JP6984927B1 - 合成繊維用処理剤及び合成繊維 - Google Patents
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Abstract
Description
従来、特許文献1、2に開示の合成繊維用処理剤が知られている。特許文献1は、2−デシル−1−テトラデカノールのチオジプロピオン酸ジエステル等の含硫黄エステルを含有するとともに、灰分の含有量及び酸価を規定した合成繊維用処理剤について開示する。特許文献2は、脂肪族アルコールと脂肪酸とのエステルを含む平滑剤、非イオン性界面活性剤及びジ(2−エチルヘキシル)スルホコハク酸アルカリ金属塩を含むイオン性界面活性剤を含有し、硫酸イオンを所定値以下に規定した合成繊維用処理剤について開示する。
前記合成繊維用処理剤において、更に、平滑剤(C)、非含窒素ノニオン界面活性剤(D)、及びイオン界面活性剤(E)を含有してもよい。
前記合成繊維用処理剤において、前記平滑剤(C)が、更に多価アルコールのエステル化合物(C2)を含むものであってもよい。
前記合成繊維用処理剤において、更に、オキシカルボン酸誘導体(F)を含有してもよい。
以下、本発明の合成繊維用処理剤(以下、処理剤ともいう)を具体化した第1実施形態を説明する。本実施形態の処理剤は、下記に示される含窒素ノニオン界面活性剤(A)及びジオール化合物(B)を含有する。
含窒素ノニオン界面活性剤(A)は、下記の有機アミン混合物(X)に炭素数2以上3以下のアルキレンオキサイド(Y)を付加させた化合物を含んでいる。有機アミン混合物(X)は、分子中に炭素数8以上24以下の炭化水素基を有する2種以上の有機アミンを含有している。且つ有機アミン混合物(X)は、炭素数14の炭化水素基を有する有機アミン、及び炭素数16の炭化水素基を有する有機アミンから選ばれる少なくとも一つの有機アミンを含有している。
また、式(1)から求められる有機アミン混合物(X)の分子量から換算した有機アミン混合物(X)1モルに対しアルキレンオキサイド(Y)を1モル以上20モル以下の割合で付加させた化合物を含むことが好ましい。かかる化合物により、本発明の効果をより向上させる。
ジオール化合物(B)の具体例としては、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2−メチル−1,2−プロパンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、2,5−ヘキサンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、2,3−ジメチル−2,3−ブタンジオール、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコールとポリプロピレングリコールの共重合体等が挙げられる。これらジオール化合物(B)は、一種類のジオール化合物を単独で使用してもよいし、又は二種以上のジオール化合物を適宜組み合わせて使用してもよい。ジオールの分子量は、800g/mol以下であることが好ましい。
処理剤は、合成繊維に平滑性の向上等を目的として平滑剤(C)を含有してもよい。平滑剤(A)としては、例えば鉱物油、ポリオレフィン、エステル化合物等が挙げられる。これら平滑剤(C)は、一種類の平滑剤を単独で使用してもよいし、又は二種以上の平滑剤を適宜組み合わせて使用してもよい。
処理剤は、乳化安定性の向上等を目的として非含窒素ノニオン界面活性剤(D)を含有してもよい。非含窒素ノニオン界面活性剤(D)としては、例えば、アルコール類又はカルボン酸類にアルキレンオキサイドを付加させたもの、カルボン酸類と多価アルコールとのエステル化合物にアルキレンオキサイドを付加させたエーテル・エステル化合物、カルボン酸類と炭素数3以上6以下の環状構造を有する多価アルコール等との部分エステル化合物等が挙げられる。これらの非含窒素ノニオン界面活性剤(D)は、一種類の非含窒素ノニオン界面活性剤を単独で使用してもよいし、又は二種以上の非含窒素ノニオン界面活性剤を適宜組み合わせて使用してもよい。
処理剤は、制電性の向上等を目的としてイオン界面活性剤(E)を含有してもよい。イオン界面活性剤(E)としては、公知のものを適宜採用できる。イオン界面活性剤(E)としては、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤が挙げられる。
