JP6989869B2 - 無機繊維、布及び繊維強化プラスチック - Google Patents

無機繊維、布及び繊維強化プラスチック Download PDF

Info

Publication number
JP6989869B2
JP6989869B2 JP2017173024A JP2017173024A JP6989869B2 JP 6989869 B2 JP6989869 B2 JP 6989869B2 JP 2017173024 A JP2017173024 A JP 2017173024A JP 2017173024 A JP2017173024 A JP 2017173024A JP 6989869 B2 JP6989869 B2 JP 6989869B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
weight
inorganic
glass
basalt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017173024A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019049066A (ja
Inventor
武雄 蛯名
昭彦 小山
五策 寺林
伸一 岩田
佑輝 伊藤
豊隆 池田
明 志賀野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Original Assignee
National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST filed Critical National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
Priority to JP2017173024A priority Critical patent/JP6989869B2/ja
Publication of JP2019049066A publication Critical patent/JP2019049066A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6989869B2 publication Critical patent/JP6989869B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、無機繊維並びにこの無機繊維を用いた布及び繊維強化プラスチックに関する。
従来、無機材を原料とした無機繊維として、ガラス繊維、炭素繊維、ロックウール繊維などが提供されている。ガラス繊維は安価であり、強化材として使用した繊維強化プラスチックは船体や簡易トイレやキャンピングカーのボディーなどに幅広く使用されている(非特許文献1を参照)。ガラス繊維は、600℃程度の耐熱性を有し、3000MPa程度の引張強度を有している。また、ガラス繊維は、900℃で加熱すると繊維が溶融する。一般的に、ガラス繊維を製造しやすくするため融点を下げる目的でカルシウム分が添加される。また、ガラスについてビッカース硬度とヤング率との関係式が知られている(非特許文献2を参照)。この式によると、ビッカース硬度とヤング率には比例関係がある。3成分系ガラスは、CaOの含有量が少なくなるほど耐アルカリ性が増加することが知られている(非特許文献3を参照)。
炭素繊維は、軽量で高強度であり、炭素繊維を用いた繊維強化プラスチックが航空機や車両の部品として利用されている(特許文献1を参照)。ロックウール繊維としては、ロシアや中国では、鉄分を多く含む玄武岩(バサルト)を溶融させ紡糸したバサルト繊維(玄武岩繊維)が生産されている(特許文献2を参照)。バサルト繊維は、ガラス繊維よりも耐熱性が高く、また強度が強いことが知られている。おもな玄武岩は、表1に示すような重量分率の範囲の組成である(非特許文献4を参照)。
Figure 0006989869000001
このような無機繊維は、例えば-40℃から80℃までのような広い温度範囲において安定した強度を確保する必要がある自動車の繊維強化プラスチック(FRP)部材の材料として想定され、一部ではガラス繊維が使用されている。自動車の部材の観点からは、部材に十分な剛性を与えるために、材料となる無機繊維のヤング率を向上させることが求められている。
特開平5-17225号公報 特表平9-500080号公報
山根正之、外6名、「ガラス光学ハンドブック」、株式会社朝倉書店、1999年7月5日、p.513-524 稲葉誠二、外1名、「ガラスの機械的性質」、ニューグラス(NEW GLASS)、一般社団法人ニューガラスフォーラム、2008年、第23巻、第4号、p.50 大蔵明光、外1名、「銑鉄・製鋼スラグ,3成分系ガラスの熱特性」、生産研究、東京大学生産技術研究所、1979年3月、第31巻、第3号、p.186~189 国立天文台編、「おもな火成岩の化学組成」、丸善出版株式会社、2016年11月、第90冊、p.649
