用の
仕方によって、トータルポイントを増加させることがで
きて、ゲームの戦略性を高めることができる対戦型カー
ドゲームを提供することにある。
【0008】本発明の別の目的は、メインポイント表示
カードに各種の表示をすることこにより、ゲームの進行
をスムーズに行えるようにした対戦型カードゲームを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の対戦型カードゲ
ームは、それぞれ複数枚のカードから構成され且つ複数
のプレイヤがそれぞれ使用する複数のデッキと、カード
ゲーム用フィールドとを備えている。サーブ動作及びス
トローク動作を行うテニス、バドミントン、卓球等の対
戦型スポーツをゲーム化した対戦型カードゲームに本発
明を適用する場合には、二人のプレイヤが使用する二つ
のデッキと1つのカードゲーム用フィールドとから対戦
型カードゲームが構成されることになる。複数枚のカー
ドの中には、ポイントを示すポイント表示を備えた複数
枚のポイント表示カードが含まれている。複数枚のカー
ドの中に、その他の種類のカードが含まれていてもよい
のは勿論である。
【0010】そして本発明においては、プレイヤが、各
人のターンにおいて、所定の手順に従って複数枚のカー
ドを用いて所定のアクションを行い、カードゲーム用フ
ィールドの上に置かれた1枚以上のポイント表示カード
の上に表示されたポイント表示に基づいてそのターンに
おけるトータルポイントを決定し、各プレイヤが各人の
ターンにおいて取得したトータルポイントを基準にして
ゲームを進行するために、トータルポイントを視覚によ
り確認できるように表示するトータルポイント表示手段
を更に備える。このようなトータルポイント表示手段を
設けると、相手プレイヤのターン毎のトータルポイント
が、カードゲーム用フィールド上に表示されているた
め、トータルポイント表示手段により表示されたトータ
ルポイントを視覚により確認しながら、自分のターンに
おいて使用するカードを選定することができるので、ト
ータルポイントを記憶しながら戦略を練る(使用するカ
ードを選定する)場合と比べて、スピーディにゲームを
進行することができる。
【0011】なお対戦型スポーツを模擬化した対戦型カ
ードゲームを本発明で実現する場合には、二人のプレイ
ヤが各人のターンにおいて取得したトータルポイント
が、相手プレイヤが先に取得したトータルポイント以上
であることを進行条件にしてサーブ動作及びストローク
動作の結果を定めてゲームを進行するようにルールを定
める。このようなルールを定めると、トータルポイント
をテニス等におけるボールの強さに該当させることがで
きて、カードゲームへのシミュレートが可能になる。各
プレイヤは、常に相手のトータルポイント以上のトータ
ルポイントを得るように戦略を練ることになるが、本発
明では、相手のトータルポイントを視覚により簡単に確
認できるので、相手のトータルポイントの確認作業が各
プレイヤの戦略決定作業に影響を与えることはない。
【0012】トータルポイント表示手段の構成は、視覚
によりトータルポイントが確認できるものであれば、そ
の構成は任意である。例えば、トータルポイント表示手
段は、カードゲーム用フィールドの上に表示されている
トータルポイント数を表示する表示部と該表示部上のト
ータルポイントを指示する指示部材とから構成すること
ができる。このような構成を採用すると、カードゲーム
用フィールド上に表示部を印刷しておき、チップ等の適
宜の指示部材を用意するだけで、簡単にトータルポイン
ト表示手段を構成することができる。この場合、トータ
ルポイント表示手段を複数(二人)のプレイヤに対して
1つ用意する。そしてカードゲーム用フィールド上の複
数のプレイヤ(または二人のプレイヤ)が自分のカード
を置く複数(または二つ)のカード載置領域の間に位置
する境界領域に、トータルポイント表示手段を配置する
のが好ましい。このような位置に1つのトータルポイン
ト表示手段を配置すると、プレイヤ毎に別個にトータル
ポイント表示手段を用意する必要がないだけでなく、プ
レイヤはカードゲーム用フィールド上の相手プレイヤの
カード載置領域に目を向けることにより、トータルポイ
ントを確認できるので、プレイヤがゲームに集中するこ
とができる利点が得られる。
【0013】複数枚のポイント表示カードは、交換され
ない限りカードゲーム用フィールド上に置かれて各プレ
イヤのターンにおいてポイント加算の効果を発揮し続け
る1枚以上のメインポイント表示カードと、1回のター
ンにおいてのみカードゲーム用フィールド上に置かれて
ポイント加算の効果を発揮する複数枚のサブポイント表
示カードとを含んでいるのが好ましい。このようなポイ
ント表示カードを用いると、各プレイヤのターンにおい
て、手札にあるサブポイント表示カードからどのサブポ
イント表示カードを選択して、カードゲーム用フィール
ドに出すのかによってトータルポイントが決定されるこ
とになる。そのため各ターン毎に必要なトータルポイン
トを得るための戦略が必要になって、プレイヤのゲーム
対する興味を高めることができる。
【0014】メインポイント表示カードの上には、各プ
レイヤが1回のターンの終了時において所有できる手札
の枚数を定める基準として用いられる手札枚数規制表示
と、各プレイヤが1回のターンの最初に自分のデッキか
ら手札に補充することができるカードの枚数を定める基
準として用いられる補充カード枚数規制表示とを付加表
示するのが好ましい。このような表示を付加しておく
と、メインポイント表示カードの選択の仕方によってゲ
ームの流れや戦略が変わるので、プレイヤの興味を更に
高めることができる。このような構成を採用すると、ゲ
ームの流れを変えるために、メインポイント表示カード
