JPH068226B2 - 耐酸化性組成物 - Google Patents
耐酸化性組成物Info
- Publication number
- JPH068226B2 JPH068226B2 JP63189565A JP18956588A JPH068226B2 JP H068226 B2 JPH068226 B2 JP H068226B2 JP 63189565 A JP63189565 A JP 63189565A JP 18956588 A JP18956588 A JP 18956588A JP H068226 B2 JPH068226 B2 JP H068226B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- matrix
- weight percent
- glass
- fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C10/00—Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition
- C03C10/0036—Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and a divalent metal oxide as main constituents
- C03C10/0045—Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and a divalent metal oxide as main constituents containing SiO2, Al2O3 and MgO as main constituents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C10/00—Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition
- C03C10/0018—Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and monovalent metal oxide as main constituents
- C03C10/0027—Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition containing SiO2, Al2O3 and monovalent metal oxide as main constituents containing SiO2, Al2O3, Li2O as main constituents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C14/00—Glass compositions containing a non-glass component, e.g. compositions containing fibres, filaments, whiskers, platelets, or the like, dispersed in a glass matrix
- C03C14/002—Glass compositions containing a non-glass component, e.g. compositions containing fibres, filaments, whiskers, platelets, or the like, dispersed in a glass matrix the non-glass component being in the form of fibres, filaments, yarns, felts or woven material
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C2214/00—Nature of the non-vitreous component
- C03C2214/02—Fibres; Filaments; Yarns; Felts; Woven material
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C2214/00—Nature of the non-vitreous component
- C03C2214/02—Fibres; Filaments; Yarns; Felts; Woven material
- C03C2214/03—Fibres; Filaments; Yarns; Felts; Woven material surface treated, e.g. coated
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C2214/00—Nature of the non-vitreous component
- C03C2214/20—Glass-ceramics matrix
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、繊維強化組成物に関するもので、特に、高温
度下での使用に適した繊維強化組成物に関するものであ
る。
度下での使用に適した繊維強化組成物に関するものであ
る。
(従来の技術) 高温度で使用される炭化ケイ素繊維で強化されたガラス
−セラミツクスのマトリツクスの複合材は公知である。
炭化ケイ素で強化されたガラス−セラミツクのマトリツ
クスの複合材は、高温度における高いたわみ強度と特徴
としている。しかしながら炭化ケイ素繊維で強化された
ガラス−セラミツクのマトリツクスの組成物が酸化雰囲
気の中で高温度にさらされると、前記組成物の高いたわ
み強度が低下するおそれがある。
−セラミツクスのマトリツクスの複合材は公知である。
炭化ケイ素で強化されたガラス−セラミツクのマトリツ
クスの複合材は、高温度における高いたわみ強度と特徴
としている。しかしながら炭化ケイ素繊維で強化された
ガラス−セラミツクのマトリツクスの組成物が酸化雰囲
気の中で高温度にさらされると、前記組成物の高いたわ
み強度が低下するおそれがある。
(発明が解決しようとする課題) そこで本発明の目的は、上記の問題が解消して、酸化雰
囲気下において高温加熱されてもたわみ強度の低下が少
ない炭化ケイ素繊維で強化されたガラス−セラミツクの
マトリツクスの組成物を提供しようとするものである。
囲気下において高温加熱されてもたわみ強度の低下が少
ない炭化ケイ素繊維で強化されたガラス−セラミツクの
マトリツクスの組成物を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明の1実施態様によれば、組成物は、約20容積パ
ーセントから約60容積パーセントまでの炭化ケイ素繊
維と、約40容積パーセントから約80容積パーセント
までのガラス−セラミツクのマトリツクスより成る。ガ
ラス−セラミツクのマトリツクスは、約60重量パーセ
ントから約75重量パーセントまでの二酸化ケイ素(S
iO2)と、約15重量パーセントから約25重量パー
セントまでのアルミナ(Al2O3)と、約1.5重量パ
ーセントから約5重量パーセントまでの酸化リチウム
(Li2O)と、約1重量パーセントから約5重量パー
セントまでのMgOと、約3重量パーセントまでのZn
O2と、約3重量パーセントまでのAs2O3と、約2重
量パーセントあら約5重量パーセントまでの三酸化ホウ
素(B2O3)とを有している。繊維で強化された組成物
は、高温度における高いたわみ強度と酸化雰囲気内での
高温度における酸化に対する高い安定性との両方を示し
