JP6989297B2 - プリチャージユニット - Google Patents

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Description

本発明は、プリチャージユニットに関する。
従来、突入電流を抑制するプリチャージ回路は、メインリレー回路とともに一体の電気接続箱に格納された形態が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−007102号公報
しかしながら、特許文献1に記載の従来の電気接続箱では、隔壁によって内部が区画されているため、搭載可能なプリチャージ回路の規格及びサイズ、並びにメインリレー回路の規格及びサイズが決まっている。このため、プリチャージ回路の規格及びサイズの変更、並びにメインリレー回路の規格及びサイズの変更をするためには、電気接続箱を一から設計し直し、内部の区画を変更する必要があった。したがって、特許文献1に記載の電気接続箱では、プリチャージ回路及びメインリレー回路の組み合わせについて、プリチャージ回路の規格及びサイズを変更すること、並びにメインリレー回路の規格及びサイズを変更することが困難であった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、プリチャージ回路及びメインリレー回路の組み合わせにおいて、プリチャージ回路の規格及びサイズを変更すること、並びにメインリレー回路の規格及びサイズを変更することの困難さを大幅に低減するプリチャージユニットを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るプリチャージユニットは、突入電流を抑制するプリチャージ回路と、前記プリチャージ回路を格納する筐体と、を含むプリチャージ回路体と、前記プリチャージ回路体が着脱可能に設置される回路体設置部と、前記プリチャージ回路と並列にメインリレー回路が電気的に接続されるリレー回路取付部と、を含む回路ケース体と、を備え、前記リレー回路取付部は、前記回路体設置部の長手方向の一方側および他方側にそれぞれ設けられることを特徴とする。
また、上記構成において、前記メインリレー回路を遮断可能な回路遮断装置をさらに備え、前記回路ケース体は、前記回路遮断装置が着脱可能に取り付けられる遮断装置取付部をさらに含むことが好ましい。
本発明に係るプリチャージユニットは、プリチャージ回路がメインリレー回路とは別の筐体に格納されているため、回路ケース体を介して、プリチャージ回路とメインリレー回路とを別々に、並列に電気的に接続することができる。このため、本発明に係るプリチャージユニットは、これを変更することで、メインリレー回路の規格及びサイズを変更することなく、プリチャージ回路の規格及びサイズを変更することを可能にする。また、本発明に係るプリチャージユニットは、回路ケース体に電気的に接続するメインリレー回路を変更することで、プリチャージ回路の規格及びサイズを変更することなく、メインリレー回路の規格及びサイズを変更することを可能にする。したがって、本発明に係るプリチャージユニットは、プリチャージ回路及びメインリレー回路の組み合わせにおいて、プリチャージ回路の規格及びサイズを変更すること、並びにメインリレー回路の規格及びサイズを変更することの困難さを大幅に低減することができる。
図1は、実施形態に係るプリチャージユニットの概略の一例を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係るプリチャージユニットの回路の一例を示す回路図である。
以下に、本発明に係るプリチャージユニットの実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、下記の実施形態における構成要素は、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
図1は、実施形態に係るプリチャージユニット10の概略の一例を示す斜視図である。図2は、実施形態に係るプリチャージユニット10の回路の一例を示す回路図である。プリチャージユニット10は、図2に示すように、メインリレー回路22及び低圧コネクタ24が電気的に接続されて、メインリレー回路22と共に、正極側の回路と負極側の回路とを含む本回路に挿入されて用いられる。プリチャージユニット10は、図1及び図2に示すように、プリチャージ回路体12と、回路ケース体14と、回路遮断装置16と、を備える。