を変更できるルールを定める。またメインポイント表示
カード及びサブポイント表示カードの上に、それぞれの
カードがカードゲーム用フィールド上に置かれていると
きに発揮する効果が記載された効果表示欄を設けるのが
好ましい。このようにすると、メインポイント表示カー
ド及びサブポイント表示カードの選択は、単なるポイン
トを基準にするだけでなく、効果表示欄の効果も考慮し
て行うことになる。その結果、戦略のバリエーションが
豊富になって、プレイヤの興味を更に高めることができ
るようになる。
【0015】また複数枚のカードには、カードゲーム用
フィールド上に置かれているときに、メインポイント表
示カードの上に表示されたポイント表示、手札枚数規制
表示及び補充カード枚数規制表示の少なくとも一つの表
示内容を補強する効果を発揮する1枚以上の表示内容補
強カードを含めてもよい。このような表示内容補強カー
ドを含めると、表示内容補強カードの使用の仕方によっ
て、トータルポイントを大幅に増大させたり、手札の枚
数増加が可能になり、ポイント表示カードだけを用いる
場合よりも、ゲームの戦略バリエーションを大幅に増大
させることができる。
【0016】またメインポイント表示カードの上及び表
示内容補強カードの上には、それぞれカードゲーム用フ
ィールドに表示内容補強カードを置いておくために満た
さなければならない条件をそれぞれ表示しておくのが好
ましい。このような条件を表示することにより、表示内
容補強カードの使用に制限が加えられることになり、戦
略の立て方の難易度を上げることができる。
【0017】更に複数枚のカードには、各プレイヤの自
分のターン及び/または他のプレイヤのターンにおい
て、そのカードの上の効果発揮欄に記載された効果を発
揮する1枚以上の効果発揮カードを含めるのが好まし
い。このような効果発揮カードを含めると、更にゲーム
の進行のバリエーションが増えるだけでなく、戦略の立
て方の難易度が上がるので、プレイヤを飽きさせること
がない。この場合においては、1枚以上の効果発揮カー
ドに、カードゲーム用フィールド上に置かれているとき
に効果を発揮する1枚以上の第1の効果発揮カードと、
各プレイヤの自分のターン中においてのみ効果を発揮す
る1枚以上の第2の効果発揮カードとを含める。このよ
うにすると、更に高度の戦略が必要になって、プレイヤ
のゲームに対する嗜好を更に高めることできる。
【0018】なお2以上のカード載置領域を有するシー
ト状のカードゲーム用フィールドとしては、トータルポ
イントを視覚により確認できるように表示するトータル
ポイント表示手段の表示部が2以上のカード載置領域の
間に位置する境界領域上に印刷により形成されているも
のであれば、安価に且つ簡単に製造できる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。なお、本発明は本実施の形態
に特定されるものではない。図1は、本発明の対戦型カ
ードゲームをテニスカードゲームに適用した一実施の形
態についてのゲームを進行している状態の図を示してい
る。この実施の形態のカードゲームにおいては、2組の
デッキ1及び2と一枚のカードゲーム用フィールド3
と、1つのチップ4とを用いる。2組のデッキ1及び2
は、二人のプレイヤがそれぞれ使用するもので、各デッ
キは40枚のカードによって構成される。このゲームで
は、シングルス戦及びダブルス戦のいずれのゲームも行
うことができる。
【0020】1組のデッキ中には、ポイントを示すポイ
ント表示を備えた複数枚のポイント表示カード(MP
C,SPC)と、1枚以上の表示内容補強カードCC
と、1枚以上の効果発揮カードECとが含まれている。
複数枚のポイント表示カードPCは、交換されない限り
カードゲーム用フィールド3上に置かれて各プレイヤの
ターンにおいてポイント加算の効果を発揮し続ける1枚
以上のメインポイント表示カードMPCと、1回のター
ンにおいてのみカードゲーム用フィールド3上に置かれ
てポイント加算の効果を発揮する複数枚のサブポイント
表示カードSPCとから構成される。テニスカードゲー
ムでは、メインポイント表示カードMPCがゲーム上の
プレイヤがその表面に描かれることから「キャラクタカ
ード(CHARACTER CARD)」と呼ばれ、サ
ブポイント表示カードSPCが1回のストロークの強さ
を表す目的で使用されることから「ストロークカード
(STROKE CARD)」と呼ばれる。図2には、
メインポイント表示カードMPCの一例を表面を上に向
けて表示してある。このメインポイント表示カードMP
Cの表面には、ポイントを示すポイント表示I1と、プ
レイヤが1回のターンの終了時において所有できる手札
の枚数を定める基準として用いられる手札枚数規制表示
I2と、プレイヤが1回のターンの最初に自分のデッキ
から手札に補充することができるカードの枚数を定める
基準として用いられる補充カード枚数規制表示I3と、
カードゲーム用フィールド3に表示内容補強カードCC
を置いておくために満たさなければならない条件を示す
表示I4とが、それぞれ数字で表示されている。ポイン
ト表示I1の数字は、ポイントを示しており、手札枚数
規制表示I2の数字は手札に残せるカードの基準枚数を
示しており、補充カード枚数規制表示I3の数字は1回
に補充できるカードの枚数を示しており、条件表示I4
は後に説明する条件を示している。一瞬にして各表示I
1〜I4の識別ができるように、表示I1〜I4の側に
は識別表示として「POWER」、「STAMIN
A」、「SPEED」、「TRAINING」の文字が
表示してある。またメインポイント表示カードMPCの
表面には、ゲーム上のプレイヤの名称を示す名称表示欄
NIと、ゲーム上のプレイヤのデザインを表示するデザ
