JP6987602B2 - 研削方法 - Google Patents

研削方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6987602B2
JP6987602B2 JP2017206369A JP2017206369A JP6987602B2 JP 6987602 B2 JP6987602 B2 JP 6987602B2 JP 2017206369 A JP2017206369 A JP 2017206369A JP 2017206369 A JP2017206369 A JP 2017206369A JP 6987602 B2 JP6987602 B2 JP 6987602B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
inner peripheral
shape
outer peripheral
peripheral groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017206369A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019077001A (ja
Inventor
謙郎 真田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Advanced Technologies Co Ltd
Original Assignee
Toyo Advanced Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Advanced Technologies Co Ltd filed Critical Toyo Advanced Technologies Co Ltd
Priority to JP2017206369A priority Critical patent/JP6987602B2/ja
Publication of JP2019077001A publication Critical patent/JP2019077001A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6987602B2 publication Critical patent/JP6987602B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Description

本発明は、ワークの加工形状を自動設定する研削方法に関する。
従来より、例えば、特許文献1のように、主軸と心押し軸に取り付けられたセンタに支持され、このセンタの軸線まわりに回転する工作物に対して砥石車を送り込むことによって工作物を研削加工するようにした研削盤が知られている。この研削盤は、工作物の形状データを入力する形状入力手段と、この形状入力手段によって入力された形状データから工作物の研削段数毎の円筒形状を推定する形状推定手段とを備えることが知られている。
特許第2846938号公報
しかしながら、従来の研削方法では、異なる形状のワークを研削するときに最初にワークの加工寸法を設定する場合、多数の加工寸法を登録しなければならない。
そして、研削対象のワークは、大まかな形状に前加工として粗加工されているのが通常である。粗加工の場合、仕上がりにバラツキがある。
2度目以降にワークを交換して加工を行うときには、加工プログラム上のワークと、研削盤に装着した粗加工されたワークとで寸法が同じかどうかを確かめる必要がある。例えば、前工程の粗加工で削り残しのあるワークを研削すると、研削時間に無駄が発生することがあるためである。また、削りすぎで製品不良のワークの研削の手間を省くためである。このため、作業者は、時間をかけて多数の寸法を確認しなければならないという問題がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ワーク交換時の段取り時間を短縮することにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、研削開始前にワークの外形を測定し、その測定結果から推定したワーク外形と、仕上げ寸法とを比較してから研削を行うようにした。
具体的には、第1の発明では、ワークの加工形状を自動設定する研削方法を前提とし、
上記研削方法は、
ワーク支持台にワークを支持するワーク支持工程と、
上記ワークの芯出しをする芯出し工程と、
上記芯出しされたワークの外周を位置センサで該ワークの半径方向外側から内側に向けて上記ワークの上側から下側まで測定する外周測定工程と、
上記外周測定工程において、上記ワークの外周面に外周溝部があると判定したときには、該外周溝部の上下端面を測定する外周溝部端面測定工程と、
上記外周測定工程及び上記外周溝部端面測定工程で得られた情報から上記ワークの外周形状を推定し、推定形状を表示画面に表示する推定形状表示工程と、
上記表示画面に表示された上記ワークの外形において、研削対象となる被研削面を複数選択する被研削面選択工程と、