プリチャージ回路体12は、図1及び図2に示すように、筐体12aと、プリチャージ回路12bと、端子12cと、端子12dと、を含む。筐体12aは、矩形状で内部に空間を有する箱であり、プリチャージ回路12bを格納する。筐体12aは、図1における平面方向に延び、図1における左右方向に延びた形状を有する。以下において、図1における平面方向を面内方向と称し、図1における左右方向を長手方向と称する。なお、筐体12aは、この形態に限定されることなく、後述する回路体設置部14bに着脱可能に設置することができるいかなる形態であってもよい。
プリチャージ回路12bは、突入電流を抑制する回路であり、図2に示すように、プリチャージリレー12eと、抵抗12fと、を含む。プリチャージ回路12bは、プリチャージリレー12e及び抵抗12fが、筐体12aに内設されたバスバにより、直列に電気的に接続されたものである。
プリチャージリレー12eは、開閉切替可能な回路と、コイル回路とが並列に電気的に接続されている。プリチャージリレー12eのコイル回路は、低圧コネクタ24と電気的に接続されており、低圧コネクタ24から送られる信号を受信する。プリチャージリレー12eは、コイル回路が低圧コネクタ24からの信号を受信することに応じて、開閉切替可能な回路の開閉を切り替える。これにより、プリチャージリレー12eは、プリチャージ回路12bのオンとオフとを切り替える。プリチャージ回路12bがオンである状態は、プリチャージ回路12bが閉じており、電気を流すことができる状態である。プリチャージ回路12bがオフである状態は、プリチャージ回路12bが開いており、電気を流すことができない状態である。
抵抗12fは、プリチャージ回路12bを流れる電流を抑制する。このため、抵抗12fは、プリチャージ回路12b及びプリチャージ回路12bが挿入された電気回路に大電流が流れることを防止する。すなわち、抵抗12fは、突入電流を抑制する。
したがって、プリチャージ回路12bは、プリチャージリレー12eがオンに切り替えられることで、抵抗12fに電流を流すことができるので、プリチャージ回路12bが挿入された電気回路に大電流が流れることを防止し、プリチャージ回路12bが挿入された電気回路への突入電流を抑制することができる。
端子12cは、プリチャージ回路12bの一方側の端部であり、プリチャージリレー12eの側の端部である。端子12cは、平面方向に延びる薄い長方形の板状である。端子12cは、筐体12aの面内方向の長手方向に沿って一方側に突出して設けられている。端子12cは、後述する回路ケース体14の端子設置部14cに嵌め合わせることが可能である。このため、端子12cは、端子設置部14cに着脱可能に設置することができる。なお、端子12cは、この形態に限定されることなく、端子設置部14cに着脱可能に設置することができるいかなる形態であってもよい。
着脱可能な部材は、2つの部材を嵌め合わせたり、2つの部材を外したりすることにより、装着状態と離脱状態を相互に切り替え可能なものが例示される。また、着脱可能な部材は、装着及び取り外し可能なネジ等の第3の部材により2つの部材を接触した状態で固定したり、ネジ等の第3の部材を取り外すことで2つの部材を離間した状態にしたりすることにより、装着状態と離脱状態を相互に切り替え可能なものが例示される。本実施形態において、着脱可能である旨が記載されている部材については、いずれも、上記のような様々な形態が例示される。
端子12dは、プリチャージ回路12bの他方側の端部であり、抵抗12fの側の端部である。端子12dは、平面方向に延びる薄い長方形の板状である。端子12dは、筐体12aの面内方向の長手方向に沿って他方側に突出して設けられている。端子12dは、後述する回路ケース体14の端子設置部14dに嵌め合わせることが可能である。このため、端子12dは、端子設置部14dに着脱可能に設置することができる。なお、端子12dは、この形態に限定されることなく、端子設置部14dに着脱可能に設置することができるいかなる形態であってもよい。
回路ケース体14は、図1及び図2に示すように、ケース本体14aと、回路体設置部14bと、端子設置部14cと、端子設置部14dと、遮断装置取付部14eと、リレー回路取付部14fと、リレー回路取付部14gと、リレー回路取付部14hと、リレー回路取付部14iと、装着部14jと、装着部14kと、を含む。
ケース本体14aは、面内方向に延び、長手方向に延びた形状を有する。ケース本体14aは、プリチャージ回路体12より面内方向に大きく、かつ、面内方向に直交する鉛直方向に大きいケースである。ケース本体14aは、プリチャージ回路体12の筐体12aと面内方向に平行に、かつ、長手方向に平行に、配置される。
