JP6989542B2 - ロボット制御装置 - Google Patents

ロボット制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6989542B2
JP6989542B2 JP2019015405A JP2019015405A JP6989542B2 JP 6989542 B2 JP6989542 B2 JP 6989542B2 JP 2019015405 A JP2019015405 A JP 2019015405A JP 2019015405 A JP2019015405 A JP 2019015405A JP 6989542 B2 JP6989542 B2 JP 6989542B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
robot
storage unit
deflection
amount
creep
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019015405A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020121383A (ja
Inventor
一隆 中山
健一郎 小栗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FANUC Corp
Original Assignee
FANUC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FANUC Corp filed Critical FANUC Corp
Priority to JP2019015405A priority Critical patent/JP6989542B2/ja
Priority to US16/720,398 priority patent/US11548148B2/en
Priority to CN202010069687.XA priority patent/CN111496777A/zh
Priority to DE102020101873.8A priority patent/DE102020101873A1/de
Publication of JP2020121383A publication Critical patent/JP2020121383A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6989542B2 publication Critical patent/JP6989542B2/ja
Priority to US18/076,731 priority patent/US20230101098A1/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1628Programme controls characterised by the control loop
    • B25J9/1638Programme controls characterised by the control loop compensation for arm bending/inertia, pay load weight/inertia
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J13/00Controls for manipulators
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1602Programme controls characterised by the control system, structure, architecture
    • B25J9/1607Calculation of inertia, jacobian matrixes and inverses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1602Programme controls characterised by the control system, structure, architecture
    • B25J9/161Hardware, e.g. neural networks, fuzzy logic, interfaces, processor
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/39Robotics, robotics to robotics hand
    • G05B2219/39176Compensation deflection arm