複数の上記被研削面に対応する仕上げ寸法をそれぞれ登録する仕上げ寸法登録工程と、
上記推定形状と上記仕上げ寸法とを比較し、取り代がマイナスとなった場合には、注意喚起する注意喚起工程を含む。
上記の構成によると、自動で研削対象のワークの外周形状を実際に計測し、被研削面を具体的に選択した上で仕上げ寸法と比較することで、その後の取り代を確認できる。そして、取り代がマイナスになるような場合に注意喚起することで、研削開始前に製品不良を発見でき、無駄な研削時間が発生するのを防止できる。また、自動で計測を行えるので、従来のように手間がかからない。さらに、外周に溝部がある場合にも適用できる。
第2の発明では、第1の発明において、
上記外周測定工程において、上記ワークの外周面に複数の外周溝部があると判定したときには、上記外周溝部端面測定工程を繰り返す。
上記の構成によると、外周溝部がワークの外周面に複数存在する場合には、外周溝部毎に上下端面を測定し、その後の被研削面選択工程で各外周溝部の溝底及び上下端面が選択されて研削される。
第3の発明では、第1又は第2の発明において、
上記ワークの内周面を研削する場合には、さらに、
上記芯出しされたワークの内周を位置センサで該ワークの半径方向内側から外側に向けて上記ワークの上側から下側まで測定する内周測定工程と、
上記内周測定工程において、上記ワークの内周面に内周溝部があると判定したときには、該内周溝部の上下端面を測定する内周溝部端面測定工程とを含み、
上記推定形状表示工程において、上記内周測定工程及び上記内周溝部端面測定工程で得られた情報も含めて上記ワークの内周形状も推定する。
上記の構成によると、内周が研削対象となる場合でも、外周と同様にワークの実際の形状を計測してから研削を行うことができるので、手作業による内周の寸法確認の手間も省くことができる。
第4の発明では、ワークの加工形状を自動設定する研削方法を前提とし、
上記研削方法は、
ワーク支持台にワークを支持するワーク支持工程と、
上記ワークの芯出しをする芯出し工程と、
上記芯出しされたワークの内周を位置センサで該ワークの半径方向内側から外側に向けて上記ワークの上側から下側まで測定する内周測定工程と、
上記内周測定工程において、上記ワークの内周面に内周溝部があると判定したときには、該内周溝部の上下端面を測定する内周溝部端面測定工程と、
上記内周測定工程及び上記内周溝部端面測定工程で得られた情報から上記ワークの内周形状を推定し、推定形状を表示画面に表示する推定形状表示工程と、
上記表示画面に表示された上記ワークの外形において、研削対象となる被研削面を複数選択する被研削面選択工程と、
複数の上記被研削面に対応する仕上げ寸法をそれぞれ登録する仕上げ寸法登録工程と、
上記推定形状と上記仕上げ寸法とを比較し、取り代がマイナスとなった場合には、注意喚起する注意喚起工程を含む。
上記の構成によると、自動で研削対象のワークの内周形状を実際に計測し、被研削面を具体的に選択した上で仕上げ寸法と比較することで、その後の取り代を確認できる。そして、取り代がマイナスになるような場合に注意喚起することで、研削開始前に製品不良を発見でき、無駄な研削時間が発生するのを防止できる。また、自動で計測を行えるので、従来のように手間がかからない。さらに、内周に溝部がある場合にも適用できる。
第5の発明では、第4の発明において、
上記内周測定工程において、上記ワークの内周面に複数の内周溝部があると判定したときには、上記内周溝部端面測定工程を繰り返す。
上記の構成によると、内周溝部がワークの内周面に複数存在する場合には、内周溝部毎に上下端面を測定し、その後の被研削面選択工程で各内周溝部の溝底及び上下端面が選択されて研削される。
第6の発明では、第1から第5のいずれか1つの発明において、
上記注意喚起工程において、上記取り代が所定値よりも大きいときにも注意喚起する。
上記の構成によると、取り代が大きすぎるときに研削による仕上げ加工を行うと、研削時間がかかって非効率であるため、そのような場合には、前加工をやり直すことができる。
第7の発明では、第1から第6のいずれか1つの発明において、
上記位置センサは、スタイラス状のタッチプローブであり、該タッチプローブの先端が届かない距離まで該タッチプローブの先端を移動させた場合には、測定不能として注意喚起する。
上記の構成によると、タッチプローブのホルダなどがワークに接触して損傷するのを効果的に防止できる。
以上説明したように、本発明によれば、ワークの実際の形状から計測した推定形状と仕上げ寸法とを比較し、取り代がマイナスとなった場合には、注意喚起するようにしたことにより、ワーク交換時の段取り時間を短縮することができる。