回路体設置部14bは、ケース本体14aの鉛直方向の一方側の面、すなわち図1における上側の面に、設けられている。回路体設置部14bは、矩形状に掘られた空間を有する。回路体設置部14bは、プリチャージ回路体12の筐体12aを嵌め合わせることが可能である。このため、回路体設置部14bは、プリチャージ回路体12の筐体12aが着脱可能に設置される。なお、回路体設置部14bは、この形態に限定されることなく、筐体12aが着脱可能に設置することができるいかなる形態であってもよい。
端子設置部14cは、回路体設置部14bの長手方向の一方側に隣接して設けられた、矩形状に掘られた空間を有する。端子設置部14cは、プリチャージ回路体12の端子12cを嵌め合わせることが可能である。このため、端子設置部14cは、プリチャージ回路体12の筐体12aが回路体設置部14bに着脱可能に設置されることに伴い、プリチャージ回路体12の端子12cが着脱可能に設置される。端子設置部14cは、プリチャージ回路体12の端子12cが着脱可能に設置されることで、端子12cと電気的に接続される。なお、端子設置部14cは、この形態に限定されることなく、端子12cが着脱可能に設置することができるいかなる形態であってもよい。
端子設置部14dは、回路体設置部14bの長手方向の他方側に隣接して設けられた、矩形状に掘られた空間を有する。端子設置部14dは、プリチャージ回路体12の端子12dを嵌め合わせることが可能である。このため、端子設置部14dは、プリチャージ回路体12の筐体12aが回路体設置部14bに着脱可能に設置されることに伴い、プリチャージ回路体12の端子12dが着脱可能に設置される。端子設置部14dは、プリチャージ回路体12の端子12dが着脱可能に設置されることで、端子12dと電気的に接続される。なお、端子設置部14dは、この形態に限定されることなく、端子12dが着脱可能に設置することができるいかなる形態であってもよい。
端子設置部14c及び端子設置部14dは、図2に示すように、本回路の負極側に挿入される回路を構成する。端子設置部14c及び端子設置部14dは、プリチャージ回路体12の端子12c及び端子12dがそれぞれ電気的に接続されることで、本回路の負極側にプリチャージ回路12bが挿入される。
遮断装置取付部14eは、ケース本体14aの鉛直方向の他方側の面、すなわち図1における下側の面に、設けられている。遮断装置取付部14eは、鉛直方向の下側に向けて、矩形状に突出した形状を有する。遮断装置取付部14eは、後述する回路遮断装置16の取付部16aを嵌め合わせることが可能である。このため、遮断装置取付部14eは、取付部16aが着脱可能に取り付けられる。なお、遮断装置取付部14eは、この形態に限定されることなく、取付部16aが着脱可能に設置することができるいかなる形態であってもよい。
遮断装置取付部14eは、一対の端子を有する。遮断装置取付部14eは、回路遮断装置16の取付部16aが取り付けられていない場合、一対の端子は離間し、電気的に遮断されている。遮断装置取付部14eは、回路遮断装置16の取付部16aが取り付けられている場合、一対の端子の間に回路遮断装置16が挿入され、電気的に接続される。
リレー回路取付部14f、リレー回路取付部14g、リレー回路取付部14h及びリレー回路取付部14iは、いずれも、ケース本体14aの鉛直方向の一方側の面、すなわち回路体設置部14bが設けられている側と同じ側の面に、設けられている。リレー回路取付部14f、リレー回路取付部14g、リレー回路取付部14h及びリレー回路取付部14iは、いずれも、メインリレー回路22の端部の端子が着脱可能に取り付けられ、電気的に接続される部分である。
リレー回路取付部14f及びリレー回路取付部14gは、端子設置部14c及び端子設置部14dに対して、面内方向における長手方向に直交する方向である短手方向の一方側、すなわち図1における奥側の方向に、設けられている。リレー回路取付部14h及びリレー回路取付部14iは、端子設置部14c及び端子設置部14dに対して、短手方向の他方側、すなわち図1における手前側の方向に、設けられている。
リレー回路取付部14f及びリレー回路取付部14hは、回路体設置部14bの長手方向の一方側、すなわち端子設置部14cが設けられている側と同じ側に設けられている。リレー回路取付部14g及びリレー回路取付部14iは、回路体設置部14bの長手方向の他方側、すなわち端子設置部14dが設けられている側と同じ側に設けられている。