Description

本発明は、ロボット制御装置に関するものである。
ロボットの軽量化に伴い、ロボット機構部のたわみが大きくなることによるロボットの精度に及ぼす影響を低減するために、リンクに発生するたわみをロボットの運動学に基づいて算出し、ロボット全体のたわみを補正して目標とする位置姿勢に位置決めするロボット制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第3808321号公報
しかしながら、ロボットのアームを軽量素材、例えば、樹脂により構成すると、弾性変形によるたわみに加えて、時間経過とともにクリープ変形によるたわみが発生し易い。クリープ変形によるたわみが発生した場合にも、ロボットを精度よく動作させることが望ましい。時間経過だけでなく、周囲温度や湿度の上昇、負荷の増加でもクリープ変形が大きくなることが知られている。
本発明の一態様は、ロボットに発生するクリープ変形によるたわみ量を、累積時間に対応付けて記憶するクリープ情報記憶部と、前記ロボットのマスタリングデータを記憶するマスタリングデータ記憶部と、前記累積時間を計数するタイマと、該タイマにより計数された前記累積時間に対応して前記クリープ情報記憶部に記憶されている前記たわみ量に基づいて、前記マスタリングデータ記憶部に記憶されている前記マスタリングデータを補正する補正部とを備えるロボット制御装置である。
本発明の一実施形態に係るロボット制御装置を備えるロボットシステムを示す模式図である。 図1のロボット制御装置を示すブロック図である。 図2のロボット制御装置に備えられるクリープ情報記憶部に対応付けて記憶されている積算時間およびたわみ量の一例のテーブルを示す図である。 図1のロボットシステムに備えられるロボットに発生するクリープ変形の一例を示す模式図である。 図1のロボット制御装置の補正部によるマスタリングデータの補正前後のロボットの原点位置における姿勢を示す模式図である。 図3のテーブルの変形例を示す図である。 図2のロボット制御装置の変形例を示すブロック図である。 図2のロボット制御装置の補正部による補正前後の機構パラメータの一例を示す模式図である。 図1のロボットシステムに備えられるロボットにおいて、慣性力のみがアームに作用する動作を示す模式図である。 図1のロボットシステムに備えられるロボットにおいて、慣性力に加えて重力もアームに作用する動作を示す模式図である。 図9の動作における時間とクリープ変形によるたわみ量との関係を示す図である。 図10の動作における時間とクリープ変形によるたわみ量との関係を示す図である。 図9および図10の動作における各継続時間分のたわみ量を積分したグラフを示す図である。
本発明の一実施形態に係るロボット制御装置1について、図面を参照して以下に説明する。
本実施形態に係るロボット制御装置1は、図1に示されるロボットシステム100に備えられている。ロボットシステム100は、例えば、垂直多関節型のロボット20と、該ロボット20に接続されるロボット制御装置1とを備えている。ロボット20の種類は限定されるものではない。
ロボット20は、図4に示されるように、床面(被設置面)Fに設置されるベース21と、鉛直な第1軸線回りにベース21に対して回転可能に支持された旋回胴22と、水平な第2軸線回りに旋回胴22に対して回転可能に支持された第1アーム23と、水平な第3軸線回りに第1アーム23に対して回転可能に支持された長手軸を有する第2アーム24と、該第2アーム24の先端に支持された手首ユニット25とを備えている。図中、符号Sはツールである。
手首ユニット25は、第2アーム24の先端に、第2アームの長手軸に沿う第4軸線回りに回転可能に支持された第1手首要素26と、第1手首要素26に対して回転可能に支持された第2手首要素27と、第2手首要素27に対して回転可能に支持された第3手首要素28とを備えている。第2手首要素27は、第1手首要素26に対して第4軸線に直交する第5軸線回りに回転可能に支持されている。第3手首要素28は、第2手首要素27に対して第5軸線に直交しかつ第4軸線と第5軸線との交点を通過する第6軸線回りに回転可能に支持されている。
ロボット制御装置1は、図2に示されるように、タイマ11と、クリープ情報を記憶するクリープ情報記憶部12と、ロボット20のマスタリングデータを記憶するマスタリングデータ記憶部13と、補正部14とを備えている。
タイマ11は、ロボット20が設置された際に起動され、設置後の積算時間を計数するとともに、計数された積算時間を補正部14に出力する。
マスタリングデータは、ロボット20を原点位置に配置したときの、ロボット20の各軸の回転角度を検出するエンコーダの値である。
マスタリングデータ記憶部13は、例えば、ロボット20が製造された後に実施されるマスタリング作業により生成されるマスタリングデータを記憶している。各ロボット20に対してマスタリング作業を実施することにより、ロボット20の構成部品が個体差による寸法の誤差を有していても、ツールSの先端点を所望の位置に配置することができる。
クリープ情報記憶部12は、図3に示されるように、クリープ変形によるたわみ量と積算時間(累積時間)とを対応付けて記憶している。たわみ量と積算時間との関係は、予め実施される実験により取得されればよい。クリープ情報記憶部12は、たわみ量と積算時間とをテーブルによって対応付けて記憶している。なお、テーブルに代えて、マップあるいは近似式によって記憶していてもよい。
