JP6988513B2 - 操舵制御装置 - Google Patents
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Description
具体的には、特許文献1には、ステアリングシャフトに加わる操舵トルクを転舵輪側に伝達させつつ、ステアリングホイールの操舵角と転舵輪の転舵角との比である舵角比を変更する舵角比可変操舵装置が記載されている。ステアリングシャフトにおけるステアリングホイール側の部分には、ステアリングシャフトにおけるステアリングホイール側の部分に設けられるトーションバーの捩れ角に基づいて操舵トルクを検出するトルクセンサが設けられる。
この構成によれば、捩れ角にゲインを乗算した分だけ指令値の位相を変化させることができるため、ゲインを+1と−1との間で調整すれば、指令値の位相の調整具合を変更することが可能となる。これにより、ステアリングホイールの操舵感の悪化を抑制するように調整できる。
以下、操舵制御装置をステアバイワイヤ方式の操舵装置に適用した第1実施形態について説明する。
転舵部3は、ピニオンシャフト13、第1ラックアンドピニオン機構14、転舵シャフト15、タイロッド16,16、および転舵輪17,17を有している。ピニオンシャフト13は、ステアリングシャフト12におけるクラッチ20よりもステアリングホイール11と反対側の部分である。ピニオンシャフト13の下端部は、第1ラックアンドピニオン機構14を介して、ピニオンシャフト13に対して交わる方向へ延びる転舵シャフト15に連結されている。ピニオンシャフト13のピニオン歯13aが、転舵シャフト15のラック歯15aに噛み合うことにより、第1ラックアンドピニオン機構14が構成されている。また、転舵シャフト15の両端は、それぞれタイロッド16,16を介して、左右の転舵輪17,17に連結されている。なお、ステアリングシャフト12、ピニオンシャフト13、および転舵シャフト15は、ステアリングホイール11と転舵輪17,17との間の動力を伝達する経路として機能する。
角度相異部としてのクラッチ20は、ステアリングシャフト12に設けられている。クラッチ20は、ステアリングシャフト12におけるクラッチ20よりもステアリングホイール11側の部分と、ステアリングシャフト12におけるクラッチ20よりもステアリングホイール11と反対側の部分とを断接することにより、この間の角度関係を異ならせるものである。クラッチ20としては、たとえば励磁コイルに対する通電によって断接を行う(接続状態と切断状態とを切り替える)電磁クラッチが採用される。励磁コイルに対して通電されるときクラッチ20は切断状態となり、励磁コイルに対して通電されないときクラッチ20は接続状態となる。クラッチ20が切断されるとき、ステアリングホイール11と転舵輪17,17との間の動力の伝達が切断される。これに対して、クラッチ20が接続されるとき、ステアリングホイール11と転舵輪17,17との間の動力の伝達が接続される。したがって、クラッチ20が接続状態にある場合、ステアリングシャフト12の回転運動は、第1ラックアンドピニオン機構14を介して転舵シャフト15の軸方向(図1の左右方向)の往復直線運動に変換される。
操舵装置1は、操舵反力を生成するための構成として、反力ユニット30を備えている。操舵反力とは、運転者によるステアリングホイール11の操作方向と反対方向へ向けて作用する力のことである。この操舵反力をステアリングホイール11(ステアリングシャフト12)に付与することにより、運転者に適度な手応え感を与えることができる。
反力モータ31は、操舵反力の発生源である。反力モータ31としては、たとえば3相のブラシレスモータが採用される。反力モータ31の回転軸31aは、減速機構32を介して、ステアリングシャフト12に連結されている。減速機構32は、ステアリングシャフト12におけるクラッチ20よりもステアリングホイール11側の部分に設けられている。反力モータ31のモータトルクがステアリングシャフト12に付与されることにより、ステアリングホイール11に操舵反力が付与される。
操舵装置1は、転舵力を発生させるための構成として、転舵ユニット40を備えている。転舵力とは、転舵輪17,17を転舵させるための力のことである。
