JP6982588B2 - 作業機械 - Google Patents

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Description

本発明は作業機械に係り、特に吊荷作業の安全性を向上させる技術に関する。
油圧ショベル等の作業機械での吊荷作業中において、走行振動やフロントアタッチメントの操作により、吊荷が大きく揺動することがある。このような場合、揺動した吊荷が建物などの吊荷の周囲のもの(障害物)に接触する虞がある。
そこで、吊荷作業中に作業機械の走行動作を減速または停止させる制御を行なうことで吊荷の揺動を軽減するものがある(特許文献1)。
特開2004−123362号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示される技術では、作業機械の走行動作によって吊荷が揺動して障害物に接触する可能性を軽減することは可能であるが、例えば、操作者がフロントアタッチメント(吊上装置)を急操作した場合などによって吊荷が揺動する場合については開示も示唆もされておらず、さらなる改善の余地があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、吊荷の揺動によって該吊荷が障害物に接触することを抑制することができる作業機械を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明の作業機械は、牽引部材を介して吊荷を吊上げる吊上装置を備えた作業機械において、所定の警告態様で警告する警告装置と、前記吊荷の周囲に障害物が位置することを検出する障害物検出装置と、前記警告装置を制御するコントローラと、前記吊荷より上方に位置し該吊荷を撮像する撮像装置を有し、前記コントローラは、前記撮像装置によって撮像された前記吊荷の撮像情報に基づいて前記吊荷の形状を判定する形状推定部と、前記吊荷を牽引部材回りに回転させた場合の回転軌跡を算出し、前記回転軌跡に基づき前記吊荷の揺動範囲を判定する揺動範囲判定部と、を含み、前記障害物検出装置によって前記揺動範囲に前記障害物が位置することを検出すると前記警告装置を作動させることを特徴とする。
これにより、揺動範囲判定部では、撮像装置によって上方から撮像された吊荷の撮像情報に基づき、吊荷を回転させた場合の回転軌跡、すなわち吊荷が回転したときに吊荷が位置する範囲に基づいて揺動範囲を的確に判定し、揺動範囲判定部によって判定された吊荷の揺動範囲に障害物が位置することを検出すると警告装置を作動させることにより例えば機体の外部に向かって警告することで、吊荷の揺動によって吊荷と障害物(例えば、作業者)とが接触する虞があることを警告することが可能とされる。
その他の態様として、前記揺動範囲判定部によって判定される前記揺動範囲には、前記回転軌跡に基づいて求められる回転周縁より内側の第1領域と前記回転周縁より外側の第2領域とを含み、前記コントローラは、前記障害物検出装置によって検出される前記障害物の位置が前記第1領域の場合と前記第2領域の場合とで前記警告装置による警告態様を変更するのが好ましい。
これにより、障害物の位置が回転周縁より内側の第1領域に位置する場合と外側の第2領域に位置する場合とで分けて警告装置による警告態様を変更することで、障害物が吊荷に接触する可能性の高さに応じて警告態様を分けることが可能とされる。
その他の態様として、前記コントローラは、前記吊荷の移動速度を算出する吊荷速度演算部を含み、前記揺動範囲判定部は、前記吊荷速度演算部によって算出される前記吊荷の移動速度に基づいて前記揺動範囲を判定するのが好ましい。
これにより、吊荷の移動速度に基づいて揺動範囲を判定することで、例えば牽引部を軸にして吊荷が回動するようにして揺動する場合に位置する可能性のある範囲を的確に判定して揺動範囲とすることが可能とされる。
また、本発明の作業機械は、牽引部材を介して吊荷を吊上げる吊上装置を備えた作業機械において、所定の警告態様で警告する警告装置と、前記吊荷の周囲に障害物が位置することを検出する障害物検出装置と、前記警告装置を制御するコントローラと、を有し、前記コントローラは、前記吊荷の形状を判定する形状推定部と、前記吊荷の移動速度を算出する吊荷速度演算部と、前記吊荷の揺動範囲を判定する揺動範囲判定部と、前記吊荷の移動速度から前記吊荷が落下する範囲を推定する落下範囲推定部と、を含み、前記障害物検出装置によって前記揺動範囲または前記吊荷が落下する範囲に前記障害物が位置することを検出すると前記警告装置を作動させることを特徴とする
