JP6981784B2 - 手摺 - Google Patents
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Description
建物躯体に立設された支柱と、
前記建物躯体と前記支柱との少なくとも一方に支持されたパネルユニットと、
前記パネルユニットのパネル体どうしが突き合うコーナ部と、
を備え、
前記コーナ部で突き合う両パネル体には、それぞれ端縁部に沿って縦框が設けられ、
両縦框には、相互に嵌合して両パネル体の水平方向の相対移動を規制する嵌合部が設けられている手摺とした。
また、前記嵌合部は、一方の前記縦框に形成され、上下方向に延在された凹溝と、もう一方の前記縦框に形成され、前記凹溝に挿入可能に突設されるとともに、上下方向に延在された凸条部と、を備えると好ましい。
さらに、前記パネルユニットは、前記建物躯体と前記支柱との少なくとも一方に固定された下枠と、前記下枠の上方位置に前記下枠と間隔を開けて配置され、前記建物躯体と前記支柱との少なくとも一方に固定された上枠と、に上下を挟まれて支持され、
前記下枠は、前記パネルユニットの下端部が嵌め込まれた下溝部を有するとともに、前記上枠は、前記パネルユニットの上端部が嵌め込まれた上溝部を有すると好ましい。
そして、前記パネルユニットは、前記パネル体の水平方向両側縁部に取り付けられた縦框と、前記パネル体の上縁部に取り付けられ、長手方向両端部が前記縦框に固定された上框とを有していると好ましい。
あるいは、前記パネルユニットは、上框および下框と、前記縦框を含む一対の縦框を四周に組んだ框枠体の内周に前記パネル体が装着されていると好ましい。
さらに、前記縦框と前記支柱との間に、相互に嵌り合って水平方向に係合する嵌合部を有すると好ましい。
また、前記パネル体は、ガラスパネルであると好ましい。
そして、前記支柱は、金属製の帯材により形成されて前記建物躯体に固定された補強材を備え、
前記上枠は、前記補強材に固定されていると好ましい。
そして、本開示の建物は、上記した本発明の手摺を有する。
また、嵌合部は、一方の縦框に形成された凹溝と、もう一方の縦框に形成された凸条部と、を備えるものでは、パネルユニットの設置時には、凹溝と凸条部とをガイドとしてスライドさせることができ、作業性に優れる。
さらに、パネルユニットが、下枠と上枠とに上下を挟まれて支持され、下枠は、下溝部を有するとともに、上枠は、上溝部を有するものでは、パネルユニットが手摺の鉛直方向の剛性に寄与し、支柱の大型化を抑えつつ、手摺の剛性確保が可能である。
そして、パネルユニットが、一対の縦框と、上框とを有したものでは、パネル体の縦框、上框とが、手摺の鉛直方向の剛性に寄与し、さらに、手摺の剛性を確保可能となる。
あるいは、パネルユニットが、上框および下框と一対の縦框とを四周に組んだ框枠体の内周に前記パネル体が装着されたものでは、パネルユニットによる手摺の鉛直方向の剛性をさらに確実に確保可能となり、手摺の剛性をさらに向上することが可能となる。
さらに、縦框と支柱との間に、相互に嵌り合って水平方向に係合する嵌合部を有するものでは、手摺の剛性として、支柱に加え、縦框を備えたパネルユニットも寄与し、手摺の剛性を高めることができる。
また、パネル体が、ガラスパネルであるものでは、手摺の内側の明るさを確保できるとともに、防犯性を高めることができる。加えて、パネルユニットの剛性を確保することで、さらに手摺の剛性を確保することが可能となる。
そして、支柱が、金属製の帯材により形成されて建物躯体に固定された補強材を備え、上枠が、補強材に固定されたものでは、手摺の幅寸法を抑えつつ、パネルユニットの水平方向の荷重に対する剛性を補強材により確保することができる。
本開示の建物は、上記の効果を奏する手摺を有した建物を提供することができる。
[実施の形態1]
まず、本開示の実施の形態1の手摺HRを備えたユニット建物UBについて説明する。
<ユニット建物の構成>
図1Aは実施の形態1の手摺HRを備えたユニット建物UBの概略斜視図、図1Bは図1Aのユニット建物UBを出隅部C1側から見た部分拡大斜視である。