リレー回路取付部14f及びリレー回路取付部14gは、図2に示すように、本回路の正極側に挿入される回路を構成する。リレー回路取付部14fは、メインリレー回路22に含まれるメインリレー22aの一方の端子が着脱可能に取り付けられる。リレー回路取付部14gは、メインリレー22aの他方の端子が着脱可能に取り付けられる。リレー回路取付部14f及びリレー回路取付部14gは、メインリレー22aの両端の各端子が取り付けられることで、本回路の正極側にメインリレー22aが挿入される。
リレー回路取付部14h及びリレー回路取付部14iは、図2に示すように、本回路の負極側に挿入される回路を構成する。リレー回路取付部14hは、メインリレー回路22に含まれるメインリレー22bの一方の端子が着脱可能に取り付けられる。リレー回路取付部14iは、メインリレー22bの他方の端子が着脱可能に取り付けられる。リレー回路取付部14h及びリレー回路取付部14iは、メインリレー22bの両端の各端子が取り付けられることで、本回路の負極側にメインリレー22bが挿入される。
装着部14j及び装着部14kは、いずれも、正極側及び負極側の回路の端子が合わせて装着される。装着部14jは、プリチャージユニット10が挿入される正極側及び負極側の本回路における一方の端子が取り付けられる。装着部14kは、正極側及び負極側の本回路における他方の端子が取り付けられる。装着部14j及び装着部14kは、本回路の両端の各端子が取り付けられることで、本回路にプリチャージユニット10が挿入される。
回路ケース体14は、図2に示すように、ケース本体14aの内部で、バスバにより、端子設置部14cと、リレー回路取付部14hと、装着部14jにおける負極側の回路の端子とが、電気的に接続されている。回路ケース体14は、ケース本体14aの内部で、バスバにより、端子設置部14dと、リレー回路取付部14iと、装着部14kにおける負極側の回路の端子とが、電気的に接続されている。このため、回路ケース体14は、端子設置部14c及び端子設置部14dで電気的に接続されるプリチャージ回路12bと、リレー回路取付部14h及びリレー回路取付部14iに取り付けられるメインリレー22bとが、並列に電気的に接続された回路を、本回路の負極側に挿入することができる。
回路ケース体14は、図2に示すように、ケース本体14aの内部で、バスバにより、リレー回路取付部14fと、装着部14jにおける正極側の回路の端子とが、電気的に接続されている。回路ケース体14は、ケース本体14aの内部で、バスバにより、リレー回路取付部14gと、遮断装置取付部14eの一方の端子とが、電気的に接続されている。回路ケース体14は、ケース本体14aの内部で、バスバにより、遮断装置取付部14eの他方の端子と、装着部14kにおける正極側の回路の端子とが、電気的に接続されている。このため、回路ケース体14は、リレー回路取付部14f及びリレー回路取付部14gに取り付けられるメインリレー22aと、遮断装置取付部14eの一対の端子の間に取り付けられる回路遮断装置16とが、直列に電気的に接続された回路を、本回路の正極側に挿入することができる。
回路遮断装置16は、図1に示すように、取付部16aを有する。取付部16aは、回路遮断装置16の一方の面に設けられている。取付部16aは、矩形状に掘られた空間を有する。取付部16aは、回路ケース体14の遮断装置取付部14eを嵌め合わせることが可能である。このため、取付部16aは、遮断装置取付部14eに着脱可能に取り付けられる。なお、取付部16aは、この形態に限定されることなく、遮断装置取付部14eに着脱可能に設置することができるいかなる形態であってもよい。
回路遮断装置16は、一対の端子を有する。回路遮断装置16は、遮断装置取付部14eに取り付けられていない場合、一対の端子は離間し、電気的に遮断されている。回路遮断装置16は、遮断装置取付部14eに取り付けられている場合、一対の端子のそれぞれに、遮断装置取付部14eの一対の端子が電気的に接続される。これにより、回路遮断装置16は、所定の操作に応じて、遮断装置取付部14eの一対の端子の間を電気的に接続した状態と、電気的に遮断した状態とを切り替えることを可能にする。すなわち、回路遮断装置16は、遮断装置取付部14eに取り付けられている場合、本回路の負極側の回路を電気的に接続した状態と、電気的に遮断した状態とを切り替えることを可能にする。