ている。
ーセントから約60容積パーセントまでの炭化ケイ素繊
維と、約40容積パーセントから約80容積パーセント
までのガラス−セラミツクのマトリツクスより成る。ガ
ラス−セラミツクのマトリツクスは、約60重量パーセ
ントから約75重量パーセントまでの二酸化ケイ素(S
iO2)と、約15重量パーセントから約25重量パー
セントまでのアルミナ(Al2O3)と、約1.5重量パ
ーセントから約5重量パーセントまでの酸化リチウム
(Li2O)と、約1重量パーセントから約5重量パー
セントまでのMgOと、約3重量パーセントまでのZn
O2と、約3重量パーセントまでのAs2O3と、約2重
量パーセントあら約5重量パーセントまでの三酸化ホウ
素(B2O3)とを有している。繊維で強化された組成物
は、高温度における高いたわみ強度と酸化雰囲気内での
高温度における酸化に対する高い安定性との両方を示し
ている。
本発明の別の実施態様によれば、組成物は、約20容積
パーセントから約60容積パーセントまでの炭化ケイ素
繊維と、約40容積パーセントから約80容積パーセン
トまでのガラス−セラミツクのマトリツクスより成る。
ガラス−セラミツクのマトリツクスは、約60重量パー
セントから約75重量パーセントまでのSiO2と、約
15重量パーセントから約25重量パーセントまでのA
l2O3と、約1.5重量パーセントから約5重量パーセ
ントまでのLi2Oと、約1重量パーセントから約5重
量パーセントまでのMgOと、約1重量パーセントから
約3重量パーセントまでのZrO2と、約0.4重量パ
ーセントから約2重量パーセントまでのNa2Oと、約
0.05重量パーセントから約0.5重量パーセントま
でのK2Oと、約0.5重量パーセントから約3重量パ
ーセントまでのAs2O3と、約2重量パーセントまでの
ZnOと、約2重量パーセントまでのBaOと、約1重
量パーセントまでのNd2O3と、約1重量パーセントま
でのB2O3とを有している。しかして、ZnOとBaO
とNa2OとK2OとAs2O3とについて組み合わされた
量は、約0.2重量パーセントと約3重量パーセントと
の間に設定されている。
パーセントから約60容積パーセントまでの炭化ケイ素
繊維と、約40容積パーセントから約80容積パーセン
トまでのガラス−セラミツクのマトリツクスより成る。
ガラス−セラミツクのマトリツクスは、約60重量パー
セントから約75重量パーセントまでのSiO2と、約
15重量パーセントから約25重量パーセントまでのA
l2O3と、約1.5重量パーセントから約5重量パーセ
ントまでのLi2Oと、約1重量パーセントから約5重
量パーセントまでのMgOと、約1重量パーセントから
約3重量パーセントまでのZrO2と、約0.4重量パ
ーセントから約2重量パーセントまでのNa2Oと、約
0.05重量パーセントから約0.5重量パーセントま
でのK2Oと、約0.5重量パーセントから約3重量パ
ーセントまでのAs2O3と、約2重量パーセントまでの
ZnOと、約2重量パーセントまでのBaOと、約1重
量パーセントまでのNd2O3と、約1重量パーセントま
でのB2O3とを有している。しかして、ZnOとBaO
とNa2OとK2OとAs2O3とについて組み合わされた
量は、約0.2重量パーセントと約3重量パーセントと
の間に設定されている。
本発明のこれらとその他の特徴と特長は、下記の説明に
よりさらに明らかとなるであろう。
よりさらに明らかとなるであろう。
(実施例) 本発明に係る炭化ケイ素繊維は、連続した炭化ケイ素繊
維であつてもよく、不連続な炭化ケイ素繊維であつても
よい。本発明を実施するにあたり、使用にさいし炭化け
い素繊維が強化されていることが好ましいが、本発明の
組成物を製造した後、炭素リツチな界面層を示す繊維を
強化を強化するものであればどのようなものでも適当で
ある。炭素リツチな層は、組成物を製造する前に、例え
ば、SCS−6(アブコ社製)、HPZ(ダウ・コーニ
ング社製)またはネクステル(3M社製)繊維のごとき
繊維強化材の表面に(例えば、化学的な蒸着により)付
加することができる。炭素リッチな界面層は、例えば、
ニカロン(日本カーボン社製)、MPDZ(ダウ・コー
ニング社製)またはタイラノ(宇部興産社製)のごとき
繊維を使用して組成物を製造する間、適所に形成され
る。本発明に使用する特に適していることが判明した炭
化ケイ素繊維は、ニカロン(日本カーボン社製)として
知られているものである。ニカロン繊維は、繊維の平均
の直径が約10ミクロンであつて、1本の粗糸当たり約
500本の繊維を有する糸として利用に供されている。
繊維の平均引張強度は約2000MPa(3x106p
si)であり、また弾性係数は約221GPa(32x
106psi)である。
維であつてもよく、不連続な炭化ケイ素繊維であつても
よい。本発明を実施するにあたり、使用にさいし炭化け
い素繊維が強化されていることが好ましいが、本発明の
組成物を製造した後、炭素リツチな界面層を示す繊維を
強化を強化するものであればどのようなものでも適当で
ある。炭素リツチな層は、組成物を製造する前に、例え
ば、SCS−6(アブコ社製)、HPZ(ダウ・コーニ
ング社製)またはネクステル(3M社製)繊維のごとき
繊維強化材の表面に(例えば、化学的な蒸着により)付
加することができる。炭素リッチな界面層は、例えば、
ニカロン(日本カーボン社製)、MPDZ(ダウ・コー
ニング社製)またはタイラノ(宇部興産社製)のごとき
繊維を使用して組成物を製造する間、適所に形成され
る。本発明に使用する特に適していることが判明した炭
化ケイ素繊維は、ニカロン(日本カーボン社製)として
知られているものである。ニカロン繊維は、繊維の平均
の直径が約10ミクロンであつて、1本の粗糸当たり約
500本の繊維を有する糸として利用に供されている。
繊維の平均引張強度は約2000MPa(3x106p
si)であり、また弾性係数は約221GPa(32x
106psi)である。
繊維で強化された耐火物であるリチウム・アルミノケイ
酸塩のガラス−セラミツクのマトリツクス組成物は、出
願人が所有する米国特許第4,324,843号と第
4,485,179号に開示されている。本発明の組成
物のマトリツクスは、選択された量のB2O3が添加され
ている点で従来の耐火物のリチウム・アルミノケイ酸塩
のガラス−セラミツク組成物と異なつている。
酸塩のガラス−セラミツクのマトリツクス組成物は、出
願人が所有する米国特許第4,324,843号と第
4,485,179号に開示されている。本発明の組成
物のマトリツクスは、選択された量のB2O3が添加され
ている点で従来の耐火物のリチウム・アルミノケイ酸塩
のガラス−セラミツク組成物と異なつている。
本発明の1実施例によれば、重量パーセントで表わされ
ている適当なマトリツクスとしては、ZnとBaOとN
a2OとK2OとAsO3について結合された量が0.2
重量パーセントと3パーセントとの間にあるものとすれ
ば、次ぎのものを挙げることができる。
ている適当なマトリツクスとしては、ZnとBaOとN
a2OとK2OとAsO3について結合された量が0.2
重量パーセントと3パーセントとの間にあるものとすれ
ば、次ぎのものを挙げることができる。
SiO2 60−70 Al2O2 15−25 Li2O 1.5−5 B2O3 1−5 MgO 1−5 ZnO 0−2 ZrO2 0−3 BaO 0−2 Nd2O3 0−1 Na2O 0−2 K2O 0−0.55 As2O3 0−3 本発明の別の実施例によれば、重量パーセントにより表
わされている適当なマトリツクス組成物としては、次ぎ
のものを挙げることができる。
わされている適当なマトリツクス組成物としては、次ぎ
のものを挙げることができる。