転舵モータ41は、転舵力の発生源である。転舵モータ41としては、たとえば3相のブラシレスモータが採用される。転舵モータ41の回転軸41aは、減速機構42を介して、ピニオンシャフト44に連結されている。ピニオンシャフト44の下端部は、第2ラックアンドピニオン機構45を介して、ピニオンシャフト44に対して交わる方向へ延びる転舵シャフト15に連結されている。ピニオンシャフト44のピニオン歯44aが、転舵シャフト15のラック歯15bに噛み合うことにより、第2ラックアンドピニオン機構45が構成されている。転舵モータ41のトルクがピニオンシャフト44に付与されることにより、ピニオンシャフト44が回転運動する。ピニオンシャフト44の回転運動は、第2ラックアンドピニオン機構45を介して転舵シャフト15の軸方向の往復直線運動に変換される。これにより、転舵モータ41のトルクは、転舵力として、ピニオンシャフト44を介して転舵シャフト15に付与される。なお、転舵ユニット40、ピニオンシャフト44、および第2ラックアンドピニオン機構45は、転舵部3の構成要素である。
操舵装置1は、操舵制御装置50を備えている。操舵制御装置50は、各種のセンサの検出結果に基づいて、反力モータ31、転舵モータ41、およびクラッチ20を制御する。各種のセンサとしては、回転角センサ33、トルクセンサ34、回転角センサ43、および車速センサ46が用いられる。トルクセンサ34は、ステアリングホイール11が回転操作されることによりステアリングシャフト12に加わる操舵トルクThを検出する。トルクセンサ34は、ステアリングシャフト12の途中に設けられるトーションバー34aを有している。トルクセンサ34は、ステアリングシャフト12におけるトーションバー34aよりもステアリングホイール11側(図1中の上側)の部分と、ステアリングシャフト12におけるトーションバー34aよりもステアリングホイール11と反対側(図1中の下側)の部分との捩れ角に基づいて、操舵トルクThを検出する。車速センサ46は、車両の走行状態を検出する走行検出部として車両に設けられている。車速センサ46は、車両の走行速度である車速Vを検出する。なお、ステアリングホイール11の中立位置(θs=0)を基準とする右方向への切り込み操舵時には、操舵トルクThおよび操舵角θsはともに正に増加し、操舵角θsの微分値である操舵速度ωも正である。一方、左方向への切り込み操舵時には、操舵トルクThおよび操舵角θsはともに負に増加するため、操舵速度ωは負である。
操舵制御装置50は、操舵トルクThおよび車速Vに基づいて、操舵反力を発生させるための目標操舵反力を演算する。そして、操舵制御装置50は、演算された目標操舵反力および操舵トルクThに基づいて目標操舵角を演算する。操舵制御装置50は、実際の操舵角を目標操舵角に追従させるべく、操舵角の角度フィードバック制御を実行することにより、操舵角補正量を演算し、当該操舵角補正量を目標操舵反力に加算することにより、操舵反力指令値を演算する。操舵制御装置50は、操舵反力指令値に応じた操舵反力を発生させるために必要とされる電流に基づいて、反力モータ31に対する給電を制御する。
また、操舵制御装置50は、回転角センサ43により検出される回転角θt0に基づいて、ピニオンシャフト44の実際の回転角であるピニオン角を演算する。このピニオン角は、転舵輪17,17の転舵角θtを反映する値である。操舵制御装置50は、目標操舵角を用いて目標ピニオン角を演算する。そして、操舵制御装置50は、目標ピニオン角と実際のピニオン角との偏差に基づいて、角度フィードバック制御を実行することにより、当該偏差を無くすように転舵モータ41に対する給電を制御する。
操舵制御装置50の構成について説明する。
図2に示すように、操舵制御装置50は、反力制御を実行する反力制御部50a、および転舵制御を実行する転舵制御部50bを有している。
反力制御部50aは、目標操舵反力演算部51、目標操舵角演算部52、操舵角フィードバック制御部53、電流指令値演算部54、モータ制御信号生成部55、操舵角演算部56、駆動回路57、電流センサ58、および加算部59,60を有している。
操舵角フィードバック制御部53は、ステアリングホイール11の実際の操舵角θsを、目標操舵角θ1*に追従させるべく、操舵角θsのフィードバック制御を通じて、操舵角補正量T1c*を演算する。
電流指令値演算部54は、操舵反力指令値Ts*に基づいて、反力モータ31の駆動電流の目標値である電流指令値I1*を演算する。
図2に示すように、転舵制御部50bは、補償部としての捩り剛性制御部70、ピニオン角演算部61、ピニオン角フィードバック制御部62、電流指令値演算部63、モータ制御信号生成部64、駆動回路65、電流センサ66、微分部67を有している。
モータ制御信号生成部64は、電流センサ66により検出される実電流値I2を取得する。モータ制御信号生成部64は、電流指令値I2*に実電流値I2を追従させる電流フィードバック制御を実行することにより、モータ制御信号Sm2を生成する。モータ制御信号生成部64は、電流指令値I2*と実電流値I2との偏差を無くすように、転舵モータ41に対する給電を制御することにより、転舵モータ41はピニオン角指令値T2*に応じたトルクを発生させることができる。