本発明の実施形態に係るワーク形状測定部及びワークを拡大して示す正面図である。 マシニングセンタの外形を示す正面図である。 マシニングセンタの主要部分を拡大して示す斜視図である。 マシニングセンタの主要部分を拡大して示す正面図である。 本発明の実施形態に係る外周測定工程を示す断面図である。 異常時の外周測定工程を示す断面図である。 正常時の外周測定工程を示す断面図である。 本発明の実施形態の変形例1に係るワークを示す断面図である。 本発明の実施形態の変形例2に係るワークを示す断面図である。 本発明の実施形態の変形例3に係るワークを示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図2は本発明の実施形態に係るマシニングセンタ1の全体を示し、このマシニングセンタ1は、例えば箱型のハウジング1aと、ハウジング1a内部に設けられた制御装置2とを備えている。制御装置2には、表示画面としての操作パネル3が設けられている。操作パネル3の近傍には、注意喚起のための警報ランプ4が設けられている。制御装置2には、予めワーク加工用の各種プログラムがインストールされている。
図3に示すように、ハウジング1aの内部に設けられたコラム1bには、ワーク100の研削を行う加工部20が設けられている。図4にも示すように、加工部20は、ワーク100を支持するワーク支持台101と、先端に砥石21が設けられたツールを回転させる主軸22と、この主軸22を回転させるツール回転部23とを備えている。
本実施形態では、加工部20は、図1にも示すように、ワーク100の形状を測定する位置センサとしてのワーク形状測定部10を備えている。このワーク形状測定部10は、例えば、先端に接触検知する球状の接触部10a及び接触部10aを連結するエクステンション10bを備えたタッチプローブ11を備え、そのタッチプローブ11がワーク100等に接触したのを検知するタッチセンサ12が設けられている。本実施形態では、タッチプローブ11は、一対の接触部10a及び一対のエクステンション10bを備えているが、1つの接触部10aと1つのエクステンション10bだけを備えていてもよい。タッチセンサ12には、例えば接触部10aが物体に接触したときに反応するリミットスイッチが内蔵されている。タッチセンサ12を含む例えば円柱状の本体部分は、プローブ支持部13に支持され、プローブ駆動部14により、上下左右に自由に位置及び姿勢を変更可能となっている。
次いで、本実施形態のワーク100の加工形状を自動設定する研削方法の手順について説明する。
まず、図4に示すように、ワーク支持工程において、ワーク支持台101にワーク100を支持する。
次いで、芯出し工程において、主軸22の回転中心に対してワーク100の芯出しをする。
次いで、ワーク形状の自動測定を開始する。まず、図5に示すように、外周測定工程において、芯出しされたワーク100をワーク形状測定部10でワーク100の半径方向外側から内側に向けてワーク100の上側から下側まで測定する。具体的には、タッチプローブ11をワーク100の上端で外側から内側へワーク100の外周面100aに近付くように移動させ、接触部10aが外周面100aに接触した位置を記憶する。次いで、タッチプローブ11を外周面から少し後退させ且つ下方へ移動する。そして、再び外周面100aに近付いて接触部10aが接触した位置を記憶する。この動作をワーク100の下端まで行う。なお、この動作は、逆に下端から上端に向けて行ってもよい。
次いで、外周溝部端面測定工程として、上記外周測定工程を行っている最中又は外周測定工程が終了した後に、ワーク100の外周面100aに外周溝部100bがあると判定したときには、外周溝部100bの上下端面100c,100dを測定する。具体的には、外周測定工程で外周面100aの外径が大きく減少している領域を把握し、その領域を外周溝部100bとして判定し、その外周溝部100bの側壁面に対応する上下端面100c,100dに接触する座標を記憶する。図5に示すように、接触部10aが球形であるので、外周面100aよりも内側の外周溝部100bに接触部10aを挿入した状態で、上下にタッチプローブ11を移動させれば、外周溝部100bの形状を測定できる。
さらにワーク100の内周面100eも研削する場合には、ワーク100の内周面100eについても測定する。
まず、内周測定工程において、ワーク100の半径方向内側から外側に向けてワーク100の上側から下側まで測定する。この場合は、ワーク100の穴部内にタッチプローブ11を挿入させて内周面100eの形状を測定する。例えば、接触部10aを半径方向内側から外側へ移動させて内周面100eの形状を上側から下側へ計測するとよい。なお、この動作は、逆に下側から上側に向けて行ってもよい。
次いで、内周溝部端面測定工程において、上記内周測定工程を行っている最中又は内周測定工程が終了した後に、ワーク100の内周面に内周溝部100fがあると判定したときには、内周溝部100fの上下端面100g,100hを測定する。この内周溝部100fの形状測定も上記外周溝部100bの測定と基本的には同じ方法で行う。なお、例えば、ワーク100の上面100iも研削する場合には、ワーク形状測定部10によって上面100iの形状も測定するとよい。
次いで、推定形状表示工程において、外周測定工程、外周溝部端面測定工程、内周測定工程、内周溝部端面測定工程等で得られた情報からワーク100の外周形状、内周形状等を推定し、推定形状を操作パネル3の表示画面に表示する。