イン表示欄DIと、カードがカードゲーム用フィールド
3上に置かれているときに発揮する効果が記載されてい
る効果表示欄EIが設けられている。メインポイント表
示カードMPCを選択する際には、効果表示欄EIに記
載の効果の内容、その他の表示の内容を考慮して選択す
ることになる。なおこの例では1組のデッキに6枚のメ
インポイント表示カードMPCが含まれており、6枚の
メインポイント表示カードMPCには、少なくとも二人
以上のゲーム上のプレイヤに関するカードが含まれてい
る。
【0021】またサブポイント表示カードSPCの表面
には、図3に示すように、ポイント(ストロークの強さ
またはサーブの強さ)を示すポイント表示I1(POW
ER)と、ストロークまたはサーブの種類の名称を示す
名称表示欄NIと、カードのデザインを表示するデザイ
ン表示欄DIと、カードがカードゲーム用フィールド3
上に置かれているときに発揮する効果が記載されている
効果表示欄EIが設けられている。テニスゲームカード
である本実施の形態では、20枚のサブポイント表示カ
ードSPCが用意されており、これらのサブポイント表
示カードSPCは、「サーブ」、「ドロップ」、「グラ
ンドストローク」、「スマッシュ」、「ボレー」、「ロ
ブ」のいずれかの種類に属している。20枚のサブポイ
ント表示カードSPCをこれらの種類に分けることによ
って、メインポイント表示カードMPCとの関係で、サ
ブポイント表示カードSPCが使用できるか否かの効果
を定めることが可能になる。なお効果表示欄EIには、
サブポイント表示カードSPCの使用条件等が記載され
る。このゲームでは、メインポイント表示カードMPC
とサブポイント表示カードSPCのポイント表示I1に
それぞれ記載された数字を加算した数がトータルポイン
トとなる。なお後に説明するように、その他のカードの
効果により、ポイントが加減算される場合がある。
【0022】1枚以上の表示内容補強カードCCは、カ
ードゲーム用フィールド3上に置かれているときに、メ
インポイント表示カードMPCの上に表示されたポイン
ト表示I1、手札枚数規制表示I2及び補充カード枚数
規制表示I3の少なくとも一つの表示内容を補強する効
果を発揮する。図4に示すように、表示内容補強カード
CCの上には、それぞれカードゲーム用フィールド3に
表示内容補強カードCCを置いておくために満たさなけ
ればならない条件を示す条件表示I4(TRAININ
G)が示されている。この条件表示I4は、メインポイ
ント表示カードMPCの条件表示I4と所定の関係を持
っている。すなわちこの実施の形態では、カードゲーム
用フィールド3上に出す1枚以上の表示内容補強カード
CCの条件表示I4に表示されている数の合計値が、カ
ードゲーム用フィールド3に置かれているメインポイン
ト表示カードMPCの条件表示I4に示されている数以
下になるように、表示内容補強カードCCをカードゲー
ム用フィールド3に出すことになる。例えば、メインポ
イント表示カードMPCの条件表示I4に「2」の数字
が記載されている場合には、条件表示I4に「1」の数
字が記載された表示内容補強カードCCをカードゲーム
用フィールド3上に2枚出すことが可能になる。表示内
容補強カードCCの上にも、名称表示欄NIと、デザイ
ン表示欄DIと、効果表示欄EIとが設けられている。
効果表示欄EIには、メインポイント表示カードMPC
の上に表示されたポイント表示I1、手札枚数規制表示
I2及び補充カード枚数規制表示I3の少なくとも一つ
の表示内容を補強する効果が記載されている。テニスカ
ードゲームである本実施の形態では、この表示内容補強
カードCCは、「トレーニングカード(TRAININ
G CARD)」と呼ばれ、1組のデッキの中に4枚含
まれている。
【0023】また1枚以上の効果発揮カードECは、各
プレイヤの自分のターン及び/または相手プレイヤのタ
ーンにおいて、そのカードの上の効果発揮欄EIに記載
された効果を発揮する。この効果発揮カードECは、カ
ードゲーム用フィールド3上に置かれているときに効果
を発揮する1枚以上の第1の効果発揮カードEC1と、
各プレイヤの自分のターン中においてのみ効果を発揮す
る1枚以上の第2の効果発揮カードEC2とを含んでい
る。図5は、第1の効果発揮カードEC1を表面を上に
した状態で示している。このカードの表面にも、名称表
示欄NIと、デザイン表示欄DIと、効果表示欄EIと
が設けられている。なおこの実施の形態では、この第1
の効果発揮カードEC1を「リアクションカード(RE
ACTION CARD)」と呼ぶ。この実施の形態で
は、第1の効果発揮カードEC1は、1組のデッキ中に
4枚含まれており、カードゲーム用フィールド3上に裏
面を上に向けるようにして置かれ、効果を発揮させると
きに、表面を上にするように反転される。
【0024】図6は、第2の効果発揮カードEC2を表
面を上にした状態で示している。このカードの表面に
も、名称表示欄NIと、デザイン表示欄DIと、効果表
示欄EIとが設けられている。なおこの実施の形態で
は、この第2の効果発揮カードEC2を「シーンカード
(SCENE CARD)」と呼ぶ。この実施の形態で
は、第2の効果発揮カードEC2は、1組のデッキ中に
6枚含まれている。そしてこのカードは、自分のターン
の際に、使用される。この実施の形態では、この第2の
効果発揮カードEC2はカードゲーム用フィールド3上
に置かずに、相手プレイヤにそのカードを示すことによ
り効果を発揮させるようにルールが定められている。
【0025】カードゲーム用フィールド3の表面は、図
1に示すように二人のプレイヤがカードを置く2つのカ
ード載置領域5及び6と、二つのカード載置領域5及び
6の間に位置する境界領域7とを有している。カード載
置領域5及び6には、それぞれデッキ置き場8と、サブ