これらのイオン界面活性剤(E)は、一種類のイオン界面活性剤を単独で使用してもよいし、又は二種以上のイオン界面活性剤を適宜組み合わせて使用してもよい。
処理剤は、さらにオキシカルボン酸誘導体(F)を含有してもよい。処理剤がオキシカルボン酸誘導体(F)を含有することにより、処理剤が付与された繊維が染色される際の染色性をより向上させる。
次に、本発明による合成繊維を具体化した第2実施形態を説明する。本実施形態の合成繊維は、第1実施形態の処理剤が付着している合成繊維である。処理剤を合成繊維に付着させる際の形態としては、希釈溶媒で希釈した希釈溶液、例えば低粘度鉱物油溶液、有機溶媒溶液、水性液等として付与してもよい。第1実施形態の処理剤によると、低粘度鉱物油等の非極性溶媒で希釈した処理剤の保存安定性を特に向上させる。合成繊維は、水性液等の希釈溶液を、紡糸又は延伸工程において合成繊維に付着させる工程を経て得られる。合成繊維に付着した希釈液は、延伸工程、乾燥工程により希釈溶媒を蒸発させてもよい。付着させる工程も紡糸工程であれば特に制限はない。延伸もしくは熱処理工程において、150℃以上のローラーを通過させる工程を有する製造設備、工程での使用により、発明の効果がより期待できる。
(1)上記実施形態の処理剤では、所定の含窒素ノニオン界面活性剤及びジオール化合物を含有する。したがって、特に処理剤の耐熱性の向上等の作用により、低タール蓄積性を向上できる。また、処理剤が付着した合成繊維は、染色性を向上させる。特に染色ムラを抑制し、均一な染色を実現できる。
・上記実施形態の処理剤には、本発明の効果を阻害しない範囲内において、処理剤の品質保持のための安定化剤、制電剤、つなぎ剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤等の通常処理剤に用いられる成分をさらに配合してもよい。
処理剤は、表2,3に示されるノニオン界面活性剤、ジオール化合物(B)、平滑剤(C)、イオン界面活性剤(E)、オキシカルボン酸誘導体(F)、及びその他成分を使用し、下記調製方法により調製した。
含窒素ノニオン界面活性剤(A)は、表1に示されるAM−1〜13、rAM−1を使用した。
カラム:CP−Sil 8 CB for Amines 30m×0.25mm×0.25μm(Agilent J&W社製)
キャリアガス:N21mL/分
インジェクター:Split(1:50)、T=300℃
ディテクター:FID、T=300℃
オーブン温度:50℃5分保持→5℃/分昇温→300℃10分保持
また、ガスクロマトグラフィー分析において、有機アミン混合物(X)のピーク面積の総和に占める、炭素数12以上20以下の炭化水素基を有する有機アミンのピーク面積の割合を、表1の「C12〜20の割合(%)」欄に示す。
有機アミン混合物(X)の分子量は、アミン価の値より上述した式(1)から求められる。結果を表1の「アミン価から求められる分子量(g/mol)」欄に示す。
表2,3に示されるように、平滑剤(C)としてジイソパルミチルチオジプロピオナート(E−1)を4部(%)、トリメチロールプロパンとヤシ脂肪酸のトリエステル(E−5)を30部(%)、グリセリントリオレアート(E−9)を20部(%)、ノニオン界面活性剤として含窒素ノニオン界面活性剤(AM−1)を0.5部(%)、硬化ひまし油1モルに対しEO10モル付加した化合物(N−1)を10部(%)、硬化ひまし油1モルにEO20モル付加したものをオレイン酸3モルでエステル化した化合物(N−2)を10部(%)、硬化ひまし油1モルに対しEO25モル付加したものをアジピン酸で架橋し、ステアリン酸で末端エステル化した化合物(平均分子量5000)(N−3)を4部(%)、ソルビタンモノオレアート(N−9)を5部(%)、ポリエチレングリコール(平均分子量600)とオレイン酸のジエステル(N−11)を12部(%)、イオン界面活性剤(E)として2級アルカンスルホン酸ナトリウム(C=14〜17)(S−1)を2部(%)、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム(S−2)を0.1部(%)、オレイルリン酸エステル(S−6)を1.2部(%)、オキシカルボン酸誘導体(F)として乳酸(O−1)を0.2部(%)、ジオール化合物(B)としてエチレングリコール(DO−1)を1部(%)とを含む実施例1の処理剤を調製した。