ここで、ガラス繊維強化プラスチックを焼却炉で焼却しようとすると、加熱されたガラス繊維が互いに融着し、さらに溶融したガラス繊維が焼却炉の炉材に溶け着いて取れなくなることがあった。炭素繊維は、繊維製造のプロセスが複雑であり、高価である。また、FRPに通常用いられるエポキシ樹脂と炭素繊維を含むFRPを焼却炉で焼却すると、エポキシ樹脂だけではなく炭素繊維も燃えてしまい、リサイクルすることが難しかった。バサルト繊維等のロックウール繊維は、天然物の玄武岩を原料とするものであり、玄武岩の組成が安定しないことから、これを溶融した溶融物の組成が安定せず、繊維特性、特に強度が安定しかった。また、組成が安定しないことから粘性も安定せず、そのため繊維径も安定しなかった。
自動車の部材の材料としてガラス繊維が使用されることがあったが、ガラス繊維のヤング率は比較的小さく、部材の強度として十分な剛性を与えることができなかった。このため、ヤング率をさらに高めた無機繊維が求められている。また、自動車の部材の材料として使用するために、ガラス繊維に比べて耐アルカリ性を高めることが求められている。
本発明は、上述の実情に鑑みて提案されるものであって、ガラス繊維よりも強度の点で優れ、耐熱性ではガラス繊維や炭素繊維よりも優れ、繊維特性と強度の点で安定し、高い耐アルカリ性を有し、さらにリサイクルが可能であるとともに、ヤング率及び耐アルカリ性を向上させた無機繊維並びにこの無機繊維を用いた布及び繊維強化プラスチックを提供することを目的とする。
上述の課題を解決するために、この出願に係る無機繊維は、2重量%以下のCaO、5重量%以上かつ15重量%以下のFe、シリカ及びアルミナを含むものである。
無機繊維は、5マイクロメートル以上かつ300マイクロメートル以下の繊維径を有してもよい。無機繊維は、800℃で1時間にわたり熱処理した後、0.5%以上かつ2%以下の重量が減少し、互いに融着することがないものでもよい。
この出願に係る布は、前記無機繊維からなるものである。この出願に係る糸は、前記無機繊維が撚り合わされてなる。この出願に係る繊維強化プラスチックは、前記布を強化材として含むものである。
この発明によると、ガラス繊維よりも強度の点で優れ、耐熱性ではガラス繊維や炭素繊維よりも優れ、繊維特性と強度の点で安定し、さらにリサイクルが可能である無機繊維並びに無機繊維を用いた布及び繊維強化プラスチックを提供することができる。また、ヤング率をガラス繊維よりも向上させることにより、自動車の部材に求められる剛性の無機材料を提供することができる。また、耐アルカリ性を高めることができる。
無機繊維の溶融試験の結果を示す写真である。
以下、本実施の形態に係る無機繊維、布及び繊維強化プラスチックの実施の形態について詳細に説明する。
本実施の形態の無機繊維は、シリカ(SiO)、アルミナ(Al)、酸化第二鉄(Fe)、酸化カルシウム(CaO)を含む原料から作成されたものである。ここで、Feは、5重量%以上かつ15重量%以下である。CaOは、2重量%以下である。本実施の形態の無機繊維は、Feを含有することにより強度を確保している。また、CaOの含量を制限することにより、融点が低下しないようにしているとともに、高い耐アルカリ性を確保している。
本実施の形態の無機繊維は、次のような工程によって製造される。まず、各成分の粉状原料を用意し、適切な重量比になるように秤量した上で、乳鉢等を用いて十分に混合して混合材料を準備する。次に、混合材料を電気炉内の坩堝に格納し、1250℃から1600℃に加熱して溶融する。そして、坩堝の底部に設けられたノズルから溶融物を細く連続落下させ、冷却して固化させることにより無機繊維を得る。無機繊維の繊維径は、5マイクロメートル以上かつ300マイクロメートル以下の範囲にあってもよい。
このような無機繊維を集めることにより、綿状の短繊維の無機繊維のウールを得る。無機繊維のウールを圧縮して成形することにより、不織布を得る。一方、坩堝のノズルから落下させた溶融物を固化させて撚り合わせて紡糸することにより、長繊維の無機繊維の糸を得る。無機繊維の糸を織ることによって無機繊維の織布を得る。本明細書では、不織布及び織布を併せて布と称する。
本実施の形態のFRPは、前記無機繊維の布を強化材としたプラスチックの複合材料である。このプラスチックは、熱硬化プラスチック、熱可塑プラスチックのいずれでもよい。
本実施の形態の無機繊維は、800℃で1時間にわたり熱処理した後、0.5%以上かつ2%以下の重量が減少し、互いに融着することがないものであってもよい。このように、本実施の形態の繊維強化プラスチックは、優れた耐熱性を有する。
本実施の形態の無機繊維は、ガラス繊維と同様に安価であり、バサルト繊維と同様の強度を有する。また、ガラス繊維や炭素繊維よりも高い耐熱性を有し、焼却炉で焼却しても炉材に溶融物が付着したり燃えてしまったりすることなくリサイクルすることができる。さらに、天然物のバサルト繊維とは異なり、組成が一定しているために繊維特性と強度の点において安定している。また、高い耐アルカリ性を有する。
本実施の形態の布は、本実施の形態の無機繊維と同様に、安価であり、強度に優れ、耐熱性を有し、繊維特性と強度の点で安定し、さらにリサイクルすることができる。また、本実施の形態の繊維強化プラスチックは、安価であり、強度に優れ、特性が安定し、焼却処分により強化材の無機繊維を回収してリサイクルすることができる。