これにより、落下範囲推定部によって吊荷が落下する範囲を推定し、該範囲に障害物が位置することを検出すると警告装置を作動させるようにすることで、吊荷が落下することを想定した場合の吊荷の落下する虞がある範囲に障害物が侵入することを抑制することが可能とされる。
本発明の作業機械によれば、揺動範囲判定部によって判定された吊荷の揺動範囲に障害物(例えば、作業者)が位置することを検出すると警告装置を作動させることにより機体の外部に向かって警告するようにしたので、吊荷の揺動によって吊荷と障害物とが接触する虞があることを警告することができる。これにより、吊荷の揺動によって該吊荷が障害物に接触することを抑制することができる。
機体の側面図である。 第1実施形態に係る機体が吊荷作業を開始して吊荷が吊り上がる直前の状態を示す側面図である。 第1実施形態に係る作業機械の制御に係るコントローラの接続構成が示されたブロック図である。 第1実施形態に係る機体が吊荷作業を開始して吊荷が吊り上がる直前の状態を示す斜視図である。 圧力センサが検出するブームシリンダに加わる圧力(縦軸)とフックの高さ(横軸)の相関を示すグラフである。 第1実施形態に係る機体が吊荷を吊り上げた状態を示す側面図である。 フロント操作レバーの操作量(縦軸)と吊荷の移動速度(横軸)の相関の一例を示すグラフである。 第1実施形態に係る機体が吊り上げた吊荷が揺動している状態を示す側面図である。 コントローラが実行する、第1実施形態に係る判定及び警告制御の一連の手順を示すルーチンが示されたフローチャートである。 第2実施形態に係る作業機械の制御に係るコントローラの接続構成が示されたブロック図である。 第2実施形態に係る機体が吊荷を吊り上げた状態を示す斜視図である。 第2実施形態に係る機体が吊り上げた吊荷が揺動している状態を示す側面図である。 コントローラが実行する、第2実施形態に係る判定及び警告制御の一連の手順を示すルーチンが示されたフローチャートである。
<第1実施形態>
以下、図面に基づき第1実施形態の一実施形態について説明する。
図1を参照すると、機体1の側面図が示されている。機体(作業機械)1は、下部走行体4に配設された車輪8を駆動することで走行し、下部走行体4上に配設された上部旋回体6のフロントアタッチメント(吊上装置)7を操作することで掘削作業等の作業をすることが可能なホイール式の油圧ショベルである。なお、機体1は、クローラ式油圧ショベルに於いても同様である。
下部走行体4は、その前後に配設された車輪8、これら車輪8を駆動する油圧式の走行モータ(図示せず)、車輪8を制動するブレーキ機構(図示せず)及び車輪8の向きを変えるステアリング機構(図示せず)を備えている。
上部旋回体6は、下部走行体4上に旋回ベアリング12を介して旋回可能に設けられた上部フレーム14を備え、この上部フレーム14上の前部左側に運転室16が設けられている。この運転室16の右側、即ち、上部フレーム14の前側中央部には、フロントアタッチメント7が配設されている。
フロントアタッチメント7は、ブーム18、アーム22及びバケット26を備えており、上部フレーム14とブーム18とを回動可能に結合する第1結合部(可動部)31、ブーム18とアーム22とを回動可能に結合する第2結合部(可動部)32、アーム22とバケット26とを回動可能に結合する第3結合部(可動部)33によって互いに回動可能に接続されている。
第1結合部31の近傍には上部フレーム14とブーム18とに結合するブームシリンダ20が、第2結合部32の近傍にはブーム18とアーム22とに結合するアームシリンダ28が、第3結合部33の近傍にはアーム22とリンク機構24とに結合するバケットシリンダ30がそれぞれ配設されている。
これにより、フロントアタッチメント7は、ブームシリンダ20を伸縮させることでブーム18を起伏し、アームシリンダ28を伸縮させることでアーム22を回動し、バケットシリンダ30を伸縮させることでアーム22の先端にリンク機構24を介して取付けられたバケット26を回動することが可能である。