SIO2 60−75 AI2O3 15−25 Li2O 1.5−5 MgO 1−5 ZrO3 0−3 As2O3 0−3 B2O3 2−5 上記の範囲内にはいる適当なガラス−セラミツク組成物
は、2つの方法により調製することができる。一般に使
用されているホウケイ酸塩ガラスの粉末(例えば、コー
ニング7740)を一般に使用されているリチウム・ア
ルミノケイ酸塩ガラスの粉末と混合し、上記の範囲内に
はいる組成物が得られる。その他、B2O3をあらかじめ
溶けたリチウム・アルミノケイ酸塩に添加してもよい。
は、2つの方法により調製することができる。一般に使
用されているホウケイ酸塩ガラスの粉末(例えば、コー
ニング7740)を一般に使用されているリチウム・ア
ルミノケイ酸塩ガラスの粉末と混合し、上記の範囲内に
はいる組成物が得られる。その他、B2O3をあらかじめ
溶けたリチウム・アルミノケイ酸塩に添加してもよい。
マウネシウム・アルミノケイ酸塩、バリウムのアルミノ
ケイ酸塩、カルシウム・アルミノケイ酸塩のごときガラ
ス−セラミツクスの組成物にもとずく他の耐火物のマト
リツクスまたはガラス−セラミツク材料の組み合わせに
基づくマトリツクスは、本発明のマトリツクスとしては
有用である。
ケイ酸塩、カルシウム・アルミノケイ酸塩のごときガラ
ス−セラミツクスの組成物にもとずく他の耐火物のマト
リツクスまたはガラス−セラミツク材料の組み合わせに
基づくマトリツクスは、本発明のマトリツクスとしては
有用である。
“ガラス−セラミツク”の用語は、プロセスのパラメー
タによるが、ガラス層からだけ成るかまたはガラス層と
セラミツク層より成る材料を指すようこの明細書では使
用されている。
タによるが、ガラス層からだけ成るかまたはガラス層と
セラミツク層より成る材料を指すようこの明細書では使
用されている。
本発明の組成物は、SiCを含む層を熱間プレスする
か、または組成物を固めるためSiCの繊維とガラス−
セラミツクのマトリックス組成物との混合物を熱間プレ
ス、しかるのちに、部分的に結晶状のマトリツクスを必
要とする場合は、マトリツクスを結晶化するために固め
られた組成物を加熱することにより製造することが出来
る。
か、または組成物を固めるためSiCの繊維とガラス−
セラミツクのマトリックス組成物との混合物を熱間プレ
ス、しかるのちに、部分的に結晶状のマトリツクスを必
要とする場合は、マトリツクスを結晶化するために固め
られた組成物を加熱することにより製造することが出来
る。
組成物を用いる強化繊維は、例えば出願人が所有する米
国特許第4,341,826号に開示されている。この
米国特許第4,341,826号の強化繊維に関する開
示は、本発明の開示の一部として採用する。この強化繊
維材と粉末状のガラス−セラミツクのマトリツクス組成
物とを含有したプライを重ね合わせることにより形成さ
れることが好ましい。各プライの中における繊維が強化
される向きがほぼ一方向であり、連続したプライの繊維
の向きの間の関係が組成物に所要の特性を与えるよう選
択された層が重ね合わされている。例えば、本発明の組
成物は、この明細書で“0゜”の方向として表示されて
いる基準横行に向きぎめされた繊維を有するプライとこ
の明細書で“90゜”の方向として表示されている基準
方向に関し90゜の角度で向きぎめされた繊維を有する
プライを交互に重ね合わせるようにしてもよい。
国特許第4,341,826号に開示されている。この
米国特許第4,341,826号の強化繊維に関する開
示は、本発明の開示の一部として採用する。この強化繊
維材と粉末状のガラス−セラミツクのマトリツクス組成
物とを含有したプライを重ね合わせることにより形成さ
れることが好ましい。各プライの中における繊維が強化
される向きがほぼ一方向であり、連続したプライの繊維
の向きの間の関係が組成物に所要の特性を与えるよう選
択された層が重ね合わされている。例えば、本発明の組
成物は、この明細書で“0゜”の方向として表示されて
いる基準横行に向きぎめされた繊維を有するプライとこ
の明細書で“90゜”の方向として表示されている基準
方向に関し90゜の角度で向きぎめされた繊維を有する
プライを交互に重ね合わせるようにしてもよい。
繊維強化材は、繊維により強化されたガラス−セラミツ
クのマトリツクスの複合材料について約20%と約60
%との間にある容積部分より成ることが好ましい。も
し、繊維の容積部分が約20%を下回る場合、繊維を適
切に分散させることは困難であり、また、もし、繊維の
容積部分が約60%を越える場合、ガラス−セラミツク
のマトリツクスの複合材料の剪断特性は低下する。
クのマトリツクスの複合材料について約20%と約60
%との間にある容積部分より成ることが好ましい。も
し、繊維の容積部分が約20%を下回る場合、繊維を適
切に分散させることは困難であり、また、もし、繊維の
容積部分が約60%を越える場合、ガラス−セラミツク
のマトリツクスの複合材料の剪断特性は低下する。
しかるのち、積み重ねられたパイルは、約17.4Kg
/cm2(250psi)から約347Kg/cm
2(5Ksi)までの間の圧力のもと約1200゜Cと
約1500゜Cとの間の温度で約2分から約1時間まで
の時間にわたつて熱間プレスされる。なお、上記より時
間を短くする場合は、通常、上記より温度と圧力を高く
することが必要である。
/cm2(250psi)から約347Kg/cm
2(5Ksi)までの間の圧力のもと約1200゜Cと
約1500゜Cとの間の温度で約2分から約1時間まで
の時間にわたつて熱間プレスされる。なお、上記より時
間を短くする場合は、通常、上記より温度と圧力を高く
することが必要である。
固化の後、組成物は、マトリツクスを結晶化させるた
め、好適にはアルゴンのごとき不活性な雰囲気の中で約
2時間から約48時間までの時間にわたつて約800゜
Cから約1200゜Cまでの間の温度まで加熱される。
め、好適にはアルゴンのごとき不活性な雰囲気の中で約
2時間から約48時間までの時間にわたつて約800゜
Cから約1200゜Cまでの間の温度まで加熱される。
特定の理論により限定されることを望むものではない
が、酸化に対する抵抗を改善できたことは、いくつかの
フアクターの相互作用によるものと思われる。
が、酸化に対する抵抗を改善できたことは、いくつかの
フアクターの相互作用によるものと思われる。
炭素リツチな層は、炭化ケイ素繊維による強化されたガ
ラス−セラミツクのマトリツクスの組成物を製造してい
る間、繊維/マトリツクスの界面で形成される。炭素リ
ツチな界面層は、酸化体にさらされると、約500゜C
を上回る温度で容易に酸化される。酸化体は、マトリツ
クスの中の微小割れを介しかつ微小割れの箇所と組成物
の表面と交差する繊維の切断端とから界面層に沿つて酸
化体が拡散することにより界面層と接触する。界面層が
酸化すると、組成物のたわみ強度が劣化する結果とな
る。
ラス−セラミツクのマトリツクスの組成物を製造してい
る間、繊維/マトリツクスの界面で形成される。炭素リ
ツチな界面層は、酸化体にさらされると、約500゜C
を上回る温度で容易に酸化される。酸化体は、マトリツ
クスの中の微小割れを介しかつ微小割れの箇所と組成物
の表面と交差する繊維の切断端とから界面層に沿つて酸
化体が拡散することにより界面層と接触する。界面層が
酸化すると、組成物のたわみ強度が劣化する結果とな
る。
微小割れは、マトリツクス材料の脆性破壊により生じる
とともに、組成物の温度が変化したとき、組成物が寸法
上の変化を受けるにしたがつて発生する応力により生じ
る。
とともに、組成物の温度が変化したとき、組成物が寸法
上の変化を受けるにしたがつて発生する応力により生じ
る。
本発明のマトリツクスの中にB2O3が含まれていると、
比較的多くの量が存在し、B2O3が含まれていない同族
のリチウム・アルミノケイ酸塩のマトリツクス組成物の