ロボット20には、特に重力が作用するアーム23,24に、図4に示されるように、時間経過とともにクリープ変形が発生する。この図4においては説明を簡単にするために、第2アーム24のみにクリープ変形が発生している場合を示している。図中実線は、クリープ変形が発生する前のロボット20の原点位置における姿勢を示し、図中、一転鎖線は、クリープ変形が発生した後のロボット20の原点位置における姿勢を示している。たわみ量は、図中矢印によって示されるたわみベクトルである。
アーム23,24を軽量素材、例えば、樹脂により構成するとクリープ変形によるたわみが発生し易い。
図4によれば、クリープ変形の前後において、ツールSの先端点は、符号Aの位置から符号A´の位置に移動する。
補正部14は、マスタリングデータを補正することによって、クリープ変形により符号A´の位置に移動したツールSの先端点を符号Aの位置に修正する。図5に、マスタリングデータを補正後のロボット20の原点位置における姿勢を実線により、クリープ変形が発生する前のロボット20の原点位置における姿勢を一転鎖線により示す。
補正部14は、タイマ11から入力されてくる積算時間を受け取って、所定の時間間隔で、あるいは必要に応じて、クリープ情報記憶部12に積算時間に対応して記憶されているたわみ量を読み出す。クリープ情報記憶部12に記憶されている積算時間とたわみ量との対応付けが離散的なデータである場合には、データ間を保管してたわみ量を算出すればよい。補正部14は、プロセッサにより構成されている。
そして、補正部14は、クリープ情報記憶部12から読みだされたたわみ量を用いてマスタリングデータを補正し、マスタリングデータ記憶部13に記憶されているマスタリングデータを更新する。
例えば、図5に示される例では、クリープ変形後の第4軸線と第5軸線との交点である手首中心の位置をクリープ変形前の位置に戻すのに必要な角度だけ、旋回胴22に対する第1アーム23の角度および第1アーム23に対する第2アーム24の角度を変化させている。その状態で、さらに、クリープ変形前後のツールSの先端点を一致させるのに必要な角度だけ、第1手首要素26に対する第2手首要素27の第5軸線回りの角度も変化させている。すなわち、補正部14により、上記に従ってクリープ変形前の姿勢に対して各軸の角度を変化させた姿勢がクリープ変形後の原点位置の姿勢となるようにマスタリングデータが補正される。
このように、本実施形態に係るロボット制御装置1によれば、設置後の時間経過とともにクリープ変形によるたわみ量が増大しても、積算時間と対応付けて記憶されているたわみ量に基づいて、補正部14がマスタリングデータを適時に補正する。これにより、冶具等を用いたマスタリングを再度行うことなく、作業用のツールSの原点であるツールSの先端点の位置精度を良好に保つことができる。
なお、本実施形態に係るロボット制御装置1においては、クリープ情報記憶部12に、積算時間とたわみ量とを対応付けて記憶したが、これに代えて、図6に示されるように、動作環境温度ごとに積算時間とたわみ量とを対応付けて記憶しておいてもよい。
ロボット20が、例えば、クリーンルームのように、動作環境温度の変化しない環境下で継続的に動作させられる場合には、入力されたロボット20の動作環境温度に対応する積算時間とたわみ量との関係から、積算時間に対応するたわみ量を読み出せばよい。動作環境温度は、操作者が入力してもよいし、ロボット制御装置1に備えられる温度計により検出してもよい。
これによれば、ロボット20の動作環境温度によっても変動するクリープ変形によるたわみ量をより精度よく推定して、マスタリングデータをより精度よく補正することができる。
動作環境温度に代えて、あるいは、これに加えて、動作環境湿度を用いてもよい。
また、ロボット20が、動作環境温度、動作環境湿度あるいはロボット20に作用する負荷等の動作環境条件の変化する環境下で動作させられる場合には、タイマ11が、動作環境条件毎に動作の継続時間と累積時間とを計数し、補正部14が、タイマ11により計数された累積時間におけるたわみ量の時間変化とタイマ11により計数された継続時間とに基づいて算出されるたわみ量の増分を積分して累積たわみ量を算出し、算出された累積たわみ量に基づいて、マスタリングデータおよび機構パラメータの少なくとも一方を補正してもよい。
例えば、負荷以外の動作環境条件は一定であると仮定して、図9に示されるように、重力がアーム23,24に作用せず慣性力のみがアーム23,24に作用する動作Aと、図10に示されるように、慣性力に加えて重力もアーム23,24に作用する動作Bとが繰り返し実施される場合を例示する。この場合に、図11に示される動作Aのみが行われる場合の時間とクリープ変形によるたわみ量との関係および図12に示される動作Bのみが行われる場合の時間とクリープ変形によるたわみ量との関係をクリープ情報記憶部12に記憶しておく。
そして、タイマ11により動作Aが行われている継続時間t1および累積時間T1、動作Bが行われている継続時間t2および累積時間T2をそれぞれ計数する。