アーム22の第3結合部33近傍には、フック41が配設されており、ワイヤ(牽引部材)43を介して吊荷100を吊り上げること(吊荷作業)が可能である。
図2を参照すると、第1実施形態に係る機体1が吊荷作業を開始して吊荷100が吊り上がる直前の状態を示す側面図が示されている。吊荷作業時におけるワイヤ43のフック41近傍には、カメラ(撮像装置、障害物検出装置)51及び測距センサ53が配設されている。
カメラ51は、ワイヤ43の延びる方向に臨み、吊荷100の上部101を撮像する撮像装置である。このカメラ51は、ワイヤ43に配設されているため、ワイヤ43がフック41を軸にして回動すると、ワイヤ43とともに回動する。
測距センサ53は、カメラ51と同様にワイヤ43の延びる方向に臨み、測距センサ53の下端から吊荷100の上部101までの距離(以下、第1距離h1という)を計測するセンサである。この測距センサ53は、例えば上端がフック41と同じ高さに位置するように配設されている。ここで、測距センサ53の上下方向の高さ(以下、センサ距離h0という)は、フック41から測距センサ53の下端と同じ距離となる。
図1に戻り、ブームシリンダ20には圧力センサ61が設けられており、ブームシリンダ20に加わる圧力を計測することが可能である。また、運転室16に配設されフロントアタッチメント7の操作をするフロント操作レバー62には、レバー操作量センサ63が設けられており、フロント操作レバー62の操作状態を検出することが可能である。
またさらに、フロントアタッチメント7には、第1結合部31、第2結合部32及び第3結合部33それぞれに角度センサ65が配設されており、各結合部におけるブーム18、アーム22及びバケット26の回動度合いを検出することが可能である。
図3を参照すると、第1実施形態に係る作業機械の制御に係るコントローラ70の接続構成がブロック図で示されている。コントローラ70は、エンジンの運転制御をはじめとして総合的な制御を行うための制御装置であり、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM、不揮発性RAM等)、中央処理装置(CPU)等を含んで構成されている。
コントローラ70の入力側には、カメラ51、測距センサ53、圧力センサ61、レバー操作量センサ63及び角度センサ65が電気的に接続されている。これにより、カメラ51からは吊荷100の上部101についての撮像情報が入力され、測距センサ53からは測距センサ53から吊荷100の上部101までの距離情報が入力され、圧力センサ61からはブームシリンダ20内の圧力情報が入力され、レバー操作量センサ63からはフロント操作レバー62の操作情報が入力され角度センサ65からはブーム18、アーム22及びバケット26の回動度合いに関する情報が入力される。
コントローラ70内には、吊荷判定部71、吊荷位置演算部72、吊荷速度演算部73、第1領域判定部(揺動範囲判定部)74、第2領域判定部(揺動範囲判定部)75及び指令部76を備えており、コントローラ70の出力側には、機体1の外部に向けて吹鳴可能なスピーカ77が電気的に接続されている。
これより、コントローラ70は、コントローラ70に入力された情報を基に、吊荷判定部71、吊荷位置演算部72、吊荷速度演算部73、第1領域判定部74、第2領域判定部75及び指令部76によって演算及び判定が行われ、指令部76の出力情報に基づいてスピーカ77を吹鳴する。
吊荷判定部71は、吊荷形状推定部(形状推定部)71a及び吊荷中心位置推定部71bを有し、吊荷100の形状や中心を判定することができる。
図4を参照すると、第1実施形態に係る機体1が吊荷作業を開始して吊荷100が吊り上がる直前の状態を示す斜視図が示され、図5を参照すると、圧力センサ61が検出するブームシリンダ20に加わる圧力(縦軸)とフック41の高さ(横軸)の相関を示すグラフが示されている。以下、図4、5に沿って吊荷判定部71の吊荷形状推定部71a及び吊荷中心位置推定部71bによる判定手法を詳しく説明する。
まず、吊荷作業においては、操縦者がフロントアタッチメント7を操作することでフック41を上方に移動させる。このようにフック41を上方に移動させると、ワイヤ43の撓みがなくなる(ワイヤ撓み限界時)。その後もさらにフック41を上方に移動させると、吊荷100が地面から離れて上方に浮き上がろうとする(接地限界時)。