ガラス状の層よりも粘性が低いガラス状の層が残留する
結果となる。残留したガラス状の層の粘性が低いと、製
造の間に生じた応力を塑性状の流動により解放すること
により微小割れの形成が阻止されることになる。ガラス
状の層の粘性が低くなくことは、のちほど説明される荷
重支持能力に関する温度の制限が低下する原因ともな
る。
比較的多くの量が存在し、B2O3が含まれていない同族
のリチウム・アルミノケイ酸塩のマトリツクス組成物の
ガラス状の層よりも粘性が低いガラス状の層が残留する
結果となる。残留したガラス状の層の粘性が低いと、製
造の間に生じた応力を塑性状の流動により解放すること
により微小割れの形成が阻止されることになる。ガラス
状の層の粘性が低くなくことは、のちほど説明される荷
重支持能力に関する温度の制限が低下する原因ともな
る。
マグネシウム・ホウ素アルミノケイ酸塩より成る粘性の
低いガラス層の皮膜が組成物の表面上かつ該表面と交差
する繊維の端部の回りで形成されて、組成物の表面と交
差する繊維の切断端で繊維/マトリツクスの界面を効果
的に封止する酸素拡散バリヤーを提供するとともに、
“ハイプライン状の”の酸化が炭素リツチな界面層の長
さに沿つて組成物の表面で生じることが阻止される。
低いガラス層の皮膜が組成物の表面上かつ該表面と交差
する繊維の端部の回りで形成されて、組成物の表面と交
差する繊維の切断端で繊維/マトリツクスの界面を効果
的に封止する酸素拡散バリヤーを提供するとともに、
“ハイプライン状の”の酸化が炭素リツチな界面層の長
さに沿つて組成物の表面で生じることが阻止される。
本発明のマトリツクス中のセラミツク層に対する残留ガ
ラス状層の相対的な割合は、本発明の炭化ケイ素繊維に
よる強化に正確にマツチした熱膨張係数を示すマトリツ
クスを提供するものである。これに伴つて、組成物の温
度が変化したとき発生する熱応力の大きさを減少させる
ことにより、マトリツクスに微小割れが生じることが阻
止される。
ラス状層の相対的な割合は、本発明の炭化ケイ素繊維に
よる強化に正確にマツチした熱膨張係数を示すマトリツ
クスを提供するものである。これに伴つて、組成物の温
度が変化したとき発生する熱応力の大きさを減少させる
ことにより、マトリツクスに微小割れが生じることが阻
止される。
最後に、ホウ素がマトリツクスから界面層を横切つて炭
化ケイ素繊維強化材の中に拡散することが、オージエ走
査解析により明らかにされている。繊維/マトリツクス
の界面でホウ素が存在することは、高温度の酸化雰囲気
に露出した界面のうち炭素リツチの界面層が酸化に対す
る抵抗を大幅に改善しているように思われる。
化ケイ素繊維強化材の中に拡散することが、オージエ走
査解析により明らかにされている。繊維/マトリツクス
の界面でホウ素が存在することは、高温度の酸化雰囲気
に露出した界面のうち炭素リツチの界面層が酸化に対す
る抵抗を大幅に改善しているように思われる。
実施1 4つの異なつたガラス−セラミツクのマトリツクスの組
成を使用することにより、炭化ケイ素繊維(ニカロン)
で強化されたガラス−セラミツクのマトリツクスの組成
物の試験片が調製された。ガラス−セラミツクスのマト
リツクスを重量パーセントで表した組成は、第1表に示
されている通りである。
成を使用することにより、炭化ケイ素繊維(ニカロン)
で強化されたガラス−セラミツクのマトリツクスの組成
物の試験片が調製された。ガラス−セラミツクスのマト
リツクスを重量パーセントで表した組成は、第1表に示
されている通りである。
組成Aは、リチウム・アルミノケイ酸塩ガラス−セラミ
ツクの組成より成る。
ツクの組成より成る。
組成Bは、組成Aが75重量パーセントとホウケイ酸塩
のガラス粉末(コーニング7740)が25重量パーセ
ントとの混合物より成る。
のガラス粉末(コーニング7740)が25重量パーセ
ントとの混合物より成る。
組成Cは、組成Aが90重量パーセントとホウケイ酸塩
のガラス粉末(コーニング7740)が10重量パーセ
ントとの混合物より成る。
のガラス粉末(コーニング7740)が10重量パーセ
ントとの混合物より成る。
組成BとCは、ガラス−セラミツクスとラスの粉末をボ
ールを使用して混合することにより形成された。
ールを使用して混合することにより形成された。
試験片は、69.4Kg/mm2(1Ksi)のもと1
250゜Cより1350゜Cまでの温度で30分間にわ
たり熱間プレスすることにより固化された。固化した試
験片は、マトリツクスを結晶化させるため、900゜C
の温度で16時間にわたつてアルゴン雰囲気の中で加熱
された。マトリツクスの組成と各タイプの試験片の繊維
強化材の容積パーセントは第2表に示されている通りで
ある。試験片はすべて、組成物の表面に2つの連続した
0゜の向きを有するパイルを備えた0゜と90゜に交互
に向きぎめされたパイルより成る。
250゜Cより1350゜Cまでの温度で30分間にわ
たり熱間プレスすることにより固化された。固化した試
験片は、マトリツクスを結晶化させるため、900゜C
の温度で16時間にわたつてアルゴン雰囲気の中で加熱
された。マトリツクスの組成と各タイプの試験片の繊維
強化材の容積パーセントは第2表に示されている通りで
ある。試験片はすべて、組成物の表面に2つの連続した
0゜の向きを有するパイルを備えた0゜と90゜に交互
に向きぎめされたパイルより成る。
各マトリツクスの組成から形成された試験片の室温たわ
み強度は、高温で組成物を酸素に露出させた後、試験さ
れた。結果は第2表に示されている通りである。
み強度は、高温で組成物を酸素に露出させた後、試験さ
れた。結果は第2表に示されている通りである。
マトリツクスの組成Aを有する試験片は、O2に露出さ
せた後、たわみ強度が低下したことを示した。強度の低
下は、繊維/マトリツクスの界面で炭素の層が酸化した
ことを示すものである。
せた後、たわみ強度が低下したことを示した。強度の低
下は、繊維/マトリツクスの界面で炭素の層が酸化した
ことを示すものである。
マトリツクスの組成BまたはCを有する試験片はそれぞ
れ、B2O3を添加することにより高い酸化に対する安定
性に示す温度範囲にわたつて高いたわみ強度を示した。
れ、B2O3を添加することにより高い酸化に対する安定
性に示す温度範囲にわたつて高いたわみ強度を示した。
一連の試験片の3点におけるたわみ強度は、空気中で高
い温度で測定された。いろいろな温度におけるマトリツ
クスの組成と、容積パーセントで表した繊維と、たわみ
強度、第3表に示されている通りである。
い温度で測定された。いろいろな温度におけるマトリツ
クスの組成と、容積パーセントで表した繊維と、たわみ
強度、第3表に示されている通りである。
マトリツクスの組成Aを有する試験片は、1100℃ま
での温度で高いたわみ強度を示した。マトリツクスBま
たはCを有する試験片はそれぞれ、1000℃までの温
度では高いたわみ強度を示したが、1000℃を越える
と、たわみ強度が急激に低下することを示した。これら
の結果は、マトリツクス中のB2O3濃度が増加すると、
組成物の耐火度が低下することを示すものである。
での温度で高いたわみ強度を示した。マトリツクスBま
たはCを有する試験片はそれぞれ、1000℃までの温
度では高いたわみ強度を示したが、1000℃を越える
と、たわみ強度が急激に低下することを示した。これら
の結果は、マトリツクス中のB2O3濃度が増加すると、
組成物の耐火度が低下することを示すものである。
実施2 0゜に向きぎめされた表面層が使用されたことを除き、
実施1の方法に従つて組成物のサムプルが調製された。
使用されたマトリツクスの組成を重量パーセントで表し
たものが、第4表に示されている。
実施1の方法に従つて組成物のサムプルが調製された。
使用されたマトリツクスの組成を重量パーセントで表し