実施例2〜22、比較例1〜5の処理剤は、実施例1の処理剤と同様にして、平滑剤(C)、ノニオン界面活性剤、イオン界面活性剤(E)、オキシカルボン酸誘導体(F)、ジオール化合物(B)、及びその他成分を表2,3に示した割合で含むように調製した。
E−1:ジイソパルミチルチオジプロピオナート
E−2:ジイソステアリルチオジプロピオナート
E−3:ジオレイルチオジプロピオナート
E−4:ジイソテトラコシルチオジプロピオナート
(分子中に第4級炭素原子を有する多価アルコールのエステル化合物(C2))
E−5:トリメチロールプロパンとヤシ脂肪酸のトリエステル
E−6:トリメチロールプロパントリオレアート
E−7:ペンタエリスリトールテトラヘキサゴナート
E−8:ジ(2−エチルヘキサン酸)ネオペンチルグリコール
(上記以外の多価アルコールのエステル化合物(C2))
E−9:グリセリントリオレアート
E−10:パーム油
E−11:ナタネ油
(その他のエステル化合物)
E−12:ジ(イソステアリル)アジパート
E−13:2−エチルヘキシルオレアート
E−14:オレイルオレアート
(ジオール化合物(B))
DO−1:エチレングリコール
DO−2:ポリエチレングリコール(平均分子量200)
DO−3:ポリエチレングリコール(平均分子量400)
DO−4:プロピレングリコール1モルに対し、EO6モル付加した化合物
(非含窒素ノニオン界面活性剤(D))
N−1:硬化ひまし油1モルに対しEO10モル付加した化合物
N−2:硬化ひまし油1モルにEO20モル付加したものをオレイン酸3モルでエステル化した化合物
N−3:硬化ひまし油1モルに対しEO25モル付加したものをアジピン酸で架橋し、ステアリン酸で末端エステル化した化合物(平均分子量5000)
N−4:ひまし油1モルに対しEO20モル付加した化合物
N−5:ひまし油1モルに対しEO20モル付加したものをオレイン酸2モルでエステル化した化合物
N−6:オレイルアルコール1モルに対しEO10モル付加した化合物
N−7:オレイン酸1モルに対しEO10モル付加した化合物
N−8:イソトリデシルアルコール1モルに対してEO10モルPO10モルをランダムに付加した化合物
N−9:ソルビタンモノオレアート
N−10:ソルビタントリオレアート
N−11:ポリエチレングリコール(平均分子量600)とオレイン酸のジエステル
N−12:ポリエチレングリコール(平均分子量600)とオレイン酸のモノエステル
N−13:ノニルフェノール1モルに対しEO7モル付加した化合物
(イオン界面活性剤(E))
S−1:2級アルカンスルホン酸ナトリウム(C=14〜17)
S−2:ジオクチルスルホコハク酸ナトリウム
S−3:オレイン酸カリウム塩
S−4:オレイルアルコール−EO5モル付加物のリン酸エステル
S−5:イソセチルリン酸エステル
S−6:オレイルリン酸エステル
S−7:α−オレフィンスルホン酸ナトリウム塩
(オキシカルボン酸誘導体(F))
O−1:乳酸
O−2:乳酸ナトリウム塩
O−3:クエン酸
O−4:クエン酸トリエタノールアミン塩
(その他成分)
X−1:ポリエーテル変性シリコーン
X−2:1,3,5−トリス(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)イソシアヌル酸
試験区分2(タール蓄積性の評価)
各例の処理剤を、有機溶剤を用いて希釈して15%溶液を作製した。この希釈液を、オイリングローラー給油法にて不揮発分として付着量が10%となるように、1670デシテックス、288フィラメント、固有粘度0.93の無給油のポリエチレンテレフタラート繊維に付着させた。この繊維を、初期張力2kg、糸速0.5m/分で、表面温度240℃の梨地クロムピンに接触させて12時間走行させた。その後、ピンに蓄積した汚れの量を目視で観察し、以下の基準で評価した。なお、ピンに蓄積した汚れの量が少ないほど、タール蓄積が抑制されることを意味する。結果を表2,3の「タール」欄に示す。
◎◎(非常に優れる):薄っすらと茶色のタールの付着が観察される場合