ポイント表示カード置き場9a及び9bと、メインポイ
ント表示カード置き場10と、第1の効果発揮カード置
き場11と、表示内容補強カード置き場12と、ポイン
トカード置き場13と、カード捨て場14とがそれぞれ
印刷により表示されている。
【0026】そして境界領域7には、トータルポイント
を視覚により確認できるように表示するトータルポイン
ト表示手段の一部を構成する表示部15が印刷により表
示されている。この実施の形態における表示部15は、
5つの矩形状セグメントが横に並んだバー表示15a〜
15dによって構成されている。バー表示15a〜15
dは、境界領域7に沿って延びて、二つのカード置き場
5及び6を分離する機能を果している。図1の例では、
各バー表示15a〜15dの両側には、カードゲーム用
フィールド3を間に挟んで向かい合って座る二人のプレ
イヤが視覚によって容易に認識できるようにポイント
(5,10,15,20)が表示されている。図7
(A)及び(B)には、指示手段として用いるチップ
4,4´の例をそれぞれ斜視図で示してある。例えば、
チップ4をバー表示15aの5番目のセグメントの上に
置けば、トータルポイントが5ポイントであることを意
味することになる。
【0027】トータルポイント表示手段の表示部15の
表示態様は任意であり、例えば、図8(A)及び(B)
に示すようなデザインで表示することができる。またト
ータルポイント表示手段を、カードゲーム用フィールド
3とは別に設けてもよい。図8(C)はスライド式のト
ータルポイント表示手段16をカードゲーム用フィール
ド3とは別に設ける場合の概略構成を示している。この
例では、表示部15´はスライド溝15´eとその側に
表示されたポイント表示とから構成され、支持手段はス
ライド溝15´eに沿ってスライドするスライダ41に
よって構成されている。また図8(D)は、ピン差し込
み式のトータルポイント表示手段16´の概略構成を示
している。このトータルポイント表示手段16´では、
表示部15´に20個の孔15´fが形成されており、
この孔15´fに指示手段としてのピン42を差し込む
ことにより、トータルポイントを表示する。
【0028】次に図1と図9乃至図13を用いて、本実
施の形態のテニスカードゲームの進行またはルールにつ
いて説明する。まず試合前のセットアップとして次のこ
とを行う。
【0029】(a)デッキ1の中からキャラクタカ一ド
即ちメインポイント表示カードMPCを1枚選び出し、
相手に見せないよう裏向きでカードゲーム用フィールド
3上に出す。デッキ1の残りはよくシャッフルし、デッ
キ置き場8に置く。
【0030】(b)トータルポイント表示手段の表示部
15の「0」の欄に、目印となるチップ4を置く。なお
もし専用のカードゲーム用フィールド3を使用しない場
合は、代用品(サイコロやメモなど)や図8(C)及び
(D)に示すような別個のトータルポイント表示手段を
使って、トータルポイント表示手段の表示部15の初期
値である「0」を表示すればよい。
【0031】(c)デッキ1の上からカード3枚を裏向
きのまま、ポイントカ一ド置き場13に置く。
【0032】(d)先攻後攻を(じゃんけんなどで)決
める。
【0033】(e)両プレイヤともにメインポイント表
示カードMPCを表にし、そのメインポイント表示カー
ドMPCの補充カード枚数規制表示I3「STAMIN
A」と同じ数のカードを引き、手札HCとする。
【0034】ここまで準備が整ったら、先攻プレイヤの
ターンから試合を始める。ゲームはプレイヤが交互に、
各自のターンを繰り返していくことで進行する。図9に
示すように、1ターンの流れは、(1)補充フェイズ、
(2)チェンジフェイズ、(3)トレーニングフェイ
ズ、(4)ストロークフェイズ、(5)リアクションフ
ェイズ、(6)シーンフェイズ、(7)終了フェイズの
順で行われる。
【0035】(1)補充フェイズ:このフェイズの開始
時に、自分のサブポイント表示カード置き場9a及び9
bにあるカードをすべてカード捨て場14に置く。次に
カードゲーム用フィールド3上に出ているメインポイン
ト表示カードMPC上の補充カード枚数規制表示I3
「SPEED」に示された数だけデッキ1からカードを
引く。この時点では、手札HCの上限数を超えてもよ
い。なおゲーム開始後の最初のターンでは、自分のサブ
ポイント表示カード置き場9a及び9Bには何も置かれ
ていないので、カード捨て場14に置くカードは無く、
メインポイント表示カードMPC上に表示された補充カ
ード枚数規制表示I3「SPEED」(2)の分だけデ
ッキ1からカードを引き、手札HCに加える。
【0036】(2)チェンジフェイズ:このフェイズで
は、手札HCの中にあるメインポイント表示カードMP
Cを、カードゲーム用フィールド3上に出ているメイン
ポイント表示カードMPCとチェンジすることができ
る。ただし、すでにカードゲーム用フィールド3上に出
ているメインポイント表示カードMPCと、カードタイ
トル即ちカード名称が同じメインポイント表示カードM
PCは基本的にチェンジできない。メインポイント表示
カードMPCのチェンジは、以下の処理で行われる。
【0037】(i)カードゲーム用フィールド3上に出
ているメインポイント表示カードMPCをカード捨て場
14に置き、新しいメインポイント表示カードMPCを
カードゲーム用フィールド3上に出す。
【0038】(ii)自分の表示内容補強カード置き場1
2と、第1の効果発揮カード置き場11上に出ていたカ
ードを、すべてカード捨て場14に置く。
【0039】(iii)新しいメインポイント表示カード
MPC上の補充カード枚数規制表示I3「STAMIN
A」と同じ枚数分、デッキ1からカードを引く。その