たものが、第4表に示されている。
組成Eは、リチウム・アルミノケイ酸塩より成る。
組成Fは、組成Eが98.3重量パーセントとB2O3が
1.7重量パーセントとの混合物より成る。
1.7重量パーセントとの混合物より成る。
組成Gは、組成Eが96.7重量パーセントとB2O3が
3.3重量パーセントとの混合物より成る。
3.3重量パーセントとの混合物より成る。
組成Hは、組成Eが95重量パーセントとB2O3が5重
量パーセントとの混合物より成る。
量パーセントとの混合物より成る。
組成Iは、組成Eが75重量パーセントとホウケイ酸塩
(コーニング7740)が25重量パーセントとの混合
物より成る。
(コーニング7740)が25重量パーセントとの混合
物より成る。
サンプルは高温で70時間にわたつてO2に露出され
た。O2への露出に続いて、サンプルは、3点における
たわみ試験に付された。試験の結果は、第5表に示され
ている通りである。
た。O2への露出に続いて、サンプルは、3点における
たわみ試験に付された。試験の結果は、第5表に示され
ている通りである。
マトリツクスの組成Eを有する試験片は、O2に露出さ
せた後、たわみ強度が低下したことを示した。強度の低
下は、繊維/マトリツクスの界面にある炭素の層で酸化
が生じたことを示すものである。
せた後、たわみ強度が低下したことを示した。強度の低
下は、繊維/マトリツクスの界面にある炭素の層で酸化
が生じたことを示すものである。
マトリツクスの組成Eを有する試験片も、O2に露出さ
せた後、たわみ強度が低下したことを示した。マトリツ
クスの組成Eを有する試験片について第2表に示されて
いる結果と比較すれば明らかなように、B2O3の含有量
が約2.0重量パーセントを下回る場合、Na2O,K2
OまたはZnOのごとき他の融点の低い金属酸化物の成
分と結合されない限り、効果的ではない。
せた後、たわみ強度が低下したことを示した。マトリツ
クスの組成Eを有する試験片について第2表に示されて
いる結果と比較すれば明らかなように、B2O3の含有量
が約2.0重量パーセントを下回る場合、Na2O,K2
OまたはZnOのごとき他の融点の低い金属酸化物の成
分と結合されない限り、効果的ではない。
マトリツクスの組成G,HまたはIを有する試験片はそ
れぞれ、関係のある温度範囲全体にわたつて高いたわみ
強度を示すとともに、B2O3を添加することにより酸化
に対する高い安定性が与えられることが明らかとなつ
た。マトリツクスの組成Hに関する結果は、3.3重量
パーセントを上回ってB2O3の濃度を増加させたにもか
かわらず、酸化の対する安定性についてなんら付加的な
特長が得られなかったことを示している。実施1の第1
表に示されている結果は、マトリツクス中のB2O3の濃
度が増加すると、組成物が荷重支持能力を示す上部温度
限界が低下する傾向があるので、マトリツクス組成Eに
もとづくB2O3のマトリツクス組成については、約3重
量パーセントから約4重量パーセントまでのB2O3含有
量が、本発明の目的を達成するにあたり特に好ましい。
れぞれ、関係のある温度範囲全体にわたつて高いたわみ
強度を示すとともに、B2O3を添加することにより酸化
に対する高い安定性が与えられることが明らかとなつ
た。マトリツクスの組成Hに関する結果は、3.3重量
パーセントを上回ってB2O3の濃度を増加させたにもか
かわらず、酸化の対する安定性についてなんら付加的な
特長が得られなかったことを示している。実施1の第1
表に示されている結果は、マトリツクス中のB2O3の濃
度が増加すると、組成物が荷重支持能力を示す上部温度
限界が低下する傾向があるので、マトリツクス組成Eに
もとづくB2O3のマトリツクス組成については、約3重
量パーセントから約4重量パーセントまでのB2O3含有
量が、本発明の目的を達成するにあたり特に好ましい。
本発明に係る繊維で強化されたガラス−セラミツクのマ
トリツクスの組成物は、高温における高い荷重支持能力
と酸化に対する高い安定性の両方を示している。
トリツクスの組成物は、高温における高い荷重支持能力
と酸化に対する高い安定性の両方を示している。
本発明の組成物は、約1000℃までの温度では短時間
における高いたわみ強度を示しているが、クリープと応
力破壊についての研究の結果、長期間にわたる荷重支持
能力は、約800℃までの温度に制限されることが明ら
かにされている。しかし、800℃を上回った温度で本
発明に係る組成物を使用することは、低い応力の条件の
もとでは可能かもしれない。
における高いたわみ強度を示しているが、クリープと応
力破壊についての研究の結果、長期間にわたる荷重支持
能力は、約800℃までの温度に制限されることが明ら
かにされている。しかし、800℃を上回った温度で本
発明に係る組成物を使用することは、低い応力の条件の
もとでは可能かもしれない。
本発明の組成物は、酸化に対する高い安定性を示してい
るが、大気温度から800℃を上回った温度範囲で長期
間にわたつてO2に露出した後でも、室温でのたわみ強
度の実質的な劣化を示してはいない。
るが、大気温度から800℃を上回った温度範囲で長期
間にわたつてO2に露出した後でも、室温でのたわみ強
度の実質的な劣化を示してはいない。
本発明の実施例について本発明を説明したが、請求項に
記載されている本発明の精神と範囲から逸脱しない限
り、本発明にいろいろな変更を加えてさつしかえないこ
とは、当業者であれば容易に理解していただけよう。
記載されている本発明の精神と範囲から逸脱しない限
り、本発明にいろいろな変更を加えてさつしかえないこ
とは、当業者であれば容易に理解していただけよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カール エム.プレオ アメリカ合衆国,コネチカット,バーノ ン,インディアン トレイル 63 (56)参考文献 特開 昭63−297278(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】約20容積%乃至約60容積%の炭化ケイ
素繊維と、 約40容積%乃至約80容積%のガラス−セラミックの
マトリックスから成り、前記ガラス−セラミックのマト
リックスの組成が、 約60重量%乃至約70重量%のSiO2と、 約15重量%乃至約25重量%のAl2O3と、 約1.5重量%乃至約5重量%のLi2Oと、 約1重量%乃至約5重量%のMgOと、 約1重量乃至約3重量%のZrO2と、 約0.4重量%乃至約2重量%のNa2Oと、 約0.05重量%乃至約0.5重量%のK2Oと、 約0.5重量乃至約3重量%のAs2O3と、 約2重量%までのZnOと、 約2重量%までのBaOと、 約1重量%までのNd2o3と、 約1重量%乃至約5重量%のB2O3から成り、 Zn、BaO、Na2O、K2OおよびAs2O3を組み合
わせた量が、約0.2重量%乃至約3重量%であること
を特徴とする繊維強化組成物。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/108,855 US4857485A (en) | 1987-10-14 | 1987-10-14 | Oxidation resistant fiber reinforced composite article |
US108,855 | 1987-10-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01115878A JPH01115878A (ja) | 1989-05-09 |