捩り剛性制御部70の構成について説明する。
図3に示すように、捩り剛性制御部70は、捩れ角演算部71、ゲイン演算部72、乗算部73,74、および加算部75を備えている。
加算部75は、目標操舵角演算部52により演算された目標操舵角θ1*に乗算部74により演算された補償量θcを加算することにより、位相が補償された目標ピニオン角θ2*を演算する。
本実施形態の作用および効果を説明する。
(1)運転者がステアリングホイール11を操舵したとき、トーションバー34aの捩れた状態に基づいて操舵トルクThが検出される。このため、操舵トルクThに基づいて転舵モータ41を通じて実行される転舵制御は、トーションバー34aが捩られる分だけステアリングホイール11の操舵に対して遅れる。この結果、ステアリングホイール11の操舵に対して転舵輪17,17の転舵角θtの位相が遅れ、ステアリングホイール11の操舵に対する転舵輪17,17の転舵の応答性が満足できないことがある。
操舵制御装置をステアバイワイヤ方式の操舵装置に適用した第2実施形態について説明する。ここでは、第1実施形態との違いを中心に説明する。第2実施形態では、捩り剛性制御部70のゲイン演算部72において、ステアリングホイール11の操舵によってトーションバー34aを捩るために発生させられた動力に応じたゲインGに加えて、車両の走行状態に応じた各種の車両状態ゲインを演算することにより、車両の走行状態によってもステアリングホイール11の操舵に対して目標ピニオン角θ2*の位相を調整している。
本実施形態の作用および効果を説明する。
(4)車両の走行状態に応じて各種の走行状態ゲイン(Gv,Gθs,Gω)が増減することにより補償量θcが増減する。このため、ステアリングホイール11の操舵によってトーションバー34aを捩るために発生させられた動力に加えて、車両の走行状態によっても、ステアリングホイール11の操舵に対する目標ピニオン角θ2*の位相を変化させることができる。このため、車両の走行状態に応じて、ステアリングホイール11の操舵に対する転舵輪17,17の転舵の応答性を調整することが可能となる。
操舵制御装置をステアバイワイヤ方式の操舵装置に適用した第3実施形態について説明する。ここでは、第1実施形態との違いを中心に説明する。第3実施形態では、捩り剛性制御部70のゲイン演算部72において、運転者により選択されるドライブモードに応じて、ステアリングホイール11の操舵に対する目標ピニオン角θ2*の位相を調整している。すなわち、第3実施形態では、運転者により選択されるドライブモードに応じて、ステアリングホイール11の操舵感を切り替えている。
加算部75は、目標操舵角演算部52により演算された目標操舵角θ1*に、乗算部74により演算された補償量θcを加算することにより、位相が補償された目標ピニオン角θ2*を演算する。
本実施形態の作用および効果を説明する。
(6)運転者が車両の応答性を変更するためのスイッチを操作することにより車両のドライブモードを変更し、補償量θcを増減する。このため、運転者がスポーツモードを選択した場合、目標ピニオン角θ2*の位相を進めることによって、ステアリングホイール11の操舵に対する転舵輪17,17の転舵の応答性を通常モードよりも早めることができる。また、運転者がスローモードを選択した場合、ステアリングホイール11の操舵に対して目標ピニオン角θ2*の位相が遅れた状態からさらに遅らせることによって、ステアリングホイール11の操舵に対する転舵輪17,17の転舵の応答性を通常モードよりも遅くすることができる。これにより、ステアリングホイールの操舵感の悪化を抑制するように調整することができる。また、操舵感の調整の自由度を高めることができ、操舵感の多様化に寄与することができる。
・第2実施形態では、車両の走行状態に応じて増減する走行状態ゲインとして、車速ゲインGv、操舵角ゲインGθs、および操舵速度ゲインGωが用いられたが、これに限らない。たとえば、走行状態ゲインとして、車速ゲインGv、操舵角ゲインGθs、および操舵速度ゲインGωの少なくとも1つを用いればよい。また、走行状態ゲインは、車速ゲインGv、操舵角ゲインGθs、および操舵速度ゲインGωに限らず、たとえば車両の横加速度や車速Vの微分値である加速度などの他の走行状態に応じて増減するゲインであってもよい。これは、第1実施形態についても同様に適用できる。