後、新しいメインポイント表示カードMPCの手札枚数
規制表示I2「STAMINA」の数と同じ数になるま
で、手札HCの枚数を調整する(通常は選んで捨て
る)。
【0040】(3)トレーニングフェイズ:手札HCに
ある表示内容補強カードCCを1枚、カードゲーム用フ
ィールド3の表示内容補強カード置き場12に出す。表
示内容補強カードCCを出す際には、すでに表示内容補
強カード置き場12に出されている別の表示内容補強カ
ードCCの条件表示I4「TRAINING」の数とこ
れから出すカードの条件表示I4「TRAINING」
の数の合計値が、メインポイント表示カードMPCの条
件表示I4「TRAINING」の数を超えることがで
きない。そのためそのような事態になったときには、次
のようにする。
【0041】(i)その表示内容補強カードCCを出す
ことをあきらめる。
【0042】(ii)すでにカードゲーム用フィールド3
上に出ている表示内容補強カードCCを選んでカード捨
て場14に置き、条件表示I4「TRAINING」の
合計値がメインポイント表示カードMPC上の条件表示
I4「TRAINING」の数を超えない範囲で、新た
な表示内容補強カードCCを出す。図10に示す状態で
は、2枚の表示内容補強カードCCの条件表示I4の数
がそれぞれ「1」で、メインポイント表示カードMPC
の条件表示I4の数が「2」であるため、これら2枚の
表示内容補強カードCCはカードゲーム用フィールド3
に出し得る。なお表示内容補強カードCCの効果は、カ
ードゲーム用フィールド3上に出た時点から発揮する。
【0043】(4)ストロークフェイズ:このフェイズ
では、a)リターン決定ステップ、b)トータルポイン
ト決定ステップ、c)効果解決ステップが順に実行され
る。
【0044】「リターン決定ステップ」では、そのター
ンのプレイヤは、相手のストロークを打ち返すかどうか
決定する。ただし、「サーブ」を打たなければならない
状況の場合は、このステップは飛ばされ、「トータルポ
イント決定ステップ」から始まる。ストロークを「打ち
返す」という行為は、 ・自分のメインポイント表示カードMPCのポイント表
示I1の数(パワー) ・サブポイント表示カードSPCのポイント表示I1の
数(パワー) ・不足分パワーの追加分のポイントの数 などを合計して、その時点のトータルポイント表示手段
の表示部15に示されたトータルポイント以上になるよ
うに、ストロークカードとしてサブポイント表示カード
SPCをカードゲーム用フィールド3上に出すことを意
味する。図10の上側のプレイヤのトータルポイントが
4+2で6であるすると、相手プレイヤはトータルポイ
ントが6以上になるように、サブポイント表示カードS
PCを手札HCから選択して出すことにより、ストロー
クを「打ち反す」ことができる。打ち返せる場合には、
次のステップに処理を進める。
【0045】ストロークを「打ち返せない」場合には、
自分のポイントカ一ド置き場13のカードを1枚手札H
Cに加え、次の「リアクションフェイズ」に移る。自分
のポイントカ一ド置き場13上にカードが無い状態で打
ち返せなかった場合は、そのプレイヤの負けとなりゲー
ムセットとなる。
【0046】「トータルポイント決定ステップ」では、
トータルポイントが、相手ストロークの威力即ちトータ
ルポイントに届いていない場合に、「パワーの追加」を
許容する。自分の出したストロークの威力即ちトータル
ポイントが、相手ストロークの威力即ちトータルポイン
トに足りていない場合には、不足しているポイントと同
じ枚数分、手札HCを選び自分のサブポイント表示カー
ド置き場9b上に裏向きで出すことで、ポイント(パワ
ー)を追加することができる。逆に、自分の出したスト
ロークのトータルポイントが、その時点で相手ストロー
クのトータルポイント以上の場合には、それ以上ポイン
トを追加することはできない。例えば、図10及び図1
1に示す状態では、下側のプレイヤのトータルポイント
を、追加のサブポイント表示カードSPCを一枚加えて
6にしている。
【0047】ストロークフェイズにおいては、以下の状
況のプレイヤは、「サーブ」のサブポイント表示カード
を打たなければならない。
【0048】1)ゲーム開始時の先攻プレイヤ。
【0049】2)直前のターンで相手にポイントカ一ド
を引かせたプレイヤ。
【0050】ストロークフェイズにおいて、「ストロー
ク」のサブポイント表示カードSPCまたは「サーブ」
のサブポイント表示カードSPCを出せない場合には、
代理サーブまたは代理ストロークを実行する。すなわち
プレイヤは、手札HCを一枚を裏向きでストローク置き
場に出すことで「代理サーブ・代理ストローク」として
使うことができる。図12に示すように、代理サーブと
は、4枚の手札HCから1枚を選択し、選択したカード
を裏にしてカードゲーム用フィールド3に出し、このカ
ードを「ポイント0のサーブ」のサブポイント表示カー
ドとして使うことである。
【0051】同様に代理ストロークとは、手札HCを1
枚裏にしてカードゲーム用フィールド3上に出し、この
カードを「ポイント0のストローク」の効果を持つサブ
ポイント表示カードとして使うことである。代理ストロ
ークの球種は、「サーブ」以外のストロークである。代
理ストロークを実行してもポイントは増えない。そこで
この場合には、図13に示すように、代理ストロークの
ためのカードC1をカードゲーム用フィールド3のサブ
ポイント表示カード置き場9aに出した後に、不足分の
ポイント(例えば不足分が2ポイント)を得るために更
に追加のカードC2及びC3をサブポイント表示カード
置き場9bに出すことが認められる。このようにしてス
トロークのサブポイント表示カードSPCが手札HCに
ない場合でもストロークを打つことが可能になる。