JPH068226B2 true JPH068226B2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=22324453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63189565A Expired - Lifetime JPH068226B2 (ja) | 1987-10-14 | 1988-07-28 | 耐酸化性組成物 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4857485A (ja) |
JP (1) | JPH068226B2 (ja) |
FR (1) | FR2621908B1 (ja) |
GB (1) | GB2211837B (ja) |
Families Citing this family (37)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2655327B1 (fr) * | 1989-12-04 | 1993-04-16 | Onera (Off Nat Aerospatiale) | Composition vitroceramique li-al-si-o et son procede de fabrication. |
US4935387A (en) * | 1988-10-24 | 1990-06-19 | Corning Incorporated | Fiber-reinforced composite comprising mica matrix or interlayer |
GB2265617B (en) * | 1988-12-27 | 1994-03-16 | Corning Inc | Glass-doped ceramic matrix composites |
FR2648806B1 (fr) * | 1989-06-21 | 1993-02-12 | Ceram Composites | Materiau composite a matrice vitroceramique renforcee et son procede de preparation |
FR2648805B1 (fr) * | 1989-06-21 | 1992-11-13 | Ceramiques Composites | Materiaux composites a matrice vitreuse renforcee et leur procede de preparation |
US5474635A (en) * | 1994-03-07 | 1995-12-12 | United Technologies Corporation | Joining non-coplanar panels and structures of fiber reinforced composites |
US6025048A (en) * | 1995-06-29 | 2000-02-15 | The Regents Of The University Of California | Hybrid ceramic matrix composite laminates |
TR200102496T2 (tr) | 1999-02-24 | 2002-01-21 | Ho Cha Min | Stoklar, bonolar, malzemeler, opsiyonlar, endeksler, cari fiyatlar, vb. için otamatik sipariş yöntemi ve ticaret sistemi |
JP2001312609A (ja) * | 2000-04-28 | 2001-11-09 | Toshiba Corp | ネットワークを利用した創作者発掘方法及び情報収集方法 |
JP3754897B2 (ja) * | 2001-02-09 | 2006-03-15 | キヤノン株式会社 | 半導体装置用基板およびsoi基板の製造方法 |
FR2856055B1 (fr) * | 2003-06-11 | 2007-06-08 | Saint Gobain Vetrotex | Fils de verre aptes a renforcer des matieres organiques et/ou inorganiques, composites les renfermant et composition utilisee |
FR2879591B1 (fr) * | 2004-12-16 | 2007-02-09 | Saint Gobain Vetrotex | Fils de verre aptes a renforcer des matieres organiques et/ou inorganiques |
US8338319B2 (en) * | 2008-12-22 | 2012-12-25 | Ocv Intellectual Capital, Llc | Composition for high performance glass fibers and fibers formed therewith |
US9656903B2 (en) * | 2005-11-04 | 2017-05-23 | Ocv Intellectual Capital, Llc | Method of manufacturing high strength glass fibers in a direct melt operation and products formed there from |
US8586491B2 (en) | 2005-11-04 | 2013-11-19 | Ocv Intellectual Capital, Llc | Composition for high performance glass, high performance glass fibers and articles therefrom |
US9187361B2 (en) | 2005-11-04 | 2015-11-17 | Ocv Intellectual Capital, Llc | Method of manufacturing S-glass fibers in a direct melt operation and products formed there from |
US7799713B2 (en) * | 2005-11-04 | 2010-09-21 | Ocv Intellectual Capital, Llc | Composition for high performance glass, high performance glass fibers and articles therefrom |
US7823417B2 (en) * | 2005-11-04 | 2010-11-02 | Ocv Intellectual Capital, Llc | Method of manufacturing high performance glass fibers in a refractory lined melter and fiber formed thereby |
DE102006056209B4 (de) * | 2006-11-29 | 2009-09-10 | Schott Ag | Panzermaterial und Verfahren zu dessen Herstellung |
USD615218S1 (en) | 2009-02-10 | 2010-05-04 | Owens Corning Intellectual Capital, Llc | Shingle ridge vent |
USD628718S1 (en) | 2008-10-31 | 2010-12-07 | Owens Corning Intellectual Capital, Llc | Shingle ridge vent |