・各実施形態では、目標ピニオン角θ2*はピニオンシャフト44のピニオン角θpの目標値であったが、これに限らない。たとえば、ピニオンシャフト13のピニオン角の目標値であってもよいし、転舵輪17,17の転舵角θtの目標値であってもよい。すなわち、目標ピニオン角θ2*は、転舵輪17,17の転舵角θtに換算可能な値の目標値であれば、どのようなものであってもよい。なお、目標ピニオン角θ2*がピニオンシャフト13のピニオン角の目標値である場合、ピニオン角フィードバック制御部62は、ピニオンシャフト13のピニオン角を目標ピニオン角θ2*に追従させる角度フィードバック制御を実行する。また、目標ピニオン角θ2*が転舵輪17,17の転舵角θtの目標値である場合、ピニオン角フィードバック制御部62は、転舵輪17,17の転舵角を転舵角指令値としての目標ピニオン角θ2*に追従させる角度フィードバック制御を実行する。
Claims (7)
- 運転者により操舵されるステアリングホイールを備えた操舵部と、
運転者による前記ステアリングホイールの操舵に応じて転舵輪を転舵させる転舵部と、
前記操舵部および前記転舵部に設けられるステアリングシャフトの前記操舵部側の部分および前記転舵部側の部分を連結し、前記操舵部側の部分と前記転舵部側の部分との間で角度関係を異ならせる角度相異部と、
前記ステアリングシャフトにおける前記操舵部側の部分に設けられるトーションバーの捩れ量に基づいて操舵トルクを検出するトルクセンサと、
前記転舵部に接続されて前記操舵トルクに基づいて前記転舵輪を転舵させるモータと、を備える操舵装置を制御する操舵制御装置において、
前記ステアリングホイールの操舵に応じて前記モータを駆動させるための指令値を演算する指令値演算部と、
前記ステアリングホイールの操舵によってトーションバーを捩るために発生させられた動力に基づいて、前記ステアリングホイールの操舵に対して前記指令値の位相を可変させるように前記指令値を補償する補償部と、を備える操舵制御装置。 - 前記指令値演算部は、前記指令値として、前記転舵輪の転舵角に換算可能な値の目標値である角度指令値を演算し、
前記補償部は、前記指令値演算部により演算される前記角度指令値の位相を変化させるように補償し、
前記ステアリングシャフトにおける前記トーションバーよりも前記ステアリングホイールと反対側の部分の回転角に換算可能な角度を検出する回転角センサにより検出される前記角度に基づいて前記角度指令値に対して追従させる角度である追従角度を演算する追従角度演算部と、
前記追従角度演算部により演算された前記追従角度を、前記補償部により補償された前記角度指令値に追従させる角度フィードバック制御を実行することにより、前記モータに付与するべき電流の目標値である電流指令値を演算する角度フィードバック制御部と、をさらに備える請求項1に記載の操舵制御装置。 - 前記回転角センサにより得られる前記角度に基づいて、前記ステアリングホイールの操舵角を演算する操舵角演算部をさらに備え、
前記補償部は、前記動力として、前記操舵トルクと前記ステアリングホイールの操舵速度との積、および前記操舵トルクの微分値である操舵トルク微分値と前記ステアリングホイールの前記操舵角との積の少なくとも一方を用いる請求項2に記載の操舵制御装置。 - 前記補償部は、
前記トルクセンサにより検出される前記操舵トルクに基づいて、前記トーションバーの捩れ量であって、前記ステアリングシャフトにおける前記トーションバーよりも前記ステアリングホイール側の部分の回転角と、前記ステアリングシャフトにおける前記トーションバーよりも前記ステアリングホイールと反対側の部分の回転角との差である捩れ角を演算する捩れ角演算部と、
前記動力に基づいて、前記ステアリングホイールの操舵に対して前記指令値の位相を変化させるべく、正負の値のいずれかのゲインを演算するゲイン演算部と、
前記捩れ角と前記ゲインとを乗算することにより前記指令値の位相を補償する補償値を演算する乗算部と、
前記指令値に前記補償値を加算することにより前記指令値を演算する加算部と、を備える請求項3に記載の操舵制御装置。 - 前記ゲイン演算部は、前記ステアリングホイールの操舵に対して前記指令値の位相を変化させるべく、車両の走行状態に応じて増減する走行状態ゲインを演算する走行状態ゲイン演算部を備え、
前記補償部は、前記ゲインに前記走行状態ゲインを乗算した値を前記ゲインとして用いる請求項4に記載の操舵制御装置。 - 前記ゲイン演算部は、前記ステアリングホイールの操舵に対して前記指令値の位相を変化させるべく、車両の応答性を変更するための指示状態に応じて設定される変更ゲインを演算する変更ゲイン演算部を備え、
前記補償部は、前記変更ゲインを前記ゲインとして用いる請求項4または5に記載の操舵制御装置。 - 前記ゲイン演算部は、前記ゲインを「+1」と「−1」との間で設定する請求項4〜6のいずれか一項に記載の操舵制御装置。
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