【0052】相手のストロークを打ち返すことができた
ならば、「効果解決ステップ」でカードゲーム用フィー
ルド3上に出ているサブポイント表示カードSPCの効
果を解決する。例えばカードゲーム用フィールド3上に
出ているサブポイント表示カードSPCの効果表示欄に
「相手は手札HCからカードを1枚カード捨て場に置
く。」と書かれていれば、これを解決するために、相手
の手札HCからカードを1枚カード捨て場14に置くこ
とになる。
【0053】(5)リアクションフェイズ:このフェイ
ズでは、プレイヤは手札HCにあるリアクションカード
呼ばれる第1の効果発揮カードEC1を1枚、裏にして
第1の効果発揮カード置き場11に出すことができる。
すでに自分のカードゲーム用フィールド3上に第1の効
果発揮カードEC1が出ている場合は、そのカードを公
開した後、自分のカード捨て場14に置き、新たな第1
の効果発揮カードEC1を出すこともできる。第1の効
果発揮カードEC1以外のカードを第1の効果発揮カー
ド置き場11に出すことはできない。なお第1の効果発
揮カードEC1は、そのカードに記載されているタイミ
ングでしか表にできない。すなわち第1の効果発揮カー
ドは表にすることで効果を発揮する。効果を発揮し、解
決された(表にされた)第1の効果発揮カードEC1
は、自分のカード捨て場14に置かれる。
【0054】(6)シーンフェイズ:このフェイズで
は、手札HCからシーンカードと呼ばれる第2の効果発
揮カードEC2を1枚出し、使用することができる。自
分の手札HCから第2の効果発揮カードEC2を出し、
このカードを表にして使用を宣言する。宣言されたカー
ドは効果を解決して自分のカード捨て場14に置かれ
る。
【0055】(7)終了フェイズ:このフェイズでは、
自分のターンの終了を宣言する。カードや能力の効果で
「ターン終了時まで」と書かれているものは、このフェ
イズの終了と同時に効果がなくなる。また、「ターンの
終了時〜」と書かれているカードはここで解決する。次
に、手札HCが、メインポイント表示カードMPCのキ
ャラクタの手札枚数規制表示I2の表示(数字)により
定まる上限値を超えている場合は、上限値に収まる枚数
になるまで手札HCを選んで捨て、調整する。なお上限
値は、手札枚数規制表示I2の表示(数字)の数に等し
くても、またその倍数であってもよい。この例では2倍
の数を上限値としている。先手のプレイヤは以上のこと
を行い、最後に「自分のターン終了」を相手に告げて、
このフェイズを終了させる。この後、ゲームセットにな
っていない場合は、相手のターンとなりゲームが進行す
る。
【0056】なおゲームを行っている際に、デッキ1が
0枚の状態で、さらにカードを引く状況になった場合に
は、その時点でカード捨て場14にあるカードをシャッ
フルし、新たなデッキ1とし、そこからカードを引けば
よい。
【0057】上記の実施の形態は、本発明をテニスカー
ドゲームに適用したものであるが、バドミントンや卓球
等の他の対戦型スポーツをシミュレートするカードゲー
ムにも本発明を提供してもよいのは勿論である。また本
発明は、対戦型スポーツをシミュレートすることに限定
されるものではない。
【0058】
【発明の効果】本発明のように、トータルポイント表示
手段を設けると、相手プレイヤのターン毎のトータルポ
イントが、カードゲーム用フィールド上に表示されてい
るため、トータルポイント表示手段により表示されたト
ータルポイントを視覚により確認しながら、自分のター
ンにおいて使用するカードを選定することができ、トー
タルポイントを記憶しながら戦略を練る場合と比べて、
スピーディにゲームを進行することができる利点があ
る。
【0059】また複数枚のポイント表示カードを、交換
されない限りカードゲーム用フィールド上に置かれて各
プレイヤのターンにおいてポイント加算の効果を発揮し
続ける1枚以上のメインポイント表示カードと、1回の
ターンにおいてのみカードゲーム用フィールド上に置か
れてポイント加算の効果を発揮する複数枚のサブポイン
ト表示カードとから構成すると、各プレイヤのターンに
おいて、手札にあるサブポイント表示カードからどのサ
ブポイント表示カードを選択して、カードゲーム用フィ
ールドに出すのかによってトータルポイントが決定され
ることになり、各ターン毎に必要なトータルポイントを
得るための戦略が必要になって、プレイヤのゲームに対
する興味を高めることができる利点がある。
【0060】メインポイント表示カードの上に、各プレ
イヤが1回のターンの終了時において所有できる手札の
枚数を定める基準として用いられる手札枚数規制表示
と、各プレイヤが1回のターンの最初に自分のデッキか
ら手札に補充することができるカードの枚数を定める基
準として用いられる補充カード枚数規制表示とを付加表
示すれば、メインポイント表示カードの選択の仕方によ
ってゲームの流れや戦略が変わるので、プレイヤの興味
を更に高めることができる。
【0061】またデッキを構成する複数枚のカードに、
カードゲーム用フィールド上に置かれているときに、メ
インポイント表示カードの上に表示されたポイント表
示、手札枚数規制表示及び補充カード枚数規制表示の少
なくとも一つの表示内容を補強する効果を発揮する1枚
以上の表示内容補強カードを含めると、表示内容補強カ
ードの使用の仕方によって、トータルポイントを大幅に
増大させたり、手札の枚数増加が可能になり、ポイント
表示カードだけを用いる場合よりも、ゲームの戦略バリ
エーションを大幅に増大させることができる利点があ
る。
【0062】またメインポイント表示カードの上及び表
示内容補強カードの上に、それぞれカードゲーム用フィ
ールドに表示内容補強カードを置いておくために満たさ
なければならない条件をそれぞれ表示しておくと、表示