◎○(優れる):茶色のタールが僅かに付着が観察される場合
○○(良好):茶色のタールの付着が観察される場合
○(可):茶色のタールに黒色のタールがわずかに混ざって観察される場合
×(不可):黒色のタールが観察された場合
試験区分3(染色性)
ポリエチレンテレフタレートのチップを常法により乾燥した後、エクストルーダーを用いて溶融紡糸し、口金から吐出して冷却固化した後の走行糸条に、前記処理剤を、計量ポンプを用いたガイド給油法にて付着させた。処理剤の付着量が0.6質量%(希釈剤、水を含まない量)となるように給油した。その後、ガイドで集束させて、245℃の延伸ロール、弛緩ロールを介して全延伸倍率5.5倍となるように延伸し、1670デシテックス144フィラメントの延伸糸を得た。前記の紡糸工程において得られた繊維360本を経糸とし、緯糸として560デシテックス−96フィラメントのポリエステル糸を用いて緯糸密度21本/インチで51mm幅のシートベルト用生機を用い、精錬することなしに以下の染液(水1Lに対してDianix Red S−4G 3.4g、Dianix Yellow S−6G 3.3g、Dianix S−2G 3.3gを添加した溶液)に浸漬させた。そして、連続して220℃の発色槽で2分間の処理を行うことにより染色を行った。この時のシートベルト2000m当たりの染色欠点数から以下の基準により染色性を評価した。結果を表2,3の「染色」欄に示す。
○○(良好):染色欠点数0〜3
○(可):染色欠点数4〜10
×(不可):染色欠点数11以上
表2,3の結果からも明らかなように、各実施例の処理剤は、タール蓄積性及び染色性の評価がいずれも可以上であった。本発明によれば、合成繊維の紡糸工程等において、ローラー等へのタール蓄積を低減し、染色性の良好な合成繊維を得ることができるという効果が生じる。
Claims (12)
- 含窒素ノニオン界面活性剤(A)及びジオール化合物(B)を含有する合成繊維用処理剤であって、前記含窒素ノニオン界面活性剤(A)が下記の有機アミン混合物(X)に炭素数2以上3以下のアルキレンオキサイド(Y)を付加させた化合物を含み、合成繊維の紡糸又は延伸工程で用いられることを特徴とする合成繊維用処理剤。
有機アミン混合物(X):分子中に炭素数8以上24以下の炭化水素基を有する2種以上の有機アミンを含有し、炭素数14の炭化水素基を有する有機アミン、及び炭素数16の炭化水素基を有する有機アミンから選ばれる少なくとも一つの有機アミンを含有する有機アミン混合物。 - 前記アルキレンオキサイド(Y)が、エチレンオキサイドである請求項1又は2に記載の合成繊維用処理剤。
- ガスクロマトグラフィー分析において、前記有機アミン混合物(X)のピーク面積の総和に占める、炭素数12以上20以下の炭化水素基を有する有機アミンのピーク面積の割合が、30%以上である請求項1〜3のいずれか一項に記載の合成繊維用処理剤。
- ガスクロマトグラフィー分析において、前記有機アミン混合物(X)のピーク面積の総和に占める、分子中に二重結合を持つ炭化水素基を有する有機アミンのピーク面積の割合が、0%以上60%以下である請求項1〜4のいずれか一項に記載の合成繊維用処理剤。
- 前記合成繊維用処理剤の全質量に対して、前記含窒素ノニオン界面活性剤(A)を、0.1質量%以上10質量%以下含有する請求項1〜5のいずれか一項に記載の合成繊維用処理剤。
- 更に、平滑剤(C)、非含窒素ノニオン界面活性剤(D)、及びイオン界面活性剤(E)を含有する請求項1〜6のいずれか一項に記載の合成繊維用処理剤。
- 前記平滑剤(C)が、分子中に硫黄原子を有するエステル化合物(C1)を含むものである請求項7に記載の合成繊維用処理剤。
- 前記平滑剤(C)が、更に多価アルコールのエステル化合物(C2)を含むものである請求項7又は8に記載の合成繊維用処理剤。
- 前記多価アルコールのエステル化合物(C2)が、分子中に第4級炭素原子を有するものである請求項9に記載の合成繊維用処理剤。
- 更に、オキシカルボン酸誘導体(F)を含有する請求項1〜10のいずれか一項に記載の合成繊維用処理剤。
- 請求項1〜11のいずれか一項に記載の合成繊維用処理剤が付着していることを特徴とする合成繊維。
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