そして、動作Aが継続時間t1にわたって継続し、動作Aの累積時間がT1となったときには、図11の累積時間T1におけるたわみ量の時間変化(傾き)をクリープ情報記憶部12から読み出して継続時間t1を乗算する。これにより、動作Aの継続時間t1分のたわみ量δ1を算出する。
また、動作Bが継続時間t2にわたって継続し、動作Bの累積時間がT2となったときには、図12の累積時間T2におけるたわみ量の時間変化(傾き)をクリープ情報記憶部12から読み出して継続時間t2を乗算する。これにより、動作Bの継続時間t2分のたわみ量δ2を算出する。そして、図13に示されるように、これらのたわみ量を積分することにより、現在のたわみ量δを算出することにすればよい。図中、符号Kは初期たわみ量である。
動作環境条件としてロボット20に作用する負荷のみが変動する場合を例示したが、これに限定されるものではなく、他の動作環境条件が変動する場合あるいは1以上の動作環境条件が変動する場合にも適用することができる。
また、ロボット20が先端に装着するツールSやツールSによって把持するワークの質量および重心位置、あるいはアーム23,24に取り付ける周辺装置の質量および重心位置によってもクリープ変形によるたわみ量が変化するので、これらの負荷情報に対応付けて積算時間とたわみ量との関係を記憶しておいてもよい。負荷情報はユーザが入力してもよいし、第2アーム24を駆動するモータの電流値、あるいは、第2アーム24にトルクセンサが備えられている場合にはトルクセンサの出力によって測定してもよい。
なお、本実施形態においては、クリープ情報記憶部12に記憶されているたわみ量に基づいてマスタリングデータを補正することとしたが、これに代えて、または、これに加えて、図7に示されるように、機構パラメータを記憶するパラメータ記憶部15を備え、たわみ量に基づいて機構パラメータを補正することにしてもよい。
機構パラメータとしては、例えば、ロボット20の各リンクの幾何学的な状態を示すDHパラメータを挙げることができる。ロボット20の全ての動作軸がリンクを相対的に回転させる回転軸である場合には、機構パラメータとして、動作軸毎のDHパラメータを用いることができる。ここで、DHパラメータは、リンク間の距離、動作軸間距離、リンク間の角度、リンクのねじれ角等を含んでいる。また、位置決め誤差を大きくする要因となる機構パラメータの数はロボット20の動作軸の数に一致しているものとする。
さらに具体的には、図4に示されるように、第2アーム24のみにクリープ変形によるたわみが発生した場合には、図8に示されるように、第2アーム24のオフセット量がLa0からLa1に変化し、第2アーム24の長さがLb0からLb1に変化したものとみなすことができる。
この場合に、クリープ変形前後の第4軸線と第5軸線との交点の変位量D、変位角度θとすると、
θ=sin−1(D/Lb0
b1=Lb0cosθ
a1=La0−D
と近似することができる。
したがって、DHパラメータを、クリープ変形後の第2アーム24の長さLb1およびオフセット量La1を用いて計算されたDHパラメータに補正することができる。そして、補正後のDHパラメータを用いて逆運動学演算を行って各動作軸の角度を求めることにより、クリープ変形後においても、クリープ変形前と同じ位置にツールSの先端点を配置することができる。これにより、クリープ変形が増大しても、冶具等を用いたマスタリングを再度行うことなく、ツールSの先端点の位置精度を良好に保つことができるという利点がある。
また、本実施形態においては、経過時間に対応付けられたたわみ量に基づいて、マスタリングデータの補正あるいは機構パラメータの補正を行う場合を例示したが、これに代えて、機構パラメータおよびマスタリングデータを両方補正することにしてもよい。
例えば、第2アーム24の長さおよびオフセット量の変化については上述したようにDHパラメータの補正により対応し、図5の第1手首要素26に対する第2手首要素27の角度についてはマスタリングデータの補正によって対応してもよい。
また、本実施形態においては、クリープ変形によるたわみが発生する代表的な場合として、重力による曲げモーメントが常時作用している第2アーム24を例示して説明した。これに加えて、第1アーム23についても、一方向の曲げモーメントを受ける動作環境にある場合には、同様にクリープ変形によるたわみを補正してもよい。
また、動作プログラムによって、各動作軸の回転の加減速方向が偏っている場合には、そのような動作プログラムの継続的な実行によって、ロボット20の各部が、ロボット20およびツールSの慣性による曲げモーメントを受ける。このため、ロボット20の各部が受ける慣性による曲げモーメントについても、加減速度の大きさ毎に、経過時間に対応付けられたたわみ量を記憶しておけばよい。
そして、第1アーム23および第2アーム24が加減速を受ける時間を積算し、クリープ情報記憶部12から積算時間に対応して記憶されているたわみ量を読み出す。これにより、重力によるクリープ変形と同様に、加減速によるクリープ変形が増大する場合についても、マスタリングデータおよび機構パラメータの少なくとも一方の補正によって、冶具等を用いたマスタリングを再度行うことなく、ツールSの先端点の位置精度を良好に保つことができる。
1 ロボット制御装置(制御装置)
11 タイマ
12 クリープ情報記憶部
13 マスタリングデータ記憶部
14 補正部
15 パラメータ記憶部
20 ロボット