内容補強カードの使用に制限が加えられることになり、
戦略の立て方の難易度を上げることができる。
【0063】更に複数枚のカードに、各プレイヤの自分
のターン及び/または他のプレイヤのターンにおいて、
そのカードの上の効果発揮欄に記載された効果を発揮す
る1枚以上の効果発揮カードを含めると、更にゲームの
進行のバリエーションが増えるだけでなく、戦略の立て
方の難易度が上がるので、プレイヤを飽きさせることが
ない利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対戦型カードゲームをテニスカードゲ
ームに適用した一実施の形態についてのゲームを進行し
ている状態の一態様を示す図である。
【図2】メインポイント表示カードの一例を表面を上に
向けて表示した図である。
【図3】サブポイント表示カードの一例を表面を上に向
けて表示した図である。
【図4】表示内容補強カードの一例を表面を上に向けて
表示した図である。
【図5】第1の効果発揮カードの一例を表面を上に向け
て表示した図である。
【図6】第2の効果発揮カードの一例を表面を上に向け
て表示した図である。
【図7】(A)及び(B)は、指示手段として用いるチ
ップの例をそれぞれ示す斜視図である。
【図8】(A)及び(B)は、トータルポイント表示手
段の表示部の変形例を示す図であり。(C)及び(D)
はトータルポイント表示手段の変形例を示す図である。
【図9】1回のターンの流れを示すフローチャートであ
る。
【図10】対戦型カードゲームをテニスカードゲームに
適用した一実施の形態についてのゲームを進行している
状態の一態様を示す図である。
【図11】追加ポイントの状態を示す図である。
【図12】代理サーブの状態を示す図である。
【図13】代理ストロークの状態を示す図である。
【符号の説明】
1,2 デッキ 3 カードゲーム用フィールド 4 チップ 5,6 カード載置領域 7 境界領域 8 デッキ置き場 9a,9b サブポイント表示カード置き場 10 メインポイント表示カード置き場 11 第1の効果発揮カード置き場 12 表示内容補強カード置き場 13 ポイントカード置き場 14 カード捨て場 15 表示部 15a〜15d バー表示 16 トータルポイント表示手段 MPC メインポイント表示カード SPC サブポイント表示カード CC 表示内容補強カード EC1 第1の効果発揮カード EC2 第2の効果発揮カード

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ複数枚のカードから構成され且
    つ複数のプレイヤがそれぞれ使用する複数のデッキと、 カードゲーム用フィールドとを備え、 前記複数枚のカードの中には、ポイントを示すポイント
    表示を備えた複数枚のポイント表示カードが含まれてお
    り、 前記プレイヤが各人のターンにおいて、所定の手順に従
    って前記複数枚のカードを用いて所定のアクションを行
    い、前記カードゲーム用フィールドの上に置かれた1枚
    以上の前記ポイント表示カードの上に表示された前記ポ
    イント表示に基づいてそのターンにおけるトータルポイ
    ントを決定し、前記各プレイヤが各人の前記ターンにお
    いて取得した前記トータルポイントを基準にしてゲーム
    を進行するために、前記トータルポイントを視覚により
    確認できるように表示するトータルポイント表示手段を
    更に備えていることを特徴とする対戦型カードゲーム。
  2. 【請求項2】 サーブ動作及びストローク動作を行うテ
    ニス、バドミントン、卓球等の対戦型スポーツをゲーム
    化した対戦型カードゲームであって、 それぞれ複数枚のカードから構成され且つ二人のプレイ
    ヤがそれぞれ使用する二つのデッキと、 前記二人のプレイヤがそれぞれ使用する二つのカード載
    置領域が表示されたカードゲーム用フィールドとを備
    え、 前記複数枚のカードの中には、ポイントを示すポイント
    表示を備えた複数枚のポイント表示カードが含まれてお
    り、 前記二人のプレイヤが各人のターンにおいて、所定の手
    順に従って前記複数枚のカードを用いて所定のアクショ
    ンを行い、前記カードゲーム用フィールドの上に置かれ
    た1枚以上の前記ポイント表示カードの上に表示された
    前記ポイント表示に基づいてそのターンにおけるトータ
    ルポイントを決定し、さらに前記二人のプレイヤが各人
    の前記ターンにおいて取得した前記トータルポイント
    が、相手プレイヤが先に取得したトータルポイント以上
    であることを進行条件にして前記サーブ動作及び前記ス
    トローク動作の結果を定めてゲームを進行するために、
    前記トータルポイントを視覚により確認できるように表
    示するトータルポイント表示手段を更に備えていること
    を特徴とする対戦型カードゲーム。
  3. 【請求項3】 前記トータルポイント表示手段は、前記
    カードゲーム用フィールドの上に表示されているトータ
    ルポイント数を表示する表示部と該表示部上のトータル
    ポイントを指示する指示部材とから構成されている請求
    項1または2に記載の対戦型カードゲーム。
  4. 【請求項4】 前記トータルポイント表示手段は、前記
    カードゲーム用フィールドの上に表示されているトータ
    ルポイント数を表示する表示部と該表示部上のトータル
    ポイントを指示する指示部材とから構成され、前記複数
    のプレイヤに対して1つの前記トータルポイント表示手
    段が用意され、前記トータルポイント表示手段は、前記
    カードゲーム用フィールド上の前記複数のプレイヤが自