メインリレー回路22は、図2に示すように、メインリレー22aと、メインリレー22bと、を含む。メインリレー22a及びメインリレー22bは、プリチャージ回路体12の筐体12aとは別の図示しない筐体に格納されている。この筐体は、外部へ突出して設けられた、メインリレー22aの両端の端子と、メインリレー22bの両端の端子と、を含む。メインリレー22aの両端の端子は、一方がリレー回路取付部14fと電気的に接続され、他方がリレー回路取付部14gと電気的に接続される。メインリレー22bの両端の端子は、一方がリレー回路取付部14hと電気的に接続され、他方がリレー回路取付部14iと電気的に接続される。
メインリレー22aは、本回路の正極側に挿入される。メインリレー22aは、開閉切替可能な回路と、コイル回路とが並列に電気的に接続されている。メインリレー22aのコイル回路は、低圧コネクタ24と電気的に接続されており、低圧コネクタ24から送られる信号を受信する。メインリレー22aは、コイル回路が低圧コネクタ24からの信号を受信することに応じて、開閉切替可能な回路の開閉を切り替える。これにより、メインリレー22aは、メインリレー22aが挿入される本回路の正極側の回路のオンとオフとを切り替える。本回路の正極側の回路がオンである状態は、本回路の正極側の回路が閉じており、電気を流すことができる状態である。本回路の正極側の回路がオフである状態は、本回路の正極側の回路が開いており、電気を流すことができない状態である。
メインリレー22bは、本回路の負極側に挿入される。メインリレー22bは、開閉切替可能な回路と、コイル回路とが並列に電気的に接続されている。メインリレー22bのコイル回路は、低圧コネクタ24と電気的に接続されており、低圧コネクタ24から送られる信号を受信する。メインリレー22bは、コイル回路が低圧コネクタ24からの信号を受信することに応じて、開閉切替可能な回路の開閉を切り替える。これにより、メインリレー22bは、メインリレー22bが挿入される本回路の負極側の回路のオンとオフとを切り替える。本回路の負極側の回路がオンである状態は、本回路の負極側の回路が閉じており、電気を流すことができる状態である。本回路の負極側の回路がオフである状態は、本回路の負極側の回路が開いており、電気を流すことができない状態である。
低圧コネクタ24は、メインリレー回路22と同様に外部からプリチャージユニット10に電気的に接続される。低圧コネクタ24は、図2に示すように、メインリレー22aのコイル回路の両端、メインリレー22bのコイル回路の両端、及びプリチャージリレー12eのコイル回路の両端と、電気的に接続される。低圧コネクタ24は、本回路の正極側の回路に挿入されるメインリレー22aのコイル回路に正極の電圧を供給し、本回路の負極側の回路に挿入されるメインリレー22bのコイル回路及びプリチャージリレー12eのコイル回路に負極の電圧を供給する。
プリチャージユニット10は、以上の構成を有するので、本回路の正極側の回路に、メインリレー22aに直列に電気的に接続される回路遮断装置16を挿入し、本回路の負極側の回路に、メインリレー22bに並列に電気的に接続されるプリチャージ回路12bを挿入することができる。なお、プリチャージユニット10は、この構成に限定されることなく、例えば、本回路の正極側の回路に、メインリレー22aに並列に電気的に接続されるプリチャージ回路12bを挿入し、本回路の負極側の回路に、メインリレー22bに直列に電気的に接続される回路遮断装置16を挿入する構成であってもよい。プリチャージユニット10は、このように、プリチャージ回路12bを挿入することで、本回路に突入電流を抑制する機能を付与することができる。また、プリチャージユニット10は、回路遮断装置16を挿入することで、本回路に回路を遮断する機能を付与することができる。
プリチャージユニット10は、プリチャージ回路12bがメインリレー回路22とは別の筐体に格納されているため、回路ケース体14を介して、プリチャージ回路12bとメインリレー回路22とを別々に、並列に電気的に接続することができる。このため、プリチャージユニット10は、これを変更することで、メインリレー回路22の規格及びサイズを変更することなく、プリチャージ回路12bの規格及びサイズ、例えば、プリチャージリレー12e及び抵抗12fの規格及びサイズを変更することを可能にする。また、プリチャージユニット10は、回路ケース体14に電気的に接続するメインリレー回路22を変更することで、プリチャージ回路12bの規格及びサイズを変更することなく、メインリレー回路22の規格及びサイズを変更することを可能にする。また、プリチャージユニット10は、プリチャージリレー12e及び抵抗12fの規格及びサイズを変更する場合でも、メインリレー回路22の規格及びサイズを変更する場合でも、新たに全体の電気接続箱を一から設計し直して内部の区画を変更する必要がない。したがって、プリチャージユニット10は、プリチャージ回路12b及びメインリレー回路22の組み合わせにおいて、プリチャージ回路の規格及びサイズを変更すること、並びにメインリレー回路の規格及びサイズを変更することの困難さを大幅に低減することができる。