US8252707B2 (en) * | 2008-12-24 | 2012-08-28 | Ocv Intellectual Capital, Llc | Composition for high performance glass fibers and fibers formed therewith |
US9359251B2 (en) | 2012-02-29 | 2016-06-07 | Corning Incorporated | Ion exchanged glasses via non-error function compressive stress profiles |
US10370855B2 (en) | 2012-10-10 | 2019-08-06 | Owens Corning Intellectual Capital, Llc | Roof deck intake vent |
USD710985S1 (en) | 2012-10-10 | 2014-08-12 | Owens Corning Intellectual Capital, Llc | Roof vent |
US9586860B2 (en) * | 2012-11-20 | 2017-03-07 | Corning Incorporated | Method of making three dimensional glass ceramic article |
US11079309B2 (en) | 2013-07-26 | 2021-08-03 | Corning Incorporated | Strengthened glass articles having improved survivability |
US10118858B2 (en) | 2014-02-24 | 2018-11-06 | Corning Incorporated | Strengthened glass with deep depth of compression |
TW202311197A (zh) | 2014-06-19 | 2023-03-16 | 美商康寧公司 | 無易碎應力分布曲線的玻璃 |
CN112340984A (zh) | 2014-10-08 | 2021-02-09 | 康宁股份有限公司 | 包含金属氧化物浓度梯度的玻璃和玻璃陶瓷 |
US10150698B2 (en) | 2014-10-31 | 2018-12-11 | Corning Incorporated | Strengthened glass with ultra deep depth of compression |
TWI726720B (zh) | 2014-11-04 | 2021-05-01 | 美商康寧公司 | 深不易碎的應力分佈及其製造方法 |
US11613103B2 (en) | 2015-07-21 | 2023-03-28 | Corning Incorporated | Glass articles exhibiting improved fracture performance |
US9701569B2 (en) | 2015-07-21 | 2017-07-11 | Corning Incorporated | Glass articles exhibiting improved fracture performance |
KR102029948B1 (ko) | 2015-12-11 | 2019-10-08 | 코닝 인코포레이티드 | 금속 산화물 농도 구배를 포함하는 융합-형성가능한 유리계 제품 |
EP3904302A1 (en) | 2016-04-08 | 2021-11-03 | Corning Incorporated | Glass-based articles including a metal oxide concentration gradient |
EP3397597B1 (en) * | 2016-04-08 | 2023-11-08 | Corning Incorporated | Glass-based articles including a stress profile comprising two regions, and methods of making |
Family Cites Families (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
LU47773A1 (ja) * | 1964-01-13 | 1965-05-11 | ||
GB1223193A (en) * | 1968-08-24 | 1971-02-24 | Rolls Royce | Composite material |
US4324843A (en) * | 1980-02-13 | 1982-04-13 | United Technologies Corporation | Continuous length silicon carbide fiber reinforced ceramic composites |
US4341826A (en) * | 1980-02-13 | 1982-07-27 | United Technologies Corporation | Internal combustion engine and composite parts formed from silicon carbide fiber-reinforced ceramic or glass matrices |
US4399231A (en) * | 1982-02-05 | 1983-08-16 | United Technologies Corporation | Discontinuous silicon carbide fiber reinforced glass composites |
US4410635A (en) * | 1982-02-05 | 1983-10-18 | United Technologies Corporation | Discontinuous silicon carbide fiber reinforced ceramic composites |
US4485179A (en) * | 1982-05-20 | 1984-11-27 | United Technologies Corporation | Reaction inhibited-silicon carbide fiber reinforced high temperature glass-ceramic composites |
CA1198744A (en) * | 1982-05-20 | 1985-12-31 | Kenneth Chyung | Reaction inhibited-silicon carbide fiber reinforced high temperature glass-ceramic composites; glass ceramic composition of high refractoriness |
US4464192A (en) * | 1982-05-25 | 1984-08-07 | United Technologies Corporation | Molding process for fiber reinforced glass matrix composite articles |
US4412854A (en) * | 1982-05-25 | 1983-11-01 | United Technologies Corporation | Method of producing fiber reinforced glass matrix composite articles of complex shape |
