JP3142993U - 手摺り用支柱 - Google Patents

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Abstract

【課題】支柱が正面パネルと側面パネルの室内側に設けられ、かつ、正面パネルと側面パネルの各端面が外側から見えないように、手摺りのコーナーを直角に縁取ることができる手摺り用支柱を提供する。
【解決手段】本考案による手摺り用支柱は、ベランダのコーナーに立設され、正面パネルと正面パネル用レールならびに側面パネルと側面パネル用レールが、互いに直角となるように取り付けられる支柱部材と、前記支柱部材の上から角が重なるように挿入され、前記正面パネルと正面パネル用レールの端面ならびに前記側面パネルと側面パネル用レールの端面に相対して、手摺りのコーナーを直角に縁取るようにした支柱補助部材と、からなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、ベランダに設置される手摺りに係り、より詳細には、正面および側面に設けられるパネルの端面あるいは正面および側面に設けられるレールの端面が外から見えないように隠して、外観を向上させることができる手摺り用支柱に関する。
一般に、住宅のベランダに設けられる手摺りには、通風性と採光性に優れる縦格子、目隠し効果があり通風性にも優れるガラリ、採光性と目隠し効果に優れるすりガラスなどがある。これらを所定の形状に枠取りしたパネルと、パネルが嵌め込まれるレールからなる手摺りが提案されている。(特許文献1参照)
パネルが支柱に固定される手摺りは、強風などの大きな力を受ける場合もあるので、支柱は太くて堅固なものとされる。支柱は、外から見えないようにするのが望ましく、支柱はパネルの内側に取り付けられる。中高層の集合住宅のように手摺りの両側に簡単な仕切り壁があり、手摺りがベランダの正面側に設置される場合は、パネルの両側端が端面カバーで覆われるので、両側端の窪みなどが外側からは直接見えないようにできる。しかし、マンションなどの左右端の部屋では、部屋の仕切り壁がないので、ベランダには、正面側パネルと側面パネルからなる手摺りが必要となる。この場合、手摺りのコーナーでは、正面パネルまたは側面パネルの端面が外側から見えることとなるので、手摺りのコーナーの外観を向上させることが望まれている。
特開6−248854号公報
本考案の目的は、支柱が正面パネルと側面パネルの室内側に設けられ、かつ、正面パネルと側面パネルの各端面が外側から見えないように、手摺りのコーナーを直角に縁取ることができる手摺り用支柱を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本考案による請求項1に記載の手摺り用支柱は、ベランダのコーナーに立設され、正面パネルと正面パネル用レールならびに側面パネルと側面パネル用レールが、互いに直角となるように取り付けられる支柱部材と、前記支柱部材の上から角が重なるように挿入され、前記正面パネルと正面パネル用レールの端面ならびに前記側面パネルと側面パネル用レールの端面に相対して、手摺りのコーナーを直角に縁取るようにした支柱補助部材と、からなることを特徴とする。
本考案による請求項2は、前記支柱部材には、正面に上下に延びる第1凹部が、側面に上下に延びる第2凹部が設けられるとともに、前記支柱補助部材には、一側面に前記第1凹部に嵌め込まれる上下に延びる第1鉤形部が、他側面に前記第2凹部に嵌め込まれる上下に延びる第2鉤形部が設けられることを特徴とする。
本考案による請求項3は、前記支柱部材は、ベランダのコーナー垂直面に取り付けるため、角に上下方向に延びる切欠き凹部が設けられることを特徴とする。
本考案による手摺り用支柱によれば、支柱部材に支柱補助部材を取り付けたので、正面パネルと側面パネルの各端面が、外側から見えないようにできる。合わせて正面パネルまたは側面パネルが搭載されるレールの端面も外側から見えないようにできる。支柱部材は、ベランダの上面のコーナーに1本立設すればよく、例えば、手摺りの中間を支える中間支柱をコーナーに2本立設するのに比較して、設置工数が少なくできる。支柱補助部材は、支柱部材に挿入して嵌め込むので、簡単に取り付けることができる。