次いで、被研削面選択工程において、表示画面に表示されたワーク100の外形において、作業者が研削対象となる被研削面を複数選択する。
次いで、仕上げ寸法登録工程において、複数の被研削面に対応する仕上げ寸法をそれぞれ登録する。
次いで、注意喚起工程において、推定形状と仕上げ寸法とを比較し、取り代がマイナスとなった場合には、注意喚起する。この取り代がマイナスになるような場合に注意喚起することで、研削開始前に製品不良を発見でき、無駄な研削時間が発生するのを防止できる。
この注意喚起工程において、取り代が所定値よりも大きいときにも注意喚起する。このように取り代が大きすぎるときに研削による仕上げ加工を行うと、研削時間がかかって非効率であるため、そのような場合には、例えば前加工をやり直すことができる。
具体的な注意喚起の方法としては、警報ランプ4を点灯させたり、図示しないブザーを鳴らしたりすると共に、操作パネル3にエラー内容を表示したりする方法がある。
また、図6Aに示すように、ワーク100形状を計測中にタッチプローブ11が届かない距離までタッチプローブ11を移動させた場合にも、測定不能として注意喚起してもよい。タッチプローブ11の接触部10aがワーク100に接触する前に、タッチセンサ12等の部分がワーク100に接触して損傷するのを防止するためである。この場合には、図6Bに示すように、適度な長さのタッチプローブ11に交換して測定を行うとよい。
このように本実施形態では、自動で研削対象のワーク100の外周形状、内周形状等を実際に計測し、被研削面を具体的に選択した上で仕上げ寸法と比較することで、その後の取り代を確認できる。
また、自動で計測を行えるので、従来のように手間がかからない。さらに、外周面100aや内周面100eに溝部がある場合にも適用できる。
また、タッチプローブ11の長さが不充分な場合には、注意喚起して適切な長さのものに交換させることで、タッチセンサ12などがワーク100に接触して損傷するのを効果的に防止できる。
したがって、本実施形態に係る研削方法によると、ワーク100の実際の形状から計測した推定形状と仕上げ寸法とを比較し、取り代がマイナスとなった場合には、注意喚起するようにしたことにより、ワーク100の交換時の段取り時間を短縮することができる。
−変形例1−
図7は本発明の実施形態の変形例1に係るワーク200を示し、内周溝部が複数設けられている点で上記実施形態と異なる。なお、以下の各変形例では、図1〜図6Bと同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
すなわち、本変形例では、上記実施形態1に比べて内周面100eに内周溝部100fだけでなく、その下方に第2内周溝部200fも設けられている。
この場合、上記実施形態における内周溝部端面測定工程をもう一度繰り返し、第2内周溝部200fと、その第2内周溝部200fの上下端面200g,200hを測定するとよい。
詳しくは図示しないが、同様に外周面100aに複数の外周溝部がある場合にも、外周溝部端面測定工程を繰り返せばよい。
−変形例2−
図8は本発明の実施形態の変形例2に係るワーク300を示し、このワーク300が円錐台と円柱形状が一体になったような形状を有する点で上記実施形態と異なる。
すなわち、本変形例では、上記実施形態1に比べて内側溝部や外側溝部がないものの、外周面300aの一部にテーパ面が形成され、円柱部との間に段部が形成されている。
この場合、外周測定工程において、上側の外周面300aのテーパ形状を測定するだけでなく、上面300b及び段部300cの形状を測定し、記憶する。
次いで、段部300cから一定外径の円柱外面300dに移行したことを測定し、記憶する。
本変形例では、外周溝部がないので、外周溝部端面測定工程は行われない。
その後の工程では、外周溝部の代わりに段部300cの形状が表示され、所望の被研削面が選択される。
−変形例3−
図9は本発明の実施形態の変形例3に係るワーク400を示し、このワーク400は、内部に内径が徐々に小さくなる貫通孔が形成された円錐台形状である点で上記実施形態と異なる。
すなわち、本変形例では、上記実施形態1に比べて内側溝部や外側溝部がないものの、外周面400aにテーパ面が形成され、内周面400cには徐々に内径が小さくなるテーパ面が形成されている。
本変形例では、外周測定工程で下方に向かって外径が大きくなるテーパ状外周面400a及び上面400bが測定され、内周測定工程で下方に向かって内径が小さくなるテーパ状内周面400cが測定される。
その後、これらテーパ状外周面400a、上面400b、テーパ状内周面400cの形状が表示された後、被研削面が選択される。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
すなわち、上記実施形態では、外周形状及び内周形状の計測をしているが、内周のみの加工の場合には、外周形状の計測を省略し、外周のみの加工の場合には、内周形状の計測を省略すればよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物や用途の範囲を制限することを意図するものではない。