Claims (6)

  1. ロボットに発生するクリープ変形によるたわみ量を、累積時間に対応付けて記憶するクリープ情報記憶部と、
    前記ロボットのマスタリングデータを記憶するマスタリングデータ記憶部と、
    前記累積時間を計数するタイマと、
    該タイマにより計数された前記累積時間に対応して前記クリープ情報記憶部に記憶されている前記たわみ量に基づいて、前記マスタリングデータ記憶部に記憶されている前記マスタリングデータを補正する補正部とを備えるロボット制御装置。
  2. ロボットに発生するクリープ変形によるたわみ量を、累積時間に対応付けて記憶するクリープ情報記憶部と、
    前記ロボットの機構パラメータを記憶するパラメータ記憶部と、
    前記累積時間を計数するタイマと、
    該タイマにより計数された前記累積時間に対応して前記クリープ情報記憶部に記憶されている前記たわみ量に基づいて、前記パラメータ記憶部に記憶されている前記機構パラメータを補正する補正部とを備えるロボット制御装置。
  3. 前記ロボットの機構パラメータを記憶するパラメータ記憶部を備え、
    前記補正部が、前記タイマにより計数された前記累積時間に対応して前記クリープ情報記憶部に記憶されている前記たわみ量に基づいて、前記マスタリングデータ記憶部に記憶されている前記マスタリングデータおよび前記パラメータ記憶部に記憶されている前記機構パラメータの少なくとも一方を補正する請求項1に記載のロボット制御装置。
  4. 前記クリープ情報記憶部が、前記ロボットの動作環境条件に対応付けて前記たわみ量を記憶し、
    前記補正部が、前記累積時間および前記動作環境条件に対応して前記クリープ情報記憶部に記憶されている前記たわみ量に基づいて、前記マスタリングデータおよび前記機構パラメータの少なくとも一方を補正する請求項3に記載のロボット制御装置。
  5. 前記動作環境条件が、前記ロボットの動作環境の温度、動作環境の湿度および前記ロボットに作用する負荷情報の少なくとも1つである請求項4に記載のロボット制御装置。
  6. 前記タイマが、前記動作環境条件毎に動作の継続時間と前記累積時間とを計数し、
    前記補正部が、前記タイマにより計数された前記累積時間における前記たわみ量の時間変化と前記タイマにより計数された前記継続時間とに基づいて算出される前記たわみ量を積分して累積たわみ量を算出し、算出された該累積たわみ量に基づいて、前記マスタリングデータおよび前記機構パラメータの少なくとも一方を補正する請求項4または請求項5に記載のロボット制御装置。
JP2019015405A 2019-01-31 2019-01-31 ロボット制御装置 Active JP6989542B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019015405A JP6989542B2 (ja) 2019-01-31 2019-01-31 ロボット制御装置
US16/720,398 US11548148B2 (en) 2019-01-31 2019-12-19 Robot control device
CN202010069687.XA CN111496777A (zh) 2019-01-31 2020-01-21 机器人控制装置
DE102020101873.8A DE102020101873A1 (de) 2019-01-31 2020-01-27 Robotersteuervorrichtung
US18/076,731 US20230101098A1 (en) 2019-01-31 2022-12-07 Robot control device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019015405A JP6989542B2 (ja) 2019-01-31 2019-01-31 ロボット制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020121383A JP2020121383A (ja) 2020-08-13
JP6989542B2 true JP6989542B2 (ja) 2022-01-05

Family

ID=71615245

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019015405A Active JP6989542B2 (ja) 2019-01-31 2019-01-31 ロボット制御装置

Country Status (4)

Country Link
US (2) US11548148B2 (ja)
JP (1) JP6989542B2 (ja)
CN (1) CN111496777A (ja)
DE (1) DE102020101873A1 (ja)