請求項2の考案によれば、支柱部材には、正面の上下に延びる第1凹部と、側面の上下に延びる第2凹部が形成され、支柱補助部材には、第1凹部に嵌め込まれる上下に延びる第1鉤形部と、第2凹部に嵌め込まれる上下に延びる第2第1鉤形部が形成されるので、正面方向にも、側面方向にも支柱補助部材が抜け出ないようにできる。
請求項3の考案によれば、支柱部材には、切欠き凹部が設けられるので、支柱部材をベランダのコーナーの垂直面に容易に取り付けることができる。
以下、図面を参照して、本考案による手摺り用支柱を説明する。
図1は、本考案による手摺り用支柱の支柱部材と支柱補助部材の平面図である。手摺り用支柱10は、支柱部材1と、これに上から挿入され嵌め込まれる支柱補助部材2からなる。図1(A)は支柱部材1の平面図である。支柱部材1は、中空の角筒形で、正面パネルが取り付けられる面には上下に延びる第1凹部3が形成されている。また、側面パネルが取り付けられる面には上下に延びる第2凹部4が形成されている。
図1(B)は支柱補助部材2の平面図である。支柱補助部材2は、中空の角筒形で、一側面には、第1凹部3に嵌め込まれる上下に延びる第1鉤形部が形成されている。他側面には、第2凹部4に嵌め込まれる上下に延びる第2鉤形部が形成されている。図1(A)の第1凹部3と第2凹部4には、反対向きのもう1つの凹部が形成されている。これは正面パネルまたは側面パネルを嵌め込むための凹部である。第1鉤形部と第2鉤形部が嵌め込まれる第1凹部3と第2凹部4のみの構成としてもよい。
図2は、本考案による手摺り用支柱の平面図で、手摺りのコーナー部分を含む。支柱部材1に支柱補助部材2が取り付けられ、周囲の正面パネルと側面パネルは一点鎖線で示す。図2に示すように、手摺り用支柱10は、支柱部材1に支柱補助部材2が嵌め込まれたものである。第1鉤形部と第2鉤形部が、第1凹部3と第2凹部4に嵌め込まれるので、左右前後方向に支柱補助部材2が動くことはない。ここでは、支柱部材1は、コンクリートのベランダ20上面のコーナーに立設されている。
図2の一点鎖線で示すように、正面パネル11と側面パネル12が、正面パネル用レール17と側面パネル用レール18に搭載される。正面パネル用レール17と側面パネル用レール18は支柱部材1の側面にボルト等で固定される。正面パネル11と側面パネル12の端面には、この実施例では端面カバー13a、13bが設けられる。端面カバー13a、13bの一端が、第1凹部3と第2凹部4に嵌め込まれる。端面カバー13a、13bが、パネルによっては設けられない場合もある。支柱部材1と他の支柱との間には、フットカバー16a、16bが設けられる。支柱部材1、支柱補助部材2、正面パネル11、側面パネル12の上部には、キャップ14a、14b、14cが被せられる。キャップ14a、14b、14cは嵌め込み式でキャップ受け15a、15b、支柱部材1などに固定される。
図3は、本考案による正面パネルと側面パネルを含む手摺りのコーナー部分の斜視図である。正面パネル11と側面パネル12は、ここでは縦格子のパネルとした。パネルをガラリやすりガラスとしてもよい。支柱部材1は、支柱補助部材2が嵌め込まれてベランダ20のコーナーに立設される。支柱部材1の下部には正面パネル用レール17、側面パネル用レール18が取り付けられる。また、フットカバー16a、16bが取り付けられる。支柱部材1、支柱補助部材2、正面パネル11、側面パネル12の上部には、キャップ14a、14b、14cが被せられる。なお、キャップをキャップ14a、14bの2つで構成し、支柱部材1の上部の対角線上で係合するような形状としてもよい。
引出円C1に示すように、キャップ14aは、支柱部材1と正面パネル11の上部に嵌め込まれる。引出円C2は、矢印A方向から見た、支柱補助部材2と側面パネル12を取り外した状態の正面図である。引出円C2に示すように、支柱部材1の底部は、アンカーボルトでベランダ20に固定される。また、正面パネル用レール17は、支柱部材1にボルト等で固定される。正面パネル用レール17の溝に正面パネル11が嵌め込まれる。
引出円C2に示す正面パネル11の端面、正面パネル用レール17の端面は、支柱補助部材2によって外から見えない。また、側面パネル12の端面、側面パネル用レール18の端面も、支柱補助部材2によって外から見えない。隙間に挟まれたりしないので安全性も向上する。