プリチャージユニット10は、回路ケース体14により、プリチャージ回路12bの端子の位置が、端子設置部14c及び端子設置部14dの位置に決められている。また、プリチャージユニット10は、回路ケース体14により、メインリレー回路22の端子の位置が、リレー回路取付部14f、リレー回路取付部14g、リレー回路取付部14h及びリレー回路取付部14iに決められている。このため、プリチャージユニット10は、プリチャージ回路12bのサイズを変更せず、プリチャージ回路12bの規格を変更する場合、回路ケース体14を変更することなく、プリチャージ回路12bを容易に設置し、メインリレー回路22を容易に取り付けることができる。
プリチャージユニット10は、突入電流が高電流となる高圧系に、特に好適に用いられる。プリチャージユニット10は、例えば、ハイブリッド自動車、燃料電池(Fuel Cell)自動車等の電力を用いて走行するEV(Electric Vehicle)車に、好適に用いられる。プリチャージユニット10は、これらのEV車に用いられることで、充電の際に生じる可能性がある突入電流を押さえることができる。
EV車では、車種変更に伴って、例えば車体の重量が増加する場合、より高い電流値が用いられる。プリチャージユニット10は、特に、このようにより高い電流値が用いられる場合に、より高い電流値に応じたプリチャージ回路12bに変更することの困難さを大幅に低減することができる。
プリチャージユニット10は、プリチャージ回路12bとメインリレー回路22とを別々に交換可能にするので、プリチャージ回路12bとメインリレー回路22とのいずれか一方が故障した場合、故障した方の回路を取り替えることで、容易にかつ低コストに修理することができる。また、プリチャージユニット10は、プリチャージ回路12bとメインリレー回路22とを別々に交換可能にするので、プリチャージ回路12bとメインリレー回路22とのいずれか一方が故障した場合、故障していない方の回路を、容易にかつ低コストに再利用することができる。
プリチャージユニット10は、メインリレー回路22を遮断可能な回路遮断装置16をさらに備え、回路ケース体14が、回路遮断装置16が着脱可能に取り付けられる遮断装置取付部14eをさらに含む。このため、プリチャージユニット10は、プリチャージ回路12bと回路遮断装置16とを接続する部品が必要なくなるので、回路全体を簡素化でき、部品点数を削減することができるため、低コスト化することができる。
10 プリチャージユニット
12 プリチャージ回路体
12a 筐体
12b プリチャージ回路
12c、12d 端子
12e プリチャージリレー
12f 抵抗
14 回路ケース体
14a ケース本体
14b 回路体設置部
14c、14d 端子設置部
14e 遮断装置取付部
14f、14g、14h、14i リレー回路取付部
14j、14k 装着部
16 回路遮断装置
16a 取付部
22 メインリレー回路
22a、22b メインリレー
24 低圧コネクタ

Claims (2)

  1. 突入電流を抑制するプリチャージ回路と、前記プリチャージ回路を格納する筐体と、を含むプリチャージ回路体と、
    前記プリチャージ回路体が着脱可能に設置される回路体設置部と、前記プリチャージ回路と並列にメインリレー回路が電気的に接続されるリレー回路取付部と、を含む回路ケース体と、
    を備え
    前記リレー回路取付部は、前記回路体設置部の長手方向の一方側および他方側にそれぞれ設けられることを特徴とするプリチャージユニット。
  2. 前記メインリレー回路を遮断可能な回路遮断装置をさらに備え、
    前記回路ケース体は、前記回路遮断装置が着脱可能に取り付けられる遮断装置取付部をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のプリチャージユニット。
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