US4391914A (en) * | 1982-06-14 | 1983-07-05 | Corning Glass Works | Strengthened glass-ceramic article and method |
US4589900A (en) * | 1983-03-17 | 1986-05-20 | United Technologies Corporation | High-strength thermally stable magnesium aluminosilicate glass-ceramic matrix sic fiber composite |
US4588699A (en) * | 1983-03-17 | 1986-05-13 | United Technologies Corporation | High strength, thermally stable magnesium aluminosilicate glass-ceramic matrix-sic fiber composites |
US4752313A (en) * | 1986-12-16 | 1988-06-21 | Corning Glass Works | Pultrusion process for fiber-reinforced composites |
US5132178A (en) * | 1987-05-08 | 1992-07-21 | Corning Incorporated | Ceramic matrix composites exhibiting high interlaminar shear strength |
-
1987
- 1987-10-14 US US07/108,855 patent/US4857485A/en not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-07-28 JP JP63189565A patent/JPH068226B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1988-10-04 GB GB8823252A patent/GB2211837B/en not_active Expired - Fee Related
- 1988-10-14 FR FR888813596A patent/FR2621908B1/fr not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB8823252D0 (en) | 1988-11-09 |
GB2211837A (en) | 1989-07-12 |
JPH01115878A (ja) | 1989-05-09 |
FR2621908B1 (fr) | 1991-03-29 |
FR2621908A1 (fr) | 1989-04-21 |
US4857485A (en) | 1989-08-15 |
GB2211837B (en) | 1991-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH068226B2 (ja) | 耐酸化性組成物 | |
US5132178A (en) | Ceramic matrix composites exhibiting high interlaminar shear strength | |
CA1319496C (en) | Fiber-reinforced composite comprising mica matrix or interlayer | |
US5468318A (en) | High flexural strength ceramic fiber reinforced silicon carboxide composite | |
CA1272741A (en) | Cordierite ceramics containing silicon carbide whisker reinforcement | |
US4615987A (en) | Reinforcement of alkaline earth aluminosilicate glass-ceramics | |
JP2521115B2 (ja) | ガラスセラミック母材複合体 | |
US5354602A (en) | Reinforced silicon carboxide composite with boron nitride coated ceramic fibers | |
US4948758A (en) | Fiber-reinforced composite comprising mica matrix or interlayer | |
US5132254A (en) | Coated fibers for ceramic matrix composites | |
US5132256A (en) | Fiber-reinforced composite comprising mica-doped ceramic matrix | |
US5422319A (en) | Fiber reinforced ceramic matrix composites exhibiting improved high-temperature strength | |
JPH01103935A (ja) | 繊維強化複合材料およびその製造方法 | |
US5164341A (en) | Fiber reinforced ceramic matrix composites exhibiting improved high-temperature strength | |
US5284806A (en) | Glass-doped ceramic matrix composites | |
EP0095490A1 (en) | Alkali-resistant glass fibers | |
Stewart et al. | Fracture of SiC fiber/glass-ceramic composites as a function of temperature | |
US5605868A (en) | Oxidative stable ceramic composites | |
JP3158504B2 (ja) | 繊維強化ガラスおよびその製造法 | |
Xue et al. | A New SiC‐Whisker‐Reinforced Lithium Aluminosilicate Composite | |
Brun et al. | High Temperature Mechanical Properties of a Continuous Fiber‐Reinforced Composite Made by Melt Infiltration | |
Huang et al. | SiCf/O′-SiAlON composite: properties and oxidation retained properties | |
Brennan | Interfacial Design and Properties of Layered BN (+ C) Coated Nicalon Fiber-Reinforced Glass-Ceramic Matrix Composites | |
Page et al. | The oxidation behaviour of carbon reinforced glass matrix composites | |
JPH0725645A (ja) | 繊維強化複合材 |