図4は、本考案による手摺り用支柱の支柱部材と支柱補助部材の平面図である。(A)は支柱部材、(B)は支柱補助部材の平面図である。実施例1との違いは、支柱部材1の角に切欠き凹部7が設けられていることである。これにより、支柱部材1をベランダ20のコーナーの垂直面に取り付けることができる。切欠き凹部7は、支柱部材1の上下方向に延設される。なお、切欠き凹部7は、支柱部材1の下部のベランダ20に取り付けられる部分にのみ設けて、支柱部材1の上部は矩形状としてもよい。
図5は、本考案による手摺り用支柱の平面図である。実施例2では、手摺り用支柱10が、ベランダ20のコーナーの垂直面にL金具を使用しボルト等で取り付けられる。これにより正面パネル11、側面パネル12をベランダ20の外側に突き出すように設置できる。支柱補助部材2の第1鉤形部5と第2鉤形部6が、支柱部材1の第1凹部3と第2凹部4に嵌め込まれるので、支柱補助部材2は前後左右方向に動くことはない。なお、図示していないが、支柱補助部材2を支柱部材1に嵌め込んだ時、支柱補助部材2は支柱部材1の底部のストッパで係止されるようになっている。実施例2のキャップ14a、14bは、支柱部材1の上部の対角線上で係合するような形状とした。正面パネル用レール17、側面パネル用レール18は、実施例1と同じである。手摺り用支柱10は、ベランダ20のコーナーに1本立設すればよく、手摺りの中間を支える中間支柱をコーナーに2本立設するのに比較して、設置工数が少ない。また、支柱補助部材2の幅は、レールの幅程度で済み、支柱部材1の幅を加える必要がないので、外観をスリムにできる。
本考案による手摺り用支柱は、正面パネルと側面パネルが設けられるベランダのコーナーに好適である。
本考案による手摺り用支柱の支柱部材と支柱補助部材の平面図である。(A)は支柱部材、(B)は支柱補助部材の平面図である。(実施例1) 本考案による手摺り用支柱の平面図である。手摺り用支柱は、支柱部材1に支柱補助部材2が取り付けられ、ベランダ上面のコーナーに設置される場合を示す。正面パネルと側面パネルは一点鎖線で示す。(実施例1) 本考案による正面パネルと側面パネルを含む手摺りのコーナー部分の斜視図である。(実施例1) 本考案による手摺り用支柱の支柱部材と支柱補助部材の平面図である。(A)は支柱部材、(B)は支柱補助部材の平面図である。(実施例2) 本考案による手摺り用支柱の平面図である。手摺り用支柱は、ベランダコーナーの垂直面に取り付けられる場合を示す。(実施例2)
符号の説明
1 支柱部材
2 支柱補助部材
3 第1凹部
4 第2凹部
5 第1鉤形部
6 第2鉤形部
7 切欠き凹部
10 手摺り用支柱
11 正面パネル
12 側面パネル
13a、13b 端面カバー
14a、14b、14c キャップ
15a、15b キャップ受け
16a、16b フットカバー
17 正面パネル用レール
18 側面パネル用レール
20 ベランダ

Claims (3)

  1. ベランダのコーナーに立設され、正面パネルと正面パネル用レールならびに側面パネルと側面パネル用レールが、互いに直角となるように取り付けられる支柱部材と、
    前記支柱部材の上から角が重なるように挿入され、前記正面パネルと正面パネル用レールの端面ならびに前記側面パネルと側面パネル用レールの端面に相対して、手摺りのコーナーを直角に縁取るようにした支柱補助部材と、からなることを特徴とする手摺り用支柱。
  2. 前記支柱部材には、正面に上下に延びる第1凹部が、側面に上下に延びる第2凹部が設けられるとともに、
    前記支柱補助部材には、一側面に前記第1凹部に嵌め込まれる上下に延びる第1鉤形部が、他側面に前記第2凹部に嵌め込まれる上下に延びる第2鉤形部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の手摺り用支柱。
  3. 前記支柱部材は、ベランダのコーナー垂直面に取り付けるため、角に上下方向に延びる切欠き凹部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の手摺り用支柱。
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