図1Aに示したユニット建物UBは、複数の建物ユニット1A〜1Gを水平方向および縦方向(上下方向)に並設することにより構築されたものである。この複数の建物ユニット1A〜1Gのうち建物ユニット1A〜1Dは、1階に配置されて水平方向に隣り合うものどうしで相互に固定されている。なお、各建物ユニット1A〜1Gは、同様の構成であるため、建物ユニット1A〜1Gのうち、特定のものを指さない場合は、単に建物ユニット1と表記する。
次に、建物ユニット1の骨組構造について、出隅部C1に配置された建物ユニット1Aを代表として、図2に基づいて簡単に説明する。なお、図2は、バルコニーBLが設けられた建物ユニット1Aの骨組構造体2の概略斜視図である。
建物ユニット1Aは、図2に示す骨組構造体2を有する。この骨組構造体2は、四隅に配設した4本の柱材3と、妻側に配置された柱材3,3の下端どうしを連結する下妻梁(図示せず)と、桁側に配置された柱材3,3の下端部どうしを連結する下桁梁(図示せず)とを有する。また、骨組構造体2は、妻側に配置された柱材3,3の上端部どうしを連結する一対の上妻梁4,4と、桁側に配置された柱材3,3の上端部どうしを連結する一対の上桁梁5,5を有する。なお、一対の上桁梁5,5の間には、図2では不図示の天井根太11(図3参照)が複数架け渡されている。
次に、建物ユニット1Aの上面に設けられたバルコニーBLについて説明する。
バルコニーBLは、図1A、図1Bに示すように、建物ユニット1Aの上面に設けられたバルコニー床部材12と、建物ユニット1Aの外周縁部に設けられた手摺HRとを有する。なお、バルコニー床部材12は、塩化ビニル鋼鈑製などを重ねて形成されている。
次に、実施の形態1の手摺HRの構成について説明する。
図3は、建物ユニット1AのバルコニーBL部分の断面図(図1AのS3−S3線の位置での断面)であって、実施の形態1の手摺HRは、支柱20と下枠30と上枠40とパネルユニット50とを備える。
支柱20は、建物躯体としての四角角筒形状の支持フレーム60に、水平方向に所定の間隔で複数立設されている。なお、支持フレーム60は、床支持フレーム6の外周で上から見てL字を成して配置された垂木受梁7および垂木8の上に沿って設けられている。
補強材21は、鉄、鋼などの金属により形成され、表面メッキ処理が施された矩形帯状の帯材により形成されている。なお、この表面メッキ処理は、他のアルミ製の部材との接触による腐食防止のためである。
また、図4に示すように、補強材21の建物内方の端部には、支柱固定金具23が取り付けられている。
また、支柱化粧材22の側片22a,22bの建物外方(矢印OUT方向)の先端部(図4の一点鎖線K6により囲む部分)には、図6に拡大して示すように、後述する嵌合部90を構成する嵌合爪22d,22eが形成されている。
次に、下枠30と上枠40とについて説明する。
下枠30は、前述した図3および手摺HRの側面図である図7に示すように、支持フレーム60の上面に沿って設けられている。
したがって、下枠30は、図12に示すように、バルコニーBLの外周縁に沿ってL字状に配置されている。
図8は、この下枠30の部分の拡大断面図であり、外側下枠材31は、支持フレーム60の上面および建物外方面に沿うL字片部31aと、パネルユニット50の下端部であって後述する下框51cの建物外方を覆うカバー部31bとを備える。そして、L字片部31aが、下面材70とともに、螺子33により建物躯体としての支持フレーム60に固定されている。なお、下面材70は、図3に示すように、垂木受梁7および支持フレーム60の建物外方面を覆っている。
笠木ベース41は、バルコニーBLの外周縁に沿うよう上方から見てL字状に形成され、その両端が、それぞれ、建物ユニット1E、1G(図1参照)に固定され、中間部が支柱20に固定されている。
さらに、笠木ベース41は、手摺笠木42と係合するベース側係合爪41c、41dが、笠木ベース41の延在方向に沿って形成されている。このベース側係合爪41cは、ベース部41aから立ち上げられて形成されている。また、ベース側係合爪41dは、上部挟持溝41bを形成する建物外方の端面から突設されている。
そして、手摺笠木42には、ベース側係合爪41c、41dと係合する笠木側係合爪42a,42bが形成され、これらを相互に係合することで手摺笠木42が笠木ベース41に固定されている。