図5によると、圧力センサ61は、ワイヤ撓み限界時から接地限界時にかけて、ブームシリンダ20に加わる圧力が徐々に増加することを検出する。また、接地限界時以降は、吊荷100の質量に応じた力がブームシリンダ20に加わることを検出する。したがって、吊荷判定部71は、圧力センサ61が検出するブームシリンダ20に加わる圧力からワイヤ撓み限界時及び接地限界時を判定することができる。
ところで、吊荷100は、ワイヤ撓み限界時から接地限界時にかけて中心がワイヤ43の延びる方向に位置するように移動する。したがって、吊荷100は、接地限界時に吊荷作業中の姿勢になり、以降、前後方向や左右方向の揺動がない場合はこの姿勢を保つ。
そこで、吊荷形状推定部71aは、接地限界時にカメラ51によって撮像された情報により、吊荷100における上部101の形状を特定する。これにより、吊上作業時における吊荷100の上部101の形状を的確に判定することができる。
吊荷判定部71は、センサ距離h0を予め記憶している。したがって、吊荷判定部71は、センサ距離h0に第1距離h1を加算することで、フック41から吊荷100の上部101までの距離(以下、ワイヤ長さwという)を算出することができる。
さらに、吊荷判定部71は、例えば角度センサ65に基づき各結合部におけるブーム18、アーム22及びバケット26の回動度合いを算出し、フロントアタッチメント7の姿勢を判定することで、接地限界時におけるフック41の高さ(以下、第2高さh2という)を算出することが可能である。
このようにして算出した第2高さh2からワイヤ長さwを減算することで、接地限界時における吊荷100の上部101から下部102までの高さ(以下、第3高さh3という)を算出することができる。したがって、吊荷形状推定部71aは、接地限界時にカメラ51によって撮像された情報により特定した、吊荷100における上部101の形状と第3高さh3とに基づき、吊荷100の形状を推定することができる。
吊荷中心位置推定部71bは、吊荷100の中心点Cが第3高さh3の上下方向中央に位置することを推定することができる。すなわち、吊荷中心位置推定部71bは、第3高さh3を2で除算した値にワイヤ長さwを加算することで、中心点Cからフック41までの距離(以下、中心距離Lcという)を算出することができる。
ここで、上記したように、吊荷100の中心は、ワイヤ43の延びる方向に位置するため、吊荷100の中心点Cもまたワイヤ43の延びる方向に位置するので、吊荷100の中心点Cの前後左右方向の位置を推定することができる。これにより、吊荷中心位置推定部71bは、吊荷100の中心点Cの位置を3次元的に推定することができる。
吊荷位置演算部72は、吊荷100の現在の位置(現在位置)を演算することが可能な演算部である。図6を参照すると、第1実施形態に係る機体1が吊荷100を吊り上げた状態を示す側面図が示されている。吊荷100が所定高さH吊り上げられたとき、第2高さh2は、接地限界時より所定高さHだけ高くなる。
そこで、吊荷位置演算部72は、第2高さh2から吊荷判定部71によって推定されたワイヤ長さw及び第3高さh3を減算することで、所定高さHを算出することができる。
吊荷速度演算部73は、フロント操作レバー62の操作情報および吊荷中心位置推定部71bによって算出される中心距離Lcに基づき、フック41を軸にした中心点Cの速度(以下、中心速度(移動速度)V0という)を演算する演算部である。
ここで、図7によると、フロント操作レバー62の操作量(縦軸)と吊荷100の移動速度(横軸)の相関の一例を示すグラフが示されており、例えばフロント操作レバー62の操作量に比例して吊荷100の移動速度も上昇する。また、フロント操作レバー62の操作情報には、操作量以外にも操作方向に関する情報も含まれている。
これにより、フロント操作レバー62の操作情報による操作方向について、中心点Cの速度および向きからフック41を軸にした方向の速度成分を算出することで、中心速度V0を演算することができる(後述する図8参照)。
第1領域判定部74は、ワイヤ43を軸にして回動することで吊荷100が位置する可能性がある領域(以下、第1領域A1(揺動範囲)という)を判定する判定部である。また、第2領域判定部75は、例えば風や機体1の走行振動によって揺動することで吊荷100が位置する可能性がある領域(以下、第2領域A2(揺動範囲)という)を判定する判定部である。