    分のカードを置く複数のカード載置領域の間に位置する
    境界領域に配置されている請求項1に記載の対戦型カー
    ドゲーム。
  5. 【請求項5】 前記トータルポイント表示手段は、前記
    カードゲーム用フィールドの上に表示されているトータ
    ルポイント数を表示する表示部と該表示部上のトータル
    ポイントを指示する指示部材とから構成され、前記二人
    のプレイヤに対して1つの前記トータルポイント表示手
    段が用意され、前記トータルポイント表示手段は、前記
    カードゲーム用フィールド上の前記二人のプレイヤが自
    分のカードを置く前記二つのカード載置領域の間に位置
    する境界領域に配置されている請求項2に記載の対戦型
    カードゲーム。
  6. 【請求項6】 前記複数枚のポイント表示カードは、交
    換されない限り前記カードゲーム用フィールド上に置か
    れて各プレイヤの前記ターンにおいてポイント加算の効
    果を発揮し続ける1枚以上のメインポイント表示カード
    と、1回の前記ターンにおいてのみカードゲーム用フィ
    ールド上に置かれてポイント加算の効果を発揮する複数
    枚のサブポイント表示カードとを含んでいる請求項1ま
    たは2に記載の対戦型カードゲーム。
  7. 【請求項7】 それぞれ複数枚のカードから構成され且
    つ複数のプレイヤがそれぞれ使用する複数のデッキと、 カードゲーム用フィールドとを備え、 前記複数枚のカードの中には、ポイントを示すポイント
    表示を備えた複数枚のポイント表示カードが含まれてお
    り、 前記プレイヤが各人のターンにおいて、所定の手順に従
    って前記複数枚のカードを用いて所定のアクションを行
    い、前記カードゲーム用フィールドの上に置かれた1枚
    以上の前記ポイント表示カードの上に表示された前記ポ
    イント表示に基づいてそのターンにおけるトータルポイ
    ントを決定し、 前記各プレイヤが各人の前記ターンにおいて取得した前
    記トータルポイントを基準にしてゲームを進行する対戦
    型カードゲームであって、 前記複数枚のポイント表示カードは、交換されない限り
    前記カードゲーム用フィールド上に置かれて各プレイヤ
    の前記ターンにおいてポイント加算の効果を発揮し続け
    る1枚以上のメインポイント表示カードと、1回の前記
    ターンにおいてのみカードゲーム用フィールド上に置か
    れてポイント加算の効果を発揮する複数枚のサブポイン
    ト表示カードとを含んでいる対戦型カードゲーム。
  8. 【請求項8】 前記メインポイント表示カードの上に
    は、各プレイヤが1回の前記ターンの終了時において所
    有できる手札の枚数を定める基準として用いられる手札
    枚数規制表示と、各プレイヤが1回の前記ターンの最初
    に自分の前記デッキから前記手札に補充することができ
    るカードの枚数を定める基準として用いられる補充カー
    ド枚数規制表示とが表示されている請求項6または7に
    記載の対戦型カードゲーム。
  9. 【請求項9】 前記メインポイント表示カード及び前記
    サブポイント表示カードの上には、それぞれのカードが
    前記カードゲーム用フィールド上に置かれているときに
    発揮する効果が効果表示欄に記載されている請求項6ま
    たは7に記載の対戦型カードゲーム。
  10. 【請求項10】 前記複数枚のカードには、前記カード
    ゲーム用フィールド上に置かれているときに、前記メイ
    ンポイント表示カードの上に表示された前記ポイント表
    示、前記手札枚数規制表示及び前記補充カード枚数規制
    表示の少なくとも一つの表示内容を補強する効果を発揮
    する1枚以上の表示内容補強カードを含んでいる請求項
    1,2または7に記載の対戦型カードゲーム。
  11. 【請求項11】 前記メインポイント表示カードの上及
    び前記表示内容補強カードの上には、それぞれ前記カー
    ドゲーム用フィールドに前記表示内容補強カードを置い
    ておくために満たさなければならない条件がそれぞれ表
    示されている請求項10に記載の対戦型カードゲーム。
  12. 【請求項12】 前記複数枚のカードには、各プレイヤ
    の自分の前記ターン及び/または他の前記プレイヤの前
    記ターンにおいて、そのカードの上の効果発揮欄に記載
    された効果を発揮する1枚以上の効果発揮カードが含ま
    れている請求項1,2または7に記載の対戦型カードゲ
    ーム。
  13. 【請求項13】 前記1枚以上の効果発揮カードは、前
    記カードゲーム用フィールド上に置かれているときに効
    果を発揮する1枚以上の第1の効果発揮カードと、各プ
    レイヤの自分の前記ターン中においてのみ効果を発揮す
    る1枚以上の第2の効果発揮カードとが含まれている請
    求項12に記載の対戦型カードゲーム。
  14. 【請求項14】 2以上のカード載置領域を有するシー
    ト状のカードゲーム用フィールドであって、トータルポ
    イントを視覚により確認できるように表示するトータル
    ポイント表示手段の表示部が前記2以上のカード載置領
    域の間に位置する境界領域上に印刷により形成されてい
    ることを特徴とするカードゲーム用フィールド。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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