本実施の形態の無機繊維は、ガラス繊維と比較してヤング率が向上している。また、本実施の形態の無機繊維は、広い温度範囲で耐熱性を有している。したがって、本実施の形態の無機繊維、布及び繊維強化プラスチックを使用して作成した部材は、例えば-40℃から80℃の範囲で十分な剛性を提供することができ、十分な強度が求められる自動車の部材に適している。
本実施の形態の無機繊維について、実施例1から実施例6の5種類の組成の混合材料を準備し、溶融物を冷却してスラブ状のサンプルを作成した。表2は、実施例1から実施例6の重量%による組成を示している。
Figure 0006989869000002
表2に示すように、実施例1から実施例6は、シリカ、アルミナ、Fe、CaO、を含み、Feは5重量%以上かつ15重量%以下の範囲にあり、CaOは2重量%以下の範囲にある。なお、添加しない成分については検出不可(not detected: ND)として示した。
実施例1から実施例5について、各サンプルのビッカース硬度を測定し、ヤング率に換算した。この換算には、ビッカース硬度Hv[GPa]とヤング率E[GPa]との関係式Hv=0.07Eを用いた(前記非特許文献2を参照)。したがって、表2のビッカース硬度が測定値であるのに対し、ヤング率は計算値である。
後述する比較例5はガラス繊維に対応するEガラスの組成を有し、比較例6はバサルト繊維に対応するバサルト(玄武岩)の組成を有している。実施例1から実施例5のヤング率は、ガラス繊維に相当する比較例5よりも高く、バサルト繊維に相当する比較例6のヤング率に近いことが見られた。
比較例として、比較例1から比較例6に、シリカ、アルミナ、Fe、CaOを含むが、Feが5重量%以上かつ15重量%以下の範囲にあり、CaOが2重量%以下の範囲にあるという、本実施の形態の条件を満たさない場合について6種類の組成の混合材料を用意した。また、比較例5にEガラス、比較例6にバサルトに相当する組成の混合材料を用意した。そして、比較例1から比較例6についても、実施例1から実施例5と同様に、溶融物を冷却して作成したスラブ状の各サンプルのヤング率を調べた。
ガラス繊維に相当する比較例5のEガラスのヤング率は、バサルト繊維に相当する比較例6のバサルトに比べると低いことが見られた。バサルトに対応する比較例6の組成を除いて、比較例1から比較例6のヤング率は、実施例1から実施例5のヤング率と比較すると低くなることが見られた。
本実施の形態の例として、比較例5のEガラス、比較例6のバサルト、実施例6の材料を大気雰囲気で加熱したときの重量変化を測定した。加熱プロファイルは、室温から10℃/分の速度で昇温し、その後800℃で1時間保持した。その結果、比較例5のEガラスにおいては、1.5%の質量減少が観察された。また、比較例6のバサルトにおいては、0.02%の質量増加が観察された。実施例6の材料においては、0.1%の重量減少が観察された。
ここで、比較例5のEガラスは、構成成分であるホウ素が容易に揮発するため、揮発により失われて重量が減少したものであると思われる。比較例6のバサルトは、バサルトに含まれる金属に加熱による酸化や窒化が進み重量を増加させたものであると思われる。実施例6の材料においても、材料の構成成分が揮発したために重量が減少したものであると思われる。本実施の形態の無機繊維は、表2の実施例1から実施例6の組成に示すようにホウ素を含むものではないため、同様の条件により加熱した場合には、加熱しても重量の変化はわずかであると考えられる。
実施例6の材料を各成分の粉状原料を用意し、適切な重量比になるように秤量した上で、乳鉢等を用いて十分に混合して準備した。次に、材料を電気炉内の坩堝に格納し、1460℃に加熱して溶融した。そして、坩堝の底部に設けられたノズルから溶融物を細く連続落下させ、冷却して固化させることにより無機繊維を得た。無機繊維の繊維径は、20マイクロメートル以上100マイクロメートル以下の範囲であった。この繊維を纏めることにより、大きさ10センチメートル平方の布を作製した。この布にエポキシ樹脂を含浸させることによって、FRP板を作製した。
図1は、本実施の形態の例として、比較例5のEガラス、比較例6のバサルト、実施例6の材料の溶融試験の結果を示している。図1(a)の左側には試験に使用したEガラスの布を示し、図1(a)の右側にはEガラスの布を1100℃で2時間にわたり加熱した後の状態を示している。布は、加熱により完全に溶融している。図1(b)の左側には試験に使用したバサルトの繊維を示し、図1(b)の右側には図1(b)のバサルトの繊維を1100℃で2時間にわたり加熱した後の状態を示している。バサルトは、加熱により溶融することはなかった。図1(c)の左側には比較例6の材料の繊維を示し、図1(a)の右側にはこの材料の繊維を1100℃で2時間にわたり加熱した後の状態を示している。この材料は、加熱により溶融することはなかった。
ここで、図1(a)のEガラスは、構成成分のカルシウムが融点を低下させる作用があるため、融点の低下により溶融したものであると思われる。本実施の形態の無機繊維は、表2の実施例1から実施例5および実施例6に示すように、Eガラスと比較してカルシウムの含量が低いため、図1(b)のバサルトや図1(c)の材料に示されたように溶融することはないと考えられる。
この発明の無機繊維、布及び繊維強化プラスチックは、-40℃から80℃までの温度範囲において強度を確保することが求められる自動車の部材に利用することができる。