1 マシニングセンタ
1a ハウジング
2 制御装置
3 操作パネル
4 警報ランプ
10 ワーク形状測定部(位置センサ)
10a 接触部
10b エクステンション
11 タッチプローブ
12 プローブヘッド
13 プローブホルダ
14 プローブ駆動部
20 加工部
21 砥石
22 主軸
23 ツール回転部
100 ワーク
100a 外周面
100b 外周溝部
100c,100d 上下端面
100e 内周面
100f 内周溝部
100g,100h 上下端面
100i 上面
101 ワーク支持台
200 ワーク
200f 第2内周溝部
200g,200h 上下端面
300 ワーク
300a 外周面
300b 上面
300c 段部
300d 円柱外面
400 ワーク
400a テーパ状外周面
400b 上面
400c テーパ状内周面

Claims (7)

  1. ワークの加工形状を自動設定する研削方法において、
    ワーク支持台にワークを支持するワーク支持工程と、
    上記ワークの芯出しをする芯出し工程と、
    上記芯出しされたワークの外周を位置センサで該ワークの半径方向外側から内側に向けて上記ワークの上側から下側まで測定する外周測定工程と、
    上記外周測定工程において、上記ワークの外周面に外周溝部があると判定したときには、該外周溝部の上下端面を測定する外周溝部端面測定工程と、
    上記外周測定工程及び上記外周溝部端面測定工程で得られた情報から上記ワークの外周形状を推定し、推定形状を表示画面に表示する推定形状表示工程と、
    上記表示画面に表示された上記ワークの外形において、研削対象となる被研削面を複数選択する被研削面選択工程と、
    複数の上記被研削面に対応する仕上げ寸法をそれぞれ登録する仕上げ寸法登録工程と、
    上記推定形状と上記仕上げ寸法とを比較し、取り代がマイナスとなった場合には、注意喚起する注意喚起工程を含む
    ことを特徴とする研削方法。
  2. 請求項1に記載の研削方法において、
    上記外周測定工程において、上記ワークの外周面に複数の外周溝部があると判定したときには、上記外周溝部端面測定工程を繰り返す
    ことを特徴とする研削方法。
  3. 請求項1又は2に記載の研削方法において、
    上記ワークの内周面を研削する場合には、さらに、
    上記芯出しされたワークの内周を位置センサで該ワークの半径方向内側から外側に向けて上記ワークの上側から下側まで測定する内周測定工程と、
    上記内周測定工程において、上記ワークの内周面に内周溝部があると判定したときには、該内周溝部の上下端面を測定する内周溝部端面測定工程とを含み、
    上記推定形状表示工程において、上記内周測定工程及び上記内周溝部端面測定工程で得られた情報も含めて上記ワークの内周形状も推定する
    ことを特徴とする研削方法。
  4. ワークの加工形状を自動設定する研削方法において、
    ワーク支持台にワークを支持するワーク支持工程と、
    上記ワークの芯出しをする芯出し工程と、
    上記芯出しされたワークの内周を位置センサで該ワークの半径方向内側から外側に向けて上記ワークの上側から下側まで測定する内周測定工程と、
    上記内周測定工程において、上記ワークの内周面に内周溝部があると判定したときには、該内周溝部の上下端面を測定する内周溝部端面測定工程と、
    上記内周測定工程及び上記内周溝部端面測定工程で得られた情報から上記ワークの内周形状を推定し、推定形状を表示画面に表示する推定形状表示工程と、
    上記表示画面に表示された上記ワークの外形において、研削対象となる被研削面を複数選択する被研削面選択工程と、
    複数の上記被研削面に対応する仕上げ寸法をそれぞれ登録する仕上げ寸法登録工程と、
    上記推定形状と上記仕上げ寸法とを比較し、取り代がマイナスとなった場合には、注意喚起する注意喚起工程を含む
    ことを特徴とする研削方法。
  5. 請求項3又は4に記載の研削方法において、
    上記内周測定工程において、上記ワークの内周面に複数の内周溝部があると判定したときには、上記内周溝部端面測定工程を繰り返す
    ことを特徴とする研削方法。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載の研削方法において、
    上記注意喚起工程において、上記取り代が所定値よりも大きいときにも注意喚起する
    ことを特徴とする研削方法。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載の研削方法において、
    上記位置センサは、スタイラス状のタッチプローブであり、該タッチプローブの先端が届かない距離まで該タッチプローブの先端を移動させた場合には、測定不能として注意喚起する
    ことを特徴とする研削方法。