この上枠40と支柱20とは、笠木ベース41を支柱20の補強材21の上端部に設けられた固定用片21cに、固定用ブラケット43を介して締結することで固定されている。
次に、パネルユニット50の構成について説明する。
このパネルユニット50は、図7に示すように、略正方形を成して四周に組まれた框枠体51と、この框枠体51の内周に装着されたパネル体52とを備える。また、パネル体52は、ガラス板により形成されている。
なお、複数のパネルユニット50は、同様の構成であるが、図1B、図12に示すように、出隅部C1を挟んで設けられたパネルユニット50(A)、50(B)は、框枠体51の一部の構成が他のパネルユニット50と異なる。そこで、以下に、この二枚のパネルユニット50(A)、50(B)について説明する場合は、符号に(A)(B)を付けて、区別するが、複数のパネルユニット50において共通する構成について説明する場合は、符号の(A)(B)を省略する。
縦框51a,51aは、パネルユニット50の水平方向両側縁部であって図7において左右縁部に沿って取り付けられている。上框51bは、パネルユニット50の上縁部に沿って取り付けられ長手方向両端部が縦框51a,51aの上端部に螺子53a(図10参照)により固定されている。下框51cは、パネルユニット50の下縁部に沿って取り付けられ、長手方向両端部が縦框51a,51aの下端部に螺子53b(図5、図10参照)により固定されている。
また、この下框51cが、前述した外側下枠材31と内側下枠材32との間に形成された下部挟持溝36に挿入されて、建物内外方向への移動が規制された状態で保持されている。
次に、出隅部C1(コーナ部)に設けられたパネルユニット50(A)、50(B)の構成について説明する。
この出隅部C1に設けられたパネルユニット50(A)、50(B)は、図12、図13に示すように、他のパネルユニット50の縦框51aとは異なる形状の縦框54、55を有し、両者54,55の間には、嵌合部56を有する。
そして、延長部54aには、パネルユニット50の延在方向に対して直交方向に矩形状に凸となった嵌合凸条部54bが形成されている。なお、この嵌合凸条部54bは、縦框54の長手方向に沿って延在されている。
すなわち、縦框54と縦框55の一方を、もう一方に対して上方あるいは下方から挿入することで、嵌合凸条部54bと嵌合凹溝部55bとが嵌り合った状態とする。
次に、実施の形態1の作用として、ユニット建物UBにおける手摺HRの構築手順を説明する。
すなわち、建築現場において、各建物ユニット1A〜1Gを結合した後、建物ユニット1Aにおいて手摺HRを組み付ける手順を説明する。
そして、補強材21に対して支柱化粧材22を装着する。
なお、内側下枠材32には、支柱20が配置される箇所に対応して切欠部32cが形成されており、図4に示すように、支柱20と干渉することはない。
すなわち、パネルユニット50を下枠30に形成された下部挟持溝36に対して上方から挿入し、図8に示すように、パネルユニット50の下端縁部の下框51cを、下部挟持溝36に対し、建物内外方から挟持された状態とする。
このように、レール状の係合爪22d,22eに沿って、長溝状の爪嵌合溝51g,51gを移動させるため、パネルユニット50の上下方向の移動をスムーズに行うことができ、施工性に優れる。
また、パネルユニット50の下端縁部である下框51cを、下部挟持溝36に対して挿入して起立状態とした際に、パネルユニット50の縦框51aが支柱20の支柱化粧材22によって保持されるため、パネルユニット50の起立状態の姿勢維持を確実に行うことができる。
したがって、この場合も、パネルユニット50(A)を、嵌合凸条部54bと嵌合凹溝部55bとによる嵌合部56をスライドガイドとして用いることができ、作業性に優れる。
また、この通気部80の位置では、下部挟持溝36が上方に開口されるため、この部分を目板81(図4参照)により覆う。
この場合、まず、笠木ベース41を支柱20の補強材21ならびにパネルユニット50の上框51bに固定する。
この笠木ベース41と補強材21との固定にあたっては、笠木ベース41のベース部41aに形成された穴(不図示であり、図11の補強材21の外周に沿って形成されている)に補強材21の固定用片21cを挿通し、ベース部41aから固定用片21cが突き出た状態とする(10参照)。