指令部76は、第1領域判定部74及び第2領域判定部75によって判定された第1領域A1及び第2領域A2に基づき、警告制御を実施する。図9を参照すると、コントローラ70の第1領域判定部74、第2領域判定部75及び指令部76が実行する、第1実施形態に係る判定及び警告制御の一連の手順を示すルーチンがフローチャートで示されている。
以下、図8、9に沿い、吊荷100が静止している場合と、吊荷100がフロントアタッチメント7の操作によって揺動している場合とに分けて、第1領域A1及び第2領域A2について説明しつつ、第1実施形態に係る判定及び警告制御の一連の手順を説明する。ここで、本ルーチンは、吊荷判定部71が接地限界時を判定したときに開始(スタート)し、圧力センサ61が検出するブームシリンダ20に加わる圧力が接地限界時における圧力未満になると終了する。
<吊荷100が静止している場合>
ステップS10では、吊荷速度演算部73によって演算された中心速度V0に基づき、現在位置におけるワイヤ43と重力方向との角度θ1を算出し、ステップS20に移行する。なお、吊荷100が静止している場合の角度θ1は0となるため、ここでの角度θ1の算出方向については説明を省略する。
ステップS20では、第1領域判定部74により、吊荷100の上部101におけるワイヤ43を軸にした最大回転半径の軌跡(回転軌跡)R0を、フック41から地面に向けて投影した第1投影円(回転周縁)R1を想定し、第1投影円R1より内側の範囲を第1領域A1としてステップS30に移行する(図4、5参照)。
ステップS30では、第2領域判定部75により、例えば吊荷100が風等の外力によって想定以上に揺動する可能性のある距離としての規定距離を第1投影円R1の半径に加算した第2投影円R2を想定し、第2投影円R2より内側の範囲を第2領域A2としてステップS40に移行する。これにより、後述する警告制御における警告閾値として、第1領域A1及び第2領域A2を用いることができる。
<吊荷100がフロントアタッチメント7の操作によって揺動している場合>
図8を参照すると、第1実施形態に係る機体1が吊り上げた吊荷100が揺動している状態を示す側面図が示されている。
ステップS10では、吊荷100が静止している場合の説明にて述べたように、角度θ1を算出し、ステップS20に移行する。詳しくは、吊荷100は、吊荷速度演算部73によって演算された中心速度V0に従いフック41を軸にして揺動する。したがって、吊荷100が揺動している場合の第1投影円R1及び第1領域A1は、軌跡R0、中心速度V0及び中心距離Lcを基に想定及び判定することができる。
ここで、吊荷100の質量をM、重力加速度をg、現在位置における中心点Cの高さを第4高さh4とすると、運動エネルギ保存の法則により、下記式(1)が成り立つ。
Figure 0006982588
また、第4高さh4と角度θ1との関係については、下記式(2)が成り立つ。
Figure 0006982588
したがって、式(1)に式(2)を代入して変換することで、角度θ1については、下記式(3)が成り立つ。
Figure 0006982588
ステップS20では、第1領域判定部74及び第2領域判定部75により、ステップS20で求めた角度θ1及び上記した軌跡R0に基づき、第1領域A1及び第2領域A2を想定する。詳しくは、まず、角度θ1にしたがってフック41から地面に向けて軌跡R0を投影した第1投影円R1を想定する。そして、フック41から重力方向に引いた仮想線を軸にして第1投影円R1を回転させたときの最大半径を用いた円で囲われる範囲を第1領域A1とする。
さらに、吊荷100が静止している場合と同様に、第1投影円R1から規定距離広い第2投影円R2を想定し、第1領域A1と同様に、フック41の重力方向を軸にして第2投影円R2を回転させたときの最大半径を用いた円で囲われる範囲を第2領域A2としてステップS40に移行する。
これにより、ステップS10〜S30では、吊荷速度演算部73によって演算された中心速度V0に基づき、後述する警告制御における警告の閾値として、第1領域A1及び第2領域A2を判定することができる。
ステップS40では、指令部76により、例えばカメラ51によって撮像される映像を基に、機体1近くの作業者(障害物)が第1領域A1に位置するか否かを判別する。