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000042961A (ja) 1998-07-22 2000-02-15 Meidensha Corp ロボット制御装置
JP3808321B2 (ja) 2001-04-16 2006-08-09 ファナック株式会社 ロボット制御装置
JP3738759B2 (ja) * 2002-11-05 2006-01-25 株式会社安川電機 産業用ロボットの絶対位置精度改善装置
JP5076774B2 (ja) * 2007-09-25 2012-11-21 株式会社島津製作所 電子天秤
JP2010058256A (ja) * 2008-09-08 2010-03-18 Yaskawa Electric Corp アーム位置調整方法及び装置並びにロボットシステム
JP5365596B2 (ja) * 2010-09-15 2013-12-11 株式会社安川電機 ロボット及びその製造方法
EP3954512A3 (en) * 2011-03-21 2022-03-02 SRI International Inc. Mobile robotic manipulator system
JP2013244540A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Nachi Fujikoshi Corp 産業用ロボットの重力たわみ角補正方法および装置
GB2518576B (en) * 2012-08-02 2015-09-02 Toshiba Machine Co Ltd Robotic apparatus and control method therefor
JP5890488B1 (ja) * 2014-08-05 2016-03-22 ファナック株式会社 ツールをワークに押付けて作業を行うロボットの制御装置
JP6700669B2 (ja) * 2015-04-07 2020-05-27 キヤノン株式会社 制御方法、ロボット装置、プログラム、記録媒体、及び物品の製造方法
JP6575200B2 (ja) * 2015-07-27 2019-09-18 セイコーエプソン株式会社 ロボット、制御装置およびロボットシステム
WO2017033353A1 (ja) * 2015-08-25 2017-03-02 川崎重工業株式会社 遠隔操作ロボットシステム
JP2018030190A (ja) * 2016-08-24 2018-03-01 株式会社ロボテック パラレルリンクロボットシステム

Also Published As

Publication number Publication date
US20230101098A1 (en) 2023-03-30
DE102020101873A1 (de) 2020-08-06
JP2020121383A (ja) 2020-08-13
US20200246969A1 (en) 2020-08-06
CN111496777A (zh) 2020-08-07
US11548148B2 (en) 2023-01-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6504864B2 (ja) ロボット制御方法、ロボット装置、プログラム、記録媒体及び物品の製造方法
US11298828B2 (en) Calibration device, calibration method, and control device
US8489238B2 (en) Robot control apparatus
KR102007536B1 (ko) 토크를 검출하기 위한 방법 및 산업용 로봇
KR101713326B1 (ko) 머니퓰레이터를 작동시키기 위한 방법 및 장치
JP6816495B2 (ja) ロボットのたわみ補正方法、ロボットの制御装置
JP7058929B2 (ja) 駆動装置、ロボット装置、制御方法、物品の製造方法、制御プログラム、および記録媒体
JP5531996B2 (ja) 6軸ロボットの軸間オフセット検出方法
US11618163B2 (en) Industrial robot system
JP5672173B2 (ja) 6軸ロボットの軸間オフセット検出方法
SE516720C2 (sv) Utrustning för styrning av en industrirobot och förfarande för programmering och/eller justering av robotens rörelse
JP7015276B2 (ja) 産業用ロボットシステム
JP6989542B2 (ja) ロボット制御装置
JP5267324B2 (ja) 移動体、補正値の算出方法、及びプログラム
CN110871456B (zh) 机器人
JP7165951B2 (ja) ロボットの制御方法
JP5752565B2 (ja) ロボットアーム
JP6943906B2 (ja) ロボット
JPH0434604A (ja) ロボットの位置補正方法及び位置補正装置
WO2017026045A1 (ja) ハンド力覚計測装置、ハンド力覚計測方法、及びハンド力覚計測プログラム
JP6983501B2 (ja) 把持装置の制御方法、プログラム、記録媒体、把持装置、ロボット装置、および部品の製造方法
JP2006321046A (ja) 多関節型ロボットの制御方法
JP3588956B2 (ja) ロボット制御装置
CN113905853A (zh) 机器人的控制方法
JP5402125B2 (ja) ロボット制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6989542

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150