Claims (5)

  1. 2重量%以下のCaO、7.71重量%以上かつ10.83重量%以下のFe62.21重量%以上かつ67.85重量%以下のシリカ及び12.17重量%以上かつ18.54重量%以下のアルミナを含む無機繊維。
  2. 5マイクロメートル以上かつ300マイクロメートル以下の繊維径を有する請求項1に記載の無機繊維。
  3. 800℃で1時間にわたり熱処理した後、0.5%以上かつ2%以下の重量が減少し、互いに融着することがない請求項1又は2に記載の無機繊維。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の無機繊維からなる布。
  5. 請求項4に記載の布を強化材として含む繊維強化プラスチック。
JP2017173024A 2017-09-08 2017-09-08 無機繊維、布及び繊維強化プラスチック Active JP6989869B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017173024A JP6989869B2 (ja) 2017-09-08 2017-09-08 無機繊維、布及び繊維強化プラスチック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017173024A JP6989869B2 (ja) 2017-09-08 2017-09-08 無機繊維、布及び繊維強化プラスチック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019049066A JP2019049066A (ja) 2019-03-28
JP6989869B2 true JP6989869B2 (ja) 2022-01-12

Family

ID=65905444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017173024A Active JP6989869B2 (ja) 2017-09-08 2017-09-08 無機繊維、布及び繊維強化プラスチック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6989869B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003527287A (ja) 2000-03-17 2003-09-16 サン−ゴバン・イソベール ミネラルウール組成物
JP2008534420A (ja) 2005-04-01 2008-08-28 サン−ゴバン・イソベール ミネラルウール、絶縁製品及び製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003527287A (ja) 2000-03-17 2003-09-16 サン−ゴバン・イソベール ミネラルウール組成物
JP2008534420A (ja) 2005-04-01 2008-08-28 サン−ゴバン・イソベール ミネラルウール、絶縁製品及び製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019049066A (ja) 2019-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Bunsell et al. Fine diameter ceramic fibres
KR101114274B1 (ko) 유기 및/또는 무기 재료 강화용 유리 섬유, 당해 유리 섬유를 포함하는 복합체 및 사용되는 조성물
DE69728060T2 (de) Mit siliciumcarbid verstärktes siliciumcarbid-verbundwerkstoff
JP5828908B2 (ja) 高強度ガラスの組成物および繊維
KR101298802B1 (ko) 고성능 유리 섬유용 조성물, 고성능 유리 섬유 및 그 제품
JP2014519459A5 (ja)
JPH068226B2 (ja) 耐酸化性組成物
KR880013849A (ko) 섬유-보강 세라믹기질 복합물제품 및 그 제조방법
NO20064984L (no) Epoksyharpiks impregnert garn og dets anvendelse for fremstilling av en forform
JPS6218497B2 (ja)
WO2014062715A1 (en) High modulus glass fibers
KR20210096140A (ko) 향상된 탄성 계수를 갖는 고성능 섬유 유리 조성물
US20200102432A1 (en) Flame-resistant structural composite material
KR20210096138A (ko) 비탄성률이 향상된 고성능 섬유 유리 조성물
Weichand et al. Basalt fibre reinforced SiOC-matrix composites: Manufacturing technologies and characterisation
TW201139318A (en) Glass fibre composition and composite material reinforced therewith
JP6989869B2 (ja) 無機繊維、布及び繊維強化プラスチック
CN103806169A (zh) 一种复合纤维布
US5464583A (en) Method for manufacturing whisker preforms and composites
Bunsell Oxide fibers for high-temperature reinforcement and insulation
JPS61236633A (ja) 塩基性媒体に耐性を有するガラス繊維及びセメント強化におけるその使用
US5166102A (en) Glass compositions containing oxygen and nitrogen and production of nitroceramics/vetroceramics composites therefrom
JP2020063760A (ja) 断熱材及びその製造方法
Wilshire et al. Creep of monolithic and fibre-reinforced silicon carbide
Chang et al. Fabrication and optical properties of an optically transparent glass fiber reinforced glass matrix composite

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200904

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210810

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210917

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211026

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6989869

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150