ステップS40の判別結果が偽(No)で、作業者が第1領域A1に位置しない場合はステップS60に移行する。一方、ステップS40の判別結果が真(Yes)で、作業者が第1領域A1に位置する場合は、ステップS50に移行してスピーカ77を制御して第1警告音を吹鳴し、本ルーチンを終了する。これにより、吊荷100が揺動する範囲に作業者が立入ることを抑制することができる。
ステップS60では、ステップS40と同様に、作業者が第2領域A2に位置するか否かを判別する。ステップS60の判別結果が偽(No)で、作業者が第2領域A2に位置しない場合は本ルーチンを終了する。一方、ステップS60の判別結果が真(Yes)で、作業者が第2領域A2に位置する場合は、ステップS70に移行してスピーカ77を制御して第2警告音を吹鳴し、本ルーチンを終了する。以降、本ルーチンを繰り返し実行する。
このように、ステップS40〜ステップS70では、吊荷100が揺動して作業者に接触する可能性の度合いに応じて警告態様を変更し、作業者が第1領域A1または第2領域A2に位置していることを作業者に警告することができる。
以上説明したように、第1実施形態に係る作業機械では、ワイヤ43を介して吊荷100を吊上げるフロントアタッチメント7を備えた機体1において、所定の警告態様で警告するスピーカ77と、吊荷100の周囲に作業者が位置することを検出するカメラ51と、スピーカ77を制御するコントローラ70と、を有し、コントローラ70は、吊荷100の形状を判定する吊荷形状推定部71aと、吊荷100の揺動範囲を判定する第1領域判定部74及び第2領域判定部75と、を含み、カメラ51によって揺動範囲に作業者が位置することを検出するとスピーカ77を作動させる。
従って、第1領域判定部74及び第2領域判定部75によって判定された吊荷100の揺動範囲に作業者が位置することを検出するとスピーカ77を作動させることにより機体の外部に向かって警告したので、吊荷100の揺動によって吊荷100と作業者とが接触する虞があることを警告することができる。
そして、吊荷100より上方に位置し該吊荷100を撮像する撮像装置を備え、吊荷形状推定部71aは、撮像装置によって撮像された吊荷100の撮像情報に基づいて吊荷100の形状を判定し、第1領域判定部74及び第2領域判定部75は、牽引部を軸にして吊荷100を回転させた場合の軌跡R0を算出し、軌跡R0に基づき揺動範囲を判定したので、吊荷100が位置する可能性のある範囲を的確に判定して揺動範囲を判定することができる。
そして、第1領域判定部74及び第2領域判定部75によって判定される揺動範囲には、第1投影円R1より内側の第1領域A1と第1投影円R1より外側の第2領域A2とを含み、コントローラ70は、カメラ51によって検出される作業者の位置が第1領域A1の場合と第2領域A2の場合とでスピーカ77による警告態様を変更するようにしたので、作業者が吊荷100に接触する可能性の高さに応じて警告態様を分けることができる。
そして、コントローラ70は、吊荷100の中心速度V0を算出する吊荷速度演算部73を含み、吊荷速度演算部73によって算出される吊荷100の中心速度V0に基づいて揺動範囲を判定したので、例えば牽引部を軸にして吊荷100が回動するようにして揺動する場合に位置する可能性のある範囲を的確に判定して揺動範囲とすることができる。
<第2実施形態>
以下、図10〜13に基づき第2実施形態について説明する。
なお、上記第1実施形態と共通の構成、作用効果については説明を省略し、ここでは第1実施形態と異なる部分について説明する。
図10を参照すると、第2実施形態に係る作業機械の制御に係るコントローラ(コントローラ)170の接続構成が示されたブロック図が示されている。第2実施形態におけるコントローラ170は、落下範囲推定部181を有している。この落下範囲推定部181は、図11に沿って後述するように吊荷100が揺動する速度や高さに関する情報を基に、ワイヤ(牽引部材)43が切れたと想定したときに吊荷100が落下する虞がある範囲を推定することが可能である。