JP2017206369A 2017-10-25 2017-10-25 研削方法 Active JP6987602B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017206369A JP6987602B2 (ja) 2017-10-25 2017-10-25 研削方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017206369A JP6987602B2 (ja) 2017-10-25 2017-10-25 研削方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019077001A JP2019077001A (ja) 2019-05-23
JP6987602B2 true JP6987602B2 (ja) 2022-01-05

Family

ID=66628280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017206369A Active JP6987602B2 (ja) 2017-10-25 2017-10-25 研削方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6987602B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116635186A (zh) 2020-12-04 2023-08-22 美德龙有限公司 自动研磨系统

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6254671A (ja) * 1985-08-31 1987-03-10 Toyoda Mach Works Ltd 研削盤における素材形状入力装置
JP2000061782A (ja) * 1998-08-26 2000-02-29 Okuma Corp 溝付き軸物ワークの長手基準位置測定方法
JP2009285781A (ja) * 2008-05-29 2009-12-10 Okuma Corp 複合加工機におけるワークの内径加工方法
JP6459638B2 (ja) * 2015-03-02 2019-01-30 日本精工株式会社 溝研削装置、溝の加工方法及び玉軸受の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019077001A (ja) 2019-05-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5332507B2 (ja) 研削盤および研削加工方法
US20050208878A1 (en) Method of and machine for grinding a roll
KR20210139353A (ko) 연속적인 창성 연삭시의 자동 공정 모니터링을 위한 방법
JP2012053508A (ja) 数値制御工作機械
JP7227270B2 (ja) らせん溝を備える工作物を加工する方法及び研削盤
JP6489889B2 (ja) 表面加工装置
JP2020138256A (ja) 工作機械、加工システム、およびプルスタッドの適否判定方法
JP6987602B2 (ja) 研削方法
JP4891629B2 (ja) 表面性状測定機、形状解析プログラムおよび記録媒体
JP5821613B2 (ja) 研削異常監視方法および研削異常監視装置
JPH05111851A (ja) 歯車測定方法および歯車測定兼用歯車研削盤
JP5821615B2 (ja) 研削異常監視方法および研削異常監視装置
CN107907035B (zh) 一种凸轮轴信号盘角度检测机构
JP5395570B2 (ja) 円筒研削方法及び装置
JP3559924B2 (ja) コンピュータ数値制御式研削盤による研削方法
JP2020055042A (ja) 工作機械
JP4574625B2 (ja) 竪型両頭平面研削盤における砥石の初期位置設定方法
JPH08192358A (ja) 研削盤による加工方法およびその研削盤
JP2015039732A (ja) 工作機械及び工作機械を用いたワーク加工部測定方法
JPH08267343A (ja) 工具形状の認識方法
JP2531609Y2 (ja) 非円形状ワークの位相及び径のチェック装置
KR20160079372A (ko) 공작기계용 공구 장착 상태 감시 장치
JP2010105128A (ja) 研削盤
JP5252524B2 (ja) 真円度測定装置及び真円度測定方法
JP3994393B2 (ja) コンピュータ数値制御式研削盤による研削方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210831

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6987602

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150