そして、笠木ベース41の上方から上框51bに向けてビス51jを差し込んで固定する。なお、ビス51jは、ねじ込むことで、先端部が開いて係合状態となるアンカータイプのものである。
さらに、補強材21は、帯状であり、特に、建物内外方向の剛性を確保できる。加えて、補強材21は、その上端部が、上枠40の笠木ベース41と固定用ブラケット43を介して強固に固定され、下端部が固定部21aにより支持フレーム60に固定されているため、手摺HRの延在方向への高い剛性を得ることができる。
1)実施の形態1の手摺HRは、
建物躯体としての建物ユニット1Aに立設された支柱20と、
建物ユニット1Aと支柱20との少なくとも一方に支持されたパネルユニット50と、
パネルユニット50のパネル体52どうしが突き合うコーナ部としての出隅部C1と、
を備え、
出隅部C1で突き合う両パネル体52,52には、それぞれ端縁部に沿って縦框54,55が設けられ、
両縦框54,55には、相互に嵌合して両パネル体52,52の水平方向の相対移動を規制する嵌合部56が設けられている。
したがって、出隅部C1で、端縁部どうしが突き合うパネルユニット50(A)、50(B)の端縁部どうしが、風や人的荷重などでばたつくのを抑え、このばたつきによる異音や傷や破損などの発生を抑制できる。
嵌合部56は、一方の縦框55に形成され、上下方向に延在された凹溝としての嵌合凹溝部55bと、もう一方の縦框54に形成され、嵌合凹溝部55bに挿入可能に突設されるとともに、上下方向に延在された凸条部としての嵌合凸条部54bと、を備える。
したがって、相互に嵌り合う嵌合凸条部54bと嵌合凹溝部55bとが、それぞれ、縦框54,55の上下方向に延在されているため、パネルユニット50(A)、50(B)の設置時には、両者をガイドとしてスライドさせることができ、作業性に優れる。
加えて、実施の形態1では、長片55aは、縦框54の端面の全面を覆う水平方向の長さを有するため、外観に両縦框54,55の継目が現れにくく、外観品質にも優れる。
さらに、嵌合凸条部54bと嵌合凹溝部55bは、既存の縦框51aに付加した形状としているため、既存の成形型を利用して成形型を形成でき、コスト的に有利である。
パネルユニット50は、建物ユニット1Aの支持フレーム60に固定された下枠30と、下枠30の上方位置に下枠30と間隔を開けて配置され、建物ユニット1Aと支柱20とに固定された上枠40と、に上下を挟まれて支持され、
下枠30は、パネルユニット50の下端部が嵌め込まれた下溝部としての下部挟持溝36を有するとともに、上枠40は、パネルユニット50の上端部が嵌め込まれた上溝部としての上部挟持溝41bを有する。
したがって、パネルユニット50が手摺HRの鉛直方向の剛性に寄与するため、支柱の大型化を抑えつつ、手摺HRの剛性確保が可能である。
パネルユニット50は、上框51bおよび下框51cと、縦框54,55を含む一対の一対の縦框51a,51aを四周に組んだ框枠体51の内周にパネル体52が装着されている。
したがって、パネルユニット50は、パネル体52の四周に框枠体51を備えるため、框枠体51を備えないものと比較して、剛性を確保することができる。これにより、手摺HRの剛性も確保することができる。
縦框51aと支柱20との間に、相互に嵌り合って水平方向に係合する嵌合部90を有する。
したがって、支柱20の剛性として、縦框51aおよび縦框51aを備えたパネルユニット50も寄与し、手摺HRの剛性を高めることができる。よって、支柱20が縦框51aに隠れるように、手摺HRの延在方向の幅を狭く形成した場合でも、支柱20と縦框とを嵌合させないものと比較して、手摺HRの剛性を高めることができる。
パネル体52は、ガラスパネルである。
したがって、バルコニーBLの明るさを確保できるとともに、防犯性を高めることができる。また、パネル体を樹脂製の板などで形成する場合と比較して、パネルユニット50の剛性を確保でき、さらに、これにより手摺HRの剛性も確保することができる。
支柱20は、金属製の帯材により形成されて建物ユニット1Aの支持フレーム60に固定された補強材21を備え、