また、第2実施形態における第1領域判定部(揺動範囲判定部)174及び第2領域判定部(揺動範囲判定部)175は、中心点Cを中心に球状の第1境界面F1及び第2境界面F2を想定する。図11を参照すると、第2実施形態に係る機体1が吊荷100を吊り上げた状態を示す斜視図が示されている。第2実施形態における第1領域判定部174及び第2領域判定部175は、中心点Cを中心に球状の第1境界面(回転軌跡)F1及び第2境界面F2を想定する。
詳しくは、第1境界面F1の半径f1については、下記式(4)が成り立つ。
Figure 0006982588
このようにして算出した半径f1に基づいて、第1領域判定部174は、第1境界面F1を想定することができる。同様にして、第2領域判定部175は、半径f1に第1実施形態と同様の規定距離を加算した距離f2に基づいて第2境界面F2を想定することができる。
図12を参照すると、第2実施形態に係る機体1が吊り上げた吊荷100が揺動している状態を示す側面図が示されている。また、図13を参照すると、コントローラ170の第1領域判定部174、第2領域判定部175、落下位置推定部181及び指令部76が実行する、第2実施形態に係る判定及び警告制御の一連の手順を示すルーチンがフローチャートで示されている。以下、図12、13に沿い、第2実施形態に係る判定及び警告制御の一連の手順を説明する。
吊荷100は、吊荷速度演算部73によって演算された中心速度V0に従いフック41を軸にして揺動する。そこで、ステップS110では、中心速度V0に基づき、吊荷100が落下する軌跡を算出する。
ここで、吊荷100の質量をM、重力加速度をg、現在位置におけるワイヤ43と重力方向との角度を角度θ2、現在位置における吊荷100の速度を移動速度V1とし、吊荷100が現在位置に位置するときにワイヤ43が切れたと仮定すると、運動エネルギ保存の法則により、下記式(5)が成り立つ。
Figure 0006982588
この下記式(5)より、下記式(6)が成り立つ。
Figure 0006982588
ここで、現在位置における吊荷100の移動速度V1を機体前後方向(Vx)の成分と機体上下方向(Vy)の成分とに分けると、下記式(7)及び式(8)が成り立つ。
Figure 0006982588
Figure 0006982588
上記式(7)及び式(8)を時間tについてそれぞれ積分すると、下記式(9)及び式(10)が成り立つ。
Figure 0006982588
Figure 0006982588
上記式(9)及び式(10)に基づき、時間tを消去すると、下記式(11)のようにx及びyの関数が成り立つ。
Figure 0006982588
ステップS120では、上記式(6)及び式(11)を基に吊荷100の中心点Cが地面に到達することを仮定したとき(y=0)、xが最大となる位置を推定することができる。さらに、第1領域判定部174は、フック41から重力方向に引いた仮想線を軸にして、上記式(4)の半径f1をxが最大となる位置に加算した値を半径とした円(回転周縁)によって囲われる範囲を第1領域(揺動範囲)A1とし、ステップS130に移行する。
ステップS130では、さらに第1領域A1の半径に規定距離を加算した円によって囲われる範囲を第2領域(揺動範囲)A2とし、ステップS40に移行する。
以降、ステップS40〜ステップS70では、第1実施形態と同様に指令部76によって警告制御を実施することで、ワイヤ43が切れて吊荷100が落下するような場合であっても吊荷100が作業者等の障害物に接触することを抑制することができる。
以上説明したように、第2実施形態に係る機体1では、コントローラ170は、吊荷100の中心速度V0を算出する吊荷速度演算部73と、吊荷100の移動速度V1から吊荷100が落下する範囲を推定する落下範囲推定部181と、を含み、カメラ51によって吊荷100が落下する範囲に作業者が位置することを検出するとスピーカ(警告装置)77を作動させる。
従って、落下範囲推定部によって吊荷100が落下する範囲を推定し、該範囲に作業者が位置することを検出するとスピーカ77を作動させるようにしたので、吊荷100が落下することを想定した場合の吊荷100の落下する虞がある範囲に作業者が侵入することを抑制することができる。
以上で本発明に係る作業機械の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、本実施形態では、吊荷形状推定部71aが接地限界時に吊荷100における上部101の形状を特定するようにしたが、接地限界時以降に上部101の形状を特定するようにしてもよく、吊荷100が地面に接地していない状態における上部101の形状を特定することができればよい。
また、本実施形態では、吊荷100の速度や位置、フック41の位置等をレバー操作量センサ63や角度センサ65から演算するようにしたが、加速度センサやGNSS(Global Navigation Satellite System)等を用いるようにしてもよい。
また、本実施形態では、スピーカ77を用いて機体1の周囲の作業者に警告するようにしたが、通信機器を用いて作業者に通知するようにしてもよく、第1領域A1や第2領域A2に立ち入らないように警告することができればよい。
さらに、本実施形態では、機体1の周囲に位置する作業者に警告するようにしたが、機体の周囲に所謂自動走行型の作業機械が位置するような場合にあっては、第1領域A1や第2領域A2に立ち入らないよう指令をするようにしてもよい。
また、本実施形態では、式1〜式11を用いて吊荷100の揺動範囲等を演算するようにしたが、上記式は一例であり、適宜変更するようにしてもよい。
1 機体(作業機械)
7 フロントアタッチメント(吊上装置)
43 ワイヤ(牽引部材)
51 カメラ(撮像装置、障害物検出装置)
70、170 コントローラ
71a 吊荷形状推定部(形状推定部)
73 吊荷速度演算部
74、174 第1領域判定部(揺動範囲判定部)
75、175 第2領域判定部(揺動範囲判定部)
77 スピーカ(警告装置)
100 吊荷
181 落下範囲推定部

Claims (5)

  1. 牽引部材を介して吊荷を吊上げる吊上装置を備えた作業機械において、
    所定の警告態様で警告する警告装置と、
    前記吊荷の周囲に障害物が位置することを検出する障害物検出装置と、
    前記警告装置を制御するコントローラと、
    前記吊荷より上方に位置し該吊荷を撮像する撮像装置を有し、
    前記コントローラは、前記撮像装置によって撮像された前記吊荷の撮像情報に基づいて前記吊荷の形状を判定する形状推定部と、前記吊荷を牽引部材回りに回転させた場合の回転軌跡を算出し、前記回転軌跡に基づき前記吊荷の揺動範囲を判定する揺動範囲判定部と、を含み、前記障害物検出装置によって前記揺動範囲に前記障害物が位置することを検出すると前記警告装置を作動させる
    ことを特徴とする作業機械。
  2. 前記揺動範囲判定部によって判定される前記揺動範囲には、前記回転軌跡に基づいて求められる回転周縁より内側の第1領域と前記回転周縁より外側の第2領域とを含み、
    前記コントローラは、前記障害物検出装置によって検出される前記障害物の位置が前記第1領域の場合と前記第2領域の場合とで前記警告装置による警告態様を変更する、
    ことを特徴とする請求項に記載の作業機械。
  3. 前記コントローラは、前記吊荷の移動速度を算出する吊荷速度演算部を含み、
    前記揺動範囲判定部は、前記吊荷速度演算部によって算出される前記吊荷の移動速度に基づいて前記揺動範囲を判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の作業機械。
  4. 牽引部材を介して吊荷を吊上げる吊上装置を備えた作業機械において、
    所定の警告態様で警告する警告装置と、
    前記吊荷の周囲に障害物が位置することを検出する障害物検出装置と、
    前記警告装置を制御するコントローラと、を有し、
    前記コントローラは、前記吊荷の形状を判定する形状推定部と、前記吊荷の移動速度を算出する吊荷速度演算部と、前記吊荷の揺動範囲を判定する揺動範囲判定部と、前記吊荷の移動速度から前記吊荷が落下する範囲を推定する落下範囲推定部と、を含み、前記障害物検出装置によって前記揺動範囲または前記吊荷が落下する範囲に前記障害物が位置することを検出すると前記警告装置を作動させる
    ことを特徴とする作業機械。
  5. 前記揺動範囲判定部は、前記吊荷速度演算部によって算出される前記吊荷の移動速度に基づいて前記揺動範囲を判定する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の作業機械。
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