上枠40の笠木ベース41は、補強材21に固定されている。
したがって、補強材21と上枠40との結合により、手摺HRの剛性向上を図ることができる。
上記1)〜7)に記載の効果を備えた手摺HRを有する。
例えば、実施の形態では、建物として2階建てのユニット建物のバルコニーに設けた手摺を例示したが、建物の階数および手摺を設ける階数は、これに限定されず、建物としては、1階建、3階建以上の多層階の建物に適用してもよい。また、手摺およびバルコニーを設ける階数も、1階および3階以上に設けてもよい。また、手摺を設ける建物の構造として、複数の建物ユニットを有する建物を示したが、手摺を適用する建物としては、ユニット化されていない建物に適用することも可能である。
また、実施の形態では、パネルユニットを複数設け、隣り合うパネルユニットの間に通気部を設けた構成としたがこれに限定されず、パネルユニットを全体的に一体に形成してもよい。例えば、上框、下框を、パネルユニットの配置する全長に亘って一体に形成し、その必要箇所に縦桟を立設し、縦桟の間にパネル体を設けてもよい。この場合、通気部を設けなくてもよいし、あるいは、縦桟どうしの間に、通気部を設けてもよい。
また、実施の形態では、下枠に下溝部を形成するのにあたり、下枠を外側下枠材と内側下枠材との2部材の間に形成したが、上枠の笠木ベースと同様に、一部材に溝を形成してもよい。逆に、上枠の上溝部を二部材の間に形成してもよい。
さらに、実施の形態では、支柱の補強材に、メッキ処理を施した例を示したが、これに限定されず、補強材にステンレス鋼を用いてもよい。
なお、実施の形態に示した嵌合部56は、水平方向のうちの三方向への移動を規制しているが、嵌合部90のような嵌め合い構造とすれば、水平方向の四方向への移動が規制可能となり、より好ましい。
20 支柱
21 補強材
30 下枠
36 下部挟持溝(下溝部)
40 上枠
41 笠木ベース
41b 上部挟持溝(上溝部)
50 パネルユニット
50(A) パネルユニット
50(B) パネルユニット
51 框枠体
51a 縦框
51b 上框
51c 下框
54 縦框
54b 嵌合凸条部
55 縦框
55b 嵌合凹溝部
56 嵌合部
60 支持フレーム(建物躯体)
90 嵌合部
BL バルコニー
C1 出隅部(コーナ部)
HR 手摺
UB ユニット建物(建物)
Claims (5)
- 建物躯体に立設された支柱と、
前記建物躯体と前記支柱との少なくとも一方に支持されたパネルユニットと、
前記パネルユニットのパネル体どうしが突き合うコーナ部と、
を備え、
前記コーナ部で突き合う両パネル体には、それぞれ端縁部に沿って縦框が設けられ、
両縦框には、相互に嵌合して両パネル体の水平方向の相対移動を規制する嵌合部が設けられている手摺。 - 請求項1に記載の手摺において、
前記嵌合部は、一方の前記縦框に形成され、上下方向に延在された凹溝と、もう一方の前記縦框に形成され、前記凹溝に挿入可能に突設されるとともに、上下方向に延在された凸条部と、を備える手摺。 - 請求項1または請求項2に記載の手摺において、
前記パネルユニットは、前記建物躯体と前記支柱との少なくとも一方に固定された下枠と、前記下枠の上方位置に前記下枠と間隔を開けて配置され、前記建物躯体と前記支柱との少なくとも一方に固定された上枠と、に上下を挟まれて支持され、
前記下枠は、前記パネルユニットの下端部が嵌め込まれた下溝部を有するとともに、前記上枠は、前記パネルユニットの上端部が嵌め込まれた上溝部を有する手摺。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の手摺において、
前記パネルユニットは、前記パネル体の水平方向両側縁部に取り付けられた縦框と、前記パネル体の上縁部に取り付けられ、長手方向両端部が前記縦框に固定された上框とを有している手摺。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の手摺において、
前記パネルユニットは、上框および下框と、前記縦框を含む一対の縦框を四周に組んだ框枠体の内周に前記パネル体が装着されている手摺。
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